JP5208242B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ遊技機に関し、特に、第1可動部材を移動駆動する動力を利用して第2可動部材を第1可動部材に対して移動駆動する可動役物装置に関する。
従来、パチンコ遊技機に装備された遊技演出用の可動役物装置は、ベース部材に移動自在に設けられた可動部材と、この可動部材を移動させる電動モータを有する移動駆動機構とを備えている。この可動役物装置の移動駆動機構に、ネジ軸・ナット機構(特許文献1参照)やラック・ピニオン機構(特許文献2参照)を採用したものは公知である。
ところで、可動部材に設けられた電飾機器等を含む演出部材(役物部材)を、通常時は画像表示器による表示の邪魔にならない位置に待機させ、演出の際に画像表示器の前側で移動させる可動役物装置が広く実用化されている。この可動役物装置では、演出部材が画像表示器の前側で移動することから、更にその際、画像表示器による表示と協働して遊技演出を行うことができるため、演出効果を高めることが可能になる。
特開2004−283326号公報 特開2009−66078号公報
従来の可動役物装置において、移動駆動機構にネジ軸・ナット機構又はラック・ピニオン機構等の動力伝達機構を単独で採用したもの、即ち、移動駆動機構により1つの可動部材を(或いは、複数の可動部材を一体的に)移動させるだけのものでは、遊技盤や遊技盤に装備される他の機器等によって受ける可動役物装置の配置制約により、可動部材の移動量を大きくするのに限界がある。つまり、可動部材の移動量を大きくするほど、可動部材等が大型化し、その可動部材を移動させる為に必要な空間が大きくなるため、可動役物装置を配置するうえでの障害が大きくなる。
例えば、演出部材を画像表示器の前側(露出空間)で且つ直線的に移動させる場合、通常時に演出部材を画像表示器による表示の邪魔にならない位置に待機させるようにして、演出部材以外の可動部材や移動駆動機構等を極力露出させないようにできるが、そうして、演出部材の露出空間への突出量(可動部材の移動量)を大きくすることが困難になる。
本発明の目的は、可動部材の移動量を大きくすることができる可動役物装置を搭載したパチンコ遊技機を提供することである。
請求項1の発明(パチンコ遊技機)は、ベース部材(10)に移動自在に設けられた第1可動部材(11)と、この第1可動部材(11)に移動自在に設けられた第2可動部材(12)と、前記第1可動部材(11)を移動させるアクチュエータ(30)を有する第1移動駆動機構(16)とを備えた可動役物装置(5) を装備したパチンコ遊技機(1) において、前記可動役物装置(5) は、前記第1移動駆動機構(16)により前記第1可動部材(11)を移動駆動する動力を利用して前記第2可動部材(12)を前記第1可動部材(11)に対して移動駆動する第2移動駆動機構(17)を備え、前記第2移動駆動機構(17)は、前記第1可動部材(11)に設けられ、前記第1可動部材(11)の移動により作動する第1作動部材(41)と、前記第1可動部材(11)に設けられ、前記第1可動部材(11)に対して前記第2可動部材(12)を移動させるように作動する第2作動部材(42)と、前記第1作動部材(41)の作動に同期して前記第2作動部材(42)を作動させる作動部材連動機構(45)とを有し、前記第1,第2作動部材(41,42) が第1,第2ピニオン(41,42) であり、前記作動部材連動機構(45)が前記第1,第2ピニオン(41,42) を同期回転させるピニオン連動機構(45)であり、前記第2移動駆動機構(17)は、前記第1ピニオン(41)が噛合するように前記ベース部材(10)に設けられ、前記第1可動部材(11)の移動により前記第1ピニオン(41)を回転させる第1ラック(43)と、前記第2ピニオン(42)が噛合するように前記第2可動部材(12)に設けられ、前記第2ピニオン(42)の回転により前記第2可動部材(12)を移動させる第2ラック(44)とを有することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1において、前記ピニオン連動機構(45)は、前記第1,第2ピニオン(41,42) に夫々設けられた第1,第2プーリ(46,47) と、これら第1,第2プーリ(46,47) に掛装されたタイミングベルト(48)とを有することを特徴としている。
