JP5365290B2 - 燃料電池、燃料電池の製造方法 - Google Patents

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本発明は、燃料電池に関する。
燃料ガスと酸化ガスとの電気化学反応によって発電する燃料電池として、プロトン伝導性を有する電解質膜の両面に触媒層を接合した膜電極接合体(以下では、MEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ぶ)を備えたものが知られている。従来、こうした膜電極接合体を備えた燃料電池の構造について、種々の技術が提案されている(例えば、下記特許文献1)。
特開2005―32607号公報 上記技術では、補強枠を設置することで電解質膜に張力を加え、燃料電池内の水分によって生じる電解質膜の変形による燃料電池の発電効率の低下を防止している。
ところで、燃料電池において、電解質膜が冷熱サイクルにより伸縮すると、触媒層に大きな応力が生じ、その応力によって、触媒層と電解質膜との界面付近に劣化を生じる可能性が指摘されていた。その結果、触媒層で電気化学反応の活性が低下し、燃料電池の出力電圧が低下するおそれがあった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[形態]
固体高分子型の燃料電池であって、電解質膜と、前記電解質膜の周縁部に配置されている熱収縮性部材と、前記電解質膜と前記熱収縮性部材とを前記周縁部で挟持・固定するシール部材であって、前記燃料電池内を流通する流体をシールするシール部材とを備え、前記シール部材で挟持・固定された状態で前記熱収縮性部材が熱収縮した結果、前記熱収縮性部材と前記シール部材とによって、前記電解質膜に対して外向きに張力を与えた状態を保持している燃料電池。
[適用例1]
燃料電池であって、電解質膜と、前記電解質膜の周縁部の少なくとも一部に配置され、熱収縮した結果、前記電解質膜に対して外向きに張力を与えた状態を保持している熱収縮性部材とを備える燃料電池。
この燃料電池によると、電解質膜に配置された熱収縮性部材が、熱収縮したことによって電解質膜に外向きの張力を与えた状態を保持しているので、電解質膜の低温で発生する収縮力が低下し、燃料電池が冷熱サイクルの環境におかれた際に、電解質膜の収縮量が減少する。電解質膜の両側に触媒層を積層した燃料電池においては、低温での電解質膜の収縮量が減少するので、触媒層にかかる負荷応力が低下し、触媒層の劣化が抑制される。
[適用例2]
前記電解質膜と前記熱収縮性部材とを前記周縁部で挟持・固定する固定部材を備える適用例1記載の燃料電池。
この燃料電池によると、熱収縮性部材を電解質膜の周縁部で固定することで、簡単な構造によって、前記電解質膜に対して外向きの張力を与えた状態を保持することができる。
[適用例3]
適用例2記載の燃料電池であって、前記固定部材はさらに、前記燃料電池内を流通する流体をシールするシール部材としての機能を備える燃料電池。
この燃料電池によると、燃料電池に用いるシール部材、いわゆるガスケットによって熱収縮性部材を電解質膜の周縁部に固定するので、別個に固定部材を配置しなくてよい。
[適用例4]
適用例1記載の燃料電池であって、前記熱収縮性部材はさらに、前記燃料電池内を流通する流体をシールするシール部材としての機能を備える燃料電池。
この燃料電池によると、熱収収縮性部材がいわゆるガスケットとしても機能をしているので、別個に固定部材、及びガスケットを配置しなくてよい。
[適用例5]
電解質膜を備える燃料電池の製造方法であって、熱収縮性部材を前記電解質膜の周縁部の少なくとも一部に固定し、前記熱収縮性部材を熱処理し、前記熱収縮性部材の熱収縮によって、前記電解質膜に対して外向きに張力を付与する燃料電池の製造方法。
この燃料電池の製造方法によると、熱収縮性部材によって電解質膜に外向きの張力を与え、その状態を保持して燃料電池を製造できる。張力を与えられた状態の電解質膜は低温での収縮量が減少している。よって、製造した燃料電池が冷熱サイクルの環境におかれた際に、電解質膜の収縮力が低下する。電解質膜の両側に触媒層を積層した燃料電池においては、低温での電解質膜の収縮量が減少するので、触媒層にかかる負荷応力が低下し、触媒層の劣化が抑制できる。
[適用例6]
