JPH0683180A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JPH0683180A
JPH0683180A JP4253617A JP25361792A JPH0683180A JP H0683180 A JPH0683180 A JP H0683180A JP 4253617 A JP4253617 A JP 4253617A JP 25361792 A JP25361792 A JP 25361792A JP H0683180 A JPH0683180 A JP H0683180A
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JP
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developing
sleeve
developing device
developing sleeve
magnet roller
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JP4253617A
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Kazuo Shishido
一男 宍戸
Koji Miura
幸次 三浦
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的の一つは、現像スリーブのフラ
ンジ等をプラスチック材料等で形成した場合でも、成形
収縮及び摩耗並びに削れによる画像不良がなく、マグネ
ットローラを再使用することのできる現像装置を提供す
ることにある。 【構成】 マグネットローラ19の両端部19a,19
bを中心部19cより細く形成し、現像スリーブ12に
取り付けられたスリーブフランジ15の内壁と接触しな
いように配設して、現像スリーブ12の軸方向外側のホ
ルダー21a,21bに支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ、複写機等の画像形成装置に使用される現像装置及び
プロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に使用される現像装
置は、図4に示すにように、非磁性中空円筒の現像スリ
ーブと、その現像スリーブを支持する軸受と、現像スリ
ーブの内部に設けられたマグネットを有している。図4
において、19はマグネットローラ、12は現像スリー
ブ、15,17は現像スリーブに接着固定されているス
リーブフランジ、22はスリーブフランジに圧入固定さ
れている軸受、18はスリーブフランジを回転自在に受
けている軸受、12aは感光ドラム(図示せず)より回
転駆動を受け現像スリーブに伝達するためのスリーブギ
ア、21はベアリング18を介して現像スリーブを枠体
(図示せず)に保持するためのホルダーである。
【0003】ここで、上記現像スリーブ12及びスリー
ブフランジ15,17は、共に非磁性のアルミニウムよ
り成り、切削加工により作られており、非常に高精度な
部品である。また、上記軸受18,22は、現像スリー
ブを高精度に回転させるために、高価なボールベアリン
グが用いられている。
【0004】上記の通り、従来の現像装置は、マグネッ
トローラ19が現像スリーブ12内に内包され、ギア側
はスリーブフランジ17に軸受22を介して支持され、
反対側はホルダー21に回転しないように固定支持され
ている。そして、現像スリーブ12は、両端にスリーブ
フランジ15,17を持ち、軸受18によりホルダー2
1に回動自在に保持されている。また、現像スリーブ1
2には、画像形成装置本体より上記軸受18,22を介
して現像バイアスを印加している。
【0005】次に、複写機やレーザビームプリンタの画
像形成装置において、その装置本体内にプロセスカート
リッジを着脱自在に配設し、機器のメンテナンスの容易
化を図っている従来例について説明する。このようなプ
ロセスカートリッジにおいては、像担持体たる感光ドラ
ムに形成された静電潜像を現像剤(トナー)を介して顕
画像化するための現像装置には現像ローラが設けられ、
該現像ローラの磁力の作用により現像装置内のトナーが
感光ドラムの方へ供給される。
【0006】かかる現像ローラは図9で示される如く、
一定方向に回転する円筒状の現像スリーブ100と該現
像スリーブ100内に配設され、図10に示す如く複数
の磁極N1,N2,S1,S2を有するマグネットロー
ラ101とから構成されている。マグネットローラ10
1の芯金部の他端101aは図9に示す如く芯金円筒部
の一部をカットした形状をしており、このカットした平
面部を用いて複数磁極を現像装置110に対し、決めら
れた位置にセットしている。そして、この芯金部101
aは現像装置本体110に固定されるホルダー111a
に固定される。また、マグネットローラの他端101b
は、現像装置本体110に固定されるホルダー111b
に固定される。現像スリーブ100はマグネットローラ
101のマグネット部101cと僅かに隙間を有してマ
