JP5321690B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターのドアスイッチの故障診断を行う制御装置に関するものである。
近年、エレベーターは、ビルの高層化に伴い、縦方向に移動するための交通手段として、ますます重要な役割を担いつつある。数十階を超える高層ビルでは、階段のみを利用して各フロアへの移動を行うことは実質的に困難である。このため、特に高層ビルに備えられたエレベーターでは、故障によって動かなくなってしまう前に、機器単位の故障診断を行い、故障の早期発見を行うことが重要となる。
エレベーターには、ドア(かごドア及び乗場ドア)が閉じていることを検出するドアスイッチが備えられている。このドアスイッチは、稼動頻度が極めて高く、また、故障が発生すると、エレベーターの運行を停止させなければならない。このため、エレベーターでは、ドアスイッチの故障診断を平時から行い、故障の早期発見に努める必要がある。
エレベーターの故障診断に関する従来技術として、例えば、下記特許文献1及び2に記載されたものがある。
特許文献1には、所定の条件下、エレベーターを通常運転から診断運転に移行させ、位置センサ等、所定の機器の故障診断を行うものが提案されている。
また、特許文献2には、地震発生後にエレベーターを通常運転に復帰させるための診断運転において、ドアの開閉トルクや開閉時間等から故障の検出を行うものが提案されている。
日本特開2006−298538号公報 日本特開2007−230685号公報
ドアスイッチは、ドアを実際に開閉させなければ故障の有無を正確に判断することはできない。このため、上記特許文献1及び2に記載のものを含め従来のエレベーターでは、かご内照明を消したり、降車を促すアナウンスを流したりして、ドアスイッチの故障診断中に利用者が誤ってかご内に乗り込んでしまうことを防止していた。
しかし、かご内の消灯やアナウンスの実施だけでは、利用者がかごに乗車すること自体を防止することはできない。このため、従来では、ドアスイッチの故障診断中に利用者が誤ってかごに乗車してしまうと、故障診断の中断を余儀なくされていた。
また、ドアスイッチの故障診断では、エレベーターの呼びが登録されていない(即ち、乗場釦等が押されていない)のにドアの開閉が行われるため、ビルやマンション等の人が、ドアの開閉動作を見てエレベーターが勝手に動き出したと思い、故障と勘違いしてしまう可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ドアスイッチの故障診断中に利用者が誤ってかご内に乗り込んでしまうことを確実に防止し、且つ、周囲の人に、故障診断中の動作をエレベーターの故障と勘違いさせないようにするエレベーターの制御装置を提供することである。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、エレベーターのかごに設けられたかごドアと、かごに設けられ、かごドアを駆動するドア駆動装置と、エレベーターの乗場に設けられた乗場ドアと、かごが乗場に停止した際に、乗場ドアをかごドアに連動して開閉させる連結装置と、かごドアが所定の全閉状態であることを検出するためにかごに設けられ、かごドアが所定位置に達した際に動作するかごドアスイッチと、を備えたエレベーターの制御装置であって、かごドアスイッチの故障診断を行う所定の条件が成立すると、かごを乗場に停止させる走行制御手段と、走行制御手段によってかごを乗場に停止させた後、かごドアをかごドアスイッチの動作位置を超えて戸開させるとともに、エレベーター利用者が通過できない所定の規定幅以上にかごドアを開放させることなく、かごドアを戸閉させる戸開閉制御手段と、戸開閉制御手段によってかごドアを開閉させた時のかごドアスイッチの動作状態に基づいて、かごドアスイッチの故障の有無を判定する故障判定手段と、を備え、連結装置は、全閉状態からの乗場ドアの戸開動作を、かごドアの戸開動作よりも遅れて開始させる所定の構造を有し、戸開閉制御手段は、走行制御手段によってかごを乗場に停止させた後、乗場ドアを開閉動作させることなく、かごドアを開閉させるものである。
