JP5359558B2 - レンズ系、光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルスチルカメラ等の光学機器に用いられるレンズ系に関する。
従来から高変倍比の光学系の合焦方式として、最も物体側に配置されたレンズ群を繰り出すいわゆる前玉繰り出し方式(例えば、特許文献1を参照)や、内焦方式(例えば、特許文献2を参照)などが知られている。
特開平11−258504号公報 特開2004−212612号公報
しかしながら、合焦をしようとした場合、従来の前玉繰り出し方式では、一般に大きく重い最も物体側に配置されたレンズ群を移動させるため、合焦群の保持機構や駆動機構が大型化するおそれがあった。また、近距離物体へ合焦する際に、レンズ系全長が大きくなってしまうおそれがあった。
また、従来の内焦方式では、最も物体側に配置された第1レンズ群と比べて軽い、第2レンズ群又はそれ以降の群を合焦群とすることができるため、合焦群の保持機構や駆動機構を小型化することができるという利点がある。しかしながら、内焦方式では、広角端状態から望遠端状態まで全変倍域に亘り、同一撮影距離にある物体に対して同一の繰り出し量で合焦することが一般にできないため、合焦機構が複雑になるおそれがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、合焦群の配置を適切に設定することにより、レンズ系全長の小型化と合焦機構の簡略化を同時に達成するレンズ系、光学機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のレンズ系は、光軸に沿って物体側から順に並んだ正の屈折力を有する第1レンズ群と、第2〜第レンズ群とにより実質的に6個のレンズ群からなり各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行い、前記第1レンズ群は、前部分レンズ群と、前記前部分レンズ群の像側に空気間隔を隔てて配置された後部分レンズ群とを有し、前記後部分レンズ群を光軸方向に移動させることにより焦点調節させ、前記第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、負レンズと、正レンズと、負レンズと、開口絞りとを有し、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、像面に対して光軸方向に固定されている。
なお、前記第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、負レンズと正レンズとの接合レンズと、負レンズと、開口絞りとを有することが好ましい。
また、前記第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、物体側に凹面を向けた負レンズと像側に凹面を向けた正レンズとの接合レンズと、物体側に凹面を向けた負レンズと、開口絞りとを有することが好ましい。
また、前記第4レンズ群は、負の屈折力を有することが好ましい。
また、前記レンズ系全系での望遠端状態における焦点距離をftとし、前記第1レンズ群中の前記後部分レンズ群の焦点距離をf1bとしたとき、次式1.30<ft/f1b<3.10の条件を満足することが好ましい。
また、前記第2レンズ群は、負の屈折力を有することが好ましい。
また、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式0.23<|f2/f4|<0.88の条件を満足することが好ましい。
また、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第5レンズ群の焦点距離をf5としたとき、次式0.40<|f2/f5|<1.00の条件を満足することが好ましい。
また、前記第1レンズ群中の前記前部分レンズ群と前記後部分レンズ群との少なくとも一方は、正の屈折力を有することが好ましい。
また、前記レンズ系全体での望遠端状態における全長をTLとし、前記第1レンズ群中の前記後部分レンズ群の焦点距離をf1bとしたとき、次式0.90<TL/f1b<2.48の条件を満足することが好ましい。
また、前記第1レンズ群は、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、無限遠合焦状態において、像面に対して光軸方向に固定であることが好ましい。
また、前記第1レンズ群は正の屈折力を有し、前記第2レンズ群は負の屈折力を有し、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、前記第4レンズ群は負の屈折力を有し、前記第5レンズ群は正の屈折力を有し、前記第6レンズ群は負の屈折力を有することが好ましい。
また、前記第4レンズ群の全体または一部を、光軸に対して直交方向の成分を持つように移動させることが好ましい。
また、本発明は、物体の像を所定の像面上に結像させる、前記いずれかのレンズ系を備えた光学機器である。
本発明によれば、合焦群の配置が適切に設定されるため、レンズ系全体の小型化と合焦機構の簡略化を同時に達成しつつ、高い結像性能を得ることができるレンズ系、光学機器を提供することができる。
本発明の各実施例に係るレンズ系の屈折力配分及び広角端状態から望遠端状態への焦点距離状態の変化における各レンズ群の移動の様子を示す図である。 第1実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。 第1実施例に係るレンズ系の無限遠合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第1実施例に係るレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第1実施例に係るレンズ系の近距離合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第2実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。 第2実施例に係るレンズ系の無限遠合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第2実施例に係るレンズ系の無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第2実施例に係るレンズ系の近距離合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第3実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。 第3実施例に係るレンズ系の無限遠合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第3実施例に係るレンズ系の近距離合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第4実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。 第4実施例に係るレンズ系の無限遠合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第4実施例に係るレンズ系の近距離合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第5実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。 第5実施例に係るレンズ系の無限遠合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 第5実施例に係るレンズ系の近距離合焦時の諸収差図であり、(a)は広角端状態、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端状態を示す。 上記構成のレンズ系を撮影レンズとして備えたデジタル一眼レフカメラCAMの略断面図である。 上記構成のレンズ系の製造方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本実施形態に係るレンズ系について、図面を用いて説明する。本実施形態のレンズ系は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、少なくとも、正の屈折力を有する第1レンズ群と、第2〜第4レンズ群を有するレンズ系であって、第1レンズ群は、前部分レンズ群と、前部分レンズ群の像側に空気間隔を隔てて配置された後部分レンズ群とを有し、後部分レンズ群を光軸方向に移動させることにより焦点調節させ、第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、負レンズと、正レンズと、負レンズと、開口絞りとを有し、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、像面に対して光軸方向に固定されている。
本実施形態のレンズ系は、複数のレンズ群を有することで、高変倍比の光学系を容易に構成することができる。また、第1レンズ群は、正の屈折力を持つことで、全長を小さくすることと歪曲収差の補正のバランスを取ることができる。また、第1レンズ群は、前部分レンズ群と、前部分レンズ群の像側に空気間隔を隔てて配置された後部分レンズ群との少なくとも2つの群に分割され、そのうちの後部分レンズ群で焦点調節をすることで、合焦機構の簡略化することができ、その結果として合焦速度の高速化を図ることができる。また同時に、焦点調節による球面収差及び像面湾曲の近距離変動を最小限に抑えることができる。さらに、広角端状態から望遠端状態まで全変倍域に亘り、同一撮影距離にある物体に対して同一の繰り出し量で合焦することができる。また、第4レンズ群は、物体側から順に並んだ負レンズ、正レンズ、負レンズ、開口絞りとを有し、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、像面に対して光軸方向に固定する構成により、球面収差及び像面湾曲が良好に補正することができる。また、本実施形態のように、開口絞りを第4レンズ群の像側に位置させることにより、歪曲収差の補正が容易になる。また、絞りの位置を像ブレ補正機構よりレンズマウントに近い位置に配置することにより、絞り機構の簡略化が可能になる。
