JP5322584B2 - レンズ装置、撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ装置に係り、詳しくは小型の撮影装置への搭載に適したレンズ装置に関する。また、撮影装置に関する。
現在使用されている撮影装置の殆どは、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを撮像素子として備えるデジタルカメラである。そのため、撮影装置に使用されるレンズ装置についても、いわゆる銀塩カメラとは異なる性能が求められる場合がある。例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサは斜めからの入射光に対する感度が銀塩フィルムに比べて低いため、撮像素子に入射する光線の入射角である主光線入射角度(CRA:Chief Ray Angle)が小さいことが求められる。また、撮像素子の集積度の向上に伴い、コンパクトカメラや携帯電話に内蔵される小型の撮影装置であっても、画質の向上が求められている一方で、小型化の要請は当然に強い。更に、コンパクトカメラや携帯電話に内蔵される小型の撮影装置は、比較的安価に供給される商品であるため、製造コストを低く抑えることができる構成であることも重要となる。
ここで、画質を向上させるためには諸収差を低く抑えることが必要である。そのため、コンパクトに設計しやすい3枚構成のレンズ装置に替わり、一層収差を抑制しやすい4枚構成のレンズが求められている。そこで、4枚構成であってもコンパクトなレンズ装置が提示されている(例えば、特許文献1〜3、参照)。
ここで、特許文献1の技術は絞りを最も撮影対象側(以下、「物側」という。)のレンズの更に物側に配設した、いわゆる前絞り型と呼ばれる構成であるため、絞りより撮像素子側(以下、「像側」という。)に配された各レンズに芯ずれが生じた場合に、芯ずれの影響が画質に大きく影響することが知られている。そのため、芯ずれを原因とする製品不良が発生しやすく、レンズ装置製造時の歩留まりが低下し、製造コストが大きくなる。
一方、特許文献2の技術は、物側から2枚のレンズの更に後方に絞が配置されたいわゆる後絞り型と呼ばれる構成であるため、同等のレンズを用いて構成した際に、CRAが大きくなることが知られている。デジタルカメラ用のレンズ装置としては上述のようにCRAが小さいことが強く求められているため、各レンズの屈折率を調整することによりCRAを小さくすることが必要となる。しかし、屈折率を調整するために各レンズの厚みを大きくしたりレンズ間の間隔を大きくすると、レンズ装置の全長を延ばさざるをえなくなり、レンズ装置が大型化する。
更に、特許文献3の技術は物側から1枚目のレンズと、2枚目のレンズの間に絞りを配設したいわゆる中絞り型と呼ばれる構成であるため、特許文献1の技術に比べ芯ずれを原因とする製品不良が発生しにくいとともに、特許文献2の技術に比べCRAを小さくすることが可能となる。
特開2002−228922号公報 特開2006−309043号公報 特開2007−11237号公報
ところで、特許文献3に記載の技術においては、「物体側の2枚のレンズを条件式(3)、(4)で示されるような比較的線膨張係数の小さい材料によって形成することにより、温度変化に対応し得るピント移動の少ないレンズ系とすることが可能となる。〔0013〕」と記載されている。即ち、「物体側の2枚のレンズ」を適切な材料において形成することにより温度変化の影響を抑制している。
しかし、コンパクトカメラや携帯電話に内蔵される小型の撮影装置に対しては、重量面やコスト面の要請により、構成する全てのレンズをプラスチックレンズとしたレンズ装置が望まれている。プラスチックレンズはガラスに比較して線膨張係数の大きい材料であるため、全てのレンズがプラスチックレンズであれば、物体側の2枚のレンズを比較的線膨張係数の小さい材料によって形成することはできないため、問題となる。
本発明はかかる実情に鑑みて成されたもので、レンズ装置を構成する各レンズの材質に依存することなく、温度変化による影響を抑制した中絞り型構成のレンズ装置を供給することを目的とする。
本発明にかかるレンズ装置は、物側から像側に向かって順に配列された正のパワーを有する第1レンズと、開口絞りと、負のパワーを持つメニスカス形状の第2レンズと、正のパワーを有するメニスカス形状の第3レンズと、像側面および物側面がそれぞれ少なくとも一つの変曲点を有する非球面形状であるとともに像側面が像側に凹形状である第4レンズとを備えるレンズ装置である。また、前記第1レンズの像側面が像側に凸面形状であるとともに前記第2レンズの物側面が物側に凸面形状を有する。
上記構成によると、第1レンズの像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズの物側面が物側に凸面形状である、即ち第1レンズと第2レンズとの互いに対峙する面がともに凸形状であるため、第1レンズと第2レンズとの互いに対峙する面が絞りを挟んで対象である。従って、温度変化による第1レンズおよび第2レンズの変形を原因とする光路変化を打ち消すことが可能となるため、第1レンズおよび第2レンズの材質にかかわらず、温度変化による影響を抑制したレンズ装置である。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第4レンズが負のパワーを有することが好ましい。
上記構成によると、第4レンズが負のパワーを有するため、バックフォーカスを長く取ることができるとともに、主光線入射角度(CRA)を小さくすることが可能となる。そのためデジタルカメラに一層適したレンズ装置となる。
前記第2レンズの物側面の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有することが好ましい。
