JP5355039B2 - 現像剤供給装置及び現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に適用される現像剤供給装置及び現像装置に関するものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そのためこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
この種のプロセスカートリッジには現像剤供給装置が一体化され、現像剤供給装置内に設けられた現像剤搬送部材(トナー送り部材)が回転して、現像ローラに現像剤(トナー)を供給する。
前記現像剤供給装置にはトナー送り部材の回転速度を変化させる手段を有するものがあり、トナー残量に応じてモータの回転数を制御しトナー送り部材の回転数を変化させている(特許文献1参照)。
特開平01−84266号公報
本発明の目的は、従来の技術を更に発展させることであり、簡単な構成で安定してトナー送り部材の回転速度を変えることである。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
回転可能に設けられ、現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、
前記現像剤搬送部材に駆動力を伝達するための駆動力伝達手段と、
を備えた現像剤供給装置において、
前記駆動力伝達手段は、
第1回転軸を有して回転可能に設けられ、前記第1回転軸に向かって傾斜する第1円錐面を有し、駆動源からの駆動力が伝達される第1駆動力伝達部材と、
前記第1回転軸に平行な第2回転軸を有して回転可能に設けられ、前記第2回転軸に向かって傾斜し、かつ、前記第1円錐面との間隔が一定である第2円錐面を有し、前記現像剤搬送部材に駆動力を伝達する第2駆動力伝達部材と、
前記第1円錐面及び前記第2円錐面にそれぞれ当接して回転可能に設けられ、前記第1駆動力伝達部材と前記第2駆動力伝達部材との間の駆動力の伝達を行う第3駆動力伝達部材と、
前記第1駆動力伝達部材又は前記第2駆動力伝達部材の回転に応じて、前記第3駆動力
伝達部材が当接する位置での前記第1円錐面の径の大きさ、かつ、前記第3駆動力伝達部材が当接する位置での前記第2円錐面の径の大きさ、が変化するように前記第3駆動力伝達部材を移動可能とする駆動力伝達部材移動手段であって、
前記第1円錐面及び前記第2円錐面に対してそれぞれ平行となるように設けられ、前記第3駆動力伝達部材を回転可能に保持する軸部材と、前記軸部材に回転可能に設けられるとともに、回転動作に伴って前記軸部材の軸方向に移動可能に設けられた移動部材とを有する駆動力伝達部材移動手段と、
を備え、
前記移動部材が、前記第1駆動力伝達部材又は前記第2駆動力伝達部材の回転に応じて回転することにより前記軸方向に移動することで、前記第3駆動力伝達部材を移動させることにより、前記第1駆動力伝達部材の回転回数の増加に応じて、前記現像剤搬送部材の回転速度が変化することを特徴とする。
本発明によれば、従来の技術を更に発展させることができ、簡単な構成で安定してトナー送り部材の回転速度を変えることが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
以下の説明において、長手方向とは、プロセスカートリッジを画像形成装置本体(装置本体)へ着脱する方向と交差する方向(略直交する方向、像担持体の軸線方向)であり、記録材の表面と平行であり、かつ記録材の搬送方向と交差(略直交)する方向である。また、左右とは記録材の搬送方向にしたがって記録材を上から見て左又は右である。また、プロセスカートリッジの上面とは、プロセスカートリッジを装置本体へ装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。
(電子写真画像形成装置の全体の説明)
まず、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)の全体構成について、図2を参照して概略説明する。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録材に画像を形成するものであり、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
図2は、本実施の形態に係るプロセスカートリッジを装着した画像形成装置の模式的断面図であり、より具体的には画像形成装置の一形態であるレーザビームプリンタの模式的断面図である。
本実施の形態に係る画像形成装置(レーザビームプリンタ)Aは、光学手段としての光学系1から画像情報に基づいた情報光を像担持体としてドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラム)7へ照射し、感光体ドラム7に静電潜像を形成する。この静電潜像は現像剤(以下、トナー)で現像されトナー像が形成される。そして前記トナー像の形成と同期して、記録材(例えば、記録紙、OHPシート、布等の記録媒体)2をカセット3aからピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送する。
給送された記録材2は、搬送ガイド3f1に沿ってプロセスカートリッジBの感光体ドラム7と転写手段としての転写ローラ4とが対向する転写部Tに搬送される。
転写部Tに搬送された記録材2は、電圧印加された転写ローラ4により感光体ドラム7上に形成されたトナー像が転写され、搬送ガイド3f2に沿って定着手段5へと搬送される。
