JP5312256B2 - 撮像装置および撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は、特に例えば撮像装置から出力される画像信号に基づく画像から任意のエリアを選択し、選択されたエリアの画像を外部装置に出力する撮像装置および撮像システムに関する。
従来、複数の監視カメラを使用して、複数の監視場所に対する監視を行う監視カメラシステムが賞用されている。
この種の監視カメラシステムの一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術の監視カメラシステムでは、旋回機能を有する監視カメラを含む複数の監視カメラを使用して、複数の監視カメラ複数の監視場所に対する監視映像を選択表示するように構成されている。具体的には、監視映像を選択表示する操作画面に、監視場所や監視位置に関するデータを表示させ、ユーザが該データに基づいて所望する監視場所や監視位置を選択することによって、所望の監視場所や監視位置を素早く表示させることができる技術が開示されている。
特開2003−9138号公報
しかしながら、従来技術の監視カメラでは、ユーザにとって以下に示す点で、不都合である。
(1)一度に複数の場所を監視するためには、複数のカメラと映像切替え装置が必要である。
(2)総画素数が大きい撮像素子を監視カメラに採用した場合、被写体を撮像して得られる撮像信号は、高解像度の画像が表示可能なモニタに表示される際には、高解像度の画像を見ることが可能である。しかしながら、高解像度の画像が表示可能ではないモニタで、撮像信号に基づく画像を表示するためには、解像度を落とすスケーラー処理が施される。該スケーラー処理では、本来の撮像信号に不要な加工を施しているため、加工された撮像信号に基づく画像の画質は低くなる。また、モニタには、全体画角の画像が表示されるため、監視したい場所が監視できない恐れがある。
(3)また、光学ズームを搭載した監視カメラを採用し、光学ズーム処理を施す場合に、該光学ズーム処理では、被写体の中心を中心点として拡大するため、ユーザは、所望の箇所が拡大された画像を見ることができない恐れがある。
本発明は、上記の問題点を解決するもので、1台の撮像装置で複数の監視場所を切換えて監視することができる撮像装置および撮像システムを提供するものである。
第1の発明の撮像装置は、被写界像を撮像し撮像データを生成する撮像手段と、撮像データの一部を切り出して複数の切り出し画像データを作成する切り出し手段と、複数の切り出し画像データを所定の出力間隔で順次外部装置に出力する出力手段を備えることを特徴とする。
第2の発明の撮像装置は、第1の発明の撮像装置に従属し、複数の切り出し画像データの夫々に外部装置に出力するための順番を割り当てる割り当て手段を更に備え、出力手段は、割り当て手段によって割り当てられた順番に基づいて、複数の切り出し画像データを所定の出力間隔で順次外部装置に出力することを特徴とする。
第3の発明の撮像装置は、第1の発明または第2の発明の撮像装置に従属し、複数の切り出し画像データに対し、夫々にズーム倍率を設定する設定手段を更に備え、切り出し手段は、設定手段により設定された夫々のズーム倍率に基づいて撮像データの一部を切り出し、複数の切り出し画像データを作成することを特徴とする。
第4の発明の撮像システムは、被写界像を撮像して撮像データを生成し、該撮像データを出力する撮像装置と、前記撮像装置から出力される前記撮像データを受け入れる画像処理装置と、撮像装置から出力される撮像データに基づく画像を第1表示手段に表示する外部装置とで構成される撮像システムであって、画像処理装置は、撮像データに基づく画像を第2表示手段に表示する表示処理手段と、第2表示手段によって表示される画像の中から複数の任意のエリアを指定するエリア指定手段を備え、撮像装置は、画像処理装置が備えるエリア指定手段によって指定された複数の任意のエリアに基づいて、撮像データの一部を切り出して複数の切り出し画像データを作成する切り出し手段と、複数の切り出し画像データを所定の出力間隔で順次第1表示手段に出力する出力手段を備えることを特徴とする。
第5の発明の撮像システムは、第4の発明の撮像システムに従属し、撮像装置は、複数の切り出し画像データの夫々に第1表示手段に出力するための順番を割り当てる割り当て手段を更に備え、出力手段は、割り当て手段によって割り当てられた順番に基づいて、複数の切り出し画像データを所定の出力間隔で順次第1表示手段に出力することを特徴とする。
第6の発明の撮像システムは、第4の発明または第5の発明の撮像システムに従属し、複数の切り出し画像データに対し、夫々にズーム倍率を設定する設定手段を更に備え、切り出し手段は、設定手段により設定された夫々のズーム倍率に基づいて撮像データの一部を切り出し、複数の切り出し画像データを作成することを特徴とする。
第7の発明の撮像装置または撮像システムは、請求項1乃至請求項6に記載のいずれかの撮像装置または撮像システムに従属し、外部装置は、撮像装置とケーブルで接続されるモニタであることを特徴とする。
第8の発明の撮像装置または撮像システムは、請求項1乃至請求項6に記載のいずれかの撮像装置または撮像システムに従属し、外部装置は、撮像装置とネットワークを介して接続される情報処理装置であることを特徴とする。
この発明の撮像装置または撮像システムによれば、1台の撮像装置で複数の監視場所を切換えて監視することができる。
本発明の第1実施例である画像処理装置、監視カメラおよび監視用モニタとの接続例を示す図である。 本発明の第1実施例である監視カメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例である画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例であるLCDモニタ14a上に表示されるインターバル表示モードの設定画面を示す図解図である。 本発明の第1実施例である監視用モニタ上に表示されるインターバル表示モードにおける画像表示の遷移図である。 本発明の第1実施例である監視カメラの動作の一部を示すフロー図である。 本発明の第2実施例である画像処理装置、監視カメラおよび監視用モニタとの接続例を示す図である。 本発明の第2実施例である監視カメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例である画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例であるLCDモニタ14a上に表示されるインターバル表示モードの設定画面を示す図解図である。 本発明の第2実施例である情報処理装置が備えるモニタ上に表示されるインターバル表示モードにおける画像表示の図解図である。 本発明の第2実施例である監視カメラの動作の一部を示すフロー図である。
第1実施例においては、本発明の撮像装置および撮像処理システムの1つの例として、監視カメラ10と、該監視カメラ10とLANケーブルを介して接続され、該監視カメラ10から出力される画像信号を入力する画像処理装置14と、該監視カメラ10とコンポジットケーブルを介して接続される監視用モニタ12とで構成される監視カメラシステム2の形態を用いて説明する。
図1は、第1実施例の監視カメラ10と監視用モニタ12および画像処理装置14の接続例を示している。画像処理装置14は、監視カメラ10とLANケーブルを介して接続され、監視用モニタ12は、監視カメラ10とコンポジットケーブルを介して接続される。画像処理装置14は、LCDモニタ14aと信号処理装置14bとポインティングデバイス14cを備えて構成される。監視カメラ10で撮像され、画像信号の生成および該画像信号に対して信号処理された圧縮画像データは、LANケーブルを介して、信号処理装置14bに入力される。また、監視カメラ10で生成された画像信号は、ビデオ信号に変換され、コンポジットケーブルを介して監視用モニタ12に入力される。
監視用モニタ12では、ユーザによるモニタリングが為され、信号処理装置14bに入力された圧縮画像データは、信号処理装置14b内で、該圧縮画像データの記録処理、および監視用モニタ12おけるユーザによるモニタリングのための、該圧縮画像データに基づく設定が為される。
次に、図1で示した監視カメラ10内部のブロック図である図2を用いて、監視カメラ10の詳細を説明する。
監視カメラ10は、撮像レンズ16、CMOSイメージャ18a、撮像処理部18b、SDRAM20、CPU22、圧縮処理部24、フラッシュROM26、D/A変換部27、通信インタフェース28、ビデオエンコーダ29、バス23およびビデオ信号出力インタフェース31を備えて構成されている。
撮像レンズ16は、被写体の光学像を、撮像デバイスであるCMOSイメージャ18aの撮像面上に結像させる。ここで、第1実施例においては、CMOSイメージャ18aの総画素数の大きい、例えば、有効イメージエリアとして縦×横が2528×1788ピクセルのCMOSイメージャを採用している。
また、撮像レンズ16は、CMOSイメージャ18aの出力信号に基づいて、CPU22より制御される図示しないレンズモータによって、光軸方向の移動を調節される。CMOSイメージャ18aから出力されたアナログ撮像信号は、撮像処理部18bに入力され、A/D変換処理、CDS処理、信号増幅処理およびクランプ処理などのさまざまな処理が施され、該処理が施されたデジタル撮像信号は、一旦、SDRAM20に格納される。
SDRAM20に格納されているデジタル撮像信号は、撮像処理部18bに入力され、撮像処理部18bによって色分離処理、AWB処理、YUV変換処理等のさまざまな信号処理が施され、その結果、輝度信号であるY信号および色差信号であるU、V信号が生成され、デジタル画像データとして、SDRAM20に再び格納される。ここで、CMOSイメージャ18aの出力に基づくデジタル撮像信号は、該色分離処理やYUV変換処理等で、間引かれるため、再びSDRAM20に格納されるデジタル画像データのサイズは、小さくなる。
撮像レンズ16、撮像処理部18b、SDRAM20、圧縮処理部24、D/A変換部27および通信インタフェース28は、バス23を介して、CPU22によって制御される。
CPU22は、通信インタフェース28から、画像処理装置14から出力される指示/設定データをSDRAM20または、CPU22内の図示しないレジスタに格納する。例えば、画像処理装置14から撮像開始指示が出力されると、CPU22は、撮像処理を実行する。また、指示/設定データとして、図示しない監視カメラ10の撮像レンズを含むレンズユニットをパンチルトさせるためのモータを制御するパンチルト制御データであってもよい。
次に、第1実施例の監視カメラ12の撮像処理についてCPU22の制御を中心に説明する。CPU22は、画像処理装置14から撮像開始指示を受け付けると、撮像レンズ16、CMOSイメージャ18a、撮像処理部18bおよびSDRAM20を制御することによって、所定のフレームレートに従って、Y、U、V信号を繰り返し生成する。ここで、該所定のフレームレートは、監視カメラ10が撮像を開始する前、または撮像を開始した後に、図示しないCPU22のレジスタに設定されている任意のフレームレートである。
そして、Y、U、V信号はバス23を介して、再びSDRAM20に格納され、圧縮処理部24へ繰り返し入力される。そして、圧縮処理部24は、圧縮処理としてH264方式またはJPEG方式に従って、Y、U、V信号に対し圧縮処理を施し、圧縮処理により生成された画像圧縮データは、バス23を介して、再びSDRAM20に格納される。
そして、SDRAM20に格納されている画像圧縮データは、通信インタフェース28から画像処理装置14へ出力される。
さて、監視カメラ10は、監視用モニタ12に対して、所定の更新間隔(インターバル)で画像(ビデオ信号)を出力し、表示させるインターバル表示モードを備えている。このインターバル表示モードは、1台の監視カメラ10で、複数の監視場所を切換えて監視するために設けられている。上述したように、CMOSイメージャ18aの出力に基づいて、色分離処理などにおいて間引かれた結果、SDRAM20に格納されているデジタル画像データは、例えば、1フレームが縦×横:1920×1080ピクセル(アスペクト比16:9)のサイズで構成される。しかし、監視用モニタ12に表示される画像サイズは、縦×横が720×480ピクセル(アスペクト比4:3)のSDサイズの画像で十分である。逆に、解像度が高い画像に対して、解像度を低くなるようにスケーリング処理を施すことによって、画質が低下してしまう恐れがある。
このインターバル表示モードでは、まず、CMOSイメージャ18aの出力に基づくデジタル画像データがSDRAM20に格納される。ここで、上述したように、該デジタル画像データの1フレームは、縦×横が1920×1080ピクセル(アスペクト比16:9)のFull−HDサイズで構成されるが、監視用モニタ12に表示される画像は、縦×横が720×480ピクセル(アスペクト比4:3)のSDサイズの画像である。
さて、SDRAM20に格納されたデジタル画像データは、後述する画像処理装置14で実行される、インターバル表示モードの設定を行うための表示設定処理において設定された、ユーザが特に注意して監視したいSDサイズの任意のエリアに対応するように、CPU22によって、切り出し処理が為される。具体的には、画像処理装置14にて設定された任意の複数のエリア、任意のインターバル速度および表示の順番を含む設定データが、通信インタフェース28を介して、画像処理装置14から監視カメラ10へ入力される。
CPU22は、SDRAM20に設定データを格納すると共に、フラッシュROM26に格納する。この、フラッシュROM26への設定データの格納処理は、停電などで監視カメラ10への電力供給が遮断され、CPU22内のレジスタに格納されている設定データが消去されるといった場合に、バックアップさせておくための処理である。
CPU22は、SDRAM20に格納された設定データに基づいて、任意の複数のエリア、任意のインターバル速度および表示の順番を認識し、SDRAM20に格納されている、Full−HDサイズのデジタル画像データに対してSDサイズの画像データになるように切り出し処理を行い、D/A変換部27にて、アナログ映像信号に変換され、ビデオエンコーダ29に出力される。ビデオエンコーダ29では、NTSC方式のビデオ信号に変換され、ビデオ信号出力インタフェース31を介して、監視用モニタ12へ出力される。
次に、図1で示した画像処理装置14内部のブロック図である図3を用いて、画像処理装置14の詳細を説明する。先に説明したとおり、画像処理装置14は、LCDモニタ14a、信号処理装置14bおよびポインティングデバイス14cで構成されている。
信号処理装置14bは、通信インタフェース30、CPU32、伸張処理部34、SDRAM36、LCDモニタドライバ42、ハードディスクドライバ44、ハードディスク46、ポインティングデバイスドライバ48およびバス50で構成されている。
CPU32は、通信インタフェース30、伸張処理部34、SDRAM36、LCDモニタドライバ42およびハードディスクドライバ44を、バス50を介して制御する。また、ポインティングデバイスドライバ48とも接続され、ポインティングデバイス14cが操作されることにより、ポインティングデバイス14cから出力されるLCDモニタ14a上でのカーソルの位置情報が、ポインティングデバイスドライバ48を介してCPU32へ入力される。
また、LCDモニタドライバ42はLCDモニタ14aと接続され、伸張処理された画像データが画像としてLCDモニタ14aに表示される。ハードディスクドライバ44は、ハードディスク46と接続され、H264方式またはJPEG方式で圧縮された圧縮画像データがハードディスク46に記録される。
次に、監視カメラ10から出力された圧縮画像データの、画像処理装置14における処理について説明する。第1実施例の画像処理装置14は、ハードディスク46に圧縮画像データを記録する記録処理および、監視用モニタ12にFull−HDサイズの画像から切り出し処理を施したSDサイズの画像を、所定の更新間隔(インターバル)で表示させるインターバル表示モードの設定を行う表示設定処理を実行する。
監視カメラ10におけるインターバル表示モードの表示設定処理の説明については、図4および図6に示す表示設定画面を参照して説明する。
まず、記録処理について説明する。H264方式で圧縮された監視カメラ10からの圧縮画像データは、LANケーブルを介して、通信インタフェース30へ入力され、バス50を介して一旦SDRAM36に入力される。そして、CPU32は、SDRAM36およびハードディスクドライバ44を制御して、圧縮画像データをハードディスク46に記録する。
次に、インターバル表示モードの設定を行うための表示設定処理について図4を用いて、説明する。この表示設定処理では、主に、ユーザが特に注意して監視したい任意のエリアを複数設定し、任意のインターバル速度を設定する。
図4は、インターバル表示モードの設定を行うための、設定画面を示している。図4に示すように、設定画面の左側には、マークエリアYに3つのマークが、第1実施例においては3つのボタンが重畳されて、表示される。該3つのボタンは、CPU32によって図示しないフラッシュメモリに格納されているプログラムに基づいて、マークエリアYに重畳されて、表示される。3つのボタンは具体的には、“オプション”、“切り出しエリア設定”および“ヘルプ”ボタンである。そして、ボタンがポインティングデバイス14cからの操作によって選択されるように、第1実施例における画像処理装置14には、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)機能が搭載されている。
設定画面の右上側には、切り出し設定エリアZにJPEG方式で圧縮されたJPEG画像である圧縮画像信号に基づく画像が表示され、設定画面の右下側には、設定変更エリアUに、設定アイテムおよび設定値がマークを用いて表示される。そして、この設定画面に基づく、選択/設定もまた、GUI機能を採用しているため、ポインティングデバイス14cが操作されることにより、選択/設定を行うことができる。
切り出しエリア設定Zには、圧縮画像データのアスペクト比が16:9の、縦×横が1920×1080の画像から、同じアスペクト比16:9の画像になるように、間引き処理が施されて、表示される。また、設定変更エリアU上に、ポインティングデバイス14cの動きに対応するカーソルが表示される。ポインティングデバイス14cは、例えばマウスのように、本体を水平方向または垂直方向に移動させ、ボールや赤外線、レーザのなどを利用したセンサで移動を検知し、2次元の移動距離情報をCPU32へ出力することや、左クリック操作が為されると、CPU32へ左クリック情報を出力することを行う。CPU32は移動距離情報に基づいて、切り出し設定エリアZ上にカーソルの移動を表示させることや、左クリック情報に基づいて、選択/設定を認識することを行う。
次に、切り出し設定エリアZにおける、任意のエリアの設定の方法について、説明する。ユーザによって、ポインティングデバイス14cに対する左クリック操作が行われると、SDサイズのエリアに対応する長方形の枠が、切り出し設定エリアZに表示される。そして、ユーザのポインティングデバイス14cの水平および垂直方向への操作によって、枠内にカーソルが移動され、枠内の移動されたポイントで左クリック操作が為され、ユーザによる左クリック操作が継続されつつ、ポインティングデバイス14cが水平および垂直方向へ操作されると、枠が切り出し設定エリアZ上を移動する。そして、ユーザの任意の位置で左クリック操作が解除されることによって、枠の移動が中断される。そして、ユーザによって、設定変更エリアUの下に表示されるマーク、第1実施例では、セットボタンSに対して、ポインティングデバイス14cによる左クリック操作が為されることにより、任意のエリアが確定し、確定された任意のエリアを切り出しエリアとして設定する。
具体的には、CPU32は、現在、切り出し設定エリアZに表示されているアスペクト比16:9の画像の、長方形を成す枠の左上の隅の座標(V1、W1)に基づいて、位置アドレスを算出し、SDRAM36に切り出しエリアとして記録すると共に、切り出しエリアに対応する番号“1”を関連付けて記録する。CPU32は、その際に、切り出し設定エリアZ上に、設定した切り出しエリアに対応する枠および、枠内の左上に番号“1”を表示させる。この枠および番号は、設定変更エリアUの設定アイテム欄の“切り出しエリア1”に対応する。また、ユーザに対して、見やすくさせるために、“切り出しエリア1”に対応する枠の色を青色、“切り出しエリア2”に対応する枠の色をピンク色、“切り出しエリア3”に対応する枠の色を緑色として表示している。
ユーザは、上述した同様の操作により“切り出しエリア2”および“切り出しエリア3”を設定することが出来る。
さて、図4に示すように、現在、“切り出しエリア1”、“切り出しエリア2”および“切り出しエリア3”が設定されているとする。ここで、設定アイテム欄の“切り出しエリア1”に対応する設定値の“DELETE”もまた、マークであるボタンで表示される。この“DELTE”ボタンは、設定状態に応じて、色が変化する。上述したように、使用者によって切り出しエリアが設定されると、“DELETE”ボタンが変更される。具体的には、設定される前のボタンの色は背景色に対して目立たない色、例えばグレー色で表示される。そして、設定が為されると、ボタンの色は背景色に対して目立つ色、例えば白色に変更される。ここで、“切り出しエリア4”は、設定されていない。このため、設定アイテム“切り出しエリア4”に対応する設定値の“DELETE”ボタンは、グレー色で表現される。
図4を用いて具体的に説明すると、“切り出しエリア1”、“切り出しエリア2”および“切り出しエリア3”が設定されており、各エリアに対応する“DELETE”ボタンは、図面の便宜上、実線で囲むように表したが、このボタンの“DELETE”という文字が黒色で表現され、実線で囲まれている文字以外の部分が白色で表現される。
また、図4では、“切り出しエリア4”に対応する“DELETE”ボタンは、図面の便宜上、点線で囲むように表したが、このボタンの“DELETE”という文字が黒色で表現され、点線で囲まれている文字以外の部分がグレー色で表現される。CPU32は、SDRAM36に、夫々の“DELETE”ボタンの色情報についても記録する。
また、設定変更エリアUには、設定アイテムとして“画像更新間隔”、それに対応する設定値として、マークであるプルダウンボタンが表示されている。ここで、“画像更新間隔”とは、上述したインターバル表示モードにおける、インターバル速度である。ユーザは、プルダウンボタンの“▼”を、ポインティングデバイス14cを使用して左クリック操作を行い、縦方向に表示されるインターバル速度である“3秒”、“5秒”、“1分”および“3分”などの複数のインターバル速度の中から、ユーザが所望のインターバル速度を左クリック操作することによって、インターバル速度が選択される。
そして、ユーザによってセットボタンSに対して左クリック操作が為されることによって、インターバル速度が設定される。図4では、インターバル速度として“5秒”が設定されている。
また、設定変更エリアU内の設定アイテム欄には、設定アイテムである“切り出しエリア1”〜“切り出しエリア4”の文字列の左隣にチェックボックスPが設けられている。ユーザは、チェックボックスPに対して、ポインティングデバイス14cを使用して、左クリック操作を行うことにより、チェックマークが入れられる。このような操作が行われることにより、チェックマークが入れられた切り出しエリアが、インターバル表示モードにおいて表示される切り出しエリアとして設定される。
さて、インターバル表示モードの設定画面において、ユーザによってポインティングデバイス14cが操作されることによって、設定された切り出しエリア、インターバル速度および番号等に関する設定データは、監視カメラ10へ出力され、監視カメラ10のCPU22は、画像処理装置14より入力された設定データに基づいて、インターバル表示モードにてインターバル表示処理を行う。
インターバル表示処理について、図5(a)〜(c)を参照して、説明する。図5(a)〜(c)は、上述したインターバル表示モードの設定において、設定された切り出しエリア1〜3に対応する画像が、監視用モニタ12に表示されている図を示している。
まず、図5(a)に示す切り出しエリア1に対応する画像Aが表示され、5秒後に、図5(b)に示す切り出しエリア2に対応する画像Bが表示され、そのまた5秒後に、図5(c)に示す切り出しエリア3に対応する画像Cが表示される。そして、そのまた5秒後に、図5(a)に示す切り出し1に対応する画像Aが表示され、以後、画像A、B、Cが5秒のインターバル速度にて、順番に繰り返し表示される。第1実施例における、切り出しエリアに対応する画像の表示の順番は、切り出し設定エリアZに表示されている各々の枠内の番号の小さい数字順で繰り返し表示される(1→2→3→1→・・・)。
次に、図6のフローチャートを参照して、第1実施例の監視カメラ10に適用された、インターバル表示モードのインターバル表示処理におけるCPU22の手続きについて説明する。CPU22は、図示しないフラッシュメモリに格納されたプログラムに基づいて、以下の手続きを実行する
CPU22は、図示しないタイマおよびカウンタLを備えている。タイマは所定時間をカウントし所定時間になるとタイムアップする。インターバル表示モードが設定されることにより、インターバル表示処理がスタートすると、ステップS1において、切り出しエリアが設定されているか否かを判別する。ステップS1においてNOと判別すると、インターバル表示処理を終了させ、YESと判別するとステップS2へ進む。ステップ2では、タイマにインターバル速度をセット、すなわちタイムアップ時間の設定を行う。上述した第1実施例では、インターバル速度として5秒が設定されているため、タイマに対してタイムアップ値を5秒に設定することにより、該タイマはスタートしてから5秒経過するとタイムアップする。そしてステップS3へ進む。
ステップS3では、カウンタLの値を1に設定する。このカウンタLの値は、切り出しエリアの番号に相当する。次に、ステップS5に進み、カウンタLに対応する番号の切り出しエリアが、インターバル表示モードにおいて表示される切り出しエリアとして設定されているか否かを判別する。ここでは、つまり、カウンタLに対応する番号の切り出しエリアのチェックボックスPに、チェックマークが設定されているか否かを判別している。
ステップS5において、NOと判別すると、ステップS13へ進み、カウンタL値に対して1をインクリメントする(L=L+1)。次にステップS15へ進み、現在のカウンタ値Lが、設定されている最大の数字よりも大きいか否かを判別する。ここで、第1実施例においては、切り出しエリア枠として設定されている数字が“3”であるため、Lが3よりも大きいか否かを判別することになる。ステップS15において、YESと判別すると、ステップS3に戻り、NOと判別すると、ステップS5に戻る。
また、ステップS5において、YESと判別すると、切り出すためのエリアを切り出しエリアLに設定し、タイマをリセット&スタートさせる。そして、ステップS9へ進み、カウンタLの値に対応する切り出しエリアに基づいて、SDRAM20に格納されているデジタル画像データから切り出す、切り出し処理を行い、ステップS9へ進み、切り出し処理が施されたデジタル画像データに、D/A変換処理およびビデオ信号変換処理を施し、切り出し画像(ビデオ信号)を監視用モニタ12へ出力する。
次にステップS11に進み、タイマがタイムアップしたか否かを判別する。第1実施例では、タイマがスタートしてから、5秒が経過したか否かを判別することになる。ステップS11においてNOと判別すると、ステップS9へ進み、YESと判別すると、ステップS13へ進む。
また、上述した手続き中に、画像処理装置14から監視カメラ10へ設定データが入力されると、CPU22は、SDRAM22に設定データを格納するとともに、フラッシュROM26に格納する割りこみ処理を行う。そして、本手続きはリセットされ、ステップS1に戻ることになる。
このように、第1実施例においては、ユーザにより設定された複数の切り出しエリアを、ユーザにより設定されたインターバル速度で、順番に監視用モニタ12へ出力することができるため、1台の監視カメラ10で複数のエリアの監視が可能となる。
第2実施例は、本発明の撮像装置および撮像処理システムの他の例として、図7に示すように、監視カメラ110と、該監視カメラ110とLANケーブルを介して接続され、該監視カメラ110から出力される画像信号を入力する画像処理装置14と、該監視カメラ110とネットワークを介して接続されるモニタを含む情報処理装置120とで構成される監視カメラシステム102の形態を用いて説明する。
第2実施例の特徴は、第1実施例で示されたインターバル表示モードの切り出し処理において、設定された切り出しエリアに対し任意のズーム倍率に基づいて切り出し処理を施す点が追加されたことと、第1実施例で示された、切り出し処理が為された画像データが監視用モニタ12へ出力される処理に代わって、ズーム倍率に基づいて切り出し処理が施された画像データに対して、表示される際にSDサイズとなるようにズーム処理(ここでの切り出し処理およびズーム処理を合わせて、切り出しズーム処理と称す)を施した上で、圧縮処理を施し、ネットワークを介して情報処理装置120へ出力されるように構成したことである。以下に、第2実施例の監視カメラシステム102について詳細に説明するが、第1実施例と共通する箇所が複数存在するため、共通する箇所については説明を省略する。また、図7〜図10に関し、第1実施例と同じ符号が付されているブロックについては、共通の役割/機能/動作等を有するものとし、説明を省略する。
図8は、監視カメラ110のブロック図である。監視カメラ110は、第1実施例の監視カメラ10と比較して、電子ズーム処理部140およびネットワークインタフェース150が設けられ、第1実施例のD/A変換部27、ビデオエンコーダ29およびビデオ信号出力インタフェース31が削除されている。
動作として異なる点は、CPU22によって切り出し処理を行う際に、画像処理装置14において設定されたズーム倍率に応じて、設定されている切り出しエリアを変更し、変更された切り出しエリアに対し、電子ズーム処理部140を制御し、SDサイズの画像データになるように電子ズーム処理を施す点である。そして、電子ズーム処理が施された切り出しズーム処理後の画像データは、圧縮処理部24においてH264方式またはMPEG方式またはJPEG方式に従って、圧縮処理を施し、圧縮処理により生成されたズーム画像圧縮データは、バス23を介して、再びSDRAM20に格納される。そして、SDRAM20に格納されているズーム画像圧縮データは、ネットワークインタフェース150に入力され、ネットワークを介して情報処理装置120へ出力される。
図9は、画像処理装置14bのブロック図である。第1実施例とは、通信インタフェース30においてデータの送受信を行う機器が、監視カメラ110である点で異なるが、機能や動作等は第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
次に、第2実施例におけるインターバル表示モードの設定を行うための表示設定処理について、図10を用いて説明する。第2実施例における表示設定処理は、第1実施例における図4の表示設定処理とほぼ同様であるが、設定変更エリアUに、“切り出しエリア1”など、“切り出しエリア○”に対応する設定値として、“DELETE”に隣接して、マークであるプルダウンボタンが設けられている点で異なる。ユーザは、プルダウンボタンの“▼”を、ポインティングデバイス14cを使用して左クリック操作を行い、縦方向に表示される、ズーム倍率である“0.5倍”、“1倍”、“1.5倍”、“2倍”および“3倍”などの複数のズーム倍率の中から、ユーザが所望するズーム倍率を左クリック操作することによって、ズーム倍率が選択される。
そして、第1実施例と同様に、ユーザによってポインティングデバイス14cが操作されることによって、設定された切り出しエリア、インターバル速度、ズーム倍率および番号等に関する設定データは、監視カメラ110へ出力され、監視カメラ110のCPU22は、画像処理装置14より入力された設定データに基づいて、インターバル表示モードにてインターバル表示処理を行う。
第2実施例におけるインターバル表示処理は、第1実施例における図5に示す動作とほぼ同様であるが、第1実施例の切り出し処理に代わって、第2実施例においては設定されたズーム倍率に応じて切り出しおよびズーム処理を行う切り出しズーム処理が実行される。
切り出しズーム処理について、図11(a)〜(b)を参照して説明する。図11(a)は設定された切り出しエリア1に対応する画像Aを表している。ここで、ポインティングデバイス14cが操作されることによって、ズーム倍率が変更されると、切り出しズーム処理が実行される。ここでは、図10に示すように、“切り出しエリア1”に対して、ズーム倍率が“2倍”と設定された例として、切り出しズーム処理を詳細に説明する。
CPU22は、まず、設定された切り出しエリア1に対応する画像Aの中心点Cを算出する。算出された中心点Cに基づいて、設定されたズーム倍率(2倍)を適用し、新たに切り出すべき切り出しエリアを設定する。そして、新たに設定された切り出しエリアに対し、SDサイズの画像となるように、電子ズーム処理部140を制御して電子的に拡大する電子ズーム処理を行う。図11(b)は、電子ズーム処理が施された画像A´を示している。
従って、第2実施例におけるインターバル表示処理は、設定された切り出しエリアに夫々設定されたズーム倍率に応じた画像を、設定されたインターバル速度および順序で、圧縮処理などの所定の処理を施した上で、情報処理装置120へ出力される。
次に、図12のフローチャートを参照して、第2実施例
の監視カメラ110に適用されたインターバル表示モードのインターバル表示におけるCPU22の手続きについて、説明する。CPU22は、図示しないフラッシュメモリに格納されたプログラムに基づいて、以下の手続きを実行する。
ステップS21〜ステップS27までの処理は、第1実施例の監視カメラ10に適用されたインターバル表示モードのインターバル表示におけるCPU22の手続きである、ステップS1〜ステップS5と同様であるため、説明を省略する。
ステップS27において、YESと判別すると、ステップS29へ進み、タイマをリセット&スタートさせる。そしてステップS31へ進み、カウンタLの値に対応する切り出しエリアおよびズーム倍率に基づいて、SDRAM20に格納されているデジタル画像データから切り出す切り出し処理を行い、SDサイズの画像となるように電子ズーム処理部140を制御して、電子ズーム処理(切り出しズーム処理)を行う。そしてステップS33へ進み、切り出しズーム処理が施された画像データに、圧縮処理部24を制御して圧縮処理を施し、情報処理装置120へ出力する。
そして、ステップS35へ進み、タイマがタイムアップしたか否かを判別する。ステップS35においてNOと判別すると、ステップS31へ戻り、YESと判別すると、ステップS37へ進む。
ステップS37〜ステップS39までの処理は、第1実施例のCPU22の手続きである、ステップ13〜ステップS15と同様であるため、説明を省略する。
このように、第2実施例においては、ユーザにより設定された複数の切り出しエリアを、ユーザにより設定されたインターバル速度およびズーム倍率で、順番に情報処理装置120へ出力することができるため、1台の監視カメラ110で複数のエリアの監視を、より詳細に監視することが可能となる。このとき、ズーム倍率に従うズーム処理は電子ズーム処理であり、被写体の光学像を中心にズーム処理を行う光学ズーム処理とは異なり、ユーザの設定された切り出しエリアをズームすることが出来るため、ユーザは所望の切り出しエリアの拡大/縮小画像を監視することが出来る。
なお、本実施例の画像処理装置14は、LCDモニタ14a、信号処理装置14bおよびポインティングデバイス14cで構成されているが、信号処理装置14bがいわゆるパーソナルコンピュータであっても良い。その場合、本実施例における、各種設定画面表示を実行するためのプログラムは、記録媒体に格納されており、ユーザによって該プログラムをインストールされることによって、パーソナルコンピュータが各種の処理を実行する。また、伸張処理部34における、伸張処理はCPU32によって実行される。
また、本実施例の監視カメラシステム2または102は、監視カメラ10または110、画像処理装置14および監視用モニタ12または情報処理装置120で構成され、切り出しエリアに対応する画像を監視用モニタ12または情報処理装置120へ出力していたが、監視用モニタ12または情報処理装置120を接続せず、画像処理装置14のLCDモニタ14aに切り出しエリアに対応する画像を表示させてもよい。その場合、CPU32は監視カメラ10または110から出力される圧縮画像データを伸張処理部34にて伸張し、伸張されたデジタル画像データをSDRAM36に格納し、出力すべき切り出しエリアに対応する画像を切り出して、再びSDRAM36に格納する。そして、LCDモニタドライバ42にデジタル画像データを出力して、LCDモニタ14aに画像を表示させる。
また、本実施例の監視カメラ10では、設定されている切り出しエリア1、切り出しエリア2および切り出しエリア3に対応する画像を監視用モニタ12または情報処理装置120へ出力する順番を、切り出しエリア1→切り出しエリア2→切り出しエリア3→切り出しエリア1・・・の順番に該エリアに対応する画像を出力しているが、ユーザの操作によって、順番を変更するようにしてもよい。また、切り出しエリア2に対応する画像を出力しない設定もでき、その場合、切り出しエリア1→切り出しエリア3→切り出しエリア1・・・の順番で、該エリアに対応する画像を出力するようにしてもよい。
また、本実施例の監視カメラ10または110では、CPU22が、撮像処理部18b、圧縮処理部24、D/A変換部27を制御し、それぞれのブロックで各処理を実行していたが、これらはASIC(Application Specific Integrated Circuit)で構成されても良い。この場合、各処理は、CPU22が、図示しないレジスタに所定の値を設定することによって実行される。
また、本実施例において、各切り出しエリアの切り出し元となるデジタル撮像データの1フレームのサイズは、縦×横:1920×1080ピクセル(アスペクト比16:9)のサイズで構成されていたが、1600×1200ピクセル(アスペクト比4:3)としてもよい。
なお、本実施例の監視カメラシステム102では、ズーム倍率を画像処理装置14のモニタに表示された設定変更エリアU内の設定値を、ユーザが、プルダウンボタンから選択することにより変更/設定を行ったが、切り出し設定エリアZに表示されている切り出しエリアに対応する長方形の枠内に、ポインティングデバイス14cを操作することにより、カーソルを合わせ、左ダブルクリックをすることによりズーム倍率を高くし、右ダブルクリックをすることによりズーム倍率を低減させるようにしてもよい。
2 …監視カメラシステム
10 …監視カメラ
12 …監視用モニタ
14 …画像処理装置
14a …LCDモニタ
14b …信号処理装置
14c …ポインティングデバイス
18a …CMOSイメージャ
18b …撮像処理部
20 …SDRAM
22 …CPU
23 …バス
24 …圧縮処理部
26 …フラッシュROM
27 …D/A変換部
28 …通信インタフェース
29 …ビデオエンコーダ
30 …通信インタフェース
31 …ビデオ信号出力インタフェース
32 …CPU
34 …伸張処理部
36 …SDRAM
102 …監視カメラシステム
110 …監視カメラ
120 …情報処理装置
140 …電子ズーム処理部
150 …ネットワークインタフェース

Claims (5)

  1. 被写界像を撮像し撮像データを生成し、撮像データを出力する撮像装置と、前記撮像装置から出力される前記撮像データを受け入れる画像処理装置と、で構成される撮像システムであって、
    前記画像処理装置は、前記撮像データに基づく画像を表示手段に表示する表示処理手段と、前記表示手段によって表示される画像の中から複数の任意エリアを指定するエリア指定手段を備え、
    前記撮像装置は、前記画像処理装置が備える前記エリア指定手段によって指定された複数の任意エリアに対応した前記撮像データを切り出して複数の切り出し画像データを作成する切り出し手段と、前記複数の切り出し画像データを出力する出力手段を備える撮像システム
  2. 前記撮像装置の出力手段は、前記複数の切り出し画像データを順次出力する
    請求項1に記載の撮像システム
  3. 前記撮像装置の出力手段は、前記複数の切り出し画像データを同一の出力装置に出力する請求項1または2に記載の撮像システム
  4. 前記撮像装置は、前記複数の切り出し画像データの夫々に前記同一の出力装置に出力するための順番を割り当てる割り当て手段を更に備え、
    前記出力手段は、前記割り当て手段によって割り当てられた順番に基づいて、前記複数の切り出し画像データを所定の出力間隔で順次前記同一の出力装置に出力することを特徴とする請求項3に記載の撮像システム
  5. 前記複数の切り出し画像データに対し、夫々にズーム倍率を設定する設定手段を更に備え、
    前記切り出し手段は、前記設定手段により設定された夫々のズーム倍率に基づいて前記撮像データの一部を切り出し、前記複数の切り出し画像データを作成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像システム
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