上記構成によると、第2レンズの物側面の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有するため、第1レンズ透過後の光が有する収差を適切に補正することができる。また、周辺部が物側に凸面形状を有するため、周辺部の温度変化による第1レンズおよび第2レンズの変形を原因とする光路変化を打ち消すことが可能となる。
前記第4レンズの物側面の中央部が物側に凸面形状であることが好ましい。
上記構成によると、第1〜第3レンズ透過後の光に残留する収差を補正することが容易となる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記第4レンズの物側面の周辺部が物側に凹面形状であることが好ましい。
上記構成によると、第4レンズの物側面の周辺部が物側に凹面形状であるため、第4レンズの物側面の周辺部が物側に凸面形状である場合に比して、第4レンズのレンズ端部を第3レンズに近付けることが可能となる。従って、第3レンズ透過後の光をより物側で屈折させることができる。ここで、レンズ径より像高が大きい撮影装置の場合、像側のレンズ、即ち第4レンズを透過した光を像高まで拡散させて結像させる様にレンズ装置を構成する。この場合、第3レンズ透過後の光をより物側で屈折させるレンズであれば、結像面から距離を取れるため、第3レンズ透過後の光をより像側で屈折させるレンズに比して、レンズ径を小さくすることが可能となる。
本発明にかかるレンズ装置は、前記開口絞りが、前記第1レンズの像側面の面頂より物側に配置されていることが好ましい。
上記構成によると、開口絞りが、第1レンズの像側面の面頂より物側に配置されていることにより、開口絞りが、第1レンズの像側面の面頂より像側に配置されている場合に比して、第1レンズを開口絞り5に近づけることができるとともに、絞りと像面との距離をはなすことができるため、レンズ装置の全長を短くすることができる。
本発明にかかるレンズ装置を備えた撮影装置は、小型かつ軽量であるとともに、温度変化による影響が受けにくい撮影装置とすることが容易に可能となる。
本発明によれば、レンズ装置を構成する各レンズの材質に依存することなく、温度変化による影響を抑制した中絞り型構成のレンズ装置を供給することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる撮影装置を具体化した携帯電話の一実施形態を、図を用いて説明する。図1に示すように、かかる携帯電話はヒンジHを中心に折り畳む構成の電話である。図1は折り畳んだ状態を示す図であり前面にはレンズ装置10の一部であるカバーガラス9が露出している。図2(a)は、この携帯電話を開いて表示部81、操作部82を前面にした図である。図2(b)は、開いた携帯電話を背面から見た図である。撮影者は、このように携帯電話を開いた状態でカバーガラス9を撮影したい対象に向けて操作部82を操作することによりシャッターを切り、対象物を撮影することができる。
レンズ装置10は、図3に示すように、物側から像側に向かって順に、第1レンズ1、開口絞り5、第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4およびカバーガラス6等により構成された中絞り型レンズ装置である。なお、カバーガラス9や筐体等、説明上特に不要な部材は省いて記載している。また、CCDイメージセンサ7はレンズ装置の構成要素ではないが、結像面71を示すために併せて図中に記載している。同様に、入射光8も併せて記載している。第1レンズ1、第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4はいずれもプラスチックレンズである。以下、その構成を詳説する。
第1レンズ1の物側面11(1面)は物側に凸形状であるとともに第1レンズ1の像側面12(2面)も像側に凸形状であるため、正のパワーを有するレンズである(以下、単に「正レンズ」という。)。また、第2レンズ2の物側面21(4面)は物側に凸形状であるとともに第2レンズ2の像側面22(5面)は像側に凹であるである、負のパワーを有するレンズ(以下、単に「負レンズ」という。)であるとともにメニスカス形状のレンズ(以下、単に「メニスカスレンズ」という。)である。
また、第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凸面形状である、即ち第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状であるため、温度変化による第1レンズ1および第2レンズ2の変形を原因とする光路変化を抑制することが可能となる。これは、開口絞り5を挟んで両側の面形状を対象形状に近付けることにより、絞り直前の面、即ち2面の屈折率が温度により変化した場合においても、2面による光線の屈折角の変化を絞り直後の面、即ち3面の面の屈折率の変化によって補正できるためである。
より具体的には、図4(a)に示すように、低温時において光は実線で示すように、第2面において屈折し、更に4面において屈折して光路8aを通り第5面に向う。高温時においては、第1レンズ1の屈折率が低温時より小さくなるため、点線で示すように、第2面における光の屈折は小さくなる。従って、第4面に光入射する角度も低温時より小さくなる。一方、第4面の屈折率も小さくなるため、第4面に入射する際の光の屈折も小さくなるため、光路8bは光路8aと略並行となり第5面に向う。即ち、高温時においては、第2面の屈折率と第4面の屈折率とは共に小さくなることにより、互いの影響を打ち消すように作用する。
一方、絞りを挟んで対峙する面が非対称の従来の構成の場合には、温度変化による光路変化を抑制することができない。第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凹面形状である場合を例示して、以下に具体的に説明する。
例えば、図4(b)に示すように、低温時において光は実線で示した第2面において屈折し、更に4面において屈折して光路8aを通り第5面に向う。高温時においては、第1レンズ1の屈折率が低温時より小さくなるため、点線で示したように、第2面における光の屈折は小さくなる。ここで、第4面に光入射する角度も低温時より小さくなる。ここで、第4面は物側に凹面形状であるため入射角が小さいほど第4面の曲率が小さい箇所に光が入射する。また、第4面の屈折率も小さくなるため、第4面に入射する際の光の屈折も小さくなるため、光路8bは光路8aと離れる態様で第5面に向う。即ち、高温時においては、第2面の屈折率と第4面の屈折率とは共に小さくなることにより、互いの影響を拡大するように作用する。
また、第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面が絞りを挟んで互いに対称であるため、例えば、特開2006―301403号公報、段落〔0018〕にも記載されているように、コマ収差を良好に補正することが可能となる。
更に、第3レンズ3は、物側面31が物側に凹であるとともに像側面32が像側に凸である正のパワーを有するメニスカス形状のレンズである。第3レンズ3が正レンズであるため第2レンズ2を透過後の光線を集光するとともに、第3レンズ3をメニスカス形状にすることで残留する収差を一層抑制することができる。
また、第4レンズ4は、像側面および物側面がそれぞれ少なくとも一つの変曲点を有する非球面形状であるとともに像側面が像側に凹形状である。より具体的には物側面41(8面)は中央部が物側に凸形状であるとともに周辺部に行くに従って、曲率が小さくなり変曲点を有する。また、像側面42(9面)は中央部が像側に凹形状であるとともに周辺部に行くに従って、曲率が小さくなり変曲点を有し、更に周辺部は像側に凸となっている。かかるレンズを備えることで、第1レンズ1〜第3レンズ3を透過後の光線に残留する収差をより一層抑制することができる。
カバーガラス6としては撮像素子であるCCDイメージセンサ7をごみ等から保護するための無色透明なガラス板が通常用いられるが、必要に応じて、例えば赤外線カットフィルター等のフィルターが用いられることがある。
従って、本実施形態にかかるレンズ装置に入射した入射光8は、第1レンズ1によって集光され、開口絞り5によって結像に必要な光のみに制限された後に、第2レンズ2〜第4レンズ4を透過することにより、集光されるとともに収差を補正される。更にカバーレンズを透過した後、CCDイメージセンサ7の結像面71上に結像する。かかる像が、CCDイメージセンサ7により電気的に変換され、シャッターを切られた場合に写真用の画像として、記録される。
上記実施形態のレンズ装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、第1レンズ1の像側面12(2面)が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面21(4面)が物側に凸面形状である、即ち第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状であるため、第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面が開口絞り5を挟んで対象である。従って、温度変化による第1レンズ1および第2レンズ2の変形を原因とする光路変化を打ち消すことが可能となるため、第1レンズ1および第2レンズ2の材質にかかわらず、温度変化による影響を抑制することができる。
(2)上記実施形態では、第4レンズ4が負のパワーを有するため、バックフォーカスを長く取ることができるとともに、主光線入射角度(CRA)を小さくすることが可能となる。そのためデジタルカメラに一層適したレンズ装置とすることができる。
(3)上記実施形態では、レンズ装置10が上記効果を有するため、該レンズ装置を備えた撮影装置は、小型かつ軽量であるとともに、温度変化による影響が受けにくい撮影装置とすることが容易に可能となる。
(4)上記実施形態では、第4レンズ4の物側面41(8面)の中央部が物側に凸面形状であるため、第1〜第3レンズ透過後の光に残留する収差を補正することが容易となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明にかかる撮影装置を具体化した携帯電話の第2の実施形態を、図を用いて説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のレンズ構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
第2の実施形態にかかる携帯電話のレンズ装置10は、図14に示すように、物側から像側に向かって順に、第1レンズ1、開口絞り5、第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4およびカバーガラス6等により構成された、第1の実施形態と同様の中絞り型のレンズ装置である。
第1レンズ1の物側面11(1面)は物側に凸形状であるとともに第1レンズ1の像側面12(2面)も像側に凸形状であるため、正のパワーを有するレンズである(以下、単に「正レンズ」という。)。また、第2レンズ2の物側面21(4面)は物側に凸形状であるとともに第2レンズ2の像側面22(5面)は像側に凹であるである、負のパワーを有するレンズ(以下、単に「負レンズ」という。)であるとともにメニスカス形状のレンズ(以下、単に「メニスカスレンズ」という。)である。開口絞り5は、第1レンズ1と第2レンズ2との間であるとともに第1レンズ1の像側面に接触するように配置されている。上記のように第1レンズ1の像側面12(2面)は像側に凸形状であるため、第1レンズ1の像側面12(2面)の面頂12tより、開口絞り5の面(3面)は物側に位置する。従って、開口絞り5が、第1レンズの像側面12の面頂12tより像側に配置されている場合、例えば実施例1に比して、第1レンズを開口絞り5に近づけることができるため、レンズ装置の全長を短くすることができる。その他のレンズ構成は第1の実施形態と同様であるためその説明を省略する。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第2の実施形態では、開口絞り5が、第1レンズの像側面12(2面)の面頂12tより物側に配置されているため、開口絞り5が、第1レンズ1の像側面の面頂より像側に配置されている場合に比して、第1レンズ1を開口絞り5に近づけることができるため、レンズ装置の全長を短くすることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明にかかる撮影装置を具体化した携帯電話の第3の実施形態を、図を用いて説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態のレンズ構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
第3の実施形態にかかる携帯電話のレンズ装置10は、図19に示すように、物側から像側に向かって順に、第1レンズ1、開口絞り5、第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4およびカバーガラス6等により構成された、第1の実施形態と同様の中絞り型のレンズ装置である。
第3の実施形態にかかる携帯電話のレンズ装置において、第4レンズ4は、像側面および物側面がそれぞれ少なくとも一つの変曲点を有する非球面形状である。また、第4レンズの物側面において中央部が物側に凸形状であるとともに、周辺部が物側に凹形状であることを特徴とする。
より具体的には物側面41(8面)は中央部が物側に凸形状であるとともに周辺部に行くに従って、曲率が小さくなり変曲点を有し、凹面形状に転ずる。第4レンズ4の物側面の周辺部が物側に凹面形状であるため、第4レンズ4の物側面の周辺部が物側に凸面形状である場合に比べて、第4レンズ4のレンズ端部を第3レンズに近付けることが可能となる。従って、第3レンズ透過後の光をより物側で捉え、屈折させることができる。ここで、本実施形態においてはレンズ径より像高が大きいため、像側のレンズである第4レンズを透過した光を像高まで拡散させて結像させる様にレンズ装置を構成する。従って、第3レンズ3透過後の光をより像側で屈折させる第1の実施形態および第2の実施形態に比して、第3レンズ3透過後の光をより物側で屈折させる第3の実施形態においては、結像面71から距離を取ることができるとともに、レンズ径を小さくすることが可能となる。
従って、第3の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第3の実施形態では、第4レンズ4の物側面(8面)41の周辺部が物側に凹面形状であるため、第4レンズ4の物側面の周辺部が物側に凸面形状である場合に比して、第4レンズ4のレンズ端部を第3レンズ3に近付けることが可能となる。従って、第3レンズ透過後の光をより物側で屈折させることができる。ここで、第3の実施形態の撮影装置は、レンズ径より像高が大きいため、像側のレンズ、即ち第4レンズ4を透過した光を像高まで拡散させて結像させる様にレンズ装置を構成する。この場合、第3レンズ透過後の光をより物側で屈折させるレンズであれば、結像面から距離を取れるため、第3レンズ透過後の光をより像側で屈折させるレンズに比して、レンズ径を小さくすることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明にかかる撮影装置を具体化した携帯電話の第4の実施形態を、図を用いて説明する。なお、第4の実施形態は、第1の実施形態のレンズ構成を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
第4の実施形態にかかる携帯電話のレンズ装置10は、図24に示すように、物側から像側に向かって順に、第1レンズ1、開口絞り5、第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4およびカバーガラス6等により構成された、第1の実施形態と同様の中絞り型のレンズ装置である。
第4の実施形態にかかる携帯電話のレンズ装置において第2レンズ2の物側面の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有することを特徴とする。第2レンズの物側面の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有するため、第1レンズ透過後の光が有する収差を適切に補正することができる。また、周辺部が物側に凸面形状を有するため、温度変化による第1レンズおよび第2レンズの変形を原因とする光路変化を打ち消すことが可能となる。
従って、第4の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第2レンズの物側面(4面)21の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有するため、第1レンズ透過後の光が有する収差を適切に補正することができる。また、周辺部が物側に凸面形状を有するため、温度変化による第1レンズおよび第2レンズの変形を原因とする光路変化を打ち消すことが可能となる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第1レンズ1〜第4レンズ4はいずれもプラスチックレンズであるが、同等の光学特性を維持できるのであれば、一部又は全部をガラスレンズとしてもよい。ガラスレンズを使用することにより耐熱性が大きくなる。またガラスはプラスチックに比して温度による体積変化が小さいため、レンズ形状の温度による変化を原因とする画像劣化を抑制することができる。
・上記実施形態において第4レンズ4とCCDイメージセンサ7との間にカバーガラス6を備えたが、必須ではない。また、カバーガラス6に替えて、あるいはカバーガラス6に加えて、赤外線をカットするフィルター等を備えても良い。
・上記実施形態においては、撮影素子としてCCDイメージセンサ7を用いたが、他の構成であっても良い。例えば、CMOSイメージセンサを用いても良い。
・上記実施形態においては、撮影素子としてCCDイメージセンサ7を用いたが、他の構成であっても良い。例えば、撮影素子として光学フィルムを使用することにより、銀塩写真用の撮影装置としてもよい。
・また、上記実施形態においては、撮影装置50を携帯端末に使用したが、通常のカメラやパーソナルコンピュータに使用しても良い。また、静止画でなく、動画撮影用として使用しても良い。
上記第1〜第4の実施形態に対応する実施例を以下に示す。
実施例1にかかるレンズ装置は、図3に示すように、第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凸面形状である、即ち開口絞り5を挟んで第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状である、第1の実施形態に対応する実施例である。このレンズ装置の設計条件を以下に示す。
全系焦点距離 :3.908mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.40mm
バックフォーカス :1.03mm
有効像高 :Φ4.5mm
レンズデータを表1に示す。ただし表1において各面の番号iは、図3に示すように、第1レンズ1の物側の面を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322584
表1においてAPEL5514MLは三井化学株式会社製プラスチックレンズ材料であり、屈折率nd=1.544、アッベ数vd=56.0である。また、OKP4HTは大阪ガスケミカル社製プラスチックレンズ材料であり、屈折率nd=1.632、アッベ数vd=23.4である。更に、B270はschott社製ガラス板であり、屈折率nd=1.523、アッベ数vd=58.6である。
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322584
ただし、上記数式において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下に示す表2の通りである。
Figure 0005322584
更に、このレンズ装置の光学的諸特性、即ちスポットダイアグラム像面湾曲、歪曲収差、縦収差、MTF曲線をそれぞれ図5、図6(a)、図6(b)、図7、図8に示す。
実施例2にかかるレンズ装置も、図9に示すように、第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凸面形状である、即ち開口絞り5を挟んで第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状である、第1の実施形態に対応する実施例である。このレンズ装置の設計条件を以下に示す。
全系焦点距離 :3.629mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.40mm
バックフォーカス :1.19mm
有効像高 :Φ4.5mm
レンズデータを表3にしめす。ただし表3において各面の番号iは、図15に示すように、開口絞り5を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322584
表3において第1,第3,第4レンズに使用したE48Rは日本ゼオン社製プラスチックレンズ材料であり、屈折率nd=1.531、アッベ数vd=56.0である。なお、OKP4HTおよびB270については、表1と同様である。
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322584
ただし、上記数式において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下の通りである。
Figure 0005322584
更に、このレンズ装置の光学的諸特性、即ちスポットダイアグラム像面湾曲、歪曲収差、縦収差、MTF曲線をそれぞれ図10、図11(a)、図11(b)、図12、図13に示す。
実施例3にかかるレンズ装置は、図14に示すように、第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凸面形状である、即ち開口絞り5を挟んで第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状である。更に、開口絞り5は、第1レンズ1と第2レンズ2との間であるとともに第1レンズ1の像側面に接触するように配置されている。ここで、第1レンズ1の像側面12(2面)は像側に凸形状であるため、第1レンズ1の像側面12(2面)の面頂12tより、開口絞り5の面(3面)は物側に位置する。従って、上記第2の実施形態に対応する実施例である。このレンズ装置の設計条件を以下に示す。
全系焦点距離 :3.792mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.37mm
バックフォーカス :1.15mm
有効像高 :Φ4.5mm
レンズデータを表5に示す。ただし表5において各面の番号iは、図14に示すように、第1レンズ1の物側の面を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322584
表5において、OKP4HT、E48RおよびB270については、表1および表3と同様である。
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322584
ただし、上記数式において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下に示す表6の通りである。
Figure 0005322584
更に、このレンズ装置の光学的諸特性、即ちスポットダイアグラム像面湾曲、歪曲収差、縦収差、MTF曲線をそれぞれ図15、図16(a)、図16(b)、図17、図18に示す。
実施例4にかかるレンズ装置も、図19に示すように、第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凸面形状である、即ち開口絞り5を挟んで第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状である。また、第4レンズ4は、像側面および物側面がそれぞれ少なくとも一つの変曲点を有する非球面形状である。また、第4レンズの物側面において中央部が物側に凸形状であるとともに、周辺部が物側に凹形状である第3の実施形態に対応する実施例である。このレンズ装置の設計条件を以下に示す。
全系焦点距離 :3.483mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.42mm
バックフォーカス :1.21mm
有効像高 :Φ4.5mm
レンズデータを表9にしめす。ただし表7において各面の番号iは、図19に示すように、第1レンズ1の物側の面を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322584
表7において、OKP4HT、E48RおよびB270については、表1および表3と同様である。
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322584
ただし、上記数式において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下の通りである。
Figure 0005322584
更に、このレンズ装置の光学的諸特性、即ちスポットダイアグラム像面湾曲、歪曲収差、縦収差、MTF曲線をそれぞれ図20、図21(a)、図21(b)、図22、図23に示す。
実施例5にかかるレンズ装置は、図24に示すように、第1レンズ1の像側面が像側に凸面形状であるとともに第2レンズ2の物側面が物側に凸面形状である、即ち開口絞り5を挟んで第1レンズ1と第2レンズ2との互いに対峙する面がともに凸形状である。更に、第2レンズ2の物側面の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有する。従って、上記第4の実施形態に対応する実施例である。このレンズ装置の設計条件を以下に示す。
全系焦点距離 :3.580mm
F値 :2.8
レンズ全長 :4.42mm
バックフォーカス :1.19mm
有効像高 :Φ4.5mm
レンズデータを表9に示す。ただし表9において各面の番号iは、図24に示すように、第1レンズ1の物側の面を第1面とし、像側に向かって順に振られている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 0005322584
表9において、OKP4HT、E48RおよびB270については、表1および表3と同様である。
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 0005322584
ただし、上記数式において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14,A16はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次,16次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下に示す表10の通りである。
Figure 0005322584
更に、このレンズ装置の光学的諸特性、即ちスポットダイアグラム像面湾曲、歪曲収差、縦収差、MTF曲線をそれぞれ図25、図26(a)、図26(b)、図27、図28に示す。
本発明は、小型の撮影装置への搭載に適したレンズ装置に関するものであるため、小型カメラやカメラ付撮影装置用のレンズ装置として産業上広く利用可能である。
第1の実施形態にかかる携帯端末の非使用時の外観図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末の使用時の外観図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。 第1の実施形態にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、レンズ装置の光軸を含む面による断面模式図である。 第1の実施形態にかかる撮影装置の温度特性について説明する図であり、(a)は第1レンズと第2レンズとの対峙する面が絞りを挟んで略対称な形状である場合の温度による光の経路のずれを示した図であり、(b)は第1レンズと第2レンズとの対峙する面が絞りを挟んで非対称な形状である場合の温度による光の経路のずれを示した図である。 実施例1にかかる撮影装置の効果を説明する図であって、スポットダイアグラムを示す図である。 実施例1にかかる撮影装置の効果を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、縦収差のグラフである。 実施例1にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 実施例2にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、レンズ装置の光軸を含む面による断面模式図である。 実施例2にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、スポットダイアグラムを示す図である。 実施例2にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 実施例2にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、縦収差のグラフである。 実施例にかかるレンズ装置の効果を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 第2の実施形態および実施例3にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、レンズ装置の光軸を含む面による断面模式図である。 実施例3にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、スポットダイアグラムを示す図である。 実施例3にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 実施例3にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、縦収差のグラフである。 実施例3にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、伝達関数(MTF)のグラフである。 第3の実施形態および実施例4にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、レンズ装置の光軸を含む面による断面模式図である。 実施例4にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、スポットダイアグラムを示す図である。 実施例4にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 実施例4にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、縦収差のグラフである。 実施例4にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。 第4の実施形態および実施例5にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、レンズ装置の光軸を含む面による断面模式図である。 実施例5にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、スポットダイアグラムを示す図である。 実施例5にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、(a)は像面湾曲を示すグラフであり、(b)は歪曲収差を示すグラフである。 実施例5にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、縦収差のグラフである。 実施例5にかかる撮影装置の構造を説明する図であって、伝達関数(MTF)のグラフである。
符号の説明
1…第1レンズ、2…第2レンズ、3…第3レンズ、4…第4レンズ、5…開口絞り、6…カバーガラス、7…CCDイメージセンサ、8…入射光、8a…光路、8b…光路、9…カバーガラス、10…レンズ装置、11…物側面、12…像側面、12t…面頂、21…物側面、22…像側面、31…物側面、32…像側面、41…物側面、42…像側面、50…撮影装置、71…結像面、81…表示部、82…操作部。

Claims (5)

  1. 物側から像側に向かって順に配列された正のパワーを有する第1レンズと、開口絞りと、負のパワーを持つ第2レンズと、正のパワーを有するメニスカス形状の第3レンズと、像側面および物側面がそれぞれ少なくとも一つの変曲点を有する非球面形状であるとともに像側面が像側に凹形状である第4レンズとから構成されるレンズ装置において、
    前記第1レンズの像側面が像側に凸面形状であるとともに前記第2レンズの物側面が物側に凸面形状を有し、
    前記第2レンズの物側面の中央部が物側に凹面形状であるとともに、周辺部が物側に凸面形状を有し、
    前記第4レンズの物側面の周辺部が物側に凹面形状であること特徴とするレンズ装置。
  2. 前記第4レンズが負のパワーを有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記第4レンズの物側面の中央部が物側に凸面形状であることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記開口絞りが、前記第1レンズの像側面の面頂より物側に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のレンズ装置を備える撮影装置。
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