JP5328525B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5328525B2
JP5328525B2 JP2009157696A JP2009157696A JP5328525B2 JP 5328525 B2 JP5328525 B2 JP 5328525B2 JP 2009157696 A JP2009157696 A JP 2009157696A JP 2009157696 A JP2009157696 A JP 2009157696A JP 5328525 B2 JP5328525 B2 JP 5328525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write voltage
circuit
write
test period
load current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009157696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011014197A5 (ja
JP2011014197A (ja
Inventor
義孝 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2009157696A priority Critical patent/JP5328525B2/ja
Priority to US12/801,857 priority patent/US8179734B2/en
Publication of JP2011014197A publication Critical patent/JP2011014197A/ja
Priority to US13/438,742 priority patent/US8693268B2/en
Publication of JP2011014197A5 publication Critical patent/JP2011014197A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5328525B2 publication Critical patent/JP5328525B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は、チャージポンプ回路を用いてメモリセルに対する書き込み電圧を生成する半導体装置に関する。
一般に、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and
Programmable ROM)では、データ書き換えに、電源電圧VDDよりも高い書き込み電圧VPPが必要とされる。そのような高い書き込み電圧VPPを、チャージポンプ回路を用いて生成する半導体装置が知られている。しかしながら、チャージポンプ回路による昇圧が不十分であると、所望の書き込み電圧VPPが得られず、書き込みエラーが発生する可能性がある。
特許文献1は、チャージポンプ回路を用いて電源電圧VDDから書き込み電圧VPPを生成し、その書き込み電圧VPPで不揮発性メモリのプログラム・消去を行う技術を開示している。このとき、低電圧検知回路は、チップへ入力される電源電圧VDDそのものを検査する。もし、その電源電圧VDDが所定値を下回る場合、コントロールレジスタが、チャージポンプ回路をディスエーブルにする。
特許文献2は、書き込みエラーを抑制するためにチャージポンプ出力(書き込み電圧VPP)をモニタする技術を開示している。図1は、特許文献2に開示されている半導体装置の構成を示している。
データ書き込み時、書き込み開始信号ENAが活性化される。それに応答して、書き込み制御回路10は、発振指示信号STARTを活性化する。その発振指示信号STARTに応答して、発振回路20は、クロック信号CK、CK/を生成し、それをチャージポンプ回路30に出力する。チャージポンプ回路30は、クロック信号CK、CK/に基づいて動作し、書き込み電圧VPPを生成する。その書き込み電圧VPPを用いることにより、記憶回路40はメモリセルにデータを書き込む。
ここで、高電圧検出部50は、書き込み電圧VPPが所望の電圧値に達したか否かをモニタする。より詳細には、書き込み制御回路10は、発振指示信号STARTを活性化するとともに、1パルスの期間設定信号TESTを出力する。この期間設定信号TESTは、書き込み電圧VPPをモニタするテスト期間を設定するための信号である。期間設定信号TESTがHighレベルの間、記憶回路40内のスイッチは、メモリセルへの書き込み電圧VPPの供給を遮断し、一方、高電圧検出部50は、書き込み電圧VPPを所定の基準電圧と比較する。
テスト期間終了時の書き込み電圧VPPが所定の基準電圧に達していない場合、高電圧検出部50は、エラーを示す判定信号LVPPを出力し、また、昇圧動作を停止させるためのディスエーブル信号DIS/を書き込み制御回路10に出力する。ディスエーブル信号DIS/が活性化された場合、書き込み制御回路10は、発振指示信号STARTを非活性化し、それにより、発振回路20及びチャージポンプ回路30の動作が停止する。
このように、テスト期間終了時に書き込み電圧VPPが所定値に達していない場合、エラーを示す判定信号LVPPが外部に通知される。更に、チャージポンプ回路30の動作が停止し、書き込み電圧VPPが低下する。従って、その書き込み電圧VPPがメモリセルに印加されたとしても、メモリセルのデータに影響は及ばない。つまり、不確実なデータ書き込みや誤ったデータ書き換えが防止される。
米国特許7,187,600号 特開2000−353392号公報
図1で示された構成の場合、テスト期間中は、メモリセルへの書き込み電圧VPPの供給が遮断されている。つまり、メモリセルへの電気的接続がオープンとなっている状態で、チャージポンプの出力レベルがモニタされている。しかしながら、実際の書き込みでは、メモリセルに負荷電流が流れる。その負荷電流があるレベル以上になると、チャージポンプの出力レベルが低下する。従って、テスト期間中に所望の書き込み電圧VPPが得られていても、実際の書き込み時に所望の書き込み電圧VPPが得られない可能性がある。これは、書き込みエラーを招く。
本発明の1つの観点において、半導体装置は、チャージポンプ回路、負荷電流印加回路、記憶回路、及び高電圧検出部を備える。チャージポンプ回路は、その出力が第1ノードに接続されており、テスト期間の開始後に昇圧動作を開始する。負荷電流印加回路は、テスト期間中に負荷電流を第1ノードに供給し、テスト期間の終了後に第1ノードへの負荷電流の供給を停止する。ここで、第1ノードの電圧は書き込み電圧である。記憶回路は、メモリセルを有し、テスト期間中にメモリセルへの書き込み電圧の印加を停止し、テスト期間の終了後に書き込み電圧をメモリセルに印加する。高電圧検出部は、書き込み電圧と所定の電圧との比較を行い、書き込み電圧が所定の電圧に達しているか否かを判定する。テスト期間終了時に書き込み電圧が所定の電圧に達していない場合、高電圧検出部は、ディスエーブル信号を活性化する。ディスエーブル信号が活性化された場合、チャージポンプ回路は昇圧動作を停止し、それ以外の場合、チャージポンプ回路は昇圧動作を継続する。
本発明によれば、実際の書き込み時により近い負荷状態で、書き込み電圧VPPがモニタされる。従って、実際の書き込み時に所望の書き込み電圧VPPが得られないといった不具合が解消される。その結果、書き込みエラーが防止され、信頼性が向上する。
図1は、従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。 図3は、書き込み制御回路の構成例を概略的に示す回路ブロック図である。 図4は、記憶回路の構成例を概略的に示す回路ブロック図である。 図5は、高電圧検出部の構成例を概略的に示す回路ブロック図である。 図6は、負荷電流印加回路の構成例を概略的に示す回路ブロック図である。 図7は、本実施の形態に係る半導体装置の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。 図8は、本実施の形態に係る半導体装置の動作の他の例を説明するためのタイミングチャートである。 図9は、本実施の形態の効果を説明するための概念図である。 図10は、本実施の形態に係る半導体装置の変形例を示すブロック図である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係る半導体装置を説明する。
1.構成
図2は、本実施の形態に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。半導体装置は、書き込み制御回路10、発振回路20、チャージポンプ回路30、記憶回路40、高電圧検出部50、及び負荷電流印加回路60を備えている。
(書き込み制御回路10)
書き込み制御回路10は、書き込み開始信号ENA及びディスエーブル信号DIS/を受け取り、発振指示信号START及び期間設定信号TESTを出力する。書き込み開始信号ENAは、データ書き込みの開始を指示する信号である。ディスエーブル信号DIS/は、後述されるチャージポンプ回路30による昇圧動作を停止させるための信号である。発振指示信号STARTは、後述される発振回路20に発振動作を行わせるための信号である。期間設定信号TESTは、書き込み電圧VPPをモニタするテスト期間を設定するための信号である。
書き込み開始信号ENAが活性化されると、書き込み制御回路10は、発振指示信号STARTを活性化し、更に、1パルスの期間設定信号TESTを出力する。一方、ディスエーブル信号DIS/が活性化されると、書き込み制御回路10は、発振指示信号STARTを非活性化する。
