JP5336598B2 - 複数装置のための信号伝送を制御する方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般に信号伝送を制御する技術に関し、より詳細には衛星分配システムなどのシステム内の複数の電子装置のための信号伝送を制御することができる方法に関する。
電子装置間の信号伝送を制御する能力は、有線および/または無線信号分配システムに関連する重要な問題である。いくつかのシステムにおいてこの問題に対処するために、電子装置に、電力供給型同軸ケーブルを通してデジタル情報を送受信する能力を与えるようにする通信標準が考案されている。この一例は、衛星セットトップボックス受信機(集積化受信機装置またはIRD:integrated receiver deviceとしても知られる)と、(低雑音ブロックまたはLNB:low noise blockとしても知られる)衛星アンテナ回路との間の通信である。衛星受信機通信の場合には、たとえば無線周波数(RF)帯域および/またはアンテナ信号極性を選択するために、IRDからLNBにコマンドが送られる。
いくつかの衛星IRDプロバイダは、複数のIRDの間でRFフィードラインを共有するためのループスルー方法を用いる分配システムを実施している。複数のIRDの間でRFフィードラインを共有するためには、これらのループスルー回路は、別のIRDが不使用の場合に1つのIRDに独占的なサービスを与えるように、ユーザによって手動で切り換えられなければならない。すなわち既存のループスルー方法などの方法を用いる分配システムは、別のIRD装置の動作が可能となる前に、物理的に1つのIRDをスタンバイモード(たとえば、オフ状態)にするためにユーザ介入を必要とする。このユーザ介入の要件は、特にユーザにとって問題である。たとえば大きな住宅で使用される分配システムでは、システム内の別の場所にある別のIRDを使用できるようになる前に、ユーザは手動で1つのIRDをスタンバイモードに切り換えるために、比較的長い距離を行き来する必要があり得る。これは特にユーザにとって不便であり時間のかかるものとなり得る。
したがって、上述の問題を回避し、より便利でユーザが使いやすい形で信号伝送を制御する衛星分配システムなどのシステム内の複数の電子装置のための信号伝送を制御することができる方法の必要性がある。本発明は、これらおよび/または他の問題に対処する。
本発明の一態様によれば、方法が開示される。例示的実施形態によれば、方法は、装置からの要求を示す信号を受け取るステップと、信号に応答して装置の動作に適合するように信号源の動作状態を変化させるステップと、信号に応答して装置と信号源の間に信号経路を形成するステップとを含む。
本発明の別の態様によれば、装置が開示される。例示的実施形態によれば、装置は、第2の装置からの要求を示す信号を受け取り検出するための検出器などの手段と、信号に応答して信号源の動作状態を第2の装置の動作に適合するように変化させるためのプロセッサなどの手段と、信号に応答して第2の装置と信号源の間に信号経路を形成するためのスイッチなどの手段とを備える。
添付の図面と併せ読まれる以下の本発明の実施形態の説明を参照することにより、本発明の上述および他の特徴および利点ならびにそれらを実現するやり方はより明らかとなり、本発明がより良く理解されるであろう。
従来技術による信号分配システムを示す図である。 本発明の例示的実施形態による信号分配システムを示す図である。 本発明の例示的実施形態による、図2の非レガシーIRDによって実行されるステップを示すフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、図2のレガシーIRDによって実行されるステップを示すフローチャートである。 本発明の例示的実施形態による、図2のLNBブロックによって実行されるステップを示すフローチャートである。
本明細書に述べられる例示は、本発明の好ましい実施形態を示し、このような例示はいかなる形においても本発明の範囲を限定すると解釈されるべきではない。
本明細書に述べられる本発明は、信号分配システムにおける複数の電子装置のための信号伝送の制御に関連する様々な問題に対処する。例示および説明のために、本発明の原理について特に衛星分配システムを参照して説明する。しかし当業者には本発明の原理は、有線および/または無線信号伝送を使用するシステムを含む他のタイプの信号分配システムにも応用しかつ実施し得ることが直感的に理解されよう。
現在では、IRDからLNBへのこのようなコマンドをもたらすための電力供給型同軸通信の少なくとも3つの異なる方法が存在する。本発明の発明性のある原理のより良い理解を得るために、以下にこれら3つの既存の方法について簡略な説明を述べる。
電力供給型同軸通信の第1の方法は、電圧/トーン方法として知られ、電圧レベルと重畳されたトーンありまたはなしとの組合せを使用する。この方法は以下に示されるように4つの動作モードにて、デジタル値を電圧レベルとトーンの様々な組合せに割り当てることによって達成される。