また、この発明に係るエレベーターの制御装置は、エレベーターのかごに設けられたかごドアと、かごに設けられ、かごドアを駆動するドア駆動装置と、エレベーターの乗場に設けられた乗場ドアと、かごが乗場に停止した際に、乗場ドアをかごドアに連動して開閉させる連結装置と、かごドアが所定の全閉状態であることを検出するためにかごに設けられ、かごドアが所定位置に達した際に動作するかごドアスイッチと、を備えたエレベーターの制御装置であって、かごドアスイッチの故障診断を行う所定の条件が成立すると、かごを乗場に停止させる走行制御手段と、走行制御手段によってかごを乗場に停止させた後、かごドアかごドアスイッチの動作位置を超えて戸開させるとともに、エレベーター利用者が通過できない所定の規定幅以上にかごドアを開放させることなく、かごドアを戸閉させる戸開閉制御手段と、戸開閉制御手段によってかごドアを開閉させた時のかごドアスイッチの動作状態に基づいて、かごドアスイッチの故障の有無を判定する故障判定手段と、乗場ドアが所定の全閉状態であることを検出するために乗場に設けられ、乗場ドアが所定位置に達した際に動作する乗場ドアスイッチと、を備え、故障判定手段は、かごドアスイッチの故障の有無の判定タイミングを、乗場ドアスイッチの動作状態に基づいて判断するものである。

この発明によれば、エレベーターのドアスイッチの故障診断中に、利用者が誤ってかご内に乗り込んでしまうことを確実に防止でき、且つ、周囲の人に、故障診断中の動作をエレベーターの故障と勘違いさせないようにすることができる。
この発明の実施の形態1における制御装置を備えたエレベーターの要部を示す側面図である。 この発明の実施の形態1における制御装置を備えたエレベーターの要部を示す正面図である。 エレベータードアの全閉時における図2のA−A矢視を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御装置の他の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの制御装置の機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における制御装置を備えたエレベーターの要部を示す側面図、図2はこの発明の実施の形態1における制御装置を備えたエレベーターの要部を示す正面図、図3はエレベータードアの全閉時における図2のA−A矢視を示す図である。
図1乃至図3において、1はビルの各階床に設けられたエレベーター乗場、2はエレベーターの昇降路、3は昇降路2内を昇降するエレベーターのかごである。即ち、図1は、所定の階床の乗場1にかご3が停止した時の状態を横から見た図に、図2は、かご3を乗場1側から見た図に相当する。
エレベーターのかご3には、乗場1と対向する部分にドア装置4が設けられている。このドア装置4は、例えば、かご3に形成された出入口(以下、「かご出入口」という)を開閉するかごドアと、かごドアを駆動するドア駆動装置と、ドア駆動装置の駆動力をかごドアの開閉動作に変換する駆動機構とから構成される。
ドア装置4の具体的構成について、以下に説明する。
5は上記かごドアの要部を構成するドアパネル、6はドアパネル5の上端部から上方に向かって設けられたドアハンガー、7はドアハンガー6の上部両側に回動自在に設けられたローラー、8はかご出入口の上方に設けられたレールである。上記レール8は、かご出入口の間口方向に渡って水平に設けられており、その上面をローラー7が転動するように構成されている。即ち、ローラー7がレール8上を移動することにより、ドアハンガー6に吊り下げられたドアパネル5がかご出入口を開閉するように水平方向に移動する。また、ドアパネル5は、その下端部にガイドシュー9が設けられており、このガイドシュー9の下端部が敷居10の溝の内部に配置されることにより、その下部の移動方向が案内されている。
11はドア駆動装置の要部を構成する薄型のドアモータ、12はドアモータ11の出力軸に設けられたモータプーリ、13はかご出入口の上方に回動自在に設けられた従動プーリ、14はモータプーリ12と従動プーリ13とに巻き掛けられた無端状のドライブベルトである。ドアモータ11(及び、モータプーリ12)は、かご出入口の上方位置に、かご出入口の一側に寄って配置されている。また、従動プーリ13は、モータプーリ12と同じ高さに配置され、かご出入口の他側に設けられている。
ドアモータ11が動作することによってモータプーリ12が回転すると、ドアモータ11のトルクがモータプーリ12を介してドライブベルト14に伝わり、ドライブベルト14がドアモータ11の動作方向(出力軸の回転方向)に応じた方向に移動する。ドアパネル5は、ドアハンガー6に設けられたアーム15によってドライブベルト14に連結されており、ドライブベルト14の移動に連動した開閉動作(水平移動)を行う。
なお、図2には、一例として、両開き方式の2枚のかごドアを備えたドア装置4が示されている。かかる場合、一方のドアハンガー6に設けられたアーム15はドライブベルト14の上側に配置された部分に、他方のドアハンガー6に設けられたアーム15はドライブベルト14の下側に配置された部分に連結される。
また、16はドアハンガー6の上端部の所定位置に設けられたカム、17は検出子がカム16に押し込まれることによって動作(ON)するドアスイッチ(かごドアスイッチ)である。ドアスイッチ17は、かごドアが所定の全閉状態であることを検出するためにかご3に備えられたものである。このドアスイッチ17は、ドアパネル5が全閉時の停止位置に極近い所定位置に達した際に動作(ONからOFF、或いはOFFからON)するように、カム16と共にその取付位置が設定されている。
かごドアの全閉時、上記ドアスイッチ17はON状態である。そして、かかる状態から戸開動作が行われると、戸開動作開始直後にドアスイッチ17がその動作位置(カム16との離隔位置)に達し、ドアスイッチ17はONからOFFに切り替わる。また、かごドアが全開状態から戸閉する場合、かごドアが全閉して停止する直前にドアスイッチ17が上記動作位置(カム16との係合位置)に達し、ドアスイッチ17はOFFからONに切り替わる。
上記構成を有するドア装置4の制御は、かご3の天井部等に設けられたドア制御装置18によって行われる。このドア制御装置18は、エレベーター全体の運行制御を司る制御盤19からの動作指令に基づき、ドアモータ11を制御する。また、ドア制御装置18は、ドアスイッチ17から接点信号が入力されると、その情報を制御盤19に伝送する。即ち、制御盤19は、通常運転時、ドア制御装置18からの情報(ドアスイッチ17の動作状態)に基づき、かごドアが所定の全閉状態であるか否かを判断する。
一方、エレベーターの各乗場1に設けられたドア装置20は、例えば、乗場1に形成された出入口(以下、「乗場出入口」という)を開閉する乗場ドアと、乗場ドアを開閉動作させるための動作機構とから構成される。
21は上記乗場ドアの要部を構成するドアパネル、22はドアパネル21の上端部から上方に向かって設けられたドアハンガー、23はドアハンガー22の上部両側に回動自在に設けられたローラー、24は乗場出入口の上方に設けられたレールである。ドアハンガー22に吊り下げられたドアパネル21は、ローラー23がレール24の上面を転動することにより、乗場出入口を開閉するように水平方向に移動する。また、ドアパネル21は、その下端部にガイドシュー25が設けられており、このガイドシュー25の下端部が敷居26の溝の内部に配置されることにより、その下部の移動方向が案内されている。
また、27は乗場ドアが所定の全閉状態であることを検出するために乗場1に備えられたドアスイッチ(乗場ドアスイッチ)である。ドアハンガー22には、その上端部の所定位置にカム(図示せず)が設けられており、ドアスイッチ27は、検出子がこのカムに押し込まれることによって動作(ON)するように構成されている。即ち、ドアスイッチ27は、ドアパネル21が全閉時の停止位置に極近い所定位置に達した際に動作(ONからOFF、或いはOFFからON)するように、上記カムとともにその取付位置が設定されている。
乗場ドアの全閉時、ドアスイッチ27はON状態である。そして、かかる状態から戸開動作が開始されると、戸開動作開始直後にドアスイッチ27がその動作位置(上記カムとの離隔位置)に達し、ドアスイッチ27はONからOFFに切り替わる。また、乗場ドアが全開状態から戸閉する場合、乗場ドアが全閉して停止する直前にドアスイッチ27が上記動作位置(上記カムとの係合位置)に達し、ドアスイッチ27はOFFからONに切り替わる。なお、ドアスイッチ27からの接点信号は、制御盤19に直接、或いは他の機器を介して制御盤19に入力される。即ち、制御盤19は、通常運転時、入力されたその接点信号(ドアスイッチ27の動作状態)に基づき、乗場ドアが所定の全閉状態であるか否かを判断する。
また、28はかご3が乗場1に停止した際に、その乗場1の乗場ドアをかごドアに連動して開閉動作させる連結装置である。この連結装置28は、かごドアに設けられた一対のプレート29と、乗場ドアに設けられたローラー30とによって構成される。
上記ローラー30は、ドアパネル21の昇降路2に対向する側面(以下、「ドアパネル21の裏面」ともいう)に回動自在に設けれ、その一部が、敷居26よりも昇降路2の内部側に突出するように配置されている。また、ローラー30は、その回転軸がドアパネル21に直交するように水平に配置され、ドアパネル21の裏面に支持されている。
上記プレート29は、ドアパネル5の乗場1側を向いた側面(以下、「ドアパネル5の裏面」ともいう)に、所定の間隔を有して互いに対向するように上下に設けられおり、各一部が、敷居10よりも乗場1側に突出するように配置されている。また、プレート29は、かご3の昇降時に各乗場1のローラー30に接触することがなく、且つ、かご3が乗場1に停止した際に、ローラー30の先端部がその間に配置されるように、ドアパネル5の裏面に設けられている。即ち、かご3の昇降時、及び、かご3が乗場1に停止した後の戸全閉時は、プレート29とローラー30(及びドアパネル5)との各間に、平面視、僅かな間隙が形成される(図3参照)。また、エレベータードア(かごドア及び乗場ドア)の開閉時は、プレート29がローラー30に接触することにより、ドアモータ11の駆動力がかごドア及び連結装置28を介して乗場ドアに伝達され、乗場ドアがかごドアに連動して開閉する。
次に、ドアスイッチ17及び27の故障診断を自動的に行う機能(自己診断機能)について具体的に説明する。
図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御装置を示す構成図である。図4に示す自己診断装置31は、上記自己診断機能を実現するために制御盤19に備えられたものである。この自己診断装置31には、例えば、かご3の走行制御を行う走行制御手段32と、ドア制御装置18に動作指令を出力してエレベータードアの開閉制御を行う戸開閉制御手段33と、ドアスイッチ17及び27の故障の有無を判定する故障判定手段34と、所定の報知機器の動作制御を行う報知機能制御手段35とが備えられている。以下に、図5及び図6も参照して、自己診断装置31の具体的な動作について説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートであり、ドアスイッチ17(かごドアスイッチ)の故障診断時の動作を示している。
図5に示すように、自己診断装置31は、先ず、自己診断が可能か否かを判断する(S101)。具体的に、自己診断装置31は、故障診断を前回実施してから所定時間(期間)経過した場合やエレベーターが利用されない夜間である場合等、ドアスイッチ17の故障診断を開始する所定の開始条件が成立することにより、自己診断が可能であると判断する。
S101において自己診断が可能な旨の判定がなされると、自己診断装置31は、次に、報知機能制御手段35により、かご3内のエレベーター利用者(以下、「乗客」ともいう)に対する降車誘導を行う(S102)。具体的に、報知機能制御手段35は、かご3内の照明を消灯したり、かご3内のアナウンス装置から音声案内を行ったりすることにより、乗客に降車を促す。なお、上記故障診断を開始するための開始条件の内容から、開始条件の成立時にかご3内に利用者がいないことが明らかであれば、S102の動作は省略しても良い。
S102において降車誘導が行われた後、自己診断装置31は、走行制御手段32によってかご3の走行を開始させ、ドアスイッチ17の故障診断を行う階床(診断階床)に、かご3を移動させる(S103)。そして、かご3が診断階床に着床すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33からドア制御装置18に対して動作指令を出力し、所望の戸開閉制御を実施する。
具体的に、戸開閉制御手段33は、走行制御手段32によってかご3が所定の乗場1に停止した後、ドアスイッチ17をONからOFFに切り替えるため、ドアスイッチ17の動作位置を超えて移動するようにかごドアを戸開させる(S104)。また、ドアスイッチ17の故障診断時にエレベーター利用者がかご3内に乗り込むことを防止するため、戸開閉制御手段33は、エレベータードアの開き幅を所定の規定幅までに制限し、利用者がかご3に出入りできない程度にしかエレベータードアが開かないように制御する。
このため、S104において戸開動作が開始されると、自己診断装置31は、先ず、エレベータードアが上記規定幅まで開いたか否かを判定する(S105)。そして、自己診断装置31は、エレベータードアの開き幅が上記規定幅となった時点で戸開動作を停止させ、故障判定手段34によるドアスイッチ17の故障判定を実施する(S106)。また、S106における故障判定が終了すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33によって戸閉動作を開始し、エレベータードアを全閉させて自己診断動作を終了する(S107)。
かかる構成によれば、ドアスイッチ17の自己診断中に、エレベータードアが上記規定幅以上に開放されることはない。なお、このような自己診断動作を実現するため、上記規定幅は、例えば、100mm以下程度に設定される。
また、上記故障判定手段34は、戸開閉制御手段33によってエレベータードアを開閉させた時のドアスイッチ17の動作状態に基づいて、ドアスイッチ17の故障の有無を判定する。例えば、故障判定手段34は、かごドアが全閉状態から上記規定幅まで開く間に、ドアスイッチ17がONからOFFに切り替わることにより、ドアスイッチ17の故障無しを判定する。また、故障判定手段34は、かごドアが上記規定幅まで開いた時点でドアスイッチ17がON状態であれば、ドアスイッチ17の故障有りを判定する。
なお、故障判定手段34は、エレベータードアを閉める時のドアスイッチ17の動作状態に基づいて、上記故障判定を実施しても良い。
一方、図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの制御装置の他の動作を示すフローチャートであり、ドアスイッチ27(乗場ドアスイッチ)の故障診断時の動作を示している。なお、図6に示すS201乃至S205は、図5のS101乃至S105に示す動作と基本的に同じであるため、その詳細な説明は省略する。
自己診断装置31は、ドアスイッチ27の故障診断を開始するための所定の開始条件が成立すると、報知機能制御手段35による降車誘導を実施した後、走行制御手段32によってかご3を診断階床に着床させる(S201乃至S203)。また、戸開閉制御手段33は、走行制御手段32によってかご3が所定の乗場1に停止した後、ドアスイッチ27をONからOFFに切り替えるため、ドアスイッチ27の動作位置を超えて移動するように、乗場ドアを戸開させる(S204)。また、ドアスイッチ27の故障診断時にエレベーター利用者がかご3内に乗り込むことを防止するため、戸開閉制御手段33は、エレベータードアの開き幅を所定の規定幅までに制限し、利用者がかご3に出入りできない程度にしかエレベータードアが開かないように制御する。
このため、S204において戸開動作が開始されると、自己診断装置31は、先ず、エレベータードアが上記規定幅まで開いたか否かを判定する(S205)。そして、自己診断装置31は、エレベータードアの開き幅が上記規定幅となった時点で戸開動作を停止させ、故障判定手段34によるドアスイッチ27の故障判定を実施する(S206)。また、S206における故障判定が終了すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33によって戸閉動作を開始し、エレベータードアを全閉させて自己診断動作を終了する(S207)。
かかる構成によれば、ドアスイッチ27の自己診断中に、エレベータードアが上記規定幅以上に開放されることはない。なお、このような自己診断動作を実現するため、上記規定幅は、例えば、100mm以下程度に設定される。
また、上記故障判定手段34は、戸開閉制御手段33によってエレベータードアを開閉させた時のドアスイッチ27の動作状態に基づいて、ドアスイッチ27の故障の有無を判定する。例えば、故障判定手段34は、乗場ドアが全閉状態から上記規定幅まで開く間に、ドアスイッチ27がONからOFFに切り替わることにより、ドアスイッチ27の故障無しを判定する。また、故障判定手段34は、乗場ドアが上記規定幅まで開いた時点でドアスイッチ27がON状態であれば、ドアスイッチ27の故障有りを判定する。
なお、故障判定手段34は、エレベータードアを閉める時のドアスイッチ27の動作状態に基づいて、上記故障判定を実施しても良い。
この発明の実施の形態1によれば、ドアスイッチ17及び27の故障診断中に利用者が誤ってかご3内に乗り込んでしまうことを確実に防止することができる。また、ドアスイッチ17及び27の故障診断時、エレベータードアは上記規定幅しか開放されないため、周囲の人が故障診断中の動作をエレベーターの故障と勘違いしてしまうようなことも確実に防止することが可能となる。
なお、本実施の形態では、ドアスイッチ17及び27の各故障診断を別々に説明したが、上記規定幅を適切に設定することにより、ドアスイッチ17及び27の故障判定を同時に(一連の自己診断動作で)行うことができることは言うまでもない。
また、自己診断装置31は、その全ての機能を制御盤19に備えておく必要はなく、一部の機能が、他の装置(例えば、ドア制御装置18)に備えられていても構わない。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの制御装置の機能を説明するための図である。
図7に示す連結装置28では、かごドア及び乗場ドアの全閉時、各プレート29とローラー30との各間に、僅かな間隙が形成されている。このため、かご3が乗場1に停止して戸開動作が開始されると、一方のプレート29がB方向(戸開方向)に移動してローラー30に接触するまでの間、かごドアのみが戸開動作することとなり、乗場ドアの戸開動作は行われない。
このように、連結装置28が、全閉状態からの乗場ドアの戸開動作を、かごドアの戸開動作よりも遅れて開始させる所定の構造を有する場合、ドアスイッチ17の動作位置と上記規定幅を適切に設定することにより、乗場ドアを開閉させることなく、ドアスイッチ17の故障診断を実施することができる。
