JP3873709B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナケーブルを介してダウンコンバータに電源電圧を供給することができる受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、衛星放送を受信する衛星放送受信装置により衛星放送の受信を行う際には、アンテナケーブルを利用して衛星放送受信装置から衛星放送用アンテナに取り付けられているコンバータに電源を供給する必要がある。
また、集合住宅などにおいて、衛星放送を共同で受信する共同受信システムが構築されている場合は、例えば共同受信システムに接続されている複数の衛星放送受信装置の内、何れか一つの衛星放送受信装置などからアンテナケーブルを利用してコンバータに電源を供給する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これまでの衛星放送受信装置は、コンバータと衛星放送受信装置を接続するアンテナケーブルが短絡していたとしても、コンバータに電源を供給することがあり、衛星放送受信装置自体が故障する恐れがあった。
【0004】
また、集合住宅などの共同受信システムの場合は、一つの衛星放送受信装置からコンバータに電源を供給しているときに、他の衛星放送受信装置からコンバータに電源を供給した場合、つまり、コンバータの電源供給ラインが複数になった場合は、共同受信システムに接続されているコンバータや衛星放送受信装置などの機器が故障する恐れがあった。
【0005】
特に、これまでの衛星放送受信装置は、他の衛星放送受信装置が電源を供給している場合でもコンバータに電源を供給する可能性があり、コンバータや衛星放送受信装置などを故障させる要因の一つになっている。
また、コンバータに電源供給が行われている時に、他の衛星放送受信装置からコンバータに電源供給を行うと、それだけ無駄な消費電力が発生することにもなり、この点からも好ましいものではなかった。
【0006】
つまり、これまでの衛星放送受信装置は、コンバータの電源供給線であるアンテナ線が短絡している場合や、コンバータに他の衛星放送受信装置から電源供給が行われている場合にも、電源供給線に電源電圧を供給する可能性があり、これに伴って種種の不具合が発生する恐れがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記したような点を鑑みてなされたものであり、本発明の、アンテナを介して入力される放送信号を所定の周波数信号に変換する周波数変換装置に対して上記所定の周波数信号を伝送するアンテナケーブルを介して接続されると共に、上記アンテナケーブルを電源供給線として、上記周波数変換装置に対して所定の電源電圧を供給するように構成されている受信装置において、上記アンテナケーブルを介して上記周波数変換装置に所定の電源電圧を供給する電源供給手段と、上記アンテナケーブルが短絡状態にあるか否かの検出を行う短絡検出手段と、上記短絡検出手段により、上記アンテナケーブルが短絡状態にあると検出された時は、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行わないように制御すると共に、上記アンテナケーブルが短絡状態でないと検出された時は、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行うように制御する電源供給制御手段と、を備え、上記短絡検出手段は、上記アンテナケーブルに上記電源供給手段から供給される電圧よりも低い電圧値に設定されている短絡検出電圧を供給する短絡検出電圧供給手段と、上記アンテナケーブルの電圧と第1の閾値電圧を比較して、上記アンテナケーブルが短絡状態にあるか否かの検出を行う第1の検出器とを有し、上記短絡検出電圧を上記アンテナケーブルに供給したうえで、上記第1の検出器によって上記アンテナケーブルの短絡検出を行うことを特徴とする。
【0008】
このような本発明によれば、短絡検出手段により、周波数変換装置に電源電圧を供給する電源供給線が短絡しているかどうかの検出を自動的に行い、電源供給線が短絡している時は、電源供給手段から周波数変換装置に対して電源電圧の供給を行わないようにすることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、衛星放送受信システムの構成例を示した図である。