<モード 構成>
モード1 13ボルト、トーンなし
モード2 13ボルトに22KHz、600ミリボルトp−pトーンを重畳
モード3 18ボルト、トーンなし
モード4 18ボルトに22KHz、600ミリボルトp−pトーンを重畳
上記の4つのモードは、デジタル衛星装置制御(DiSEqC)バージョン1.0コマンドと呼ばれ、レガシー衛星分配システムにおいて用いられ、その場合は単一のIRDがレガシーLNBアンテナ/スイッチに直接接続する。
電力供給型同軸通信の第2の方法は、変調型電圧トーン方法として知られる。この方法はDiSEqC1.0の電圧レベルおよびトーン制御を用いるが、デジタルデータを通信するように重畳されたトーンをパルス幅変調する。この方法は一般にDiSEqC1.1と呼ばれ、電圧/トーン方法(すなわち、DiSEqC1.0)の拡張である。
電力供給型同軸通信の第3の方法は、衛星チャネルルータ(Sat−CR:satellite−channel router)システム、またはDiSEqC周波数変換マルチスイッチ(FTM:frequency translation multi−switch)として知られる。この方法もDiSEqC1.1電圧/トーン変調を用いるが、さらに2つ以上のIRDが同じ伝送線路またはバス上に同時に存在するための手段をもたらす。
単一のIRDが単一のLNBに接続された信号分配システムは、上述の3つの通信方法のいずれも問題なく用いることができる。しかし、2つ以上のIRDの間で伝送線路を共有する複雑さが加わったシステムは、Sat−CR方法の能力を必要とする。
次に図面を参照し、より詳細には図1を参照すると、Sat−CR方法を使用した信号分配システム100の図が示される。システム100は、図1に示された形で伝送線路を通じて結合されたIRD10および30、信号分割器20、およびLNBブロック40を備える。IRD10は、DiSEqC LNB電源12、およびマイクロプロセッサ14を備える。信号分割器20は、ダイオード22および24を備える。IRD30は、DiSEqC LNB電源32、およびマイクロプロセッサ34を備える。LNBブロック40は、DiSEqC検出器42、増幅器44、衛星アンテナ46、および電流シンク48(これはLNBブロック40の電流の使用を表す)を備える。IRD10および30は、「Sat−CR対応IRD」と呼ぶことができる。
信号分配システム100は、IRD10および30と伝送バスとの間に信号分割器20のダイオード分離をもたらすことによって、IRD10および30が伝送線路を共有できるようにする。図1でIRD10は、最初に固定の伝送線路電圧レベルを低レベル(たとえば、13ボルト)から高レベル(たとえば、18ボルト)に上昇させることによってのみ通信し、これは信号分割器20のダイオード22および24を適切にそれぞれ「オン」および「オフ」にバイアスする。以下の例は、どのようにして信号分割器20のダイオード構成がトーン分離ならびにIRD10および30の共存をもたらすかを示す。
標準の「非通信状態」では、IRD10のDiSEqC LNB電源12、およびIRD30のDiSEqC LNB電源32は、共に低電圧レベル(たとえば、13ボルト)にあり、トーンは重畳されない。IRD10がSat−CR対応LNBブロック40と通信を開始するときは、IRD10はまず固定の出力電圧を低電圧レベル(たとえば、13ボルト)から高レベル(たとえば、18ボルト)に変化させる。この動作は、信号分割器20のダイオード22を順バイアスし、ダイオード24を逆バイアスする。次いで順バイアスされたダイオード22は、IRD10のLNBブロック40との直接トーン通信能力を可能にし、逆バイアスされたダイオード24は、IRD30のDiSEqC LNB電源32を導通から除く。IRD30が通信を開始するときは、この逆が生じる。
ここで図1のIRD10および30などのSat−CR対応IRDが、単一のSat−CR非対応IRD(「レガシーIRD」としても知られる)と伝送バスを共有することを可能にする他の標準が有効となる。このようなシステムでは、Sat−CR非対応(すなわち、レガシー)IRDは、レガシー対応LNBアンテナ/スイッチと直接接続する必要がある。したがってSat−CR対応IRDを切断し、Sat−CR非対応(すなわち、レガシー)IRDがその接続をレガシー対応LNBアンテナ/スイッチと行うことを可能にする手段が必要となる。
次に図2を参照すると本発明の例示的実施形態による、信号分配システム200の図が示される。システム200は、図2に示された形で伝送線路を通じて結合されたレガシーIRD110、非レガシーIRD120、およびLNBブロック140を備える。レガシーIRD110は、電源として動作する電圧源112を備える。非レガシーIRD120は、変形されたSat−CR IRDであり、電圧検出器122、DiSEqC検出器およびデコーダ124、マイクロプロセッサ126、DiSEqC LNB電源128、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)130、ならびにダイオード132および134を備える。LNBブロック140は、音声および/または映像信号の信号源として動作し、DiSEqC検出器142、増幅器144、衛星アンテナ146、および電流シンク148を備える。LNBブロック140は、Sat−CR対応(すなわち、非レガシー)IRDおよびSat−CR非対応(すなわち、レガシー)IRDの両方と共に動作することができる。次にシステム200の全体的な動作について述べる。
