JP5319943B2 - 電池 - Google Patents

電池 Download PDF

Info

Publication number
JP5319943B2
JP5319943B2 JP2008070702A JP2008070702A JP5319943B2 JP 5319943 B2 JP5319943 B2 JP 5319943B2 JP 2008070702 A JP2008070702 A JP 2008070702A JP 2008070702 A JP2008070702 A JP 2008070702A JP 5319943 B2 JP5319943 B2 JP 5319943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
battery according
battery
solid electrolyte
inorganic solid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008070702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009224296A (ja
Inventor
高志 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohara Inc
Original Assignee
Ohara Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohara Inc filed Critical Ohara Inc
Priority to JP2008070702A priority Critical patent/JP5319943B2/ja
Priority to US12/383,048 priority patent/US8951681B2/en
Publication of JP2009224296A publication Critical patent/JP2009224296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5319943B2 publication Critical patent/JP5319943B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/30Deferred-action cells
    • H01M6/32Deferred-action cells activated through external addition of electrolyte or of electrolyte components
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/38Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
    • H01M4/40Alloys based on alkali metals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/90Selection of catalytic material
    • H01M4/92Metals of platinum group
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/30Deferred-action cells
    • H01M6/32Deferred-action cells activated through external addition of electrolyte or of electrolyte components
    • H01M6/34Immersion cells, e.g. sea-water cells
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2300/00Electrolytes
    • H01M2300/0017Non-aqueous electrolytes
    • H01M2300/0065Solid electrolytes
    • H01M2300/0068Solid electrolytes inorganic
    • H01M2300/0071Oxides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Cell Separators (AREA)
  • Primary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

本発明は電池に関し、より詳しくは金属イオンを放出する能力を備えた負極と、水や海水などの液体を電池反応に寄与させる正極、および無機固体電解質を備えた電池に関する。
上記の様な電池は例えばリチウム/水セルとして特許文献1に開示されている。このような電池の構造は負極(例えばLi金属)/保護層/固体電解質/正極から構成され、正極は活物質となる水や海水などの活物質と電解質を兼ねる液体を保持するように構成され、さらに前記液体を還元分解する材料で構成される事が一般的である。
そして上記固体電解質は例えば金属イオン伝導性を有する無機固体電解質が用いられる。
このような構成において、前記の無機固体電解質は前記正極と長時間接することにより、無機固体電解質の正極との界面から劣化が生じ、電池容量の低下や高い出力性能を取れなくなるとなる問題があった。
特表2007−513464号公報
上記の問題に鑑み、本発明は無機固体電解質が劣化せず、上記正極との接触による無機固体電解質の劣化から生じる電池性能の低下の問題を解決した電池を提供することを課題とする。