グネットローラ101を覆う如く配設されて、その両端
部が軸受部材102,102を介して現像装置本体11
0に枢支されている。この構成においてマグネットロー
ラ101のスラスト方向の受けは、マグネットローラ芯
金部101a及び101bの端面がホルダー111a,
111bに突き当たることによって受けている。
【0007】次に、上記従来例とは異なる種類のプロセ
スカートリッジについて説明する。該プロセスカートリ
ッジは、図14及び図15に示すように、現像室303
にパイプ状の現像スリーブ301を回転自在に配して構
成され、該現像スリーブ301の内部には複数の磁極を
有する磁石から成るマグネットローラ304が収容され
ており、該現像スリーブ301には現像ブレード302
が当接しており、この現像ブレード302は現像容器3
05に取り付けられている。そして、現像スリーブ30
1は像担持体である感光ドラム306との間に一定の間
隙を有するように間隙保持部材たるスペーサコロ307
a,307bを介して感光ドラム306へ付勢手段(図
示せず)によって付勢されている。
【0008】また、現像剤たるトナーはトナー容器(図
示せず)より搬送手段(図示せず)によって、あるいは
落下により現像室303の入口開口部308より現像室
303に供給される。すると、現像室303のトナーは
マグネットローラ304の磁極の一つであるN1極へ引
き付けられ、回転する現像スリーブ301によって撹拌
され、次第に帯電していき、その一部は現像スリーブ3
01の回転に伴って図14の矢印方向へ搬送され、現像
ブレード302との間に入り込み、該現像ブレード30
2によって現像スリーブ301へ強く押し付けられて荷
電され、その帯電量が一気に高められ、現像スリーブ3
01の回転に伴い現像室303の外へ搬送される。な
お、現像ブレード302はトナーに荷電し、その帯電量
を上げると同時に、現像スリーブ301上のトナー層の
厚さを規制する。
【0009】ところで、現像スリーブ301の多くはア
ルミニウム合金等の導体から成っており、図15に示す
ようにその一端にはバイアス板309が現像スリーブの
パイプの内径に組み込まれており、現像スリーブ301
には画像形成装置本体の現像バイアス給電部(図示せ
ず)から現像バイアスが印加されている。
【0010】したがって、現像室303より現像スリー
ブ301によって搬送されたトナーは現像バイアスによ
り感光ドラム306の静電潜像上へ飛ばされ、このトナ
ーによって静電潜像が現像される。なお、現像に供せら
れなかったトナーは、現像スリーブ301の回転に伴っ
て現像室303に戻される。
【0011】上記現像スリーブ301の一方の端部に
は、フランジ313が現像スリーブ301のパイプの内
径に嵌合して接合されており、そのフランジ313を軸
受311aで支持している。一方、現像スリーブ301
のもう一方の端部は、上述したようにスペーサコロ30
7bが外径に嵌合し、取り付けられており、そのスペー
サコロ307bの外径を軸受311bによって支持して
いる。
【0012】また、バイアス板309は図16、図17
に示すように、その外周部に形成された爪部309a,
309b,309c,309dを介して現像スリーブ3
01の内周壁に当接することによって固定され、現像ス
リーブ301に電気的に接続されている。また、このバ
イアス板309には腕部309e,309fが形成され
ており、これらの腕部309e,309fがプロセスカ
ートリッジの現像容器305内に取り付けられた電極板
314に接触している。なお、電極板314はプロセス
カートリッジが画像形成装置本体に組み込まれて所定の
位置に固定されたとき、画像形成装置本体の現像バイア
ス接点部(図示せず)と接し、これに現像バイアス給電
装置(図示せず)より給電されるようになっている。
【0013】また、マグネットローラ304は端部の軸
部が伸びて、現像容器305に固定支持されている。現
像スリーブ301を一定方向に回転させるスリーブギア
312は、感光ドラム306に接着や圧入などにより結
合されたドラムギア316により駆動を得て、一定方向
に回転する。これらの歯車は、駆動力を充分に伝えるた
め、噛み合い率を充分確保できるハスバ歯車を採用して
いる。
【0014】また、ハスバ歯車を採用することにより、
ハスバ歯車の性質上からくるハスバ歯車回転時のスラス
ト力を利用し、現像スリーブ301を一方向に押し当て
ておくことができる。この押し当てられた位置を現像ス
リーブ301の設計上の基準位置としている。
【0015】図15を用いて説明すると、スリーブギア
312の歯はねじれ方向を左、ドラムギア316の歯は
ねじれ方向を右とし、矢印aの方向にドラムギアは回転
する。この回転を受けたスリーブギア312は、ハスバ
歯車の性質上発生するスラスト力を矢印b方向に受け、
スリーブギア312、フランジ313が現像容器305
の面まで移動し接する。この移動量は、単品公差や、組
立て上必要とされる隙間であり、どうしてもゼロとする
ことはできない量である。また、現像容器305の面ま
で移動し接したこの位置を現像スリーブ301の設計上