本実施形態に係るレンズ系において、球面収差及び像面湾曲を良好に補正するため、第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、負レンズと正レンズとの接合レンズと、負レンズと、開口絞りとを有することが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、球面収差及び像面湾曲を良好に補正するために、第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、物体側に凹面を向けた負レンズと像側に凹面を向けた正レンズとの接合レンズと、物体側に凹面を向けた負レンズと、開口絞りとを有することが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、球面収差を良好に補正するために、第4レンズ群は、負の屈折力を有することが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、レンズ系全系での望遠端状態における焦点距離をftとし、第1レンズ群中の後部分レンズ群の焦点距離をf1bとしたとき、以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
1.30<ft/f1b<3.10 …(1)
条件式(1)は、望遠端状態におけるレンズ系全体の焦点距離と、最も像側に位置する第1レンズ群中の後部分レンズ群の焦点距離比について、適切な範囲を規定するための条件式である。この条件式(1)の上限値を上回った場合、後部分レンズ群の屈折力が相対的に強くなってしまう。結果として、フォーカシングの際のコマ収差及び像面湾曲の収差変動が大きくなってしまい好ましくない。また、条件式(1)の下限値を下回った場合、後部分レンズ群の屈折力が相対的に弱くなってしまう。収差補正上は有利になるが、フォーカシング群の移動量が大きくなってしまい、小型化と高性能化のバランスが取れなくなってしまう。結果として、レンズ全長が大型化してしまい、本発明の意図と反してしまい好ましくない。
なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の上限値を2.95にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(1)の上限値を2.80にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の上限値を2.65にすることが好ましい。
また、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の下限値を1.50にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(1)の下限値を1.70にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の下限値を1.90にすることが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、コマ収差及び像面湾曲を良好に補正するために、第2レンズ群は、負の屈折力を有することが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、第2レンズ群の焦点距離をf2とし、第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
0.23<|f2/f4|<0.88 …(2)
条件式(2)は、第2レンズ群と第4レンズ群の焦点距離比について、適切な範囲を規定するための条件式である。この条件式(2)の上限値を上回った場合、第2レンズ群の屈折力が相対的に弱くなってしまい、ズーミングの際に第2レンズ群で発生するコマ収差の変動が大きくなってしまう。また、第4レンズ群の屈折力が相対的に強くなってしまい、ズーミングの際に移動量が大きくなり、第4レンズ群で発生する像面湾曲の変動が大きくなってしまう。結果として、広角端状態から望遠端状態での全てのズーム範囲において、性能の劣化を抑えることが困難となってしまう。
また、条件式(2)の下限値を下回った場合、第2レンズ群の屈折力が相対的に強くなってしまい、コマ収差の補正不足となってしまう。また、第2レンズ群が変倍に対して効率的に寄与することが困難となり、変倍比が4倍程度以上の高変倍比を確保できなくなってしまう。更に、第4レンズ群の屈折力が相対的に弱くなることにより、第4レンズ群で発生する球面収差及び像面湾曲が大きくなり過ぎてしまい、優れた光学性能を得るという本発明の目的を達成できなくなってしまう。
なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の上限値を0.80にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(2)の上限値を0.75にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の上限値を0.70にすることが好ましい。
また、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の下限値を0.30にすることが好ましい。また、本発明の効果をより確実にするために、条件式(2)の下限値を0.35にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の下限値を0.40にすることが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、第4レンズ群の像側に第5レンズ群を有し、第2レンズ群の焦点距離をf2とし、第5レンズ群の焦点距離をf5としたとき、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
0.40<|f2/f5|<1.00 …(3)
条件式(3)は、第2レンズ群と第5レンズ群の焦点距離比について、適切な範囲を規定するための条件式である。この条件式(3)の上限値を上回った場合、第2レンズ群の屈折力が相対的に弱くなってしまい、ズーミングの際に第2レンズ群で発生するコマ収差の変動が大きくなってしまう。また、第5レンズ群の屈折力が相対的に強くなってしまい、ズーミングの際に移動量が大きくなり、第5レンズ群で発生する球面収差の変動が大きくなってしまう。結果として、広角端状態から望遠端状態での全てのズーム範囲において、性能の劣化を抑えることが困難となってしまう。
また、条件式(3)の下限値を下回った場合、第2レンズ群の屈折力が相対的に強くなってしまい、第2レンズ群が変倍に対して効率的に寄与することが困難となり、変倍比が4倍程度以上の高変倍比を確保できなくなってしまう。更に、第5レンズ群の屈折力が相対的に弱くなることにより、第5レンズ群で発生する球面収差及びコマ収差が大きくなり過ぎてしまい、優れた光学性能を得るという本発明の目的を達成できなくなってしまう。
なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(3)の上限値を0.95にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(3)の上限値を0.90にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(3)の上限値を0.85にすることが好ましい。
また、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(3)の下限値を0.50にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(3)の下限値を0.55にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(3)の下限値を0.60にすることが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、第1レンズ群中の前部分レンズ群及び後部分レンズ群の少なくとも一方は、正の屈折力を有することが好ましい。なお、全長の小型化と歪曲収差の発生を最小限に抑えるために、第1レンズ群中の前部分レンズ群は、正の屈折力を有することが好ましい。また、焦点調節による球面収差及び像面湾曲の近距離変動を最小限に抑えるために、第1レンズ群中の後部分レンズ群は、正の屈折力を有することが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、レンズ系全体での望遠端状態における全長をTLとし、第1レンズ群中の後部分レンズ群の焦点距離をf1bとしたとき、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
0.90<TL/f1b<2.48 …(4)
条件式(4)は、レンズ系全体での全長と、最も物体側に位置する第1レンズ群中の後部分レンズ群の焦点距離比について、適切な範囲を規定するための条件式である。この条件式(4)の上限値を上回った場合、後部分レンズ群の屈折力が相対的に強くなってしまう。結果として、フォーカシングの際のコマ収差及び像面湾曲の収差変動が大きくなってしまい好ましくない。また、条件式(4)の下限値を下回った場合、後部分レンズ群の屈折力が相対的に弱くなってしまう。収差補正上は有利になるが、フォーカシング群の移動量が大きくなってしまい、小型化と高性能化のバランスが取れなくなってしまう。結果として、レンズ全長が大型化してしまい、本発明の意図と反してしまい好ましくない。
なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(4)の上限値を2.20にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(4)の上限値を1.90にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(4)の上限値を1.75にすることが好ましい。