定着手段5は、駆動ローラ5aとヒータ5bとを内蔵すると共に、支持体5cによって回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回転体5dとからなり、通過する記録材2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。
排出ローラ3dは、トナー像が定着された記録材2を搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出するよう構成している。なお、本実施の形態では、ピックアップローラ3b、圧接部材3c、排出ローラ3d等により記録材の搬送手段を構成している。
(プロセスカートリッジ)
次に、プロセスカートリッジの全体構成について、図3を参照して概略説明する。図3は本実施の形態に係るプロセスカートリッジの模式的断面図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジBは、感光体ドラム7と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば、感光体ドラム7を帯電させる帯電手段、感光体ドラム7に形成された静電潜像を現像する現像手段、感光体ドラム7に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、感光層を有する感光体ドラム7と、帯電手段としての帯電ローラ8と、現像装置としての現像ユニット10とを有するように構成されている。プロセスカートリッジBの動作としては、まず、感光体ドラム7を回転させ、帯電ローラ8へ電圧印加して感光体ドラム7の表面を一様に帯電する。そして、この帯電した感光体ドラム7に対して光学系1からの画像情報に基づいた情報光(光像)を露光開口9bを通して露光して感光体ドラム7表面に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像手段としての現像ユニット10によって現像するように構成されている。
現像ユニット10は、現像剤収納部としてトナー枠体14のトナー収容枠体(トナー収容部)10a内のトナーを、回転可能な現像剤搬送部材(以下、トナー送り部材)10bと、トナー送り部材10bの回転領域内で干渉して振動する弾性シート12で送り出す。そして、固定磁石10cを内蔵した現像回転体(現像剤担持体)としての現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成させる。そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム7に転移させることによってトナー像を形成して可視像化する。
前記トナー送り部材10bは、図3において、トナー送り棒とシート部材の複合部材で示されているが、この構成に限るものではない。
そして、転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録材2に転写する。転写後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収容部11cへ集めるクリーニング手段によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去している。
また、本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、ドラムユニット11と、現像ユニット10とから構成されている。ここで、ドラムユニット11は、感光体ドラム7を回転可能に支持し、クリーニングブレード11a及び帯電ローラ8が組み込まれたドラム枠体11dから構成されている。また、現像ユニット10は、現像ローラ10d及びトナー収容部(トナー室)10aが組み込まれた現像枠体10f1から構成されている。そして現像枠体10f1は、現像ローラ10dが感光体ドラム7に対し所定の間隔をあけて平行に対向できるようにドラム枠体11dに対し回動可能に支持されている。このため、現像ローラ10dと感光体ドラム7との間の間隔保持を行う間隔保持部材(以下、スペーサ)10mが、現像ローラ10dの両端部に配置されている。
現像枠体10f1は、現像ローラ10dを含む現像ユニット10を、クリーニングブレード11aを含むドラムユニット11に回転可能に吊るための結合穴10p1,10p2が形成されたアーム部10q1,10q2を備える。また、現像ユニット10とドラムユニット11との間には間隔を保持するために所定の加圧力が与えられている。
現像枠体10f1の長手方向両端側には端部部材が設けられている。図1には、前記端部部材のうち一方の端部部材10gについて示されている。
端部部材10gは、現像ローラギヤ10n、アイドラギヤ10p,10q、第1駆動力伝達部材としてのコーン31、第2駆動力伝達部材としてのコーン32、第3駆動力伝達部材としてのローラ33、アイドラギヤ41、及びコーン42を覆っている(図1参照)。
ここで、アイドラギヤ41及びコーン42は、駆動力伝達部としての変速手段40を構成している。また、現像ローラギヤ10n、アイドラギヤ10p,10q、コーン31,32、ローラ33、及び、変速手段40は、駆動力伝達手段30を構成している。そして、駆動力伝達手段30と、現像剤搬送部材としてのトナー送り部材10bとは、現像剤供給装置を構成している。
また、現像ローラギヤ10nは、感光体ドラム7の端部に固定されたドラムギヤ(不図示)に噛合っている現像ローラ10dの端部に固定されている。アイドラギヤ10p,10qは、現像ローラギヤ10nからトナー送り部材10bに駆動源(不図示)からの駆動力を伝達するためのものである。ここで、駆動源は画像形成装置Aの装置本体に設けられている。アイドラギヤ41は、コーン31から移動部材としてのローラ移動部材43に駆動力を伝達するためのものである。