この図1に示す衛星放送受信システムは、パラボラアンテナ1と、このパラボラアンテナ1に取り付けられるダウンコンバータ2と、衛星放送受信装置10とから構成され、ダウンコンバータ2と衛星放送受信装置10とがアンテナケーブル3により接続される。
パラボラアンテナ1により受信された衛星放送波は、ダウンコンバータ2によって、例えばLバンド帯(1GHz〜2GHz)の中間周波数信号IFに変換され、アンテナケーブル3を通じて衛星放送受信装置10に入力される。
【0010】
図2は、本発明の第1の実施の形態としての衛星放送受信装置10の主要な内部構成を示したブロック図である。
この図2に示す衛星放送受信装置10においては、アンテナケーブル3を通じて入力される中間周波数信号IFが分配器4で分配され、チューナ部11に入力される。
チューナ部11は、システム制御部12の制御に基づいて、中間周波数信号IFから所望の衛星放送チャンネルの選局を行い、選局したテレビジョン信号(TV信号)を、図示していないテレビジョン受像機に送出するようにされる。これにより、テレビジョン受像機に所望の衛星テレビジョン放送画像を表示するようにされる。
【0011】
ここで、パラボラアンテナ1に取り付けられているダウンコンバータ2は、小型軽量化と共に、ローノイズ化を図るために、その内部には電源装置が設けられておらず、外部から電源電圧を供給する必要がある。
このため、通常の衛星放送受信システムにおいては、衛星放送受信装置10にダウンコンバータ用電源17(電源供給手段)が設けられており、このダウンコンバータ用電源17からダウンコンバータ2に規定電源電圧V1を供給するようにしている。
衛星放送受信装置10からダウンコンバータ2への電源供給は、ダウンコンバータ2で変換された中間周波数信号IFを衛星放送受信装置10に伝送するためのアンテナケーブル3を利用して行うようにされる。つまり、衛星放送受信装置10では、ダウンコンバータ2で変換された中間周波数信号IFをチューナ部11に伝送するためのアンテナ線を、ダウンコンバータ2に電源電圧を供給する電圧供給線として利用するようにしている。
【0012】
ダウンコンバータ用電源17の出力電圧V1は、入力電圧切替スイッチ15を介してアンテナ線に供給される。
入力電圧切替スイッチ15は、その一方がアンテナ線(電源供給線)に接続されていると共に、他方に設けられている3つの端子t1,t2,t3のうち、端子t1がダウンコンバータ用電源17に接続されている。端子t2は短絡検出用電源18に接続され、端子t3は開放端とされる。
この入力電圧切替スイッチ15の切替制御は、システム制御部12により行われている。
【0013】
なお、図2に示す入力切替スイッチ15は、あくまでも一例であり、例えば電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続を開閉する開閉スイッチと、電源供給線(アンテナ線)と短絡検出用電源18との接続を開閉する開閉スイッチを別々に構成することも可能である。
【0014】
ダウンコンバータ用電源17は、ダウンコンバータ2へ規定の電源電圧V1を供給する電源供給手段であり、その電圧値は、例えばダウンコンバータ2の規定電源電圧値(+15V)に設定されている。
短絡検出用電源18は、電源供給線が短絡しているか否かの短絡検出を行う際に、電源供給線に短絡検出電圧V2を供給する短絡検出電圧供給手段であり、その電圧値は、後述する閾値用電源19から出力される第1の閾値電圧Vth1より高い電圧値に設定されている。
【0015】
システム制御部12は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、ユーザのチャンネル選局操作に応じた選局信号をチューナ部11に出力する選局制御を行う。
また、システム制御部12は、上記したチューナ部11の選局制御に加えて、後述する比較器13,14からの検出信号S1,S2に基づいて、入力電圧切替スイッチ15に対して切替制御信号S3を出力し、入力電圧切替スイッチ15の切替制御を行うようにされる。
【0016】
そして、このような衛星放送受信装置10においては、ダウンコンバータ2に電源電圧を供給する電源供給線(アンテナ線)が短絡していないかどうかの検出を行う比較器13と、ダウンコンバータ2に他の衛星放送受信装置などの外部機器から電源電圧が供給されているかどうかの検出を行う比較器14が設けられている。
【0017】
比較器13は、一方の入力端子(+端子)が電源供給線に接続され、他方の入力端子(−端子)が第1の閾値電圧Vth1を出力する閾値用電源19に接続されており、電源供給線の電圧Vaが第1の閾値電圧Vth1より高い時に検出信号S1を出力するようにされる。