の基準位置として設計されている。さらに、バイアス板
309はこの基準位置で給電を受けられるように電極板
314と接するときの接触圧を決定している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、以下のような問題点があった。先ず図4
に示す従来例装置によれば、加工工数が多くかかるアル
ミニウム切削のスリーブフランジや、高価なボールベア
リングが用いられていたため、コストがアップするとい
う問題点があった。そこで、上記スリーブフランジをプ
ラスチック材料として現像スリーブに圧入固定し、マグ
ネットローラのギア側の一端はスリーブフランジの内周
面に摺動させ、上記スリーブフランジを回動自在に支持
するボールベアリングをポリアセタール等の摺動性のプ
ラスチック材料で構成した装置が提案された。
【0017】しかしなから、このような現像装置には、
次のような問題点があった。 スリーブフランジをプラスチック材料による成形品を
用いると、成形収縮によるヒケ等により、マグネットロ
ーラを受ける内周面に細かな凹凸形状ができる。そのた
め、現像スリーブの回転に伴い、ヒケ形状に応じてマグ
ネットローラが移動したり振動したりするため、画像不
良が発生する。 マグネットローラの材料がナイロン等のプラスチック
材料からなる場合、スリーブフランジ内周面との摺擦に
より軸部の摩耗、削れにより、フランジ内周面との嵌合
ガタが大きくなり、振動等による画像不良が発生する。 上記のマグネットローラの軸部の摩耗、削れにより
マグネットローラの寸法が使用により変化するため、マ
グネットローラの再使用ができなかった。
【0018】また、図9に示す従来例装置においては、
近年の画像形成装置の小型化の要請に伴い現像装置構成
も小型化が要求されてるようになってきた。なかでも、
横方向のスペースの制約が厳しく、数mm単位でのコン
パクト化が要求されている。現像装置の横方向のスペー
スは、マグネットローラの長さ、及びマグネットローラ
を保持固定する両端のホルダーで決定される。マグネッ
トローラ芯金部の端面とホルダーとでマグネットローラ
のスラスト受けを行っていては、芯金部をできるだけ短
くする、または、ホルダー板厚を薄くする等しか省スペ
ース設計の手段がないという問題点があった。
【0019】また、図14ないし図17に示す従来例に
よれば、バイアス板309はその腕部309e,309
fが適当な撓みをもって電極板314に接触しており、
適切な接触圧をもっている。ハスバ歯車で一定方向に回
転させられる現像スリーブ301は図15に示す如く、
スラスト力により矢印b方向に移動する。この移動後の
位置でバイアス板309は最適な接触圧が得られるよう
に設計しなければならない。しかしながら、バイアス板
309と電極板314が離れ方向になるようにスラスト
力が作用していることや、画像形成装置の振動などによ
り給電不良が発生することがある。そのため、バイアス
板309の設計において、これらを考慮し、また、多く
の部品の公差の積み重ねにおいても給電不良が発生しな
いように、かなり安全を見た設計をする必要が生じ、ま
た、バイアス板単品の検査、管理にコストをかなり要し
ていた。
【0020】また、例えば、カートリッジの物流時、ス
ラスト力の作用する逆方向に力が働いた際、バネ圧のへ
たり、変形を起こし、規定の接触圧が得られないという
問題点があった。
【0021】本発明の第一の目的は、上記問題点を解決
し、軸受等にプラスチック材料等を用いた場合でも、成
形収縮及び摩耗並びに削れによる画像不良がなく、マグ
ネットローラを再使用することができ、コストを低減す
ることができる現像装置及びプロセスカートリッジを提
供することにある。
【0022】また、本発明の第二の目的は、上記問題点
を解決し、現像装置の横方向長さをコンパクト化するこ
とのできる現像装置及びプロセスカートリッジを提供す
ることにある。
【0023】本発明の第三の目的は、上記問題点を解決
し、現像スリーブにスラスト力が作用した場合に給電不
良を起こすことのない現像装置及びプロセスカートリッ
ジを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記第一の目的は、中空円筒状の両端部にフランジを有
する現像剤担持体と、該現像剤担持体に内包されたマグ
ネットローラとを備えた現像装置において、上記マグネ
ットローラは、両端部が上記フランジの内壁に非接触で
上記現像剤担持体の軸方向外側にて支持されていること
により達成される。
【0025】また、本願第二発明によれば、上記第二の
目的は、中空円筒状の現像剤担持体と、該現像剤担持体
に内包されスラスト止め手段により軸支されるマグネッ
トローラとを備えた現像装置において、上記マグネット
ローラは、両端の軸部に段差部が設けられており、該段
差部の面が上記スラスト止め手段に当接するスラスト受
け面となるように軸支されていることにより達成され
る。
【0026】さらに、本願第三発明によれば、上記第三
の目的は、一定方向に回転する現像剤担持体と、該現像
剤担持体の一方の端部に設けられ、該現像剤担持体に隣