本発明者は上記の課題に鑑み鋭意研究を重ねた結果、前記正極と無機固体電解質を非接触として電池を構成することにより、無機固体電解質の劣化が生ずることなく信頼性の高い電池を提供することを見いだしこの発明を完成したものであり、その具体的な構成は以下の通りである。
(構成1)
正極と、金属イオンを放出する能力を備えた負極と、無機固体電解質を備えた電池であって、前記正極と前記無機固体電解質が非接触である電池。
(構成2)
前記正極と前記無機固体電解質の間隔が0.3nm以上である請求項1に記載の電池。
(構成3)
前記正極と前記無機固体電解質の間にスペーサー材料を有する請求項1または2に記載の電池。
(構成4)
前記正極と前記無機固体電解質の間に多孔質材料を有する請求項1または2に記載の電池。
(構成5)
前記多孔質材料の空隙率が50〜99%である請求項4に記載の電池。
(構成6)
前記正極と前記無機固体電解質の間にスペーサー材料を含まない請求項1または2に記載の電池。
(構成7)
前記正極は酸素および/または水を還元分解する能力を有する請求項1〜6のいずれかに記載の電池。
(構成8)
前記正極は液体状の電解質を保持または流動させることができる多孔質、メッシュ状またはそれらの積層体を有する請求項1から7のいずれかに記載の電池。
(構成9)
前記正極は空隙率が20〜99.5%である請求項1から8のいずれかに記載の電池。
(構成10)
前記正極は、酸素および/または水を還元分解する能力を有する触媒材料と電子伝導性を持つ集電部を有する請求項1から9のいずれかに記載の電池。
(構成11)
前記正極の集電部は少なくとも一部が金属で被覆された請求項10に記載の電池。
(構成12)
前記正極の集電部が耐海水性合金からなる請求項10または11に記載の電池。
(構成13)
前記正極の触媒材料は金属を含む平均粒子径10μm以下の微粒子である請求項10から12のいずれかに記載の電池。
(構成14)
前記正極の触媒材料は金属を含むアスペクト比2以上の微粒子である請求項10から12のいずれかに記載の電池。
(構成15)
前記正極は、酸素および/または水を還元分解する能力を有する触媒材料を含み、前記触媒材料は電子伝導性を有する請求項1から9のいずれかに記載の電池。
(構成16)
前記正極の厚さは10μm以上である請求項1から15のいずれかに記載の電池。
(構成17)
前記負極がリチウム金属を含む請求項1から16のいずれかに記載の電池。
(構成18)
前記無機固体電解質はLi1+X+Z(Ge1−YTi2−X3−ZSi12(0<X≦0.6,0.2≦Y<0.8,0<Z≦1、M=Al、Ga)の結晶を含む請求項1から17のいずれかに記載の電池。
本発明によれば、無機固体電解質の劣化が生じず、電池性能の低下のない電池を得ることが可能となる。
本発明について詳細に説明する。本発明の電池は図1に示す構成とすることができ、正極と、金属イオンを放出する能力を備えた負極と、無機固体電解質を備え、前記正極と前記無機固体電解質が非接触であることを特徴とする。このように前記正極と無機固体電解質を非接触としてその間に活物質と電解質を兼ねる液体を保持することによって、無機固体電解質の劣化を防止することができる。
ここで、本発明の電池は活物質と電解質を兼ねる液体が供給されることによって電池反応を生ずるものであるが、前記活物質と電解質を兼ねる液体を具備しない場合でも「電池」と定義する。本発明の電池は前記活物質と電解質を兼ねる液体が電池に供給されない状態で製造、流通、保管、または運搬され、電池使用時に必要に応じて前記活物質と電解質を兼ねる液体が本発明の電池へ供給される場合がある。
無機固体電解質と正極との間隔は、無機固体電解質の劣化を有効に防止する観点から0.3nm以上であることが好ましく、20nm以上であることがより好ましく、50nm以上であることが最も好ましい。また、電池サイズをなるべく小さくしてエネルギー密度を高く維持する、または放電電流密度を高める為には無機固体電解質と正極との間隔は100mm以下であることが好ましく、80mm以下であることがより好ましく、50mm以下であることが最も好ましい。
ここで無機固体電解質と正極との間隔とは、無機固体電解質と正極の最短距離を意味する。ただし、この間隔は電池内の負極容量の大きさやセル構造、部材構成により異なるもので上記100mm以下であることが必ずしも必要ではない。
上記の様に無機固体電解質と正極を非接触とするためには、例えば図1に示すように無機固体電解質と正極の間にスペーサー材料を有するようにし、無機固体電解質と正極の間に活物質と電解質を兼ねる液体を保持すれば良い。無機固体電解質−正極間の周囲を全てスペーサー材料により密閉することによって前記液体を保持しても良いし、スペーサー材料は固体電解質−正極間の一部にのみ存在し、前記液体自身の持つ表面張力によって前記液体が保持される構造としても良い。また電池反応に寄与しない材料で電池の構成部材の一部または全部を囲うことによって前記液体が保持される構造としても良い。スペーサー材料は無機固体電解質および正極材料のどちらにも反応性が低い材料であれば好ましく、例えば水に溶解しない樹脂、セラミックス、アモルファス材料やそれらの複合材料等が例示される。
また、無機固体電解質と正極を非接触とするための別の態様においては、例えば図2に示すように無機固体電解質と正極の間に多孔質材料を有する様にしても良い。この場合は活物質と電解質を兼ねる液体は前記多孔質材料に保持される。この多孔質材料も前記のスペーサー材料と同様無機固体電解質および正極材料のどちらにも反応性が低い材料であれば好ましく、例えば多孔性樹脂フィルム、多孔質セラミックス、セラミックス繊維布、ガラス繊維布等が例示される。また、多孔質材料の空隙率の下限は液体保持量が少ないと良好な電池反応を阻害する恐れがあるので50%以上が好ましく、55%以上がより好ましく、60%以上が最も好ましい。また、多孔質材料の空隙率の上限はスペーサーとしての強度が必要なので99%以下が好ましく、98%以下がより好ましく、97%以下が最も好ましい。
