JP5341573B2 - 二つ割り外輪、ころ軸受および回転軸支持構造 - Google Patents

二つ割り外輪、ころ軸受および回転軸支持構造 Download PDF

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Description

この発明は、二つ割り外輪、ころ軸受および回転軸支持構造に関するものであり、特に、回転軸の外径側から組み込まれる二つ割り外輪、このような二つ割り外輪を備えるころ軸受および回転軸支持構造に関するものである。
カムシャフトやクランクシャフトを支持する軸受としては、軸受投影面積が小さいにもかかわらず高荷重の負荷を受けることができ、かつ、高剛性であるシェル形ニードル軸受が適用される場合がある。ここで、シェル形ニードル軸受に備えられる外輪には、環状の外輪を二つ割りにした略半円筒形状の二つ割り外輪が適用されるものがある。このようなシェル形ニードル軸受は、シャフト(回転軸)の外径側から一対の二つ割り外輪をそれぞれ組み込み、それぞれの二つ割り外輪の周方向端部に位置する突合部同士を突合させて、一つの環状の外輪を形成することができる。このような構成のシェル形ニードル軸受は、シャフトに対する外輪の組み込み性を向上させることができる。
このような二つ割り外輪を備えるころ軸受が、米国特許第1921488号(特許文献1)、特開2005−90696号公報(特許文献2)、特開2005−180459号公報(特許文献3)、特開2005−337352号公報(特許文献4)および特表2002−525533号公報(特許文献5)に開示されている。
特許文献1によると、周方向両端の突合部が周方向に突出したV字形状の突合部を有する第一の二つ割り外輪と、周方向両端の突合部が周方向に凹んだV字形状の突合部を有する第二の二つ割り外輪とを組み合わせて、一つの環状の外輪を形成することとしている。
特許文献2および特許文献3によると、レース板(二つ割り外輪)は、一方の突合部となる周方向一方側端部が楔形状を有し、他方の突合部となる周方向他方端部が谷形状を有する。そして、一対のレース板において、一方のレース板の楔形状突合部と他方のレース板の谷形状突合部、および一方のレース板の谷形状突合部と他方のレース板の谷形状突合部を組み合わせて、円筒状の外側レースを構成することとしている。すなわち、特許文献2および特許文献3において、一対のレース板は、それぞれ同じ形状である。
また、特許文献4によると、二つ割り外輪の周方向一端の形状を、軸方向に沿う線に対して傾く傾斜部と、傾斜部に対して反対向きに傾く傾斜部を有する凹凸形状としている。そして、一対の二つ割り外輪において、この凹凸形状を突合させて環状の外輪を形成することとしている。特許文献4についても、一対の二つ割り外輪は、それぞれ同じ形状である。なお、二つ割り外輪の外径面は、凹凸を有さない円弧面である。
また、特許文献5によると、第一の二つ割り外輪の周方向一方端部において突起を形成し、第二の二つ割り外輪の周方向一方端部において切欠を形成し、この突起および切欠を弾性的にスナップ係合させることとしている。なお、第一および第二の二つ割り外輪の周方向他方端部同士は、予め連結されている。
米国特許第1921488号 特開2005−90696号公報 特開2005−180459号公報 特開2005−337352号公報 特表2002−525533号公報
特許文献1および特許文献5によると、形状の異なる2つの二つ割り外輪を準備しなければならないため、生産性が劣ってしまう。一方、特許文献2、特許文献3、および特許文献4においては、同一形状の二つ割り外輪を組み合わせて環状の外輪を形成することができる。しかし、特許文献2および特許文献3については、回転軸への組み込みに際し、各二つ割り外輪において方向性を有する。したがって、例えば、組み込み時に方向性を誤って周方向に突出する部分を有する突合部同士を突合させると、適切に組み込めないことになる。このように、二つ割り外輪の組み込み時において方向性を有することは、組み込みを困難にさせることになる。
ここで、二つ割り外輪においては、回転軸の外径側に配置された際に、二つ割り外輪の外径側に配置されるハウジングに対して位置決めを行う必要がある。しかし、特許文献4に示す二つ割り外輪の形状であれば、外径面が凹凸を有さない円弧面であるため、二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことが困難である。
この発明の目的は、ハウジングに対する位置決めを適切に行うことができると共に、回転軸への組み込みを容易にすることができる二つ割り外輪を提供することである。