適用例5記載の燃料電池の製造方法であって、前記熱収縮性部材の熱収縮可能な部分は、前記熱収縮性部材の厚み方向に対して垂直な面方向に所定の幅をもったフレーム形状であり、前記熱収縮可能な部分の外輪郭の差し渡しの長さをLとし、前記差し渡しの方向の前記熱収縮可能な部分の幅をaとし、前記熱収縮性部材に熱を加えた時の収縮率をSとしたときに、前記熱収縮性部材の歪み率Wを、2aS/Lで定義すると、Wが1から5となるようにaとLとSを定める燃料電池の製造方法。
この燃料電池の製造方法によって、熱収縮性部材の歪み率Wが1から5になるように熱収縮性部材のaとLとSとを定めることで、熱収縮性部材が熱収縮し電解質膜に張力を与えたときに、電解質膜がその張力によりクリープ変形を生じない限度で、電解質膜の低温での収縮力を低下させることができる。
第一実施例における燃料電池10の概略構成を示す説明図である。 燃料電池10における燃料電池セルCLの概観を示す説明図である。 第1実施例におけるMEA5の製造方法を示す工程図である。 第1実施例における張力付与工程を示す工程図である。 熱収縮フィルムの収縮方向を説明する説明図である。 電解質膜の低温収縮力と燃料電池の劣化速度との関係を示すグラフである。 電解質膜11への負荷応力と、線膨張係数との関係を示すグラフである。 第1実施例におけるNafion膜の歪み率と、Nafion膜の応力との関係を示すグラブである。 第1実施例におけるaとLとを説明する説明図である。 Nafion膜の収縮率Sと、歪み率Wとの関係を示すグラフである。 Nafion膜の2aS/L(収縮パラメーター)と歪み率Wとの関係を示すグラフである。 変形例1における燃料電池セルの断面を示した概観図である。 変形例2における燃料電池セルの断面を示した概観図である。 変形例3における燃料電池セルの断面を示した概観図である。 変形例4における燃料電池セルの断面を示した概観図である。 変形例5における燃料電池セルの断面を示した概観図である。
本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)燃料電池の構成:
図1は、本発明の一実施例に係る燃料電池10の概略構成を示す説明図である。本実施例の燃料電池10は、複数の燃料電池セルCLと、エンドプレートEPと、テンションプレートTSと、インシュレータISと、ターミナルTMとを備えている。燃料電池セルCLは、複数個積層されたスタック構造を備え、インシュレータIS及びターミナルTMを挟んで、2枚のエンドプレートEPによって挟持されている。また、この燃料電池10は、積層方向に加圧された状態で、その両端のエンドプレートEP間に、テンションプレートTSが架設されている。テンションプレートTSは、その両端の各々が、ボルトBTにより、各エンドプレートEPに結合されている。この結果、燃料電池10の各燃料電池CLは、積層方向(図1、X方向)に、所定の力で締結された状態となっている。なお、本実施例の燃料電池10では、酸化ガスとしては、空気を用い、燃料ガスとしては、水素ガスを用いる。積層方向に直交する方向であって、燃料電池セルCLに沿った方向を面方向(図1のY方向)と呼ぶ。
図2は、燃料電池10におけるひとつの燃料電池セルCLの概略構成を表す説明図である。図2(a)は燃料電池セルCLの断面を示し、(b)は燃料電池セルCLを、後述するカソード触媒層12を表側とする平面を示す。なお図2(b)では、説明の都合上、後述するガス拡散層14と、セパレータ16とを外した説明図である。
燃料電池セルCLは、MEA5と、熱収縮フィルム18,19と、ガス拡散層14,15と、セパレータ16,17と、ガスケット20とを備える。燃料電池セルCLは、MEA5の両面の周縁部に熱収縮フィルム18,19を接合し、ガス拡散層14,15で挟持し、さらに、そのサンドイッチ構造を、セパレータ16,17で挟持している。セパレータ16とセパレータ17との間には、シール部材としてガスケット20を配置している。
MEA5は、電解質膜11と、酸化ガスが供給される触媒層(以下ではカソード触媒層とも呼ぶ)12と、燃料ガスが供給される触媒層(以下では、アノード触媒層とも呼ぶ)13とを備え、電解質膜11をカソード触媒層12及びアノード触媒層13で挟持して構成される。換言すれば、MEA5は、電解質膜11の、一方の面にカソード触媒層12が配置され、他方の面にアノード触媒層13が配置されている。
