JP5347918B2 - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、車両に採用されるディスクブレーキ装置に係り、特に、ブレーキパッドを安定的に保持するためのパッドサポートを備えたディスクブレーキ装置に関する。
ディスクブレーキ装置の一つとして、車輪と一体的に回転可能なディスクロータと、車体に組付けられる支持体と、前記ディスクロータを挟持可能に配置されて前記支持体に対してロータ軸方向にて移動可能に組付けられる一対のブレーキパッドと、これら各ブレーキパッドの裏板を前記ディスクロータに向けて押動可能な押動部材とを備えるとともに、前記支持体に組付けられて前記各ブレーキパッドにおける前記裏板のロータ周方向端部と前記支持体間に介在し前記各ブレーキパッドをロータ軸方向に移動可能に支持するパッドサポートを備えているディスクブレーキ装置があり、例えば、下記特許文献1に記載されている。
特開平11−325133号公報
上記した特許文献1に記載されているディスクブレーキ装置においては、前記パッドサポート(特許文献1では、パッドクリップと記載されている)が、板金製で、前記裏板のロータ周方向端部に形成された凸部をロータ軸方向に移動可能に収容するコ字状のガイド部と、このガイド部におけるロータ径内方側部分の前記ディスクロータから遠い端部側に形成された平面部分を有するとともにこの平面部分からロータ軸方向に延在し先端側を折り返されることで形成された湾曲部分を有する弾性部と、この弾性部における前記湾曲部分の先端に連続して形成され前記湾曲部分が折り返されて形成されることで前記ガイド部における前記ロータ径内方側部分のロータ径外方側に重ねられていて前記裏板の前記凸部をロータ径外方に向けて付勢する押圧部を備えている。
上記した特許文献1に記載されているディスクブレーキ装置において、パッドサポートを圧延鋼板から製作する場合には、弾性部の湾曲部分(ロータ軸方向に延在し先端側を折り返されることで形成されている部分)での耐久性を必要十分に確保するために、湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定することが望ましい。
しかし、上記した特許文献1に記載されているパッドサポートにおいて、湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定した場合には、圧延鋼板から打ち抜く際の形状(展開形状)にて、ガイド部のロータ径内方側部分となる部位と、弾性部の平面部分となる部位と、弾性部の湾曲部分となる部位と、押圧部となる部位が、圧延鋼板の圧延方向に沿って一直線状となって、圧延鋼板素材の歩留まりが悪くなるおそれがある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、ディスクブレーキ装置のパッドサポートにおいて、弾性部の湾曲部分での耐久性を必要十分に確保し得るとともに、素材の歩留まりを向上させ得るものであって、上記したディスクブレーキ装置において、前記パッドサポートが、圧延鋼板から所定の形状に打ち抜かれた後に折り曲げられて形成されていて、前記裏板のロータ周方向端部に形成された凸部をロータ軸方向に移動可能に収容するコ字状のガイド部と、このガイド部におけるロータ径内方側部分の前記ディスクロータから遠い端部側に形成された平面部分を有するとともにこの平面部分からロータ周方向に延在し先端側を折り返されることで形成された湾曲部分を有する弾性部と、この弾性部における前記湾曲部分の先端に連続して形成され前記湾曲部分が折り返されて形成されることで前記ガイド部における前記ロータ径内方側部分のロータ径外方側に重ねられていて前記裏板の前記凸部をロータ径外方に向けて付勢する押圧部を備えており、前記弾性部の前記湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が前記圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定されていることに特徴がある。