この発明の他の目的は、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸への組み込みを容易にすることができるころ軸受を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸へのころ軸受の組み込みが容易である回転軸支持構造を提供することである。
この発明に係る二つ割り外輪は、ころ軸受に含まれ、略半円筒形状の二つ割り外輪であって、外径面の周方向中央および軸方向中央には、二つ割り外輪の外径側に配置されるハウジングと係合して、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを行なう位置決め部が設けられており、ころ軸受が支持する回転軸に組み込まれた際に、一対の二つ割り外輪同士が突合する突合部には、互いに噛み合って双方の二つ割り外輪の軸方向の移動を規制する凹凸形状が設けられており、凹凸形状は、位置決め部の中心を中心点として、点対称である。
このように構成することにより、外径面の周方向中央および軸方向中央に設けられた位置決め部を用いて、二つ割り外輪の外径側に配置されるハウジングに係合させることができる。したがって、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行うことができる。また、一対の二つ割り外輪同士が突合する突合部に設けられ、ころ軸受が支持する回転軸に一対の二つ割り外輪が組み込まれた際に、互いに噛み合って双方の二つ割り外輪の軸方向の移動を規制する凹凸形状は、位置決め部の中心を中心点として点対称であるため、二つ割り外輪を回転軸に組み込む際に、いずれの方向からでも組み込むことができる。そうすると、回転軸への組み込み時において、二つ割り外輪の方向性を気にせずに組み込むことができる。したがって、回転軸への組み込みを容易にすることができる。
好ましくは、突合部を外径側から見た際に、凸形状は、周方向に真直ぐに延びる第一の線、および第一の線の周方向外方端部から二つ割り外輪の軸方向一方端部まで延びる第二の線から構成されている。また、凹形状は、第一の線および第一の線の周方向内方端部から二つ割り外輪の軸方向他方端部まで延びる第三の線から構成されている。
こうすることにより、一対の二つ割り外輪を組み合わせた際に、一方の二つ割り外輪に含まれる第一の線および他方の二つ割り外輪に含まれる第一の線の間に形成されるすき間を利用して、二つ割り外輪の変形を管理することができる。
さらに好ましくは、第二および第三の線は、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びている。
また、第二および第三の線は、軸方向に真直ぐに延びているよう構成してもよい。
また、第二および第三の線はそれぞれ、軸方向に真直ぐに延びる線と、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びる線とを有するよう構成してもよい。
さらに好ましくは、位置決め部は、外径面から外径側に突出した形状である。こうすることにより、二つ割り外輪の外径側に配置されるハウジングにおいて、位置決め部に係合する部分の加工を容易にすることができる。
さらに好ましくは、位置決め部には、径方向に貫通する貫通孔が設けられている。こうすることにより、貫通孔を通じて、二つ割り外輪の径方向に潤滑油を通油させることができる。
さらに好ましくは、軸方向端部から内径側に延びる鍔部を含む。こうすることにより、二つ割り外輪の内径側に配置されるころおよび保持器の軸方向の移動を規制することができる。
さらに好ましくは、平板状の鋼材を略半円筒形状に折曲げて製造される。こうすることにより、安価に上記した構成の二つ割り外輪を製造することができる。
さらに好ましい一実施形態として、鋼材の炭素含有量は、0.3重量%以下であり、二つ割り外輪には、浸炭焼入処理が施されている。こうすることにより、折曲げ時において、容易に折曲げることができると共に、二つ割り外輪の硬度を高めることができる。
この発明の他の局面においては、ころ軸受は、一対の上記したいずれかの二つ割り外輪と、一対の二つ割り外輪の内径面を転動する複数のころと、複数のころを保持する保持器とを備える。
このようなころ軸受は、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸への組み込みを容易にすることができる。
この発明のさらに他の局面においては、回転軸支持構造は、回転軸と、回転軸を支持する上記したころ軸受と、一対の二つ割り外輪の外径側に配置され、位置決め部に係合するハウジング係合部を備えるハウジングとを含む。
