JP5364616B2 - 格子体 - Google Patents

格子体 Download PDF

Info

Publication number
JP5364616B2
JP5364616B2 JP2010040695A JP2010040695A JP5364616B2 JP 5364616 B2 JP5364616 B2 JP 5364616B2 JP 2010040695 A JP2010040695 A JP 2010040695A JP 2010040695 A JP2010040695 A JP 2010040695A JP 5364616 B2 JP5364616 B2 JP 5364616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk edge
lattice
auxiliary material
trunk
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010040695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011174334A (ja
Inventor
忠剛 赤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Tateyama Inc
Original Assignee
Sankyo Tateyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Tateyama Inc filed Critical Sankyo Tateyama Inc
Priority to JP2010040695A priority Critical patent/JP5364616B2/ja
Publication of JP2011174334A publication Critical patent/JP2011174334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5364616B2 publication Critical patent/JP5364616B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Description

本発明は、フェンスなどに使用される格子体に関するものである。
格子体を支柱や壁面に取り付けるときに、格子を胴縁で支持するものでは、胴縁に格子をネジ止めで固定するのが一般的である。さらに、特開2007−146435号公報に開示されるもののように、胴縁を格子側に固着する一方部材と、支柱側に固着する他方部材とに分割形成し、一方部材と他方部材を係合して取り付けるものがあった。
特開2007−146435号公報
しかしながら、特開2007−146435号公報に開示されるものは、格子と胴縁とを固定するとき、格子を持ち上げた状態で一方部材の係合部を胴縁側の被係合部に一致させて係合しなければならず、施工性が悪い。さらに、一方部材と他方部材が係合するのみの状態であるから、格子に対して下方から力が加わったときに、胴縁から外れて落下する危険性が懸念される。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、組み立てが容易であるとともに、格子が胴縁から外れにくい格子体を提供することにある。
本発明は、格子と胴縁とを備え、格子は、一側の見付け壁で胴縁と固着しており、胴縁は、垂直片と水平片とからなる断面L型の胴縁補助材と、胴縁補助材に取り付く胴縁材とからなり、胴縁補助材は、垂直片に下向きに突出する鉤爪状の被係合部を有し、水平片に胴縁材当接部を有し且つ垂直片の被係合部よりも下方で格子に固着され、胴縁材は、垂直壁に上向きに突出する鉤爪状の係合部を有し、底壁に胴縁補助材当接部を有しており、胴縁補助材のL型の内周側を胴縁材がスライドして係合部と被係合部が係合するとともに、胴縁材が係合部を軸に見込み方向に回動して胴縁補助材当接部と胴縁材当接部が反発しながら当接することを特徴とする。
本発明によれば、胴縁が、格子に固着する胴縁補助材と、胴縁補助材に取り付ける胴縁材とに分割形成してあり、さらに、胴縁補助材がL字型をなすことで、格子の固着具を隠すことができるとともに、胴縁補助材に胴縁材を取り付けるとき、胴縁補助材のL型の水平片でガイドしながら胴縁をスライドできるので、作業者に大きな負担をかけることなく取り付けできて施工が容易である。また、胴縁材が係合部を軸に見込み方向に回動して押し込まれることで、胴縁補助材の下向き鉤爪状の被係合部に、胴縁材の上向きの鉤爪状の係合部が深く嵌り合って係合するとともに、胴縁補助材の胴縁材当接部と胴縁材の胴縁補助材当接部が反発しながら当接するので、胴縁材は、胴縁補助材の垂直片と水平片とで把持される形になり、格子に上下方向から力が加わったときにも、胴縁材と胴縁補助材が外れにくい。
本実施による格子体を示す図3中A−A線を断面して一部を拡大した縦断面図である。 (a)(b)(c)(d)は、本実施による胴縁補助材と胴縁材を取り付けるときの手順を示す縦断面図であり、(e)は、(c)中Cを拡大して示す縦断面図であり、(f)は、(d)中Dを拡大して示す縦断面図である。 (a)は、本実施による格子体の全体を示す正面図であり、(b)は、(a)のB−B線を断面して一部を拡大した横断面図である。
以下に、図面に基づいて本実施による格子体を説明する。