この場合、閾値用電源19から出力される第1の閾値電圧Vth1は、所要の電圧値に設定すればよいものであるが、その電圧値を0Vレベル(GNDレベル)若しくは0Vより僅かに高い電圧レベルに設定しておくと、短絡検出用電源18の短絡検出電圧V2を低い電圧値に設定することが可能になる。これにより、例えば短絡検出動作時の電力消費を小さくすることができる。
【0018】
比較器14は、一方の入力端子(+端子)が、上記した比較器13と同様、電源供給線に接続され、他方の入力端子(−端子)が第2の閾値電圧Vth2を出力する閾値用電源20に接続されており、電源供給線の電圧Vaが第2の閾値電圧Vth2より高い時に検出信号S2を出力するようにされる。
この場合、閾値用電源20から出力される第2の閾値電圧Vth2は、上述したダウンコンバータ用電源17の出力電圧V1(コンバータ2の規定電源電圧)より僅かに低い電圧値に設定されている。
【0019】
表示部16は、例えばLEDランプなどによって構成され、当該衛星放送受信装置10とダウンコンバータ2との間が短絡しているときに、短絡していることをユーザに知らせるために設けられている。
【0020】
そして、この図2に示す衛星放送受信装置10においては、システム制御部12が、以下のようにして入力電圧切替スイッチ15の切替制御を行いながら、比較器13,14の検出信号S1,S2に基づいて、電源供給線が短絡していないかどうかを検出する短絡検出処理と、他の衛星放送受信装置から電源電圧が供給されているかどうかを検出する電源電圧検出処理を行うことで、衛星放送受信装置10からダウンコンバータ2に対して電圧供給を行うか否かの決定するようにしている。
【0021】
以下、図2に示した衛星放送受信装置10が行う短絡検出動作と電源電圧検出動作を図3〜図5を用いて説明する。
図3は、上記図2に示した衛星放送受信装置10が短絡検出動作を行う際に、システム制御部12が実行する処理を示したフローチャートである。
なお、以下に説明する短絡検出動作は、衛星放送受信装置10がアンテナケーブル3を介してダウンコンバータ2と接続されている状態の下で行うものとされる。
【0022】
この場合、システム制御部12は、先ず、ステップS101において、入力電圧切替スイッチ15を端子t2に切り替えて、電源供給線(アンテナ線)に短絡検出用電源18からの短絡検出電圧V2を供給するように制御する。
次に、システム制御部12は、ステップS102において、比較器13から検出信号S1の有無を判別する。
そして、ステップS102において、比較器13からの検出信号S1を検出した時、即ち電源供給線の電圧Vaが第1の閾値電圧Vth1より高い時は、電源供給線は短絡していないものと判断してステップS103に進む。
そして、ステップS103において、入力電圧切替スイッチ15を端子1に切り替えて、電源供給線に対してダウンコンバータ用電源17からダウンコンバータ2の電源電圧V1を供給するよう制御して処理を終了する。
つまり、電源供給線が短絡状態でない場合は、電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続状態を閉状態にして、電源供給線にダウンコンバータ用電源17を接続して処理を終了するようにしている。
【0023】
一方、ステップS102において、比較器13からの検出信号S1を検出できなかった時、即ち電源供給線の電圧Vaが第1の閾値電圧Vth1より低い電圧レベルである時は、電源供給線が短絡していると判断して、ステップS104に進み、入力電圧切替スイッチ15を端子t3に切り替えて、電源供給線への電圧電圧の供給を行わないように制御する。
つまり、電源供給線が短絡状態の時は、電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続状態を開状態にして、電源供給線とダウンコンバータ用電源17とを接続しないようにしている。
そして続くステップS105において、表示部16から電源供給線が短絡していることを示すエラー表示を行って処理を終了することになる。
【0024】
このように衛星放送受信装置10においては、ダウンコンバータ2に電源供給を行う前に、ダウンコンバータ2の電源供給線(アンテナ線)が短絡していないかどうかの短絡検出動作を自動的に行い、電圧供給線が短絡している時は、当該衛星放送受信装置10からダウンコンバータ2への電源供給を行わないようにしているため、電源供給線の短絡に伴う衛星放送受信装置10の故障を防止することができる。
【0025】