このような回転軸支持構造は、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸へのころ軸受の組み込みが容易である。
この発明に係る二つ割り外輪によると、このように構成することにより、外径面の周方向中央および軸方向中央に設けられた位置決め部を用いて、二つ割り外輪の外径側に配置されるハウジングに係合させることができる。したがって、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行うことができる。また、一対の二つ割り外輪同士が突合する突合部に設けられ、ころ軸受が支持する回転軸に一対の二つ割り外輪が組み込まれた際に、互いに噛み合って双方の二つ割り外輪の軸方向の移動を規制する凹凸形状は、位置決め部の中心を中心点として点対称であるため、二つ割り外輪を回転軸に組み込む際に、いずれの方向からでも組み込むことができる。そうすると、回転軸への組み込み時において、二つ割り外輪の方向性を気にせずに組み込むことができる。したがって、回転軸への組み込みを容易にすることができる。
この発明に係るころ軸受によると、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸への組み込みを容易にすることができる。
また、この発明に係る回転軸支持構造によると、ハウジングに対する二つ割り外輪の位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸へのころ軸受の組み込みが容易である。
この発明の一実施形態に係る二つ割り外輪を示す斜視図である。 図1に示す二つ割り外輪を90度傾けた場合の斜視図である。 図1および図2に示す二つ割り外輪の周方向中央を外径側から見た平面図である。 図1および図2に示す二つ割り外輪の周方向端部を外径側から見た平面図である。 一対の二つ割り外輪の周方向端部同士を突合させた状態を示す図である。 一方側の突合部のみを示し、他方側の突合部を省略した二つ割り外輪を示した図である。 一対の二つ割り外輪を突合させた状態を示す図である。 鋼材を打ち抜いた後の外形形状を示す図である。 この発明の一実施形態に係る二つ割り外輪を備えるころ軸受を含む回転軸支持構造の一部を示す断面図である。 第二および第三の線が軸方向に延びる形状の二つ割り外輪を示す図である。 第二および第三の線がそれぞれ、軸方向に真直ぐに延びる線と、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びる線とを有する形状の二つ割り外輪を示す図である。 軸方向端部から内径側に延びる鍔部が設けられた二つ割り外輪の斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、この発明の一実施形態に係る二つ割り外輪11aを示す斜視図である。図2は、図1に示す二つ割り外輪11aを90度回転させた図である。図3および図4は、図1および図2に示す二つ割り外輪11aを外径側から見た平面図である。図3は、二つ割り外輪11aの周方向中央側を外径側から見た図であり、図4は、二つ割り外輪11aの周方向端部側を外径側から見た図である。なお、図3は、図1中の矢印IIIの方向から見た図であり、図4は、図2中の矢印IVの方向から見た図である。また、図1〜図4中の矢印Aは、軸方向の一方方向を示す。
図1〜図4を参照して、二つ割り外輪11aは、所定の板厚を有する円筒状部材を、円筒状部材の中心軸を含む平面で切断した略半円筒形状である。具体的には、二つ割り外輪11aを軸方向から見た場合には、二つ割り外輪11aの外径面12aおよび内径面12bは、略半円形状となる。二つ割り外輪11aの軸方向両端部13a、13bには、径方向に折曲げられたり、径方向に突出した部分はなく、二つ割り外輪11aの軸方向両端部13a、13bは、軸方向に真直ぐに延びた形状である。二つ割り外輪11aは、同一形状のものを一対組み合わせることにより、一つの環状の外輪を構成する。後述するが、組み合わされた一対の二つ割り外輪11aの内径面12bを、ころが転動する。すなわち、二つ割り外輪11aの内径面12bは、ころが転動する転動面となる。