本実施による格子体は、図3(a)(b)のように、上下に間隔をあけて配置した二本の胴縁1の間に、左右に間隔をあけて複数の縦格子(格子)2を配置したものであり、縦格子2を固着した状態の胴縁1を支柱3の一側の見付け壁3aに固着して支持するものである。
胴縁1は、図1と図2(a)のように、胴縁補助材4と胴縁材5とからなっており、胴縁補助材4は、垂直片6と垂直片6下端から見込み方向一側に向けて水平に突出する水平片7とからほぼL字型を成している。また、垂直片6の胴縁補助材4内周側面には、上下に間隔をあけて下向きに突出する鉤爪状をなす被係合部8aおよび被係止部8bが各々設けてあり、さらに、水平片7の胴縁補助材4内周側面には、上向き凸状に盛り上がる突条(胴縁材当接部)9が設けてある。また、胴縁補助材4垂直壁10の被係合部8aおよび被係止部8b間には垂直壁10の肉厚を貫通するネジ孔が設けてあり、そのネジ孔にネジ18を螺合することで縦格子2の一側の見付け壁2aに胴縁補助材4が固着される。そして、胴縁材5は、中空部を有し且つ断面略矩形状をなしており、胴縁補助材4の垂直片6と対面する一側の垂直壁10には、上下に間隔をあけて上向きに突出する係合部11aおよび係止部11bが各々設けてあり、底壁15は、外周側に肉厚部(胴縁補助材当接部)12を有している。また、底壁15の他側の垂直壁10aにつながる部分は上方に傾斜する傾斜壁15aを有しており、その傾斜壁15aの外周部に沿う形でブラケット13の一端部側13aが取り付けられてネジ14で固定してあり、また、ブラケット13の他端部13b側は、支柱3の一側の見付け壁3aに設けてある取付溝17にスライドして取り付けあるとともに、ボルト20とナット21で互いが固定してあり、これによって縦格子2を固着した胴縁1を支柱3に固定している。
胴縁補助材4と胴縁材5との取り付けは、図2(b)〜(f)のように、まず、図2(b)のように、縦格子2の見付け方向他側(一側)の見付け壁2aに固定してある胴縁補助材4のL字の内周側に沿って胴縁材5をスライドしていくが、このとき、胴縁補助材4の下向きに突出する被係合部8aおよび被係止部8bと、胴縁材5の上向きに突出する係合部11aおよび係止部11bとを鉤爪状同士で引っ掛ける。次に、胴縁材5を所定の位置までスライドした段階で、図2(c)のように、胴縁材5の係合部11aを軸として見込み方向に回動することで、胴縁材5が胴縁補助材4の垂直片6側に押し込まれる。このとき、被係合部8aと係合部11aは、図2(e)のように、当初、被係合部8aと係合部11aの鉤爪状の突出先端部同士が上下に隙間が開いた状態となっており、胴縁材5を見込み方向他側に押し込むことで、胴縁材5底壁15の他部より厚肉に形成してある肉厚部12と胴縁補助材4水平片7の内周側に設けてある上向きに突出した突条9とが、垂直片6と水平片7の弾性で押し合う状態となる。さらに、胴縁材5を押し込み、胴縁材5の垂直壁10に胴縁補助材4の被係止部8bが当接するとともに、胴縁材5底壁15から垂下するストッパー16が水平片7の突出先端に当接してそれ以上の押し込みが規制されたときに、肉厚部12と突条9とが押し合う位置を支点として胴縁材5がてこの作用で持ち上がり、図2(f)のように、胴縁材5と一緒に係合部11aおよび係止部11bも上方に持ち上がることで、胴縁補助材4の被係合部8aおよび被係止部8bと上下にほとんど隙間のない状態で当接する。このとき、胴縁材5が胴縁補助材4の垂直片6と水平片7とをL字の内周側から押し拡げるように押し込んだときの反発力で強く把持され、この結果、胴縁補助材4と胴縁材5が強固に係合される。尚、本実施のものでは、ネジ19により胴縁補助材4水平片7と胴縁材5底壁15を固定してあり、胴縁補助材4からの胴縁材5のスライド可能方向の抜け出しを規制している。また、水平片7の突条9が、胴縁材5との間を緩衝して座金の役割を果たしているとともに、突条9で肉厚部12に当接しているので、胴縁材5を押し込むときに摩擦が生じにくく、押し込みが容易である。
上記のように本実施による格子体を形成すると、格子2の一側の見付け壁2aに胴縁補助材4がネジ18で固着されるとともに、胴縁補助材4の垂直片6と水平片7の内周側に、胴縁材5の係合部11aが胴縁補助材4の被係合部8aに係合して取り付けられることから、格子の外からはネジ18が見えなくなって外観意匠性の良好な格子体が形成される。また、本発明による格子体は、上記実施形態では胴縁1を縦格子2と支柱3に固着するものについて示したが、例えば、横格子や躯体壁面に固定するものでもよく、その形態を限定するものではない。また、胴縁材5についても、上記実施形態では矩形状のものについて記載したが、L型の胴縁補助材4に有する被係合部8aと対応して係合できる係合部11aを有するものであれば、断面が角丸矩形状、面取り形状などでもよい。また、胴縁材5の肉厚部12と胴縁補助材4の突条9は、少なくとも一方が他方を押圧するような肉厚部又は突条と同様のはたらきをする形状としてあればよい。また、被係止部8bおよび係止部11bは、胴縁材5が係合部11aを軸に見込み方向に回動したときに、少なくとも一方が胴縁補助材4の垂直片6または胴縁材5の垂直壁10に当接するような形状であればよい。
1 胴縁
2 縦格子(格子)
4 胴縁補助材
5 胴縁材
6 垂直片
7 水平片
8a 被係合部
8b 被係止部
9 突条(胴縁材当接部)
10 垂直壁
11a 係合部
11b 係止部
12 肉厚部(胴縁補助材当接部)
15 底壁

