JP5313850B2 - 施錠装置 - Google Patents

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Description

この発明は、施錠装置に関し、さらに詳細には、施錠時には、鍵穴がシャッター板により閉鎖されて防水および防塵が可能な施錠装置に関する。
従来、操作ハンドルを施錠装置の鍵穴に挿入し、錠本体の奥へと押し付けながら、操作ハンドルを時計方向または反時計方向に回動させて施錠および解錠する施錠装置が知られている。例えば、特許文献1によれば、操作ハンドルを回動させて解錠すると、操作ハンドルが錠本体内部に引っかかり、鍵穴から抜けないようにすることができる。したがって、解錠状態で操作ハンドルを引っ張って扉等を開閉することができ、操作ハンドルが、施錠装置の解錠と、扉等の開閉用取っ手との役割を兼ねることができる。
特許第2957474号(JP 2957474 B2)
上記のような施錠装置の錠本体は、鍵穴が形成される頂部と、頂部の周囲に軸方向に延びる円筒状部とを有し、円筒状部には回転可能な第1および第2回転子が収容されている。第1回転子には、頂部に対向するとともに十字形に延びる凹部が形成され、頂部の内側には、凹部に対応する一対の凸部が形成されている。第1回転子と第2回転子との間にはスプリングが取り付けられ、第1回転子を頂部側へと付勢している。したがって、第1回転子はハンドルによって押し付けられなければその凹部に凸部が嵌合され施錠状態が維持される。施錠状態から解錠させようとした場合には、凸部の厚さ寸法以上に第1回転子を操作ハンドルで押し付けて回転させるとともに、解錠状態においては、ハンドルの先端と凸部とが軸方向に並んで位置する。したがって、円筒状部の軸方向の長さ寸法は、凸部、ハンドル先端、および第2回転子の厚さ方向のそれぞれの長さ寸法を加算したものとなり、軸方向に大きくなりがちである。
この発明は、解錠時に操作ハンドルを扉等の開閉の取っ手として利用することができるとともに、錠本体のコンパクト化が可能な施錠装置を提供することを課題とする。
この発明は、鍵部および握持部を有する操作ハンドルと、この操作ハンドルによって施錠・解錠可能な錠本体と、前記操作ハンドル挿入方向である軸方向とを含む施錠装置の改良に関わる。
この発明は、前記施錠装置において、前記鍵部は、前記軸方向に延びる軸部と、前記軸部に形成されて前記軸方向へ延びる開口と、前記軸部から径方向外側へ延びる延出部とを有し、前記錠本体は、前記鍵部が挿入される中心孔と、前記中心孔から径外方向に延びるとともに前記延出部に対応する延出孔とで構成され直状に延びる貫通孔が形成されたフランジおよび前記フランジ周縁から前記軸方向に延びる円筒部を有するハウジングと、前記円筒部内を摺動回転可能であるとともに前記鍵部が挿入可能であって前記軸方向に延びる凹部を有する回転体と、前記凹部に付勢手段を介して嵌合されるとともに軸方向に移動可能な羽根を有するシャッター板と、前記ハウジングから延出する前記回転体の延出軸に取り付けられ前記回転体の回転に伴って旋回可能な爪金具とを有し、前記回転体は、前記ハウジングに摺動可能な摺動部と、前記摺動部の後端側から前記軸方向へ延びて前記ハウジング外に延出する延出軸とを有し、前記回転体の摺動部は、後側から前側に前記軸方向へ向けて延びるピンと、前記ピンから径方向外側であって前記軸方向へ延び、前記ピンを中心にして十字型になるように形成された4つの凹部とを備え、前記シャッター板は、中心孔を有する中心部と、前記中心部から径方向外側へ延び、前記中心部を中心にして十字型になるように形成された4つの羽根を備え、前記シャッター板の4つの羽根のうち、直状に並ぶ2つの羽根には、前記フランジに向かって突出する突起部が形成され、前記フランジには、前記貫通孔の前記延出部に交差するように延びて前記突起部が嵌合可能な溝部が形成され、前記回転体のピンに、前記シャッター板の前記中心孔が挿入され、前記操作ハンドルの鍵部は、前記軸部の前記開口に前記ピンを入れて前記シャッター板を前記円筒部内へと前記軸方向に押圧するとともに、前記凹部に移動可能であり、前記回転体は、前記操作ハンドルの回動によって摺動回転し、前記延出部が前記フランジの前記溝部に嵌合されることを特徴とする。
この発明の実施態様のひとつとして、前記フランジの前記溝部の前記軸方向の長さ寸法と、前記シャッター板の前記突起部のそれとは、同じ大きさを有する。
他の実施態様のひとつとして、前記操作ハンドルの前記延出部の前記軸方向の長さ寸法は、前記突起部のそれと同じか、それよりも大きい。
他の実施態様のひとつとして、前記回転体の前記凹部の前記軸方向の長さ寸法は、前記延出部の前記軸方向の長さ寸法と前記羽根の前記軸方向の長さ寸法とが加算された寸法よりも大きい。
他の実施態様のひとつとして、前記回転体の回転を一定角度範囲内に規制する回転規制手段をさらに含む。
この発明において、ハウジングのフランジに溝部を形成し、施錠時には溝部にシャッター板の突起部が嵌合され、解錠時には操作ハンドルの鍵部を構成する延出部が溝部に嵌合されることとしている。したがって、解錠時に操作ハンドルは、ハウジングで保持され、これを引っ張っても抜けることがないので、扉等の開閉の取っ手として利用することができる。さらに、溝部に操作ハンドルを嵌合することによって、錠本体のコンパクト化が可能となる。
使用状態を示す斜視図。 図1のII−II線断面図。 施錠装置の分解斜視図。 施錠装置の操作ハンドル挿入面とは反対から見た平面図。 施錠装置の作用説明図。 施錠装置の作用説明図。
図1〜6は、この発明の施錠装置の一実施形態を示したものである。図1はこの施錠装置を扉に取り付け、操作ハンドルで解錠操作する時の状態を示す斜視図、図2は図1のII−II線断面図、図3は施錠装置の各構成部品を示す分解斜視図、図4は施錠装置の操作ハンドル挿入面とは反対から見たときの平面図、図5および6は施錠装置の作用を説明する図である。図4において、説明のためその一部を省略している。
施錠装置1は、扉2に取り付けられる錠本体3と、錠本体3に挿入され施錠・解錠が可能な操作ハンドル4とを含む。図1に示したように、施錠装置1の施錠状態では、錠本体3の爪金具60が固定枠5へと延出して引っかかり、扉2をあけることができない。錠本体3に操作ハンドル4を挿入し、これを時計回りに回動させることによって、錠本体3に取り付けられた爪金具60が矢印X方向へと旋回し、仮想線の位置へと移動して固定枠5から外れ、解錠することができる。
操作ハンドル4は、軸方向に延びる軸部41と、軸部41の一端部に形成されるとともに軸方向に直行して延びる握持部42と、軸部41の他端部に形成されるとともに軸方向に直交して延出する一対の延出部43とを有している。これら軸部41の一部と延出部43とで鍵部が形成されている。軸部41の他端部には、軸方向に延びる開口44が形成されている。
錠本体3において、操作ハンドル4の挿入方向を軸方向とし、操作ハンドル4の挿入時にこれらの軸方向が一致する。錠本体3は、扉2に当接するフランジ11と、フランジ11に対して軸方向に延びる円筒部12とを含むハウジング10を有している。フランジ11には、操作ハンドル4を挿入可能な貫通孔14が形成され、貫通孔14は、操作ハンドル4の軸部41に対応する中心孔14aと、中心孔14aから径方向に延びるとともに、延出部43に対応する延出孔14bとを有している。フランジ11と円筒部12との間には、フランジ内面13が形成され、フランジ内面13はパッキン71を介して扉2に当接されている。円筒部12が扉2に形成された取付孔2aに入れられ、Oリング72を介してナット73を螺合することによって、ハウジング10が扉2に取り付けられる。
図2および3に示したように、ハウジング10には、フランジ11および円筒部12によって形成された空間部内に位置する回転体20が摺動回転可能に収容されている。回転体20は、ハウジング10に摺動可能な摺動部21と、摺動部21から軸方向へと延びてハウジング10外に延出する矩形の延出軸22とを有している。摺動部21には、軸方向に延びるピン23と、ピン23から径方向外側であって軸方向へと延びる4つの凹部24a,24b,24c,24dが形成される。凹部24a〜24dは、互いに約90度で等間隔に形成されるとともに、ピン23を中心にして十字型になるように形成されている。すなわち凹部24aと24cとが、ほぼ一直線となるように対向し、凹部24bと24dとがほぼ一直線となるように対向している。
回転体20の摺動部21の周面には、環状溝25が形成されOリング74が取り付けられている。延出軸22の内側には、ねじ穴26が形成されている。また、回転体20の摺動部21と延出軸22との間には、抜け落ち防止バネ75が取り付けられ、このバネ75を円筒部12内側に形成した環状溝15に挿入することによって、回転体20がハウジング10から脱落するのを防止している。
回転体20の内側には、スプリング34を介してシャッター板30が取り付けられている。シャッター板30は、凹部24a,24b,24c,24dに対応する羽根31a,31b,31c,31dと、これら中心に位置する中心部32と、中心部32に形成された中心孔33とを有している。ピン23が中心孔33に挿入され、凹部24a〜24dに各羽根31a〜31dが位置する。スプリング34は、ピン23に挿入され、羽根31a〜31dと、凹部24a〜24dの底面との間で保持されている。
羽根31aおよび31cには、フランジ11側に突出する突起部35が形成され、フランジ11には、突起部35に対応する一対の溝部16が形成されている。溝部16は、フランジ11を貫通することなく、他の部分よりも肉薄となったフランジ11で覆われている。シャッター板30は、スプリング34によってフランジ11側に付勢されているから、施錠時においては、羽根31aおよび31cの突起部35が溝部16に嵌合され、羽根31bおよび31dが貫通孔14から露出される。言い換えれば、羽根31bおよび31dによって、貫通孔14が閉鎖される。このように貫通孔14が閉鎖されることによって、施錠時において、ハウジング10内に水や塵が入るのを防止している。また、この状態においては、突起部35と溝部16との嵌合によって、回転体20の回転が規制される。
回転体20の延出軸22には、係止板50がその中心に形成された角穴51を嵌合させて装着されている。係止板50は、ハウジング10の円筒部12であって、フランジ11とは反対端に位置するとともに、この反対端を閉鎖するような大きさとなっている。係止板50の周囲部には、周方向に離間するとともに、外側に突出した2つの部位で係止部52a,52bが形成されている。この係止部52a,52bに対応する位置において、円筒部12の反対端には、軸方向に一体的に突出したストッパ17が形成されている。
係止板50は、回転体20に伴って回転するが、図4に示したように、係止板50の係止部52a,52bは、回転体20を時計回りまたは反時計回りに回転した際、一方の係止部52aがストッパ17の一方の端部17aに当接し、他方の係止部52bが他方の端部17bに当接し、それ以上の回転が規制される。このときの回転体20の回転角度は、約90度になるように、係止部52a,52bおよび端部17a,17bが形成されている。このような位置関係に設定するのは、回転体20における凹部24a〜24dの開口形状が十字型であるからであり、係止部52a,52bと、ストッパ17の端部17a,17bとによって、回転体20の回転を一定角度範囲内に規制する回転規制手段が構成されている。
回転体20の延出軸22には、さらに、ワッシャ76を介して爪金具60が装着されている。ワッシャ76および爪金具60には、その中心に角穴76aおよび61が形成され、それぞれ延出軸22に装着されている。爪金具60は、ハウジング10の円筒部12よりも軸方向外側へと延びる略矩形を有しており、回転体20と一体的に約90度旋回可能とされている(図1参照)。
爪金具60の軸方向外側には、ワッシャ77を介して、ネジ78が取り付けられている。ワッシャ77は、延出軸22よりも径が小さい丸穴77aを有し、この丸穴77aにネジ78を挿入するとともに、このネジ78は回転体20の延出軸22に形成されたネジ穴26に螺合される。このようにして、係止板50、ワッシャ76、爪金具60が延出軸22から抜けるのを防止している。
図5(a)に示したように、施錠装置1は施錠状態にあるとき、シャッター板30の羽根31a,31cの突起部35,35が、スプリング34の付勢によりハウジング10のフランジ11に押しつけられて溝部16,16に嵌合される。突起部35,35と溝部16,16とが嵌合することによって、シャッター板30がハウジング10に対して回転するのを規制することができ、さらにシャッター板30を保持する回転体20が前記回転規制手段によってハウジング10に対して回転するのを規制することができる。回転体20が回転しないので、これに取り付けられた爪金具60も旋回することがなく、扉2の内側から爪金具60が旋回されて解錠されるのを防止することができる。このとき、図示しない羽根31b,31dは、貫通孔14を閉鎖している。この状態において、係止部52aがストッパ17の端部17aに当接し、係止部52bが端部17bとは離間している(図4参照)。
この施錠装置1を解錠して扉2を開閉する際には、操作ハンドル4の突出部43をハウジング10の貫通孔14に差し込むとともに、貫通孔14を閉鎖している羽根31b,31dに当接させる(図示せず)。さらに、操作ハンドル4を押し込んで、図5(b)に示したように、シャッター板30の羽根31a,31cおよび突起部35,35をスプリング34の付勢に抗して回転体20の凹部24a,24cへ押し込む。これによりシャッター板30の羽根31a,31cの突起部35が溝部16から外れるとともに操作ハンドル4の延出部43が回転体20の凹部24b,24dに入る(図示せず)。
この状態で操作ハンドル4を回転すると、延出部43が回転体20を回転させ、係止板50の係止部52bがハウジング10のストッパ17の端部17bに当たって停止する(図4参照)。このときの回転体20の回転角は約90度である。その結果、固定枠5に係止している爪金具60が図1の矢印Xの方向に旋回し、爪金具60が固定枠5から外れ、解錠状態にすることができる。
図6(a)に示したように、スプリング34を撓ませながら操作ハンドル4を回転させ、回転体20の回転を回転させることによって、凹部24b,24dおよびシャッター板30の羽根31b,31dが、溝部16,16に対応する位置に移動する。さらに、操作ハンドル4の延出部43も溝部16に対応する位置に回転して移動する。
操作ハンドル4のハウジング10内部への押し付けをやめると、図6(b)に示したように、解錠状態の操作ハンドル4は、シャッター板30を介してスプリング34でフランジ11側に押圧される。したがって、延出部43は、軸方向に移動して溝部16に嵌合される。このような状態において、操作ハンドル4を扉2の外側に引っ張ると、突出部43がフランジ11に引っかかって、扉2を開けることができる。したがって、操作ハンドル4を扉2の開閉の取っ手として利用することができ、扉2の開閉を容易におこなうことができる。また、延出部43が溝部16に嵌合することによって、操作ハンドル4の回転を規制することができる。したがって、操作ハンドル4を持って扉2を開閉する際に、誤ってこれが溝部16から外れ、さらには貫通孔14から抜けてしまうのを防止することができる。
この実施形態によれば、フランジ11に溝部16を形成し、施錠状態では、この溝部16にシャッター板30の突起部35を嵌合させ、解錠状態では、操作ハンドル4の突出部43を嵌合させることとして、それぞれの回転を規制しているので、この規制手段としてフランジ11内側に凸部を形成する場合に比べて、軸方向の長さ寸法を小さくすることができる。
この実施形態において、フランジ11の溝部16の軸方向の長さ寸法Pと、シャッター板30の突起部35の軸方向の長さ寸法Qとは、ほぼ等しくされている。したがって、溝部16に突起部35が嵌合している施錠状態には、突起部35が形成されていない羽根31b,31dがフランジ11の内面に接触し、貫通孔14を閉鎖する。これに対して、操作ハンドル4の延出部43の軸方向の長さ寸法Rは、溝部16の長さ寸法Pおよび突起部35の長さ寸法Qよりも大きくされている。延出部43の長さ寸法Rを突起部35の長さ寸法Qよりも大きくすることによって、操作ハンドル4を回転できるまでハウジング10内に挿入すれば、突起部35は必ず溝部16から外れることとなり、操作ハンドル4の軸方向への押し付けと、回動との操作感覚を得易い。したがって、容易に操作ハンドル4を回動させて、シャッター板30および回転体20を回転させるとともに、爪金具60を回転させることができる。
溝部16の長さ寸法Pよりも延出部43の長さ寸法Rの方が大きくなるようにされているので、溝部16に延出部43が嵌合している解錠状態では、溝部16から延出部43が飛び出している。しかし、凹部24a〜24dの軸方向の長さ寸法Sは、少なくとも延出部43の長さ寸法Rと羽根31a〜31dの軸方向の長さ寸法Tとを加算した寸法よりも大きくすればよいので、従来技術のようにフランジ11内部に凸部を形成する場合に比べてその軸方向の長さ寸法を小さくすることができる。なお、延出部43の長さ寸法Rは、突起部35の長さ寸法Qと同じか、それよりも大きければよい。
1 施錠装置
3 錠本体
4 操作ハンドル
10 ハウジング
11 フランジ
12 円筒部
14 貫通孔
16 溝部
17a 端部(回転規制手段)
17b 端部(回転規制手段)
20 回転体
22 延出軸
24a〜24d 凹部
30 シャッター板
31a〜31d 羽根
34 スプリング(付勢手段)
35 突起部
41 軸部
42 握持部
43 延出部
52a 係止部(回転規制手段)
52b 係止部(回転規制手段)
60 爪金具

Claims (5)

  1. 鍵部および握持部を有する操作ハンドルと、この操作ハンドルによって施錠・解錠可能な錠本体と、前記操作ハンドル挿入方向である軸方向とを含む施錠装置において、
    前記鍵部は、前記軸方向に延びる軸部と、前記軸部に形成されて前記軸方向へ延びる開口と、前記軸部から径方向外側へ延びる延出部とを有し、
    前記錠本体は、前記鍵部が挿入される中心孔と、前記中心孔から径外方向に延びるとともに前記延出部に対応する延出孔とで構成され直状に延びる貫通孔が形成されたフランジおよび前記フランジ周縁から前記軸方向に延びる円筒部を有するハウジングと、前記円筒部内を摺動回転可能であるとともに前記鍵部が挿入可能であって前記軸方向に延びる凹部を有する回転体と、前記凹部に付勢手段を介して嵌合されるとともに軸方向に移動可能な羽根を有するシャッター板と、前記ハウジングから延出する前記回転体の延出軸に取り付けられ前記回転体の回転に伴って旋回可能な爪金具とを有し、
    前記回転体は、前記ハウジングに摺動可能な摺動部と、前記摺動部の後端側から前記軸方向へ延びて前記ハウジング外に延出する延出軸とを有し、
    前記回転体の摺動部は、後側から前側に前記軸方向へ向けて延びるピンと、前記ピンから径方向外側であって前記軸方向へ延び、前記ピンを中心にして十字型になるように形成された4つの凹部とを備え、
    前記シャッター板は、中心孔を有する中心部と、前記中心部から径方向外側へ延び、前記中心部を中心にして十字型になるように形成された4つの羽根を備え、
    前記シャッター板の4つの羽根のうち、直状に並ぶ2つの羽根には、前記フランジに向かって突出する突起部が形成され、前記フランジには、前記貫通孔の前記延出部に交差するように延びて前記突起部が嵌合可能な溝部が形成され、
    前記回転体のピンに、前記シャッター板の前記中心孔が挿入され、
    前記操作ハンドルの鍵部は、前記軸部の前記開口に前記ピンを入れて前記シャッター板を前記円筒部内へと前記軸方向に押圧するとともに、前記凹部に移動可能であり、前記回転体は、前記操作ハンドルの回動によって摺動回転し、前記延出部が前記フランジの前記溝部に嵌合されることを特徴とする前記施錠装置。
  2. 前記フランジの前記溝部の前記軸方向の長さ寸法と、前記シャッター板の前記突起部のそれとは、同じ大きさを有する請求項1記載の施錠装置。
  3. 前記操作ハンドルの前記延出部の前記軸方向の長さ寸法は、前記突起部のそれと同じか、それよりも大きい請求項1または2記載の施錠装置。
  4. 前記回転体の前記凹部の前記軸方向の長さ寸法は、前記延出部の前記軸方向の長さ寸法と前記羽根の前記軸方向の長さ寸法とが加算された寸法よりも大きい請求項1〜3のいずれかに記載の施錠装置。
  5. 前記回転体の回転を一定角度範囲内に規制する回転規制手段をさらに含む請求項1〜4のいずれかに記載の施錠装置。
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