接した電極板と接触するように配設されたバイアス電極
とを有する現像装置において、上記バイアス電極は、上
記現像剤担持体にスラスト力がかかる方向の該現像剤担
持体端部に設けられていることを特徴とする現像装置
【0027】
【作用】本願第一発明によれば、現像剤担持体に駆動力
が伝達されると該現像剤担持体はフランジと共に回転を
始めるが、上記現像剤担持体内に配設されたマグネット
ローラは上記フランジと非接触であり、上記現像剤担持
体の軸方向外側で支持されているので、回転に伴う振動
等がマグネットローラに伝達されず、潜像担持体とマグ
ネットローラの距離を所定値に保って濃度ムラ等の画像
不良の発生を防止する。
【0028】また、本願第二発明によれば、現像剤担持
体内のマグネットローラは、両端の軸部に設けられた段
差部の面がスラスト止め手段に当接するスラスト受け面
となるように軸支されている。したがって、例えば、段
差部の軸方向長さをスラスト止め手段と同程度にするこ
とによって該スラスト止め手段の肉厚分のコンパクト化
が実現される。
【0029】さらに、本願第三発明によれば、現像剤担
持体を所定の方向に回転させると、現像剤担持体に所定
の軸方向にスラスト力が発生する。しかし、バイアス電
極は、スラスト力がかかる側の現像剤担持体端部にもう
けられているので、電極板に接触する方向に力を受け、
導通不良を防止する。
【0030】
【実施例】本発明の実施例1ないし実施例6を図面に基
づいて説明する。
【0031】〈実施例1〉先ず、本発明の実施例1を図
1ないし図3に基づいて説明する。図1はプロセスカー
トリッジ6の断面を示すもので、図中1は矢印方向に回
転する像担持体たる感光ドラムであり、該感光ドラム1
の周りには帯電器2、現像装置3、クリーニング器4と
いったプロセス機器が配設されている。そして、これら
の機器がカートリッジ容器6a内に一体に組み込まれ、
プロセスカートリッジ6として画像形成装置の装置本体
内に着脱自在に配設されることにより、例えば感光ドラ
ム1が寿命に達したり、現像装置3内のトナー(現像
剤)が使い尽くされたりした場合に、このプロセスカー
トリッジ6全体を交換することにより、メンテナンスの
容易化が図られている。
【0032】現像装置3は感光ドラム1側に向き現像剤
担持体たる現像スリーブ12を有する現像部10と、内
部にトナーTを保有し、該トナーTを現像部10の方へ
供給する現像剤収納部11とから構成されているが、こ
の現像部10と現像剤収納部11間には開口部13aを
有する蓋部材13が挟着保持されている。そして、該蓋
部材13の開口部13aには後述のシール装置20が取
り付けられ、未使用時において現像剤収納部11内のト
ナーTが現像部10へ移動して、このプロセスカートリ
ッジ6外にトナーTが流出するのが防止されていると共
に、このプロセスカートリッジ6を画像形成装置の装置
本体内に装着して使用する場合は、上記シール装置20
を操作して開口部13aを開けることにり現像剤収納部
11内のトナーを現像部10の方へ供給できるようにな
っている。
【0033】クリーニング器4は感光ドラム1に摺擦
し、該感光ドラム1上の残留トナーを除去するクリーニ
ングブレード4aと、該クリーニングブレード4aによ
り除去された廃トナーを収納する廃トナー収納部4b等
とから構成され、感光ドラム1上の残留トナーをクリー
ニングして、感光ドラム1をつぎの画像形成装置のため
に備えさせるものである。
【0034】なお、5は感光ドラム1保護用のシャッタ
ーであり、プロセスカートリッジ6が画像形成装置の装
置本体内に装着されると、このシャッター5は感光ドラ
ム1の一側方(クリーニング器4の下側)に退避するよ
うになっている。
【0035】以上のような本実施例装置においては、帯
電器2により一様帯電された感光ドラム1に走査光学系
(図示せず)より画像光Lが露光されると、感光ドラム
1上には静電潜像が形成される。該静電潜像は感光ドラ
ム1の回転に伴い現像装置3の方へ向けられ、該現像装
置3の現像スリーブ12によってトナーTが供給されて
トナー像として顕画像化される。そして、このトナー像
は転写手段(図示せず)を介して転写材上に転写され、
転写の終了した感光ドラム1はクリーニング器4により
残留トナーがクリーニングされて、次の画像形成のため
に備えられる。
【0036】なお、転写材は給紙カセット(図示せず)
内より感光ドラム1の方に送られ、該感光ドラム1から
のトナー像の転写を受けた後、定着装置(図示せず)の
方へ送られ、該定着装置によりそのトナー像の定着がな
される。
【0037】次に、図2を用いて本発明にかかる現像装
置3についてさらに詳細に説明する。
【0038】図2において、15はスリーブフランジで
あり、現像スリーブ12へ圧入、接着、カシメ等の手段
で挿入固定されている。スリーブフランジ15は現像ス
リーブ12へ挿入、固定された状態で、現像スリーブ1
2より外側へ突き出たボス部を有し、そのボス部に軸受
18bが係合している。一方、現像スリーブ12の反対
側(図中右側)にもスリーブフランジ17が圧入、接
着、カシメ等の手段で挿入、固定されており、そのボス