図2のシステム200は、非レガシーIRD120などのSat−CR IRDをサポートするモード、およびレガシーIRD110などの非Sat−CR IRDをサポートするモードにて動作することができる。レガシーIRD110の動作を容易にするために、まずレガシーIRD110の電圧源112が伝送線路に接続されることによってLNBブロック140を制御できるようにしなければならない。これは、非レガシーIRD120のMOSFET130を「オン」にバイアスすることによって行われる。非レガシーIRD120の伝送線路からの切断は、DiSEqC LNB電源128をゼロボルトに設定し、レガシーIRD110の電圧源112がダイオード132を順バイアスできるようにすることによって達成される。この構成は、本明細書では「スタンバイモード」と呼ぶものとする。
非レガシーIRD120が不使用であり、レガシーIRD110の動作が望ましい場合は、上述のように非レガシーIRD120をスタンバイモードにすることができる。レガシーIRD110が伝送線路の制御を獲得するときは、レガシーIRD110はサービスに対する要求が認可されたことを、チューナのロックおよび所望のトランスポンダ周波数をチューニングする能力の取得によって認識する。このレガシーIRD110によって要求されたコンテンツの受信は、要求トランザクションの完了と一致する。非レガシーIRD120がスタンバイモードでない場合は、MOSFET130は「オフ」にバイアスされて非レガシーIRD120による伝送線路の完全な制御を可能にする。これは、18ボルトモードにあるレガシーIRD110がダイオード132を逆バイアスしそれにより非レガシーIRD120がLNBブロック140と通信するのを妨げるのを防止するために行われる。
既存のシステムはここで、レガシーSat−CR非対応IRDなどの別のIRDの使用が望ましいときは、ユーザが非レガシーSat−CR対応IRDなどの1つのIRDを物理的に(たとえば、手動でIRDをターンオフすることによって)スタンバイモードにする必要がある。この要件は特に、たとえば分配システムが大きな住宅内で使用される場合にユーザにとって不便となる。本発明の原理によれば、この問題は、非レガシーSat−CR対応IRDなどのIRDを便利なやり方でスタンバイモードにし、それによりレガシーSat−CR非対応IRDなどの別のIRDが伝送線路を制御するのを可能にする方法によって解決される。例示的実施形態によればこの方法は、レガシーSat−CR非対応IRDと非レガシーSat−CR対応IRDの間の通信プロトコルによって容易になる。次にこの方法の実施例についてさらに図2を参照して説明する。
図2において、レガシーIRD110は、LNBブロック140にアクセスするために伝送線路を用いる要求を示す信号を送信する。非レガシーIRD120は、非レガシーIRD120に関連付けられた表示モニタ(図2には示さず)上に画面バナーを表示させることによってこの要求信号に応答する。この画面バナーは、レガシーIRD110が伝送線路の使用を要求したことを示し、ユーザが、画面バナーに応答して入力を行うことによって要求を認可できるようにする。ユーザがこの画面バナーに対して予め規定された期間内(たとえば、10秒など)に応答しなかった場合、または入力(たとえば、ユーザメニュー選択)を通じて要求を認可した場合は、非レガシーIRD120はDiSEqC1.1コマンド信号(または等価の信号)を送ってLNBブロック140をリセットする。このコマンド信号は、LNBブロック140を、レガシーIRD110の動作および制御能力に適合する電圧トーンモードにリセットする。
本発明の原理によれば、LNBブロック140へのアクセスのために伝送線路を要求するのに、レガシーIRD110によって少なくとも4つの異なる通信方法を用いることができる。これらの方法は、DiSEqC1.1コマンド通信方法、電圧検出による方法、非活動状態検出による方法、およびブルートゥースまたはイーサネット(登録商標)などの将来のデジタル通信方法を含み、以下に述べる。
DiSEqC1.1コマンド通信方法によれば、非レガシーIRD120は、Sat−CRモードでLNBブロック140を制御しているときでも、依然として伝送線路上のレガシーIRD110からのDiSEqC送信を、DiSEqC検出器およびデコーダ124を通して聴取することができる。具体的にはDiSEqC検出器およびデコーダ124は、レガシーIRD110から伝送線路上に送られたDiSEqCトーンメッセージを受け取り、デコードすることができる。これによりレガシーIRD110には、伝送線路の制御を要求し、非レガシーIRD120をスタンバイモードに入らせるDiSEqC1.1コマンドを非レガシーIRD120に送る能力が与えられる。