また、無機固体電解質と正極を非接触とするための別の態様においては、例えば図3に示すように正極と負極がそれぞれ支持体に支持され、負極に必要に応じて保護層が接合され、負極または保護層に無機固体電解質が接合される様にしても良い。この場合は前記支持体を容器として構成することにより、活物質と電解質を兼ねる液体の保持が容易になる。正極−負極間で電池反応を確実に行うためには、前記支持体は電池反応に寄与しない材料であることが好ましく、例えば耐食性、絶縁性、高強度な性質を持ったPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PP(ポリプロピレン)等の樹脂やガラス、オーステナイト鋼ステンレスやそれに絶縁処理を施したもの等が例示される。
本発明の電池は、例えば負極活物質をLi金属とし、活物質と電解質を兼ねる液体を水とした場合は次に示す電池反応が生じていると考えられる。
Li+HO=LiOH+1/2H または、
Li+1/2HO+1/4O=LiOH
負極側、正極側それぞれについては、
負極:Li=Li+e
正極:e+HO=OH+1/2H または、
+1/2HO+1/4O=OH
と表わすことができる。このような電池反応を活発にさせ、出力の高い電池とするためには、正極は水や酸素への電子移送を促進するために、水または酸素を還元分解する能力を有することが好ましい。
また、本発明の電池は液体が活物質と電解質を兼ねるので、正極はこの液体を保持または流動させる構造であることが好ましい。具体的には正極は多孔質、メッシュ状、またはそれらの積層体を有することが好ましい。前記液体を保持または流動させやすくし、正極での電池反応をスムーズに進行させるために、正極の空隙率の下限は20%以上が好ましく、30%以上がより好ましく、40%以上が最も好ましい。また、正極の空隙率の上限は電池内での加圧にも耐えられる強度を持ち合わせた方が好ましいので99.5%以下が好ましく、99%以下がより好ましく、98%以下が最も好ましい。
正極が水または酸素を還元分解する能力を有するようにするためには、正極が触媒材料を有するようにすれば良い。前記触媒材料はNi、Pt、Pd、Ru、Au等を用いることができる。電池を完成させる為には正極はその他に集電機能を有することが必要であるので、正極は(i)集電部と触媒材料を有する構成とするか、または(ii)触媒材料を有し、前記触媒材料は電子伝導性を有することによって、触媒材料自体が集電機能を有する構成とすることが好ましい。
図4は前記(i)の一態様を示す図である。図4において、集電部は骨格材料で構成され、その少なくとも一部が金属で被覆されている。さらに集電部の一部に触媒材料が被覆されている。この様に集電部の少なくとも一部を金属で被覆することにより集電機能を持たせることができる。活物質と電解質を兼ねる液体として海水を使用する場合は集電部は海水に腐食されにくいことが好ましいので、例えば骨格材料を安価な耐海水性の非金属材料として、被覆する金属を耐海水性金属とすればよい。なお、本明細書において「被覆」とは被膜で覆われる場合や多数の粉末で覆われている場合を指す。
図5は前記(i)の一態様を示す図である。図5において、集電部は骨格が耐海水性合金で構成されており、骨格自体が集電機能を有する。さらに集電部の一部に触媒材料が被覆されている。耐海水性合金はFeにP、Si、Cu、Cr、Moなどの元素を添加した合金やステンレス(SUS312)、NiにCr、Fe、Moなどを添加した合金のINCONEL(登録商標)、INCOLOY(登録商標)等を使用することができる。耐海水性合金自体を多孔質やメッシュ状に加工することが出来る場合は、この態様で正極を構成すると製造の効率が良い。
前記(i)の場合、Ni、Pt、Pd、Ru、Auの金属を含む触媒材料は、その表面積を大きくし効果的に触媒作用を得るために微粒子状であることが好ましく、その平均粒子径の上限を10μm以下とすることが好ましく、7μm以下とすることがより好ましく、5μm以下とすることが最も好ましい。平均粒子径の下限値は技術的に可能な値であれば小さいほど良い。
ここで、平均粒子径は沈降法による測定においては沈降速度が等価な球の直径として、レーザ散乱法においては散乱特性が等価な球の直径として測定された値を用いる。また、粒子径の分布が粒度(粒径)分布である。粒径分布において、ある粒子径より大きい体積の総和が、全粉体の体積全体の50%を占めるときの粒子径が、平均粒子径D50として定義される。例えば、JISZ8901「試験用粉体および試験用粒子」、又は、粉体工学会編「粉体の基礎物性」(ISBN4−526−05544−1)の第1章等諸文献に記載されている。本明細書では、レーザ散乱式の測定装置(ベックマン・コールター社製LS100型、N5型)を使用して、粒子径に対する体積換算の積算頻度分布を測定した。尚、体積換算と重量換算の分布は等しい。この積算(累積)頻度分布における50%に相当する粒子径を求めて、平均粒子径D50とした。以下、本明細書において、平均粒子径は、上述のレーザ散乱法による粒度分布測定手段によって測定した粒度分布の中央価(D50)に基づく。
また、前記触媒材料は概略球状である以外にも、アスペクト比が2以上の粒子であっても良い。このような形状とすることで活物質と電解質を兼ねる液体の保持や流路を形成に役立ち、その表面積を大きくし効果的に触媒作用を得やすくなる。前記効果を得やすくするためにアスペクト比が2以上であることが好ましく、3以上であることがより好ましく、4以上であることが最も好ましい。
また、触媒材料は微粒子を用いて正極の比表面積を大きくすることで効果があるため、線径は小さい方が好ましいので、アスペクト比は100以下であることが好ましく、90以下であることがより好ましく、80以下であることが最も好ましい。ここでアスペクト比とは粒子を平行な2直線で挟んだ時の2直線間の距離が最大となるときの値をDとし、最小となるときの値をdとする時の比D/dの値を表わし、n数30以上とした時の平均値である。