電解質膜11は、固体高分子材料であるフッ素系電解質により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す。なお、電解質膜11は、フッ素系電解質膜に限らず、プロトン伝導性と等価な性質を有する他の電解質膜、例えば、炭化水素系電解質膜であってもよい。
アノード触媒層13は、触媒金属である白金(Pt)を担持したカーボン(以下では、白金担持カーボンとも呼ぶ)と、フッ素系電解質とを備えている。なお、アノード触媒層13において含有する電解質は、フッ素系電解質に限らず、先述と同様に炭化水素系電解質等であってもよい。
カソード触媒層12は、白金担持カーボンと、フッ素系電解質とを備えている。なお、カソード触媒層12において、含有する電解質は、フッ素系電解質に限らず、先述と同様に炭化水素系電解質等であってもよい。
熱収縮フィルム18,19は、平面方向に所定の幅をもったフレーム形状をしており、電解質膜11の周縁部に接合している。さらに電解質膜11に接合した状態で、後述するガスケット20によって挟持され、電解質膜11の周縁部に固定されている。この熱収縮フィルム18,19は、所定の熱処理温度で加熱すると面方向に収縮する高分子フィルムである。具体的には、高分子フィルムをガラス転移温度以上、融点以下の温度で延伸して分子配向を与えたもので、常温から所定の熱処理温度までの温度で熱処理をしても熱収縮しないが、熱処理温度以上で熱処理をすることで熱収縮する。また、熱処理温度で加熱して収縮をさせると、再度熱処理温度以上で加熱しない限り、収縮した状態を保持する。本実施例ではそのような材料として膜厚が50μmのNafion膜(Nafionは登録商標)を用いる。
ガス拡散層14,15は、導電性を有する多孔質部材であり、例えば、カーボンクロス、カーボンペーパなどの炭素系多孔質体や、金属メッシュ、発泡金属などの金属多孔質体によって形成される。
セパレータ16,17は、ガス不透過の導電性部材、例えば、カーボンを圧縮してガス不透過とした緻密質カーボンや、プレス成形した金属板によって形成することができる。セパレータ16は、図2に示すように、片面において凸部16aと凹部16bとが交互に形成された凹凸形状を有している。そして、セパレータ16において、凸部16aは、ガス拡散層14を押圧し、凹部16bは、ガス拡散層14との間に、ガス拡散層14(カソード触媒層12)に対して酸化ガスを給排するため酸化ガス給排流路30を形成する。また、セパレータ17において、凸部17aは、ガス拡散層15を押圧し、凹部17bは、ガス拡散層15との間に、ガス拡散層15(アノード触媒層13)に対して燃料ガスを給排するため燃料ガス給排流路40を形成する。また、燃料電池10には、各燃料電池セルCL間に、燃料電池セルCLを冷却するための冷却水路(図示せず)が設けられている。
セパレータ16,17には、その外周近くに4つの開口部(図示せず)を備えており、セパレータ16,17を、MEA5およびガス拡散層14,15と共に積層して燃料電池10を組み立てると、積層された各セパレータ16,17の対応する位置に設けられた開口部は、互いに重なり合って、積層方向に燃料電池10内部を貫通する、酸化ガス供給マニホールドと、酸化ガス排出マニホールドと、燃料ガス供給マニホールドと、燃料ガス排出マニホールドとを形成する。酸化ガス供給マニホールドは、酸化ガス給排流路30に酸化ガスを導入するための流路であり、酸化ガス排出マニホールドは、酸化ガス給排流路30から酸化ガスを排出するための流路である。燃料ガス供給マニホールドは、燃料ガス給排流路40に燃料ガスを導入するための流路であり、燃料ガス排出マニホールドは、燃料ガス給排流路40から燃料ガスを排出すための流路である。
燃料電池セルCLには、上記各マニホールド、酸化ガス給排流路30、および、燃料ガス給排流路40におけるガスシール性を確保するために、シール部材としてガスケット20が配設されている。ガスケット20は、電解質膜11と熱収縮フィルム18、19とを挟持することによって、熱収縮フィルム18,19を電解質膜11の周縁に固定している。
(A2)燃料電池の製造方法:
次に、本実施例の燃料電池10の製造方法を説明する。この燃料電池10の製造方法では、まずMEA5を製造し、それを用いて、燃料電池セルCLを製造し、その後、多数の燃料電池セルCLを積層して、燃料電池10を製造する。以下に、具体的に説明する。