部には軸受18aが係合され、さらにスリーブギア12
がキー、セットスクリュウ等の手段で回転止めされた状
態で組み付けられている。したがって、現像スリーブ1
2は感光ドラム1に組み付けられたドラムギア1aより
スリーブギア12aへ駆動が伝えられ、所定の回転数方
向へ回転される。
【0039】また、図3に示すように、スリーブフラン
ジ15には、バイアス電極16が組み込まれている。バ
イアス電極16はピアノ線、バネ用ステンレス鋼線、リ
ン青銅線等でできており、その一端16aはコイルスプ
リング状に巻かれている。したがって、該バイアス電極
16はバネ性を有しており、電極板14へ所定の力で接
して電気的導通をとっている。バイアス電極16のもう
一方の端16bはスリーブフランジ15の外径より突き
出ており、現像スリーブ12へスリーブフランジ15を
圧入することにより、現像スリーブ12の内周と電気的
導通をとっている。すなわち、画像形成装置本体に本カ
ートリッジを装着することにより、現像バイアス給電部
(図示せず)より接点(図示せず)を介して電極板14
へ現像バイアスが伝わり、さらにバイアス電極16を介
して現像スリーブ12の現像バイアスが供給される。
【0040】一方、現像スリーブ12内に内包されてい
るマグネットローラ19は、中央部19cが太く複数の
磁極を有し、両端部19a,19bは細くなっている。
該両端部19a,19bは上記スリーブフランジ15,
17から突き出てホルダー21a,21bに保持されて
いる。また、マグネットローラ19の軸部19aは断面
形状が角型になっており、ホルダー21aに対して回転
するのを防止すると共に、感光ドラム1に対して複数の
磁極が所定の位置になるように位置決め固定されてい
る。そして、上記ホルダー21a,21bが現像容器2
0に位置決めされ、ビス止め等により固定されている。
【0041】これにより、マグネットローラ19は現像
スリーブ12に対して空に浮いた状態で保持されている
ため、スリーブフランジをプラスチック部材で形成した
場合でも、ヒケや振れにより、現像スリーブの回転に伴
う振動や感光ドラムとの位置関係(距離)が変化するこ
とがないため、濃度ムラ等の画像不良の発生を抑えるこ
とが可能となる。
【0042】〈実施例2〉先ず、本発明の実施例2を図
5ないし図7に基づいて説明する。なお、以下の説明に
おいて実施例1との共通箇所には同一符号を付すことと
する。図5はプロセスカートリッジ6の断面を示すもの
で、図中1は矢印方向に回転する像担持体たる感光ドラ
ムであり、該感光ドラム1の周りには帯電器2、現像装
置3、クリーニング器4といったプロセス機器が配設さ
れている。そして、これらの機器がカートリッジ容器6
a内に一定に組み込まれ、プロセスカートリッジ6とし
て画像形成装置の装置本体内に着脱自在に配設されるこ
とにより、例えば感光ドラム1が寿命に達したり、現像
装置3内のトナー(現像剤)が使い尽くされたりした場
合に、このプロセスカートリッジ6全体を交換すること
により、メンテナンスの容易化が図られている。
【0043】現像装置3は感光ドラム1側に向き現像剤
担持体たる現像スリーブ100を有する現像部10と、
内部にトナーTを保有し、該トナーTを現像部10の方
へ供給する現像剤収納部11とから構成されているが、
この現像部10と現像剤収納部11間には開口部13a
を有する蓋部材13が挟着保持されている。そして、該
蓋部材13の開口部13aには後述のシール装置20が
取り付けられ、未使用時において現像剤収納部11内の
トナーTが現像部10へ移動して、このプロセスカート
リッジ6外にトナーTが流出するのが防止されていると
共に、このプロセスカートリッジ6を画像形成装置の装
置本体内に装着して使用する場合は、上記シール装置2
0を操作して開口部13aを開けることにり現像剤収納
部11内のトナーを現像部10の方へ供給できるように
なっている。
【0044】クリーニング器4は感光ドラム1に摺擦
し、該感光ドラム1上の残留トナーを除去するクリーニ
ングブレード4aと、該クリーニングブレード4aによ
り除去された廃トナーを収納する廃トナー収納部4b等
とから構成され、感光ドラム1上の残留トナーをクリー
ニングして、感光ドラム1を次の画像形成装置のために
備えさせるものである。
【0045】なお、5は感光ドラム1保護用のシャッタ
ーであり、プロセスカートリッジ6が画像形成装置の装
置本体内に装着されると、このシャッター5は感光ドラ
ム1の一側方(クリーニング器4の下側)に退避するよ
うになっている。
【0046】以上のような本実施例装置において、帯電
器2により一様帯電された感光ドラム1に走査光学系
(図示せず)より画像光Lが露光されると、感光ドラム
1上には静電潜像が形成される。該静電潜像は感光ドラ
ム1の回転に伴い現像装置3の方へ向けられ、該現像装
置3の現像スリーブ100によってトナーTが供給され
てトナー像として顕画像化される。そして、このトナー
像は転写手段(図示せず)を介して転写材上に転写さ
れ、転写の終了した感光ドラム1はクリーニング器4に
より残留トナーがクリーニングされて、次の画像形成の
