JP5305831B2 - 結像光学系 - Google Patents

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Description

本発明はデジタルカメラ、ビデオカメラなどに用いられる撮影レンズに好適な結像光学系に関する。
近年、デジタルスチルカメラやビデオカメラの普及と同時に、イメージセンサの画素数の増加が急速に進んでおり、より高画質の撮像レンズが求められている。
デジタルスチルカメラやビデオカメラでは、一般的に、イメージセンサの前にモアレ防止用の光学ローパスフィルタや赤外線を遮断するIRカットフィルタを入れるスペースが必要であり、バックフォーカスを長く取る必要があった。また、CCDやCMOS等のデジタルスチルカメラやビデオカメラに広く使用されるイメージセンサは、入射角の大きな光に対して感度が低下するという特性を持っていた。
これらの理由により、デジタルスチルカメラやビデオカメラ用の撮像レンズとしては、バックフォーカスが長く、テレセントリック性に優れたレトロフォーカス型の結像光学系が好適であると言われている。
レトロフォーカス型の結像光学系は、一般的にはイメージセンサの対角長に対して焦点距離の短い広角レンズによく用いられるが、焦点距離が画面対角線長と略一致し50°〜60°程度の対角線画角を有する、いわゆる標準レンズにも適用することができる。このレトロフォーカス型の結像光学系は、標準レンズによく使用されるガウス型やテッサー型に対してテレセントリック性に関して優位であり、周辺光量比も高くできるという特徴がある。
また、レトロフォーカス型の結像光学系は非対称系であるため、全体繰り出し方式の焦点調節よりも光学系の一部を動かすリアフォーカス方式やインナーフォーカス方式の方が近距離時の画質を向上させやすい。レトロフォーカス型の結像光学系はその特性上、光学系の像面側に近づくほど主光線の光軸となす角度が緩やかになる傾向があるため、リアフォーカス方式が特に適している。リアフォーカス方式を採用することで、フォーカスレンズ群を軽量化できるため、フォーカス駆動用モータの小型化が可能であり、結果として撮像装置全体の小型化にも寄与できる。
デジタルスチルカメラ用に設計され、テレセントリック性に優れたレトロフォーカス型の結像光学系の例が、特許文献1及び特許文献2に開示されている。また大型のイメージセンサに適合するレトロフォーカス型の広角レンズが特許文献3に開示されている。
特開2001−56433号公報 特開2002−228925号公報 特開2008−40033号公報
しかしながら、レトロフォーカス型の結像光学系はバックフォーカスを長くできる反面、焦点距離やイメージセンサのサイズに比して光学系全体を小型化することが難しく、標準レンズとして使用する場合には、ガウス型やテッサー型の光学系に比べて光学系全長が大きくなってしまう。
特許文献1に記載のレトロフォーカス型の結像光学系についても、非常に優れたテレセントリック性を有してはいるが、イメージセンサに対して光学系全長が長くレンズ中心厚が厚いので、大型のイメージセンサに適用すると光学系全体が大きくなり、重くなってしまう。
また、特許文献2に記載のレトロフォーカス型の結像光学系は、やはりイメージセンサに対して光学系全長が長いうえに、コマ収差の補正が不十分で大型のイメージセンサに対応できる画質を得られない。
さらに、小型のイメージセンサはS/N比及びダイナミックレンジにおいて劣るため、近年では高画質を得るために大型のイメージセンサを採用するカメラが求められている。しかしながら、従来のデジタルスチルカメラに用いられてきたレトロフォーカス型の結像光学系の多くは小型のイメージセンサを前提に設計され、イメージセンサに対して光学系が大きくなっている。このため大型のイメージセンサに適用すると撮像装置全体が大型化してしまう。
上記の特許文献3に記載のレトロフォーカス型の結像光学系は搭載するイメージセンサに比べて小型ではあるが、焦点距離に比してレンズ全長が大きいため、50°〜60°程度の画角を有するレンズに適用する場合はやはり撮像装置全体が大型化してしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、50°〜60°程度の画角を有するレトロフォーカス型の結像光学系において、大型のイメージセンサに対応可能な性能を実現しながら、十分な小型化を達成することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明を実施の結像光学系は、物体側から順に、内部に開口絞りを備える全体として正の屈折力の第1レンズ群と、全体として正の屈折力の第2レンズ群とから成り、第1レンズ群は光軸方向の位置が固定であり、第2レンズ群は光軸方向に移動することによって焦点調節を行い、第1レンズ群を開口絞りより被写体側の前群と開口絞りより像面側の後群とで構成し、前群は少なくとも2枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズを備えるとともに全体として正の屈折力を持つ構成とし、以下の条件を満たすことを特徴とする。
(1) 0.40<Sd1a/f<0.60
(2) Nd1ap>1.77
(3) 1.2<f1a/f<2.5
ただし
f:光学系全体の無限遠撮影時における焦点距離
Sd1a:前群の全長
Nd1ap:前群中の正レンズのd線(波長587.6nm)の屈折率
f1a:前群の焦点距離
さらに本発明を実施の結像光学系は、上記発明において、第2レンズ群を1枚の正レンズで構成したものである。
さらに本発明を実施の結像光学系は、上記発明において、第2レンズ群を像面側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズとし、少なくとも1面を非球面で構成したものである。
さらに本発明を実施の結像光学系は、上記発明において、第2レンズ群を以下の条件を満足する構成としたものである。
(4) 0.60<|β2|<0.70
ただし、
β2:第2レンズ群の無限遠撮影時の結像倍率
さらに本発明を実施の結像光学系は、上記発明において、前群を物体側から順に、2枚の負レンズと2枚の正レンズとで構成し、以下の条件を満足する構成としたものである。
(5) Nd1an≧1.69895
(6) νd1an≧30.05
ただし、
Nd1an:前群中の負レンズのd線の屈折率の最大値
νd1an:前群中の負レンズの中で最も高い屈折率を持つ硝材のアッベ数
本発明を実施の結像光学系によれば、イメージセンサのサイズに比してコンパクトであり、かつ良好な光学性能を有し、大型のイメージセンサを備えたデジタルスチルカメラやビデオカメラ等に好適な小型の結像光学系を提供することができる。
以下、添付の図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1、図5、図9、図13、図17に、本発明の結像光学系における第1〜第5の実施例のレンズ構成を示す。
本発明の結像光学系は、50°〜60°程度の画角を有し、物体側から順に、開口絞りSを備えた正の屈折力の第1レンズ群G1と、正の屈折力の第2レンズ群G2とから構成され、第2レンズ群G2を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。さらに第1レンズ群G1は、開口絞りSよりも被写体側の正の屈折力の前群G1aと、開口絞りSよりも像面I側の正の屈折力の後群G1bとからなる。この前群G1aは少なくとも2枚の負レンズと少なくとも1枚の正レンズを備え、後述する所定の条件を満足するように構成させる。
バックフォーカスの確保やテレセントリック性の向上のためには、物体側に負の屈折力を持つことが望ましい。一方で全長の短縮のためには物体側のレンズ群は正の屈折力を持つことが望ましい。このため本発明では開口絞りSより被写体側の前群G1a中に負レンズを配し、さらに前群G1a全体としては正の屈折力を持つ構成とすることでバックフォーカスの確保とテレセントリック性の向上を図ると同時に、光学系全長の小型化を行っている。また、前群G1aに少なくとも2枚の負レンズを含む構成とすることで、コマ収差を低減している。
条件式(1)は前群G1aの全長と全系の焦点距離の比を規定するものである。条件式(1)の下限を超えて前群G1aの全長を短縮すると、レンズの中心厚やコバ厚の確保ができなくなり、各レンズの屈折力を適切に設定できなくなり、収差補正が困難となる。一方で、条件式(1)の上限を超えると前群G1aの全長が長くなり、小型化を阻害する。
条件式(2)は前群G1a中の正レンズの屈折率に関わる条件である。条件式(2)の範囲を超えると、屈折力を維持するために前群G1aの正レンズの曲率をきつくする必要があり、収差補正が困難になるほか、中心肉厚が厚くなって小型化を阻害したり、偏芯敏感度が大きくなったりする等の問題を生じる。
条件式(3)は前群G1aの焦点距離と全系の焦点距離の比を規定するものである。条件式(3)の下限を超えて前群G1aの焦点距離を短くすると、前群G1aの正レンズの屈折力を非常に強くする必要があるので前群G1a中の正レンズの偏芯敏感度が大きくなる。条件式(3)の上限を超えて前群G1aの焦点距離が長くなると、後群G1b及び第2レンズ群G2でより強い屈折力を必要とするので光学系全体の全長が長くなってしまい小型化を阻害する。
本発明の結像光学系の第2レンズ群G2は、1枚の正レンズのみで構成されるのでフォーカスレンズを軽量化でき、フォーカシングの迅速化、又は駆動モータの小型化が可能となるため、撮像装置全体の小型化に寄与する。また、第2レンズ群G2の1枚の正レンズを像面I側に凸面を向けたメニスカス形状とすることによって、軸外の光線が1枚の正レンズに入射する角度を小さくすることができる。このため1枚の正レンズでの収差の発生が抑えられ、第2レンズ群G2の光軸方向への移動や偏芯による収差の変動を抑制することができる。
一般に、開口絞りSより後ろに正レンズを配置すると負の歪曲を発生させるため、第2レンズ群G2の1枚の正レンズの少なくとも一面をレンズ周辺部に行くにしたがって収斂作用が弱くなる、又は発散作用が強くなる形状の非球面とすることで負の歪曲を低減させることができる。同時に、このような非球面形状を採用することによって、第2レンズ群G2のフォーカシングによる移動に伴う球面収差の変動を軽減できる。この効果は、第2レンズ群G2の物体側面と像面側面のどちらか一方の面を非球面としても得られるし、また、その両面を非球面としても得られる。
フォーカスレンズとして機能する第2レンズ群G2を以上のような形状とすることで、第2レンズ群G2を1枚のレンズのみで構成しても近距離での性能を維持することが可能となる。
第2レンズ群G2はさらに条件式(4)を満たすよう構成される。条件式(4)は第2レンズ群G2の結像倍率を規定するものである。条件式(4)の下限を超えると第2レンズ群G2の屈折力が大きくなって、フォーカシングに伴う収差変動が大きくなるほか、第2レンズ群G2の重量が増加するので同じ速度でフォーカス駆動を行うためにはフォーカス駆動用モータに大型のものを使用しなければならず、撮像装置全体の小型化を阻害する。条件式(4)の上限を超えると近距離への焦点調節の為に必要なフォーカスレンズの移動量が大きくなるので、やはり光学系の小型化を阻害する。
第1レンズ群G1の前群G1aは2枚の負レンズ、及び2枚の正レンズから構成され、所定の条件を満足させることが特に望ましい。小型のデジタルカメラで広く採用されているように、非作動時に撮影レンズを沈胴させて収納する場合には、前群G1aのレンズの枚数を多くすると撮影レンズをコンパクトに収納することができない。一方で、前群G1aの負レンズ、正レンズともに枚数を少なくすると収差補正が不十分となるほか、偏芯敏感度も大きくなる。
また、前群G1a中の負レンズのうちの少なくとも1枚の硝材を条件式(5)及び条件式(6)を満足するように選択することが好ましい。条件式(5)の範囲を超えて屈折率が低くなると前群G1a中の負レンズの曲率がきつくなり小型化を阻害するほか、コマ収差の補正が不十分となる。条件式(6)の範囲を超えてアッベ数が小さくなると、画面周辺部での倍率色収差の補正が困難となる。
本発明の結像光学系は上記の各条件を満たす構成とすることにより、特に大型の固体撮像素子に対して非常に好適な特性を持つが、イメージセンサの種類や大きさに限定されずに高い結像特性を提供することが可能である。
以下に、上記した各実施例に係る具体的な数値実施例を表1〜表5に示す。各数値実施例の(全体諸元)において、fは焦点距離、FnoはFナンバー、2ωは対角線画角を示す。(レンズ諸元)において、番号はレンズの面番号を示し、rは各面の曲率半径、dは面間隔、ndはd線に対する屈折率、νdはd線基準のアッベ数を示す。また、面番号に付された*(アスタリスク)は、その面形状が非球面であることを示している。さらに、(条件式)には、各数値実施例における条件式(1)〜(6)の値を示す。
非球面の形状は、光軸に直行する方向への光軸からの変位をy、非球面と光軸の交点から光軸方向への変位(サグ量)をz、基準球面の曲率半径をr、コーニック係数をK、4、6、8、10次の非球面係数をA4、A6、A8、A10とおくとき、非球面の座標が以下の式で表されるものとする。
Figure 0005305831
Figure 0005305831
図2〜図4は上記した数値実施例1の各撮影距離(無限遠、1000ミリ、500ミリ)における各収差を示した収差図であり、図2が無限遠撮影距離における収差を、図3が撮影距離1000ミリにおける収差を、図4が撮影距離500ミリにおける収差をそれぞれ表している。
縦収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差を示しており、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面における収差を示している。また、横収差図においてYは像高を示している。
各収差図から、本発明の数値実施例1にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
Figure 0005305831
図6〜図8は上記した数値実施例2の各撮影距離(無限遠、1000ミリ、500ミリ)における各収差を示した収差図であり、図6が無限遠撮影距離における収差を、図7が撮影距離1000ミリにおける収差を、図8が撮影距離500ミリにおける収差をそれぞれ表している。
縦収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差を示しており、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面における収差を示している。また、横収差図においてYは像高を示している。
各収差図から、本発明の数値実施例2にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
Figure 0005305831
図10〜図12は上記した数値実施例3の各撮影距離(無限遠、1000ミリ、500ミリ)における各収差を示した収差図であり、図10が無限遠撮影距離における収差を、図11が撮影距離1000ミリにおける収差を、図12が撮影距離500ミリにおける収差をそれぞれ表している。
縦収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差を示しており、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面における収差を示している。また、横収差図においてYは像高を示している。
各収差図から、本発明の数値実施例3にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
Figure 0005305831
図14〜図16は上記した数値実施例4の各撮影距離(無限遠、1000ミリ、500ミリ)における各収差を示した収差図であり、図14が無限遠撮影距離における収差を、図15が撮影距離1000ミリにおける収差を、図16が撮影距離500ミリにおける収差をそれぞれ表している。
縦収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差を示しており、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面における収差を示している。また、横収差図においてYは像高を示している。
各収差図から、本発明の数値実施例4にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
Figure 0005305831
図18〜図20は上記した数値実施例5の各撮影距離(無限遠、1000ミリ、500ミリ)における各収差を示した収差図であり、図17が無限遠撮影距離における収差を、図18が撮影距離1000ミリにおける収差を、図19が撮影距離500ミリにおける収差をそれぞれ表している。
縦収差図中のd線、g線、C線はそれぞれの波長に対する収差を示しており、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面における収差を示している。また、横収差図においてYは像高を示している。
各収差図から、本発明の数値実施例5にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。
以上説明したように、本発明の結像光学系によれば、50°〜60°程度の画角を有するレトロフォーカス型の結像光学系において、大型のイメージセンサに対応可能な性能を実現しながら、十分な小型化を達成することが可能となる。