また、衛星放送受信装置10を設置する際に、ユーザが衛星放送受信装置10とダウンコンバータ2間の電源供給線(アンテナ線)が短絡していないかどうか検査したり、業者に頼んで検査して貰うなどの煩わしい作業が不要になる。また業者に頼んだ際にかかる検査費用を削減することができる。
【0026】
次に、図4は、上記した衛星放送受信装置10が電源電圧検出動作を行う際に、システム制御部12が実行する処理を示したフローチャートである。
なお、以下に説明する電源電圧検出処理も、衛星放送受信装置10がアンテナケーブル3を介してダウンコンバータ2に接続されている状態の下で行われるものである。
【0027】
この場合、システム制御部12は、先ず、ステップS201において、入力電圧切替スイッチ15を端子t3に切り替え、電源供給線への電圧供給を行わないようにした後、ステップS202において、比較器14からの検出信号S2の有無を判別する。
【0028】
次に、ステップS202において、電源供給線の電圧Vaが第2の閾値電圧Vth2より高く、システム制御部12が比較器14からの検出信号S2を検出した時は、既に他の衛星放送受信装置などから、ダウンコンバータ2の電源電圧が供給がされていると判断する。そして、以降はステップS202の判別処理を継続して行うことになる。つまり、他の衛星放送受信装置などからダウンコンバータ2の電源電圧が供給されている場合は、電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続状態を開状態のままにする。
【0029】
一方、ステップS202において、電源供給線の電圧Vaが第2の閾値電圧Vth2より低く、比較器14からの検出信号S2を検出できない時は、ダウンコンバータ2の電源電圧が供給されていないと判断する。
そして、ステップS203において、電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続が閉状態となるように、入力電圧切替スイッチ15を端子t1に切り替えて、電源供給線へダウンコンバータ用電源17の電源電圧V1を供給するようにして処理を終了する。
【0030】
このように衛星放送受信装置10においては、ダウンコンバータ2に電源供給を行う前に、電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続を開状態にしたうえで、比較器14によって、電源供給線の電圧Vaと第2の閾値電圧Vth2とを比較し、その比較結果である検出信号S2に基づいて、ダウンコンバータ2に他の衛星放送受信装置から電源供給が行われているか否か判別するようにしている。そして、他の衛星放送受信装置から電源供給が行われていると判別した時は、当該衛星放送受信装置10からダウンコンバータ2への電源供給を行わないようにしている。
【0031】
従って、例えばユーザが集合住宅などの共同受信システムを利用して衛星放送の受信を行う際には、ダウンコンバータ2に電源電圧が供給されているか否かの煩わしい検査を行う必要が無い。
また、ダウンコンバータ2へ他の衛星放送受信装置から電源供給が行われていない時は、当該衛星放送受信装置10から自動的に電源供給を行うようにしているため、ユーザにダウンコンバータ2の電源供給について意識させることのない放送受信環境を提供することができる。
【0032】
またダウンコンバータ2に対して複数の衛星放送受信装置から同時に電源電圧を供給するという事態も回避できるため、複数の衛星放送受信装置から同時に電源電圧を供給することによって発生するダウンコンバータや衛星放送受信装置などの各種衛星放送機器の故障を防止することができる。
また、ダウンコンバータ2への重複した電源供給を防ぐことで無駄な消費電力を削減することもできる。
【0033】
さらに、本実施の形態のように、比較器14に入力する第2の閾値電圧Vth2をダウンコンバータ2の規定電源電圧より僅かに低い電圧値に設定しておくと、例えば他の衛星放送受信装置からダウンコンバータ2に供給されている電源電圧が規定電源電圧以下であった時に、当該衛星放送受信装置10から自動的に規定電源電圧を供給することが可能になるため、ダウンコンバータ2の電源電圧の低下に伴う受信悪化がなく、ユーザに快適な受信環境を提供することが可能になる。
【0034】
特に、共同受信システムを構築する全ての衛星放送受信装置を、本実施の形態の衛星放送受信装置10によって構成すれば、ダウンコンバータ2に電源供給を行っていた衛星放送受信装置10が、例えば機器の故障などの何らかの理由により、電源電圧の供給を行うことができなくなった場合でも、即座に他の衛星放送受信装置10からダウンコンバータ2に電源電圧が供給されるため、ダウンコンバータ2への電源供給が絶たれることがなく、共同受信システムを利用するユーザに対して常に安定した受信環境を提供することが可能になる。
【0035】
図5は、本実施の形態の衛星放送受信装置10が、上記した短絡検出動作と電源電圧検出動作を合わせて行う場合のシステム制御部12が実行する処理を示したフローチャートである。
なお、この場合の処理も衛星放送受信装置10がアンテナケーブル3を介してダウンコンバータ2に接続されている状態の下で行われるものである。
【0036】
この場合も、システム制御部12は、先ず、ステップS301において、入力電圧切替スイッチ15を端子t2に切り替え、電源供給線に短絡検出用電源18からの短絡検出電圧V2を供給するように制御した後、ステップS302において、比較器13からの検出信号S1の有無を判別する。
そしてステップS303において否定結果が得られた時は電源供給線が短絡していると判断して、ステップS304に進み、入力電圧切替スイッチ15を端子t3に切り替えて、つまり電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続状態を開状態にして、ダウンコンバータ用電源17から電源供給線への電源電圧V1の供給を行うことなく処理を終了する。
【0037】
これに対して、ステップS302において、肯定結果が得られた時は、電源供給線が短絡していないと判断してステップS305に進む。
ステップS305においては、入力電圧切替スイッチ15を端子t3に切り替え、電源供給線への電圧供給を行わないようにした後、ステップS306において、比較器14からの検出信号S2の有無を判別する。
そして、ステップS306において、肯定結果が得られた時は、電源供給線に対して、既に他の衛星放送受信装置からダウンコンバータ2の電源電圧が供給されていると判断して、ステップS306の判別処理を継続して行うことになる。
【0038】
そしてステップS306において、否定結果が得られた時にダウンコンバータ2への電源電圧の供給が行われていないと判断してステップS307に進み、入力電圧切替スイッチ15を端子t1に切り替えて、つまり電源供給線とダウンコンバータ用電源17との接続状態を閉状態にして、電源供給線へダウンコンバータ2の電源電圧V1を供給するようにして処理を終了することになる。
【0039】
このように、第1の実施の形態としての衛星放送受信装置10では、システム制御部12が短絡検出動作と電源電圧検出動作を合わせて行うようにした場合も、これまでの説明と同様の効果が得られることになる。
また、このような衛星放送受信装置10は、2つの比較器13,14と短絡検出用の短絡検出電圧V2を出力する短絡検出用電源18を設けるという簡単な構成で実現することができる。
【0040】
次に、図6は本発明の第2の実施の形態としての衛星放送受信装置30の主要な内部構成を示したブロック図である。
なお、図2と同一部位には同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。
この図6に示す衛星放送受信装置30においては、電源供給線の短絡検出と、電源供給線への電源電圧検出を1つの比較器13により行うようにしている。
この場合、比較器13の一方の入力端子(+端子)は電源供給線に接続され、他方の入力端子(−端子)が、閾値電圧切替スイッチ21を介して第1の閾値電圧Vth1を出力する閾値用電源19、又は第2の閾値電圧Vth2を出力する閾値用電源20に接続可能に構成されている。
この場合、閾値電圧切替スイッチ21の端子t11側には、第1の閾値電圧Vth1を出力する閾値用電源19が接続され、端子t12側には第2の閾値電圧Vth1を出力する閾値用電源20が接続されている。
【0041】
即ち、この図6に示す衛星放送受信装置30においては、システム制御部12が、入力電圧切替スイッチ15と閾値電圧切替スイッチ21の切替制御を行いながら、比較器13の検出信号S4に基づいて、電源供給線の短絡検出処理と、ダウンコンバータ2への電源電圧検出処理を行い、ダウンコンバータ2に対して電源電圧の供給を行うか否かの決定するようにしている。
【0042】
以下、上記図6に示した衛星放送受信装置30の動作を図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図7に示すフローチャートの処理はシステム制御部12が実行する処理を示したものである。
