JP5313084B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP5313084B2
JP5313084B2 JP2009204722A JP2009204722A JP5313084B2 JP 5313084 B2 JP5313084 B2 JP 5313084B2 JP 2009204722 A JP2009204722 A JP 2009204722A JP 2009204722 A JP2009204722 A JP 2009204722A JP 5313084 B2 JP5313084 B2 JP 5313084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
tray
heated
heating chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009204722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011052944A (ja
Inventor
紀子 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009204722A priority Critical patent/JP5313084B2/ja
Publication of JP2011052944A publication Critical patent/JP2011052944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5313084B2 publication Critical patent/JP5313084B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

本発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、特許文献1(特開平4−48118号公報)に記載されているように、トレイを収容する加熱庫と、加熱庫内の上部空間に配置された上ヒータと、加熱庫内の下部空間に配置された下ヒータと、この上ヒータおよび下ヒータを通電制御する制御部とを備えたものがある。
より詳しくは、上記制御部は、加熱庫内の空間温度が設定温度未満のときに、12秒オン、18秒オフを繰り返すように、かつ、加熱庫内の空間温度が設定温度以上のときに、20秒オン、10秒オフを繰り返すように、上ヒータを通電制御する。
また、上記制御部は、加熱庫内の空間温度が設定温度未満であっても設定温度以上であっても、14秒オン、16秒オフを繰り返すように、下ヒータを通電制御する。つまり、下ヒータは、加熱庫内の空間温度に関係なく、一定のオン時間デューティで通電制御される。
しかしながら、上記下ヒータを、加熱庫内の空間温度に関係なく、一定のオン時間デューティで通電制御した場合、被加熱物の分量の多い少ないによって、被加熱物の表面が焼け具合が丁度であっても、被加熱物の裏面が焼きすぎになってしまうという問題が生じてしまう。
あるいは、上記被加熱物の裏面が焼け具合が丁度であっても、被加熱物の表面の焼け具合に過不足が生じるという問題が起こってしまう。
これらの問題は、被加熱物の表面は主に上ヒータの輻射熱によって焼かれるのに対して、被加熱物の裏面はトレイからの熱伝導によって加熱されるというメカニズムの違いに起因するものである。
特開平4−48118号公報(第1図)
そこで、本発明の課題は、被加熱物の分量が多くても少なくても、被加熱物の表面側の焼け具合と、被加熱物の裏面側の焼け具合との調和を図ることができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に設けられた加熱庫と、
上記加熱庫内に設けられ、被加熱物が載置されるトレイ部と、
上記トレイ部の温度を検出するための温度検出部と、
上記被加熱物を上方から輻射で加熱するための上加熱部と、
上記被加熱物を下方から熱伝導で加熱するための下加熱部と、
上記上加熱部および上記下加熱部を制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、上記温度検出部で検出された上記トレイ部の温度が高くなるほど上記上加熱部のオン時間デューティに対する上記下加熱部のオン時間デューティの割合が小さくなるように御することを特徴としている。
上記構成の加熱調理器によれば、上記制御部は、温度検出部で検出されたトレイ部の温度が高くなるほど、上加熱部のオン時間デューティに対する下加熱部のオン時間デューティの割合小さくなるように制御するので、トレイ部への熱の供給過剰を確実に防ぐと共に、トレイ部への熱の供給不足を確実に防ぐことができるしたがって、上記被加熱物の分量が多くても少なくても、被加熱物の表面側の焼け具合と、被加熱物の裏面側の焼け具合との調和を確実に図ることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記温度検出部は、上記加熱庫内の空間温度を検出する庫内温度センサである。