また、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(4)の下限値を1.00にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(4)の下限値を1.10にすることが好ましい。更に、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(4)の下限値を1.20にすることが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、偏芯による性能劣化を低減し、特に像面湾曲の劣化を最小限に抑え、良好な光学性能を実現するために、第1レンズ群は、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、無限遠合焦状態において、像面に対して光軸方向に固定であることが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、球面収差及びコマ収差、像面湾曲を良好に補正し、高変倍比でありながら優れた光学性能を達成するために、第4レンズ群の像側に、第5レンズ群と、第6レンズ群とを有し、第1レンズ群は正の屈折力を有し、第2レンズ群は負の屈折力を有し、第3レンズ群は正の屈折力を有し、第4レンズ群は負の屈折力を有し、第5レンズ群は正の屈折力を有し、第6レンズ群は負の屈折力を有することが好ましい。
また、本実施形態に係るレンズ系において、レンズシフト時に画像が良好になるように、球面収差、サインコンディション及びペッツバール和が良好に補正された状態にするために、第4レンズ群の全体または一部を、光軸に対して直交方向の成分を持つように移動させ、手ぶれ発生時の像面上の像ぶれを補正することが好ましい。なお、球面収差およびサインコンディションの補正は、シフトレンズ群を光軸に対してほぼ直交方向にシフトさせた際に画面中心部で発生する偏心コマ収差を抑えるためである。また、ペッツバール和の補正は、シフトレンズ群を光軸にほぼ直交方向にシフトさせた際に画面周辺部で発生する像面湾曲を抑えるためである。
図19に、上記構成のレンズ系を撮影レンズ1として備えたデジタル一眼レフカメラCAM(光学機器)の略断面図を示す。図19に示すデジタル一眼レフカメラCAMにおいて、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ1で集光されて、クイックリターンミラー3を介して焦点板4に結像される。そして、焦点板4に結像された光は、ペンタプリズム5中で複数回反射されて接眼レンズ6へと導かれる。これにより、撮影者は、物体(被写体)像を接眼レンズ6を介して正立像として観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、クイックリターンミラー3が光路外へ退避し、撮影レンズ1で集光された不図示の物体(被写体)の光は撮像素子7上に被写体像を形成する。これにより、物体(被写体)からの光は、当該撮像素子7により撮像され、物体(被写体)画像として不図示のメモリに記録される。このようにして、撮影者は本カメラCAMによる物体(被写体)の撮影を行うことができる。なお、図19に記載のカメラCAMは、撮影レンズ1を着脱可能に保持するものでもよく、撮影レンズ1と一体に成形されるものでもよい。また、カメラCAMは、いわゆる一眼レフカメラでもよく、クイックリターンミラー等を有さないコンパクトカメラでもよい。
続いて、図20を参照しながら、上記構成のレンズ系の製造方法について説明する。まず、円筒状の鏡筒内に各レンズ(例えば、図2ではレンズL11〜L61)を組み込む(ステップS1)。レンズを鏡筒内に組み込む際、光軸に沿った順にレンズを1つずつ鏡筒内に組み込んでもよく、一部または全てのレンズを保持部材で一体保持してから鏡筒部材と組み立ててもよい。次に、鏡筒内に各レンズが組み込まれた後、鏡筒内に各レンズが組み込まれた状態で物体の像が形成されるか、すなわち各レンズの中心が揃っているかを確認する(ステップS2)。続いて、レンズ系の各種動作を確認する(ステップS3)。各種動作の一例としては、広角端状態から望遠端状態への変倍を行う変倍動作(例えば、図2では第2レンズ群G2,第3レンズ群G3,第5レンズ群G5及び第6レンズ群G6が光軸方向に沿ってそれぞれ移動する)、遠距離物点から近距離物点への合焦を行うレンズ(例えば、図2では後部分レンズ群G1b)が光軸方向に沿って移動する合焦動作、少なくとも一部のレンズ(例えば、図2では第4レンズ群G4)を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させる手ぶれ補正動作などが挙げられる。なお、各種動作の確認順番は任意である。
以下、各実施例について図面に基づき説明する。図1は、各実施例に係るレンズ系の屈折力配分及び広角端状態(W)から望遠端状態(T)への焦点距離状態の変化における各レンズ群の移動の様子を示す図である。図1に示すように、各実施例に係るレンズ系は、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、負の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成されている。そして、広角端状態から望遠端状態への焦点距離状態の変化(すなわちズーミング)に際して、第1レンズ群G1と第4レンズ群G4は像面Iに対して固定で、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が増大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が減少し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が減少する。
また、各実施例において、非球面は、光軸に垂直な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(y)とし、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、以下の式(a)で示す。なお、各実施例において、2次の非球面係数C2は0であり、その記載を省略している。また、「E-n」は、「×10-n」を表す。例えば、1.234E-05=1.234×10-5である。
S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r21/2
+C4×y4+C6×y6+C8×y8+C10×y10 …(a)
また、各実施例において、諸元の値を表(表1,6,11,16,21)に掲げる。表中の[全体諸元]において、fは全系の焦点距離を、F.NOはFナンバーを、2ωは画角を示す。また、レンズ全長は、無限遠合焦時のレンズ面の第1面から像面Iまでの光軸上の距離を表す。[レンズデータ]において、面番号は光線の進行する方向に沿った物体側からのレンズ面の順序を、rは各レンズ面の曲率半径を、dは各光学面から次の光学面(又は像面)までの光軸上の距離である面間隔を、ndはd線(波長587.6nm)に対する屈折率を、νdはd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。また、レンズ面が非球面である場合には、面番号に*印を付し、曲率半径rの欄には近軸曲率半径を示す。なお、曲率半径の「0.0000」は平面又は開口を示す。また、空気の屈折率「1.00000」の記載は省略している。[レンズ群焦点距離データ]において、各群の開始面及び焦点距離を示す。
また、[非球面データ]において(表2,7,12,17,22)、Rは頂点曲率半径を、κは円錐定数を、C4〜C10は各非球面定数の値を示す。また、[可変間隔データ]において(表3,8,13,18,23)、レンズ系の広角端状態、中間焦点距離状態、望遠端状態の各焦点距離における無限遠合焦時の可変間隔を示す。また、[合焦群移動量]において(表4,9,14,19,24)、fは焦点距離を、Δ1bは近距離合焦時(撮影距離1.8m状態)の後部分レンズ群G1bの移動量を示す(なお、物体側への移動を正とする)。また、[条件式対応値]において(表5,10,15,20,25)、上記の条件式(1)〜(4)に対応する値を示す。
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている、焦点距離、曲率半径、面間隔、その他の長さの単位は、一般に「mm」が使われている。但し、光学系は、比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は「mm」に限定されることなく、他の適当な単位を用いることが可能である。
(第1実施例)
第1実施例について、図2〜図5及び表1〜表5を用いて説明する。図2は、第1実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。図2に示すように、第1実施例に係るレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、前部分レンズ群G1aと、後部分レンズ群G1bから構成される。前部分レンズ群G1aは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12から構成される。後部分レンズ群G1bは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL13から構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL22と、両凹レンズL23から構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に並んだ、両凸レンズL31と、両凸レンズと両凹レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33から構成される。
第4レンズ群G4は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42から構成される。なお、本実施例においては、第4レンズ群G4の全体またはその一部がシフトレンズ群として、光軸に対して略直交方向の成分を持つように移動する。
第5レンズ群G5は、物体側から順に並んだ、両凸レンズL51と、両凸レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL52から構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に並んだ、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL61から構成される。
像面Iは、不図示の撮像素子上に形成され、該撮像素子はCCDやCMOS等から構成されている。(像面Iの説明については、以降の実施例についても同様である。)
開口絞りSは、第4レンズ群G4の最も物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して像面Iに対して固定である。
次の表1に、第1実施例の諸元の値を掲げる。
(表1)