二つ割り外輪11aのうち、その外径面12aの周方向中央および軸方向中央には、二つ割り外輪11aの外径側に配置されるハウジング(図示せず)と係合して、ハウジングに対する二つ割り外輪11aの位置決めを行なう位置決め突部14が設けられている。具体的には、位置決め突部14は、ハウジングに設けられた凹状のハウジング係合部と係合する。ハウジングおよびハウジング係合部については、後述する。位置決め突部14をハウジング係合部に係合させることにより、二つ割り外輪11aの移動、具体的には、二つ割り外輪11aの軸方向の移動および周方向の移動を規制して、ハウジングに対する二つ割り外輪11aの位置決めを行なうことができる。したがって、外径面12aの周方向中央および軸方向中央に設けられた位置決め突部14を用いて、二つ割り外輪11aの外径側に配置されるハウジングに適切に係合させることができる。
位置決め突部14は、外径面12aから外径側に突出した形状である。このような構成とすることにより、二つ割り外輪11aの外径側に配置されるハウジングにおいて、位置決め突部14に係合する部分の加工を容易にすることができる。すなわち、ハウジングにおいて設けられるハウジング係合部は、二つ割り外輪11aが配置される側となるハウジングの内径面から外径側に凹んだ形状とするだけでよい。位置決め突部14は、外径面12aから外径側に向かって真直ぐ延びるように設けられている。位置決め突部14を外径側から見た際に、位置決め突部14の外形形状は、丸形状である(図3参照)。
位置決め突部14には、径方向に貫通する貫通孔15が設けられている。貫通孔15は、位置決め突部14の径方向中央に設けられている。貫通孔15は、丸孔である。貫通孔15についても、二つ割り外輪11aの内径面12bから外径側に向かって真直ぐ延びるように設けられている。すなわち、径方向中央に貫通孔15が設けられた位置決め突部14の形状は、略円筒状である。こうすることにより、貫通孔15を通じて、二つ割り外輪11aの径方向に潤滑油を通油させることができる。なお、位置決め突部14および貫通孔15は、後述するバーリング加工により設けられる。
次に、後述するころ軸受が支持する回転軸に二つ割り外輪11aが組み込まれた際に、一対の二つ割り外輪11a、11b同士が突合する突合部の形状について説明する。図5は、一対の二つ割り外輪11a、11bの周方向端部同士を突合させた状態を示す図である。図6は、二つ割り外輪11aのみを示した図であり、図4に相当する。図5においては、理解の容易の観点から、組み合わされた一対の二つ割り外輪11a、11bの間隔を開けて図示している。なお、二つ割り外輪11bは、二つ割り外輪11aと同じ形状である。また、図5および図6においては、理解の容易の観点から、一方側の突合部16aのみを図示し、他方側の突合部16bの図示を省略している。
図1〜図6を参照して、突合部16aには、一対の二つ割り外輪11a、11bを突合させた際に、互いに噛み合って双方の二つ割り外輪11a、11bの軸方向の移動を規制する凸形状部17aおよび凹形状部17bが設けられている。凸形状部17aは、周方向外方側、すなわち、図6中の矢印Bで示す方向に突出した形状であり、凹形状部17bは、凸形状部17aと比較して相対的に周方向内方側、すなわち、図6中の矢印Bで示す方向と逆の方向に凹んだ形状である。また、凸形状部17aと凹形状部17bとの間には、いわゆる段差を有する。
ここで、突合部16aを径方向、具体的には外径側から見た際に、凸形状部17aは、周方向に真直ぐに延びる第一の線18a、および第一の線18aの周方向外方端部19aから二つ割り外輪11aの軸方向一方端部13aまで延びる第二の線18bから構成されている。また、凹形状部17bは、第一の線18aおよび第一の線18aの周方向内方端部19bから二つ割り外輪11aの軸方向他方端部13bまで延びる第三の線18cから構成されている。
すなわち、突合部16aは、周方向に真直ぐに延びる第一の線18a、第一の線18aの周方向外方端部19aから二つ割り外輪11aの軸方向一方端部13aまで延びる第二の線18b、および第一の線18aの周方向内方端部19bから二つ割り外輪11aの軸方向他方端部13bまで延びる第三の線18cを含む。そして、凸形状部17aは、第一および第二の線18a、18bから構成されており、凹形状部17bは、第一および第三の線18a、18cから構成されている。
なお、第二および第三の線18b、18cは、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びている。ここでは、第二および第三の線18b、18cは、互いに同じ方向に傾斜して延びるよう構成されている。すなわち、第一の線18aに対する第二の線18bの角度と、第一の線18aに対する第三の線18cの角度とは、同じである。なお、第一の線18aと第二の線18b、および第一の線18aと第三の線18cとはそれぞれ、滑らかに連なるように結ばれている。すなわち、第一の線18aと第二の線18bとの間、および第一の線18aと第三の線18cとの間には、曲線を有する。
