JP5334049B2 - 遊技機の可動装飾装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に設けられて遊技の状態に応じた演出を行うための、遊技機の可動装飾装置に関するものである。
パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、遊技領域の略中央に変動図柄表示装置が設けられており、興趣を高めるために前記図柄表示装置の表示画面に表示される図柄によってリーチ等の図柄に応じた演出を行っている。また、例えば特許文献1には、装飾部材を作動させることによって遊技の状態に応じた演出を行うことができる可動装飾装置を備えることによって、さらに興趣を高めるようにしたものが開示されている。
上記開示に係るものにおいては、装飾体の両側にそれぞれアームの一端が軸支されており、それぞれのアームを他端を中心として回動させることで、装飾体を上下に移動させている。ここで、アームの一端の軌跡は円弧であり、且つ、装飾体は両側からアームで支えられているので、二つのアームの一端間の距離は変化する。よって、装飾体を上下動させるためには、アームの一端が左右方向に移動可能に装飾体に取り付けられていなくてはならない。そのために、アームの一端にはピンを、装飾体にはピンよりも大きな横長の長穴を備えて両者の間に遊びを設けている。
しかしながら、装飾体のLEDのための配線が左右どちらか片方のアームに装着されていたり、組み付け時のねじの締め付けトルクなどに差があったりすることで、左右の各回動部がまったく同じ抵抗を受けていることはない。そのため、上下動の途中で装飾体ががたついて左右に大きく揺れ動いてしまい遊技の興趣を削ぐことがあった。
上下動の途中における装飾体の左右の揺れを防止するために、特許文献2に記載の発明においては、装飾体の中央付近に摺動板を設けて、この摺動板を取り付けベースに設けた一対の縦型レール間を上下方向にスライドさせている、しかしながら縦型レールや摺動板を用いたものは、構造が複雑で製作コストがかかるうえに装飾体の装飾の自由度を奪うものであった。また、縦型レールや摺動板は装飾性に乏しく、効果的な演出を行ううえで邪魔になるものであった。
特開2009−000306号公報 特開2008−245941号公報
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、移動用の縦型レールを用いることなく装飾体を垂直方向に移動可能な遊技機の可動装飾装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明に係る遊技機の可動装飾装置は、駆動源の駆動により移動機構を介して往復移動される装飾体を備えた遊技機の可動装飾装置であって、前記移動機構は、該駆動源により左右対称方向に同期して回動される左右一対の移動用レバーと、前記装飾体に軸支され、各移動用レバーにより回動される左右の中間レバーと、これら左右の中間レバー間を接続する連結ロッドとからなり、一方の中間レバーは、該移動用レバーとの連結点と該連結ロッドとの連結点との間に該装飾体への軸支点があり、他方の中間レバーは、該移動用レバーとの連結点と該連結ロッドとの連結点とが、該装飾体への軸支点を中心として鋭角をなす位置にあることを特徴とするものである。
また、前記駆動源は二つの駆動源とからなり、制御手段により該駆動源を同期して回転させることができる。
請求項1に係る発明は、連結ロッドが左右二つの中間レバーの自由な回動を規制するので、装飾体を揺動させることなく近似直線運動により移動させることができる。また、一方の中間レバーは、該移動用レバーとの連結点と該連結ロッドとの連結点との間に該装飾体への軸支点があり、他方の中間レバーは、該移動用レバーとの連結点と該連結ロッドとの連結点とが、該装飾体への軸支点を中心として鋭角をなす位置にあるため、装飾体の揺動を制止することができる。
請求項2に係る発明は、二つの駆動源が同期して作動して移動用レバー先端を回動させるので、バランス用レバーの先端を回動させて、装飾体を直線的に移動させることができる。
センターケース上部に配設された可動装飾装置の正面図である。 図1の可動装飾装置のA−A線断面図である。 モータと移動用アームの係合状態を示す正面図(a)、平面図(b)、側面図(c)である。 装飾体が降下途中である可動装飾装置の正面図である。 装飾体が降下された状態の可動装飾装置の正面図である。 支点の好ましい位置を説明する概念図である。
以下に、本発明の実施形態に付いて説明する。
図1、2は、遊技機の変動図柄表示装置の周囲を覆うセンターケース1の上部に配設された可動装飾装置を示す図である。可動装飾装置は、駆動源としてのモータ2(ステッピングモータ)と、移動用レバー3と、中間レバー4と、連結ロッド6、装飾体5とを備える。図1の状態においては、装飾体5は上昇されていて、センターケース1の上部に収納されている。モータ2は、装飾体5の左右の取り付けベース11に螺着されて配設されている。なお、装飾体5は、LED基板51とバックプレート52とを備えている。
可動装飾装置の移動機構を図1により説明する。移動機構は、二つのモータ2と、二つのモータ2によりそれぞれ回動される一対の移動用レバー3a、3bと、装飾体5の左右に軸着された一対の中間レバー4a、4bと、連結ロッド6とからなり、移動用レバー3a、3bは左右対称に配設されている。
移動用レバー3a、3bはL字形に形成されていて、センターケース1に設けた支軸31に軸着されている。L字形の一方の短尺アーム32はモータ2により回動される。短尺アーム32の回動により、短尺アーム32と直交する方向に延出された長尺アーム33も共に回動される。移動用レバー3の形状はL字形に限定されるものではなく、長尺アーム33の先端が支軸31を中心として回動できるものであればよい。なお、長尺アーム33には、長尺アーム33を上方に付勢する弾性体としてのバネ7が取り付けられている。
次に中間レバー4について説明する。図中左側の中間レバー4bは支点41から一方の方向に力点側アーム42が延出され、この力点側アーム42から90°を超えて異なる方向に作用点側アーム43が延設されている。力点側アーム42が左に動いたときには作用点側アーム43が右に動き、力点側アーム42が右に動いたときには作用点側アーム43が左に動くという、動きが逆方向になる関係にするためである。そして、力点側アーム42の先端には、移動用レバー3bの先端が軸着されている。
また、右側の中間レバー4bは支点45から一方の方向に力点側アーム46が延出され、この力点側アーム46から90°未満の範囲内の異なる方向に作用点側アーム47が延設されている。力点側アーム46の先端には、右側の移動用レバー3aの先端が軸着されている。力点側アーム46が左に動いたときには作用点側アーム47も左に動くという、動きが同一方向になる関係にするためである。力点側アーム46の先端には、右側の移動用レバー3aの先端が軸着されている。そして、二つの作用点側アーム43,47の先端は、連結ロッド6により接続されている。
移動用レバー3の長尺アーム33に対する中間レバー4の支点41の好ましい位置関係を、長尺アーム33の先端が下方に回動する場合を例に図6により説明する。図6において、長尺アーム33の先端は、支軸31を中心に、S点からR点を通ってS点まで円弧を描いて降下する。長尺アーム33の先端は水平方向には図中RS間の距離分移動する。中間レバー4の力点側アーム46も長尺アーム33の降下とともに降下するが、長尺アーム33の先端に軸着された力点側アーム46は、RSの水平移動距離を吸収するため支点41を中心に回動する必要がある。よって、支点41がRSの中間のT点を通ってRS線に直交する直線TTの上にある場合には、力点側アーム46の先端は左右に同じ距離揺動して、長尺アーム33の円弧運動による位置ズレを吸収することができる。したがって、支点41を、TT上に位置するように設けることが必要となる。
モータ2と移動用レバー3との係合状態を、図3により説明する。モータ2の軸21には、軸21に偏心してクランクピン22が装着されている。移動用レバー3の短尺アーム32の端部には凹陥部35が設けられており、この凹陥部35にクランクピン22の先端が遊嵌されていて、クランクピン22は短尺アーム32を回動することができる。モータ2の軸21の近傍には、クランクピン22の位置検出センサー23が配置されており、クランクピン22には、位置検出用の突片24が設けられている。突片24がセンサー23の発する光を遮断等することによってクランクピン22の初期位置が検出される。
以上のように構成されたものにおいて、大当たりなどの特別遊技状態になった場合には、図1の状態において右側のモータ2が駆動されて右側の短尺アーム32が反時計回りに回動される。これによって右側の長尺アーム33も反時計回りに回動されて、その先端が下方に降下される。他方、左側の短尺アーム32は時計回りに回動されて長尺アーム33の先端が下方に降下されるので装飾体5は、図4に示す中間位置を経由して、図5に示す最降下位置にまで下げられることになる。同時に、右側のバランス用レバー4も反時計回りに回動されつつ下方に降下することとなる。
このとき、長尺アーム33、33は円弧を描いて回動されるので、左右の中間レバー4a、4bが自由な状態では、装飾体5は、力点側アーム42、46を介して移動用レバー3a、3bの先端にぶら下がっているだけであるので、装飾体5は左右に揺動可能である。しかし、本願発明においては、一方の作用点側アーム47を力点側アーム46に近接して設け、他方の作用点側アーム43を力点側アーム42を支点41の略反対側に突設したので、二つのモータ2を同期駆動させて二つの力点側アーム42、46が左右対称となるように逆回転させたときには、二つの作用点側アーム43、47を同一方向に回動させることができる。よってこれら作用点側アーム43、47の先端を連結ロッド6で接続すれば、装飾体5の揺動は連結ロッド6により制止されるので、装飾体5を揺動させることなく昇降させることができる。よって装飾体5を左右の枢軸41を結んだ直線とは垂直になる直線Pに沿って下方に一線上を降下させることができる。
降下完了後、今度は左右のモータ2、2が逆回りに回動されることで、右側の移動用レバー3a、中間レバー4aは時計回りに、左側の移動用レバー3b、中間レバー4は反時計回りに回動される。よって、装飾体5は、図4に示す途中の位置を経由して、図5の初期位置にまで復帰されることになる。以上のような作動が繰り返されて装飾体5は直線Pに沿って近似直線運動により往復移動されることになる。
以上は装飾体が上下に昇降する例について説明したが、本発明において、可動装飾装置を横向きや斜め下向きに取り付けて、装飾体を左右の横方向や斜めの上下方向に移動させることができる。
なお、本発明の実施形態では、駆動源である二つのモータ2を、図示していない制御手段によって同期して回転させることで一対の移動用レバー3も同期して作動させているが、モータ2を一つにし、その駆動を機械的にそれぞれの移動用レバー3に伝達することで、これらの移動用レバー3も同期して作動させることができる。
2 モータ、3a、3b 移動用レバー、4a、4b 中間レバー、5 装飾体、6 連結ロッド、42、46 力点側アーム、43、47 作用点側アーム、

Claims (2)

  1. 駆動源の駆動により移動機構を介して往復移動される装飾体を備えた遊技機の可動装飾装置であって、前記移動機構は、該駆動源により左右対称方向に同期して回動される左右一対の移動用レバーと、前記装飾体に軸支され、各移動用レバーにより回動される左右の中間レバーと、これら左右の中間レバー間を接続する連結ロッドとからなり、一方の中間レバーは、該移動用レバーとの連結点と該連結ロッドとの連結点との間に該装飾体への軸支点があり、他方の中間レバーは、該移動用レバーとの連結点と該連結ロッドとの連結点とが、該装飾体への軸支点を中心として鋭角をなす位置にあることを特徴とする遊技機の可動装飾装置。
  2. 前記駆動源は二つの駆動源とからなり、制御手段により該駆動源を同期して回転させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の可動装飾装置。
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