図3は、書き込み制御回路10の一構成例を概略的に示している。図3に示されるように、書き込み制御回路10は、ANDゲート11とパルス発生回路12を含んでいる。ANDゲート11には書き込み開始信号ENAとディスエーブル信号DIS/が入力され、それらの論理積が発振指示信号STARTとして出力される。すなわち、ディスエーブル信号DIS/がHighレベル(非活性)の間に書き込み開始信号ENAがHighレベル(活性)になると、発振指示信号STARTがHighレベル(活性)となる。ディスエーブル信号DIS/がLowレベル(活性)になると、発振指示信号STARTがLowレベル(非活性)となる。
パルス発生回路12は、書き込み開始信号ENAがHighレベルになると、1ショットのパルスを生成する。そのパルスが期間設定信号TESTである。期間設定信号TESTは、所定の期間(例えば200μs)、Highレベルとなる。その所定の期間が、書き込み電圧VPPをモニタするためのテスト期間である。
(発振回路20)
発振回路20は、書き込み制御回路10の出力に接続されており、書き込み制御回路10から発振指示信号STARTを受け取る。発振指示信号STARTがHighレベル(活性)になると、発振回路20は発振し、クロック信号CK(例えば5MHz)及び逆位相のクロック信号CK/を生成する。発振回路20は、それらクロック信号CK、CK/をチャージポンプ回路30に供給する。発振指示信号STARTがLowレベル(非活性)になると、発振回路20は発振動作を停止する。
(チャージポンプ回路30)
チャージポンプ回路30は、発振回路20からクロック信号CK、CK/を受け取り、それらクロック信号CK、CK/に基づいて昇圧動作を行う。具体的には、チャージポンプ回路30は、クロック信号CK、CK/を用いて電源電圧VDDを昇圧し、高電圧を生成する。チャージポンプ回路30の出力は「ノードNA」に接続されており、チャージポンプ回路30によって生成された高電圧はノードNAに出力される。
(記憶回路40)
記憶回路40は、メモリセルを備えており、そのメモリセルにデータを記憶させる機能を有している。例えば、記憶回路40は、フラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリである。記憶回路40は、上述のノードNAに接続されており、そのノードNAの電圧をメモリセルに対するデータ書き込みに用いる。すなわち、ノードNAの電圧が、「書き込み電圧VPP」である。フラッシュメモリやEEPROMの場合、データ書き込みに要求される書き込み電圧VPPは、例えば15V以上である。
本実施の形態において、記憶回路40は、書き込み制御回路10から上述の期間設定信号TESTを受け取る。期間設定信号TESTがHighレベルの間、すなわち、テスト期間中、記憶回路40は、メモリセルへの書き込み電圧VPPの印加を停止する。従って、テスト期間中は、メモリセルへのデータ書き込みは行われない。一方、期間設定信号TESTがLowレベルになると、すなわち、テスト期間が終了すると、記憶回路40は、メモリセルへ書き込み電圧VPPを印加する。
図4は、記憶回路40の一構成例を概略的に示している。記憶回路40は、メモリセル41とスイッチ42を備えている。スイッチ42は、期間設定信号TESTに応じて、ノードNAとメモリセル41との間の電気的接続をON/OFFする。期間設定信号TESTがHighレベルの場合、すなわち、テスト期間中、スイッチ42はOFFする。従って、メモリセル41への書き込み電圧VPPの供給が遮断される。一方、期間設定信号TESTがLowレベルの場合、すなわち、テスト期間終了後、スイッチ42はONする。これにより、書き込み電圧VPPがメモリセル41に供給される。
(高電圧検出部50)
高電圧検出部50は、上述のノードNAに接続されており、当該ノードNAに現れる書き込み電圧VPPをモニタする。具体的には、高電圧検出部50は、書き込み電圧VPPと所定の電圧との比較を行い、書き込み電圧VPPが当該所定の電圧に達しているか否かを判定する。また、高電圧検出部50は、書き込み制御回路10から上述の期間設定信号TESTを受け取り、書き込み制御回路10に上述のディスエーブル信号DIS/を出力する。テスト期間終了時に書き込み電圧VPPが所定の電圧に達していない場合、高電圧検出部50は、上述のディスエーブル信号DIS/をLowレベル(活性)に設定し、それによりチャージポンプ回路30の昇圧動作を停止させる。更に、高電圧検出部50は、エラーを示す判定信号LVPPを出力する。
図5は、高電圧検出部50の一構成例を概略的に示している。図5に示されるように、高電圧検出部50は、基準電圧発生回路51、キャパシタ52、53、比較回路54、フリップフロップ55、及びインバータ56を含んでいる。
基準電圧発生回路51は、例えばバンドギャップ基準電圧発生源であり、基準電圧VBGを生成する。キャパシタ52、53は、上記ノードNAとグランドとの間に直列に接続されており、書き込み電圧VPPを分圧する。分圧の結果、キャパシタ52、53間の接続ノードNには、書き込み電圧VPPに応じた電圧VPPFが現れる。
比較回路54は、基準電圧VBGと電圧VPPFとの比較を行う。具体的には、比較回路54の反転入力端子(−)は上記接続ノードNAに接続されており、その非反転入力端子(+)は基準電圧発生回路51の出力端子に接続されている。書き込み電圧VPPに応じた電圧VPPFが基準電圧VBGより高い場合、比較回路54は、Lowレベルの信号を出力する。一方、書き込み電圧VPPに応じた電圧VPPFが基準電圧VBGより低い場合、比較回路54は、Highレベルの信号を出力する。
フリップフロップ55のリセット端子(R)には、外部からリセット信号RSTが入力される。フリップフロップ55のデータ入力端子(D)には、比較回路54からの出力信号が入力される。フリップフロップ55のクロック信号端子(CK)には、書き込み制御回路10からの期間設定信号TESTが入力される。フリップフロップ55の出力端子(Q)からは、判定信号LVPPが出力される。また、フリップフロップ55の出力端子(Q)はインバータ63に接続されており、判定信号LVPPの反転信号がディスエーブル信号DIS/となる。
このように構成されたフリップフロップ55は、テスト期間終了時の期間設定信号TESTの立ち下がりに同期して、比較回路54の出力信号をラッチし、判定信号LVPPとして出力する。書き込み電圧VPPに応じた電圧VPPFが基準電圧VBGより高い場合、比較回路54は、Lowレベルの信号を出力する。この場合、判定信号LVPPは、正常を示すLowレベルとなり、ディスエーブル信号DIS/はHighレベル(非活性)となる。一方、書き込み電圧VPPに応じた電圧VPPFが基準電圧VBGより低い場合、比較回路54は、Highレベルの信号を出力する。この場合、判定信号LVPPは、エラーを示すHighレベルとなり、ディスエーブル信号DIS/はLowレベル(活性)となる。
(負荷電流印加回路60)
負荷電流印加回路60は、上述のノードNAに接続されており、当該ノードNAに「負荷電流」を供給する。より詳細には、負荷電流印加回路60は、書き込み制御回路10から上述の期間設定信号TESTを受け取る。そして、期間設定信号TESTがHighレベルの間、すなわち、テスト期間中、負荷電流印加回路60は、ノードNAに負荷電流を供給する。その負荷電流は、データ書き込み時に記憶回路40のメモリセル41に流れる電流と同等である。つまり、テスト期間中も、ノードNAは、実際の書き込み時に近い状態に設定される。一方、期間設定信号TESTがLowレベルになると、すなわち、テスト期間が終了すると、負荷電流印加回路60は、ノードNAへの負荷電流の供給を停止する。
図6は、負荷電流印加回路60の一構成例を概略的に示している。負荷電流印加回路60は、ダミーセル61とスイッチ62を備えている。ダミーセル61は、記憶回路40のメモリセル41と同一の構造を有している。スイッチ62は、期間設定信号TESTに応じて、ノードNAとダミーセル61との間の電気的接続をON/OFFする。期間設定信号TESTがHighレベルの場合、すなわち、テスト期間中、スイッチ62はONする。この場合、ノードNAの書き込み電圧VPPがダミーセル61に印加され、その結果、メモリセル41に流れる電流と同等の負荷電流がノードNAに供給される。一方、期間設定信号TESTがLowレベルの場合、すなわち、テスト期間終了後、スイッチ62はOFFする。この場合、ダミーセル61への書き込み電圧VPPの供給が遮断され、負荷電流はノードNAに供給されない。
2.動作
2−1.エラー時の動作
図7は、書き込み電圧VPPが不足する場合のタイミングチャートを示している。外部からリセット信号RSTが入力されると、フリップフロップ55がリセットされる。その結果、それまでの状態にかかわらず、判定信号LVPPはLowレベルとなり、ディスエーブル信号DIS/はHighレベルとなる。その後、書き込み開始信号ENAがHighレベルとなり、発振指示信号STARTがHighレベルとなる。それと同時に、200μsのパルス幅の期間設定信号TESTが書き込み制御回路10から出力され、テスト期間が開始する。
発振指示信号STARTに応答して、発振回路20は、クロック信号CK、CK/を生成する。チャージポンプ回路30は、それらクロック信号CK、CK/に基づいて昇圧動作を行い、その結果、ノードNAの書き込み電圧VPPが上昇していく。このとき、ノードNAと記憶回路40のメモリセル41との間の電気的接続は切断されている。その代わり、負荷電流印加回路60が、メモリセル41に流れる電流と同等の負荷電流をノードNAに供給する。これにより、チャージポンプ回路30は、実際の書き込み時の負荷状態で昇圧動作を行うことができる。
テスト期間が終了し、期間設定信号TESTがHighレベルからLowレベルに立ち下がる。この立ち下がりに応答して、フリップフロップ55は、比較回路54の出力信号をラッチし、判定信号LVPPとして出力する。本例では、テスト期間終了時に書き込み電圧VPPが所定の電圧に達していないとする。この場合、比較回路54からはHighレベルの信号が出力されており、判定信号LVPPは、エラーを示すHighレベルに変わる。また、ディスエーブル信号DIS/が、HighレベルからLowレベル(活性)に変わる。これにより、発振指示信号STARTがLowレベルに変わり、発振回路20が発振動作を停止する。従って、チャージポンプ回路30も昇圧動作を停止する。
このように、テスト期間終了時に書き込み電圧VPPが所定値に達していない場合、エラーを示す判定信号LVPPが外部に通知される。更に、チャージポンプ回路30の動作が停止し、書き込み電圧VPPが低下する。従って、その書き込み電圧VPPがメモリセル41に印加されたとしても、メモリセル41のデータに影響は及ばない。つまり、不確実なデータ書き込みや誤ったデータ書き換えが防止される。
更に、テスト期間中、ノードNAとメモリセル41との間の電気的接続は切断されているが、メモリセル41に流れる電流と同等の負荷電流がノードNAに供給される。これにより、チャージポンプ回路30は、実際の書き込み時の負荷状態で昇圧動作を行うことができる。よって、高電圧検出部50も、実際の書き込み時により近い負荷状態で、書き込み電圧VPPをモニタすることが可能となる。従って、判定精度が向上し、実際の書き込み時に所望の書き込み電圧VPPが得られないといった不具合が解消される。その結果、書き込みエラーが防止され、信頼性が向上する。
2−2.正常時の動作
図8は、十分な書き込み電圧VPPが得られる場合のタイミングチャートを示している。テスト期間終了までは、図7の場合と同様である。テスト期間が終了すると、期間設定信号TESTがHighレベルからLowレベルに立ち下がる。この立ち下がりに応答して、フリップフロップ55は、比較回路54の出力信号をラッチし、判定信号LVPPとして出力する。本例では、テスト期間終了時に、書き込み電圧VPPが所定の電圧に達している。この場合、比較回路54からはLowレベルの信号が出力されており、判定信号LVPPはLowレベルのままである。よって、ディスエーブル信号DIS/もHighレベルのままであり、発振回路20は発振動作を継続し、チャージポンプ回路30は昇圧動作を継続する。その後、記憶回路40は、十分な大きさの書き込み電圧VPPをメモリセル41に印加し、それによりデータ書き込みが正常に実施される。
3.効果
図1で示された構成の場合、テスト期間中は、メモリセルへの書き込み電圧VPPの供給が遮断されている。つまり、メモリセルへの電気的接続がオープンとなっている状態で、チャージポンプの出力レベルがモニタされている。しかしながら、実際の書き込みでは、メモリセルに負荷電流が流れる。図9に示されるように、その負荷電流があるレベル以上になると、チャージポンプの出力レベルが低下する。従って、テスト期間中に所望の書き込み電圧VPPが得られていても、実際の書き込み時に所望の書き込み電圧VPPが得られない可能性がある。これは、書き込みエラーを招く。
本実施の形態によれば、テスト期間中、ノードNAとメモリセル41との間の電気的接続は切断されているが、メモリセル41に流れる電流と同等の負荷電流がノードNAに供給される。これにより、チャージポンプ回路30は、実際の書き込み時の負荷状態で昇圧動作を行うことができる。よって、高電圧検出部50も、実際の書き込み時により近い負荷状態で、書き込み電圧VPPをモニタすることが可能となる。従って、判定精度が向上し、実際の書き込み時に所望の書き込み電圧VPPが得られないといった不具合が解消される。その結果、書き込みエラーが防止され、信頼性が向上する。
4.変形例
図10は、本実施の形態に係る半導体装置の変形例を示している。本変形例において、半導体装置は、図2で示された構成に加えて、セル数調整部70を更に備えている。セル数調整部70は、制御信号CON1を負荷電流印加回路60に出力し、制御信号CON2を記憶回路40に出力する。
制御信号CON1は、テスト期間中に書き込み電圧VPPが同時に印加されるダミーセル61の数を指定する。負荷電流印加回路60は、制御信号CON1で指定された数のダミーセル61に書き込み電圧VPPを同時に印加することによって、負荷電流を生成する。制御信号CON1を用いてダミーセル61の数を変えることによって、負荷電流の大きさを変えることができる。つまり、負荷電流印加回路60は、テスト期間中に書き込み電圧VPPを印加するダミーセル61の数を可変に設定することによって、負荷電流の大きさを可変に設定する。
制御信号CON2は、データ書き込み時に書き込み電圧VPPが同時に印加されるメモリセル41の数を指定する。記憶回路40は、制御信号CON2で指定された数のメモリセル41に書き込み電圧VPPを同時に印加する。ここで、そのメモリセル41の数は、テスト期間中に書き込み電圧VPPが印加されたダミーセル61の数と同じに設定される。すなわち、記憶回路40は、上記ダミーセル61の数と同数のメモリセル41に書き込み電圧VPPを印加する。
例えば、セル数調整部70は、高電圧検出部50から判定信号LVPPを受け取る。そして、判定信号LVPPがLowレベルの場合、セル数調整部70は、制御信号CON1で指定されるダミーセル61の数と制御信号CON2で指定されるメモリセル41の数を増加させる。一方、判定信号LVPPがHighレベルの場合、セル数調整部70は、制御信号CON1で指定されるダミーセル61の数と制御信号CON2で指定されるメモリセル41の数を減少させる。これにより、データ書き込みに要求される書き込み電圧VPPが得られる範囲内で、同時書き込みセル数を増やすことが可能となる。
以上、本発明の実施の形態が添付の図面を参照することにより説明された。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。
10 書き込み制御回路
20 発振回路
30 チャージポンプ回路
40 記憶回路
41 メモリセル
50 高電圧検出部
60 負荷電流印加回路
61 ダミーセル
70 セル数調整部
VPP 書き込み電圧
ENA 書き込み開始信号
START 発振指示信号
TEST 期間設定信号
CK,CK/ クロック信号
LVPP 判定信号
DIS/ ディスエーブル信号

Claims (4)

  1. 出力が第1ノードに接続され、テスト期間の開始後に昇圧動作を開始するチャージポンプ回路と、
    前記テスト期間中に負荷電流を前記第1ノードに供給し、前記テスト期間の終了後に前記第1ノードへの前記負荷電流の供給を停止する負荷電流印加回路と、
    ここで、前記第1ノードの電圧は書き込み電圧であり、
    メモリセルを有し、前記テスト期間中に前記メモリセルへの前記書き込み電圧の印加を停止し、前記テスト期間の終了後に前記書き込み電圧を前記メモリセルに印加する記憶回路と、
    前記書き込み電圧と所定の電圧との比較を行い、前記書き込み電圧が前記所定の電圧に達しているか否かを判定する高電圧検出部と
    セル数調整部と
    を備え、
    前記負荷電流印加回路は、前記メモリセルと同じ構造を有するダミーセルを備え、
    前記テスト期間中、前記負荷電流印加回路は、前記ダミーセルに前記書き込み電圧を印加することによって前記負荷電流を生成し、
    前記セル数調整部は、前記負荷電流印加回路が前記テスト期間中に前記書き込み電圧を印加する前記ダミーセルの数を可変に設定し、
    前記テスト期間終了時に前記書き込み電圧が前記所定の電圧に達していない場合、前記高電圧検出部は、エラー信号を出力する
    半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記セル数調整部は、前記記憶回路が前記書き込み電圧を印加する前記メモリセルの数を、前記負荷電流印加回路が前記テスト期間中に前記書き込み電圧を印加する前記ダミーセルの数と同じに設定する
    半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記セル数調整部は、前記テスト期間終了時に前記書き込み電圧が前記所定の電圧に達しているか否かに基づいて、前記書き込み電圧を印加する前記ダミーセル及び前記メモリセルの数を増減させる
    半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置であって、
    前記エラー信号が出力された場合、前記セル数調整部は、前記書き込み電圧を印加する前記ダミーセル及び前記メモリセルの数を減少させ、
    前記エラー信号が出力されない場合、前記セル数調整部は、前記書き込み電圧を印加する前記ダミーセル及び前記メモリセルの数を増加させる
    半導体装置。
JP2009157696A 2009-07-02 2009-07-02 半導体装置 Expired - Fee Related JP5328525B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009157696A JP5328525B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 半導体装置
US12/801,857 US8179734B2 (en) 2009-07-02 2010-06-29 Semiconductor device
US13/438,742 US8693268B2 (en) 2009-07-02 2012-04-03 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009157696A JP5328525B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 半導体装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011014197A JP2011014197A (ja) 2011-01-20
JP2011014197A5 JP2011014197A5 (ja) 2012-04-05
JP5328525B2 true JP5328525B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=43412573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009157696A Expired - Fee Related JP5328525B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US8179734B2 (ja)
