JP5044388B2 - 光伝送装置システム - Google Patents

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Description

本発明は、光伝送装置の親機及び子機により構成される光伝送装置システムに関し、特に、光伝送装置システムを構築する際に親機及び子機に対して必要な設定作業を簡易化する技術に関する。
携帯電話等の移動局間の無線通信を、無線基地局を介して行う無線システムが実現されている。しかしながら、無線基地局からの電波が届かないビル内部や地下通路等の不感地帯では、各移動局は無線通信を行うことができない。
そこで、無線通信用のアンテナを備えた光伝送装置子機(以下、子機と略記する)を不感地帯の各所に設置し、各子機と光ケーブルにより接続された光伝送装置親機(以下、親機と略記する)を無線基地局に接続して光伝送装置システムを構築することで、各移動局が不感地帯内にある場合であっても無線通信を行えるようにしている。
ここで、光伝送装置システムに関する発明として、親局装置(親機)側で子局装置(子機)の規格上の種別を識別できるようにする発明(特許文献1参照)、少ない電話回線であっても各親局装置から監視制御端末へ状態報告を行えるようにする発明(特許文献2参照)、などが提案されている。
特開2007−180941号公報 特開2007−158794号公報
光伝送装置システムの構築に際して親機及び子機の各装置に対して行われる従来方式の設定作業を説明する。なお、説明の便宜上、本発明の実施例に係る図1を参照して説明するが、本発明を不要に限定する意図はない。
図1は、光伝送装置システムを有する無線システムの概略的な構成を示してある。
携帯電話に代表される各移動局1は、無線基地局5を介して無線通信を行うことができ、無線基地局5は、無線網の制御を行う無線網制御装置6や通信経路の選択を行う交換機7などを介して網8に接続されている。また、光伝送装置の親機3が無線基地局5と通信可能に設置されると共に、無線アンテナを有する光伝送装置の子機2が無線基地局5の不感地帯となる各所に複数設置され、各子機3は光ケーブルにより直接的又は他の子機3を介して間接的に親機3に接続されている。そして、これら親機3及び子機2により構成される光伝送装置システムによって、各移動局1が無線基地局5の不感地帯内にある場合であっても無線通信を行えるようにしてある。また、親機3は、ISDN(Integrated Services Digital Network)ルータ等の接続装置4を介して網8に接続されており、網8に接続された遠隔監視装置9による遠隔制御を可能にしてある。
従来、光伝送装置システムの構築にあたり、工事作業者は、システム構成図面に従って光伝送装置の親機3及び子機2の各装置を設置した後に、その接続状態を確認する為に遠隔監視装置9にて各装置の接続状態の読出しを行って画面上に表示させ、当該表示内容とシステム構成図面とを比較することによりチェックを行なっていた。
そして、工事作業者は、システム構成図面通りにシステム構成されていることを確認できると、光伝送装置の親機3及び全子機2に対し、メンテナンス用のツール等を接続し、個別に各種装置情報(局名称、IPアドレス、設置場所等)の設定を行なっていた。
しかしながら、このような従来方式による情報設定作業は、工事作業者のオペレーションミス(アラームマスク設定/解除漏れ、局情報の設定漏れ等)の可能性があり、また、設定作業に時間が掛かってしまうという問題点があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであり、光伝送装置の親機及び子機に対する情報設定を自律的に行うようにして、親機及び子機の設置時における設定作業のオペレーションミスを防ぐとともに、設定作業を簡易化することが可能な技術を提案することを目的としている。
本発明は、制御装置と光伝送装置の親機とが通信可能に接続され、当該親機と光伝送装置の子機とが光通信可能に接続される光伝送装置システムにおいて、前記制御装置からの要求により、前記親機及び前記子機の側から前記制御装置へ前記子機の接続状態を通知する接続状態通知手段と、前記制御装置からの要求により、前記親機に対して直接又は複数直列で間接的に接続されている全ての子機におけるアラームマスクを解除し、前記親機に対して末端に接続されている子機におけるアラームマスクを設定するアラームマスク設定手段と、前記制御装置からの要求により、前記親機及び当該親機に対して直接又は複数直列で間接的に接続されている全ての子機に対して所定の装置情報を設定する装置情報設定手段と、を備えたことを特徴としている。
また、前記制御装置からの要求により、前記親機に対してシステムの構成情報を設定する構成情報設定手段を、更に備えるようにしてもよい。