また、以下に説明する動作も衛星放送受信装置30がアンテナケーブル3を介してダウンコンバータ2に接続されている状態の下で行われるものである。
【0043】
この場合、システム制御部12は、先ず、ステップS401において、閾値電圧切替スイッチ21を端子t11側に切り替えて、比較器13の−端子に第1の閾値電圧Vth1を供給する。そして続くステップS402において、入力電圧切替スイッチ15を端子t2に切り替え、アンテナケーブル3が接続される電源供給線に短絡検出用電源18からの短絡検出電圧V2を供給するように制御する。
【0044】
次に、システム制御部12は、ステップS403において、比較器13からの検出信号S4の有無を判別する。
そして、ステップS403において、電源供給線の電圧Vaが第1の閾値電圧Vth1より低く、システム制御部12が、比較器13からの検出信号S4を検出できなかった時は、電源供給線が短絡していると判断し、閾値電圧切替スイッチ21を端子t11側に切り替えた状態を保持したままステップS404に進む。
【0045】
そしてステップS404において、入力電圧切替スイッチ15を端子t3に切り替えて電源供給線への電圧供給を行わないようにした後、続くステップS405において、表示部16から電源供給線が短絡していることを示すエラー表示を行って処理を終了する。
【0046】
一方、ステップS403において、電源供給線の電圧Vaが第1の閾値電圧Vth1より高く、システム制御部12が比較器13からの検出信号S4を検出した時は、電源供給線が短絡していないと判断してステップS406に進む。
【0047】
そして、ステップS406において、閾値電圧切替スイッチ21を端子t12側に切り替えて、比較器13の−端子に第2の閾値電圧Vth2を供給する。
続くステップS407において、入力電圧切替スイッチ15を端子t3に切り替え、電源供給線への電圧供給を行わないようにした後、ステップS408において、比較器14からの検出信号S4が検出されたかどうかの判別を行うようにする。
【0048】
ステップS408において、電源供給線の電圧Vaが第2の閾値電圧Vth2より高く、システム制御部12において比較器13からの検出信号S4を検出できなかった時は、ダウンコンバータ2には既に他の衛星放送受信装置などから電源電圧が供給されていると判断し、以降はステップS408の判別処理を継続して行うことになる。
【0049】
そしてステップS408において、電源供給線の電圧Vaが第2の閾値電圧Vth2より低くなり、システム制御部12において、比較器13からの検出信号S4が検出された時点で、ダウンコンバータ2への電源供給が停止したと判断してステップS409に進み、ステップS409において、入力電圧切替スイッチ15を端子t1に切り替えて、アンテナケーブル3が接続される電源供給線へダウンコンバータ2の電源電圧V1を供給するようにして処理を終了することになる。
【0050】
従って、このように構成した場合も、上述した衛星放送受信装置10と同様の効果が得られることになる。
また、この場合は、これまでの衛星放送受信装置に対して、比較器13と短絡検出電圧V2を出力する短絡検出用電源18を追加するだけで短絡検出動作と電源電圧動作を実現することが可能になる。
【0051】
なお、これまで説明した本実施の形態では、本発明が独立した衛星放送受信装置10(30)であるものとして説明したが、これはあくまでも一例であり、本発明としての衛星放送受信装置は、テレビジョン受像機やビデオテープレコーダ装置などの各種記録装置に内蔵された衛星放送受信装置に対しても適用できることは言うまでもない。
【0052】
また、本実施の形態では、本発明の衛星放送受信装置を、衛星テレビジョン放送を受信する受信装置として説明したが、例えば衛星通信や無線通信などの受信装置など、要はアンテナに取り付けられたダウンコンバータに電源電圧を供給する装置に広く適用することが可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の受信装置では、短絡検出手段により、周波数変換装置に電源電圧を供給する電源供給線が短絡しているかどうかの検出を行い、電源供給線が短絡している時は、電源供給制御手段の制御により、電源供給手段から周波数変換装置に対して電源電圧の供給を行わないようにしているため、電源供給線の短絡に伴う受信装置の故障を防止することができる。
また、ユーザが受信装置を設置する際、電源供給線が短絡していないかどうか検査したり、或いは業者に頼んで検査して貰うなどの煩わしい作業が不要になる。また業者に頼んだ際にかかる検査費用などを削減することができる。
【0054】
また、電源供給線が短絡状態にあるか否かの検出を行う短絡検出手段は、短絡検出電圧を供給する短絡検出電圧供給手段と、この短絡検出電圧が第1の電圧(閾値電圧)として入力された第1の検出器を設けるという簡単な構成を追加するだけで実現することが可能である。この時、第1の電圧を0V又は0Vより僅かに高い電圧レベルに設定しておくと、電源検出時の電力損失を少なくすることができる。
【0055】
また、本発明の受信装置では、周波数変換装置に電源電圧が供給されているか否かの検出を行う電源検出手段を設け、この電源検出手段で周波数変換装置に外部から電源供給が行われていると検出した時は、周波数変換装置に電源供給を行わないようにしている。
この結果、複数の受信装置から周波数変換装置に電源供給が行われることにより発生する機器の故障を防止することができる。また、複数の受信装置から周波数変換装置に電源供給を行うことによる無駄な消費電力を削減することが可能になる。
【0056】
また、周波数変換装置に電源電圧が供給されているか否かの検出を行う電源検出手段は、第2の検出器を設けるという簡単な構成を追加するだけで実現することができる。この時、第2の検出器に供給する第2の電圧を周波数変換装置の規定電源電圧近傍で、この規定電源電圧より僅かに低い電圧値に設定しておくと、周波数変換装置に対して確実に規定電源電圧を供給することができるため、ユーザに対して快適な受信環境を提供することが可能になる。
【0057】
また、本発明の受信装置において、短絡検出と電源検出を行う場合には、短絡検出手段と電源検出手段を1つの検出器によって構成できるため、殆どコストアップなしで実現することができる。
【0058】
また、例えば共同受信システムを構築する全ての受信装置を、本発明の受信装置により構成すれば、例えば周波数変換装置に電源供給を行っていた受信装置から電源電圧の供給が行われなくなった場合でも、即座に他の受信装置から周波数変換装置に電源電圧を供給することが可能になるため、周波数変換装置への電源供給が絶たれることがなく、ユーザに常に安定した受信環境を提供する共同受信システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態とされる衛星放送受信装置を用いた受信システムの構成例を示した図である。
【図2】第1の実施の形態とされる衛星放送受信装置の主要なブロック図である。
【図3】第1の実施の形態とされる衛星放送受信装置の処理を示したフローチャートである。
【図4】第1の本実施の形態とされる衛星放送受信装置の処理を示したフローチャートである。
【図5】第1の本実施の形態とされる衛星放送受信装置の処理を示したフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態とされる衛星放送受信装置の主要なブロック図である。
【図7】第2の実施の形態とされる衛星放送受信装置の処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 パラボラアンテナ、2 ダウンコンバータ、3 アンテナケーブル、4分配器、10 30 衛星放送受信装置、11 チューナ部、12 システム制御部、13 14 比較器、15 入力電圧切替スイッチ、16 表示部、17 ダウンコンバータ用電源、18 短絡検出用電源、19 20 閾値用電源、21 閾値電圧切替スイッチ

Claims (8)

  1. アンテナを介して入力される放送信号を所定の周波数信号に変換する周波数変換装置に対して上記所定の周波数信号を伝送するアンテナケーブルを介して接続されると共に、上記アンテナケーブルを電源供給線として、上記周波数変換装置に対して所定の電源電圧を供給するように構成されている受信装置において、
    上記アンテナケーブルを介して上記周波数変換装置に所定の電源電圧を供給する電源供給手段と、
    上記アンテナケーブルが短絡状態にあるか否かの検出を行う短絡検出手段と、
    上記短絡検出手段により、上記アンテナケーブルが短絡状態にあると検出された時は、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行わないように制御すると共に、上記アンテナケーブルが短絡状態でないと検出された時は、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行うように制御する電源供給制御手段と、を備え、