このように構成することにより、図6中の長さ寸法Lで示す凸形状部17aの軸方向の長さ、すなわち、第一の線18aから軸方向一方端部13aまでの軸方向の長さを測って、二つ割り外輪11aの突合部16aの寸法を適切に管理することができる。この場合、凸形状部17aを構成する第一の線18aは、周方向に真直ぐに延びる形状であるため、二つ割り外輪11aの軸方向一方端部13aから第一の線18aまでの軸方向の長さ寸法を容易に測ることができる。したがって、各二つ割り外輪11aにおける凸形状の軸方向の長さの相互差を管理することにより、突合部16aの干渉を回避して、適切に二つ割り外輪11aを組み込むことができる。すなわち、上記構成とすることにより、寸法管理が容易になる。
ここで、凹凸形状、すなわち、凸形状部17aおよび凹形状部17bは、位置決め突部14の中心20を中心点として、点対称である(図3参照)。すなわち、位置決め突部14の中心20を中心点として二つ割り外輪11aを180度回転させた場合に、凹凸形状は同じとなる。
このように構成することにより、一対の二つ割り外輪11a、11b同士が突合する突合部16a、16bに設けられ、ころ軸受が支持する回転軸に一対の二つ割り外輪11a、11bが組み込まれた際に、互いに噛み合って双方の二つ割り外輪11a、11bの軸方向の移動を規制する凹凸形状は、位置決め突部14の中心20を中心点として点対称であるため、二つ割り外輪11aを回転軸に組み込む際に、いずれの方向からでも組み込むことができる。そうすると、回転軸への組み込み時において、二つ割り外輪11aの方向性を気にせずに組み込むことができる。
また、上記した構成の二つ割り外輪11aにおいては、周方向に真直ぐに延びる第一の線18a、第一の線18aの周方向外方端部19aから二つ割り外輪11aの軸方向一方端部13aまで延びる第二の線18b、および第一の線18aの周方向内方端部19bから二つ割り外輪11aの軸方向他方端部13bまで延びる第三の線18cにより、凸形状部17aおよび凹形状部17bを構成しているため、一対の二つ割り外輪11a、11bの間に形成されるすき間を利用して、二つ割り外輪11aの変形を管理することができる。
これについて、具体的に説明する。図7は、一対の二つ割り外輪11a、11bを突合させた状態を示す図である。図7を参照して、互いに噛み合うように配置された二つ割り外輪11aの突合部16a、および二つ割り外輪11bの突合部16cの間には、すき間21が形成される。このすき間21は、具体的には、二つ割り外輪11aの外形形状を構成する第一の線18a、第三の線18cと、二つ割り外輪11bの外形形状を構成する第一の線18d、および第三の線18eとの間に形成される。このようなすき間21は、略平行四辺形となる。このすき間21を管理することにより、二つ割り外輪11a、11bの変形度合いを管理することができる。
具体的には、例えば、二つ割り外輪11aの周方向両端部が開くような変形が生じていた場合、図7中のすき間21のうち、周方向に真直ぐに延びる第一の線18a、18c同士の間隔、すなわち、すき間21の軸方向の長さ寸法が変化することになる。したがって、このようなすき間21の軸方向の長さ寸法が所定の範囲内にあるか否かを検査することにより、二つ割り外輪の変形度合いを管理することができる。このような管理は、上記した特許文献1〜3に示すような突合部がV字状の二つ割り外輪においては、非常に困難である。すなわち、突合部がV字状の二つ割り外輪においては、上記したような変形が生じていたとしても、変形に伴って変化する部分が不明確であるため、管理が困難となる。
次に、上記した構成の二つ割り外輪11aの製造方法について説明する。まず、所定の板厚を有する平板状の鋼材を準備する。鋼材については、炭素含有量が0.3重量%以下のものが好ましい。このような鋼材は、熱処理前においては比較的柔らかく、後の工程で略半円筒形状に折曲げやすいためである。
このような鋼材を準備し、鋼材を打ち抜く。打ち抜いた後の鋼材22の外形形状を図8に示す。具体的には、後に軸方向端部を構成する領域23a、23b、後に周方向両端部に設けられる凸形状部を構成する領域24a、24b、および後に周方向両端部に設けられる凹形状部を構成する領域25a、25bを形成するように外形形状を打ち抜く。その後、後に周方向となる方向の中央および軸方向となる方向の中央において、バーリング加工により、位置決め突部を形成する。ここでは、バーリング加工によって、位置決め部を形成する際に、位置決め部の中央に、板厚方向に貫通する貫通孔が設けられる。次に、鋼材22を略半円筒形状に折曲げる。その後、浸炭窒化処理等の熱処理を行なう。こうすることにより、硬度を高めることができる。このようにして、この発明の一実施形態に係る二つ割り外輪11aを製造する。このような二つ割り外輪11aは、平板状の鋼材を折曲げて製造されているため、安価に製造することができる。