Claims (1)

  1. 格子と胴縁とを備え、格子は、一側の見付け壁で胴縁と固着しており、胴縁は、垂直片と水平片とからなる断面L型の胴縁補助材と、胴縁補助材に取り付く胴縁材とからなり、胴縁補助材は、垂直片に下向きに突出する鉤爪状の被係合部を有し、水平片に胴縁材当接部を有し且つ垂直片の被係合部よりも下方で格子に固着され、胴縁材は、垂直壁に上向きに突出する鉤爪状の係合部を有し、底壁に胴縁補助材当接部を有しており、胴縁補助材のL型の内周側を胴縁材がスライドして係合部と被係合部が係合するとともに、胴縁材が係合部を軸に見込み方向に回動して胴縁補助材当接部と胴縁材当接部が反発しながら当接することを特徴とする格子体。
JP2010040695A 2010-02-25 2010-02-25 格子体 Active JP5364616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010040695A JP5364616B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 格子体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010040695A JP5364616B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 格子体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011174334A JP2011174334A (ja) 2011-09-08
JP5364616B2 true JP5364616B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=44687425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010040695A Active JP5364616B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 格子体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5364616B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6154763B2 (ja) * 2014-02-27 2017-06-28 四国化成工業株式会社 フェンスの胴縁構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4914161B2 (ja) * 2006-09-27 2012-04-11 ミサワホーム株式会社 縦桟の取付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011174334A (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MY189789A (en) Panel with a fastening device
EP2998593A1 (en) Vacuum triple-structure adsorption plate
CA2597186A1 (en) Fastening member and external wall construction structure using the same
JP2010112420A (ja) カバー等の取付部材を取付けるためのクリップ
JP5364616B2 (ja) 格子体
JP5439003B2 (ja) 固定クリップ
KR101234678B1 (ko) 천정재 설치구조
US20090184530A1 (en) Locking element for attaching a housing of a high-frequency device
JP2007218009A (ja) 内装材の取付構造
JP3141585U (ja) ドアの窓ガラス保持構造
US8348447B2 (en) Plastic canopy lock
JP3156987U (ja) ネット係止具
JP4604720B2 (ja) 操作盤のロック装置
KR200374580Y1 (ko) 천장패널 장착구조
JP5399195B2 (ja) 明かり採り窓
JP2011112081A (ja) 配管設置装置
JP2007002575A (ja) 外装材の取付金具及び外装材の取付構造
JP2018105021A (ja) 壁材留具及びこれを用いた外壁構造
JP2011069100A (ja) 軒樋保持構造
JP4496899B2 (ja)
JP2006299751A (ja) 上部レール部材の取付構造
CN204252700U (zh) 一种门栓结构
JP6392168B2 (ja) 飾り部材の取付構造
MX2022007851A (es) Pinza, base de techo y metodo para construir la misma.
JP6380978B2 (ja) 天井材支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5364616

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150