本発明によると、親機及び子機の各装置に対する設定処理が自立的に行われる為、各装置の設置時における工事作業者の作業効率を向上することが可能となるだけでなく、オペレーションミス(アラームマスク設定/解除漏れ、局情報の設定漏れ等)を減らすことも可能となる。
本発明を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る光伝送装置システムを有する無線システムの概略的な構成を示してある。
携帯電話に代表される各移動局1は、無線基地局5を介して無線通信を行うことができ、無線基地局5は、無線網の制御を行う無線網制御装置6や通信経路の選択を行う交換機7を介して網8に接続されている。また、無線基地局5と通信可能に光伝送装置の親機3が設置されると共に、無線アンテナを有する光伝送装置の子機2が無線基地局5の不感地帯となる各所に複数設置され、各子機3は光ケーブルにより直接的又は他の子機3を介して間接的に親機3に接続されている。そして、これら親機3及び子機2により構成される光伝送装置システムによって、各移動局1が無線基地局5の不感地帯内にある場合であっても無線通信を行えるようにしてある。なお、親機3は、ISDNルータ等の接続装置4を介して網8に接続されており、網8に接続された遠隔監視装置(制御装置)9による遠隔制御を可能にしてある。
図2及び図3は、本例に係る親機3及び子機2の機能ブロック図である。
無線基地局5から移動局1への下り方向の通信について簡単に説明する。
親機3は、無線基地局5から移動局1に対して送信される無線信号を無線I/F部3及び無線送受信部32により受信すると、光信号変換部35により光信号に変換し、当該親機3に接続されている光伝送装置の子機2に送信する。子機2は、親機3から光信号を光I/F部21により受信すると、光信号変換部22により無線信号に変換し、無線送受信部23及び無線増幅部24により送出する。また、当該子機2の後段(親機3から見て末端側)に他の子機2が接続されている場合には、受信した光信号を当該他の子機2に送信して同様の処理を行わせる。
移動局1から無線基地局5への上り方向の通信について簡単に説明する。
子機2は、移動局1から無線基地局5に対して送信される無線信号を無線増幅部24及び無線送受信部23により受信すると、光信号変換部22により光信号に変換し、光I/F部21により親機3又は前段(親機3側)の子機2に送信する。また、後段の子機2から光信号を受信した子機2は、受信した光信号を親機3又は前段の子機2に送信する。親機3は、子機2から光信号を受信すると、光信号変換部35により無線信号に変換し、無線送受信部32及び無線I/F部3により無線基地局5に送信する。
なお、本例の親機3は、外部装置I/F部33を介して遠隔監視装置9と通信可能に接続され、遠隔監視装置9からの要求により、内部の揮発メモリ36や不揮発メモリ37に格納される自己に関する構成情報の設定処理を行う保守監視制御部34を備えており、本例の子機2は、遠隔監視装置9からの要求により、内部の揮発メモリ26や不揮発メモリ27に格納される自己に関する構成情報の設定処理を行う保守監視制御部25を備えている。
ここで、本例の親機3には複数(本例ではN個)の接続ポートが設けてあり、各ポートにそれぞれ複数の子機2を直列にカスケード接続させることができる。
図4は、親機3及び子機2の接続例を示している。同図によると、親機3の第1ポート(PortNo.1)には3台の子機2(#11、#12、#13)が直列に接続され、第2ポート(PortNo.2)には2台の子機2(#21、#22)が直列に接続され、第Nポート(PortNo.N)にはM台の子機2(#N1、#N2、#N3、…、#NM)が直列に接続されている。つまり、第1ポートの段数は3で子機2(#13)が最終段であり、第2ポートの段数は2で子機2(#22)が最終段であり、第Nのポートの段数はMで子機2(#NM)が最終段である。
図5は、遠隔監視装置9において入力される構成情報管理テーブルを例示しており、この設定内容に基づいて、親機3及び子機2に対する構成情報の設定処理が行われる。
本例の構成情報管理テーブルには、親機3に対して直接又は間接的に接続される子機2の台数である「接続子機台数」のほか、各子機2の「子機ID」、「装置名称」、「設置住所」、「IPアドレス」、「接続有無」などの各子機2に関する情報や、親機3の「親機ID」、「装置名称」、「設置住所」、「IPアドレス」などの親機3に関する情報が、工事作業者によりシステム構成図面に従って設定される。これら構成情報は、各装置の本来在るべき接続状態を示す情報(「接続子機台数」、各「子機ID」及び「接続有無」)や、各装置に設定すべき情報(「装置名称」、「IPアドレス」、「設置場所」)などに分類される。なお、これらは例示に過ぎず、他の種々の構成情報を設定することができる。