次に、この発明の一実施形態に係る二つ割り外輪を備えるころ軸受を含む回転軸支持構造の構成について説明する。図9は、この発明の一実施形態に係る二つ割り外輪を備えるころ軸受を含む回転軸支持構造の一部を示す断面図である。図9を参照して、この発明の一実施形態に係る回転軸支持構造31は、カムシャフトやクランクシャフトのような回転軸32と、回転軸32を支持するころ軸受33と、ころ軸受33の外径側、、具体的には、ころ軸受33に備えられる二つ割り外輪11aの外径側に配置されるハウジング34とを含む。
ころ軸受33は、一対の二つ割り外輪11aと、一対の二つ割り外輪11aの内径面12bを転動面として転動する複数のころ35と、複数のころ35を収容するポケット36を有し、複数のころ35を保持する保持器37とを備える。なお、一対の二つ割り外輪11aは、図5に示すように組み合わされているが、理解の容易の観点から、図9において、一方の二つ割り外輪11aのみを図示している。
二つ割り外輪11aの外径面12aは、ハウジング34のうち、回転軸32およびころ軸受33が配置された側の内径面39と当接するよう設けられている。なお、二つ割り外輪11aは、上記した構成である。ころ35は、二つ割り外輪11aの内径面12bおよび回転軸32の外径面38を転動する。ころ35としては、例えば、針状ころが適用される。
ここで、保持器37の構成については、二つ割り外輪11aの外形形状と同様に、略半円筒形状の保持器部材を一対組み合わせて構成してもよい。こうすることにより、保持器37についても回転軸32の外径側から組み込むことができ、回転軸32に対する軸受構成部材の組み込み性を向上させることができる。また、保持器37については、弾性変形が可能な構成とし、周方向の一部分を分離可能にして、弾性変形を利用し、回転軸32の外径側から組み込める構成としてもよい。また、予め、すなわち、回転軸32に組み込む前から、複数のころ35は保持器37に保持可能な構成とすれば、さらに組込み性が向上する。なお、ころ軸受33の一例としては、シェル形ニードル軸受が挙げられる。
ハウジング34には、二つ割り外輪11aに設けられた位置決め突部14と係合するよう、ハウジング34の内径面39から回転軸32の外径側に凹んだ形状のハウジング係合部40が設けられている。ハウジング係合部40は、丸形状の位置決め突部14と係合するように、丸孔状に凹んでいる。二つ割り外輪11aは、位置決め突部14とハウジング係合部40とが係合するように組み込まれる。ハウジング係合部40において、図9中の矢印Cで示す方向から潤滑油を供給することにより、貫通孔15を通じて、潤滑油をころ軸受33内に供給することができる。なお、軸芯給油形式の場合には、貫通孔15を介して、ころ軸受33の内部からハウジング係合部40まで潤滑油を通油させ、図9中の矢印Cで示す方向と反対の方向に潤滑油を排出することができる。
このようなころ軸受33は、上記した構成の二つ割り外輪11aを備えるため、ハウジング34に対する二つ割り外輪11aの位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸32への組み込みを容易にすることができる。
また、このようなころ軸受33は、一対の二つ割り外輪11aを適切に組み込むことができる。
また、このような回転軸支持構造31は、上記したころ軸受33を含むため、ハウジング34に対する二つ割り外輪11aの位置決めを適切に行なうことができると共に、回転軸32へのころ軸受33の組み込みが容易である。
また、このような回転軸支持構造31は、ころ軸受33に含まれる一対の二つ割り外輪11aを適切に回転軸32に組み込むことができる。
なお、上記の実施の形態においては、二つ割り外輪の突合部の形状について、第二および第三の線は、軸方向に延びる線から傾斜して延びるよう構成することとしたが、これに限らず、第二および第三の線は、軸方向に真直ぐに延びるよう構成してもよい。図10は、この場合における二つ割り外輪の突合状態を示す図であり、図5に相当する。図10を参照して、二つ割り外輪41に設けられる突合部42は、周方向に真直ぐに延びる第一の線43a、第一の線43aの周方向外方端部44aから二つ割り外輪41の軸方向一方端部45aまで延びる第二の線43b、および第一の線43aの周方向内方端部44bから二つ割り外輪41の軸方向他方端部45bまで延びる第三の線43cを含む。そして、凸形状部46aは、第一および第二の線43a、43bから構成されており、凹形状部46bは、第一および第三の線43a、43cから構成されている。ここで、第二および第三の線43b、43cは、軸方向に真直ぐに延びる形状である。このような構成とすることによっても、上記した効果を奏することができる。