ために備えられる。
【0047】なお、転写材は給紙カセット(図示せず)
内より感光ドラム1の方に送られ、該感光ドラム1から
のトナー像の転写を受けた後、定着装置(図示せず)の
方へ送られ、該定着装置によりそのトナー像の定着がな
される。
【0048】次に、図6を用いて本実施例の現像ローラ
について詳しく説明する。図6のように現像ローラは、
一方向に回転する円筒状の現像スリーブ100と該現像
スリーブ100内に配設されるマグネットローラ101
とから構成されている。マグネットローラ101はその
芯金部101a,101bの端部は現像装置本体110
に固定されるホルダー111aと111bに固定され、
現像スリーブ100はマグネットローラ101のマグネ
ット101cと僅かに隙間を有してマグネットローラ1
01を覆う如く配設されて、両端部がフランジ部材10
4,104に圧入や装着され、それを軸受部材102,
102を介して現像装置本体110に枢支されている。
そして軸受部材の一方には、歯車103を配設し、駆動
歯車(図示ぜす)を介して一方向に現像スリーブは回転
する。
【0049】マグネットローラ101は複数の磁力を有
し、この磁力を適正な位置にセットするため、図7示す
ようにマグネットローラ芯金部101aの円筒の一部を
適正な位置でカットし、回転止めも兼ねた平面部を設け
ている。
【0050】また、マグネットローラ101自身のスラ
スト方向の受け面の一つは、マグネットローラ芯金部1
01aの磁力位置決めの段差の面とし、他方は、マグネ
ットローラ芯金部101bの径を数mm小さくした段差
の面で受けている。
【0051】マグネットローラ101のスラスト止めの
役割をするホルダー111a,111bはそれぞれL矢
視図、R矢視図に示すように穴があき、ホルダー111
a,111bの内側の面でマグネットローラ101a,
101bに設けられた段差の面を受けていてスラスト方
向を制限している。このスラスト受けの構成とするとに
よりホルダー111a,111bの長手方向の寸法は、
少なくとも肉厚分は小さくすることができる、長手方向
の寸法をコンパクトなものに納めることができる。
【0052】〈実施例3〉次に、本発明の実施例3を図
8に基づいて説明する。なお、実施例2との共通箇所に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0053】図8はマグネットローラ101の磁力を適
正な位置にするために設けられた段差形状をマグネット
ローラ芯金部101a,101b共同一形状とした場合
の実施例である。両端共同一形状としたメリットは、本
実施例をロボットのような自動機で組み立てる際に発揮
される。本実施例の組立て順序としては、現像装置本体
110にホルダー111aが組み付けられる。次に、現
像スリーブ100にギア103が係合されたものがホル
ダー111aのマグネットローラ101の位置決め穴に
あうように挿入される。このとき、マグネットローラ1
01の1決め穴とマグネットローラの挿入がうまく合う
ようにマグネットローラ101の両端を同形状としてお
けば、挿入時の穴合わせを挿入する逆側を自動機に感知
させておけば挿入が簡単にできるというメリットがあ
る。
【0054】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
11に基づいて説明する。図11は、本発明に係る画像
形成装置に着脱自在なカートリッジの現像部の縦断面図
である。図11において、201は一定方向に回転する
円筒状の現像スリーブで該現像スリーブ201内にマグ
ネットローラ204が配設されている。マグネットロー
ラ204の芯金部204aの両端部は現像装置本体20
5に固定されるホルダー215に固定され、現像スリー
ブ201はマグネットローラ204のマグネット部20
4bと僅かな隙間を有してマグネットローラ204を覆
う如く配設されている。現像スリーブ201の一方に
は、フランジ213がバイアス板209を伴い圧入や接
着により固定されており、軸受部材211aを介して現
像装置本体205に枢支されている。
【0055】また、現像スリーブ201の他方は、感光
ドラム(図示せず)に当接し、感光ドラムと現像スリー
ブ201との距離を一定に保つコロ207が挿入され、
軸受部材211bを介し現像装置本体205に枢支され
ている。フランジ部材213にはハスバ歯車でできたス
リーブギア212が係合されており、このスリーブギア
212は感光ドラム(図示せず)に圧入または接着され
たハスバ歯車のドラムギアにより、駆動を得て所定の回
転数で一定方向に回転する。現像スリーブ201にフラ
ンジ213と共に挿入され、バイアス板209はリン青
銅やバネ用ステンレス鋼板等でできており、現像スリー
ブ201内ではバネ力をもって現像スリーブ内に接して
おり、現像スリーブ201との電気的導通をとってい
る。また、バイアス板209はフランジ213のツバ部
まで挿入され、所定の位置にセットされ、軸受部材21
1aと現像装置本体205との間に設けられた電極板2
14と接している。すなわち、画像形成装置本体に本カ
