JP5320856B2 - 補助光投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補助光投影装置に関するものである。
カメラ撮影の自動焦点検出に使用される補助光投影装置は、被写体の輝度やコントラストが低い場合に、LED光の縞模様パターンを被写体に向けて投影するものである。そして、被写体から反射された前記パターンをカメラで検出することにより自動焦点検出を行っている。近年、自動焦点検出の測距エリアは多点化し、画面周辺にも多く配置されるようになっている。このため、縞模様パターンをさらに分割して投影することで、より広い範囲で自動焦点検出を行うことができる焦点検出用パターンが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−17746号公報
しかし、焦点検出用パターンの数を増やしても、撮影レンズの焦点距離が短い場合(広角)には、測距エリアに焦点検出用パターンが重ならないことがある。また、撮影レンズの焦点距離が長い場合(望遠)には、測距エリア上に重なる焦点検出用パターンの縞の数が少なくなることがある。いずれの場合も、測距エリアと焦点検出用パターンとの関係が適切にならないため、正確な自動焦点検出が難しくなる。
本発明の課題は、撮影レンズの焦点距離に応じて、焦点距離の長いレンズから短いレンズまでまんべんなく適切な焦点検出用パターンを投影することができる補助光投影装置を提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、自動焦点検出装置(16)を備えたカメラ(10)に装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置(32)であって、所定模様の光パターンを投影する投影ユニット(104)と、当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さい分割光学部材(103)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の補助光投影装置において、前記分割光学部材(103)は、撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔よりも密になるように複数の前記焦点検出用パターンを形成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の補助光投影装置において、前記分割光学部材(103)は、隣接する前記焦点検出用パターン同士の一部が互いに重なるように複数の前記焦点検出用パターンを形成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の補助光投影装置において、前記分割光学部材(103)は、撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量よりも大きくなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の補助光投影装置において、前記分割光学部材(103)は、前記被写体に投影された前記焦点検出用パターンに存在するパターン欠落部(101a)が、隣接する他の前記焦点検出用パターンのパターン非欠落部と重なるように複数の前記焦点検出用パターンを形成することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、前記投影ユニット(104)は、撮影画面の中央付近に投影される前記焦点検出用パターンの倍率が、それ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンの倍率よりも低い倍率となるように前記光パターンを投影することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、前記分割光学部材(103)は、撮影画面の中央付近における前記焦点検出用パターンの光量が、それ以外の領域における前記焦点検出用パターンの光量よりも多くなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の補助光投影装置において、前記分割光学部材(103)は、前記光パターンを複数の前記焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、当該分割プリズムの面積に応じて前記焦点検出用パターンの光量が異なることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、所定模様の光パターンを投影する投影ユニット(104)と、対応する分割光学部材(103)とからなる補助光投影部(32)が、焦点検出用パターンを投影するエリアごとに設けられるとともに、自動または手動により選択された測距エリアに関する情報を取得する測距エリア情報取得手段(16)と、前記測距エリア情報取得手段で取得した測距エリアに応じて、前記補助光投影部を切り替える制御手段(17)とを備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、前記カメラ(10)に装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段(15a)と、前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段(33)とを備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、自動焦点検出装置(16)を備えたカメラ(10)に装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置(32)であって、所定模様の光パターンを投影する投影ユニット(104)と、当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔よりも密になるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材(103)と、前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段(15a)と、前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段(33)と、を備えることを特徴とする補助光投影装置である。