[全体諸元]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 81.59 〜 199.36 〜 392.00
FNO 4.59 〜 5.61 〜 5.87
2ω 29.77 〜 12.13 〜 6.20
像高 21.60 〜 21.60 〜 21.60
レンズ全長 258.89 〜 258.89 〜 258.89
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
1 131.4316 3.30 1.79952 42.24
2 79.5641 10.60 1.49782 82.52
3 -1117.1906 0.10
4 125.2669 3.70 1.49782 82.52
5 226.1411 (d5)
6 97.0031 3.00 1.84666 23.78
7 69.6269 10.00 1.58913 61.16
8 5170.1602 (d8)
9 281.7482 2.00 1.81600 46.62
10 55.1616 3.80
11 -253.2341 2.00 1.75500 52.32
12 33.0485 6.65 1.80810 22.76
13 -1843.9411 1.80
14 -121.8581 2.00 1.81600 46.62
15 81.1182 (d15)
16 44.5000 5.50 1.64000 60.08
17 -500.9830 0.20
18 47.5000 6.15 1.60300 65.44
19 -153.9169 2.00 1.80518 25.42
20 52.6835 0.50
*21 44.6691 4.75 1.59201 67.02
22 351.2823 (d22)
23 229.8851 1.80 1.75700 47.82
24 19.3839 3.95 1.79504 28.54
25 41.9378 1.70
26 306.0080 2.00 1.75500 52.32
27 93.0447 3.30
28 0.0000 (d28) (開口絞りS)
*29 40.9184 4.75 1.59201 67.02
30 -1709.5554 1.00
31 118.3219 5.60 1.48749 70.23
32 -25.1824 2.00 1.72047 34.71
33 -46.7938 (d33)
34 -31.1643 1.50 1.80400 46.57
35 37.1717 4.90 1.72825 28.46
36 -115.4294 (Bf)
[各群焦点距離データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 110.8156
G2 9 -31.3101
G3 16 42.4527
G4 23 -52.0327
G5 29 41.9333
G6 34 -47.7618
第1実施例において、第21面及び第29面のレンズ面は、非球面形状に形成されている。次の表2に、[非球面データ]を示す。
(表2)
[非球面データ]
第21面
R κ C46810
44.6691 +3.3063 -6.0735×10-6 -5.8617×10-9 +6.7417×10-13 -1.7957×10-14
第29面
R κ C46810
40.9184 +5.2049 -6.7013×10-6 -1.5290×10-8 +2.1354×10-11 -2.4026×10-13
第1実施例において、前部分レンズ群G1aと後部分レンズ群G1bとの軸上空気間隔d5、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d8、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d15、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d22、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d28、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d33、及びバックフォーカスBfは、ズーミングに際して変化する。次の表3に、[可変間隔データ]を示す。
(表3)
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d5 12.7115 12.7115 12.7115
d8 2.0000 23.7622 28.4231
d15 53.3167 23.8139 2.0000
d22 2.9663 10.7068 27.8599
d28 23.1736 15.3971 2.0146
d33 9.1769 7.4489 3.0225
Bf 54.9998 64.5041 82.3125
次の表4に、第1実施例における[合焦群移動量]を示す。
(表4)
[合焦群移動量]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f 81.5935 199.3602 392.0025
Δ1b 10.7115 10.7115 10.7115
次の表5に、第1実施例における[条件式対応値]を示す。
(表5)
[条件式対応値]
ft=392.0025
f1b=201.0773
f2=-31.3101
f4=-52.0327
f5=41.9333
TL=258.8947
(1)ft/f1b=1.9495
(2)|f2/f4|=0.6017
(3)|f2/f5|=0.7467
(4)TL/f1b=1.2875
図3〜図5は、d線(波長587.6nm)に対する第1実施例の諸収差図である。すなわち、図3(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態での諸収差図であり、図3(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態での諸収差であり、図3(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態での諸収差である。また、図4(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図であり、図4(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図であり、図4(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図である。また、図5(a)は広角端状態(f=81.59mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図であり、図5(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差であり、図5(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図である。
各収差図において、FNOはFナンバーを、Aは像高に対する半画角を、H0は各像高に対する物体高を示す。なお、球面収差を示す図では最大口径に対応するFナンバーの値を示し、非点収差及び歪曲収差を示す図では像高の最大値をそれぞれ示し、コマ収差を示す図では各像高の値を示す。また、非点収差を示す図において、実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示す。以上の収差図の説明は、他の実施例においても同様とし、その説明を省略する。
各収差図から明らかなように、第1実施例では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第2実施例)
第2実施例について、図6〜図9及び表6〜表10を用いて説明する。図6は、第2実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。図6に示すように、第2実施例に係るレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、前部分レンズ群G1aと、後部分レンズ群G1bから構成される。前部分レンズ群G1aは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12から構成される。後部分レンズ群G1bは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL13から構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL22と、両凹レンズL23から構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に並んだ、両凸レンズL31と、両凸レンズと両凹レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33から構成される。
第4レンズ群G4は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42から構成される。なお、本実施例においては、第4レンズ群G4の全体またはその一部がシフトレンズ群として、光軸に対して略直交方向の成分を持つように移動する。
第5レンズ群G5は、物体側から順に並んだ、両凸レンズL51と、両凸レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL52から構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に並んだ、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL61から構成される。
開口絞りSは、第4レンズ群G4の最も物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して像面Iに対して固定である。
次の表6に、第2実施例の諸元の値を掲げる。
(表6)
[全体諸元]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 81.59 〜 199.36 〜 392.00
FNO 4.59 〜 5.61 〜 5.85
2ω 29.77 〜 12.13 〜 6.20
像高 21.60 〜 21.60 〜 21.60
レンズ全長 258.89 〜 258.89 〜 258.89
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