即ち、エレベータードアが全閉している時のプレート29(戸開動作時にローラー30に接触する一方のプレート29)とローラー30との間隔をC、かごドアの戸開開始位置からドアスイッチ17の動作位置までの距離をDとした場合、D<Cの条件式を満たすように、ドアスイッチ17の動作位置を設定する。また、かごドアの戸開方向への移動量Xが、D<X<Cの条件式を満たすように、ドアスイッチ17の自己診断時における上記規定幅を設定する。なお、上記間隔Cは、かごドアの戸開開始位置から乗場ドアの戸開開始位置までの距離に相当する。また、図7のE(>C)は、かごドアの戸開開始位置からドアスイッチ27の動作位置までの距離を示している。
上記構成を有するエレベーターでは、ドアスイッチ17の自己診断時、かご3が乗場1に停止して戸開動作が開始されると、かごドアが距離Dだけ戸開方向に移動した時点でドアスイッチ17が動作し(ドアスイッチ17が正常な場合)、制御盤19に対するドアスイッチ17の信号が切り替わる。そして、戸開閉制御手段33は、戸開動作開始後のかごドアの移動距離がCに達する前に戸開動作を停止させ、戸閉動作を開始させる。
かかる構成を有することにより、乗場ドアに開閉動作を行わせることなく、ドアスイッチ17の自己診断を完了させることができる。このため、ドアスイッチ17の自己診断中に、乗場1にいる人にエレベーターの動作を意識させることがなく、乗場1にいる人がエレベーターの故障と勘違いする恐れもない。
その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。本実施の形態では、故障判定手段34によるドアスイッチ17の故障判定のタイミングを、ドアスイッチ27の動作状態に基づいて判断する場合について説明する。
図8に示すS301乃至S304は、図5のS101乃至S104に示す動作と基本的に同じであるため、その詳細な説明は省略する。
診断階床への着床後、戸開閉制御手段33によって戸開動作が開始されると(S304)、自己診断装置31は、乗場ドアがドアスイッチ27の動作位置まで移動したか否かを判定する(S305)。なお、乗場ドアがドアスイッチ27の動作位置まで移動すると、ドアスイッチ27がONからOFFに切り替わる。このため、自己診断装置31では、ドアスイッチ27の動作が確認された時点で戸開動作を停止させ、故障判定手段34によるドアスイッチ17の故障判定を実施する(S306)。そして、S306における故障判定が終了すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33によって戸閉動作を開始し、エレベータードアを全閉させて自己診断動作を終了する(S307)。
このように、ドアスイッチ27の動作を基準にしてドアスイッチ17の故障診断タイミングを判断することにより、上記タイミングを明確化することができ、ドアスイッチ17の正確な故障診断が可能となる。
なお、全閉状態からの乗場ドアの戸開動作が、かごドアの戸開動作よりも遅れて開始する場合は、かごドアの戸開開始位置からドアスイッチ17の動作位置までの距離と乗場ドアの戸開開始位置からドアスイッチ27の動作位置までの距離とが同程度であれば、ドアスイッチ27の動作位置は、必然的に、ドアスイッチ17の動作位置よりも戸開側に配置される。このため、本実施の形態における機能は、上記構成を有するエレベーターにおいて、特に有効な手段となり得る。
その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。本実施の形態では、故障判定手段34によるドアスイッチ17及び27の故障判定のタイミングを、ドアの位置情報に基づいて判断する場合について説明する。なお、ドアの位置情報を取得するため、例えば、エレベーターのかご3に、ドアモータ11の出力軸の回転に応じて情報を出力するモータエンコーダ(図示せず)が設けられている。即ち、自己診断装置31は、このモータエンコーダからの出力情報に基づき、上記判定タイミングを判断する。
以下に、ドアスイッチ17の自己診断を行う際の動作について説明する。
図9に示すS401乃至S404は、図5のS101乃至S104に示す動作と基本的に同じであるため、その詳細な説明は省略する。
診断階床への着床後、戸開閉制御手段33によって戸開動作が開始されると(S404)、自己診断装置31は、上記モータエンコーダの出力情報からエレベータードアの位置を演算し、エレベータードアが所定の規定位置まで移動したか否かを判定する(S405)。そして、自己診断装置31は、エレベータードアが上記規定位置まで移動した時点で戸開動作を停止させ、故障判定手段34によるドアスイッチ17の故障判定を実施する(S406)。また、S406における故障判定が終了すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33によって戸閉動作を開始し、エレベータードアを全閉させて自己診断動作を終了する(S407)。
このように、エレベータードアの位置情報を基準にしてドアスイッチ17の故障診断タイミングを判断することにより、上記タイミングを明確化することができ、ドアスイッチ17の正確な故障診断が可能となる。なお、上記と同様の動作により、ドアスイッチ27の自己診断が実施できることは言うまでもない。
その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。本実施の形態では、故障判定手段34によるドアスイッチ17及び27の故障判定のタイミングを、かごドアが戸開動作を開始してからの経過時間に基づいて判断する場合について説明する。
以下に、ドアスイッチ17の自己診断を行う際の動作について説明する。
図10に示すS501乃至S504は、図5のS101乃至S104に示す動作と基本的に同じであるため、その詳細な説明は省略する。
診断階床への着床後、戸開閉制御手段33によって戸開動作が開始されると(S504)、自己診断装置31は、かごドアの戸開開始から所定の一定時間が経過したか否かを判定する(S505)。そして、自己診断装置31は、戸開開始から上記一定時間が経過した時点で戸開動作を停止させ、故障判定手段34によるドアスイッチ17の故障判定を実施する(S506)。また、S506における故障判定が終了すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33によって戸閉動作を開始し、エレベータードアを全閉させて自己診断動作を終了する(S507)。
このように、かごドアが戸開動作を開始してからの経過時間を基準にしてドアスイッチ17の故障診断タイミングを判断することにより、上記タイミングを明確化することができ、ドアスイッチ17の正確な故障診断が可能となる。また、エレベーターのかご3にモータエンコーダ等の追加機器が必要なく、構成を簡素化できるといった利点もある。なお、上記と同様の動作により、ドアスイッチ27の自己診断が実施できることは言うまでもない。
その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6におけるエレベーターの制御装置の動作を示すフローチャートである。
エレベーターの乗場1には、かご3の位置を表示するインジケーター、かご3の到着を予報するホールランタン、アナウンス装置といった各種報知機器(図示せず)が設置されている。ドアスイッチ17及び27の自己診断時に上記報知機器が動作すると、乗場1にいる利用者の意識がエレベーターに向いてしまう。このため、本実施の形態において、自己診断装置31は、ドアスイッチ17及び27の自己診断時、上記報知機器の報知機能を一時的に停止させるように制御する。
以下に、ドアスイッチ17の自己診断を行う際の動作について説明する。
図11に示すS601及びS602は、図5のS101及びS102に示す動作と基本的に同じであるため、その詳細な説明は省略する。
S603において降車誘導が行われた後、自己診断装置31は、報知機能制御手段35によって報知機器を消灯及び消音し、その機能を停止させる(S603)。報知機器の機能を停止した後、自己診断装置31は、かご3を診断階床に着床させて戸開動作を開始し、エレベータードアを所定の規定幅まで開放する(S604乃至S606)。なお、S606の判定は、図8のS305や図9の405、図10のS505と同様に行っても良い。
そして、自己診断装置31は、エレベータードアが上記規定幅まで開いた時点で戸開動作を停止させ、故障判定手段34によるドアスイッチ17の故障判定を実施する(S607)。また、S607における故障判定が終了すると、自己診断装置31は、戸開閉制御手段33によって戸閉動作を開始し、エレベータードアを全閉させて自己診断動作を終了する(S608)。なお、ドアスイッチ17の自己診断動作が終了した後、自己診断装置31は、報知機能制御手段35によって報知機器の報知機能を復帰させる(S609)。これにより、S609の処理後、インジケーター、ホールランタン、アナウンス装置等の各種報知機器は、エレベーターの運行に合わせて正常に機能する。
この発明の実施の形態6によれば、ドアスイッチ17の自己診断時、乗場1に設置された報知機器から各種案内が行われることはない。このため、乗場1にいる利用者が自己診断中のエレベーター動作に気付くことはなく、利用者がエレベーターの故障と勘違いすることも確実に防止できる。なお、上記と同様の動作により、ドアスイッチ27の自己診断が実施できることは言うまでもない。
その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
この発明に係るエレベーターの制御装置は、エレベータードアの全閉状態を検出するドアスイッチが、乗場或いはかごに設置されているエレベーターに対して適用することが可能である。
1 乗場
2 昇降路
3 かご
4、20 ドア装置
5、21 ドアパネル
6、22 ドアハンガー
7、23 ローラー
8、24 レール
9、25 ガイドシュー
10、26 敷居
11 ドアモータ
12 モータプーリ
13 従動プーリ
14 ドライブベルト
15 アーム
16 カム
17、27 ドアスイッチ
18 ドア制御装置
19 制御盤
28 連結装置
29 プレート
30 ローラー
31 自己診断装置
32 走行制御手段
33 戸開閉制御手段
34 故障判定手段
35 報知機能制御手段

Claims (3)

  1. エレベーターのかごに設けられたかごドアと、
    前記かごに設けられ、前記かごドアを駆動するドア駆動装置と、
    エレベーターの乗場に設けられた乗場ドアと、
    前記かごが前記乗場に停止した際に、前記乗場ドアを前記かごドアに連動して開閉させる連結装置と、
    前記かごドアが所定の全閉状態であることを検出するために前記かごに設けられ、前記かごドアが所定位置に達した際に動作するかごドアスイッチと、
    を備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記かごドアスイッチの故障診断を行う所定の条件が成立すると、前記かごを前記乗場に停止させる走行制御手段と、
    前記走行制御手段によって前記かごを前記乗場に停止させた後、前記かごドアを前記かごドアスイッチの動作位置を超えて戸開させるとともに、エレベーター利用者が通過できない所定の規定幅以上に前記かごドアを開放させることなく、前記かごドアを戸閉させる戸開閉制御手段と、
    前記戸開閉制御手段によって前記かごドアを開閉させた時の前記かごドアスイッチの動作状態に基づいて、前記かごドアスイッチの故障の有無を判定する故障判定手段と、
    を備え
    前記連結装置は、全閉状態からの前記乗場ドアの戸開動作を、前記かごドアの戸開動作よりも遅れて開始させる所定の構造を有し、
    前記戸開閉制御手段は、前記走行制御手段によって前記かごを前記乗場に停止させた後、前記乗場ドアを開閉動作させることなく、前記かごドアを開閉させる
    ことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. エレベーターのかごに設けられたかごドアと、
    前記かごに設けられ、前記かごドアを駆動するドア駆動装置と、
    エレベーターの乗場に設けられた乗場ドアと、
    前記かごが前記乗場に停止した際に、前記乗場ドアを前記かごドアに連動して開閉させる連結装置と、
    前記かごドアが所定の全閉状態であることを検出するために前記かごに設けられ、前記かごドアが所定位置に達した際に動作するかごドアスイッチと、
    を備えたエレベーターの制御装置であって、
    前記かごドアスイッチの故障診断を行う所定の条件が成立すると、前記かごを前記乗場に停止させる走行制御手段と、
    前記走行制御手段によって前記かごを前記乗場に停止させた後、前記かごドアを前記かごドアスイッチの動作位置を超えて戸開させるとともに、エレベーター利用者が通過できない所定の規定幅以上に前記かごドアを開放させることなく、前記かごドアを戸閉させる戸開閉制御手段と、
    前記戸開閉制御手段によって前記かごドアを開閉させた時の前記かごドアスイッチの動作状態に基づいて、前記かごドアスイッチの故障の有無を判定する故障判定手段と、
    前記乗場ドアが所定の全閉状態であることを検出するために前記乗場に設けられ、前記乗場ドアが所定位置に達した際に動作する乗場ドアスイッチと、
    を備え
    前記故障判定手段は、前記かごドアスイッチの故障の有無の判定タイミングを、前記乗場ドアスイッチの動作状態に基づいて判断することを特徴とするエレベーターの制御装置。
  3. 前記乗場に設けられた、インジケーター、ホールランタン、アナウンス装置の少なくとも何れか一つからなる報知機器と、
    前記かごドアスイッチ又は前記乗場ドアスイッチの故障診断を行う前記所定の条件が成立すると、前記報知機器を消灯又は消音させる報知機能制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項に記載のエレベーターの制御装置。
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