JP5315955B2 - トラクタ - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1記載の発明では、コモンレール(1)を備えたエンジン(E)と該エンジン(E)の制御を行うECU(100)、及び作業機(21)を搭載したトラクタにおいて、
前記作業機(21)の圃場での耕耘深さを自動的に設定する耕深設定手段(30)と、該耕深設定手段(30)の機能を入り状態とする自動耕深スイッチ(30a)と、耕深を維持して車速を変更する耕深優先又は車速を維持して耕深を変更する車速優先のいずれか一方を選択する選択スイッチ(30b)を設け、前記選択スイッチ(30b)により耕深優先又は車速優先のいずれか一方が選択された状態で作業機(21)を駆動して作業走行が開始されると、ECU(100)はエンジンの負荷率を検出して本機側の制御装置(200)に送信し、制御装置(200)は耕深を維持するための車速、又は車速を維持するための耕深を算出する構成とし、
前記ECU(100)内にはエンジン回転数とトルクとの関係を示す性能曲線を少なくとも標準モードライン(L1)と低燃費モードライン(L2)とから構成し、
手動で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)の選択を燃費モード変更手段(36)で行う場合において、
手動で低燃費モードライン(L2)を選択しているときは、その後は自動でエンジン回転数が最大トルク点(T2)よりも下がると自動的に標準モードライン(L1)に切り換り、この標準モードライン(L1)に移行中、エンジン回転数が最大トルク点(T1)よりも所定回転数以上上昇すると、自動的に元の低燃費モードライン(L2)に戻るように構成し、
自動で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)が選択される作業を開始して作業走行を行う場合において、
前記作業機(21)の耕深深さに応じて標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択し、耕深深さに変えて作業走行時の車速に応じて標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択し、
前記作業機(21)の耕深深さが所定値よりも浅い場合は、自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業機(21)の耕深深さが所定値よりも深い場合は、自動的に標準モードライン(L1)に切り換えるように構成し、前記耕深深さの条件に変えて作業時の車速で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択するときは、作業時の車速が所定値以下では自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業時の車速が所定値以上では自動的に標準モードライン(L1)に切り換えるように構成し、
路上走行時には車速にかかわらず低燃費モードライン(L2)に切り換える構成とし、この低燃費モードライン(L2)に切り換え後は、路上走行の車速が速い場合は最大トルク点(T2a)を高くしたライン(L2a)とし、車速が遅い場合は最大トルク点(T2b)を低くしたライン(L2b)としたことを特徴とするトラクタとしたものである。
自動で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)が選択される作業を開始して作業走行を行う場合において、作業機(21)の耕深深さに応じて標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択する。耕深深さの条件に変えて作業時の車速で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択する。
作業機(21)の耕深深さが所定値よりも浅い場合は、自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業機(21)の耕深深さが所定値よりも深い場合は、自動的に標準モードライン(L1)に切り換える。
耕深深さの条件に変えて作業時の車速で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択するときは、作業時の車速が所定値以下では自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業時の車速が所定値以上では自動的に標準モードライン(L1)に切り換わる。
路上走行時には車速にかかわらず低燃費モードライン(L2)に切り換える。この低燃費モードライン(L2)に切り換え後は、路上走行の車速が速い場合は最大トルク点(T2a)を高くしたライン(L2a)とし、車速が遅い場合は最大トルク点(T2b)を低くしたライン(L2b)とする。
耕深深さの条件に変えて作業時の車速で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択するときは、作業時の車速が所定値以下では自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業時の車速が所定値以上では自動的に標準モードライン(L1)に切り換わる。これにより、作業に応じたトルクが選択され、効率の良い燃料消費及び作業が可能となる。
路上走行時には車速にかかわらず低燃費モードライン(L2)に切り換える。この低燃費モードライン(L2)に切り換え後は、路上走行の車速が速い場合は最大トルク点(T2a)を高くしたライン(L2a)とし、車速が遅い場合は最大トルク点(T2b)を低くしたライン(L2b)とする。これにより、さらに燃料消費が抑制できる。
図1は、蓄圧式燃料噴射装置の全体構成図である。蓄圧式燃料噴射装置は、例えば、多気筒ディーゼル機関に適用されるものであるが、ガソリン機関でもよい。そして、蓄圧式燃料噴射装置は、噴射圧力に相当する高圧燃料を蓄圧するコモンレール1と、このコモンレール1に取り付けられる圧力センサ2と、燃料タンク3より汲み上げた燃料を加圧してコモンレール1に圧送する高圧ポンプ4と、コモンレール1に蓄圧された高圧燃料をエンジンEのシリンダー5内に噴射する燃料噴射ノズル6と、前記高圧ポンプ4と燃料噴射ノズル6等の動作を制御する制御装置(ECU)等から構成される。ECUとは、エンジンコントロールユニットの略称である。
前記燃料タンク3内の燃料は吸入通路により燃料フィルタ7を介してエンジンEで駆動される高圧ポンプ4に吸入され、この高圧ポンプ4によって加圧された高圧燃料は吐出通路8によりコモンレール1に導かれて蓄えられる。
DPF39は、排気ガスの温度が低い状態(低負荷)が長時間続くと、PMが溜まってきて能力の低下が懸念される。そこで、図9に示すような方法でDPF39を再生させる制御を行う構成とする。DPF39の再生の条件は、後処理装置37の前圧力センサ40と後圧力センサ41の圧力差が所定値以上になると、DPF39の再生を行う構成とする。このとき、運転者に警告を出してDPF39の再生を促す。DPF39の再生は、機体を停車させてエンジンを空運転させることで行う。
排気ガスの一部を吸気側に還元するEGRにおいて、従来は排気マニホールドとEGRクーラとを接続する構成としていたので、過給器のタービン回転数が低下し、ブーストダウンを起こしていた。そこで、過給器の排気側からEGRクーラへ排気ガスを送り込む構成とする。これにより、EGR構成による過給器タービン回転数低下、ブーストダウン、出力低下を防止できるようになる。
21 作業機
30 耕深設定手段
30a 自動耕深スイッチ
30b 選択スイッチ
36 燃費モード変更手段(燃費モードダイヤル)
100 ECU
200 本機側の制御装置
E エンジン
L1 標準モードライン
L2 低燃費モードライン
T1 標準モードラインの最大トルク点
T2 低燃費モードラインの最大トルク点
T2a 高い側の最大トルク点
L2a 高い側のライン
T2b 低い側の最大トルク点
L2b 低い側のライン
Claims (2)
- コモンレール(1)を備えたエンジン(E)と該エンジン(E)の制御を行うECU(100)、及び作業機(21)を搭載したトラクタにおいて、
前記作業機(21)の圃場での耕耘深さを自動的に設定する耕深設定手段(30)と、該耕深設定手段(30)の機能を入り状態とする自動耕深スイッチ(30a)と、耕深を維持して車速を変更する耕深優先又は車速を維持して耕深を変更する車速優先のいずれか一方を選択する選択スイッチ(30b)を設け、前記選択スイッチ(30b)により耕深優先又は車速優先のいずれか一方が選択された状態で作業機(21)を駆動して作業走行が開始されると、ECU(100)はエンジンの負荷率を検出して本機側の制御装置(200)に送信し、制御装置(200)は耕深を維持するための車速、又は車速を維持するための耕深を算出する構成とし、
前記ECU(100)内にはエンジン回転数とトルクとの関係を示す性能曲線を少なくとも標準モードライン(L1)と低燃費モードライン(L2)とから構成し、
手動で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)の選択を燃費モード変更手段(36)で行う場合において、
手動で低燃費モードライン(L2)を選択しているときは、その後は自動でエンジン回転数が最大トルク点(T2)よりも下がると自動的に標準モードライン(L1)に切り換り、この標準モードライン(L1)に移行中、エンジン回転数が最大トルク点(T1)よりも所定回転数以上上昇すると、自動的に元の低燃費モードライン(L2)に戻るように構成し、
自動で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)が選択される作業を開始して作業走行を行う場合において、
前記作業機(21)の耕深深さに応じて標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択し、耕深深さに変えて作業走行時の車速に応じて標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択し、
前記作業機(21)の耕深深さが所定値よりも浅い場合は、自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業機(21)の耕深深さが所定値よりも深い場合は、自動的に標準モードライン(L1)に切り換えるように構成し、前記耕深深さの条件に変えて作業時の車速で標準モードライン(L1)又は低燃費モードライン(L2)を自動的に選択するときは、作業時の車速が所定値以下では自動的に低燃費モードライン(L2)に切り換え、作業時の車速が所定値以上では自動的に標準モードライン(L1)に切り換えるように構成し、
路上走行時には車速にかかわらず低燃費モードライン(L2)に切り換える構成とし、この低燃費モードライン(L2)に切り換え後は、路上走行の車速が速い場合は最大トルク点(T2a)を高くしたライン(L2a)とし、車速が遅い場合は最大トルク点(T2b)を低くしたライン(L2b)としたことを特徴とするトラクタ。 - 負荷が変動してもエンジン回転数が一定で出力を負荷に応じて変更するアイソクロナス制御に切り換えられている状態であって低燃費モードライン(L2)を選択している場合、エンジン負荷率が90%を超えると、標準モードライン(L1)に切り換えるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
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