1 131.2682 3.30 1.79952 42.24
2 79.2077 10.60 1.49782 82.52
3 -1090.3032 0.10
4 123.2408 3.70 1.49782 82.52
5 220.9763 (d5)
6 96.1976 3.00 1.84666 23.78
7 69.0965 10.00 1.58913 61.16
8 4928.1656 (d8)
9 288.2296 2.00 1.81600 46.62
10 54.2542 3.80
11 -249.4274 2.00 1.75500 52.32
12 32.8351 6.65 1.80810 22.76
13 -1937.0128 1.80
14 -118.0849 2.00 1.81600 46.62
15 86.5424 (d15)
16 44.5000 5.50 1.64000 60.08
17 -500.0000 0.20
18 47.5000 6.15 1.60300 65.44
19 -154.7487 2.00 1.80518 25.42
20 51.9426 0.50
*21 45.3806 4.75 1.59201 67.02
22 409.1975 (d22)
23 229.8851 1.80 1.75700 47.82
24 19.2035 3.95 1.79504 28.54
25 42.0732 1.70
26 553.9438 2.00 1.75500 52.32
27 103.9914 3.30
28 0.0000 (d28) (開口絞りS)
*29 41.2885 4.75 1.59201 67.02
30 -299.5240 1.00
31 142.3003 5.60 1.48749 70.23
32 -25.3123 2.00 1.72047 34.71
33 -47.5235 (d33)
34 -33.2184 1.50 1.80400 46.57
35 34.4337 4.90 1.72825 28.46
36 -160.1625 (Bf)
[各群焦点距離データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 110.1486
G2 9 -31.3559
G3 16 42.7470
G4 23 -51.5772
G5 29 40.9494
G6 34 -46.5805
第2実施例において、第21面及び第29面のレンズ面は、非球面形状に形成されている。次の表7に、[非球面データ]を示す。
(表7)
[非球面データ]
第21面
R κ C46810
45.3806 +3.5082 -6.2708×10-6 -6.0885×10-9 +8.5423×10-13 -1.9843×10-14
第29面
R κ C46810
41.2885 +5.3966 -7.1249×10-6 -1.6306×10-8 +2.2822×10-11 -2.6353×10-13
第2実施例において、前部分レンズ群G1aと後部分レンズ群G1bとの軸上空気間隔d5、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d8、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d15、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d22、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d28、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d33、及びバックフォーカスBfは、ズーミングに際して変化する。次の表8に、[可変間隔データ]を示す。
(表8)
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d5 12.5666 12.5666 12.5666
d8 2.0000 23.5395 28.6365
d15 52.7950 23.5222 2.0000
d22 3.3567 11.0899 27.5152
d28 23.7470 15.7538 2.7671
d33 8.8798 7.1223 2.4250
Bf 54.9997 64.7502 82.4337
次の表9に、第2実施例における[合焦群移動量]を示す。
(表9)
[合焦群移動量]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f 81.5935 199.3601 392.0023
Δ1b 10.5666 10.5666 10.5666
次の表10に、第2実施例における[条件式対応値]を示す。
(表10)
[条件式対応値]
ft=392.0023
f1b=199.4630
f2=-31.3559
f4=-51.5772
f5=40.9494
TL=258.8947
(1)ft/f1b=1.9653
(2)|f2/f4|=0.6079
(3)|f2/f5|=0.7657
(4)TL/f1b=1.2980
図7〜図9は、d線(波長587.6nm)に対する第2実施例の諸収差図である。すなわち、図7(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態での諸収差図であり、図7(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態での諸収差であり、図7(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態での諸収差である。また、図8(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図であり、図8(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図であり、図8(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態でのレンズシフト状態(0.4mm)のコマ収差図である。また、図9(a)は広角端状態(f=81.59mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図であり、図9(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差であり、図9(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図である。
各収差図から明らかなように、第2実施例では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第3実施例)
第3実施例について、図10〜図12及び表11〜表15を用いて説明する。図10は、第3実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。図10に示すように、第3実施例に係るレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、前部分レンズ群G1aと、後部分レンズ群G1bから構成される。前部分レンズ群G1aは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12から構成される。後部分レンズ群G1bは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL13から構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL22と、両凹レンズL23から構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、両凸レンズと両凹レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33から構成される。
第4レンズ群G4は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42から構成される。
第5レンズ群G5は、物体側から順に並んだ、両凸レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL51と、両凸レンズL52から構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に並んだ、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL61から構成される。
開口絞りSは、第4レンズ群G4の最も物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して像面Iに対して固定である。
次の表11に、第3実施例の諸元の値を掲げる。
(表11)
[全体諸元]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 81.59 〜 199.36 〜 392.00
FNO 4.59 〜 5.61 〜 5.80
2ω 29.77 〜 12.13 〜 6.20
像高 21.60 〜 21.60 〜 21.60
レンズ全長 258.89 〜 258.89 〜 258.89
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
1 133.8083 3.30 1.79952 42.24
2 78.8175 10.60 1.49782 82.52
3 -1382.5946 0.10
4 123.9007 3.70 1.49782 82.52
5 225.7793 (d5)
6 96.4071 3.00 1.84666 23.78
7 69.2697 10.00 1.58913 61.16
8 4131410.10 (d8)
9 285.2072 2.00 1.81600 46.62
10 56.3264 3.69
11 -326.3135 2.00 1.75500 52.32
12 33.7548 6.48 1.80810 22.76
13 -2938.9650 1.80
14 -139.5484 2.00 1.81600 46.62
15 80.6087 (d15)
16 36.3892 6.50 1.63854 55.38
17 1172.1590 0.20
18 47.5000 6.00 1.60300 65.44
19 -193.2842 2.00 1.79504 28.69
20 34.9652 0.50