図6は前記(ii)の一態様を示す図である。図6において、集電部は骨格材料で構成され、その少なくとも一部が電子伝導性を有する触媒材料で被覆されている。この様に触媒材料自体に集電機能を持たせることで製造を効率化することができる。Au、Pt、Ni等の触媒材料は耐海水性を有するためこれらの触媒材料で被覆することが好ましい。
また、被覆する触媒材料の表面形状を針状にすることによりその表面積が大きくなり、効果的に触媒作用を得ることができるため好ましい。
図7は前記(ii)の一態様を示す図である。図7において、集電部は骨格が触媒材料で構成されており、骨格自体が触媒として作用し、さらに集電機能を有する。この様に骨格自体を触媒として作用させ、さらに集電機能を持たせることで製造を効率化することができる。Au、Pt、Ni等の触媒材料は耐海水性を有するためこれらの触媒材料を用いることが好ましい。
上記の構成を有する本発明の正極は、充分な量の活物質と電解質を兼ねる液体を保持し、電極反応面積を大きくするために、その厚さの下限を10μm以上とすることが好ましく、20μm以上とすることがより好ましく、30μm以上とすることが最も好ましい。また、電池反応を促進させるため電極内の液体流動性を必要とするので厚さの上限は20mm以下であることが好ましく、10mm以下であることがより好ましく、5mm以下であることが最も好ましい。
本発明の電池の負極は単位体積当たりの出力エネルギーが大きくすることが出来るので、金属リチウムまたはリチウム合金が好ましい。金属リチウムまたはリチウム合金の厚さは、0.02mm以上が好ましく、より好ましくは0.03mm以上、もっとも好ましくは0.05mm以上である。
本発明の無機固体電解質はLiN、LISICON類、La0.55Li0.35TiOなどのリチウムイオン伝導性を有するペロブスカイト構造を有する結晶や、NASICON型構造を有するLiTi12、LiPON等の材料を用いることができるが、高いリチウムイオン伝導性を有し、水や海水に対して化学的に安定であるために、Li1+X+Z(Ge1−YTi2−X3−ZSi12(0<X≦0.6,0.2≦Y<0.8,0<Z≦1、M=Al、Ga)の結晶を含む材料であることが好ましい。
例えばLi1+X+Z(Ge1−YTi2−X3−ZSi12(0<X≦0.6,0.2≦Y<0.8,0<Z≦1、M=Al、Ga)の結晶相を有するガラスセラミックスは、イオン伝導を阻害する空孔や結晶粒界が実質的に存在しないか非常に少ないため有利である。
前記ガラスセラミックスは酸化物基準のmol%で、
LiO 10〜25%、および
Alおよび/またはGa 0.5〜15%、および
TiOおよび/またはGeO 25〜50%、および
SiO 0〜15%、および
26〜40%
の各成分を含有するガラスを作成し、600℃〜1000℃で1〜24時間熱処理することでガラス相から結晶を析出させることによって得ることができる。ここで、「酸化物基準」とは、ガラスの構成成分の原料として使用される酸化物、硝酸塩等が溶融時にすべて分解され酸化物へ変化すると仮定して、ガラス中に含有される各成分の組成を酸化物で表記する方法である。
本発明の無機固体電解質はバルク状の上記ガラスセラミックスを使用しても良いし、上記ガラスセラミックスを粉末として、バインダー等と共に薄板状に成形し、焼結させて作成させた物を用いても良い。
負極と無機固体電解質の間には必要に応じて保護層が設けられる。この保護層は負極と無機固体電解質の反応を防ぐことを目的として設けられる。そのような保護層はリチウムイオン伝導性を備えたLIPONや有機電解液を含むゲル電解質等、特許文献1(特表2007−513464号公報)に記載されている材料を使用することができる。
保護層の形成は例えば特許文献1(特表2007−513464号公報)に記載されている方法を使用することができる。
負極と無機固体電解質の反応を防ぐためには前記保護層の厚みの下限は0.002μm以上であることが好ましく、0.005μm以上であることがより好ましく、0.01μm以上であることが最も好ましい。また前記保護層は過度に厚いとリチウムイオン伝導性が低下するので、50μm以下が好ましく、40μm以下がより好ましく、30μm以下が最も好ましい。
活物質と電解質を兼ねる液体としては、リチウムイオン伝導性を有することが好ましく、リチウム支持塩を溶解した非水電解液、イオン性液体、水溶液電解質を用いることができる。
イオン伝導度が高いことや電池反応に水が関与することを考慮すると、リチウムイオン伝導性を有する水溶液電解質が好適である。水溶液電解液の種類としては、LiBF、LiPF、LiClO、LiOH、LiClO、LiTFSI等の支持塩を溶解した水溶液、海水、その他KOH、NHCl水溶液などのリチウムイオン伝導性を有する水溶液が挙げられる。
以下、本発明の電池について、具体的な実施例を挙げて説明する。なお、本発明は下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
[実施例1]
[電解質基板の作製]
原料として日本化学工業製のHPO,Al(OH),LiCO、株式会社ニッチツ製のSiO、堺化学工業株式会社製のTiO、住友金属鉱山製のGeO、日本電工製のZrOを使用した。これらをmol%でP=37.5%,Al=7.5%,LiO=14.5%,SiO=1.3%,TiO=17.5%, GeO=20.2%,ZrO=1.5%,という組成になるように秤量し、均一に混合した後、白金るつぼに入れて電気炉で加熱溶解した。ここではまず、700℃で原料を分解し、CO,HO成分を蒸発させた。次に1400℃まで昇温し、その温度で1.5時間溶解した。その後、溶解ガラスを予め暖めた鉄板上にキャストし、均一な板状のガラスを作製した。そしてガラスの歪を取り除くために520℃で2時間アニールした。こうして得られたガラスをサイズ25mm×25mmに切断し、両面を研磨した後、900℃で12時間熱処理を行うことにより、緻密なガラスセラミックスを得た。析出した結晶相は粉末X線回折法により、Li1+X+Z(Ge1−YTi2−X3−ZSi12(0<X≦0.6,0.2≦Y<0.8,0<Z≦1、M=Al、Ga)であることが確認された。そのガラスセラミックスは25℃で1.1×10−4S・cm−1という高い伝導率を示した。