ートリッジを装着することにより、現像バイアス(図示
せず)が伝わり、さらに、バイアス板209を介して現
像スリーブ201へ現像バイアスが供給される。
【0056】上述の通り、現像スリーブ201は感光ド
ラム(図示せず)のドラムギアのハスバ歯車の振動をフ
ランジ213に係合されたハスバ歯車のスリーブギア2
12が得て、一定方向に回転する。スリーブギア212
は図11に示すように歯のねじれ方向を右とし、ドラム
ギアの駆動を得て矢印aの回転をするように設計されて
いる。スリーブギア212は回転することによりハスバ
歯車の性質上からくるスラスト力を矢印b方向に受け、
回転しながら現像スリーブ201は移動する。この移動
量は組立上や単品公差上からくるもので、どうしても必
要とされる隙間であり、移動後の状態では隙間Sにあた
る。さて、現像スリーブ201はスラスト力により隙間
S分移動したが、この移動側にバイアス板209が設置
されているため、従来の構成のようにバイアス板209
が電極板214から離れていくのではなく、押圧せしめ
られる方向になる。したがって、画像形成装置本体の振
動等で導通不良の虞もなく、給電が確実に行われ、信頼
性が向上する。また、バイアス板209の単品検査も簡
易化でき、検査工程のコストダウンも図ることができ
る。また、バイアス板209は圧縮荷重が作用する側の
設計のため、バイアス板209が外部から圧縮荷重がか
かったとしても変形の心配はない。
【0057】〈実施例5〉次に、本発明の実施例5を図
12に基づいて説明する。なお、現像部断面の構成は実
施例4と同一であるので説明は省略する。
【0058】図12において、現像スリーブ201にフ
ランジ213aが圧入または接着により固定され、軸受
部材211aを介して現像装置本体205に枢支されて
いる。また、フランジ213aはハスバ歯車でできたス
リーブギア212を係合している。スリーブギア212
のハスバ歯車のねじれ方向は左とし、ドラムギア(図示
せず)の駆動を得て矢印aの方向に回転するように駆動
設計されている。このことにより、駆動を得た現像スリ
ーブ201はスリーブギア212のハスバ歯車の性質上
からくるスラスト力を矢印bの方向に受け、現像スリー
ブ201は隙間S分移動する。スリーブギア212が係
合された現像スリーブ201の反対側にはフランジ21
3bがバイアス板209を伴って圧入または接着により
現像スリーブ201の端に固定され、軸受部材211a
を介して現像装置本体205に枢支されている。駆動を
得たスリーブギア212は隙間S分をスラスト力により
移動する。このときバイアス板209は電極板214と
接している接触圧がさらに確実な方向となるため、画像
形成装置本体の振動などで導通不良の虞もなく給電が確
実に行われ信頼性が向上する。
【0059】〈実施例6〉次に、本発明の実施例6を図
13に基づいて説明する。なお、現像部断面の構成は実
施例4と同一であるので、説明は省略する。
【0060】図13において、現像スリーブ201の端
にフランジ213aがバイアス板209を伴って圧入ま
たは接着により固定し、軸受部材211aを介して現像
装置本体205に枢支されている。スリーブギア212
は平歯歯車でフランジ213aに係合されている。現像
スリーブ201の他端にもフランジ213bが圧入また
は接着により固定され、軸受部材211bを介し現像装
置本体205に枢支されている。また、フランジ213
bは現像装置本体に固定されるホルダー215にセット
されたバネ216からの力を受け、ひいては現像スリー
ブ201を矢印b方向に押しあてている。このため、画
像形成装置の振動等を受けても、バイアス板209のあ
る側へスラスト力が働いていることにより給電不良が発
生せず信頼性が向上する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本願第一発明によ
れば、両端にスリーブフランジを有する現像スリーブ
と、その中にマグネットローラを内包する現像装置にお
いて、マグネットローラの両端軸部が上記スリーブフラ
ンジ及び現像スリーブに接することなくホルダーに固定
保持させることにより、従来の現像装置に比べてスリー
ブフランジをプラスチック材料で形成した場合でも、現
像スリーブとマグネットローラが摺動しないため、スリ
ーブフランジの成形によるヒケ等があっても現像スリー
ブの回転による回転ムラや振動がマグネットローラに伝
わらず、感光ドラムとマグネットローラの距離が一定に
保たれて、濃度ムラ等の画像不良の発生を抑えることが
できる。したがって、本発明によればスリーブフランジ
をプラスチック材料で形成することにより製造コストを
低減することができる。さらに、スリーブフランジとマ
グネットローラとの摺擦がないため、マグネットローラ
が摩耗せず、該マグネットローラを再使用することがで
きる。
【0062】また、本願第二発明によれば、現像スリー
ブ内にマグネットローラを有する画像形成装置の現像装
置において、マグネットローラの芯金部の段差をマグネ
ットローラのスラスト受け面とすることにより、マグネ
ットローラを固定するホルダーの長手方向をコンパクト
に設計できるようになり、現像装置本体自体の長手方向
のコンパクト設計ができる。
【0063】さらに、本願第三発明によれば、現像スリ
ーブがスラスト力を受ける側にバイアス板を設置するこ
とにより、画像形成装置本体の振動による導通不良の防
止を図ることができる。また、バイアス板のバネ圧管理
が簡易化でき、検査、管理のコスト低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1装置の概略構成を示す断面図
である。
【図2】図1装置における現像装置の概略構成を示す断
面図である。
【図3】図2装置における現像剤担持体のフランジに取
り付けられた電極の概略構成を示す斜視図である。
【図4】現像剤担持体のフランジとマグネットローラと
が摺動するように配設された従来の現像装置の概略構成
を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例2装置の概略構成を示す断面図
である。
【図6】図5装置における現像装置の概略構成を示す断
面図である。
【図7】図6装置におけるマグネットローラの軸部の段
差部を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例3装置の概略構成を示す断面図
である。
【図9】マグネットローラの軸部の端面をスラスト受け
面とした従来例装置の概略構成を示す断面図である。
【図10】図9装置のマグネットローラの磁極配置を示
す断面図である。
【図11】本発明の実施例4装置の概略構成を示す断面
図である。
【図12】本発明の実施例5装置の概略構成を示す断面
図である。
【図13】本発明の実施例6装置の概略構成を示す断面
図である。
【図14】従来例装置の概略構成を示す断面図である。
【図15】図14装置の現像剤担持体及びバイアス電極
の概略構成を示す断面図である。
【図16】図14装置のバイアス電極と電極板の接触状
態を示す図である。
【図17】図14装置のバイアス電極の概略構成を示す
斜視図である。
【符号の説明】
12 現像スリーブ(現像剤担持体) 15 スリーブフランジ(フランジ) 19 マグネットローラ 100 現像スリーブ(現像剤担持体) 101 マグネットローラ 101a,b 芯金部(軸部) 111a,111b ホルダー(スラスト止め手段) 201 現像スリーブ(現像剤担持体) 209 バイアス板(バイアス電極) 214 電極板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状の両端部にフランジを有する
    現像剤担持体と、該現像剤担持体に内包されたマグネッ
    トローラとを備えた現像装置において、上記マグネット
    ローラは、両端部が上記フランジの内壁に非接触で上記
    現像剤担持体の軸方向外側にて支持されていることとす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置を備えたこと
    とするプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 中空円筒状の現像剤担持体と、該現像剤
    担持体に内包されスラスト止め手段により軸支されるマ
    グネットローラとを備えた現像装置において、上記マグ
    ネットローラは、両端の軸部に段差部が設けられてお
    り、該段差部の面が上記スラスト止め手段に当接するス
    ラスト受け面となるように軸支されていることを特徴と
    する現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の現像装置を備えたこと
    とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 一定方向に回転する現像剤担持体と、該
    現像剤担持体の一方の端部に設けられ、該現像剤担持体
    に隣接した電極板と接触するように配設されたバイアス
    電極とを有する現像装置において、上記バイアス電極
    は、上記現像剤担持体にスラスト力がかかる方向の該現
    像剤担持体端部に設けられていることを特徴とする現像
    装置。
  6. 【請求項6】 現像剤担持体を回転駆動させる歯車がハ
    スバ歯車であり、バイアス電極は、該ハスバ歯車により
    発生するスラスト力方向の現像剤担持体端部に設けられ
    ていることとする請求項5に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 現像剤担持体の端部にはバネ部材が配設
    されており、バイアス電極は、該バネ部材により一方向
    に発生するスラスト力方向の現像剤担持体端部に設けら
    れていることとする請求項5に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7の内の一つに記
    載の現像装置を備えたプロセスカートリッジ。
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