    上記短絡検出手段は、
    上記アンテナケーブルに上記電源供給手段から供給される電圧よりも低い電圧値に設定されている短絡検出電圧を供給する短絡検出電圧供給手段と、
    上記アンテナケーブルの電圧と第1の閾値電圧を比較して、上記アンテナケーブルが短絡状態にあるか否かの検出を行う第1の検出器とを有し、
    上記短絡検出電圧を上記アンテナケーブルに供給したうえで、上記第1の検出器によって上記アンテナケーブルの短絡検出を行うようにしたこと
    を特徴とする受信装置。
  2. 上記電源供給制御手段は、
    上記アンテナケーブルと上記電源供給手段との間の接続を開状態又は閉状態に切り替える切替手段と、
    上記切替手段の切り替えを制御する切替制御手段とから成り、
    上記短絡検出手段により、上記アンテナケーブルが短絡状態にあると検出された時は上記切替制御手段が上記切替手段を開状態に切り替えることで、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行わないように制御すると共に、
    上記短絡検出手段により、上記アンテナケーブルが短絡状態でないと検出された時は上記切替制御手段が上記切替手段を閉状態に切り替えることで、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行うように制御することを特徴する請求項1に記載の受信装置。
  3. 上記第1の閾値電圧は、0V又は0Vより僅かに高い電圧値に設定されていることを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  4. 上記周波数変換装置に電源電圧が供給されているか否かの検出を行う電源検出手段を備え、
    上記電源供給制御手段は、
    上記電源検出手段により、上記アンテナケーブルに外部から電源供給が行われていると検出された時は、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに電源電圧の供給を行わないように制御すると共に、上記アンテナケーブルに外部から電源供給が行われていないと検出された時は、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに電源電圧の供給を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 上記電源供給制御手段は、
    上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給を行わないように制御したうえで、
    上記電源検出手段により、上記アンテナケーブルに外部から電源供給が行われている検出された時は、上記切替制御手段が上記切替手段を開状態に切り替えることで、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給が行われないように制御すると共に、
    上記電源検出手段により、上記アンテナケーブルに外部から電源供給が行われていないと検出された時は、上記切替制御手段が上記切替手段を閉状態に切り替えることで、上記電源供給手段から上記アンテナケーブルに対して電源電圧の供給が行われるように制御することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  6. 上記電源検出手段は、
    上記アンテナケーブルの電圧と第2の閾値電圧とを比較して、上記アンテナケーブルに電源が供給されているか否かの検出を行う第2の検出器とを有し、
    上記アンテナケーブルに上記電源供給手段から電源電圧の供給を行わないうえで、上記第2の検出器によって上記アンテナケーブルの電源検出を行うことを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  7. 上記第2の閾値電圧は、上記周波数変換装置の規定電源電圧近傍で、且つ、上記規定電源電圧より僅かに低い電圧値に設定されていることを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  8. 上記第1及び第2の検出器は1つの検出器によって構成されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
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