ここで、構成情報管理テーブルの入力は、親機3及び子機2への構成情報の設定処理を開始する前までに行われていればよく、遠隔監視装置9と親機3とが通信可能に接続された状態で行う必要は無い。そして、遠隔監視装置9に設けられたキーボードやマウス等の入力機器を工事作業者がその場で操作して入力することは勿論、例えば、事前に遠隔監視装置9で入力された内容をCSV等のデータ形式でファイルに保存しておき、当該ファイルから入力内容を復元するようにしたり、例えば、他の装置で入力された内容を外部記憶媒体や通信回線を介して遠隔監視装置9に取り込むようにすることもできる。
図6は、親機3が有する接続状態管理テーブルを例示している。
本例の接続状態管理テーブルには、親機3に対して直接又は間接的に接続されている子機2の台数である「接続子機台数」のほか、各子機2の「子機ID」、「接続状態」などが設定される。なお、接続状態管理テーブルの設定内容は、後述するように、親機3及び子機2の各装置の電源投入などに応じて随時更新される。
図7は、子機2が有するアラームマスク設定管理テーブルを例示している。
本例のアラームマスク設定管理テーブルには、その子機2の親機3と接続関係にある全て(自己を含む)の子機2の台数である「接続子機台数」のほか、各子機2の「子機ID」、「マスク設定有無」などが設定される。
親機3及び子機2の各装置に対する構成情報の設定処理を、図5に示す処理シーケンスに従って説明する。
初めに、工事作業者は、システム構成図面に従って、遠隔監視装置9の構成情報管理テーブルに各種構成情報を設定する(処理Z11)。
そして、構成情報管理テーブルの設定が完了した後に、遠隔監視装置9のディスプレイ画面に表示された構成情報設定開始ボタン等を工事作業者が押下する等の指示がなされたことに応じて、各装置に対する構成情報の設定処理が開始される(処理Z12)。
構成情報の設定処理が開始すると、遠隔監視装置9は、まず、親機3から接続状態の情報を収集する期限を管理する為のタイマT1、及び親機3に接続状態の情報を定期的に要求(=構成情報読出し要求メッセージを送出)する為のタイマT2を開始すると共に、親機3に対して構成情報読出し要求メッセージを送出する(処理Z13)。
親機3は、構成情報読出し要求メッセージを受信すると、保守監視制御部34により、接続状態管理テーブルにて表される現在の接続状態を示す情報を構成情報読出し応答メッセージに含めて遠隔監視装置9に送出する。
遠隔監視装置9は、親機3から構成情報読出し応答メッセージを受信すると、構成情報読出し応答メッセージに含まれる情報により示された現在の接続状態と最初に設定された本来在るべき接続状態とを比較する収集完了チェックを行い(処理Z14)、両者が一致している場合にはタイマT1及びT2を停止して(処理Z15)、アラームマスクを各子機2に設定する期限を管理する為のタイマT3を開始する(処理Z16)。
一方、両者が一致しない場合には、次の構成情報読出し要求メッセージを送出するタイミング(=タイマT2のタイムアップ時間)まで待ち状態となり、そのタイミングの到来をもってタイマT2をリセットすると共に、構成情報読出し要求メッセージを再度送出してその応答メッセージに基づく収集完了チェックを行う(処理Z14)。
もし、現在の接続状態と本来在るべき接続状態の一致が確認されないままタイマT1がタイムアップした場合には、遠隔監視装置9のディスプレイ画面にその旨を表示させて処理を中断させる。このとき、タイマT2を併せて停止させる(処理Z15)。
ここで、親機3及び子機2の各装置側では、各装置の電源ON等(処理Z31、Z51〜Z53)により、親機3及び子機2間の接続状態が変化すると、親機3が有する接続状態管理テーブルの内容を随時更新している(処理Z32〜Z35)。この処理内容を、以下に具体的に説明する。
親機3の電源が投入されると(処理Z31)、保守監視制御部34により、不揮発メモリ37から揮発メモリ36に接続状態管理テーブルが読み出される(処理Z32)。なお、この読出し時点の接続状態管理テーブルは、各子機2の「接続状態」の項目に、親機3が該子機2と接続状態にない(つまり通信不能な状態)ことを示す“未接続”が設定された初期状態となっている。
その後、子機2(#11)の電源が投入されると(処理Z51)、その子機2の保守監視制御部25により、自己の子機ID(不揮発メモリ27に記録)を含めた子機接続状態変化通知メッセージが親機3に送出される。親機3の保守監視制御部34は、子機接続状態変化通知メッセージを受信すると、保守監視制御部34により、子機接続状態変化通知メッセージに含まれる子機IDに該当する「接続状態」の項目を、親機3が該子機2と接続状態にある(つまり通信可能な状態)ことを示す“接続中”に変更(更新)する。
同様に、子機2(#13)の電源が投入されると(処理Z52)、その子機IDを含めた子機接続状態変化通知メッセージが親機3に送出されて、親機3の接続状態管理テーブルが更新され(処理Z34)、子機2(#NM)の電源が投入されると(処理Z53)、その子機IDを含めた子機接続状態変化通知メッセージが親機3に送出されて、親機3の接続状態管理テーブルが更新される(処理Z35)。
また、親機3は、各子機2との通信状態が維持されているか否かを監視しており、子機2の電源の切断、光ケーブルの接続不良、子機2の故障等により子機2と通信不能な状態になった場合には、当該子機2に該当する「接続状態」の項目を“未接続”に変更(更新)する。
以上の処理によって、親機3の接続状態管理テーブルにより管理される各装置の接続状態の情報は最新の状態に保たれ、遠隔監視装置9からの要求に応じてその要求時点の接続状態を応答することができる。
次に、アラームマスク設定用のタイマT3の開始(処理Z16)後の処理を説明する。
タイマT3が開始されると、遠隔監視装置9により自律的にALMマスク解除要求メッセージが親機3が送出され、これを受信した親機3は、直接又は間接的に現在接続されている全子機2に対して、保守監視制御部34によりALMマスク解除要求メッセージを送出する。これを受信した子機2は、保守監視制御部25により、内部の不揮発メモリ27に記憶されているアラームマスク設定管理テーブルの対応する子機IDの「マスク設定有無」を“無”に更新し、ALMマスク解除応答メッセージを返す。親機3では全子機2からALMマスク解除応答メッセージを受信すると、保守監視制御部34により遠隔監視装置9へALMマスク解除応答メッセージを返す。
遠隔監視装置9は、親機3からALMマスク解除応答メッセージを受信すると、続けてALMマスク設定要求メッセージを親機9に対して送出する。親機9は、ALMマスク設定要求メッセージを受信すると、各ポートの最終段に接続されている子機2(例えば、第1ポートの場合は子機2(#13))に対し、保守監視制御部34によりALMマスク設定要求メッセージを送出する。これを受信した子機2は、保守監視制御部25により、内部の不揮発メモリ27に記憶されているアラームマスク設定管理テーブルの対応する子機IDの「マスク設定有無」を“有”に更新し、ALMマスク設定応答メッセージを返す。親機3では、ALMマスク設定要求メッセージを送信した子機2からALMマスク設定応答メッセージを受信すると、保守監視制御部34により遠隔監視装置9へALMマスク設定応答メッセージを返す。これを受信した遠隔監視装置9は、タイマT3を停止させてアラームマスク設定処理を終える(処理Z17)。
なお、各ポートの最終段の子機2に対するアラームマスクの設定は、カスケード接続が可能な子機2の場合に、後段に接続される子機2が無い為に不要な光回線異常(LOS(Loss of Signal)、LOF(Loss of Frame)等)のアラーム報告をさせない為に行なっている。
遠隔監視装置9は、タイマT3の停止後、親機3及び子機2の各装置に装置情報を設定する期限を管理する為のタイマT4を開始し(処理Z18)、構成情報管理テーブルの設定内容を含めた各種装置情報設定要求メッセージを親機3に対して送出する。親機9は、各種装置情報設定要求メッセージを受信すると、保守監視制御部34により、各種装置情報設定要求メッセージに含まれる自装置に設定すべき情報(装置名称、設置住所、IPアドレス)を不揮発メモリ37に記録(設定)すると共に、各子機2に対して、それぞれの子機2に対する設定情報を含めた各種装置情報設定要求メッセージを送出する。これを受信した子機2は、保守監視制御部25により、各種装置情報設定要求メッセージに含まれる自装置に設定すべき情報を不揮発メモリ27に記録(設定)し、各種装置情報設定応答メッセージを返す。親機3では、全子機2から各種装置情報設定応答メッセージを受信すると、保守監視制御部34により遠隔監視装置9へ各種装置情報設定応答メッセージを返す。これを受信した遠隔監視装置9は、タイマT4を停止させて装置情報設定処理を終える(処理Z19)。
その後、遠隔監視装置9は、親機3に対して構成情報保存要求メッセージを送出する。これを受信した親機3は、保守監視制御部34により、隔監視装置9から送信された最新の構成情報管理テーブルを不揮発メモリ37に記録(保存)し(処理Z36)、遠隔監視装置9に構成情報保存応答メッセージを返す。
遠隔監視装置9は、構成情報保存応答メッセージを親機3から受信すると、構成状態の表示を行って(処理Z37)、一連の設定処理を終了する。なお、アラームマスク設定用のタイマT3か各種装置装置情報設定用のタイマT4がタイムアップした場合には、遠隔監視装置9のディスプレイ画面にその旨を表示させて処理を中断させる。
このように、親機3及び子機2の各装置に対する設定処理が自立的に行われる為、各装置の設置時における工事作業者の作業効率を向上することが可能となるだけでなく、オペレーションミス(アラームマスク設定/解除漏れ、局情報の設定漏れ等)を減らすことも可能となる。また、システム構成情報(構成情報管理テーブル)を予め遠隔監視装置9に入力しておくことができる為、現地での作業時間を大幅に削減することが可能となる。また、設置時のシステム構成情報が親機3に保存される為、運用中のシステム構成の変更(子機2の追加や削除など)の検出を自律的に行って、遠隔監視装置9に通知することも可能となる。
なお、本例では、主に親機3の保守監視制御部34及び子機2の保守監視制御部25により、接続状態通知手段、アラームマスク設定手段、装置情報設定手段を構成し、主に親機3の保守監視制御部34により構成情報設定手段を構成しているが、他の態様により各機能手段を構成するようにしてもよい。
また、本例では、揮発メモリと不揮発メモリを使い分けて各情報を記憶させているが、各情報をそれぞれ任意のメモリに記憶させてもよい。
また、本例では、各子機2のアラームマスク設定管理テーブルに、そのシステムに係る全ての子機2に関する情報の項目が設けられているが、自己の子機2に関する情報の項目のみを設けるようにしてもよい。
また、親機3の接続状態管理テーブルの項目を、各子機2からの通知メッセージに基づいて自律的に形成するようにしてもよい。すなわち、例えば、工場出荷時における親機3の接続状態管理テーブルの項目を「接続子機台数」のみとし、その設定値を“0”としておく。そして、各子機2の電源投入時に送信される子機接続状態変化通知メッセージに基づいて、該当する「子機ID」及び「接続状態」の項目の有無を判断し、存在しない場合には、「子機ID」及び「接続状態」の項目を追加してそれぞれに値を設定すると共に、「接続子機台数」に“1”を加算する、という具合である。
また、各ポートにおける各子機2の接続順序や最終段の子機2の特定を自律的に行うこともできる。すなわち、各子機2から親機3に子機接続状態変化通知メッセージが送信されるとき、その間に1以上の他の子機2が存在する場合には、これら他の子機2により子機接続状態変化通知メッセージが中継される。このとき、例えば、他の子機2が自己の子機IDを中継対象の子機接続状態変化通知メッセージに所定の順序で含めるようにし、親機3が各子機2から送信されたそれぞれの子機接続状態変化通知メッセージに含まれる1又は複数の子機IDに基づいて、各子機2の接続順序や最終段の子機2の特定を行う。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る無線システムの概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る光伝送装置の親機の機能ブロック図である。 本発明の一実施例に係る光伝送装置の子機の機能ブロック図である。 本発明の一実施例に係る光伝送装置システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係る構成情報管理テーブルを例示する図である。 本発明の一実施例に係る接続状態管理テーブルを例示する図である。 本発明の一実施例に係るアラームマスク設定管理テーブルを例示する図である。 本発明の一実施例に係る構成情報の設定処理のシーケンス図である。
符号の説明
1…移動局、 2…光伝送装置子機、 3…光伝送装置親機、 4…接続装置、 5…無線基地局5、 6…無線網制御装置、 7…交換機、 8…網、 9…遠隔監視装置、 21…光I/F部、 22、35…光信号変換部、 23、32…無線送受信部、 24…無線増幅部、 25、34…保守監視制御部、 26、36…揮発メモリ、 27、37…不揮発メモリ、 31…無線I/F部、 33…外部装置I/F部

Claims (1)

  1. 制御装置と光伝送装置の親機とが通信可能に接続され、当該親機と光伝送装置の子機とが光通信可能に接続される光伝送装置システムにおいて、
    前記制御装置からの要求により、前記親機及び前記子機の側から前記制御装置へ前記子機の接続状態を通知する接続状態通知手段と、
    前記制御装置からの要求により、前記親機に対して直接又は複数直列で間接的に接続されている全ての子機におけるアラームマスクを解除し、前記親機に対して末端に接続されている子機におけるアラームマスクを設定するアラームマスク設定手段と、
    前記制御装置からの要求により、前記親機及び当該親機に対して直接又は複数直列で間接的に接続されている全ての子機に対して所定の装置情報を設定する装置情報設定手段と、
    を備えたことを特徴とする光伝送装置システム。
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