*21 34.4094 4.75 1.59201 67.02
22 250.3789 (d22)
23 338.2642 1.80 1.75500 52.32
24 21.0000 3.84 1.85026 32.35
25 55.4412 1.25
26 257.4850 2.00 1.81600 46.62
27 55.5783 3.30
28 0.0000 (d28) (開口絞りS)
29 34.7699 6.40 1.48749 70.23
30 -54.0693 1.50 1.78470 26.29
31 -118.0352 5.00
*32 101.5391 3.44 1.59201 67.02
33 -103.4701 (d33)
34 -37.4152 1.50 1.81600 46.62
35 39.2241 4.35 1.76182 26.52
36 -273.3331 (Bf)
[各群焦点距離データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 111.2886
G2 9 -33.1811
G3 16 45.7397
G4 23 -50.3605
G5 29 40.4786
G6 34 -49.4603
第3実施例において、第21面及び第32面のレンズ面は、非球面形状に形成されている。次の表12に、[非球面データ]を示す。
(表12)
[非球面データ]
第21面
R κ C46810
34.4094 +2.1394 -7.8728×10-6 -1.0276×10-8 +5.7397×10-13 -3.9681×10-14
第32面
R κ C46810
101.5391 +8.6994 -3.7200×10-6 -5.5601×10-9 +2.6654×10-11 -6.1182×10-14
第3実施例において、前部分レンズ群G1aと後部分レンズ群G1bとの軸上空気間隔d5、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d8、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d15、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d22、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d28、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d33、及びバックフォーカスBfは、ズーミングに際して変化する。次の表13に、[可変間隔データ]を示す。
(表13)
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d5 12.5694 12.5694 12.5694
d8 2.0000 24.6107 29.4259
d15 53.7638 23.9276 2.0000
d22 2.0000 9.2256 26.3380
d28 20.5472 13.9626 2.0000
d33 10.0198 7.9655 1.9516
Bf 54.9999 63.6389 81.6154
次の表14に、第3実施例における[合焦群移動量]を示す。
(表14)
[合焦群移動量]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f 81.5936 199.3606 392.0046
Δ1b 10.5694 10.5694 10.5694
次の表15に、第3実施例における[条件式対応値]を示す。
(表15)
[条件式対応値]
ft=392.0046
f1b=195.4172
f2=-33.1811
f4=-50.3605
f5=40.4786
TL=258.8949
(1)ft/f1b=2.0060
(2)|f2/f4|=0.6589
(3)|f2/f5|=0.8197
(4)TL/f1b=1.3248
図11及び図12は、d線(波長587.6nm)に対する第3実施例の諸収差図である。すなわち、図11(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態での諸収差図であり、図11(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態での諸収差であり、図11(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態での諸収差である。また、図12(a)は広角端状態(f=81.59mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図であり、図12(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差であり、図12(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図である。
各収差図から明らかなように、第3実施例では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第4実施例)
第4実施例について、図13〜図15及び表16〜表20を用いて説明する。図13は、第4実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。図13に示すように、第4実施例に係るレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、前部分レンズ群G1aと、後部分レンズ群G1bから構成される。前部分レンズ群G1aは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12から構成される。後部分レンズ群G1bは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL13から構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL22と、両凹レンズL23から構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、両凸レンズと両凹レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33から構成される。
第4レンズ群G4は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42から構成される。
第5レンズ群G5は、物体側から順に並んだ、両凸レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL51と、両凸レンズL52から構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に並んだ、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL61から構成される。
開口絞りSは、第4レンズ群G4の最も物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して像面Iに対して固定である。
次の表16に、第4実施例の諸元の値を掲げる。
(表16)
[全体諸元]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 81.59 〜 199.36 〜 392.00
FNO 4.59 〜 5.61 〜 5.81
2ω 29.77 〜 12.13 〜 6.20
像高 21.60 〜 21.60 〜 21.60
レンズ全長 258.89 〜 258.89 〜 258.89
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
1 133.2189 3.30 1.79952 42.24
2 78.8413 10.60 1.49782 82.52
3 -1349.4584 0.10
4 122.6506 3.70 1.49782 82.52
5 220.7135 (d5)
6 97.4575 3.00 1.84666 23.78
7 69.9753 10.00 1.58913 61.16
8 24541.3080 (d8)
9 282.3894 2.00 1.81600 46.62
10 56.0314 3.60
11 -461.8664 2.00 1.75500 52.32
12 33.3947 6.76 1.80810 22.76
13 -738.5057 1.80
14 -126.0189 2.00 1.81600 46.62
15 74.9764 (d15)
16 37.2017 6.19 1.64000 60.08
17 576.2061 0.20
18 47.5000 6.00 1.60300 65.44
19 -7507.9456 2.00 1.80518 25.42
20 36.3965 0.50
*21 34.8130 4.75 1.59201 67.02
22 233.2302 (d22)
23 229.8851 1.80 1.75500 52.32
24 21.0000 3.87 1.85026 32.35
25 56.8337 1.27
26 310.8842 2.00 1.81600 46.62
27 51.7027 3.30
28 0.0000 (d28) (開口絞りS)
29 33.4670 6.20 1.48749 70.23
30 -59.9741 1.50 1.72342 37.95
31 -389.3003 4.00
*32 92.5529 3.79 1.59201 67.02
33 -79.9013 (d33)
34 -36.8881 1.50 1.81600 46.62
35 44.4662 4.15 1.75520 27.51
36 -209.2278 (Bf)
[各群焦点距離データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 111.9505
G2 9 -33.2912
G3 16 45.4892
G4 23 -50.1305
G5 29 40.9529
G6 34 -50.9236
第4実施例において、第21面及び第32面のレンズ面は、非球面形状に形成されている。次の表17に、[非球面データ]を示す。
(表17)
[非球面データ]
第21面
R κ C46810
34.8130 +2.1787 -7.5607×10-6 -9.8093×10-9 +7.0798×10-13 -3.7586×10-14
第32面
R κ C46810
92.5529 +10.9948 -5.1008×10-6 -6.0990×10-9 +2.5694×10-11 -6.0529×10-14
第4実施例において、前部分レンズ群G1aと後部分レンズ群G1bとの軸上空気間隔d5、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d8、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d15、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d22、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d28、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d33、及びバックフォーカスBfは、ズーミングに際して変化する。次の表18に、[可変間隔データ]を示す。
(表18)
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d5 12.7700 12.7700 12.7700
d8 2.0000 24.7297 29.0024
d15 54.4773 24.4138 2.0000
d22 2.0000 9.3337 27.4749
d28 20.1271 13.9837 2.0000
d33 10.6112 8.2089 1.8252
Bf 54.9997 63.5451 81.9118
次の表19に、第4実施例における[合焦群移動量]を示す。
(表19)
[合焦群移動量]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f 81.5936 199.3606 392.0046
Δ1b 10.7700 10.7700 10.7700
次の表20に、第4実施例における[条件式対応値]を示す。
(表20)
[条件式対応値]
ft=392.0023
f1b=198.5617
f2=-33.2912
f4=-50.1305
f5=40.9529
TL=258.8947
(1)ft/f1b=1.9742
(2)|f2/f4|=0.6641
(3)|f2/f5|=0.8129
(4)TL/f1b=1.3039
図14及び図15は、d線(波長587.6nm)に対する第4実施例の諸収差図である。すなわち、図14(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態での諸収差図であり、図14(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態での諸収差であり、図14(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態での諸収差である。また、図15(a)は広角端状態(f=81.59mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図であり、図15(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差であり、図15(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図である。
各収差図から明らかなように、第4実施例では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
(第5実施例)
第5実施例について、図16〜図18及び表21〜表25を用いて説明する。図16は、第5実施例に係るレンズ系の構成を示す図である。図16に示すように、第5実施例に係るレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、前部分レンズ群G1aと、後部分レンズ群G1bから構成される。前部分レンズ群G1aは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL11と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12から構成される。後部分レンズ群G1bは、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL13から構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL22と、両凹レンズL23から構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL31と、両凸レンズと両凹レンズとの貼り合わせからなる接合正レンズL32と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33から構成される。
第4レンズ群G4は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL41と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL42から構成される。
第5レンズ群G5は、物体側から順に並んだ、両凸レンズと像側に凸面を向けた負メニスカスとの貼り合わせからなる接合正レンズL51と、両凸レンズL52から構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に並んだ、両凹レンズと両凸レンズとの貼り合わせからなる接合負レンズL61から構成される。
開口絞りSは、第4レンズ群G4の最も物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態へのズーミングに際して像面Iに対して固定である。
次の表21に、第5実施例の諸元の値を掲げる。
(表21)
[全体諸元]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 81.59 〜 199.36 〜 392.00
FNO 4.59 〜 5.61 〜 5.80
2ω 29.77 〜 12.13 〜 6.20
像高 21.60 〜 21.60 〜 21.60
レンズ全長 258.90 〜 258.90 〜 258.90
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
1 133.6762 3.30 1.79952 42.24
2 79.0071 10.60 1.49782 82.52
3 -1375.1125 0.10
4 123.6607 3.70 1.49782 82.52
5 225.7101 (d5)
6 97.7416 3.00 1.84666 23.78
7 70.2029 10.00 1.58913 61.16
8 44043.7160 (d8)
9 268.7227 2.00 1.81600 46.62
10 57.1628 3.64
11 -333.8661 2.00 1.75500 52.32
12 33.9852 6.40 1.80810 22.76
13 -10324.962 1.80
14 -146.8295 2.00 1.81600 46.62
15 77.5945 (d15)
16 35.9057 6.40 1.63854 55.38
17 568.1739 0.20
18 47.5000 6.00 1.60300 65.44
19 -247.4569 2.00 1.79504 28.69
20 34.2135 0.50
*21 33.5894 4.88 1.59201 67.02
22 277.3494 (d22)
23 290.3258 1.80 1.75500 52.32
24 21.0000 3.83 1.85026 32.35
25 55.5062 1.27
26 272.4402 2.00 1.81600 46.62
27 54.3181 3.30
28 0.0000 (d28) (開口絞りS)
29 34.7823 6.20 1.48749 70.23
30 -57.3362 1.50 1.78470 26.29
31 -145.0487 4.00
*32 109.8688 3.49 1.59201 67.02
33 -90.1349 (d33)
34 -37.9388 1.50 1.81600 46.62
35 39.7626 4.36 1.76182 26.52
36 -237.8547 (Bf)
[各群焦点距離データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 112.0296
G2 9 -33.3823
G3 16 45.7985
G4 23 -50.1309
G5 29 40.9799
G6 34 -51.4035
第5実施例において、第21面及び第32面のレンズ面は、非球面形状に形成されている。次の表22に、[非球面データ]を示す。
(表22)
[非球面データ]
第21面
R κ C46810
33.5894 +2.0354 -7.9225×10-6 -1.0415×10-8 +5.4592×10-13 -4.0884×10-14
第32面
R κ C46810
109.8688 -4.4025 -2.6052×10-6 -4.9948×10-9 +2.5279×10-11 -5.5767×10-14
第5実施例において、前部分レンズ群G1aと後部分レンズ群G1bとの軸上空気間隔d5、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との軸上空気間隔d8、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との軸上空気間隔d15、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との軸上空気間隔d22、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との軸上空気間隔d28、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との軸上空気間隔d33、及びバックフォーカスBfは、ズーミングに際して変化する。次の表23に、[可変間隔データ]を示す。
(表23)
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d5 12.7840 12.7840 12.7840
d8 2.0000 24.8714 29.5496