本発明の第1の実施例におけるレンズ構成を示す断面図である。 第1の実施例に具体的数値を適用した数値実施例1に係り、無限遠撮影距離における球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第1の実施例に具体的数値を適用した数値実施例1に係り、撮影距離1000ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第1の実施例に具体的数値を適用した数値実施例1に係り、撮影距離500ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズ構成を示す断面図である。 第2の実施例に具体的数値を適用した数値実施例2に係り、無限遠撮影距離における球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第2の実施例に具体的数値を適用した数値実施例2に係り、撮影距離1000ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第2の実施例に具体的数値を適用した数値実施例2に係り、撮影距離500ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 本発明の第3の実施例におけるレンズ構成を示す断面図である。 第3の実施例に具体的数値を適用した数値実施例3に係り、無限遠撮影距離における球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第3の実施例に具体的数値を適用した数値実施例3に係り、撮影距離1000ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第3の実施例に具体的数値を適用した数値実施例3に係り、撮影距離500ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 本発明の第4の実施例におけるレンズ構成を示す断面図である。 第4の実施例に具体的数値を適用した数値実施例4に係り、無限遠撮影距離における球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第4の実施例に具体的数値を適用した数値実施例4に係り、撮影距離1000ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第4の実施例に具体的数値を適用した数値実施例4に係り、撮影距離500ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 本発明の第5の実施例におけるレンズ構成を示す断面図である。 第5の実施例に具体的数値を適用した数値実施例5に係り、無限遠撮影距離における球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第5の実施例に具体的数値を適用した数値実施例5に係り、撮影距離1000ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。 第5の実施例に具体的数値を適用した数値実施例5に係り、撮影距離500ミリにおける球面収差、非点収差、歪曲収差、及びコマ収差を示した収差図である。
符号の説明
G1:第1レンズ群
G1a:前群
S:開口絞り
G1b:後群
G2:第2レンズ群
I:像面

Claims (5)

  1. 物体側から順に、
    内部に開口絞りを備える全体として正の屈折力の第1レンズ群と、
    全体として正の屈折力の第2レンズ群とから成り、
    前記第1レンズ群は光軸方向の位置が固定であり、
    前記第2レンズ群は光軸方向に移動することによって焦点調節を行い、
    前記第1レンズ群は開口絞りより被写体側の前群と、開口絞りより像面側の後群とで構成され、
    前記前群は少なくとも2枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レンズを備えるとともに全体として正の屈折力を持ち、
    以下の条件を満たすことを特徴とする結像光学系。
    (1) 0.40<Sd1a/f<0.60
    (2) Nd1ap>1.77
    (3) 1.2<f1a/f<2.5
    ただし
    f:光学系全体の無限遠撮影時における焦点距離
    Sd1a:前群の全長
    Nd1ap:前群中の正レンズのd線(波長587.6nm)の屈折率
    f1a:前群の焦点距離
  2. 前記第2レンズ群は1枚の正レンズからなることを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
  3. 前記第2レンズ群は像面側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズよりなり、少なくとも1面が非球面である請求項1又は請求項2に記載の結像光学系。
  4. 前記第2レンズ群について、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の結像光学系。
    (4) 0.60<|β2|<0.70
    ただし、
    β2:第2レンズ群の無限遠撮影時の結像倍率
  5. 前記前群は物体側から順に、2枚の負レンズと2枚の正レンズとから構成され、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の結像光学系。
    (5) Nd1an≧1.69895
    (6) νd1an≧30.05
    ただし、
    Nd1an:前群中の負レンズのd線の屈折率の最大値
    νd1an:前群中の負レンズの中で最も高い屈折率を持つ硝材のアッベ数
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