(トナー送り部材に駆動力を伝達する方法)
次に、駆動力伝達手段30の構成について、図1,4を参照してより具体的に説明する。図1は、現像ユニット10の長手方向端部に設けられた駆動力伝達手段30の概略構成を示す模式的斜視図である。図4は、駆動力伝達手段30の概略構成を示す模式的断面図である。
コーン31は、アイドラギヤ10qに噛合うギヤ部31aと、変速手段40のアイドラギヤ41に噛合うギヤ部31bと、第1円錐面として略円錐状に設けられた面31cとを有し、第1回転軸としての回転中心軸31dを中心に回転する。ここで、面31cは、回転中心軸31dに向かって傾斜するように設けられている。
コーン32は、トナー送り部材10bに駆動力を伝達するものであって、本実施の形態ではトナー送り部材10bに連結されており、第2円錐面として略円錐状に設けられた面32cを有し、第2回転軸としての回転中心軸32dを中心に回転する。ここで、面32cは、回転中心軸32dに向かって傾斜するように設けられている。
コーン31の回転中心軸31dとコーン32の回転中心軸32dとは略平行であり、コーン31の面31cとコーン32の面32cとは間隔が略一定になるよう略平行に設けられている。
ローラ33は、コーン31の面31cまでの距離とコーン32の面32cまでの距離とが略等しくなるよう、面31c,32cと略平行に設けられた軸部材としてのローラ軸44に回転可能に保持され、面31c,32cに当接する。ローラ33の回転中心軸は、ロ
ーラ軸44の中心軸44dと同一である。
ローラ33は、ローラ軸44に設けられたワッシャ34と付勢手段としてのバネ35とによってローラ移動部材43の端面に押圧され位置決めされている。ここで、ワッシャ34とバネ35とは、ローラ軸44の軸方向に移動するローラ移動部材43の移動動作にローラ33を連動させる連動手段を構成している。また、ローラ移動部材43とローラ軸44とワッシャ34とバネ35とは、駆動力伝達部材移動手段を構成している。
アイドラギヤ10qからトナー送り部材10bに駆動力を伝達するために、コーン31のギヤ部31aに伝達された駆動力によりコーン31が回転しコーン31の面31cに当接するローラ33に駆動力が伝達される。ローラ33は、コーン32の面32cにも当接しているため、ローラ33が回転させられることにより、コーン32に駆動力が伝達されコーン32が回転する。
そして、コーン32はトナー送り部材10bに連結されているため、コーン32が回転することで駆動力が伝達され、トナー送り部材10bが回転する。
(トナー送り部材の回転速度を変速させる方法)
次に、トナー送り部材10bの回転速度の変速手段40について、図1,4,5を参照してより具体的に説明する。図5は、駆動力伝達手段30の概略構成を示す模式的断面図である。
コーン42は、アイドラギヤ41に噛合うギヤ部42aと略円錐状の面42cとを有する。
ローラ移動部材43は、コーン42の面42cに当接し、ローラ移動部材43の内側に設けられた摺動部43bでローラ軸44に回転可能に保持されている。そして、ローラ移動部材43の内側のうち摺動部43bとは別の位置に設けられた第2ネジ部としてのネジ部43aと、ローラ軸44の第1ネジ部としてのネジ部44aが噛合わされる(係合する)ように設けられている。
ローラ移動部材43には、次のようにして駆動力が伝達される。
すなわち、コーン31のギヤ部31bと噛合うアイドラギヤ41を介して、コーン42のギヤ部42aに伝達された駆動力により、コーン42が回転し、ローラ移動部材43がコーン42の面42cに当接しているためローラ移動部材43に駆動力が伝達される。このようにしてローラ移動部材43に駆動力が伝達されることにより、コーン31の回転に応じてローラ移動部材43が回転する。
ローラ移動部材43のネジ部43aとローラ軸44のネジ部44aとは、ローラ移動部材43の回転動作に伴ってローラ移動部材43が図4に示すX方向(ローラ軸44の軸方向)に移動するように、ネジ切りが施されている。
従って、ローラ移動部材43に駆動力が伝達されローラ移動部材43が回転することにより、ローラ移動部材43と、ローラ移動部材43の端面に押圧されたローラ33とはX方向へと移動可能となる。
ここで、トナー送り部材10bの回転速度は、ローラ33に当接する位置でのコーン31(面31c)の当接部半径31eと、ローラ33に当接する位置でのコーン32(面3
2c)の当接部半径32eとの比である減速比によって決まる。
駆動力伝達手段30(例えば、コーン31)の回転回数の増加に伴い、ローラ33が図4に示す初期(使用開始時)の位置からX方向に徐々に変化(移動)していくと、ローラ33と当接する位置でのコーン31,32の当接部半径31e,32eは次のようになる。すなわち、ローラ33と当接する位置でのコーン31の当接部半径31eは徐々に大きくなり、コーン32の当接部半径32eは徐々に小さくなっていく。
これに伴いコーン31とコーン32とにより決定される減速比は徐々に小さくなっていくため、トナー送り部材10bの回転速度は、駆動力伝達手段30の回転回数の増加に伴って速くなっていく(増速する)。
ローラ移動部材43とコーン42の面42cとが接触しなくなる状態(図5参照)までローラ33が移動した後、ローラ33及びローラ移動部材43のX方向への移動は停止し、トナー送り部材10bの回転速度は一定となる。
このように本実施の形態では、トナー送り部材10bに駆動力を伝える駆動力伝達手段30に、各々の回転軸が略平行であり、かつ各々の側面の間隔が一定であるコーン31,32を設け、コーン31とコーン32の間に駆動力を伝達するローラ33を設けている。そして、コーン31又はコーン32の回転に応じてローラ33の位置を移動させ、駆動力伝達手段30の回転回数の増加と共に、コーン32から駆動力を伝達されるトナー送り部材10bの回転速度が速くなるよう構成している。
上記構成により、駆動力伝達手段30の回転回数が少ない時、つまりトナー収容部10a内のトナー量が多い時には、トナー送り部材10bの回転速度を遅くして、回転回数を抑えることが可能となる。このため、トナー送り部材10bによるトナーへのストレスを抑制して、トナーの劣化を低減することができる。
また、駆動力伝達手段30の回転回数が増加し、トナーが消費されていくにつれて、トナー送り部材10bの回転速度が速くなるため、トナー残量が少なくなった時でも、トナー送り部材10bは現像ローラ10dに十分なトナーを供給することができる。
従って、本実施の形態によれば、簡単な構成で、トナー送り部材10bの回転速度を変更させ、トナー送り部材10bの総回転回数を抑えることが可能となる。これにより、トナー送り部材10bによるトナーの劣化を低減させることができ、画質と装置の寿命を向上させることができる。
本実施例においては、トナー送り部材10bの回転速度が増えていく例について説明したが、ネジ切りを逆方向にすることにより、トナー送り部材10bの回転速度を減少させることもできる。これによれば、使用開始時のトナーの搬送力を向上させることができる。
上記変速手段40はコーン31から駆動力を伝達される場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば変速手段40がコーン32から駆動力を伝達される場合又は、変速手段40に周知の変速機構を用いる場合についても好適に適用することができる。
また、上記実施の形態のトナー送り部材10bが、現像剤を攪拌する現像剤攪拌部材である場合についても、本実施の形態同様に好適に適用することができる。
また、上記実施の形態で示したプロセスカートリッジは単色画像を形成する場合について例示したが、これに限るものではない。すなわち、本発明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像あるいはフルカラー等
)を形成するカートリッジにも好適に適用することができる。
また、電子写真感光体としては、上記実施の形態の感光体ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれる。まず、感光体としては光導電体が用いられ、光導電体としては、例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が含まれる。
また、感光体ドラムを搭載する形状としては、例えばドラム状又はベルト状のものが好適に適用される。ここで、ドラムタイプの感光体にあっては、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着あるいは塗工を行ったものを例示することができる。
また、現像方法としても、公知の2成分磁気ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可能である。
また、帯電手段の構成も、上記の実施の形態では所謂接触帯電方法を用いたが、これに限るものではない。他の構成として従来から用いられているタングステンワイヤの三方周囲にアルミ等の金属シールドを施し、タングステンワイヤに高電圧を印加することで生じた正又は負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を一様に帯電する構成を用いてもよい。
また、帯電手段としては、上記実施の形態で示したローラ型に限るものではなく、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロック型、ロッド型、ワイヤ型等のものであってもよい。
また、感光体ドラムに残存するトナーのクリーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラシなどを用いてクリーニング手段を構成してもよい。
また、プロセスカートリッジとは、例えば、電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1つを備えたものである。したがって、プロセスカートリッジの態様としては、上記実施の形態のもの以外にも、次のようなものを例示することができる。それは、電子写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするものである。さらには電子写真感光体と、現像手段と、帯電手段又はクリーニング手段のいずれかを組み合わせて一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするものである。
すなわち、上述したプロセスカートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置に着脱可能とするものをいう。そして、このプロセスカートリッジは、使用者自身が装置本体に着脱することができる。したがって、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うことができる。