この場合において、前記パッドサポートは、インナー側の前記ブレーキパッドを支持するインナー側支持部と、アウター側の前記ブレーキパッドを支持するアウター側支持部と、前記インナー側支持部と前記アウター側支持部を一体的に連結する連結部を備えていて、ロータ軸方向の中心線を対称軸とする線対称形状に形成されており、前記インナー側支持部と前記アウター側支持部には、前記ガイド部と前記弾性部と前記押圧部がそれぞれ形成されていることも可能である。
本発明によるディスクブレーキ装置においては、弾性部の湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板(素材)の圧延方向に対して直交するように設定されているため、弾性部の湾曲部分での耐久性を必要十分に確保することが可能である。また、弾性部の湾曲部分が弾性部の平面部分からロータ周方向に延在し先端側を折り返されることで形成されているため、パッドサポートを圧延鋼板から打ち抜く際の形状(展開形状)にて、弾性部の平面部分となる部位と、弾性部の湾曲部分となる部位は、圧延鋼板の圧延方向に沿って一直線状となるものの、これらに対して、ガイド部のロータ径内方側部分となる部位と、押圧部となる部位が、それぞれ直交することとなって、これら4箇所の部位による展開形状はコ字状となる。このため、パッドサポートを圧延鋼板から打ち抜く際の形状(展開形状)が圧延鋼板の圧延方向に長くなることを抑制できて、圧延鋼板素材の歩留まりを向上させることが可能である。
本発明によるディスクブレーキ装置の一実施形態を示す正面図である。 図1に示したディスクブレーキ装置の右斜め上方から見た斜視図である。 図1および図2に示したアウター側ブレーキパッドと支持体(マウンティング)とパッドサポート等の関係を示した部分縦断正面図である。 図3に示したアウター側ブレーキパッドと支持体(マウンティング)とパッドサポート等の右方部位の関係を示した部分斜視図である。 図4に示したパッドサポートのパッド側から見た斜視図である。 図4に示したパッドサポートの支持体側から見た斜視図である。 図5および図6に示したパッドサポートの正面図である。 図7に示したパッドサポートの左側面図である。 図7に示したパッドサポートの背面図である。 図7に示したパッドサポートの底面図である。 図7に示したパッドサポートの展開図である。 図11に示した展開状態のパッドサポートが、弾性部の湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板の圧延方向に対して直交するようにして、同方向に複数個整列配置された状態の図である。 弾性部の湾曲部分が弾性部の平面部分からロータ軸方向に延在し先端側を折り返されることで形成される場合における展開状態のパッドサポートが、弾性部の湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板の圧延方向に対して直交するようにして、同方向に複数個整列配置された状態の図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図10は本発明を車両用の可動キャリパ型ディスクブレーキ装置に実施した実施形態を示していて、この実施形態のディスクブレーキ装置100は、車軸ハブ(図示省略の回転体)に組付けられて車輪(図示省略)と一体的に正逆回転可能なディスクロータ10(図1参照)と、車体(図示省略)に組付けられる支持体(マウンティング)20と、ディスクロータ10の外周部の一部分を跨ぐようにして配置されて支持体20に対してロータ軸方向に移動可能に組付けられた可動キャリパ30、この可動キャリパ30に組付けた単一のピストン40、インナー側ブレーキパッド50、アウター側ブレーキパッド60を備えている。また、ディスクブレーキ装置100は、支持体20に組付けた一対のパッドサポート70を備えている。
ディスクロータ10は、インナー側ブレーキパッド50のライニング52とアウター側ブレーキパッド60のライニング62によって挟持可能な環状の被制動面11を有している。また、ディスクロータ10は、被制動面11が制動時にインナー側ブレーキパッド50のライニング52およびアウター側ブレーキパッド60のライニング62によって挟持されることにより、回転を制動されるようになっている。このディスクロータ10は、車輪の前進回転時には、車輪と一体的に図1の時計方向に回転(正回転)し、図1の左方側が回入側となり、図1の右方側が回出側となる。
支持体20は、図1および図2に示したように、ディスクロータ10の一部の外周を跨ぐようにして設けられていて、インナー側ブレーキパッド50を支持するインナー側支持部21と、アウター側ブレーキパッド60を支持するアウター側支持部22を一体的に備えている。また、支持体20は、車体への取付部23を一体的に備えていて、この取付部23には一対の取付孔23a、23bが設けられている。
可動キャリパ30は、図1および図2に示したように、ディスクロータ10の一部の外周を跨ぐようにして設けられていて、インナー側にシリンダ部31を備え、アウター側に押動アーム部32を備えるとともに、これらを連結する一対の連結部33,34を備えている。また、可動キャリパ30は、インナー側に一対の支持アーム部35,36を備えていて、各支持アーム部35,36にボルト37,38を用いて組付けたロータ軸方向に延びる連結ピン(図示省略)を介して、支持体20にロータ軸方向に移動可能に組付けられている。
ピストン40は、可動キャリパ30のシリンダ部31に周知のように液密的かつロータ軸方向に摺動可能に組付けられていて、インナー側ブレーキパッド50をディスクロータ10に向けて押動可能に配置されている。また、ピストン40は、ディスクロータ10の制動時に、シリンダ部31との間に形成される油室にブレーキマスタシリンダ(図示省略)から供給される作動油によって押動されて、インナー側ブレーキパッド50をディスクロータ10に向けてロータ軸方向に押圧可能である。なお、ピストン40がインナー側ブレーキパッド50をディスクロータ10に向けてロータ軸方向に押動・押圧するときには、可動キャリパ30の押動アーム部32がアウター側ブレーキパッド60をディスクロータ10に向けてロータ軸方向に押動・押圧する。
インナー側ブレーキパッド50は、裏板51と、この裏板51に固着したライニング52と、裏板51の背面に組付けたシムプレート(図示省略)を備えている。また、インナー側ブレーキパッド50は、ディスクロータ10とピストン40間に配置されていて、裏板51にて一対のパッドサポート70を介して支持体20にロータ軸方向に移動可能に組付けられている。
アウター側ブレーキパッド60は、裏板61と、この裏板61に固着したライニング62と、裏板61の背面に組付けたシムプレート63を備えている。また、アウター側ブレーキパッド60は、ディスクロータ10と可動キャリパ30の押動アーム部32間に配置されていて、裏板61にて一対のパッドサポート70を介して支持体20にロータ軸方向に移動可能に組付けられている。
各パッドサポート70は、支持体20のインナー側支持部21およびアウター側支持部22に組付けられていて、各ブレーキパッド50,60における裏板51,61のロータ周方向端部と支持体20間に介在し、各ブレーキパッド50,60をロータ軸方向に移動可能に支持するとともに、各ブレーキパッド50,60のロータ径方向移動とロータ周方向移動を弾性的に規制している。
ところで、各パッドサポート70は、図5〜図10に示したように、圧延鋼板素材から所定の形状に打ち抜かれた後に折り曲げられて形成されていて、インナー側ブレーキパッド50を支持するインナー側支持部71と、アウター側ブレーキパッド60を支持するアウター側支持部72と、インナー側支持部71とアウター側支持部72を一体的に連結する連結部73を備えていて、ロータ軸方向の中心線Lo(図7、図9〜図11参照)を対称軸とする線対称形状に形成されている。
インナー側支持部71は、ガイド部71aと弾性部71bと押圧部71cを備えている。ガイド部71aは、裏板51のロータ周方向端部に形成された凸部(図示省略)をロータ軸方向に移動可能に収容するものであり、コ字状に形成されている。なお、ガイド部71aのロータ径内方側部分71a1には、支持体20に対する固定を強固とするための切り起こし部71a2が形成されている。
弾性部71bは、ガイド部71aにおけるロータ径内方側部分71a1のディスクロータから遠い端部側(図7の左側)に形成された平面部分71b1を有するとともに、この平面部分71b1からロータ周方向に延在し先端側を折り返されることで形成された湾曲部分71b2を有している。この弾性部71bの湾曲部分71b2が折り返されて形成される際の折り線(図11の二点鎖線参照)は、パッドサポート70の素材である圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定されている。