いくつかの既存のDiSEqCコマンドおよび提案の通信コマンドを以下に列挙する。
<例示のDiSEqC1.1コマンド>
0xE0 0x11 0x01−LNBを垂直または右円偏波に切り換える
0xE0 0x11 0x00−LNBをリセットする
0xE0 0x00 0x00−ターゲット装置における競合フラグをセットする
0xE0 0x70 0x3A−非レガシーIRD120からの伝送線路を要求する提案のコマンド
電圧検出による方法によれば、レガシーIRD110が、伝送線路を動作電圧に電力供給するまたは予め定義された電圧レベルの間をトグルするときは、非レガシーIRD120はこれを、LNBブロック140にアクセスするために伝送線路を用いる要求として解釈する。非レガシーIRD120は、この電圧レベル検出を、通常の比較器(図2には示さず)を用いてゼロボルト、13ボルト、または18ボルトなどの様々な電圧レベルを示す電圧検出器122を通して行う。この固定の電圧レベルまたは変化する電圧レベルの検出は、レガシーIRD110がチャネルの変更を試みている、または衛星信号を検索していることを示す。非レガシーIRD120はこの検出に対して、ユーザが要求を認可しそれによって非レガシー装置120をスタンバイモードに入らせることを可能にする画面バナーを表示することによって応答する。例示的実施形態によれば、非レガシーIRD120が記録動作を実行している場合は、より優先度の高い記録の損失を結果として生じることになるので、オプションとして画面バナーは表示されない。
非活動状態検出は、非レガシーIRD120をスタンバイモードに切り換えさせる第3の方法である。この方法によれば、非レガシーIRD120に予め規定された時間(たとえば、5時間など)の間、ユーザ活動がない(たとえば、チャネル変更コマンドなどのユーザ入力がない)場合は、そのときは非レガシーIRD120をスタンバイモードにすることができると見なされる。この場合は、非レガシーIRD120のマイクロプロセッサ126は、レガシーIRD110などの別のIRDに伝送線路を解放する要求を示す画面バナーを表示させる。画面バナーに対してユーザの応答がない場合は、非レガシーIRD120は伝送線路の制御を解放し、レガシーモードに復帰する。使用の形跡がレガシーIRD110から検知されない場合は、非レガシーIRD120は定期的にパワーアップし、(たとえば、その電子プログラムガイドを最新に保つために)伝送線路の制御を獲得し、次いでスタンバイモードに戻る。
第4の方法によれば、レガシーIRD110および非レガシーIRD120は、ブルートゥースまたはイーサネット(登録商標)などのデジタル通信手段を装備することができる。この方法によれば、非レガシーIRD120は伝送線路共有能力をもたらすが、レガシーIRD110と非レガシーIRD120の間の双方向通信を実現することによって対話型制御をさらに向上するようになる。たとえば、この双方向制御は非レガシーIRD120に、IRDがその電子プログラムガイドを更新するまたは予定されたプログラムを記録する必要性などの課題のために、レガシーIRD110と行き来して通信する能力を与える。これらのそれぞれの場合において、中断されないプログラミングが得られるようにユーザに状況を警告するために画面バナーを用いることができる。
例示的実施形態によれば、非レガシーIRD120は、ユーザによって「アクティブモード」になるように要求されたとき(たとえば、ユーザが非レガシーIRD120をターンオンするなど)は、スタンバイモードを抜け出る。スタンバイモードを抜け出るのは、MOSFET130を「オフ」にバイアスし、DiSEqC LNB電源128をパワーアップし、Sat−CRコマンドを発行してLNBブロック140を制御することによって行われる。その場合はレガシーIRD110はサービスの損失を受けることになるが、サービスに対する定期的な要求を行うことができる。
本明細書で述べる本発明の原理はまた、複数のSat−CR対応(すなわち、非レガシー)IRDを有するシステムにも適用することができる。このようなシステムの実施例は、図2のIRD110およびIRD120の両方がSat−CR対応(すなわち、非レガシー)IRDの場合である。この場合は、IRD120のマイクロプロセッサ126のためのソフトウェアは、IRD110からのSat−CRコマンドを、下流側のSat−CR対応IRDを示すものとして解釈することができる。IRD120はこのようなコマンドに対して、MOSFET130を「オン」にバイアスし、図1に示されるような共有Sat−CRモードにて動作することによって応答することができる。
本発明の他の態様は、複数のレガシーIRDが1つの非レガシーIRDと伝送線路を共有することを可能にする能力である。たとえばシステム200は、第2のレガシーIRDを含むように変更することができる。この第2のレガシーIRDはまた、重畳されたトーンを用いて非レガシーIRD120と通信する能力を有する。これは、MOSFET130は「オフ」にバイアスされ、DiSEqC検出器およびデコーダ124は依然としてトーンタイプのコマンドを受け取ることができるからである。それにしたがってマイクロプロセッサ126は、複数のレガシーSat−CR非対応IRDが自動化されたやり方で単一の伝送線路を共有することを可能にするソフトウェアを含むことができる。
次に図3を参照すると、本発明の例示的実施形態による図2の非レガシーIRD120によって実行されるステップを示すフローチャート300が示される。マイクロプロセッサ126の制御下で実行される図3のステップは例示のみであり、非レガシーIRD120の機能または本発明をいかなる形においても限定するものではない。
ステップ302では、非レガシーIRD120はパワーアップされる。例示的実施形態によればステップ302は、非レガシーIRD120をターンオンする入力をユーザが行うのに応答して実行される。ステップ304では、非レガシーIRD120がLNBブロック140をパワーアップする。例示的実施形態によればステップ304は、DiSEqC LNB電源128が13ボルト信号を発生することによって実行され、この信号は非レガシーIRD120とLNBブロック140の間に結合された伝送線路に出力される。
ステップ306では、非レガシーIRD120は、Sat−CRコマンド信号をLNBブロック140に送る。例示的実施形態によればステップ306は、DiSEqC LNB電源128が伝送線路を18ボルトに増加させ、予め定義されたSat−CRコマンド信号(たとえば、トランスポンダ選択信号など)をLNBブロック140に出力することによって実行される。ステップ308では、非レガシーIRD120は、ステップ306で送られたSat−CRコマンド信号に応答してLNBブロック140から戻される所望のトランスポンダ信号を受け取ったかどうかを判定する。例示的実施形態によれば、ステップ308で実行される判定は、LNBブロック140がSat−CR対応かどうかを示す。
ステップ308での判定が肯定の場合は処理フローはステップ310に進み、そこで非レガシーIRD120は、LNBブロック140がSat−CR対応であると結論づけ、したがってそれ自体をSat−CR動作モードに設定する。ステップ310から処理フローはステップ312に進み、そこで(この実施例ではマスタIRDとして動作する)非レガシーIRD120は、(この実施例ではスレーブIRDとして動作する)レガシーIRD110からスタンバイモードに入るように要求信号を受け取ったかどうかを判定する。例示的実施形態によればレガシーIRD110は、レガシーIRD110がテレビジョンサービスのためにLNBブロック140にアクセスしたいときは、非レガシーIRD120にスタンバイモードに入るように要求することができる。この要求を行うためにレガシーIRD110は、DiSEqCコマンド信号として非レガシーIRD120に要求信号を送る。送られた場合はこのDiSEqCコマンド(要求)信号は、非レガシーIRD120のDiSEqC検出器およびデコーダ124によって検出されデコードされる。
ステップ312での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ310に戻り、ステップ310と312はレガシーIRD110からの要求信号が検出されるまで繰り返し実行される。レガシーIRD110からの要求信号が検出されると、ステップ312での判定は肯定となり、処理フローはステップ314に進み、そこで非レガシーIRD120は、ユーザに対して非レガシーIRD120をシャットダウンする(すなわち、非レガシーIRD120をスタンバイモードにする)許可を要求する画面情報バナーを表示モニタ上に表示させる。
ステップ316では、非レガシーIRD120は、非レガシーIRD120をシャットダウンする許可が認可されたかどうかを判定する。例示的実施形態によれば、ユーザは画面情報バナーに応答して非レガシーIRD120に1つまたは複数の予め定義された入力を行うことによって、非レガシーIRD120をシャットダウンする許可を明示的に認可または拒絶することができる。また例示的実施形態によれば、非レガシーIRD120をシャットダウンする許可は、ユーザが予め規定された期間内にこのような許可を明示的に認可または拒絶しない場合は自動的に与えられる。
ステップ316での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ312に戻る。あるいはステップ316での判定が肯定の場合は、処理フローはステップ318に進み、そこで非レガシーIRD120は、Sat−CRリセットコマンド信号をLNBブロック140に送る。例示的実施形態によればステップ318は、DiSEqC LNB電源128が伝送線路を18ボルトに増加させ、Sat−CRリセットコマンド信号をLNBブロック140に出力することによって実行される。ステップ318で送られたSat−CRリセットコマンドは、LNBブロック140を、レガシーIRD110の動作および制御能力に適合する電圧トーンモードにリセットする。
次にステップ320では、非レガシーIRD120はそれ自体のDiSEqC LNB電源128をゼロボルトに設定する。ステップ322では、非レガシーIRD120は、レガシーIRD110(すなわち、スレーブIRD)がLNBブロック140と直接接続をもつことを可能にするMOSFET130によってもたらされるループスルーを有効にする。ステップ324では非レガシーIRD120は、非レガシーIRD120がスタンバイモードにあることを示す画面表示(その関連する表示モニタを通じて)を行う。次いでステップ326では、非レガシーIRD120は、ユーザからのパワーアップコマンドを待つ。ステップ328では非レガシーIRD120は、パワーアップが受け取られたかどうかを判定する。ステップ328での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ326に戻り、そこで非レガシーIRD120はユーザからのパワーアップコマンドを待ち続ける。ステップ328での判定が肯定になると、処理フローはループしてステップ304に戻る。
戻ってステップ308を参照すると、そのステップでの判定が否定の場合は処理フローはステップ330に進み、そこで非レガシーIRD120は、LNBブロック140はSat−CR対応ではないと結論づけ、したがってそれ自体をレガシー動作モードに設定する。ステップ330から処理フローはステップ332に進み、そこで(この実施例ではマスタIRDとして動作する)非レガシーIRD120はそれが、(この実施例ではスレーブIRDとして動作する)レガシーIRD110からスタンバイモードに入るように要求信号を受け取ったかどうかを判定する。例示的実施形態によればレガシーIRD110は、レガシーIRD110がテレビジョンサービスのためにLNBブロック140にアクセスしたいときに、非レガシーIRD120にスタンバイモードに入るように要求することができる。この要求を行うためにレガシーIRD110は、非レガシーIRD120にDiSEqCコマンド信号として要求信号を送る。送られた場合は、このDiSEqCコマンド(要求)信号は、非レガシーIRD120のDiSEqC検出器およびデコーダ124によって検出されデコードされる。
ステップ332での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ330に戻り、ステップ330と332はレガシーIRD110からの要求信号が検出されるまで繰り返し実行される。レガシーIRD110からの要求信号が検出されると、ステップ332での判定は肯定となり、処理フローはステップ334に進み、そこで非レガシーIRD120はユーザに対して非レガシーIRD120をシャットダウンする(すなわち、非レガシーIRD120をスタンバイモードにする)許可を要求する画面情報バナーを表示モニタ上に表示させる。
ステップ336では、非レガシーIRD120は、非レガシーIRD120をシャットダウンする許可が認可されたかどうかを判定する。例示的実施形態によればユーザは、画面情報バナーに応答して、非レガシーIRD120に1つまたは複数の予め定義された入力を行うことにより、非レガシーIRD120をシャットダウンする許可を明示的に認可または拒絶することができる。また例示的実施形態によれば、非レガシーIRD120をシャットダウンする許可は、ユーザが予め規定された期間内にそのような許可を明示的に認可または拒絶しなかった場合は自動的に与えられる。
ステップ336での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ330に戻る。あるいはステップ336での判定が肯定の場合は、処理フローはステップ338に進み、そこで非レガシーIRD120はSat−CRリセットコマンド信号をLNBブロック140に送る。例示的実施形態によればステップ338は、DiSEqC LNB電源128が伝送線路を18ボルトに増加させ、Sat−CRリセットコマンド信号をLNBブロック140に出力することによって実行される。ステップ338で送られたSat−CRリセットコマンドは、LNBブロック140を、レガシーIRD110の動作および制御能力に適合する電圧トーンモードにリセットする。
次にステップ340では、非レガシーIRD120はDiSEqC LNB電源128をゼロボルトに設定する。ステップ342では非レガシーIRD120は、レガシーIRD110(すなわち、スレーブIRD)がLNBブロック140と直接接続をもつことを可能にするMOSFET130によってもたらされるループスルーを有効にする。ステップ344では非レガシーIRD120は、非レガシーIRD120がスタンバイモードにあることを示す画面表示を、(その関連する表示モニタを通じて)行う。次いでステップ346では、非レガシーIRD120は、ユーザからのパワーアップコマンドを待つ。ステップ348では非レガシーIRD120は、パワーアップが受け取られたかどうかを判定する。ステップ348での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ346に戻り、そこで非レガシーIRD120はユーザからのパワーアップコマンドを待ち続ける。ステップ348での判定が肯定になると、処理フローはループしてステップ304に戻る。次いで処理フローは、図3に示される形で続く。
図4を参照すると、本発明の例示的実施形態による図2のレガシーIRD110によって実行されるステップを示すフローチャート400が示される。図4のステップは例示のみであり、レガシーIRD110の機能または本発明をいかなる形においても限定するものではない。
ステップ402では、レガシーIRD110はパワーアップされる。例示的実施形態によればステップ402は、レガシーIRD110をターンオンする入力をユーザが行うのに応答して実行される。ステップ404ではレガシーIRD110は、LNBブロック140をパワーアップすることを試みる。例示的実施形態によればステップ404は、電圧供給源112が13ボルト信号を発生することによって実行され、この信号はレガシーIRD110と非レガシーIRD120の間に結合された伝送線路に出力される。
ステップ406ではレガシーIRD110は、伝送線路を通じて非レガシーIRD120にDiSEqCコマンド信号を送ってLNBブロック140へのアクセスを要求する。ステップ408では、レガシーIRD110は次いで、それ自体の電圧供給源112を所望のレガシー動作モードにする。ステップ410では、レガシーIRD110は、それがLNBブロック140から戻る所望のトランスポンダ信号を受け取ったかどうかを判定する。ステップ410での判定が肯定の場合は、処理フローはステップ412に進み、そこでレガシーIRD110は標準のレガシー動作モードで動作する。ステップ414ではレガシーIRD110は、ユーザによってシャットダウンが要求されたかどうかを判定し、すなわちレガシーIRD110は、それ自体がユーザによってターンオフされたかどうかを検出する。ステップ414での判定が否定の場合は、ステップ412と414はステップ414での判定が肯定となるまで繰り返し実行される。
ステップ414での判定が肯定になると、処理フローはステップ416に進み、そこでレガシーIRD110はレガシーIRD110がスタンバイモードにあることを示す画面表示を(その関連する表示モニタを通じて)に行う。次いでステップ418では、レガシーIRD110はユーザからのパワーアップコマンドを待つ。ステップ420ではレガシーIRD110は、パワーアップが受け取られたかどうかを判定する。ステップ420での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ418に戻り、そこでレガシーIRD110はユーザからのパワーアップコマンドを待ち続ける。ステップ420での判定が肯定になると、処理フローはループしてステップ404に戻る。
戻ってステップ410を参照すると、そのステップでの判定が否定の場合は、処理フローはステップ422に進み、そこでレガシーIRD110は予め規定された期間待ち、次いでステップ424に進行し、そこでLNBブロック140から戻る所望のトランスポンダ信号が受け取られたかどうかを判定する。ステップ424での判定が肯定の場合は、処理フローはステップ412に進み、そこでレガシーIRD110は標準のレガシー動作モードで動作する。あるいはステップ424での判定が否定の場合は、処理フローはステップ426に進み、そこでレガシーIRD110は、レガシーIRD110をLNBブロック140に接続する伝送線路(すなわち、衛星バス)が使用可能ではないことを示す画面ユーザ情報バナーを(その関連する表示モニタを通じて)表示する。ステップ426から処理フローは、先に上述したようにステップ416に進む。次いで処理フローは図4に示される形で続く。
図5を参照すると、本発明の例示的実施形態による図2のLNBブロック140によって実行されるステップを示すフローチャート500が示される。図5のステップは例示のみであり、LNBブロック140の機能または本発明をいかなる形においても限定するものではない。
ステップ502では、LNBブロック140はレガシー動作モードに入る。次にステップ504では、LNBブロック140はDiSEqCコマンドを受け取り、このコマンドはDiSEqC検出器142によって検出されデコードされる。ステップ506ではLNBブロック140は、DiSEqC検出器142を通じて、ステップ504で受け取ったDiSEqCコマンドがSat−CRコマンドかどうかを判定する。ステップ506での判定が否定の場合は、LNBブロック140は、受け取ったDiSEqCコマンドをレガシーコマンドとして処理する。あるいはステップ506での判定が肯定の場合は、LNBブロック140はそれ自体をSat−CR動作モードに設定する。次いでステップ512でLNBブロック140は、受け取ったDiSEqCコマンドをSat−CRコマンドとして処理する。ステップ514ではLNBブロック140は、別のDiSEqCコマンドを受け取り、このコマンドはDiSEqC検出器142によって検出されデコードされる。ステップ516ではLNBブロック140は、DiSEqC検出器142を通じて、ステップ514で受け取ったDiSEqCコマンドがSat−CRリセットコマンドかどうかを判定する。ステップ506での判定が肯定の場合は、処理フローはループしてステップ502に戻り、そこでレガシーIRD110はレガシー動作モードに入る。あるいはステップ506での判定が否定の場合は、処理フローはループしてステップ512に戻り、そこでレガシーIRD110は受け取ったDiSEqCコマンドをSat−CRコマンドとして処理する。次いで処理フローは図5に示される形で続く。
本明細書で述べたように本発明は、衛星分配システムなどのシステム内の複数の電子装置のための信号伝送を制御することができる方法を提供する。本発明について好ましい設計を有するものとして述べてきたが、本発明は本開示の趣旨および範囲内においてさらに変更することができる。したがって本出願は、本発明の全体的な原理を用いた本発明のいかなる変形形態、使用、または適応形態も包含するものである。さらに本出願は、本発明が属する技術分野において知られているまたは慣行範囲内となる本開示からの発展を包含するものであり、これらは添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれる。

Claims (8)

  1. レガシーIRD及びLNBブロックに接続された非レガシーIRDによって実行され、前記レガシーIRDが、前記LNBブロックを制御することを可能にする方法において、
    前記レガシーIRDは第1の機能性レベルを提供し、前記非レガシーIRDは第2の機能性レベルを提供し、前記第1の機能性レベルは前記第2の機能性レベルより低い、方法であって、
    前記レガシーIRDからの要求を示す信号を受け取るステップと、
    前記要求が認可されたかどうかを判定するステップであって、
    前記レガシーIRDが前記要求を行ったことを示す画面表示を行うステップと、
    ユーザが前記要求を認可することを可能にするステップと、
    を含む、ステップと、
    ユーザが前記要求を認可する場合に、
    前記信号に応答して、前記レガシーIRDの動作に適合するように前記LNBブロックの動作状態を変化させるステップと、
    前記信号に応答して、前記レガシーIRDと前記LNBブロックの間に信号経路を形成するステップと
    を含む、前記方法。
  2. 前記ユーザが予め規定された期間内に前記画面表示に応答しなかった場合は、前記要求は自動的に認可される請求項に記載の方法。
  3. 前記変化させるステップは、前記LNBブロックにコマンド信号を送信するステップを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記形成するステップは、前記レガシーIRDと前記LNBブロックの間の直接接続を可能にする状態にスイッチを設定するステップを含む請求項1に記載の方法。
  5. レガシーIRDがLNBブロックを制御することを可能にする手段を含む非レガシーIRDであって、
    レガシーIRDからの要求を示す信号を受け取る手段と、
    前記要求が認可されたかどうかの判定を行う手段であって、前記判定は、前記レガシーIRDが前記要求を行ったことを示す画面表示を通じて行われ、ユーザは前記画面表示を通じて前記要求を認可することができる、手段と、
    ユーザが前記要求を認可する場合に、前記信号に応答して、前記レガシーIRDの動作に適合するようにLNBブロックの動作状態を変化させる手段と、
    ユーザが前記要求を認可する場合に、前記信号に応答して、前記レガシーIRDと前記LNBブロックとの間に信号経路を形成する手段であって、
    前記非レガシーIRDは前記レガシーIRDと前記LNBブロックとの間に接続され、
    前記レガシーIRDは第1の機能性レベルを提供し、前記非レガシーIRDは第2の機能性レベルを提供し、
    前記第1の機能性レベルは前記第2の機能性レベルより低い、手段
    を備える、前記装置。
  6. 前記ユーザが予め規定された期間内に前記画面表示に応答しなかった場合は、前記要求は自動的に認可される請求項に記載の装置。
  7. 前記変化させる手段は、前記LNBブロックへコマンド信号を送信させることにより、前記レガシーIRDの前記動作に適合するように前記LNBブロックの前記動作状態を変化させる請求項に記載の装置。
  8. 前記形成する手段はMOSFETスイッチを備える請求項に記載の装置。
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