さらに、上述した実施の形態では、画像形成装置としてレーザビームプリンタを例示したが、これに限定されるものではない。本発明に係る現像剤供給装置は、例えば、電子写真複写機、LEDプリンタ等の電子写真プリンタ、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、又はこれらの複合機(マルチファンクションプリンタ等)等の電子写真画像形成装置に好適に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る駆動力伝達手段の概略構成を示す模式的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジの概略構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態に係る駆動力伝達手段の概略構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態に係る駆動力伝達手段の概略構成を示す模式的断面図である。
符号の説明
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
7 感光体ドラム
10 現像ユニット
10b トナー送り部材(現像剤搬送部材)
10d 現像ローラ
10n 現像ローラギヤ
10p,10q アイドラギヤ
30 駆動力伝達手段
31 コーン(第1駆動力伝達部材)
31c 面
31d 回転中心軸
31e 当接部半径
32 コーン(第2駆動力伝達部材)
32c 面
32d 回転中心軸
32e 当接部半径
33 ローラ(第3駆動力伝達部材)
34 ワッシャ
35 バネ
40 変速手段
41 アイドラギヤ
42 コーン
43 ローラ移動部材
43a ネジ部
43b 摺動部
44 ローラ軸
44a ネジ部

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられ、現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、
    前記現像剤搬送部材に駆動力を伝達するための駆動力伝達手段と、
    を備えた現像剤供給装置において、
    前記駆動力伝達手段は、
    第1回転軸を有して回転可能に設けられ、前記第1回転軸に向かって傾斜する第1円錐面を有し、駆動源からの駆動力が伝達される第1駆動力伝達部材と、
    前記第1回転軸に平行な第2回転軸を有して回転可能に設けられ、前記第2回転軸に向かって傾斜し、かつ、前記第1円錐面との間隔が一定である第2円錐面を有し、前記現像剤搬送部材に駆動力を伝達する第2駆動力伝達部材と、
    前記第1円錐面及び前記第2円錐面にそれぞれ当接して回転可能に設けられ、前記第1駆動力伝達部材と前記第2駆動力伝達部材との間の駆動力の伝達を行う第3駆動力伝達部材と、
    前記第1駆動力伝達部材又は前記第2駆動力伝達部材の回転に応じて、前記第3駆動力伝達部材が当接する位置での前記第1円錐面の径の大きさ、かつ、前記第3駆動力伝達部材が当接する位置での前記第2円錐面の径の大きさ、が変化するように前記第3駆動力伝達部材を移動可能とする駆動力伝達部材移動手段であって、
    前記第1円錐面及び前記第2円錐面に対してそれぞれ平行となるように設けられ、前記第3駆動力伝達部材を回転可能に保持する軸部材と、前記軸部材に回転可能に設けられるとともに、回転動作に伴って前記軸部材の軸方向に移動可能に設けられた移動部材とを有する駆動力伝達部材移動手段と、
    を備え、
    前記移動部材が、前記第1駆動力伝達部材又は前記第2駆動力伝達部材の回転に応じて回転することにより前記軸方向に移動することで、前記第3駆動力伝達部材を移動させることにより、前記第1駆動力伝達部材の回転回数の増加に応じて、前記現像剤搬送部材の回転速度が変化することを特徴とする現像剤供給装置。
  2. 更に前記駆動力伝達部材移動手段は、前記軸方向に移動する前記移動部材の移動動作に、前記第3駆動力伝達部材を連動させる連動手段を備えることを特徴とする請求項に記載の現像剤供給装置。
  3. 前記駆動力伝達部材移動手段は、
    前記軸部材に設けられた第1ネジ部と、
    前記移動部材に設けられ、前記第1ネジ部に係合する第2ネジ部と、
    を有し、
    前記第1駆動力伝達部材又は前記第2駆動力伝達部材の回転に応じて前記移動部材が回転することにより、前記移動部材が前記軸部材に対して前記軸方向に移動することを特徴とする請求項又はに記載の現像剤供給装置。
  4. 前記移動部材が、前記軸方向に移動するにしたがって、前記第3駆動力伝達部材が当接する位置での径の大きさが前記第1円錐面では大きく、かつ、前記第2円錐面では小さくなる方向に移動するように設けられていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の現像剤供給装置。
  5. 前記第1駆動力伝達部材又は前記第2駆動力伝達部材と、前記移動部材との間の駆動力の伝達を行う駆動力伝達部を備えることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の現像剤供給装置。
  6. 前記連動手段は、前記第3駆動力伝達部材を前記移動部材に向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項に記載の現像剤供給装置。
  7. 現像剤担持体と、
    現像剤を収納する現像剤収納部と、
    前記現像剤収納部に収納された現像剤を搬送して前記現像剤担持体に供給する請求項1乃至のいずれか1項に記載の現像剤供給装置と、
    を備えることを特徴とする現像装置。
  8. 前記駆動源を有する画像形成装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
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