押圧部71cは、弾性部71bにおける湾曲部分71b2の先端に連続して形成されていて、湾曲部分71b2が折り返されて形成されることで、ガイド部71aにおけるロータ径内方側部分71a1のロータ径外方側に重ねられており、裏板51の前記凸部をロータ径外方(ガイド部71aにおけるロータ径外方側部分)に向けて付勢している。
アウター側支持部72は、インナー側支持部71と同様に、ガイド部72aと弾性部72bと押圧部72cを備えている。ガイド部72aは、裏板61のロータ周方向端部に形成された凸部61a(図1、図3参照)をロータ軸方向に移動可能に収容するものであり、コ字状に形成されている。なお、ガイド部72aのロータ径内方側部分72a1には、支持体20に対する固定を強固とするための切り起こし部72a2が形成されている。
弾性部72bは、ガイド部72aにおけるロータ径内方側部分72a1のディスクロータから遠い端部側(図7の右側)に形成された平面部分72b1を有するとともに、この平面部分72b1からロータ周方向に延在し先端側を折り返されることで形成された湾曲部分72b2を有している。この弾性部72bの湾曲部分72b2が折り返されて形成される際の折り線(図11の二点鎖線参照)は、パッドサポート70の素材である圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定されている。
押圧部72cは、弾性部72bにおける湾曲部分72b2の先端に連続して形成されていて、湾曲部分72b2が折り返されて形成されることで、ガイド部72aにおけるロータ径内方側部分72a1のロータ径外方側に重ねられており、図3に示したように、裏板61の凸部61aをロータ径外方(ガイド部72aにおけるロータ径外方側部分)に向けて付勢している。
上記のように構成したパッドサポート70は、圧延鋼板素材から図11に示した所定の形状に打ち抜かれた後に、図11に二点鎖線で示した各折り線に沿って順次折り曲げることにより形成されていて、各弾性部71b、72bの湾曲部分71b2、72b2が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板素材の圧延方向に対して直交するように設定されているため、各弾性部71b、72bの湾曲部分71b2、72b2での耐久性を必要十分に確保することが可能である。
また、各弾性部71b、72bの湾曲部分71b2、72b2が各弾性部71b、72bの平面部分71b1、72b1からロータ周方向に延在し先端側を折り返されることで形成されているため、パッドサポート70を圧延鋼板から打ち抜く際の形状(展開形状)にて、各弾性部71b、72bの平面部分71b1、72b1となる部位と、各弾性部71b、72bの湾曲部分71b2、72b2となる部位は、圧延鋼板の圧延方向に沿って一直線状となるものの、これらに対して、各ガイド部71a、72aのロータ径内方側部分71a1、72a1となる部位と、各押圧部71c、72cとなる部位が、それぞれ直交することとなって、これら4箇所の部位による展開形状は各ガイド部71a、72aのロータ周方向側部分およびロータ径外方側部分が各ガイド部71a、72aのロータ径内方側部分71a1、72a1と各押圧部71c、72c間に収容されてコンパクトなコ字状となる。
このため、パッドサポート70を圧延鋼板素材から打ち抜く際の形状(展開形状)が圧延鋼板の圧延方向に長くなることを抑制できて、図11に示した展開状態のパッドサポート70は、図12に示したように、圧延鋼板の圧延方向に沿って同方向に複数個整列配置させることができて、所定の圧延方向長さSにおいて3個配置(板取り)することが可能である。したがって、図13に示したパッドサポート170を圧延鋼板素材から打ち抜く場合に比して、圧延鋼板素材の歩留まりを向上させることが可能である。