JP (1) JP5328525B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5328525B2 (ja) * 2009-07-02 2013-10-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US8054125B2 (en) * 2009-12-31 2011-11-08 Silicon Laboratories Inc. Charge pump with low power, high voltage protection circuitry
JP6084520B2 (ja) * 2013-06-13 2017-02-22 サイプレス セミコンダクター コーポレーション 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法
US9478297B2 (en) * 2014-01-31 2016-10-25 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited Multiple-time programmable memory
US10957364B2 (en) 2018-09-26 2021-03-23 Micron Technology, Inc. Charge pump supply optimization and noise reduction method for logic systems
US11258358B2 (en) 2019-01-23 2022-02-22 Stmicroelectronics International N.V. Charge pump regulation circuit to increase program and erase efficiency in nonvolatile memory
US11070128B2 (en) * 2019-01-23 2021-07-20 Stmicroelectronics International N.V. Charge pump regulation circuit to increase program and erase efficiency in nonvolatile memory

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267201A (en) * 1990-04-06 1993-11-30 Mosaid, Inc. High voltage boosted word line supply charge pump regulator for DRAM
JP2809921B2 (ja) * 1992-03-10 1998-10-15 富士通株式会社 不揮発性半導体記憶装置
JP3236105B2 (ja) * 1993-03-17 2001-12-10 富士通株式会社 不揮発性半導体記憶装置及びその動作試験方法
JP3705842B2 (ja) * 1994-08-04 2005-10-12 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
US5943263A (en) * 1997-01-08 1999-08-24 Micron Technology, Inc. Apparatus and method for programming voltage protection in a non-volatile memory system
JP3884810B2 (ja) * 1997-01-21 2007-02-21 株式会社ルネサステクノロジ 高電圧発生装置
JP4056611B2 (ja) * 1998-03-17 2008-03-05 富士通株式会社 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置のメモリデータの再生方法
JP3854025B2 (ja) * 1998-12-25 2006-12-06 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP3563298B2 (ja) * 1999-06-11 2004-09-08 株式会社 沖マイクロデザイン 電圧検出回路
US6166960A (en) * 1999-09-24 2000-12-26 Microchip Technology, Incorporated Method, system and apparatus for determining that a programming voltage level is sufficient for reliably programming an eeprom
JP2002008392A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置およびその評価方法
JP4314056B2 (ja) * 2003-04-17 2009-08-12 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
JP2005276345A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nec Electronics Corp 不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の検証方法
JP4565883B2 (ja) * 2004-04-27 2010-10-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
US7187600B2 (en) 2004-09-22 2007-03-06 Freescale Semiconductor, Inc. Method and apparatus for protecting an integrated circuit from erroneous operation
JP5328525B2 (ja) * 2009-07-02 2013-10-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110002164A1 (en) 2011-01-06
JP2011014197A (ja) 2011-01-20
US8179734B2 (en) 2012-05-15
US20120188823A1 (en) 2012-07-26
US8693268B2 (en) 2014-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5328525B2 (ja) 半導体装置
JP5084118B2 (ja) 半導体装置のクロック発振器
US20040046595A1 (en) Semiconductor memory device having a power-on reset circuit
CN103403808B (zh) 防止电源骤停造成的非易失性存储器的误动作的半导体器件
JPWO2006059373A1 (ja) 半導体装置及び半導体装置の制御方法
JP2010135035A (ja) 不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法
JP4464454B1 (ja) 半導体装置及び半導体装置におけるベリファイ方法
JP2008047247A (ja) 電気ヒューズ回路、メモリ装置及び電子部品
US8358555B2 (en) Fuse circuit and control method thereof
JP2006172202A (ja) 半導体装置
JP3563298B2 (ja) 電圧検出回路
US8823428B2 (en) Semiconductor device, method for operating the same, and memory system including the same
JP4847695B2 (ja) 不揮発性メモリ素子での電源検出装置及びその検出方法
US6826085B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device capable of accurately and quickly adjusting step-up voltage
US9318161B2 (en) Non-volatile memory robust start-up using analog-to-digital converter
TW201503146A (zh) 電熔絲之啓動方法、半導體裝置及包含其之半導體系統
JP3968022B2 (ja) ダイナミックメモリおよびダイナミックメモリをテストするための方法
US9318163B2 (en) Robust memory start-up using clock counter
CN107146637B (zh) 自刷新控制装置以及易失性半导体存储器装置
US20170019018A1 (en) Power control device and method thereof
JP2015097131A (ja) 半導体装置
JPH10293998A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR100845798B1 (ko) 전압 생성 회로 및 이를 이용한 반도체 메모리 장치
KR101088468B1 (ko) 전압 생성 회로 및 이를 구비한 불휘발성 메모리 소자
JP5305076B2 (ja) マイクロコンピュータ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5328525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees