JP2005324668A - 車両の小物収納構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インストルメントパネル9が乗員に面する部分に車両前方上向きに傾斜するインパネ上面部11と、前方下向きに傾斜するグローブボックスリッド26を有し下端部が軸支されて開閉するグローブボックス12とを備え、グローブボックス12とインパネ上面部11との間であって、インストルメントパネル9が乗員側に最も膨出した高さ位置において、ガイド部材19とトレイ20からなる引出し式トレイ13が配置され、引出し式トレイ13は前方下向きに傾斜してインパネメンバ10の下方に配設される。
【選択図】 図3
Description
特許文献1に記載の構造は、インストルメントパネルの助手席側に設けられたグローブボックスの下部に左右一対のレール部材を設け、このレール部材に沿って引出し、収納可能なトレイを設けたものである。
しかも、インストルメントパネルが乗員側に最も膨出した位置に引出し式トレイを配置し、かつインパネメンバを回避すべくその下方に配設したので、引出しの充分な奥行きの確保と引出し代の確保との両立を図ることができる。
この発明による車両の小物収納構造はまた、車幅方向に延びるインパネメンバに支持されたインストルメントパネルが乗員に面する部分において車両前方上向きに傾斜するインパネ上面部と、前方下向きに傾斜するグローブボックスリッドを有し下端部が軸支されて開閉するグローブボックスとを備え、上記グローブボックスとインパネ上面部との間であって、インストルメントパネルが乗員側に最も膨出した高さ位置において、ガイド部材とトレイからなる引出し式トレイが配置され、上記引出し式トレイは前方上向きに傾斜してインパネメンバの上方に配設されたものである。
しかも、インストルメントパネルが乗員側に最も膨出した位置に引出し式トレイを配置し、かつインパネメンバを回避すべくその上方に配設したので、引出しの充分な奥行きの確保と引出し代の確保との両立を図ることができる。
上記構成によれば、引出し式トレイを湾曲構造と成したので、直線的な構造のものと比較して、引出し奥部のインパネメンバに対する回避代を大きくすることができると共に、トレイの引出し、収納時のがたつき量の低減を図ることができる。
上記構成によれば、湾曲構造のトレイでありながら、引出した時には該トレイが略水平となるので、使い勝手の向上を図ることができる。
上記構成によれば、引出しトレイがインパネメンバとインパネ開口部とで支持されるので、該引出し式トレイの支持剛性の向上を図ることができる。
上記構成によれば、上述のブラケットを有効利用してグローブボックスリッドのストライカを高い剛性で支持することができる。
図面は車両の小物収納構造を示すが、まず図1を参照して車両の構造を概略的に説明する。
インパネ上面部11を有し、このインパネ上面部11とグローブボックス12との間において、インストルメントパネル9が乗員X側(車室2側)に最も膨出した高さ位置には、引出し式トレイ13が配置されている。
次に図2〜図11を参照して車両の小物収納構造について詳述する。
図2はインストルメントパネル9の斜視図であって、このインストルメントパネル9はドライバーズ側9Aと、パッセンジャーズ側9Bと、これら両者9A,9B間に位置するセンタ側9Cとを有し、上述のパッセンジャーズ側9Bには、インストルメントパネル9が乗員Xに面する部分において車両前方上向きに傾斜する前述のインパネ上面部11が一体形成されている。
上述のガイド部材19は、図5に示すように天板19aと、左右の側板19b,19bと、背面板19cと、正面側の略方形枠状の取付けフランジ部19dと、この取付けフランジ部19dから所定長さのみ車両前方に延びる底板19eと、上述の背面板19c下端の略中央部から所定長さのみ車両後方に延びる舌片19fとを備え、上述の取付けフランジ部19dの背面側(車両前方側)には図2で示したインパネ上面部11の係止孔18・・・に対応すべく複数の係止舌片22・・・が一体形成されている。
このトレイ20は底板20aと、左右の側板20b,20bと、背面板20cと、仕切り板20dと、正面板20eとを備え、正面板20eのほぼ中間部にはロック部材24を配設する凹部25が形成されている。
すなわち、この引出し式トレイ13は図3、図4に示すよう前方下向きに傾斜させてその内奥部がインパネメンバ10の下方に位置するように配設したものである。
この構成によれば、引出し式トレイ13を湾曲構造と成したので、直線的な構造のものと比較して、引出し奥部のインパネメンバ10に対する回避代を大きくすることができると共に、トレイ20の引出し、収納時のがたつき量の低減を図ることができる。
この構成によれば、湾曲構造のトレイ20でありながら、引出した時には該トレイ20が略水平となるので、使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、上記ブラケット33は後方に向けて延び、その後端部がインパネ開口部17の下方内側に固定され、グローブボックスリッド26のフック部材43を係合するストライカ42が取付けられたものである。
図12〜図14は車両の小物収納構造の他の実施例を示し、この実施例においてはインパネメンバ10に接合固定するブラケット34の断面構造を車両後方側が開放するコの字状に形成し、このブラケット34に保持孔50を形成する一方、引出し式トレイ13のガイド部材19における背面板19cには車両前方側へ突出するピン形状の突起51を設け、この突起51をブラケット34の保持孔50に挿入して、該ブラケット34でガイド部材19の内奥部を支持すべく構成したものである。
このように構成すると、構造の簡略化を図ることができる。なお、図12、図13、図14で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図12〜図14において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
しかも、インストルメントパネル9が乗員側に最も膨出した位置に引出し式トレイ13を配置し、かつインパネメンバ10を回避すべくその上方に配設したので、引出しの充分な奥行きの確保と引出し代の確保との両立を図ることができる。
この構成によれば、引出し式トレイ13を湾曲構造と成したので、直線的な構造のものと比較して、引出し奥部のインパネメンバ10に対する回避代を大きくすることができると共に、トレイ20の引出し、収納時のがたつき量の低減を図ることができる。
なお、図15、図16で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の各実施例とほぼ同様であるから、図15、図16において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の化粧面は、実施例の化粧板21に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
10…インパネメンバ
11…インパネ上面部
12…グローブボックス
13…引出し式トレイ
17…インパネ開口部
19…ガイド部材
20…トレイ
21…化粧板(化粧面)
21a…下方垂下部
26…グローブボックスリッド
26a…上端部
33,34…ブラケット
42…ストライカ
43…フック部材
Claims (8)
- 車幅方向に延びるインパネメンバに支持されたインストルメントパネルが乗員に面する部分において車両前方上向きに傾斜するインパネ上面部と、
前方下向きに傾斜するグローブボックスリッドを有し下端部が軸支されて開閉するグローブボックスとを備え、
上記グローブボックスとインパネ上面部との間であって、インストルメントパネルが乗員側に最も膨出した高さ位置において、ガイド部材とトレイからなる引出し式トレイが配置され、
上記引出し式トレイは前方下向きに傾斜してインパネメンバの下方に配設された
車両の小物収納構造。 - 車幅方向に延びるインパネメンバに支持されたインストルメントパネルが乗員に面する部分において車両前方上向きに傾斜するインパネ上面部と、
前方下向きに傾斜するグローブボックスリッドを有し下端部が軸支されて開閉するグローブボックスとを備え、
上記グローブボックスとインパネ上面部との間であって、インストルメントパネルが乗員側に最も膨出した高さ位置において、ガイド部材とトレイからなる引出し式トレイが配置され、
上記引出し式トレイは前方上向きに傾斜してインパネメンバの上方に配設された
車両の小物収納構造。 - 上記引き出し式トレイは車両側面視において上方へ凸状に湾曲する円弧状に形成された
請求項1記載の車両の小物収納構造。 - 上記引出し式トレイは車両側面視において下方へ凸状に湾曲する円弧状に形成された
請求項2記載の車両の小物収納構造。 - 上記引出し式トレイはトレイを引出した時、該トレイが略水平になるように配設された
請求項3または4記載の車両の小物収納構造。 - 上記引出し式トレイの正面部はグローブボックス幅と略同一幅においてインストルメントパネルが乗員側に最も膨出した部分の化粧面を構成し、
乗員の通常着座位置の視点から見てグローブボックスリッドの上端部を隠蔽する
下方垂下部を備えた
請求項1〜5の何れか1に記載の車両の小物収納構造。 - 上記引出し式トレイのガイド部材が、インパネメンバに結合されたブラケットと、引出し式トレイが係合するインパネ開口部とに係止された
請求項1〜6の何れか1に記載の車両の小物収納構造。 - ブラケットは後方に向けて延び、その後端部がインパネ開口部の下方内側に固定され、グローブボックスリッドのフック部材を係合するストライカが取付けられた
請求項7記載の車両の小物収納構造。
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2004
- 2004-05-14 JP JP2004144314A patent/JP4389660B2/ja not_active Expired - Lifetime
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