なお、図13に示した展開状態のパッドサポート170は、上記したパッドサポート70と同様に、インナー側支持部171とアウター側支持部172と連結部173を備えている。また、パッドサポート170では、各弾性部171b、172bの湾曲部分171b2、172b2が、各弾性部171b、172bの平面部分171b1、172b1からロータ軸方向に延在していて、先端側を折り返されることで形成されるように構成されている。また、パッドサポート170では、各弾性部171b、172bの湾曲部分171b2、172b2が折り返されて形成される際の折り線が圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定されている。
このため、図13に示した展開状態のパッドサポート170では、各ガイド部171a、172aのロータ径内方側部分171a1、172a1となる部位と、各弾性部171b、172bの平面部分171b1、172b1となる部位と、各弾性部171b、172bの湾曲部分171b2、172b2となる部位と、各押圧部171c、172cとなる部位が、圧延鋼板の圧延方向に沿って一直線状となる。したがって、パッドサポート170は、圧延鋼板の圧延方向に沿って同方向に複数個整列配置させた場合、所定の圧延方向長さSにおいて1個しか配置できず、上記したパッドサポート70に比して、圧延鋼板素材の歩留まりが悪くなる。
上記した実施形態においては、本発明を車両用の可動キャリパ型ディスクブレーキ装置に実施したが、本発明は車両用の固定キャリパ型ディスクブレーキ装置にも同様に実施することが可能である。
100…ディスクブレーキ装置、10…ディスクロータ、11…被制動面、20…支持体(マウンティング)、30…可動キャリパ、40…ピストン(押動部材)、50,60…ブレーキパッド、51,61…裏板、61a…凸部、52,62…ライニング、70…パッドサポート、71…インナー側支持部、71a…ガイド部、71a1…ロータ径内方側部分、71b…弾性部、71b1…平面部分、71b2…湾曲部分、71c…押圧部、72…アウター側支持部、72a…ガイド部、72a1…ロータ径内方側部分、72b…弾性部、72b1…平面部分、72b2…湾曲部分、72c…押圧部、73…連結部

Claims (2)

  1. 車輪と一体的に回転可能なディスクロータと、車体に組付けられる支持体と、前記ディスクロータを挟持可能に配置されて前記支持体に対してロータ軸方向にて移動可能に組付けられる一対のブレーキパッドと、これら各ブレーキパッドの裏板を前記ディスクロータに向けて押動可能な押動部材とを備えるとともに、前記支持体に組付けられて前記各ブレーキパッドにおける前記裏板のロータ周方向端部と前記支持体間に介在し前記各ブレーキパッドをロータ軸方向に移動可能に支持するパッドサポートを備えているディスクブレーキ装置において、
    前記パッドサポートが、圧延鋼板から所定の形状に打ち抜かれた後に折り曲げられて形成されていて、前記裏板のロータ周方向端部に形成された凸部をロータ軸方向に移動可能に収容するコ字状のガイド部と、このガイド部におけるロータ径内方側部分の前記ディスクロータから遠い端部側に形成された平面部分を有するとともにこの平面部分からロータ周方向に延在し先端側を折り返されることで形成された湾曲部分を有する弾性部と、この弾性部における前記湾曲部分の先端に連続して形成され前記湾曲部分が折り返されて形成されることで前記ガイド部における前記ロータ径内方側部分のロータ径外方側に重ねられていて前記裏板の前記凸部をロータ径外方に向けて付勢する押圧部を備えており、前記弾性部の前記湾曲部分が折り返されて形成される際の折り線が前記圧延鋼板の圧延方向に対して直交するように設定されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載のディスクブレーキ装置において、前記パッドサポートは、インナー側の前記ブレーキパッドを支持するインナー側支持部と、アウター側の前記ブレーキパッドを支持するアウター側支持部と、前記インナー側支持部と前記アウター側支持部を一体的に連結する連結部を備えていて、ロータ軸方向の中心線を対称軸とする線対称形状に形成されており、前記インナー側支持部と前記アウター側支持部には、前記ガイド部と前記弾性部と前記押圧部がそれぞれ形成されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。
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