上記実施形態の加熱調理器によれば、上記温度検出部として、加熱庫内の空間温度を検出する庫内温度センサを用いることによって、トレイ部の温度を直接的に検出する温度センサを用いるよりも、製造コストを低く抑えることができる。
本発明の加熱調理器によれば、制御部は、温度検出部で検出されたトレイ部の温度が高くなるほど上加熱部のオン時間デューティに対する下加熱部のオン時間デューティの割合が小さくなるように御するので、トレイ部への熱の供給過剰を確実に防ぐと共に、トレイ部への熱の供給不足を確実に防ぐことができる。
したがって、上記被加熱物の分量が多くても少なくても、被加熱物の表面側の焼け具合と、被加熱物の裏面側の焼け具合との調和を確実に図ることができる。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の概略正面図である。 図2は上記加熱調理器を前方の斜め上方から見た概略斜視図である。 図3は上記加熱調理器を後方の斜め上方から見た概略斜視図である。 図4は上記加熱調理器を側方から見た概略斜視図である。 図5は上記加熱調理器を前方の斜め上方から見た概略斜視図である。 図6は図1のVI−VI線矢視の模式断面図である。 図7は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図8は加熱庫内の空間温度およびトレイの温度の時間変化を示すグラフである。 図9は加熱庫内の空間温度およびトレイの温度の時間変化を示すグラフである。
以下、本発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の加熱調理器の概略正面図である。
上記加熱調理器は、ケーシング1と、このケーシング1の前面側に取り付けられたスライド開閉式の把手付きドア2とを備えている。また、ケーシング1の前面側には、閉鎖時の把手付きドア2に隣り合うように操作パネル3を設けている。そして、操作パネル3の下方には露受容器4を配置している。
上記操作パネル3にはダイヤル5を回転自在に取り付けている。また、操作パネル3は液晶表示部7を有し、この液晶表示部7がダイヤル5の操作に応じた表示を行う。
上記露受容器4は2つの前脚6,6に着脱可能な容器である。この前脚6,6はケーシング1の底部の前側に設けられている。そして、前脚6,6に露受容器4を取り付けると、露受容器4の一部が閉鎖時の把手付きドア2の後面(裏面)の下方に位置する。これにより、把手付きドア2を開放したとき、把手付きドア2の後面の露が露受容器4内に滴下する。
図2は、上記ケーシング1の天部および両側部が取り外された加熱調理器を前方の斜め上方から見た概略斜視図である。また、図3は、図2の加熱調理器を後方の斜め上方から見た概略斜視図である。
上記ケーシング1内には、図2,図3に示すように、被加熱物を収容する加熱庫8を設置している。また、ケーシング1内において、加熱庫8の側方かつ操作パネル3の後方の空間を電装品室9とし、加熱庫8の後方かつ電装品室9の後方の空間を吸気空間10としている。つまり、電装品室9はケーシング1の一側面側に設けられている一方、吸気空間10はケーシング1の後側に設けられている。
上記加熱庫8は開口部8a(図5参照)を前面側に有し、把手付きドア2が加熱庫8の開口部8aを開閉する。被加熱物は、加熱庫8の開口部8aを通して、加熱庫8内に出し入れされる。また、加熱庫8の上方、下方、後方および両側方のそれぞれには、遮熱板11,11,…を配置している。つまり、遮熱板11,11,…は加熱庫8の開口部8aを除く周囲に配置されている。また、図示しないが、遮熱板11と加熱庫8との間の空間には断熱材を充填している。そして、加熱庫8内の気体は、排気経路12でケーシング1の前側に案内されて、ケーシング1の前側からケーシング1外に排気される。
上記電装品室9内には、加熱庫8へ供給される水蒸気を発生させる蒸気発生装置13と、この蒸気発生装置13に給水チューブ20を介して接続された給水ポンプ14と、この給水ポンプ14の前方に配置されたタンク収納部15とがある。そして、被加熱物の加熱時には、冷却ファン16からの空気が電装品室9内を流れ、給水ポンプ14などの電装品を冷却できるようにしている。
上記吸気空間10は、冷却ファン16の駆動時、ケーシング1の後側周辺の空気が4つの吸気口17A,17B,17C,17Dから流れ込む空間である。この吸気空間10内の空気は冷却ファン16に吸い込まれて電装品室9内へ吹き出される。なお、吸気口17A,17B,17C,17Dのそれぞれは、ケーシング1の後部に設けられた複数のスリットで構成されている。
上記排気経路12は、可撓性を有する合成樹脂製の排気チューブ18と、タンク収納部15の側方に配置され、非可撓性を有する合成樹脂製の排気ダクト19とを含む。
上記排気チューブ18は電装品室9の後側上部から前側下部へ延びるように設置されている。そして、排気チューブ18の後端部は加熱庫8の後部に接続されている一方、排気チューブ18の前端部は排気ダクト19に接続されている。
上記排気ダクト19の後端は開口しており、冷却ファン16からの空気が排気ダクト19内に流入するようになっている。
なお、図2,図3の21は、電装品室9と吸気空間10とを仕切る間仕切壁である。この間仕切壁21には冷却ファン16を取り付けている。
図4は、図2の加熱調理器を側方から見た概略斜視図である。
上記排気ダクト19の前側の底部には排気兼排水口22を設けている。この排気兼排水口22はケーシング1の底部を貫通し露受容器4に対向する。また、排気ダクト19内には排気チューブ18の前端部が入っており、排気チューブ18の前端部の開口が排気兼排水口22側に向いている。
上記タンク収納部15は給水タンク23を収納している。この給水タンク23は、図5に示すように、把手付きドア2を開放すると前面が露出し、タンク収納部15に出し入れ可能となる。また、給水タンク23内の水は、給水ポンプ14の駆動により、給水チューブ20を介して蒸気発生装置13に供給される。蒸気発生装置13は、給水ポンプ14からの水を蒸気発生用ヒータ24で加熱して、水蒸気を発生させる。
また、上記把手付きドア2を開放すると、トレイ40が加熱庫8内から引き出される。このトレイ40上には被加熱物が載置され、被加熱物はトレイ40と共に加熱庫8内に出し入れされる。なお、トレイ40はトレイ部の一例である。
上記トレイ40は、トレイホルダ39(図6参照)に下方から着脱可能に保持されている。このトレイホルダ39は金属製の線材を所定の形状に折り曲げて形成されたものである。また、トレイホルダ39の前端部は把手付きドア2の後面に着脱可能に取り付けられている。
また、上記把手付きドア2は、レールユニット41によって前後方向に移動可能になっている。このレールユニット41は、ケーシング1に固定された固定レール(図示せず)と、この固定レールに対して進退可能な可動レール42とを有している。また、可動レール42の前端部は把手付きドア2の後面に連結金具およびねじで連結されている。
図6は、図1のVI−VI線から見た模式断面図である。
上記加熱庫8の上側には上ヒータ収納部25が設けられており、この上ヒータ収納部25内に上ヒータ26が収納されている。蒸気発生装置13から上ヒータ収納部25内に流入した水蒸気は、上ヒータ26で過熱されて過熱水蒸気となる。ここで、上記過熱水蒸気とは、100℃以上の過熱状態にまで加熱された水蒸気を意味する。なお、上ヒータ26は上加熱部の一例である。
また、上記上ヒータ26は下方から加熱庫8の天部8bで覆われている。この加熱庫8の天部8bは、上ヒータ26に加熱されて加熱庫8内の被加熱物へ輻射熱を照射する輻射板として働く。また、加熱庫8の天部8bには複数の蒸気吹出孔28,28,…が設けられており、上ヒータ収納部25内の空間は複数の蒸気吹出孔28,28,…を介して加熱庫8内の空間と連通している。これにより、上ヒータ収納部25内の過熱水蒸気は、複数の蒸気吹出孔28,28,…からトレイ40上の被加熱物へ向かって吹き出るようになっている。
一方、上記加熱庫8の下側には下ヒータ収納部29が設けられており、この下ヒータ収納部29内に下ヒータ30が収納されている。なお、下ヒータ30は下加熱部の一例である。
また、上記下ヒータ30は上方から加熱庫8の底部8cで覆われている。この加熱庫8の底部8cの内壁面上をトレイホルダ39の後端部が摺動する。また、加熱庫8の底部8cは、加熱庫8の天部8bと同様に輻射板として働くが、複数の蒸気吹出孔28,28,…のような貫通孔を有さない。つまり、下ヒータ30は、加熱庫8の底部8cで完全に覆われて、加熱庫8内の空間に露出していない。これにより、被加熱物から出た油などが滴下して下ヒータ30に付着しないようにしている。
図7は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、加熱庫8内の空間温度を検出する庫内温度センサ43と、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御部100とを備えている。この制御部100は、トレイ40の温度に基づいて、下ヒータ30のオンオフ制御をする。このとき、制御部100は、加熱庫8内の空間温度とトレイ40の温度との相関関係を示すテーブルと、庫内温度センサ43の出力信号とを用いて、トレイ40の温度を導き出す。また、制御部100は、トレイ40の温度に基づいて、上ヒータ26のオン時間デューティに対して下ヒータ30のオン時間デューティが、予め設定された割合になるように制御する。この割合は、予め作成されて制御部100に記憶されたテーブルに含まれている。ここで、上ヒータ26のオン時間デューティとは、一周期に対する上ヒータ26のオン時間の比を意味する。また、下ヒータ30のオン時間デューティとは、一周期に対する下ヒータ30のオン時間の比を意味する。なお、庫内温度センサ43は温度検出部の一例である。
下表1に、上記テーブルの一例を示す。
Figure 0005313084
図8は、加熱庫8内の空間温度およびトレイ40の温度の時間変化を示すグラフである。このグラフは被加熱物として魚を用いて求めたものである。また、図中の「庫内温度」とは加熱庫8内の空間温度を、図中の「トレイ温度」とはトレイ40の温度を、図中の「1尾」とはトレイ40上に1尾の魚を載置したことを、図中の「4尾」とはトレイ40上に4尾の魚を載置したことを意味する。
図8から明らかなように、上記加熱庫8内の空間温度とトレイ40の温度との間には、被加熱物の量が多くても少なくても相関関係がある。このような相関関係を被加熱物の量ごとに予め調べて、上記相関関係を示す複数のテーブルを作成して、制御部100に上記複数のテーブルを記憶させている。また、制御部100は、被加熱物の量に対応するテーブルを用いるが、被加熱物の量はユーザの入力に基づいて判定する。
上記構成の加熱調理器によれば、制御部100は、トレイ40の温度に基づいて、下ヒータ30のオンオフ制御をするので、トレイ40への熱の供給過剰を防ぐと共に、トレイ40への熱の供給不足を防ぐことができる。これにより、被加熱物の裏面側が、焼け過ぎたり、焼けなさ過ぎたりしないようにすることができる。
例えば、加熱庫8内の温度が200℃になったとき、下ヒータ30をオフすると、図9に示すように、トレイ40の温度が250℃を越えるのを防げるので、被加熱物の裏面側が焼け過ぎるのを防ぐことができる。
したがって、上記被加熱物の分量が多くても少なくても、被加熱物の表面側の焼け具合と、被加熱物の裏面側の焼け具合との調和を図ることができる。
また、上記制御部100は、トレイ40の温度に基づいて、上ヒータ26のオン時間デューティに対して下ヒータ30のオン時間デューティが、予め設定された割合になるように制御するので、被加熱物の表面側の焼け具合と、被加熱物の裏面側の焼け具合との調和を確実に図ることができる。
また、上記トレイ40の温度の検出に庫内温度センサ43を用いるので、トレイ40の温度を直接的に検出する温度センサを用いるよりも、製造コストを低く抑えることができる。
なお、また、図9中の「庫内温度」、「トレイ温度」、「1尾」および「4尾」の意味は、図8中の「庫内温度」、「トレイ温度」、「1尾」および「4尾」の意味と同じである。
上記実施形態において、下ヒータ30の換わりに、例えば電磁誘導加熱装置を下加熱部の一例として用いてもよい。
上記実施形態において、庫内温度センサ43の換わりに、例えば非接触赤外線温度センサといった温度センサを用いて、トレイ40の温度を直接的に検出するようにしてもよい。
上記実施形態では、下ヒータ30が加熱庫8内の空間に露出していないが、下ヒータ30が加熱庫8内の空間に露出するようにしてもよい。
上記実施形態では、制御部100は、被加熱物の量はユーザの入力に基づいて判定していたが、加熱庫8に対物センサを設けて、この対物センサの出力信号に基づいて、被加熱物の量を判定するようにしてもよい。
上記実施形態において、加熱庫8の内壁にトレイ40を固定して、加熱庫8内からトレイ40を出し入れできないようにしてもよい。つまり、トレイ40に換えて、加熱庫8の内壁と一体に設けられたトレイ部を用いてもよい。
上記実施形態では、上ヒータ収納部25内で過熱水蒸気が生成され、この過熱水蒸気が加熱庫8内に供給されるようにしていたが、下ヒータ収納部29内でも過熱水蒸気が生成され、この過熱水蒸気が加熱庫8内に供給されるようにしてもよい。
本発明は、例えば、過熱水蒸気を使用するオーブンレンジのみならず、過熱水蒸気を使用するオーブン、レンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できるし、過熱水蒸気を使用しないオーブン、レンジ、オーブンレンジまたはIHクッキングヒータ等の加熱調理器にも適用できる。
本発明の加熱調理器では、クッキングヒータ(IHヒータや電気ヒータなどの電気コンロまたはガスコンロを用いたもの含む)やオーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱室内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して無酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。
1 ケーシング
26 上ヒータ
30 下ヒータ
40 トレイ
43 庫内温度センサ
100 制御部

Claims (2)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に設けられた加熱庫と、
    上記加熱庫内に設けられ、被加熱物が載置されるトレイ部と、
    上記トレイ部の温度を検出するための温度検出部と、
    上記被加熱物を上方から輻射で加熱するための上加熱部と、
    上記被加熱物を下方から熱伝導で加熱するための下加熱部と、