請求項の発明は、請求項又はにおいて、前記第1移動駆動機構(16)は、前記ベース部材(10)に回転自在に支持されたネジ軸(31)と、前記第1可動部材(11)に設けられ前記ネジ軸(31)に螺合されたナット部材(32)とを有し、前記アクチュエータ(30)が前記ネジ軸(31)を回転駆動する電動モータ(30)からなることを特徴としている。
請求項の発明は、請求項の何れか1項において、前記可動役物装置(5) は、前記ベース部材(10)に前記第1,第2可動部材(11,12) の軸線(m) に対して対称に設けられ前記第1可動部材(11)を移動自在にガイドする1対の第1ガイドロッド(18)と、前記第1可動部材(11)に前記軸線(m) に対して対称に設けられ前記第2可動部材(12)を移動自在にガイドする1対の第2ガイドロッド(19)とを備えたことを特徴としている。
本発明(パチンコ遊技機)によれば、可動役物装置において、アクチュエータを有する第1移動駆動機構により第1可動部材を移動駆動することにより、その動力を利用して第2移動駆動機構により第2可動部材を第1可動部材に対して移動駆動するので、第2可動部材の移動量を大きくすることができる。
可動役物装置(演出部材が待機位置)を装備した遊技盤の正面図である。 可動役物装置(演出部材が突出位置)を装備した遊技盤の正面図である。 可動役物装置の前側からの斜視図である。 図3の可動役物装置の後側からの斜視図である。 演出部材を省略した図3相当図である。 図5の可動役物装置の正面図である。 図5の可動役物装置の後面図である。 ベース部材を省略した図7相当図である。 可動役物装置の分解斜視図である。 ベース部材等の分解斜視図である。 第1可動部材の分解斜視図である。 可動役物装置(演出部材が待機位置)の要部斜視図である。 可動役物装置(演出部材が途中位置)の要部斜視図である。 可動役物装置(演出部材が突出位置)の要部斜視図である。 可動役物装置の作動説明図(要部正面図)である。 変更形態1の可動役物装置の要部正面図である。 変更形態2の可動役物装置の要部正面図である。 変更形態3の可動役物装置の要部正面図である。 変更形態4の可動役物装置の要部正面図である。 変更形態5の可動役物装置の要部正面図である。
以下、発明の実施の形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には遊技盤2が設けられ、この遊技盤2とその前側の透明板(図示略)との間に、球発射部(図示略)で発射された遊技球がガイドレール2gにより導入される遊技領域2aが形成されている。遊技盤2には遊技領域2aに配置された多数の障害釘(図示略)や各種入賞口(始動口2b,2c、ゲート2d、大入賞口2e、一般入賞口2f等)を形成する種々の遊技部品が取付けられている。遊技球が始動口2b,2cに入賞した場合、大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、大当りとなって通常は閉塞の大入賞口2eが開放される。
遊技盤2にはセンタ役物3が取付けられ、このセンタ役物3に遊技演出用の画像表示器4及び本案特有の可動役物装置5が装備されている。センタ役物3は遊技盤2に大きく形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着されたセンタ枠体3aを有し、画像表示器4はその画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ枠体3aの内側を通して視認できるように配置されている。画像表示器4には、始動口2b,2cへの遊技球の入賞に基づいて行われる大当抽選を演出するために、複数の演出図柄が変動後停止するように表示されるとともに各種動画が表示され、また、大当り中にも大当り演出用の各種動画が表示される。
可動役物装置5は、センタ役物3の下部に装着され、例えば、大当り抽選に関する報知(例えば、大当り抽選での当選、或いは当選期待度が高い旨の報知)を行うために作動して、演出部材13(所謂役物部材やギミック)を遊技盤2の盤面と平行方向に直線的に、図1に示す待機位置と図2に示す突出位置とに亙って上下動させる。可動役物装置5の非作動時に、演出部材13は画像表示器4による表示の邪魔にならない待機位置に位置し、可動役物装置5の作動時に、演出部材13は画像表示器4の前側で移動する。
可動役物装置5について詳しく説明する。
図3〜図15に示すように、可動役物装置5は、ベース部材10と、ベース部材10に上下方向へ移動自在に設けられた第1可動部材11と、第1可動部材11に上下方向へ移動自在に設けられた第2可動部材12と、第2可動部材12に取付けられた演出部材13と、第1可動部材11をベース部材10にガイドする第1ガイド機構14と、第2可動部材12を第1可動部材11にガイドする第2ガイド機構15と、第1可動部材11を移動させる電動モータ30を有する第1移動駆動機構16と、第1移動駆動機構16により第1可動部材11を移動駆動する動力を利用して第2可動部材12を第1可動部材11に対して移動駆動する第2移動駆動機構17とを備えている。
ベース部材10、第1,第2可動部材11,12、演出部材13について説明する。
図3〜図10等に示すように、ベース部材10は薄板状に形成され、センタ枠体3aの下部後面側において板面を前後方向に向けて配置されて、センタ役物3に固定されている。ベース部材10は、略正方形状の本体板部10aと、本体板部10aの下部から右方へ張出す取付板部10bとを有する。本体板部10aの上下両端近傍の前面部には、左右方向に長い上支持部材20及び下支持部材21が取付けられている。
図5〜図6、図8、図9、図11〜図15等に示すように、第1可動部材11は、ベース部材10よりも前方位置に配設され、ベース部材10と略同じ上下長とベース部材10よりも小さい(例えば、本体板部10aの2/3程度の)左右長とを有する。第1可動部材11は、ベース部材10と重なった位置から上方へ進出可能に第1ガイド機構14によりガイドされている。第1可動部材11は、上下方向に長い矩形枠部材11aを有し、この矩形枠部材11aの上下両端近傍の後面部には、左右方向に長い上可動支持部材25及び下可動支持部材26が取付けられている。
図6、図8、図9、図12〜図15等に示すように、第2可動部材12は、ベース部材10と第1可動部材11との間に配設され、第1可動部材11(ベース部材10)と略同じ上下長と第1可動部材11よりも小さい(例えば、第1可動部材11の2/3程度の)左右長とを有する。第2可動部材12は、第1可動部材11(ベース部材10)と重なった位置から上方へ進出可能に第2ガイド機構15によりガイドされている。第2可動部材12は、左右に間隔を空けて配置連結された1対の第2ラック部材12aと、1対の第2ラック部材12aの上方に設けられた演出取付部12bとを有する。
図3、図4等に示すように、演出部材13は、円形の演出本体部13aと、演出本体部13aから下方へ連なるスカート部13bとを有する。尚、演出本体部13aは、図3、図4に示すものとは多少異なり、その後側全てを遮蔽するように構成されている。演出部材13は、第1,第2可動部材11,12よりも前方位置に配設され、演出本体部13aが第2可動部材12の演出取付部12bに固定されている。演出部材13については、例えば、複数のLEDを有する電飾機器を含む構成にすることができる。
第1,第2ガイド機構14,15について説明する。
図10等に示すように、第1ガイド機構14は、ベース部材10に第1,第2可動部材11,12の軸線m(図6参照)に対して左右対称に設けられ第1可動部材11を上下方向へ移動自在にガイドする1対の第1ガイドロッド18を有する。1対の第1ガイドロッド18の上端部がベース部材10の上支持部材20に内嵌状に固定され、1対の第1ガイドロッド18の下端部がベース部材10の下支持部材21に内嵌状に固定されている。第1可動部材11の下可動支持部材26の左右両端部に設けられた1対の被ガイド部18a(図9等参照)が、1対の第1ガイドロッド18に夫々摺動自在に外嵌されている。
図8、図9、図11等に示すように、第2ガイド機構15は、第1可動部材11に前記軸線mに対して左右対称に設けられ第2可動部材12を上下方向へ移動自在にガイドする1対の第2ガイドロッド19を有する。1対の第2ガイドロッド19の上端部が第1可動部材11の上可動支持部材25に内嵌状に固定され、1対の第2ガイドロッド19の下端部が第1可動部材11の下可動支持部材26に内嵌状に固定されている。第2可動部材12の1対の第2ラック部材12aの下端部に設けられた被ガイド部19aが、1対の第2ガイドロッド19に夫々摺動自在に外嵌されている。
また、第2ガイド機構15に関して、第1可動部材11の上可動支持部材25にガイド部材25aが固定され、このガイド部材25aの鍔状部25bが第2可動部材12の1対の第2ラック部材12aの内側端縁に摺動自在に係合して、このガイド部材25aによっても第2可動部材12が上下方向へ移動自在にガイドされる。
第1移動駆動機構16について説明する。
図3〜図10、図12〜図15等に示すように、第1移動駆動機構16は、前記電動モータ30と、ベース部材10に回転自在に支持されたネジ軸31と、第1可動部材11に設けられネジ軸31に螺合されたナット部材32とを有する。
電動モータ30は、第1,第2可動部材11,12に対して遊技盤2の盤面平行方向の右方にシフトした位置に、モータ出力軸30aが第1可動部材11の移動方向と平行になるように下向きに配置されている。電動モータ30は、ベース部材10の取付板部10bに形成された台座10cに載置され、同取付板部10bに形成された切欠穴10dに一部が嵌まるように取付けられている。台座10cから下方へ突出するモータ出力軸30aに駆動プーリ33が固着されている。
ネジ軸31の上端部がベース部材10の上支持部材20に回動自在に支持され、ナット部材32は第1可動部材11の下可動支持部材26に固定されている。ネジ軸31はナット部材32を介して下可動支持部材26を貫通し、更に、ベース部材10の下支持部材21を貫通し、ネジ軸31の下端部にプーリ34が固着されている。プーリ33,34にはベルト35が掛装され、電動モータ30によりプーリ33,34及びベルト35を介してネジ軸31が回転駆動される。
第2移動駆動機構17について説明する。
図8〜図15等に示すように、第2移動駆動機構17は、前記軸線mに対して左右対称に設けられた1対の動力伝達機構40を備え、各動力伝達機構40は、第1可動部材11に設けられた第1,第2ピニオン41,42と、第1ピニオン41が噛合するようにベース部材10に設けられ第1可動部材11の移動により第1ピニオン41を回転させる第1ラック43と、第2ピニオン42が噛合するように第2可動部材12に設けられ第2ピニオン42の回転により第2可動部材12を移動させる第2ラック44と、第1ピニオン41の回転に同期して第2ピニオン42を回転させるピニオン連動機構45とを有する。
尚、第1ピニオン41が第1可動部材11の移動により作動する第1作動部材に相当し、第2ピニオン42が第1可動部材11に対して第2可動部材12を移動させるように作動する第2作動部材に相当し、第1,第2ピニオン41,42を同期回転させるピニオン連動機構45が第1作動部材(第1ピニオン41)の作動に同期して第2作動部材(第2ピニオン42)を作動させる作動部材連動機構に相当する。
ここで、ベース部材10の本体板部10aの左右両端近傍の前面部には、上下方向に長く且つ横断面形状がクランク形状の左右1対の第1ラック部材22が取付けられ、これら1対の第1ラック部材22の内側端縁に1対の第1ラック43が上下方向に連続的に形成されている。尚、各第1ラック部材22の内側部分に第1ガイドロッド18が配置されている。また、第2可動部材12の1対の第2ラック部材12aの外側端縁に1対の第2ラック44が上下方向に連続的に形成されている。
各動力伝達機構30の詳細は次の通りである。
第1ピニオン41は、第1ラック43よりも前記軸線m側において、第1可動部材11の枠状部材11aの下端部に後方突出状に設けられた前後方向の軸部11cに回転自在に外嵌装着されている。第1可動部材11がベース部材10に対して最も退入した状態(図12参照)で、第1ピニオン41が第1ラック43の下端部分に噛合し、第1可動部材11がベース部材10に対して最も進出した状態(図14参照)で、第1ピニオン41が第1ラック43の上端部分に噛合する。
第2ピニオン42は、第2ラック44よりも前記軸線mに対して反対側において、第1可動部材11の枠状部材11aの上端部に後方突出状に設けられた前後方向の軸部11dに回転自在に外嵌装着されている。第2可動部材12が第1可動部材11に対して最も退入した状態(図12参照)で、第2ピニオン42が第2ラック44の上端部分に噛合し、第2可動部材12が第1可動部材11に対して最も進出した状態(図14参照)で、第2ピニオン42が第2ラック44の下端側部分に噛合する。
ピニオン連動機構45は、第1,第2ピニオン41,42に夫々設けられた第1,第2プーリ46,47と、第1,第2プーリ46,47に掛装されたタイミングベルト48とを有する。第1,第2ピニオン41,42のギヤ比は1:1であり、第1プーリ46が1回転すると、第2プーリ47が第1プーリ46と同回転方向へ1回転する。
ここで、第1プーリ46は、第1ピニオン41にその後側に位置するように一体形成されて、軸部11cに回転自在に支持され、この状態で、軸部11cにビス止めされた下可動支持部材26により抜止めされている。同様に、第2プーリ47は、第2ピニオン42にその後側に位置するように一体形成されて、軸部11dに回転自在に支持され、この状態で、軸部11dにビス止めされた下可動支持部材26により抜止めされている。
尚、可動役物装置5の制御系には、原点検出センサ50が設けられ、この原点検出センサ50で検出された原点位置に基づいて電動モータ30が制御される。原点検出センサ50は、第1可動部材11の最も退入した位置(或いはその近傍位置)を、第1可動部材11の枠状部材11aに一体的に設けられた遮蔽部51の検知を介して検出する。
次に、可動役物装置5の作用・効果について説明する。
可動役物装置5が非作動状態のとき、図1、図12に示すように、演出部材13が画像表示器4による表示の邪魔にならない待機位置に位置し、このとき、第1ピニオン41が第1ラック43の下端側部分に噛合し、第2ピニオン42が第2ラック44の上端側部分に噛合し、第1,第2可動部材11,12が下限位置に位置している。
可動役物装置5が作動し、電動モータ30によりプーリ33,34及びベルト35を介してネジ軸31が図15に示す矢印a1方向に回転駆動されると、このネジ軸31とナット部材32により第1可動部材11がベース部材10に対して上昇し、この第1可動部材11と共に上昇する第1ピニオン41が第1ラック43により図15に示す矢印b1方向に回転する。
第1ピニオン41が矢印b1方向に回転すると、第1,第2プーリ46,47及びタイミングベルト48により、第1可動部材11と共に上昇する第2ピニオン42が図15に示す矢印c1方向に回転し、すると、この第2ピニオン42及び第2ラック44により第2可動部材12が第1可動部材11に対して上昇する。
一方、前記とは逆に、ネジ軸31が図15に示す矢印a2方向に回転駆動されると、第1可動部材11がベース部材10に対して下降し、第1ピニオン41が第1ラック43により図15に示す矢印b2方向に回転し、第2ピニオン42が図15に示す矢印c2方向に回転し、第2可動部材12が第1可動部材11に対して下降する。
以上の第1,第2可動部材11,12及び第1,第2移動駆動機構16,17の動作により、演出部材13が第2可動部材12と共に、図1、図12に示す待機位置から、図13に示す途中位置を経由して、図2、図14に示す突出位置へ、一気に上昇して、或いは何回か昇降してから到達する。そのことで何らかの報知を行った後、演出部材13が図1、図12に示す待機位置まで下降して、可動役物装置5が作動を終了する。尚、演出部材13が画像表示器4の前側を移動する際、その画像表示器4の前側において、演出部材13よりも下方の可動部材11,12や移動駆動機構16,17等は、演出部材13のスカート部13bにより遮蔽されるため露出しない。
この可動役物装置5によれば次の効果を奏する。
第1可動部材11を移動させる電動モータ30を有する第1移動駆動機構16を設け、この第1移動駆動機構16により第1可動部材11を移動駆動する動力を利用して第2可動部材12を第1可動部材11に対して移動駆動する第2移動駆動機構17を設けたので、1つの電動モータ30を共通の駆動源として、第1,第2可動部材11,12を連鎖的に移動させて、第2可動部材12の移動量を大きくすることができる。
第2移動駆動機構17は、第1可動部材11に設けられた第1,第2ピニオン41,42と、第1ピニオン41が噛合するようにベース部材10に設けられ、第1可動部材11の移動により第1ピニオン41を回転させる第1ラック43と、第2ピニオン42が噛合するように第2可動部材12に設けられ、第2ピニオン42の回転により第2可動部材12を移動させる第2ラック44と、第1ピニオン41の回転に同期して第2ピニオン42を回転させるピニオン連動機構45とを有する。
従って、第1可動部材11を移動駆動することにより、第2可動部材12を第1可動部材11に対して確実に移動駆動することができる。つまり、第2移動駆動機構17により、第1移動駆動機構16で第1可動部材11を移動駆動する動力を利用して第2可動部材12を第1可動部材11に対して確実に移動駆動することができる。
上記のように、1つの電動モータ30を共通の駆動源として、第1,第2可動部材11,12を移動させ得ることから、また、可動役物装置5の全体的な前後方向の厚みを小さくすることができ、ピニオン連動機構45等も比較的コンパクトに設け得るため、第2可動部材12の移動量を大きくしても、第1,第2可動部材11,12や第1,第2移動駆動機構16,17を大型化するのを抑制することができる。
しかも、通常時、つまり可動役物装置5の非作動時に、第1,第2可動部材11,12、第1,第2移動駆動機構16,17を比較的コンパクトに纏めることができる。従って、近年、遊技盤2に装備される各種機器が高密度になる傾向であるが、遊技盤2に装備される他の各種機器の配置等を考慮しても、第2可動部材12の移動量を大きくして可動役物装置5を遊技盤2に装備する配置上の問題点は軽減される。
ここで、可動役物装置5は、演出部材13を画像表示器2の前側(露出空間)で且つ直線的に移動させるものであり、通常時に演出部材13を画像表示器2による表示の邪魔にならない位置に待機させるが、その際、演出部材13以外の第1,第2可動部材11,12や第1,第2移動駆動機構16,17が極力露出しないようにして、演出部材13の露出空間への突出量(第2可動部材12の移動量)を大きくすることができ、依って、演出部材13が作動した際のインパクトが大きくなり、演出効果が格段に高められる。
ピニオン連動機構45は、第1,第2ピニオン41,42に夫々設けられた第1,第2プーリ46,47と、第1,第2プーリ46,47に掛装されたタイミングベルト48とを有するので、第1ピニオン41の回転に同期して第2ピニオン42を確実に回転させることができる。
第1移動駆動機構16は、ベース部材10に回転自在に支持されたネジ軸31と、第1可動部材11に設けられネジ軸31に螺合されたナット部材32とを有し、電動モータ30がネジ軸31を回転駆動するので、この第1移動駆動機構16により第1可動部材11を確実に移動駆動することができる。
電動モータ30を、第1,第2可動部材11,12に対して遊技盤2の盤面平行方向にシフトした位置に、モータ出力軸30aが第1可動部材11の移動方向と平行になるように配置したので、可動役物装置5の全体的な前後厚さを小さく維持することができ、依って、この可動役物装置5の前後に配置される部材等の邪魔にならないように可動役物装置5を装備することができる。
可動役物装置5は、ベース部材10に前記軸線mに対して対称に設けられ第1可動部材11を移動自在にガイドする1対の第1ガイドロッド18と、第1可動部材11に前記軸線mに対して対称に設けられ第2可動部材12を移動自在にガイドする1対の第2ガイドロッド19とを備えたので、第1,第2可動部材11,12を夫々円滑に移動させることができるので、可動役物装置5の作動信頼性が確保される。
第1,第2ピニオン41,42、第1,第2ラック43,44、及びピニオン連動機構45を前記軸線mに対して対称に1対設けたので、第2移動駆動機構17により、第1移動駆動機構16で第1可動部材11を移動駆動する動力を利用して第2可動部材12を第1可動部材11に対して確実に移動駆動することができ、第1,第2可動部材11,12に作用する力のバランスも良くなるため、可動役物装置5の作動信頼性を高められる。
尚、前記実施例を部分的に次のように変更してもよい。
(1)図16に示すように、可動役物装置5Aにおいて、第2移動駆動機構17Aのピニオン連動機構45Aは、第1,第2ピニオン41,42を連動連結するギヤ列60を有する。前記実施例の第1,第2プーリ46,47及びタイミングベルト48は省略される。このギヤ列60の各ギヤは第1可動部材11Aに回転自在に装着されている。ギヤ列60のギヤ数は奇数個(5個)であり、第1,第2プーリ46,47は同方向へ回転する。このピニオン連動機構45Aでは、第1ピニオン41から第2ピニオン42へ動力を確実に伝達することができる。
(2)図17に示すように、可動役物装置5Bにおいて、第2移動駆動機構17Bのピニオン連動機構45Bは、前記ギヤ列60ではなく、第1,第2ピニオン41,42の中間に位置してこれらに噛合する1つのギヤ61を有する。このギヤ61は第1可動部材11Bに回転自在に装着され、前記同様、第1,第2プーリ46,47は同方向へ回転する。構造が簡単化するが、第1,第2ピニオン41,42の配置、第1,第2可動部材11B,12の移動量等が変更される。尚、第1,第2ピニオン41,42を共通の1つのピニオンで構成し、このピニオンを第1,第2ラックの両方に噛合させてもよい。
(3)図18に示すように、この可動役物装置5Cの第2移動駆動機構17Cは、前記実施例の第2ピニオン42及び第2ラック44の他、ベース部材10Cに設けられた第1ピニオン41Cと、第1ピニオン41Cが噛合するように第1可動部材11Cに設けられ第1可動部材11Cの移動により第1ピニオン41Cを回転させる第1ラック43Cと、第1ピニオン41Cの回転に同期して第2ピニオン42を回転させるピニオン連動機構45Cとを有する。
(4)図19に示すように、この可動役物装置5Dの第2移動駆動機構17Dは、前記実施例の第1ピニオン41及び第1ラック43の他、第2可動部材12Dに設けられた第2ピニオン42Dと、第2ピニオン42Dが噛合するように第1可動部材11Cに設けられ第2ピニオン42Dの回転により第2可動部材12Dを移動させる第2ラック44Dと、第1ピニオン41の回転に同期して第2ピニオン42Dを回転させるピニオン連動機構45Dとを有する。
(5)図20に示すように、この可動役物装置5Eの第2移動駆動機構17Eは、ベース部材10Eに設けられた第1ピニオン41Eと、第2可動部材12Eに設けられた第2ピニオン42Eと、第1ピニオン41Eが噛合するように第1可動部材11Eに設けられ第1可動部材11Eの移動により第1ピニオン41Eを回転させる第1ラック43Eと、第2ピニオン42Eが噛合するように第1可動部材11Eに設けられ第2ピニオン42Eの回転により第2可動部材12Eを移動させる第2ラック44Eと、第1ピニオン41Eの回転に同期して第2ピニオン42Eを回転させるピニオン連動機構45Eとを有する。
(6)前記実施例では、第1,第2ピニオン41,42のギヤ比を1:1に設定しているため、第1可動部材11の移動量と第1可動部材11に対する第2可動部材12の移動量の比も1:1になるが、前記ギヤ比を種々変更することにより、第2可動部材12のトータルの移動量を変更することができる。
(7)第1移動駆動機構16として、前記実施例のネジ軸・ナット機構以外に、ラック・ピニオン機構、カム機構、リンク機構等の種々の機構を採用してもよい。
(8)前記実施例では、第1,第2可動部材11,12を昇降するものであるが、第1,第2可動部材11,12を他の移動方向となるように可動役物装置5を装備してもよい。例えば、第1,第2可動部材11,12を左右方向に移動させるようにしてもよい。また、演出部材13の待機位置についても種々変更可能である。
(9)第1,第2可動部材11,12の移動方向を前記実施例のように平行とする以外に構成可能である。例えば、第1可動部材を上下方向へ移動させるのに対して、その動力を利用して第2可動部材を左右方向へ移動させるように構成してもよい。
(10)第1可動部材11の前記移動については直線的な移動に限定されない。例えば、第1可動部材を回動させるように構成してもよい。第2可動部材12の前記移動についても、同様に直線的な移動に限定されない。例えば、第1可動部材11を移動駆動する動力を利用して第2可動部材を第1可動部材に対して回動駆動するように構成してもよい。
(11)その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。例えば、演出部材13を画像表示器4の前側以外の空間において移動させるように構成することもできる。また、本発明の可動役物装置は、種々のパチンコ遊技機に適用することが可能である。
1 パチンコ遊技機
2 遊技盤
5,5A〜5E 可動役物装置
10,10C,10E ベース部材
11,11A〜11E 第1可動部材
12,12D,12E 第2可動部材
16 第1移動駆動機構
17,17A〜17E 第2移動駆動機構
18 第1ガイドロッド
19 第2ガイドロッド
30 電動モータ
30a モータ出力軸
31 ネジ軸
32 ナット部材
41,41C,41E 第1ピニオン
42,42D,42E 第2ピニオン
43,43C,43E 第1ラック
44,44D,44E 第2ラック
45,45A〜45E ピニオン連動機構
46 第1プーリ
47 第2プーリ
48 タイミングベルト

Claims (4)

  1. ベース部材に移動自在に設けられた第1可動部材と、この第1可動部材に移動自在に設けられた第2可動部材と、前記第1可動部材を移動させるアクチュエータを有する第1移動駆動機構とを備えた可動役物装置を装備したパチンコ遊技機において、
    前記可動役物装置は、前記第1移動駆動機構により前記第1可動部材を移動駆動する動力を利用して前記第2可動部材を前記第1可動部材に対して移動駆動する第2移動駆動機構を備え、
    前記第2移動駆動機構は、
    前記第1可動部材に設けられ、前記第1可動部材の移動により作動する第1作動部材と、
    前記第1可動部材に設けられ、前記第1可動部材に対して前記第2可動部材を移動させるように作動する第2作動部材と、
    前記第1作動部材の作動に同期して前記第2作動部材を作動させる作動部材連動機構とをし、
    前記第1,第2作動部材が第1,第2ピニオンであり、前記作動部材連動機構が前記第1,第2ピニオンを同期回転させるピニオン連動機構であり、
    前記第2移動駆動機構は、
    前記第1ピニオンが噛合するように前記ベース部材に設けられ、前記第1可動部材の移動により前記第1ピニオンを回転させる第1ラックと、
    前記第2ピニオンが噛合するように前記第2可動部材に設けられ、前記第2ピニオンの回転により前記第2可動部材を移動させる第2ラックとを有することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記ピニオン連動機構は、前記第1,第2ピニオンに夫々設けられた第1,第2プーリと、これら第1,第2プーリに掛装されたタイミングベルトとを有することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記第1移動駆動機構は、前記ベース部材に回転自在に支持されたネジ軸と、前記第1可動部材に設けられ前記ネジ軸に螺合されたナット部材とを有し、
    前記アクチュエータが前記ネジ軸を回転駆動する電動モータからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記可動役物装置は、前記ベース部材に前記第1,第2可動部材の軸線に対して対称に設けられ前記第1可動部材を移動自在にガイドする1対の第1ガイドロッドと、前記第1可動部材に前記軸線に対して対称に設けられ前記第2可動部材を移動自在にガイドする1対の第2ガイドロッドとを備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のパチンコ遊技機
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