JP5315177B2 - 車両用ドア - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドアの本体部の車室側の側面を覆うドアライニングに形成した開口から車室側に露出し、前記ドアをロックおよびアンロックするロックノブを備えた車両用ドアに関する。
車両のスライドドアのドアインナパネルに固定したベースプレートに、ドアトリムの開口から突出するノブベースを左右摺動自在に支持し、このノブベースに箱形状のノブカバーを嵌合させてロッキングノブを構成したものが、下記特許文献1により公知である。このように、スライドドアをロックおよびアンロックするロッキングノブを、ノブベースおよびノブカバーに2分割して構成することで、ドアトリムの開口にベゼルを装着することなく、ノブカバーでノブベースおよびドアトリムの開口を隠して美観を高めることができる。
特開2004−143823号公報
ところで上記従来のものは、ロッキングノブをノブベースおよびノブカバーに2分割して構成する必要があるので、構造が複雑になって部品点数が増加するだけでなく、ノブカバーとドアトリムの開口との間に隙間を小さくしようとすると、ノブカバーがドアトリムに摺れて操作フィーリングが悪化する可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ドアライニングの開口とロックノブとの間の隙間小さく抑えながら、ロックノブがドアライニングに摺れて操作フィーリングが悪化するのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車両のドアの本体部の車室側の側面を覆うドアライニングに形成した開口から車室側に露出し、前記ドアをロックおよびアンロックするロックノブを備えた車両用ドアにおいて、前記本体部に設けたブラケットに前記ロックノブを支持し、前記ドアライニングの開口の周辺に前記本体部に向けて突出して先端を前記ブラケットに当接させる突起を形成し、その突起の側部と前記ドアライニングの開口の周縁部とを相互に一体に連結する補強板を該ドアライニングに一体に突設したことを特徴とする車両用ドアが提案される。
尚、実施の形態のリヤドア15は本発明のドアに対応し、実施の形態のインナーパネル27は本発明の本体部に対応する。
請求項1の構成によれば、ドアをロックおよびアンロックするロックノブは、車両のドアの本体部の車室側の側面を覆うドアライニングに形成した開口から車室側に露出する。ドアの本体部に設けたブラケットにロックノブを支持し、ドアライニングの開口の周辺からドアの本体部に向けて突出する突起をブラケットに当接させたので、ドアライニングの開口の周辺の剛性を高めてブラケットとの距離を一定に保持し、ロックノブとドアライニングの開口との間の隙間を小さくして美観を高めながら、ロックノブがドアライニングに摺れて操作フィーリングが悪化するのを防止することができる。
自動車の車室内面を示す図。 図1の2部拡大図。 図2の3−3線拡大断面図。 図3の4−4線断面図。 図4の5−5線断面図。 ドアライニングの裏面の斜視図。
以下、図1〜図6に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、自動車は前列シート11、中列シート12および後列シート13を備えており、前列シート11の右側面にはフロントドア14が配置され、中列シート12の右側面にはリヤドア15が配置される。前列シート11に乗員が乗降するためのフロントドア14は、その内側面に設けられたドアノブ16を操作することで前端のヒンジを支点にして開閉する。中列シード12および後列シート13に乗員が乗降するためのリヤドア15は、その内側面に設けられたドアノブ17を操作することで前後にスライドして開閉する。
図1および図2から明らかなように、リヤドア15は、ドアガラス18の下縁に沿う部分の前端に、前記ドアノブ17と、リヤドア15をロックおよびアンロックするロックノブ19とを備える。またドアノブ17およびロックノブ19の下方にはパワーウインドウ装置のスイッチ20が設けられ、スイッチ20の下方には飲み物のボトル21等を保持するボトルホルダ22と、雑誌23等の小物物品を収納するドアポケット24とが設けられる。
図3〜図6に示すように、金属板をプレス加工したブラケット25は、左右両側の取付部25a,25aと、両取付部25a,25aに挟まれて車室側に突出する突出部25bと、突出部25bに形成された開口25cとを備えており、取付部25a,25aを貫通する2本のボルト26,26でリヤドア15の本体部を構成するインナーパネル27に固定される。
前記ロックノブ19は、矩形状の基板部19aと、基板部19aの中央から車室側に突出する操作部19bとを備えており、基板部19aの左右両側縁に形成したガイド溝19c,19cがブラケット25の開口25cに上下摺動自在に係合する。ロックノブ19は図示せぬロック機構に接続されており、ロックノブ19を押し下げるとリヤドア15が開放不能にロックされ、ロックノブ19を押し上げるとリヤドア15が開放可能にアンロックされる。
リヤドア15のインナーパネル27およびブラケット25の車室側の側面が、前側のドアライニング28と後側のドアライニング29とにより覆われる。前側のドアライニング28には矩形状の開口28aが形成されており、その開口28aのエッジはロックノブ19の基板部19aに向かって湾曲する。前側のドアライニング28の開口28aの前後に隣接する位置から、それぞれ突起30,31がブラケット25に向かって突出する。前側の突起30は断面が前方に向かって開放する「コ」字状に形成されており、また後側の突起31は断面が円形のパイプ状であり、それドアライニング28に連なる基部が、該ドアライニング28に一体に突設した3枚の補強板31a…で補強される。而してその一部の補強板31aは、前記突起31の側部とドアライニング28の開口28aの周縁部との間を一体に連結する。
図3および図5から明らかなように、ドアライニング28の開口28aのエッジはロックノブ19の基板部19aに微小な隙間αを介して対向しており、ロックノブ19の操作部19bは前記開口28aから車室側に突出する。乗員が指で操作部19bを摘んでロックノブ19を下方に移動させるとリヤドア15が開放不能にロックされ、ロックノブ19を上方に移動させるとリヤドア15が開放可能にアンロックされる。
このとき、ドアライニング28の突起30,31がブラケット25の取付部25a,25aに当接するため、ドアライニング28の開口28aの周辺の剛性が高まってブラケット25側に撓み難くなる。よって、ドアライニング28の開口28aとロックノブ19の基板部19aとの間の隙間αを小さく設定して美観を高めても、ドアライニング28の開口28aがロックノブ19の基板部19aに摺接して操作性が悪化するのを防止することができる。以上のことから、ドアライニング28の開口28aにベゼルを装着しなくてもロックノブ19の操作部19bの周辺の美観を確保することができ、これによりベゼルを廃止して部品点数の削減に寄与することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では本発明を右側のリヤドア15に適用しているが、それを左側のリヤドアに適用することも可能であり、フロントドア等の他の任意のドアに適用することも可能である。
また突起30,31の形状および数は実施の形態に限定されるものではない。
15 リヤドア(ドア)
19 ロックノブ
25 ブラケット
27 インナーパネル(本体部)
28 ドアライニング
28a 開口
31 突起
31a 補強板

Claims (1)

  1. 車両のドア(15)の本体部(27)の車室側の側面を覆うドアライニング(28)に形成した開口(28a)から車室側に露出し、前記ドア(15)をロックおよびアンロックするロックノブ(19)を備えた車両用ドアにおいて、
    前記本体部(27)に設けたブラケット(25)に前記ロックノブ(19)を支持し、 前記ドアライニング(28)の開口(28a)の周辺に前記本体部(27)に向けて突出して先端を前記ブラケット(25)に当接させる突起(3)を形成し
    その突起(31)の側部と前記ドアライニング(28)の開口(28a)の周縁部とを相互に一体に連結する補強板(31a)を該ドアライニング(28)に一体に突設したことを特徴とする車両用ドア。
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