請求項12に記載の発明は、自動焦点検出装置(16)を備えたカメラ(10)に装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置(32)であって、所定模様の光パターンを投影する投影ユニット(104)と、当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量よりも大きくなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材(103)、前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段(15a)と、前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段(33)と、を備えることを特徴とする補助光投影装置である。
請求項13に記載の発明は、自動焦点検出装置(16)を備えたカメラ(10)に装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置(32)であって、所定模様の光パターンを投影する投影ユニット(104)と、当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近に投影される前記焦点検出用パターンの倍率が、それ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンの倍率よりも低い倍率となるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材(103)と、前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段(15a)と、前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段(33)と、を備えることを特徴とする補助光投影装置である。
請求項14に記載の発明は、自動焦点検出装置(16)を備えたカメラ(10)に装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置(32)であって、所定模様の光パターンを投影する投影ユニット(104)と、当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近における前記焦点検出用パターンの光量が、それ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンの光量よりも多くなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材(103)と、前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段(15a)と、前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段(33)と、を備える。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、撮影レンズの焦点距離に応じて適切な焦点検出用パターンを投影することができる補助光投影装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係わる補助光投影装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の補助光投影装置を搭載した閃光装置と、この閃光装置を装着したカメラの構成を示すブロック図である。
図1において、カメラ(本体)10は、例えば、撮影光学系である撮影レンズ20が着脱可能に構成された一眼レフカメラである。カメラ10は、クイックリターンミラー11、サブミラー12、シャッター13、撮像素子14、レンズマウント部15、焦点検出部16、CPU17、およびホットシュー18を備えている。
撮影レンズ20は、レンズマウント部15を介してカメラ10に着脱可能であり、焦点距離の長い望遠レンズや、焦点距離の短い広角レンズ、あるいは焦点距離が可変なズームレンズなどが取り付けられる。以下の説明において、広角レンズ、望遠レンズという記載は、ズームレンズの広角側、望遠側を含むものとする。
レンズマウント部15には、撮影レンズ20側に設けられた接点部20aと電気的に接続可能な接点15aが設けられている。そして、レンズマウント部15に装着された撮影レンズ20から接点15aを介して、そのレンズに関する情報として、例えば焦点距離に関する情報などが取得され、CPU17へ送られる。すなわち、レンズマウント部15の接点15aは、本実施形態において、カメラ10に装着された撮影レンズ20の情報を入手するレンズ情報入手手段として機能する。
閃光装置30は、外付けの閃光装置であり、シンクロ接点であるホットシュー18を介してカメラ10に取り付けられている。この閃光装置30は、撮影時に被写体を照明するための閃光を発光する発光部31、補助光となる焦点検出用パターン(以下、適宜にパターンという)を投影する補助光投影部(補助光投影装置)32、およびCPU33を備えている。
カメラ10において、撮影レンズ20を介して入射された被写体の光は、メインミラー11において図示しないファインダー系と焦点検出系に分割される。このうち、ファインダー系への光は、例えば、ファインダースクリーン、ペンタプリズム、および接眼レンズなどの光学系を介して撮影者が目視する図示しないファインダー部に導かれる。一方、焦点検出系への光はメインミラー11を通過した後、サブミラー12で反射され、焦点検出部16へ入射する。そして、ファインダー部に映し出された被写体像を見ながら撮影者が図示しないレリーズボタンを半押しすると、焦点検出部16は、自動または手動により選択された図示しない測距エリアについて、入射した被写体光に基づいて自動で焦点検出を行い、この焦点検出情報に基づいて撮影レンズ20を駆動して焦点調整を行う。
また、焦点検出部16に入射した被写体光の輝度あるいはコントラストに関する情報、自動または手動により選択された測距エリアに関する情報等は、CPU17へ送られる。CPU17では、被写体の輝度あるいはコントラストが低いと判断した場合には、閃光装置30のCPU33に動作指示信号を送信して、補助光投影部32から被写体に向けて焦点検出用パターンを投影させる。焦点検出部16では、被写体から反射された焦点検出用パターンを検出して、上記と同様にして自動で焦点検出を行い、この焦点検出情報に基づいて撮影レンズ20を駆動して焦点調整を行う。なお、被写体の輝度あるいはコントラストが低いか否かの判断は、閃光装置30側のCPU33で実行してもよい。