また、第二および第三の線はそれぞれ、図11に示すように、軸方向に真直ぐに延びる線と、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びる線とを有するよう構成してもよい。具体的には、図11を参照して、二つ割り外輪51に設けられる突合部52は、周方向に真直ぐに延びる第一の線53a、第一の線53aの周方向外方端部54aから二つ割り外輪51の軸方向一方端部55aまで延びる第二の線53b、および第一の線53aの周方向内方端部54bから二つ割り外輪51の軸方向他方端部55bまで延びる第三の線53cを含む。そして、凸形状部56aは、第一および第二の線53a、53bから構成されており、凹形状部56bは、第一および第三の線53a、53cから構成されている。
ここで、第二および第三の線53b、53cはそれぞれ、軸方向に真直ぐに延びる線57a、57bと、軸方向に真直ぐに延びる線57a、57bに対して傾斜して延びる線58a、58bとを有する。具体的には、第二の線53bは、第一の線53aの周方向外方端部54aから連なって軸方向に真直ぐに延びる線57aと、線57aの軸方向一方端部59aから線57aに対して傾斜して二つ割り外輪51の軸方向一方端部55aまで真直ぐに延びる線58aとから構成されている。また、第三の線53cは、第一の線53aの周方向内方端部54bから連なって軸方向に真直ぐに延びる線57bと、線57bの軸方向他方端部59bから線57bに対して傾斜して二つ割り外輪51の軸方向他方端部55bまで真直ぐに延びる線58bとから構成されている。線58a、58bは互いに同じ方向に傾斜している。このような構成とすることによっても、上記した効果を奏することができる。
また、二つ割り外輪に、軸方向端部から内径側に延びる鍔部を設けてもよい。図12は、この場合における二つ割り外輪の斜視図であり、図1に相当する。図12を参照して、二つ割り外輪61には、軸方向端部62から内径側に延びる鍔部63が設けられている。鍔部63は、軸方向端部から内径側に真直ぐに延びている。鍔部63の内径側への突出量は、二つ割り外輪61が回転軸に組み込まれた際に、回転軸に干渉しない量である。このように構成することにより、二つ割り外輪61の内径側に配置される保持器が軸方向へ移動しようとしても、保持器の軸方向端部と鍔部63とが当接することになる。したがって、保持器および保持器に保持されているころの軸方向の移動を規制することができる。鍔部63の周方向の長さは、例えば、二つ割り外輪61の周方向の長さの半分以上の長さが適用される。なお、このような鍔部については、二つ割り外輪の両端部に設けることにしてもよい。また、一方側の端部において、複数の鍔部を設けることにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、位置決め突部の外形形状は、丸形状であったが、これに限らず、例えば、四角状や六角状であってもよい。この場合、位置決め突部の外形形状は、位置決め突部の中心を中心点として、点対称となる形状が好ましい。また、貫通孔についても同様に、例えば、四角状や六角状であってもよい。さらに、位置決め突部の外形形状と貫通孔の形状とが異なっていてもよい。また、位置決め突部に貫通孔を設けない構成としてもよい。なお、位置決め突部は、溶接や接着等によって、二つ割り外輪の外径面に他部材を取り付けることによって設けてもよい。
また、上記の実施の形態においては、位置決め部は、二つ割り外輪の外径面から外径側に突出する形状としたが、これに限らず、二つ割り外輪を径方向に貫通する貫通孔であってもよいし、板厚方向に貫通せず、外径面から凹んだ凹部であってもよい。この場合、この貫通孔や凹部に係合するよう、ハウジングの内径面から内径側に突出する凸部を設け、この凸部と貫通孔または凹部とを係合させて、二つ割り外輪の位置決めを行う。
なお、上記の実施の形態においては、平板状の鋼材を略半円筒形状に折曲げて二つ割り外輪を製造することにしたが、これに限らず、二つ割り外輪は、既に半円筒形状に成型されている部材を用い、これを加工して上記構成の二つ割り外輪を製造することにしてもよい。また、削り出しにより製造することにしてもよい。また、製造工程において、バーリング加工により位置決め突部を形成した後に略半円筒形状に折曲げることとしたが、略半円筒形状に折曲げた後にバーリング加工により位置決め突部を形成することとしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、ころ軸受は保持器を備える構成としたが、これに限らず、保持器を含まないタイプ、すなわち、総ころ形式のころ軸受の場合についても適用される。また、ころ軸受は、内輪を含むタイプであっても構わない。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係る二つ割り外輪、ころ軸受および回転軸支持構造は、カムシャフトやクランクシャフト等、回転軸に対して軸方向からの組み込みが困難な回転軸に用いられる場合に、有効に利用される。
11a,11b,41,51,61 二つ割り外輪、12a,38 外径面、12b,39 内径面、13a,13b,19a,19b,44a,44b,45a,45b,54a,54b,55a,55b,59a,59b,62 端部、14 位置決め突部、15 貫通孔、16a,16b,16c,42,52 突合部、17a,46a,56a 凸形状部、17b,46b,56b 凹形状部、18a,18b,18c,18d,18e,43a,43b,43c,53a,53b,53c,57a,57b,58a,58b 線、20 中心、21 すき間、22 鋼材、23a,23b,24a,24b,25a,25b 領域、31 回転軸支持構造、32 回転軸、33 ころ軸受、34 ハウジング、35 ころ、36 ポケット、37 保持器、40 ハウジング係合部、63 鍔部。

Claims (12)

  1. ころ軸受に含まれ、略半円筒形状の二つ割り外輪であって、
    外径面の周方向中央および軸方向中央には、前記二つ割り外輪の外径側に配置されるハウジングと係合して、前記ハウジングに対する前記二つ割り外輪の位置決めを行なう位置決め部が設けられており、
    前記ころ軸受が支持する回転軸に組み込まれた際に、一対の前記二つ割り外輪同士が突合する突合部には、互いに噛み合って双方の前記二つ割り外輪の軸方向の移動を規制する凹凸形状が設けられており、
    前記凹凸形状は、前記位置決め部の中心を中心点として、点対称であり、
    前記ころ軸受に組み込まれた際に、一対の前記二つ割り外輪同士が突合する突合部の間には、すき間を有する、二つ割り外輪。
  2. 前記突合部を外径側から見た際に、前記凸形状は、周方向に真直ぐに延びる第一の線、および前記第一の線の周方向外方端部から前記二つ割り外輪の軸方向一方端部まで延びる第二の線から構成されており、前記凹形状は、前記第一の線および前記第一の線の周方向内方端部から前記二つ割り外輪の軸方向他方端部まで延びる第三の線から構成されている、請求項1に記載の二つ割り外輪。
  3. 前記第二および第三の線は、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びている、請求項1または2に記載の二つ割り外輪。
  4. 前記第二および第三の線は、軸方向に真直ぐに延びている、請求項1または2に記載の二つ割り外輪。
  5. 前記第二および第三の線はそれぞれ、軸方向に真直ぐに延びる線と、軸方向に延びる線に対して傾斜して延びる線とを有する、請求項1または2に記載の二つ割り外輪。
  6. 前記位置決め部は、前記外径面から外径側に突出した形状である、請求項1〜5のいずれかに記載の二つ割り外輪。
  7. 前記位置決め部には、径方向に貫通する貫通孔が設けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の二つ割り外輪。
  8. 軸方向端部から内径側に延びる鍔部を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の二つ割り外輪。
  9. 平板状の鋼材を略半円筒形状に折曲げて製造される、請求項1〜8のいずれかに記載の二つ割り外輪。
  10. 前記鋼材の炭素含有量は、0.3重量%以下であり、
    前記二つ割り外輪には、浸炭焼入処理が施されている、請求項9に記載の二つ割り外輪。
  11. 一対の請求項1〜10のいずれかに記載の二つ割り外輪と、
    一対の前記二つ割り外輪の内径面を転動する複数のころと、
    複数の前記ころを保持する保持器とを備える、ころ軸受。
  12. 回転軸と、
    前記回転軸を支持する請求項11に記載のころ軸受と、
    一対の前記二つ割り外輪の外径側に配置され、前記位置決め部に係合するハウジング係合部を備えるハウジングとを含む、回転軸支持構造。
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