JP5332461B2 - 印刷装置、および、印刷方法 - Google Patents
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そこで、一方のインク消費量を抑制することを目的とする。
本明細書の記載、及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかとなる。
このような印刷装置によれば、インク消費量を抑制するモードの印刷時には顔料インクの消費量を抑制でき、通常のモノクロ印刷時にはブラックの濃度が濃い高画質な画像が得られる。また、染料インクは顔料インクに比べて単位面積当たりのインク消費量が少ないため、インク消費量を抑制できる。
このような印刷装置によれば、インク消費量を抑制するモードの印刷時にインク消費量を抑制できる。また、交差する方向のドット間隔を大きくする場合には印刷時間を短縮できる。
このような印刷装置によれば、インク消費量を抑制するモードの印刷時にインク消費量を抑制できる。
このような印刷装置によれば、インク消費量を抑制するモードの印刷時にインク消費量を抑制でき、印刷時間を短縮できる。
このような印刷装置によれば、残量が少ない顔料インクの消費量を抑制できる。
このような印刷方法によれば、インク消費量を抑制するモードの印刷時には顔料インクの消費量を抑制でき、通常のモノクロ印刷時にはブラックの濃度が濃い高画質な画像が得られる。また、染料インクは顔料インクに比べて単位面積当たりのインク消費量が少ないため、インク消費量を抑制できる。
以下、印刷装置として、シリアル式のインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1)とコンピュータ(制御部に相当)が接続された印刷システムを例に挙げて、実施形態を説明する。
顔料インクは、染料インクに比べて、滲み難く、耐水性や耐候性に優れている。しかし、色材である顔料成分が用紙上に残り、表面が凹凸形状になってしまうため光沢感が出難い。逆に、染料インクは用紙に染み込むため顔料インクに比べて光沢感は出易いが、滲み易く、耐水性や耐候性に劣る。
図5は、印刷設定画面を示す図であり、図6は、作成例1における印刷データの作成フローを示す図である。プリンタ1の外部装置であるコンピュータ60にインストールされたプリンタドライバによって、コンピュータ60の各アプリケーションプログラムからの画像データが、プリンタ1にて印刷可能な印刷データに変換される。プリンタドライバは、印刷設定画面にてユーザーが入力した情報に基づいて印刷データを作成し、プリンタ1に送信する。
図7は、作成例2における印刷データの作成フローを示す図である。作成例1と同様に、プリンタドライバは、画像データを受信すると(S101)、カラー印刷であるか、モノクロ印刷であるかを判断する(S102)。カラー印刷であれば(S102→NO)、プリンタドライバは染料のYMCKに関するドットデータを作成する(S103)。そうすることで、光沢感のある画像が得られる。一方、モノクロ印刷であれば(S102→YES)、プリンタドライバは、ドラフトモードであるか否かを判断し、ドラフトモードが設定されていなければ(S104→NO)、顔料Kに関するドットデータを作成する(S105)。そうすることで、滲み難く、ブラックの濃度が濃く表現された高画質な画像(テキスト文書)が得られる。
図9は、作成例3における印刷データの作成フローを示す図である。作成例1と作成例2では、モノクロ印刷であり、且つ、ドラフトモードが設定されていれば、染料K(または染料Kと顔料K)にて画像を印刷すると決定している。これに対して、この作成例3では、プリンタドライバが、モノクロ印刷であると確認した後に(図9のS202→YES)、顔料Kの残量が閾値以上であるか否かを確認する(S204)。
図10Aおよび図10Bは、ヘッド41の下面の別のノズル配列を示す図である。図3に示すノズル配列は、染料のブラックインクノズル列Kdと顔料のブラックインクノズル列Kpとの搬送方向の位置が等しい。これに限らず、図10Aに示すように、染料のブラックインクノズル列Kdと顔料のブラックインクノズル列Kpが、搬送方向(ノズル列方向)に各ノズル列のノズルピッチDの半分(例えば90dpi)だけずれていてもよい。このようなノズル配列のヘッド41では、例えば、作成例2の図7のフローのS106において、染料Kと顔料Kに関するドットデータを作成する場合に、図10Aのように染料Kのドットと顔料Kのドットを移動方向に交互に配置するとよい。そうすることで、図8Bと同様にヘッド41の移動速度を2倍にすることができる。
モノクロ印刷が多く実施され、顔料Kの消費量が染料Kの消費量よりも多く、顔料Kだけがインク切れしてしまうことを抑制するために、上述の実施形態では、ドラフトモード(インク消費量を抑制するモード)が設定されている場合に少なくとも染料Kを使用する。そうすることで、顔料Kの消費を抑制できる。
上記の各実施形態は、主としてインクジェットプリンタを有する印刷システムについて記載されているが、ドラフトモードにおける印刷方法等の開示が含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、ヘッド41がノズル列方向と交差する方向に移動しながら画像を形成する動作と、ノズル列方向に媒体を搬送させる動作と、を交互に繰り返すプリンタ1を例に挙げているがこれに限らない。例えば、ノズル列方向に長くノズルが並んだヘッドの下を搬送される用紙に向かって、ノズルからインクを吐出させるラインヘッドプリンタでもよい。
印刷装置のノズルからの液体(インク)の吐出方式は、駆動素子(ピエゾ素子)に電圧をかけて、インク室を膨張・収縮させることにより液体を吐出するピエゾ方式でもよいし、発熱素子を用いてノズル内に気泡を発生させ、その気泡によって液体を吐出させるサーマル方式でもよい。
12 CPU、13 メモリ、14 ユニット制御回路、
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、23 搬送ローラ、
24 プラテン、25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 検出器群、51 紙検出センサ、60 コンピュータ
Claims (6)
- (1)ブラックの染料インクを吐出するノズルと、
(2)ブラックの顔料インクであって、同量の前記染料インクで形成されるドット径よりもドット径が小さくなるブラックの顔料インクを吐出するノズルと、
(3)モノクロ印刷時には、前記ブラックの顔料インクを前記ノズルから吐出させて印刷を行わせ、インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷時には、前記ブラックの染料インクを少なくとも前記ノズルから吐出させ、且つ、前記モノクロ印刷時に媒体上の単位面積当たりに吐出される前記ブラックの顔料インクの量に比べて、前記媒体上の単位面積当たりに吐出される前記ブラックの顔料インクの量と前記ブラックの染料インクの量との合計量を少なくするとともに、前記モノクロ印刷時と同等に前記媒体上の単位面積をブラックのインクで埋めて印刷を行わせる制御部と、
を有する印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記染料インクを吐出する複数の前記ノズルは所定方向に並び、
前記顔料インクを吐出する複数の前記ノズルは前記所定方向に並び、
前記制御部は、
前記モノクロ印刷時において前記所定方向に並ばせて形成するドットの間隔よりも、前記インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷時において前記所定方向に並ばせて形成するドットの間隔を大きくすることと、
前記モノクロ印刷時において前記所定方向と交差する方向に並ばせて形成するドットの間隔よりも、前記インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷時において前記交差する方向に並ばせて形成するドットの間隔を大きくすること、
のうちの少なくとも一方を行う、
印刷装置。 - 請求項1または請求項2に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷時には、前記モノクロ印刷時に比べて、媒体上に定められた1つの画素に向けてノズルから吐出させるインク量を少なくする、
印刷装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
前記染料インクを吐出する複数の前記ノズルは所定方向に並び、
前記顔料インクを吐出する複数の前記ノズルは前記所定方向に並び、
前記制御部は、前記インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷時において、前記所定方向と交差する方向に、前記染料インクによるドットと前記顔料インクによるドットを交互に形成させる、
印刷装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
前記制御部は、前記顔料インクの残量が閾値よりも少なく、且つ、前記インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷時において、前記ブラックの染料インクを少なくとも前記ノズルから吐出させて印刷を行わせる、
印刷装置。 - ブラックの染料インクを吐出するノズルと、同量の前記染料インクで形成されるドット径よりもドット径が小さくなるブラックの顔料インクを吐出するノズルと、カラーのインクを吐出するノズルと、を有する印刷装置の印刷方法であって、
モノクロ印刷であるか、カラー印刷であるか、を判断することと、
インク消費量を抑制するモードが設定されたか否かを判断することと、
前記インク消費量を抑制するモードが設定されていないモノクロ印刷では、前記ブラックの顔料インクを前記ノズルから吐出させて印刷を行わせ、前記インク消費量を抑制するモードが設定されたモノクロ印刷では、前記ブラックの染料インクを少なくとも前記ノズルから吐出させ、且つ、前記インク消費量を抑制するモードが設定されていないモノクロ印刷時に媒体上の単位面積当たりに吐出される前記ブラックの顔料インクの量に比べて、前記媒体上の単位面積当たりに吐出される前記ブラックの顔料インクの量と前記ブラックの染料インクの量との合計量を少なくするとともに、前記モノクロ印刷時と同等に前記媒体上の単位面積をブラックのインクで埋めて印刷を行わせることと、
を有する印刷方法。
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