d15 54.2502 24.2109 2.0000
d22 2.0000 9.1679 26.7006
d28 20.1680 13.8569 2.0000
d33 10.9315 8.6853 2.1288
Bf 55.0000 63.5573 81.9705
次の表24に、第5実施例における[合焦群移動量]を示す。なお、表中、物体側への移動を正とする。
(表24)
[合焦群移動量]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f 81.5937 199.3609 392.0050
Δ1b 10.7840 10.7840 10.7840
次の表25に、第5実施例における[条件式対応値]を示す。
(表25)
[条件式対応値]
ft=392.0050
f1b=198.6996
f2=-33.3823
f4=-50.1309
f5=40.9799
TL=258.8950
(1)ft/f1b=1.9729
(2)|f2/f4|=0.6659
(3)|f2/f5|=0.8146
(4)TL/f1b=1.3029
図17及び図18は、d線(波長587.6nm)に対する第5実施例の諸収差図である。すなわち、図15(a)は広角端状態(f=81.59mm)における無限遠合焦状態での諸収差図であり、図15(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における無限遠合焦状態での諸収差であり、図15(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における無限遠合焦状態での諸収差である。また、図16(a)は広角端状態(f=81.59mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図であり、図16(b)は中間焦点距離状態(f=199.36mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差であり、図16(c)は望遠端状態(f=392.00mm)における近距離合焦状態(撮影距離1.8m)での諸収差図である。
各収差図から明らかなように、第5実施例では、広角端状態から望遠端状態までの各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有することが分かる。
なお、上述の実施形態において、以下に記載の内容は、光学性能を損なわない範囲で適宜採用可能である。
上記実施例では6群構成を示したが、5群、7群等の他の群構成にも適用可能である。また、最も物体側にレンズ又はレンズ群を追加した構成や、最も像側にレンズ又はレンズ群を追加した構成でも構わない。また、レンズ群とは、変倍時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分を示す。
また、単独又は複数のレンズ群、又は部分レンズ群を光軸方向に移動させて、無限遠物体から近距離物体への合焦を行う合焦レンズ群としてもよい。前記合焦レンズ群は、オートフォーカスにも適用でき、オートフォーカス用の(超音波モーター等の)モーター駆動にも適している。特に、後部分レンズ群G1bを合焦レンズ群とするのが好ましい。
また、レンズ群または部分レンズ群を光軸に垂直の成分を持つように移動させ、または、光軸を含む面内方向に回転移動(揺動)させて、手ブレによって生じる像ブレを補正する防振レンズ群としてもよい。特に、第4レンズ群G4の少なくとも一部を防振レンズ群とするのが好ましい。
また、各レンズ面は、球面または平面で形成されても、非球面で形成されても構わない。なお、レンズ面が球面または平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、加工及び組立調整誤差による光学性能の劣化を防げるので好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないので好ましい。一方、レンズ面が非球面の場合、この非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、各レンズ面は、回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしてもよい。
開口絞りSは、第4レンズ群G4の近傍(本実施形態では第4レンズ群G4の像側)に配置されるのが好ましいが、開口絞りとしての部材を設けずに、レンズ枠でその役割を代用してもよい。
また、各レンズ面には、フレアやゴーストを軽減し、高コントラストの高い光学性能を達成するために、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施してもよい。
本実施形態のレンズ系は、変倍比が4〜5程度であり、望遠端状態における焦点距離が300mm以上である。
また、本実施形態のレンズ系は、第4レンズ群G4が、正レンズ成分を1つと、負レンズ成分を2つ有するのが好ましい。また、物体側から順に、負正負の順番に、レンズ成分を空気間隔を介在させて配置するのが好ましい。
なお、本発明を分かりやすくするために、実施形態の構成要件を付して説明したが、本発明がこれに限定されるものではないことは言うまでもない。
以上のように、本発明によれば、レンズ系全長の小型化と合焦機構の簡略化を同時に達成しつつ、高い結像性能を得ることができる、レンズ系、これを備えた光学機器及び製造方法を提供することができる。
G1 第1レンズ群
G1a 前部分レンズ群
G1b 後部分レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
S 開口絞り
I 像面
CAM デジタル一眼レフカメラ(光学機器)

Claims (14)

  1. 光軸に沿って物体側から順に並んだ正の屈折力を有する第1レンズ群と、第2〜第レンズ群とにより実質的に6個のレンズ群からなり各レンズ群の間隔を変化させて変倍を行い、
    前記第1レンズ群は、前部分レンズ群と、前記前部分レンズ群の像側に空気間隔を隔てて配置された後部分レンズ群とを有し、前記後部分レンズ群を光軸方向に移動させることにより焦点調節させ、
    前記第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、負レンズと、正レンズと、負レンズと、開口絞りとを有し、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、像面に対して光軸方向に固定されていることを特徴とするレンズ系。
  2. 前記第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、負レンズと正レンズとの接合レンズと、負レンズと、開口絞りとを有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ系。
  3. 前記第4レンズ群は、物体側から順に並んだ、物体側に凹面を向けた負レンズと像側に凹面を向けた正レンズとの接合レンズと、物体側に凹面を向けた負レンズと、開口絞りとを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ系。
  4. 前記第4レンズ群は、負の屈折力を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズ系。
  5. 前記レンズ系全系での望遠端状態における焦点距離をftとし、前記第1レンズ群中の前記後部分レンズ群の焦点距離をf1bとしたとき、次式
    1.30<ft/f1b<3.10
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズ系。
  6. 前記第2レンズ群は、負の屈折力を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズ系。
  7. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
    0.23<|f2/f4|<0.88
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズ系。
  8. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第5レンズ群の焦点距離をf5としたとき、次式
    0.40<|f2/f5|<1.00
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のレンズ系。
  9. 前記第1レンズ群中の前記前部分レンズ群と前記後部分レンズ群との少なくとも一方は、正の屈折力を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズ系。
  10. 前記レンズ系全体での望遠端状態における全長をTLとし、前記第1レンズ群中の前記後部分レンズ群の焦点距離をf1bとしたとき、次式
    0.90<TL/f1b<2.48
    の条件を満足することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のレンズ系。
  11. 前記第1レンズ群は、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、無限遠合焦状態において、像面に対して光軸方向に固定であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のレンズ系。
  12. 前記第1レンズ群は正の屈折力を有し、前記第2レンズ群は負の屈折力を有し、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、前記第4レンズ群は負の屈折力を有し、前記第5レンズ群は正の屈折力を有し、前記第6レンズ群は負の屈折力を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のレンズ系。
  13. 前記第4レンズ群の全体または一部を、光軸に対して直交方向の成分を持つように移動させることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のレンズ系。
  14. 物体の像を所定の像面上に結像させるレンズ系を備えた光学機器において、前記レンズ系が請求項1〜13のいずれか一項に記載のレンズ系であることを特徴とする光学機器。
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