[負極〜電解質基板作製]
図8は本実施例の電池の構成を示す概略図である。試験セル11内(容器PTFE製、負極リードSUS304製)にサイズφ11mm、厚さ0.2mmのLi−Al合金箔12(本城金属製、Al含有0.1wt%)を負極としてセットした。有機電解液(EC:DEC=1:1体積比,LiPF,1M,富山薬品工業製)を含有させた厚さ30μmのPvdf微多孔膜13を負極上に乗せ、さらに厚さ0.2mmのリチウムイオン伝導性ガラスセラミックス14をLi−Al合金箔12、微多孔膜13、ガラスセラミックス14となるように積層させた。その後、試験セルを密閉した。試験セルは、Li−Al合金箔を0.2kgfスプリング16でガラスセラミックス方向に押し当てる機構と、Li−Al合金箔と対面のガラスセラミックス面にφ20mm開放部を有しており、また開放部上には液体を貯蔵できる容器18を設置できるようになっており放電試験の際には、その容器内にリチウムイオン伝導性のある水溶液等を投入できる。
[電池作製]
次に、φ20mm開放面に厚さ10mm、開口部φ15mmのドーナツ状PTFEスペーサー15を配し、その上に正極としてφ16mmのニッケル多孔体17(厚さ1.6mm、φ20mm、空隙率70%)をスペーサー15上に乗せて、SUS304線にて正極リード19を取った。
[実施例2]
スペーサーとして厚さ5mm、開口部φ15mmのドーナツ状PTFE、正極としてφ16mmのNiメッシュ(厚さ0.1mm、線径0.05mm、100mesh/1inch)を重ね合わせた以外は実施例1と同様に作製した。
[実施例3]
スペーサーに厚さ2mmの開口部φ15mmのドーナツ状PTFE、正極としてφ16mmのPtメッシュ(厚さ0.14mm、線径0.07mm、100mesh/inch)を使用した以外は実施例1と同様に作製した。
参考例4]
スペーサーに厚さ1mm、空隙率65%のセルロース多孔膜を用い、SUS304メッシュ(厚さ0.1mm、線径0.05mm、200 mesh/1inch)を骨格材料として、このSUS304メッシュ両面にスパッタリング法にてPtを被膜した正極を用いたこと以外は実施例1と同様に作製した。
参考例5]
正極としてSUS304メッシュに無電解メッキにてNiを被膜したものを使用したこと以外は参考例4と同様に作製した。
参考例6]
アルミナ多孔板(空隙率70%、厚さ2mm)の片面にスパッタリング法にてNi被膜を形成し、アルミナ面を電解質基板側にして重ねることによりスペーサー、正極を作製した。それ以外は、実施例1と同様に作製した。本実施例ではアルミナ多孔板の片面が正極の骨格材料として機能している。
参考例7]
アルミナ多孔板(空隙率70%、厚さ2mm)の片面に、Ni粉末(平均粒子径3μm)と結着材(BM−500)と水を混合したスラリーを塗布・乾燥させることにより厚さ110μm、空隙率55%の正極を形成した。それ以外は実施例1と同様に作製した。本実施例ではアルミナ多孔板の片面が骨格材料として機能している。
参考例8]
石英ガラス繊維フィルター(空隙率67%)を重ね合わせ厚さ5mmのスペーサーを作製した。正極として、SUS304meshに無電解メッキ法にて、針状(底面径0.4μm、長さ1μm程度)のNiを析出させNiを被膜した。それ以外は実施例1と同様に作製した。
参考例9]
正極として、ETFEメッシュ(線径0.08mm、空隙率43%)に無電解メッキ法にてNiを被膜し、さらにNi粉末(平均粒子径3μm)と結着材(BM−500)と水を混合したスラリーを塗布・乾燥させることにより厚さ1.8mm、空隙率52%を作製した以外は参考例8と同様に作製した。
[参考例10]
スペーサーとして親水処理を施した厚さ55μm、空隙率60%のPTFE多孔膜を用い、正極として実施例1に用いたNi多孔体を用いたこと以外は実施例1と同様に作製した。
[参考例11]
正極として、実施例3に用いたφ16のPtメッシュ(線径0.07mm、100mesh/inch)の片面にイオンプレーティング法を用いて窒化アルミニウム膜を形成した。作製した窒化アルミニウム被覆面を試験セルの固体電解質上になるように乗せ、その上にφ16のPtメッシュをセットした。本実施例では窒化アルミニウム膜がスペーサーとなる。その他は実施例1と同様に作製した。
Ptメッシュと同時に成膜した石英基板上に形成した窒化アルミニウムの厚みを測定したところ230nmであった。
参考例12]
正極として穴あき集電体(15mm角、厚さ1mmのINCOLOY825材(INCOLOYは登録商標)にφ1mm貫通孔49箇所)の片面にPtをスパッタリング法にて被覆した。作製した正極を試験セルの固体電解質上2mmの位置にセットした。このようにしてスペーサーを具備せず正極と固体電解質を非接触とした。それ以外は実施例1と同様に作製した。
参考例13]
正極として、15mm角、厚さ1mmの新日鉄住金製NSSC270板上に針状Ni粉末(幅0.2μm、長さ1μm、アスペクト比5)と結着材(BM−500)と水を混合したスラリーを塗布・乾燥させることにより、厚さ2.6mmの触媒層を形成した。作製した正極を試験セルの固体電解質上20mmの位置にセットした。このようにしてスペーサーを具備せず正極と固体電解質を非接触とした。それ以外は実施例1と同様に作製した。
[比較例1]
スペーサーを具備せず、固体電解質基板とNi多孔体が接している以外は実施例1と同様に作製した。
[比較例2]
正極にはアルミニウム基板(φ15mm、厚さ1mm)にスパッタリング法にてPt薄膜を形成し、Pt面を固体電解質と接するように比較例1と同様に作製した。
[放電試験]