図3は、本実施例におけるMEA5の製造方法を示す工程図である。このMEA5の製造方法では、電解質膜11、および、2つのテフロン基材(テフロンは登録商標)を用意する(ステップS100)。
次に、白金担持カーボン、フッ素系電解質、溶媒(水またはエタノール)を用意し、カソード触媒層12、及びアノード触媒層13に用いる触媒インクをそれぞれ作成する(S110)。具体的には、白金担持カーボンと、フッ素系電解質とを、溶液に溶かし、超音波振動装置を用いて、ミキシングすることによりカソード触媒インク、及びアノード触媒インクを作成する。
続いて、カソード触媒インク、及びアノード触媒インクを、それぞれテフロン基材に塗布し、所定時間乾燥させ、カソード触媒層12、及びアノード触媒層13を形成する。(ステップS120)。次に、形成したカソード触媒層12とアノード触媒層13とを電解質膜11に転写する。具体的には、電解質膜11の一方の面に、形成したカソード触媒層12を積層し、他方の面にアノード触媒層13を積層し、ホットプレス装置(図示せず)を用いて、カソード触媒層12外面とアノード触媒層13外面とを、所定の転写温度、所定時間、所定圧力でホットプレスする(ステップS130)。なお、所定の転写温度は、両触媒層に含まれるフッ素系電解質のガラス転移温度(以下、「Tg」と呼ぶ)以上に設定する。上記の工程によりMEA5を作成した。
次に、作成したMEA5の電解質膜11に対して、内側から外側に向けて張力を与える張力付与工程について説明する。図4は、本実施例における電解質膜11に張力を付与する張力付与工程を示す工程図である。最初に、先ほど作成したMEA5を用意する(ステップS200)。次に、図2に示すように、MEA5の両面の周縁部に、熱収縮フィルム18,19としてNafion膜を接合する。Nafion膜はフッ素系電解質膜である電解質膜11と接合性が良く、電解質膜11上にNafion膜を貼合すると、接合した状態となる。Nafion膜は略正方形のフレーム形状をしている。この時、MEA5の周縁部で、且つ、カソード触媒層12、アノード触媒層13が積層されていない電解質膜11上に、熱収縮フィルム18,19を接合することが望ましい。こうしておけば、カソード触媒層12、アノード触媒層13の広い範囲が、燃料ガス及び酸化ガスと直接接触し、電気化学反応に関与できるからである。また本実施例において、Nafion膜は、膜厚が50μmのものを150℃の熱で縦2倍、横2倍の延伸処理を施し、膜厚が12.5μmとなったものを使用した。
次に、図2に示すようにMEA5の周縁部で、且つ、熱収縮フィルム18,19を挟持・固定するようにガスケット20を配置する(ステップS220)。ガスケット20は弾性材料、すなわち、ゴム(例えば、シリコンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム)や、熱可塑性エラストマによって成形されている。このガスケット20で熱収縮フィルム18,19を挟持することで、熱収縮フィルム18,19は電解質膜11の周縁部に固定される。
次に、熱収縮フィルム18,19のガスケット20で挟持されていない部分(以下、「熱収縮可能な部分」とも呼ぶ)を150℃の熱処理温度で加熱処理し熱収縮フィルム18,19を熱収縮させる(ステップS230)。熱収縮フィルム18,19の収縮により、熱収縮フィルム18,19と接合している電解質膜11に対して、内側から外側向けた所定荷重の張力が付与される(ステップS240)。この時、加熱された熱収縮フィルム18,19は収縮フィルムの面方向に均一に収縮しようとするが、図5に示すように、熱収縮フィルム18,19の周縁部はガスケット20によって固定されているため、B方向には収縮せず、A方向にのみ収縮する。このように収縮することにより、電解質膜11に対して、内側から外側に向けた張力が発生し張力付与工程は終了する。
このようにして、熱収縮フィルム18,19によって電解質膜11に所定の荷重の張力を付与した後、MEA5をガス拡散層14,15で挟持し、さらに、そのサンドイッチ構造を、セパレータ16,17で挟持することにより燃料電池セルCLを製造する。そして、このようにして燃料電池セルCLを複数製造し、これら複数の燃料電池セルCLを積層した後、インシュレータISおよびターミナルTMで挟持する。さらに、そのサンドイッチ構造を、2枚のエンドプレートEPによって挟持すると共に、既述したように、両端のエンドプレートEP同士をテンションプレートTSにより結合し、積層方向に所定の力で締結した状態にすることによって燃料電池10を製造する。
こうした製造方法で得られた燃料電池10において、電解質膜11は、収縮した熱収縮フィルム18,19によって所定荷重の張力を付与されているので、電解質膜11の収縮量が抑制される。したがって、低温時に、カソード触媒層12、及びアノード触媒層13に大きな負荷応力がかかることがない。結果として、燃料電池10を冷熱サイクル環境下においた際、カソード触媒層12、及びアノード触媒層13の電解質膜11からの剥離や、破壊に起因する、燃料電池の性能低下を抑制することができる。
(A3)電解質膜の収縮抑制
上記説明した、電解質膜11への張力付与と、燃料電池の性能低下抑制の関係について詳しく説明する。図6は電解質膜の温度を下げた際、つまり低温にした際の電解質膜が収縮する収縮力(以下、低温収縮力とも言う)と、その電解質膜を備えた燃料電池に対して所定の冷熱サイクルを10回繰り返した時の燃料電池の出力電圧の低下量(以下、劣化速度という)を実験により示したグラフである。図示するように、電解質膜の収縮力が小さくなるほど燃料電池の劣化速度が低下していることが分かる。つまり電解質膜の低温収縮力を低下させることで、燃料電池の劣化を抑制することができる。
次に、電解質膜の低温収縮力について説明する。電解質膜の低温収縮力は式(1)のように表される。電解質膜の低温収縮力は、電解質膜の低温での線膨張係数に比例することが式(1)から理解される。
F=S×E×ρ×ΔT ・・・式(1)
なお、Fは電解質膜の低温下収縮力、Sは電解質膜の断面積、Eは電解質膜のヤング率、ρは電解質膜の低温での線膨張係数、ΔTは温度変化である。
図7は、本実施例に使用した電解質膜11(膜厚50μm)への平面方向への負荷応力と、線膨張係数、つまり温度変化に対する収縮量との関係を、実験により求めたグラフである。図7より、電解質膜11に、例えば2MPaから8MPaの負荷応力を加えると、負荷応力を加えるほど、線膨張係数が十分に小さくなる。また8MPa以上の負荷応力を加えると、線膨張係数はほぼ0になり、収縮はほぼ発生しないが、電解質膜11自体がクリープ変形を起こす。
次に、電解質膜11に対して、2MPaから8MPaの負荷応力を加える方法について説明する。本実施例では熱収縮フィルム18,19の収縮力を利用する。熱収縮フィルム18,19としては、Nafion膜を採用する。図8は、本実施例で用いた熱収縮フィルム(実施例では、膜厚50μmのNafion膜)18,19に対して、長さ方向に応力を加えて変形させた場合の変形量と負荷応力との関係を実験により求めたグラフである。図示するように、熱収縮フィルム18,19は、応力が0からおよそ10MPaの範囲では、応力と変形の割合(以下、歪み率という)とがほぼ比例する可塑変形性を示し、10MPaを越えると、電解質膜11同様にクリープ変形を起こすことが分かる。もとより、図7,図8の関係は、熱収縮フィルム18,19として採用した素材の構造や厚みによっても相違するが、いずれにせよ所定の張力を加えたとき、電解質膜11及び熱収縮フィルムがクリープ変形を起こすことなく、電解質膜11の線膨張係数を低く抑制できる範囲が存在する熱収縮フィルムを選択すればよい。この範囲では、上記の通り、張力と歪み率を設計すればよいことになる。本実施例で採用した電解質膜11では、その線膨張係数を抑制するために、電解質膜11にかけるべき張力は、図7から、2〜8MPaとした。この張力を得るためには、熱収縮フィルム18,19の長さ方向の歪み率を、1%から5%にすればよいことが図8から理解される。
次に、本実施例において、Nafion膜の歪み率が1%から5%程度になる構成について説明する。図9に示すように、本実施例において、熱収縮フィルム18,19の加熱処理可能な部分の外周の1辺の長さをL、A方向に熱収縮可能な部分の幅をaとし、Nafion膜の収縮率をS%、Nafion膜の歪み率をW%とする。収縮率Sは、Nafion膜に所定の熱処理温度を加えた時の、1次元の、つまり長さの収縮の割合である。この収縮率Sは用いる熱収縮フィルムの材料特性に依存した値である。歪み率Wは、燃料電池10の製造工程において、実際にNafion膜が熱収縮した割合である。つまり歪み率Wは、Nafion膜が電解質膜11上に配置され、ガスケット20で挟持・固定された状態で、熱収縮した時の、収縮前のNafion膜に対する、収縮後のNafion膜の1次元の収縮の割合である。
一例として、Lが200mm、aが10mm、Sが50%の場合で説明する。MEA5の熱収縮フィルムに熱収縮を起こす所定の熱処理温度を加えると、Nafion膜は、先述したようにA方向にのみ内側から外側に向けて収縮する。この時、Nafion膜の収縮率Sが50%であるので、Nafion膜の幅aが10mmから5mmに収縮する。略正方形のフレーム形状の一辺の長さLが200mmのNafion膜に対して、一辺あたり10mmの収縮が起きる。この時、一辺の長さ200mmに対して10mmの収縮が起きたので歪み率Wは10/200*100で求められ、Wは5%となる。
上記の一例の場合、Lが200mm、aが10mm、Sが50%であった。この時、2a/Lは0.05となる。このaとLとが異なる3つの2a/Lの場合の、Nafion膜の収縮率Sと、歪み率Wとの関係を示すグラフを図10に示した。図示したように、2a/Lの値が大きいほど歪み率Wが大きくなることが分かる。
次に、図10に基づいて、2a/Lに収縮率Sを乗じた2aS/L(以下、収縮パラメーターとも呼ぶ)を横軸にした時の、歪み率Wとの関係を示したグラフを図11に示した。図示したように、a、L、SとWとの関係を一つグラフ上の直線で示すことができる。既述したように、電解質膜11にかける張力を2〜8MPaとするには歪み率Wを1〜5%にすればよい。そして、Wを1%から5%にするためには、図11に示すように2aS/Lの値を1〜5にすればよいことが分かる。
上記に示したように、歪み率Wは2aS/Lで表される。本実施例において、Nafion膜の歪み率Wが1%から5%の時、Nafion膜は2MPaから8MPaの応力を発生し、電解質膜11の線膨張係数を低下させ、電解質膜11の低温収縮力を低下させる。つまり、2aS/Lで表される歪み率Wが1%から5%となるように、Nafion膜の加熱処理可能な部分の外周の一辺の長さL、A方向に熱収縮可能な部分の幅a、Nafion膜の収縮率Sを採用し構成すればよい。このように構成することによって、既述したように、電解質膜11の低温収縮力が低下し、カソード触媒層12、及びアノード触媒層13への負荷応力が軽減され、カソード触媒層12、及びアノード触媒層13の電解質膜11からの剥離や、破壊に起因した燃料電池の劣化速度、つまり性能低下を抑制することができる。なお本実施例においては、電解質膜11の負荷応力と線膨張係数の関係を示すグラフと、Nafion膜(50μm)の歪み率と応力の関係を示すグラフとに基づいて、最適な歪み率Wの範囲を1%から5%と限定したが、異なる材料を用いる場合は、用いる電解質膜の負荷応力と線膨張係数の関係、及び、用いる熱収縮フィルムの歪み率と応力の関係に基づいて、最適な歪み率Wの範囲を限定し、それに基づいてaとSとLを定めて燃料電池を構成すれば、本実施例と同様の効果が得られる。
B.変形例:
この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(B1)変形例1:
第1実施例では熱収縮フィルム18,19を電解質膜11に配置した後に、ガスケット20で挟持することで、熱収縮フィルム18,19を電解質膜11に固定したが、ガスケットに熱収縮性部材を使用し、図12に示すように、ガスケットと熱収縮性部材とを一体のものとして成形したガスケット20aを電解質膜11aの周縁部に配置してもよい。この場合、電解質膜11aに張力を与えるために、ガスケット20aの熱収縮させる部分は、セパレータ16c,17cと接合していない部分である。変形例1のようにすると、ガスケットと熱収縮フィルムとの接合部分がないので、電解質膜の周縁部への熱収縮部材の固定の信頼性が高い。
(B2)変形例2:
第1実施例では図2に示すように、熱収縮フィルム18,19の外輪郭の大きさが、電解質膜11より小さいものを使用したが、そのような形状に限らず、図13に示すように熱収縮フィルム18a,19aの外輪郭の端部と、電解質膜11bの周縁の端部とがそろうように配置してもよい。このように配置するとガスケットで挟持・固定可能な熱収縮フィルムの面積が増え、且つ、第1実施例と同様の効果が得られる。
(B3)変形例3:
第1実施例では電解質膜11の両面に熱収縮フィルム18,19を配置したが、図14に示すように、熱収縮フィルム18bを電解質膜11cの周縁部を覆って配置してもよい。このように配置すれば、熱収縮フィルム18bが、熱収縮した際に、熱収縮フィルム18b自身の収縮力で電解質膜11cから外れることがない。
(B4)変形例4:
第1実施例では電解質膜11の両面に熱収縮フィルムを配置したが、図15に示すように、電解質膜11dの片面のみに熱収縮フィルム18bを配置するようにしてもよい。用いる熱収縮フィルムを少量に抑え、かつ、製造工程が簡略できる。
(B5)変形例5:
第1実施例ではガス拡散層14,15で熱収縮フィルム18,19を挟持していたが、図16に示すように、熱収縮フィルム18c,19cをガス拡散層14a,15a、及び、カソード触媒層12a,アノード触媒層13aの平面方向外側の電解質膜11e上に配置し、且つ、熱収縮フィルム18c,19cをガスケット20bで挟持しない構成としてもよい。この場合、ガスケット20bとして熱可塑性エラストマやシリコンゴム等の弾性材料を射出成形することで、熱収縮フィルム18c,19cはガスケット20bと接合し、電解質膜11eの周縁部に固定することができる。このようにしても第1実施例と同様の効果が得られる。
(B6)変形例6:
変形例2ないし変形例4の燃料電池セルにおいて、ガスケットに熱収縮性部材を使用し、ガスケットと熱収縮性部材を一体のものとして成形してもよい。変形例1の効果と同様に、ガスケットと熱収縮フィルムとの接合部分がないので、電解質膜の周縁部への熱収縮部材の固定の信頼性が高い。
10…燃料電池
11,11a〜11e…電解質膜
12,12a…カソード触媒層
13,13a…アノード触媒層
14,14a…ガス拡散層
15,15a…ガス拡散層
16,16c…セパレータ
16a…凸部
16b…凹部
17,17c…セパレータ
17a…凸部
17b…凹部
18,18a〜18c,19,19a〜19c…熱収縮フィルム
20,20a,20b…ガスケット
30…酸化ガス給排流路
40…燃料ガス給排流路
CL…燃料電池セル
TM…ターミナル
EP…エンドプレート
TS…テンションプレート
IS…インシュレータ
BT…ボルト

Claims (4)

  1. 固体高分子型の燃料電池であって、
    電解質膜と、
    前記電解質膜の周縁部に配置されている熱収縮性部材と、
    前記電解質膜と前記熱収縮性部材とを前記周縁部で挟持・固定するシール部材であって、前記燃料電池内を流通する流体をシールするシール部材と
    を備え、
    前記シール部材で挟持・固定された状態で前記熱収縮性部材が熱収縮した結果、前記熱収縮性部材と前記シール部材とによって、前記電解質膜に対して外向きに張力を与えた状態を保持している
    燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記熱収縮性部材はNafion膜からなる
    燃料電池。
  3. 電解質膜を備える固体高分子型の燃料電池の製造方法であって、
    熱収縮性部材を前記電解質膜の周縁部の少なくとも一部に固定し、
    前記燃料電池内を流通する流体をシールするシール部材で、前記電解質膜と前記熱収縮性部材とを前記周縁部で挟持・固定し、
    前記シール部材で挟持・固定した状態で前記熱収縮性部材を熱処理し、前記熱収縮性部材熱収縮させ、前記熱収縮性部材と前記シール部材とによって、前記電解質膜に対して外向きに張力を付与する
    燃料電池の製造方法。
  4. 請求項記載の燃料電池の製造方法であって、
    前記熱収縮性部材の熱収縮可能な部分は、前記熱収縮性部材の厚み方向に対して垂直な面方向に所定の幅をもったフレーム形状であり、
    前記熱収縮可能な部分の外輪郭の差し渡しの長さをLとし、
    前記差し渡しの方向の前記熱収縮可能な部分の幅をaとし、
    前記熱収縮性部材に熱を加えた時の収縮率をS〔%〕としたときに、
    前記熱収縮性部材の歪み率W〔%〕を2aS/Lで定義すると、
    Wが1%から5%となるようにaとLとSを定める
    燃料電池の製造方法。
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