    上記上加熱部および上記下加熱部を制御する制御部と
    を備え、
    上記制御部は、上記温度検出部で検出された上記トレイ部の温度が高くなるほど上記上加熱部のオン時間デューティに対する上記下加熱部のオン時間デューティの割合が小さくなるように御することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記温度検出部は、上記加熱庫内の空間温度を検出する庫内温度センサであることを特徴とする加熱調理器。
JP2009204722A 2009-09-04 2009-09-04 加熱調理器 Expired - Fee Related JP5313084B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009204722A JP5313084B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009204722A JP5313084B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011052944A JP2011052944A (ja) 2011-03-17
JP5313084B2 true JP5313084B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=43942130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009204722A Expired - Fee Related JP5313084B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5313084B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5934902B2 (ja) * 2011-12-01 2016-06-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2898452B2 (ja) * 1991-11-21 1999-06-02 株式会社東芝 加熱調理装置
JPH11166738A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2006046670A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Daikin Applied Systems Co Ltd 過熱蒸気調理実験装置
JP2006280440A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP5099888B2 (ja) * 2007-05-01 2012-12-19 パナソニック株式会社 蒸気発生機能付き加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011052944A (ja) 2011-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4049787B2 (ja) 過熱蒸気調理器
EP1628078B1 (en) Overheat steam cooker
US20160146474A1 (en) Cooking appliance
JP2020125867A (ja) 加熱調理器
JP5313084B2 (ja) 加熱調理器
JP5453010B2 (ja) 加熱調理器
JP2013228201A (ja) 加熱調理器
JP2006317019A (ja) 高周波加熱調理装置
JP6267309B2 (ja) 蒸気調理器
KR20100010392A (ko) 유도가열조리기기
JP4763530B2 (ja) 加熱調理器
JP6043414B2 (ja) 蒸気調理器
JP2011058673A (ja) 加熱調理器
JP5797729B2 (ja) 蒸気調理器
JP5600475B2 (ja) 加熱調理器
CN110873341B (zh) 加热烹调器
JP4987635B2 (ja) 蒸気調理器
KR100707426B1 (ko) 용기 가열용 히터가 구비된 전기오븐
JP2007078302A (ja) 高周波加熱調理装置
JP2010266111A (ja) 加熱調理器
KR20060082249A (ko) 전기오븐의 오븐부 구조
JP2016219288A (ja) 加熱調理器
JP2007010163A (ja) 加熱調理器
JP5982196B2 (ja) 加熱調理器
KR101340607B1 (ko) 다기능 전자레인지

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5313084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees