JP5331565B2 - モータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、モータユニットに関するものである。
従来から、コイルが巻装されたステータと、ステータの内側に配置されたロータと、ロータと同軸状に圧入固定され回転可能に支持されたシャフトとを備えたモータが知られている。モータは、ステータに巻装されたコイルに電流が流れることにより、ロータの永久磁石とステータとの間に吸引又は反発力が生じて、ロータが回転するようになっている。
ここで、モータ駆動時には、永久磁石やステータに巻装されたコイルなどが発熱する。そこで、特許文献1では、ステータコアの軸方向両側に形成されたコイルの渡り部に油を供給してコイルを冷却する装置が提案されている。
特開2006−115650号公報
ところで、上述した特許文献1では、配管から直接コイルの渡り部に油を吐出しており、油自体を冷却させる機構はないため、冷却効率には限界がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、油を用いて効率的にコイルを冷却することができるモータユニットを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、円環状のヨーク部(例えば、実施形態におけるヨーク部47)と、該ヨーク部から径方向内側に突出形成されたティース部(例えば、実施形態におけるティース部48)と、を有するステータコア(例えば、実施形態におけるステータコア55)と、前記ティース部に巻き回されたコイル(例えば、実施形態におけるコイル20)と、を備えた円筒状のステータ(例えば、実施形態におけるステータ21)と、該ステータの内部に対向配置され、回転駆動するロータ(例えば、実施形態におけるロータ22)と、で構成されるモータ(例えば、実施形態におけるモータ23)と、該モータを収容可能なハウジング(例えば、実施形態におけるモータハウジング11)と、前記ステータの周面に沿って配されたウォータジャケット(例えば、実施形態におけるウォータジャケット15)と、前記ハウジングの壁部における前記ウォータジャケットの径方向外側に軸方向に沿って形成された第1油路(例えば、実施形態における油路73)と、前記ウォータジャケットの径方向内側に軸方向に沿って形成され、前記ステータコアの軸方向一端側に突出形成された前記コイルの第1渡り部(例えば、実施形態における第1渡り部51r)に油(例えば、実施形態における冷却油71)を供給可能に構成された第2油路(例えば、実施形態における油路77)と、前記第1油路と前記第2油路との間に設けられ、前記第2油路または前記ステータコアの軸方向他端側に突出形成された前記コイルの第2渡り部(例えば、実施形態における第2渡り部51l)に前記油を分配可能に構成された油分配経路(例えば、実施形態における油分配部材75)と、前記油を循環させるオイルポンプ(例えば、実施形態におけるオイルポンプ72)と、を備えた油循環機構(例えば、実施形態における油冷機構70)と、を有していることを特徴とするモータユニット。
請求項2に記載した発明は、前記ステータコアの外周面(例えば、実施形態における外周面55a)に軸方向に沿って切欠部(例えば、実施形態における切欠部57)が形成され、前記第2油路は、前記ハウジングに前記ステータを圧入固定することにより、前記切欠部と前記ウォータハウジングの内周面(例えば、実施形態における内周面11a)とで形成されることを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、前記コイルが前記ティース部に分布巻きされた三相交流モータにおいて、前記切欠部が、巻き回された前記コイルの両側に位置する前記ティース部の径方向外側の位置に形成されていることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、ステータコアの軸方向両側に形成されたコイルの第1渡り部および第2渡り部に、ウォータジャケットの近傍を通流した後の冷却された油を供給することができる。したがって、コイルを効果的に冷却することができる。また、第2油路を油が通流することによりステータコアの熱も吸熱してステータコアの冷却も行うことができる。
請求項2に記載した発明によれば、ステータコアの外周面に切欠部を形成し、そのステータコアをハウジングに圧入固定することで第2油路が形成されるため、簡易な構成で第2油路を形成することができる。また、第2油路のためのスペースをハウジングとステータとの間に設ける必要がないため、モータユニットの大型化を抑制することができる。
請求項3に記載した発明によれば、切欠部がステータコアの外周面に周方向に沿って略等間隔に形成されるため、磁気特性に影響を与えにくい。また、コイルの渡り部に対して均等に油を供給することができるため、コイルをより効果的に冷却することができる。
本発明の実施形態における車両用モータユニットの概略縦断面図である。 本発明の実施形態におけるロータの正面図である。 本発明の実施形態における車両用モータユニットのシャフトおよびモータ部分を抜き出した斜視図である。 図1のA部拡大図である。 本発明の実施形態における油分配部材の斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。なお、本実施形態では車両駆動用のモータユニットを用いて説明する。
図1は車両用モータユニットの概略構成断面図である。図1に示すように、車両用モータユニット(以下、モータユニットという。)10は、ステータ21およびロータ22を備えたモータ23を収容するモータハウジング11と、モータハウジング11の一方側に締結され、モータ23のシャフト24からの動力を伝達する動力伝達部(不図示)を収容するミッションハウジング12と、モータハウジング11の他方側に締結され、モータ23の回転センサ25を収容するセンサハウジング13と、を備えている。
モータハウジング11の内部はモータ室36として、ミッションハウジング12の内部はミッション室37として、センサハウジング13の内部はセンサ室38として、それぞれ構成されている。
モータハウジング11は、モータ23全体を覆うような略円筒形状で形成されている。モータハウジング11とミッションハウジング12との境界部には、モータ23のシャフト24の一端を回転自在に支持するベアリング26が設けられ、モータハウジング11とセンサハウジング13との境界部には、モータ23のシャフト24の他端を回転自在に支持するベアリング27が設けられている。また、シャフト24に連接されたロータ22の外周縁には永久磁石30が取り付けられている。なお、モータユニット10はシャフト24の軸方向が車両の左右方向に向くように配置されている。
図2は軸方向から見たロータの正面図である。図2に示すように、ロータ22は、磁性板材33が積層された略円筒状のロータコア41を備えている。ロータコア41の径方向中央部に形成された貫通孔42には、シャフト24が固定されている。ロータコア41の径方向外側端部近傍には、ロータコア41を軸方向に貫通する複数の収容孔43が形成されており、各収容孔43の内部には、ネオジウムなどの希土類からなる永久磁石30が収容されている。つまり、本実施形態のモータ23は、ロータコア41に永久磁石30が埋め込まれた、所謂IPM(Interior Permanent Magnet)モータである。この永久磁石30は、ロータコア41の径方向に磁化されている。また、永久磁石30はロータコア41の周方向に沿って略等間隔に複数配置(本実施形態では、8個)され、周方向に隣接する永久磁石30は交互に逆方向に着磁されている。さらに、ロータコア41には、軽量化を図るために肉抜孔45が複数形成されている。肉抜孔45は、貫通孔42と収容孔43との間に周方向に略等間隔に複数(本実施形態では8個)形成されている。なお、車両前進時のロータ22の回転方向をFとしている。
図3はモータユニット10のモータ23およびシャフト24のみを示す斜視図である。図3に示すように、シャフト24にはロータ22が回転可能に取り付けられており、ロータ22の周面にステータ21が対向配置されている。ステータ21は、軸方向から見て外形略円形の円筒状に形成されており、外周部分を構成するヨーク部47と、ヨーク部47から内径方向(ロータ22方向)に向かって延設された複数のティース部48と、を備えたステータコア55を有している。ステータコア55のティース部48は、周方向に等間隔に複数形成されており、隣り合うティース部48,48間に形成されたスロット49にはコイル20が巻き回されている。本実施形態では、コイル20は分布巻きで巻き回されており、コイル20U,20V,20Wがそれぞれ所定のスロット49に巻き回されている。したがって、コイル20U,20V,20Wには、ステータコア55の軸方向両端面から外側に突出した渡り部51(51U,51V,51W)が形成されている。なお、渡り部51は、ステータコア55の軸方向両端面に形成されており、車両右側の渡り部を第1渡り部51rとし、車両左側の渡り部を第2渡り部51lとする(図1参照)。
また、図3に示すように、ロータコア41の両端面41a,41bに当接するように端面板60,60が配置されている。端面板60は、ロータコア41の外径と同等の外径を有するリング状の部材であり、シャフト24に圧入固定され、その周縁部において収容孔43の少なくとも一部を閉塞している。このように収容孔43を閉塞することにより、収容孔43から永久磁石30が飛び出すのを防止している。なお、端面板60は、例えば熱伝導率の高いステンレス製の板材により形成されている。熱伝導率の高い端面板60を用いることにより、永久磁石30に生じる熱を効率よく吸収することができ、永久磁石30の温度上昇を効果的に抑制することができる。
ここで、図3に示すように、ステータコア55の外周面55aには、軸方向に沿って切欠部57が複数形成されている。切欠部57は、周方向に略等間隔に形成されるとともに、巻き回されたコイル20の両側に位置するティース部48の径方向外側の位置に形成されている。具体的には、例えば3相のうちのU相のコイル20Uが掛け渡されている2つのスロット49の周方向外側に位置するティース部48の径方向外側の位置に切欠部57が複数(本実施形態では、8箇所)形成されている。そして、ステータ21はモータハウジング11の内周面11aに圧入固定されている。なお、モータハウジング11にはウォータジャケット15が設けられている。ウォータジャケット15は、ステータコア55の外周面55aに対応する位置に設けられており、ステータ21を冷却できるようになっている。また、ウォータジャケット15は、ステータコア55と軸方向の長さが略同一の長さで設けられている。
また、図1に戻り、モータユニット10の内部には、ベアリング26,27やモータ23などを冷却するための油冷機構70が設けられている。油冷機構70は、冷却油71と、冷却油71を循環させるオイルポンプ72と、冷却油71が通流する油路73と、を備えている。冷却油71はモータ室36の下部に貯留されており、ミッション室37に設けられたオイルポンプ72により冷却油71が汲み上げられ、油路73を通ってモータユニット10内を循環するように構成されている。
次に、油冷機構70を用いてモータ23を冷却する方法について説明する。
図4に示すように、モータハウジング11におけるウォータジャケット15の径方向外側に、油路73が軸方向に沿って形成されている。また、油路73におけるモータハウジング11とセンサハウジング13との境界部近傍には油分配部材75が設けられている。冷却油71は、油分配部材75またはセンサハウジング13の油路73へと案内される。油分配部材75に導かれた冷却油71は、車両左側に形成されたコイル20の第2渡り部51lまたはステータコア55の切欠部57とモータハウジング11の内周面11aとで形成された油路77のいずれかへ案内されるように構成されている。
ここで、ステータコア55の切欠部57とモータハウジング11の内周面11aとで形成された油路77に案内された冷却油71は、油路77を通過した後、車両右側に形成されたコイル20の第1渡り部51rへ供給されるように構成されている。
図5に示すように、油分配部材75は、軸方向から見てリング状の部材である。油分配部材75は、例えばモータハウジング11におけるウォータジャケット15が設けられていない領域の内周面11b(図4参照)に圧入固定されている。油分配部材75の頂部には、油路73から冷却油71を導入可能な導入孔81が形成されている。油分配部材75の内部は空洞になっており、冷却油71が通流可能になっている。そして、油分配部材75のステータコア55が配された側の側面75aには、冷却油71を油路77へ供給する第1油供給孔83が形成されている。また、油分配部材75の内周面75bには、車両左側のコイル20の第2渡り部51lへ冷却油71を供給する第2油供給孔85が形成されている。第1油供給孔83および第2油供給孔85は、周方向に略等間隔に複数形成されており、ステータコア55の切欠部57が形成された位置に対応してそれぞれ形成されている。つまり、第1油供給孔83と油路77とは連通している。
このように構成されたモータユニット10の駆動時について説明する。モータユニット10の駆動時には、ロータ22及びシャフト24が回転する。そして、モータユニット10が駆動すると、コイル20やステータ21など各所が発熱する。このように発熱した各所を冷却すること、およびベアリング26,27の潤滑性能を確保することを目的として冷却油71を油冷機構70で循環させる。オイルポンプ72で循環される冷却油71は、油路73を通過しながら各所へ供給される。
ここで、モータハウジング11の油路73を通過する冷却油71は、油路73の径方向内側に設けられているウォータジャケット15で熱交換されて冷却油71を冷却することができる。そして、油分配部材75に案内された冷却油71のうちの一部は、油分配部75から車両左側に形成されたコイル20の第2渡り部51lへ供給されて、コイル20を冷却する。
また、冷却油71の別の一部は、油分配部75から油路77へと案内される。油路77を車両の左側から右側へと通過する冷却油71は、油路77の径方向外側に設けられたウォータジャケット15で熱交換されて、さらに冷却される。車両右側へ導かれた冷却油71は、車両右側に形成されたコイル20の第1渡り部51rへ供給されて、コイル20を冷却する。
なお、油分配部材75において、コイル20へと案内されなかった残りの冷却油は、センサハウジング13側へ案内されて、ベアリング27や回転センサ25へ供給される。
本実施形態によれば、ステータコア55の軸方向両側に形成されたコイル20の第1渡り部51rおよび第2渡り部51lに、ウォータジャケット15の近傍を通流した後の冷却された冷却油71を供給することができる。したがって、コイル20を効果的に冷却することができる。また、油路77を油が通流することによりステータコア55の熱も吸熱してステータコア55の冷却も同時に行うことができる。
また、ステータコア55の外周面55aに切欠部57を形成し、そのステータコア55をモータハウジング11に圧入固定することで油路77が形成されるため、簡易な構成で油路77を形成することができる。また、油路77のためのスペースをモータハウジング11とステータ21との間に設ける必要がないため、モータユニット10の大型化を抑制することができる。
さらに、切欠部57をステータコア55の外周面55aに周方向に沿って略等間隔に形成したため、磁気特性に影響を与えにくい。また、コイル20の渡り部51に対して均等に冷却油71を供給することができるため、コイル20をより効果的に冷却することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や形状などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、油分配部材75をモータハウジング11と別部材にして圧入固定するように構成したが、油分配部材75とモータハウジング11とを一体成形してもよい。
また、本実施形態では、油分配部材75をリング状に形成した場合の説明をしたが、冷却油に浸漬しているコイルには冷却油を供給せず、例えば軸方向から見て上半分のみの半円形状にしてシャフトよりも上方のコイル部分のみに冷却油を供給するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、ステータコア55の外周面55aに、3相のうちのU相のコイル20Uが掛け渡されている2つのスロット49の周方向外側に位置するティース部48の径方向外側の位置に切欠部57を形成したが、U相以外のV相およびW相のそれぞれに対応する位置に切欠部57を形成してもよい。このようにすることで、さらに磁気特性への影響を低減することができる。
10…モータユニット 11…モータハウジング 11a…内周面 15…ウォータジャケット 20…コイル 21…ステータ 22…ロータ 23…モータ 47…ヨーク部 48…ティース部 51l…第2渡り部 51r…第1渡り部 55…ステータコア 55a…外周面 57…切欠部 70…油冷機構(油循環機構) 71…冷却油(油) 72…オイルポンプ 73…油路(第1油路) 75…油分配部材(油分配経路) 77…油路(第2油路)

Claims (3)

  1. 円環状のヨーク部と、該ヨーク部から径方向内側に突出形成されたティース部と、を有するステータコアと、前記ティース部に巻き回されたコイルと、を備えた円筒状のステータと、該ステータの内部に対向配置され、回転駆動するロータと、で構成されるモータと、
    該モータを収容可能なハウジングと、
    前記ステータの周面に沿って配されたウォータジャケットと、
    前記ハウジングの壁部における前記ウォータジャケットの径方向外側に軸方向に沿って形成された第1油路と、前記ウォータジャケットの径方向内側に軸方向に沿って形成され、前記ステータコアの軸方向一端側に突出形成された前記コイルの第1渡り部に油を供給可能に構成された第2油路と、前記第1油路と前記第2油路との間に設けられ、前記第2油路または前記ステータコアの軸方向他端側に突出形成された前記コイルの第2渡り部に前記油を分配可能に構成された油分配経路と、前記油を循環させるオイルポンプと、を備えた油循環機構と、を有していることを特徴とするモータユニット。
  2. 前記ステータコアの外周面に軸方向に沿って切欠部が形成され、
    前記第2油路は、前記ハウジングに前記ステータを圧入固定することにより、前記切欠部と前記ウォータハウジングの内周面とで形成されることを特徴とする請求項1に記載のモータユニット。
  3. 前記コイルが前記ティース部に分布巻きされた三相交流モータにおいて、
    前記切欠部が、巻き回された前記コイルの両側に位置する前記ティース部の径方向外側の位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のモータユニット。
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