JP5349244B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、使用後の引き裂きやすさを向上させるために、サイドシール部の一部を、おむつの幅方向中心に向かってV字型又はハの字型に融着したパンツ型使い捨ておむつが開示されている。また、特許文献2には、使用後の引き裂きやすさを向上させるために、一対のサイドシール部の融着強度を、左右で異ならせ、相対的に融着強度の弱い側のサイドシール部を引き裂くようにしたパンツ型使い捨ておむつが開示されている。また、特許文献3には、風合いを向上し、装着感を向上させるために、ウエスト部、胴回り部、レッグ部にそれぞれ配されたウエスト部弾性部材、胴回り部弾性部材、レッグ部弾性部材それぞれの両端縁部を、一対のサイドシール部を形成する複数個のシール部により、全て切断したパンツ型使い捨ておむつが開示されている。
本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、図1,図2に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
腹側エンボス部7a及び背側エンボス部7bの末端部同士の重なった部位7cを1箇所含むように矩形状にカットする。具体的には、重なった部位7cを1箇所含むように、長手方向(Y方向)に50mmの範囲で、おむつ1のサイドシール部8から幅方向(X方向)に30mm矩形状にカットし、一端に上記重なった部位7cを1箇所含む重なり部位の融着強度測定用サンプルを得る。また、腹側エンボス部7a又は背側エンボス部7bを、上記重なった部位7cを含まないように、矩形状にカットする。具体的には、重なった部位7cを含まないように長手方向(Y方向)に50mmの範囲で、おむつ1のサイドシール部8から幅方向(X方向)に30mm矩形状にカットし、腹側エンボス部7a又は背側エンボス部7bのみの融着強度測定用サンプルを得る。
各融着強度測定用サンプルのシール強度を引張試験機〔商品名 オートグラフAGS50A (株)島津製作所製〕にて測定する。その際、チャック間距離150mm、引張速度300mm/minで測定を行い、最大強度を求める。測定はn=5回行い、その平均値にて融着強度とする。
表面シート2、裏面シート3及び吸収体4としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体4としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているものを用いることができる。
本実施形態のおむつ1は、図3〜図5に示すように、腹側エンボス部7a及び背側エンボス部7bが、おむつ1のサイドシール部8を断面視して、交互に配され、腹側エンボス部7aの末端部と背側エンボス部7bの末端部同士が重なるように配されている。従って、腹側エンボス部7a及び背側エンボス部7bの末端部同士の重なった部位7cの融着強度(剛性)は、該重なった部位7cを除く腹側エンボス部7a又は背側エンボス部7bの融着強度(剛性)よりも高く形成されている。そのため、おむつ1のサイドシール部8は、融着強度(剛性)の高い部分が分散して形成されているため、サイドシール部の全体が硬くなり難く、風合いが向上する。また、おむつ1のサイドシール部8は、融着強度(剛性)の高い部分と低い部分とが交互に形成されているため、サイドシール部8が長手方向(Y方向)の上下方向に縮まり易く、風合いが向上する。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 吸収性本体
6 外層体
6a,6b 側縁部
6a1,6b1 側縁
61 外層シート
62 内層シート
7 エンボス部
7a 腹側エンボス部
7b 背側エンボス部
7c 腹側エンボス部7a及び背側エンボス部7bの末端部同士の重なった部位
8 サイドシール部
11 ウエスト弾性部材
12 胴廻り弾性部材
13 レッグ弾性部材
71,72 エンボスロール
71a エンボスロール71の有する凸部
72b’ エンボスロール71の有する凹部
72b エンボスロール72の有する凸部
71a’ エンボスロール72の有する凹部
Claims (5)
- 腹側部の両側縁部と背側部の両側縁部とを複数個のエンボス部により融着して形成された一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品であって、
前記エンボス部は、前記腹側部及び前記背側部それぞれの前記側縁部に沿って所定間隔で配されており、
前記腹側部のエンボス部及び前記背側部のエンボス部は、断面視して、交互に配され、前記腹側部のエンボス部の末端部と前記背側部のエンボス部の末端部同士が重なっているパンツ型吸収性物品。 - 前記背側部のエンボス部は、前記腹側部のエンボス部より幅方向外方に配されている請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
- 表面シートと裏面シートと両シート間に介在する吸収体とを有する実質的に縦長の吸収性本体、及び該吸収性本体の前記裏面シート側に配された外層体を備え、
前記外層体は、前記吸収性本体の外方全域に亘って延出しており、前記パンツ型吸収性物品の外面をなす外層シートと、該外層シートの内面側に配されている内層シートと、該外層シートと該内層シートとの間に該外層体の腹側部及び背側部それぞれの両側縁部間に亘って伸長状態で配された弾性部材とを有しており、
前記両側縁部それぞれに位置する前記弾性部材が、前記腹側部のエンボス部又は前記背側部のエンボス部によりカットされている請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。 - 前記背側部のエンボス部及び前記腹側部のエンボス部は、平面視して、その外形形状が絵柄模様である請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記背側部のエンボス部と前記腹側部のエンボス部とは、前記外形形状が異なっている請求項4に記載のパンツ型吸収性物品。
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2009
- 2009-10-13 JP JP2009236582A patent/JP5349244B2/ja active Active
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