上記実施例1〜参考例4〜13、比較例1で作製した電池セルの容器に濃度0.5MのLiBF水溶液を100cc投入して12時間放置した。また上記参考例10〜11、比較例2で作成した電池セル容器には人工海水(マリンアートSF−1富田製薬株式会社製)を100cc投入して2時間放置した。その後、それぞれの電池を定電流−定電圧放電(2mA、1.5V)で10分間放電した後、0.5mAで終止電圧1.5Vとなるまで放電試験を行なった。
[試験結果]
表1は実施例1〜3、参考例4〜13と比較例1〜2の試験結果をまとめたものである。固体電解質と正極を接触させることなく作製した実施例1〜3、参考例4〜13ではLi負極の持つ容量の90%以上を放電することができ、高い放電容量を示した。
固体電解質と正極を接触させて電池を作製した比較例1では、放電容量はLi負極の持つ容量の56%、比較例2では25%と低い容量しか発揮できなかった。比較例1、2では試験後の固体電解質の表面は変色しており、劣化が見られた。

本発明の電池の構成を示す概略図である。 本発明の電池の構成を示す概略図である。 本発明の電池の構成を示す概略図である。 本発明の電池の正極の構成を示す概略図である。 本発明の電池の正極の構成を示す概略図である。 本発明の電池の正極の構成を示す概略図である。 本発明の電池の正極の構成を示す概略図である。 本発明の実施例1の電池の構成を示す概略図である。
符号の説明
1負極、2無機固体電解質、3正極、4保護層、5スペーサー材料、6活物質と電解質を兼ねる液体を保持する空間、7活物質と電解質を兼ねる液体を保持する多孔質材料、8支持体、9集電部、91骨格、92金属の被覆、93触媒材料の被覆、94触媒材料からなる骨格、10触媒材料、11試験セル、12Li−Al合金箔、13Pvdf微多孔膜、14リチウムイオン伝導性ガラスセラミックス、15PTFEスペーサー、16スプリング、17ニッケル多孔体、18容器、19正極リード、20負極リード

Claims (13)

  1. 正極と、金属イオンを放出する能力を備えた金属リチウムまたはリチウム合金である負極と、無機固体電解質を備えた電池であって、
    前記正極は、活物質と電解質を兼ねる水溶液を保持するように構成され、かつ、酸素および/または水を還元分解する能力を有する触媒材料を有し、
    前記正極と前記無機固体電解質の間に多孔質でないスペーサー材料を有することにより、前記正極と前記無機固体電解質が非接触である電池。
  2. 前記正極と前記無機固体電解質の間隔が0.3nm以上である請求項1に記載の電池。
  3. 前記正極は液体状の電解質を保持または流動させることができる多孔質、メッシュ状またはそれらの積層体を有する請求項1または2に記載の電池。
  4. 前記正極は空隙率が20〜99.5%である請求項1からのいずれかに記載の電池。
  5. 前記正極は、酸素および/または水を還元分解する能力を有する触媒材料と電子伝導性を持つ集電部を有する請求項1からのいずれかに記載の電池。
  6. 前記正極の集電部は少なくとも一部が金属で被覆された請求項に記載の電池。
  7. 前記正極の集電部が耐海水性合金からなる請求項またはに記載の電池。
  8. 前記正極の触媒材料は金属を含む平均粒子径10μm以下の微粒子である請求項からのいずれかに記載の電池。
  9. 前記正極の触媒材料は金属を含むアスペクト比2以上の微粒子である請求項からのいずれかに記載の電池。
  10. 前記正極は、酸素および/または水を還元分解する能力を有する触媒材料を含み、前記触媒材料は電子伝導性を有する請求項1からのいずれかに記載の電池。
  11. 前記正極の厚さは10μm以上である請求項1から10のいずれかに記載の電池。
  12. 前記負極がリチウム金属を含む請求項1から11のいずれかに記載の電池。
  13. 前記無機固体電解質はLi1+X+Z(Ge1−YTi2−X3−ZSi12(0<X≦0.6,0.2≦Y<0.8,0<Z≦1、M=Al、Ga)の結晶を含む請求項1から12のいずれかに記載の電池。
JP2008070702A 2008-03-19 2008-03-19 電池 Expired - Fee Related JP5319943B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008070702A JP5319943B2 (ja) 2008-03-19 2008-03-19 電池
US12/383,048 US8951681B2 (en) 2008-03-19 2009-03-19 Lithium ion battery with catalytic material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008070702A JP5319943B2 (ja) 2008-03-19 2008-03-19 電池

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013026316A Division JP5581412B2 (ja) 2013-02-14 2013-02-14 電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009224296A JP2009224296A (ja) 2009-10-01
JP5319943B2 true JP5319943B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=41089250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008070702A Expired - Fee Related JP5319943B2 (ja) 2008-03-19 2008-03-19 電池

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8951681B2 (ja)