そして、撮影者により図示しないレリーズボタンが押下されると、CPU17はメインミラー11およびサブミラー12を撮影光路上から退避させ、シャッター13を開く。これにより、撮影レンズ20により結像した被写体像が撮像素子14、例えば、CCDやCMOSで撮像され、画像が取得されることになる。
以上が、本実施形態の補助光投影装置を搭載した閃光装置と、この閃光装置を装着したカメラの構成である。以下、各実施形態の構成について説明する。
[実施形態1]
図2は、実施形態1の補助光投影部32の光学系を示す説明図である。補助光投影部32は、光源部としてのLEDチップ101、投影レンズ102、および分割光学部材としてのパターン分割パネル103を備えている。このうち、LEDチップ101と投影レンズ102により投影ユニット104が構成されている。
図2において、LEDチップ101から発せられた縞模様の光パターンは、投影レンズ102で集光された後、パターン分割パネル103で分割されて複数の焦点検出用パターン105が形成され、それぞれ被写体に向けて投影される。本実施形態の補助光投影部32では、焦点検出用縦パターン(以下、適宜に縦パターンという)を投影する光学系と、焦点検出用横パターン(以下、適宜に横パターンという)を投影する光学系とを備えている。各光学系は、LEDチップ101の配置と、パターン分割パネル103の図示しない分割プリズムの形状とが異なる以外は同じ構成となっている。
図3は、焦点検出用縦パターンと焦点検出用横パターンとを投影する補助光投影部32を正面から見たときの説明図である。図3に示すように、一つの筺体の中に縦パターン用光学系のパターン分割パネル103Vと、横パターン用光学系のパターン分割パネル103Hとが横に並んで配置されている。なお、補助光投影部32は、図3のような縦パターン用、横パターン用の2種類の光学系を備えた構成ほか、後述する左パターン用、右パターン用、中央パターン用、周辺パターン用などを備えた構成とすることができる。
図4は、図3に示す補助光投影部32から投影された焦点検出用パターンを示す説明図である。図4に示すように、撮影画面100の中央付近に縦パターン106が投影され、横パターン107は縦パターン105に対して左右対称となるように投影される。本実施形態では、図4に示すように、横パターン107において、撮影画面100の中央付近に位置する20個(縦5×横4)の横パターン107同士の上下左右の間隔が密になり、その周辺部に位置する横パターン107同士の上下左右の間隔が粗になるように配置されている。本実施形態において縦パターン106の間隔は同じとする。
このように、横パターン107の密集度を部分的に変えることは、例えば、図2に示すパターン分割パネル103Hの分割光学系の角度等を調整することにより実現することができる。ここで、分割光学系となる分割プリズムについて説明する。図5は、パターン分割パネル103の構成を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。
パターン分割パネル103の表面には、分割光学系となる複数の分割プリズム103a、103bが形成されている。LEDチップ101から発せられ、パターン分割パネル103に投射された縞模様の光パターンは、パターン分割パネル103の表面に形成された複数の分割プリズム103a、103bにより分割され、複数の焦点検出用パターン106、107が形成されることになる。なお、図5に示す分割プリズムの断面形状や配置は、説明を容易にするために簡略化して描いたものである。
次に、撮影画面上に表示されるオートフォーカス用の測距エリアについて説明する。図6(a)は、焦点検出部16に設けられた測距センサの配置を示す説明図である。図6(a)に示すように、撮影画面100の中央部には、センサを縦横十字型に設けたクロスセンサ108が配置され、撮影画面100の周辺部には、縦センサ109や横センサ110が配置されている。
また、図6(b)は、図示しないファインダースクリーン上に表示される測距エリア(AFエリア)の配置を示す説明図である。図6(b)に示すように、図示しないファインダースクリーン上には、図4(a)に示す各センサ108〜110(実際には見えない)の位置に対応するように、複数の測距エリア111が表示される。図6(b)では、中央部に5点、その左右の領域にそれぞれ20点、合計で45点の測距エリア111が表示されている様子を示している。
図7は、図4に示す縦パターン106、横パターン107を被写体に投影したときの測距エリア111との関係を示す説明図である。(a)は広角レンズを使用したとき、(b)は望遠レンズを使用したときを示している。また撮影画面100は、それぞれの画角に応じた大きさで示している。
本実施形態では、撮影画面100の中央付近に位置する横パターン107同士の上下左右の間隔が密になるようにパターン配置されているため、図7(a)に示すように、広角レンズを使用したときには、横パターン107が撮影画面100の周辺部の測距エリアに重なることになる。また、撮影画面100の周辺部に位置する横パターン107同士の上下左右の間隔が粗になるようにパターン配置しているため、測距エリア上の焦点検出用パターンの縞の数が多くなることから、図7(b)に示すように、望遠レンズを使用したときでも、十分なコントラストを得ることができる。
以上のように、実施形態1によれば、広角、望遠のいずれのレンズを使用した場合でも、測距エリアと焦点検出用パターンとの関係を適切にすることができるため、常に正確な自動焦点検出を行うことができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2として、隣接する焦点検出用パターン同士の一部が重なるように配置した例について説明する。図8は、撮影画面100の中央付近に位置する縦パターン106同士の一部が重なるように配置した場合の説明図である。図8では、撮影画面100の中央付近に位置する2つの縦パターン106同士の重なり量Cが、それ以外の領域に位置する縦パターン106同士の重なり量よりも大きくなるように配置した場合を示している。なお、本実施形態では、パターン同士が隣接している配置についても、パターン同士が重なっていると解釈する。
このように、縦パターン106同士の一部を重ねるように配置することは、例えば、図2に示すパターン分割パネル103Vの分割光学系の角度等を調整することにより実現することができる。なお、横パターン107の配置は実施形態1と同じであり、図8では図示を省略している。
図9は、図8に示す縦パターン106を被写体に投影したときの測距エリア111との関係を示す説明図である。(a)は広角レンズを使用したとき、(b)は望遠レンズを使用したときを示している。また撮影画面100は、それぞれの画角に応じた大きさで示している。
本実施形態では、隣接する焦点検出用パターン同士の一部が互いに重なるようにパターン配置しているため、画面上の必要な部分で確実にコントラストが得られるようにパターンを投影することができる。とくに、撮影画面100の中央付近に位置する縦パターン106同士の一部が互いに重なるようにパターン配置されているため、縦パターン106が縦方向に短くなるのを最小限に抑えることができる。このため、広角レンズを使用したときでも、撮影画面100の周辺部の測距エリアに縦パターン106を重ねることができる。また、望遠レンズを使用したときには、パターンを重ねた部分が測距エリア上に重なることになるので、十分なコントラストを得ることができる。
以上のように、実施形態2によれば、広角、望遠のいずれのレンズを使用した場合でも、測距エリアと焦点検出用パターンとの関係を適切にすることができるため、常に正確な自動焦点検出を行うことができる。とくに、撮影画面100の中央部には、センサを縦横十字型に設けたクロスセンサ108が配置されているため、この部分のパターンを重ねることにより、より正確なコントラストの検出が可能となる。
なお、本実施形態2では、縦パターンの一部を重ねた例を示したが、横パターンの一部を重ね合わせるようにしてもよい。
[実施形態3]
図10は、LEDチップ101(図2)の形状を示す平面図である。図10に示すように、LEDチップ101は、電極パターンが縞状に配置され、点灯時に明暗の縞模様が形成されるようになっている。このLEDチップ101には、図示しない導線を配置するにあたって、ボンディングと呼ばれる部分(以下、パターン欠落部101aという)を設ける必要がある。このパターン欠落部101aは、点灯時に暗部となって、縞模様の一部が欠落したような状態となってしまう。このような欠落した部分が測距センサに照射されると、とくに望遠レンズ使用時には正確なコントラスト検出ができなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、図11に示すように、焦点検出用パターンに存在するパターン欠落部が、隣接する他の焦点検出用パターンのパターン非欠落部と重なるようにパターン配置している。図11は、横パターン107のパターン欠落部を、隣接する横パターン107のパターン非欠落部と重なるようにパターン配置したときの説明図である。図中破線の部分がパターン欠落部とパターン非欠落部とを重ね合わせた部分を示している。このようなパターン配置についても、例えば、図2に示すパターン分割パネル103Hの分割光学系の角度等を調整することにより実現することができる。なお、本実施形態では、横パターン107のパターン欠落部について示したが、縦パターン106でも同様にして重ね合わせることができる。
以上のように、実施形態3によれば、焦点検出用パターンのパターン欠落部が、隣接する他の焦点検出用パターンのパターン非欠落部と重なるようにパターン配置したので、LEDチップ101におけるパターン欠落部101aが点灯時に暗部とならず、縞模様の一部が欠落することがない。したがって、パターン欠落部が測距センサに照射されることがなくなり、望遠レンズ使用時にも正確にコントラスト検出を行うことができる。
[実施形態4]
次に、実施形態4として、焦点検出用パターンの倍率を領域に応じて変えるようにした例について説明する。図12は、領域ごとに倍率の異なる横パターン107を投影したときの測距エリア111との関係を示す説明図である。(a)は広角レンズを使用したとき、(b)は望遠レンズを使用したときを示している。ここでは、撮影画面100の中央付近に投影される20個(縦5×横4)の横パターン107の倍率が、その周辺部に投影される横パターン107の倍率よりも低い倍率となるように倍率を変えた例を示している。
このように、撮影画面100の中央付近とその周辺部でパターンの倍率を変えるには、例えば、それぞれの領域ごとに補助光投影部32(図2)を設ければよい。すなわち、撮影画面100の中央付近に横パターンを投影する補助光投影部32Aと、その周辺部に横パターンを投影する補助光投影部32Bとを設けるようにする。そして、補助光投影部32Aでは、投影レンズ102の倍率を低くし、補助光投影部32Bでは投影レンズ102の倍率が高くなるように構成することで、図12(a)、(b)に示すようなパターンを投影することができる。
なお、図12(a)、(b)において、撮影画面100は、それぞれの画角に応じた大きさで示している。また、縦パターン106の倍率は同じであるため、図示を省略している。
本実施形態では、撮影画面100の中央付近に投影される横パターン107の倍率が、その周辺部に投影される横パターン107の倍率よりも低い倍率となるようにしている。これによると、撮影画面100の周辺部では投影される横パターン107の倍率が高いため、広角レンズを使用したときでも、横パターン107はその周辺部の測距エリアに確実に重なることになる。一方、撮影画面100の中央部では投影される横パターン107の倍率が低いため、測距エリア上の焦点検出用パターンの縞の数が周辺部に比べて相対的に多くなることから、望遠レンズを使用したときでも、十分なコントラストを得ることができる。
以上のように、実施形態4によれば、広角、望遠のいずれのレンズを使用した場合でも、測距エリアと焦点検出用パターンとの関係を適切にすることができるため、常に正確な自動焦点検出を行うことができる。
なお、本実施形態4では、横パターン107の倍率を変える例について説明したが、縦パターン106の倍率を変えるようにしてもよい。
[実施形態5]
次に、実施形態5として、焦点検出用パターンの光量を領域に応じて変えるようにした例について説明する。図13は、領域ごとに光量の異なるパターンを投影したときの様子を示す説明図である。(a)は横パターンでの光量の違い、(b)は縦パターンでの光量の違いをそれぞれ示している。図中、斜線部はそれ以外の部分に比べて明るいことをあらわしている。
図13(a)では、撮影画面100の中央部112に配置される図示しない横パターンの光量が、その周辺部113に配置される横パターンの光量よりも多くなるようにした場合を示している。横パターンの配置は、例えば、実施形態1(図4)に示すような配置とする。また、図13(b)では、縦パターン106において、中央付近に配置される縦パターン106aの光量が、周辺部に配置される縦パターン106bの光量よりも多くなるようにした場合を示している。なお、縦パターンの配置は、実施形態2と同じく、撮影画面100の中央付近に位置する縦パターン106同士の一部が重なるように配置した例を示している。
このように、撮影画面100の領域ごとに光量の異なるパターンを投影することは、例えば、図2に示すパターン分割パネル103において、各領域に対応する分割プリズム(図5参照)の面積、形状を調整することにより実現することができる。
本実施形態では、撮影画面100の中央付近に配置される焦点検出用パターンの光量が、その周辺部に配置されるパターンの光量よりも多くなるようにしている。これによると、撮影画面100内において主要被写体が存在する可能性の高い中央付近ではパターンの光量が多いので、広角、望遠のいずれのレンズを使用したときでも、その領域では十分なコントラストを得ることができる。
以上のように、実施形態5によれば、広角、望遠のいずれのレンズを使用した場合でも、測距エリアと焦点検出用パターンとの関係を適切にすることができるため、常に正確な自動焦点検出を行うことができる。とくに、本実施形態によれば、主要被写体が存在する可能性の高い中央付近において十分なコントラストを得ることができる。
また、領域ごとに光量の異なるパターンを投影するには、図2に示すパターン分割パネル103において、各領域に対応する分割プリズムの面積、形状を調整すればよいため、容易に光量の調節を行うことができる。
[実施形態6]
次に、実施形態6として、選択された測距エリアに応じて焦点検出用パターンを投影するエリアを切り替える例について説明する。
図14は、左、右および中央の3つのパターンを投影する補助光投影部32を正面から見たときの説明図である。図14に示すように、一つの筺体の中に左エリア用光学系のパターン分割パネル103Lと、右エリア用光学系のパターン分割パネル103Rと、中央エリア用光学系のパターン分割パネル103Cが三角形に並んで配置されている。本実施形態の補助光投影部32は、内部的に3つの投影部(中央用、左側用、右側用)からなり、投影するエリアごとに投影部が切り替えられるように構成されている。なお、被写体に投影される焦点検出用パターン(縦、横パターン)の配置は、実施形態1に示すようなパターン配置となっている。
このような投影部の切り替えは、図1に示すカメラ側のCPU17により行われる。CPU17は、焦点検出部16から送られてきた測距エリアに関する情報から、どの測距エリアが選択されたかを判断し、閃光装置30のCPU33に対して投影部切り替え信号を送信して、選択された測距エリアの位置するエリアに該当する投影部を動作させるようにしている。
すなわち、焦点検出部16は、自動または手動により選択された測距エリアに関する情報を取得する測距エリア情報取得手段として機能する。また、CPU17は、前記測距エリア情報取得手段で取得した測距エリアに応じて、複数の投影部を切り替える制御手段として機能する。なお、投影部の切り替えに関する判断は、閃光装置30側のCPU33で実行してもよい。
図15〜図18は、選択された測距エリアに応じてエリアごとに焦点検出用パターンを投影したときの様子を示す説明図である。
図15は、中央縦列の測距エリア111のうち、いずれかの測距エリア111が選択されたときの様子を示している。このように、中央縦列にある測距エリア111の一つが選択されると、CPU17は、焦点検出部16から送られてきた測距エリア111に関する情報から、選択されたのが中央縦列に配置された測距エリア111であると判断する。そして、閃光装置30のCPU33に対して中央用投影部の動作信号を送信し、中央エリア用の投影部から縦パターン106を投影させる。図15では、投影される縦パターン106の全体を示している。
図16は、左側半分領域の測距エリア111のうち、いずれかの測距エリア111が選択されたときの様子を示している。このように、左側半分の領域にある測距エリア111の一つが選択されると、CPU17は、焦点検出部16から送られてきた測距エリア111に関する情報から、選択されたのが左側半分の領域に配置された測距エリア111であると判断する。そして、閃光装置30のCPU33に対し左側用投影部の動作信号を送信し、左側用の投影部から横パターン107を投影させる。図16では、投影される横パターン107の全体を示している。
図17は、右側半分領域の測距エリア111のうち、いずれかの測距エリア111が選択されたときの様子を示している。このように、右側半分の領域にある測距エリア111の一つが選択されると、CPU17は、焦点検出部16から送られてきた測距エリア111に関する情報から、選択されたのが右側半分の領域に配置された測距エリア111であると判断する。そして、閃光装置30のCPU33に対し右側用投影部の動作信号を送信し、右側用の投影部から横パターン107を投影させる。図17では、投影される横パターン107の全体を示している。
図18は、全測距エリアの自動選択が設定されたときの様子を示している。これは、全測距エリアの中から1又は複数の測距エリア111が自動的に選択されるモードが設定されている場合を示している。この場合、CPU17は、焦点検出部16から送られてきた測距エリア111に関する情報から、全測距エリアが選択の対象となっていると判断する。そして、閃光装置30のCPU33に、すべての投影部に動作信号を送信し、中央用、左側用、右側用の各投影部から縦パターン106、横パターン107をそれぞれ投影させる。図18では、投影された縦パターン106、横パターン107の全体を示している。
以上のように、実施形態6によれば、選択された測距エリアに応じて焦点検出用パターンを投影するエリアを切り替えるようにしたので、主要被写体が存在する領域に確実に焦点検出用パターンを投影することができる。
また、被写体が人物である場合には、人物にできる限り眩しさを与えないようにすること、すなわちAF補助光となる焦点検出用パターンの投影を最小限とすることが求められる。本実施形態によれば、選択された測距エリアに対応する焦点検出用パターンのみが投影されるので、それ以外のエリアに焦点検出用パターンが投影されることがない。したがって、余分な焦点検出用パターンの投影により、被写体となる人物に眩しさを与えることをできる限り少なくすることができる。
なお、本実施形態6では、補助光投影部32において、中央用、左側用、右側用の3つの投影部を設けた例について説明したが、焦点検出用パターンを投影するエリアの数を更に複数に分けるとともに、投影部の数を更に増やした構成としてもよい。
[実施形態7]
次に、実施形態7として、撮影レンズ20の焦点距離に応じて焦点検出用パターンを投影するエリアを切り替える例について説明する。
図19〜図21は、撮影レンズ20の焦点距離に応じて投影される焦点検出用パターンの説明図である。
図19は、広角レンズ使用時に投影される横パターン107Wを示す説明図である。広角レンズ使用時には、撮影画面100の周辺部に位置する横パターン107Wと、後述する撮影画面100の中央付近に位置する横パターン107Tとが投影されることになる。
図20は、望遠レンズ使用時に投影される焦点検出用パターンを示す説明図である。望遠レンズ使用時には、撮影画面100の中央付近に位置する横パターン107Tのみが投影されることになる。
図21は、広角レンズ使用時に投影される横パターン107の全体を示す説明図である。広角レンズ使用時には、図19に示すような撮影画面100の周辺部に位置する横パターン107Wと、図20に示すような撮影画面100の中央付近に位置する横パターン107Tとが同時に投影される。
なお、本実施形態における横パターン107の配置は、実施形態1に示すようなパターン配置となっている。すなわち、撮影画面100の中央付近ではパターンの間隔が密になり、周辺部ではパターンの間隔が疎になっている。また、図19〜図21において、縦パターン106の図示は省略している。縦パターンは、撮影レンズ20の焦点距離、撮影条件や設定モード等に応じて投影される。
このような投影するパターンの切り替えは、図1に示すカメラ側のCPU17により行われる。CPU17は、レンズマウント部15の接点15aを通じて、撮影レンズ20の焦点距離に関する情報を入手する。そして、撮影レンズ20が望遠レンズであれば、図20に示すように、撮影画面100の中央付近に位置する横パターン107のみを投影するように、閃光装置30のCPU33に対してパターン切り替え信号を送信して、撮影レンズ20の焦点距離に応じたエリアに焦点検出用パターンが投影されるようにしている。
すなわち、レンズマウント部15の接点15aは、カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段として機能する。また、CPU17(又は33)は、レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段として機能する。なお、撮影レンズの焦点距離と焦点検出用パターンを投影するエリアの切り替えに関する判断は、閃光装置30側のCPU33で実行してもよい。
以上のように、実施形態7によれば、撮影レンズ20の焦点距離に応じて焦点検出用パターンを投影するエリアを切り替えるようにしたので、望遠レンズ使用時には、周辺部に焦点検出用パターンが投影されることがない。したがって、被写体が人物である場合には、余分な焦点検出用パターンが投影されることがなく、被写体となる人物に眩しさを与えることをできる限り少なくすることができる。
[実施形態8]
次に、分割光学部材であるパターン分割パネル103の実施形態について説明する。図22(a)、(b)は、本実施形態のパターン分割パネル103A、103Bを正面から見たときの状態を示す説明図、図23は従来例のパターン分割パネル203を正面から見たときの状態を示す説明図である。なお、各図において、内部に描かれた円は投影レンズ102の輪郭を示している。
先に、図2で説明したように、パターン分割パネル103の表面には複数の分割プリズムが形成されている。LEDチップ101から投射された光パターンは、それぞれの分割プリズム103aで分割されて、例えば、図7のような焦点検出用パターン(縦パターン、横パターン)が形成されることになる。
図23において、斜線で示された分割プリズム204、205に投射された光パターンは、撮影画面の周辺部に投影される焦点検出用パターンとなる。これは、斜線のような小面積部は、例えば近距離時に使用する部分であり、投影される焦点検出用パターンの光量は他の部分に比べて少なくてよい。また、このような小面積部は製造上の理由から所定以上の大きさが必要となり、本来所望している以上の光量が確保されるので、他のパターン部分よりも比較的光量に余裕があり、十分なコントラストが得られることになる。したがって、投影レンズ102の収差の影響により、投影した焦点検出用パターンの像が多少歪んでも比較的影響を受けにくい。このため、光源であるLEDチップ101から発せられた光パターンの光束が投影レンズ102の周辺部を通過する位置に分割プリズムを配置するようにしていたためである。
しかしながら、パターン分割パネル103と投影ユニット104とを実装したときに、その調整具合によっては、位置関係が相対的に上下、または左右にずれてしまうことがある。図23に示すような小面積部がパターン分割パネルの端部にあると、上記のような位置関係のずれが生じたときに、一方の小面積部が、他方の小面積部よりも光束の通る面積が小さくなってしまい、光量の偏りが生じてしまうことになる。
これに対して、図22(a)に示すパターン分割パネル103Aでは、面積が所定の閾値以下(小面積部)となる分割プリズム114、115を、パターン分割パネル103Aの中央付近に配置している。これにより、パターン分割パネル103Aと投影ユニット104との位置関係のずれが生じても、光束の通る面積に違いを生じることがないため、位置ずれによる影響を少なくすることができる。
また、図22(a)において、小面積の分割プリズム114、115に隣接する、大面積の分割プリズム116、117において、これらのプリズム角度(図5の断面参照)が大きい場合には、これらを2分割してもよい。図22(b)は、大面積の分割プリズム116、117を2分割したときの配置を示している。この実施形態では、小面積の分割プリズム114を2つの分割プリズム116a、116bとの間に配置し、同じく分割プリズム115を2つの分割プリズム117a、117bとの間に配置している。
これのように配置した場合には、図22(a)と同様に、パターン分割パネル103Bと投影ユニット104との位置関係のずれが生じても、光束の通る面積に違いを生じることがないため、位置ずれによる影響を少なくすることができる。また、比較的面積の大きな分割プリズム116、117は、例えば撮影画面の中心付近に投影される焦点検出用パターンを分割するものであるため、出来るだけ投影レンズ102の収差の影響を少なくすることが求められる。この点、本実施形態では、小面積部の位置ずれによる影響を少なくし、且つ、大面積部の収差の影響を少なくすることができることになる。
以上のように、実施形態8によれば、面積が所定の閾値以下となる分割プリズムをパターン分割パネル103の中央付近に配置するようにしたので、パターン分割パネル103Aと投影ユニット104との位置関係のずれが生じても、光束の通る面積に違いを生じることがないため、位置ずれによる影響を少なくすることができる。したがって、位置ずれによる光量の偏りをなくすことができる。
また、小面積の分割プリズム114、115に隣接する大面積の分割プリズム116、117を2分割し、小面積の分割プリズム114、115をこれらの間に配置するようにした場合は、位置ずれによる光量の偏りをなくすことができるだけでなく、大面積部の収差の影響を少なくすることができる。
[変形形態]
以上説明した実施形態に限定されることなく、本発明は以下のような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
上記実施形態では、補助光投影装置を外付けの閃光装置30に内蔵した例について説明したが、補助光投影装置はカメラ本体に内蔵されていてもよいし、カメラ本体から離れた位置に配置されて、無線または有線により動作するように構成されていてもよい。
本実施形態のカメラ10は、撮影レンズ20が着脱可能に構成された一眼レフカメラとして説明したが、カメラ本体内に撮影レンズ20を内蔵した構成のカメラ、または撮影レンズ20とカメラ本体とが一体に構成されたカメラであってもよい。
上記実施形態では、LEDチップ101の電極パターンが縞状に配置された例について説明したが、全面発光するLEDチップの投射方向前側に、縞状パターンを印刷したフィルムを配置するようにしても同様の効果を得ることができる。また、電極パターンは縞状パターンに限定されるものではなく、使用する測距センサ(AFセンサ)に適合した形状とすることが可能であるものとする。
上記実施形態では、焦点検出用パターンとなる縦パターン106、横パターン107を同一のパターン形状としているが、縦横パターンはパターン形状や大きさなどを変えてもよい。
実施形態の補助光投影装置を搭載した閃光装置、カメラの構成を示すブロック図である。 実施形態1の補助光投影部の光学系を示す説明図である。 焦点検出用縦パターンと焦点検出用横パターンとを投影する補助光投影部を正面から見たときの説明図である。 図3に示す補助光投影部から投影された焦点検出用パターンを示す説明図である。 (a)はパターン分割パネルの構成を示す平面図。(b)は(a)のA−A線断面図。(c)は(a)のB−B線断面図である。 (a)は焦点検出部に設けられた測距センサの配置を示す説明図。(b)はファインダースクリーン上に表示される測距エリアの配置を示す説明図である。 図4に示す縦横パターンを被写体に投影したときの測距エリアとの関係を示す説明図。(a)は広角レンズを使用したときの説明図。(b)は望遠レンズを使用したときの説明図である。 実施形態2において撮影画面の中央付近に位置する縦パターン同士の一部が重なるように配置した場合の説明図である。 図8に示す縦パターンを被写体に投影したときの測距エリアとの関係を示す説明図。(a)は広角レンズを使用したときの説明図。(b)は望遠レンズを使用したときの説明図である。 実施形態3においてLEDチップの形状を示す平面図である。 横パターンのパターン欠落部を隣接する横パターンのパターン非欠落部と重なるようにパターン配置したときの説明図である。 実施形態4において領域ごとに倍率の異なる横パターンを投影したときの測距エリアとの関係を示す説明図。(a)は広角レンズを使用したときの説明図。(b)は望遠レンズを使用したときの説明図である。 実施形態5において領域ごとに光量の異なるパターンを投影したときの様子を示す説明図。(a)は横パターンでの光量の違いを示す説明図。(b)は縦パターンでの光量の違いを示す説明図である。 実施形態6において左、右および中央の3つのパターンを投影する補助光投影部を正面から見たときの説明図である。 中央縦列のいずれかの測距エリアが選択されたときの様子を示す説明図である。 左側半分領域のいずれかの測距エリアが選択されたときの様子を示す説明図である。 右側半分領域のいずれかの測距エリアが選択されたときの様子を示す説明図である。 全測距エリアの自動選択が設定されたときの様子を示す説明図である。 実施形態7において広角レンズ使用時に投影される横パターンを示す説明図である。 実施形態7において望遠レンズ使用時に投影される焦点検出用パターンを示す説明図である。 実施形態7において広角レンズ使用時に投影される横パターンの全体を示す説明図である。 (a)、(b)は実施形態8のパターン分割パネルを正面から見たときの状態を示す説明図である。 従来例のパターン分割パネルを正面から見たときの状態を示す説明図である。
符号の説明
10:カメラ、16:焦点検出部、17:CPU、20:撮影レンズ、30:閃光装置、31:発光部、32:補助光投影部、100:撮影画面、101:LEDチップ、102:投影レンズ、103:パターン分割パネル、106:縦パターン、107:横パターン、111:測距エリア

Claims (14)

  1. 自動焦点検出装置を備えたカメラに装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置であって、
    所定模様の光パターンを投影する投影ユニットと、
    当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さい分割光学部材と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
  2. 請求項1に記載の補助光投影装置において、
    前記分割光学部材は、
    撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔よりも密になるように複数の前記焦点検出用パターンを形成すること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  3. 請求項2に記載の補助光投影装置において、
    前記分割光学部材は、
    隣接する前記焦点検出用パターン同士の一部が互いに重なるように複数の前記焦点検出用パターンを形成すること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  4. 請求項3に記載の補助光投影装置において、
    前記分割光学部材は、
    撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量よりも大きくなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成すること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  5. 請求項3または4に記載の補助光投影装置において、
    前記分割光学部材は、
    前記被写体に投影された前記焦点検出用パターンに存在するパターン欠落部が、隣接する他の前記焦点検出用パターンのパターン非欠落部と重なるように複数の前記焦点検出用パターンを形成すること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、
    前記投影ユニットは、
    撮影画面の中央付近に投影される前記焦点検出用パターンの倍率が、それ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンの倍率よりも低い倍率となるように前記光パターンを投影すること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、
    前記分割光学部材は、
    撮影画面の中央付近における前記焦点検出用パターンの光量が、それ以外の領域における前記焦点検出用パターンの光量よりも多くなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成すること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  8. 請求項7に記載の補助光投影装置において、
    前記分割光学部材は、
    前記光パターンを複数の前記焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、当該分割プリズムの面積に応じて前記焦点検出用パターンの光量が異なること、
    を特徴とする補助光投影装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、
    所定模様の光パターンを投影する投影ユニットと、対応する分割光学部材とからなる補助光投影部が、焦点検出用パターンを投影するエリアごとに設けられるとともに、
    自動または手動により選択された測距エリアに関する情報を取得する測距エリア情報取得手段と、
    前記測距エリア情報取得手段で取得した測距エリアに応じて、前記補助光投影部を切り替える制御手段と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の補助光投影装置において、
    前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段と、
    前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
  11. 自動焦点検出装置を備えたカメラに装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置であって、
    所定模様の光パターンを投影する投影ユニットと、
    当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の間隔よりも密になるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材と、
    前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段と、
    前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
  12. 自動焦点検出装置を備えたカメラに装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置であって、
    所定模様の光パターンを投影する投影ユニットと、
    当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量が、それ以外の領域に位置する前記焦点検出用パターン同士の重なり量よりも大きくなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材と、
    前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段と、
    前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
  13. 自動焦点検出装置を備えたカメラに装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置であって、
    所定模様の光パターンを投影する投影ユニットと、
    当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近に投影される前記焦点検出用パターンの倍率が、それ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンの倍率よりも低い倍率となるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材と、
    前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段と、
    前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
  14. 自動焦点検出装置を備えたカメラに装着または内蔵され、補助光として焦点検出用パターンを被写体に投影し、当該被写体から反射された前記焦点検出用パターンを前記自動焦点検出装置に検出させる補助光投影装置であって、
    所定模様の光パターンを投影する投影ユニットと、
    当該投影ユニットから投影された光パターンを分割して複数の焦点検出用パターンを形成する分割光学部材であって、前記光パターンを複数の焦点検出用パターンに分割する複数の分割プリズムを有し、このうち面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムが本分割光学部材の中央付近に配置され、前記面積が所定の閾値未満となる前記分割プリズムの面積は、他の分割プリズムの面積よりも小さくなるように構成されると共に、撮影画面の中央付近における前記焦点検出用パターンの光量が、それ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンの光量よりも多くなるように複数の前記焦点検出用パターンを形成する分割光学部材と、
    前記カメラに装着された撮影レンズの情報を入手するレンズ情報入手手段と、
    前記レンズ情報入手手段で入手した前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値以上である場合には、撮影画面となる領域の中央付近にのみ前記焦点検出用パターンを表示させ、また前記撮影レンズの焦点距離が所定の閾値未満である場合には、撮影画面となる領域の中央付近とそれ以外の領域に投影される前記焦点検出用パターンとをそれぞれ表示させるパターン切り替え手段と、
    を備えることを特徴とする補助光投影装置。
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