JP (1) JP5319943B2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7645543B2 (en) 2002-10-15 2010-01-12 Polyplus Battery Company Active metal/aqueous electrochemical cells and systems
US9368775B2 (en) 2004-02-06 2016-06-14 Polyplus Battery Company Protected lithium electrodes having porous ceramic separators, including an integrated structure of porous and dense Li ion conducting garnet solid electrolyte layers
US7282295B2 (en) 2004-02-06 2007-10-16 Polyplus Battery Company Protected active metal electrode and battery cell structures with non-aqueous interlayer architecture
US8404388B2 (en) 2005-08-09 2013-03-26 Polyplus Battery Company Compliant seal structures for protected active metal anodes
CN102124601B (zh) 2008-06-16 2014-02-12 波利普拉斯电池有限公司 含水锂/空气电池组电池
DE102009049693A1 (de) * 2009-10-16 2011-04-21 Süd-Chemie AG Phasenreines Lithiumaluminiumtitanphosphat und Verfahren zur Herstellung und dessen Verwendung
US20110269007A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Polyplus Battery Company High rate seawater activated lithium battery cells bi-polar protected electrodes and multi-cell stacks
JP5695854B2 (ja) * 2010-07-14 2015-04-08 日本協能電子株式会社 水電池及びその製造方法
WO2013012084A1 (ja) 2011-07-20 2013-01-24 株式会社Gsユアサ 円筒形電池
CN103688389B (zh) 2011-07-20 2016-09-28 株式会社杰士汤浅国际 圆筒形电池
US9660311B2 (en) 2011-08-19 2017-05-23 Polyplus Battery Company Aqueous lithium air batteries
WO2013131005A2 (en) 2012-03-01 2013-09-06 Excellatron Solid State, Llc High capacity solid state composite cathode, solid state composite separator, solid-state rechargeable lithium battery and methods of making same
US8932771B2 (en) 2012-05-03 2015-01-13 Polyplus Battery Company Cathode architectures for alkali metal / oxygen batteries
US10084168B2 (en) 2012-10-09 2018-09-25 Johnson Battery Technologies, Inc. Solid-state battery separators and methods of fabrication
US9905860B2 (en) 2013-06-28 2018-02-27 Polyplus Battery Company Water activated battery system having enhanced start-up behavior
WO2015031433A1 (en) * 2013-08-28 2015-03-05 Corning Incorporated Lithium orthophosphate glasses, corresponding glass-ceramics and lithium ion-conducting nzp glass ceramics
JP2016091995A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 株式会社デンソー リチウム空気電池及びリチウム空気電池装置
WO2016067592A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 株式会社デンソー リチウム空気電池及びリチウム空気電池装置
US10541428B2 (en) * 2015-02-02 2020-01-21 Sung Nien KAO Water-activated power generating device
JP6763965B2 (ja) 2015-12-21 2020-09-30 ジョンソン・アイピー・ホールディング・エルエルシー 固体電池、セパレータ、電極および製造方法
WO2017111133A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士フイルム株式会社 全固体二次電池、全固体二次電池用粒子、全固体二次電池用固体電解質組成物および全固体二次電池用電極シートならびにこれらの製造方法
US10218044B2 (en) 2016-01-22 2019-02-26 Johnson Ip Holding, Llc Johnson lithium oxygen electrochemical engine
KR101865383B1 (ko) 2016-06-03 2018-06-07 울산과학기술원 이차 전지 모듈 및 이차 전지 모듈 제조 방법
WO2017216179A1 (en) * 2016-06-14 2017-12-21 Solvay Sa Flexible battery
CN106099140A (zh) * 2016-08-01 2016-11-09 中山市富加电器制品有限公司 一种淡水发电模组的制作方法
DE102018102387B3 (de) * 2018-02-02 2019-06-27 Schott Ag Glaskeramik mit ionenleitender Restglasphase und Verfahren zu ihrer Herstellung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4745472B2 (ja) * 1998-07-16 2011-08-10 株式会社オハラ リチウムイオン伝導性ガラスセラミックスおよびこれを用いた電池、ガスセンサー
JP2002100398A (ja) * 2000-09-20 2002-04-05 Nec Corp 二次電池及び電気化学キャパシタ並びにそれらの製造方法
US7645543B2 (en) 2002-10-15 2010-01-12 Polyplus Battery Company Active metal/aqueous electrochemical cells and systems
WO2005067080A1 (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. リチウムイオン二次電池
JP5153065B2 (ja) * 2005-08-31 2013-02-27 株式会社オハラ リチウムイオン二次電池および固体電解質
JP2007329107A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Arisawa Mfg Co Ltd リチウムイオン二次電池
EP2087540A4 (en) * 2006-10-13 2014-01-22 Ceramatec Inc ADVANCED AIR-METAL BATTERY HAVING CERAMIC MEMBRANE ELECTROLYTE

Also Published As

Publication number Publication date
US20090239152A1 (en) 2009-09-24
JP2009224296A (ja) 2009-10-01
US8951681B2 (en) 2015-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5319943B2 (ja) 電池
JP5731278B2 (ja) 全固体リチウムイオン電池
US8338038B2 (en) Electrochemical cell comprising ionically conductive membrane and porous multiphase electrode
JP5484928B2 (ja) 全固体電池
JP5144845B2 (ja) 固体電池
TWI363443B (en) Lithium ion conductive solid electrolyte and a method for manufacturing the same
JP5316809B2 (ja) リチウム電池およびその製造方法
JP5312969B2 (ja) リチウムイオン二次電池の製造方法
JP5091482B2 (ja) 水性活性金属電気化学セルならびにシステム
JP5574516B2 (ja) 亜鉛空気二次電池
JP6201327B2 (ja) リチウム電池用電極複合体の製造方法、リチウム電池用電極複合体およびリチウム電池
KR101417268B1 (ko) 리튬금속배터리용 리튬전극 및 그 제조방법
JP5207883B2 (ja) リチウム電池用セパレーターおよびリチウム電池。
US20140216632A1 (en) Method for producing active material molded body, active material molded body, method for producing lithium battery, and lithium battery
JP6252350B2 (ja) 固体電解質構造体、及びその製造方法、並びに全固体電池
JP5285292B2 (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
US11121375B2 (en) Solid-state electrodes with non-carbon electronic conductive additives
JPWO2014132320A1 (ja) 全固体イオン二次電池
JP2017084515A (ja) 負極層、および全固体リチウムイオン二次電池
JP5581412B2 (ja) 電池
JP7375914B2 (ja) 固体電池
JP2017091665A (ja) 電解質複合体の製造方法、活物質複合体の製造方法、電極複合体の製造方法、電解質複合体、活物質複合体、電極複合体および電池
JP2017168282A (ja) 電極複合体、電池、電極複合体の製造方法及び電池の製造方法
JP2016027563A (ja) 固体電解質、リチウム電池及びリチウム空気電池
JP2019012685A (ja) 空気極用触媒およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees