JP5310413B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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この発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に係り、特に、車両に搭載され、CNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)を燃料として使用する内燃機関において燃料噴射量を制御するのに好適な内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、燃料タンクに貯蔵されたCNGを燃料として使用する内燃機関が知られている。
特開平7−217485号公報 特表2007−524065号公報
ところで、上述した内燃機関において、燃料タンクにはCNG以外にCOが混合される場合がある。COの相状態は温度・圧力によって変化する。COは燃焼しないため、燃料ガス中にCOが含まれるか否かは空燃比制御に大きな影響を与え、性能やエミッションを悪化させる可能性がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、燃料タンクに混合されたCOが相変化する場合であっても、性能やエミッションの悪化を防止できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
CNG(圧縮天然ガス)とCOとを含む燃料を貯蔵する燃料タンクと、
前記燃料タンクから供給される前記燃料を噴射する燃料噴射弁と、
前記燃料タンクに貯蔵された前記燃料の温度を検出する温度センサと、
前記燃料タンクに貯蔵された前記燃料の圧力を検出する圧力センサと、
前記温度センサに検出された温度と前記圧力センサに検出された圧力とに基づいて、前記燃料に含まれるCOの相状態を判定するCO相状態判定手段と、
前記燃料に含まれるCOの相状態が液体と気体との間で相変化したことを判定するCO相変化判定手段と、
前記燃料に含まれるCOの相状態が液体から気体へ相変化したと判定された場合に、燃料噴射量の設定を、CNGのみを噴射して目標空燃比を達成する第1噴射量よりも多量な第2噴射量に変更する噴射量変更手段と、
設定された前記燃料噴射量に基づいて、前記燃料噴射弁に燃料を噴射させる燃料噴射制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記燃料噴射量は基本噴射量と補正量とを含み、前記噴射量変更手段は前記補正量を変更することで、燃料噴射量の設定を前記第2噴射量に変更することを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
内燃機関の排気通路に配置される排気ガスセンサと、
前記排気ガスセンサの出力から求められる実空燃比と目標空燃比との偏差に基づいて、前記補正量を学習する補正量学習手段と、を備え、
前記噴射量変更手段は、COの相状態が液体から気体へ相変化したと判定された場合に、前記補正量をクリアして前記第2噴射量に応じた初期値をセットすることを特徴とする。
第1の発明によれば、燃料タンク内のCOが液体から気体へ相変化して、燃料噴射弁に供給される燃料ガスが燃焼しないCOとCNGとの混合ガスとなる場合には、燃料噴射量の設定を、燃料ガスがCNGのみの場合よりも多くなるように変更することができる。このため、本発明によれば、燃料の性状変化に迅速に対応して、目標空燃比に応じた燃料噴射を行うことができ、機関性能やエミッションの悪化を防止することができる。
第2の発明によれば、補正量を変更することで燃料噴射量の設定を変更することができる。このため、本発明によれば、運転条件に対応して予め設定されている基本噴射量を変更することなく、燃料の性状変化に迅速に対応して燃料噴射量を変更することができる。
第3の発明によれば、燃料タンク内のCOが液体から気体へ相変化した場合に、補正量を第2噴射量に応じた初期値に初期化することができる。そして、この初期値から新たな補正量の学習を始めることができる。このため、本発明によれば、急激な燃料の性状変化に伴う燃料噴射量の学習の追従遅れを低減することができる。また、補給される燃料のCO濃度にばらつきがある場合であっても、目標空燃比を満たすように燃料噴射量を補正することができる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1の制御において用いられる、CO相状態マップについて説明するための状態図である。 本発明の実施の形態1において、ECU50が実行する制御ルーチンのフローチャートである。
実施の形態1.
[実施の形態1のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係るシステム構成を説明するための図である。図1に示すシステムは内燃機関10を備えている。内燃機関10は直列に並んだ4つの気筒12を有している。図1に示す内燃機関10は、直列4気筒型であるが、本発明において、気筒数および気筒配置はこれに限定されるものではない。
各気筒12の吸気ポートは、吸気マニホールド14に接続されている。吸気マニホールド14から吸気通路(図示略)の上流に向かって、スロットル(図示略)、エアフローメータ(図示略)が順次設けられている。エアフローメータ側から新気が取り入れられ、吸気マニホールド14を介して各気筒12に供給される。スロットルの開度は、後述するECU50により任意に制御可能になっている。なお、本発明は、スロットルを備えないディーゼル機関にも適用可能である。
吸気マニホールド14には、各気筒12の吸気ポートに向けてCNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)インジェクタ16が1つずつ設けられている。各CNGインジェクタ16は、CNG用デリバリパイプ18に接続されている。CNG用デリバリパイプ18は、燃料配管20を介して燃料タンク22に接続されている。燃料配管20にはレギュレータ24が設けられている。レギュレータ24の燃料タンク22側上流には、圧力センサ26及び温度センサ28が設けられている。燃料タンク22には燃料30としてCNGが高圧貯蔵されている。燃料30は、燃料ガスとして燃料配管20からCNG用デリバリパイプ18を介してCNGインジェクタ16に供給される。
各気筒12の排気ポートは、排気マニホールド32に接続されている。排気マニホールド32は排気通路33に接続されている。排気通路33には触媒34が配置されている。触媒34として例えば三元触媒が用いられる。触媒34の上流には、空燃比センサ36(又は、酸素センサ)が設けられている。
本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)50を備えている。ECU50の入力側には、前述の圧力センサ26、温度センサ28、空燃比センサ36、エアフローメータの他、クランク角センサ、吸気温センサ、冷却水温センサ、吸気圧センサ等が電気的に接続されている。ECU50の出力側には、CNGインジェクタ16、スロットル等が電気的に接続されている。ECU50は、各センサの出力に基づき、所定のプログラムに従って各アクチュエータを作動させることにより、内燃機関10の運転状態を制御する。
ECU50には、エアフローメータが検出した吸入空気量と、上述のクランク角センサ、吸気温センサ、冷却水温センサ、吸気圧センサ等の出力を運転状態を示すパラメータとして、目標空燃比(例えば、理論空燃比14.6)に対応する燃料噴射量(以下、基本噴射量ともいう。)を定めた噴射量適合マップが予め記憶されている。基本噴射量は、例えばCNGのみ(CNG100%のガス)が燃料ガスとして噴射される場合に適合させて運転状態毎に定められている。
本実施形態のシステムでは、運転状態に応じて上述の噴射量適合マップから基本噴射量が取得される。そして、基本噴射量に基づいてCNGインジェクタ16から燃料30を噴射させる燃料噴射制御がなされる。
さらに、本実施形態のシステムでは、空燃比センサ36の出力に基づいて燃料噴射量の空燃比フィードバック制御が実施される。具体的には、燃料噴射量は、上述の基本噴射量と補正量とからなり、排気通路33に流入する排気ガスの実空燃比と目標空燃比とが一致するようにその偏差を補正量に反映して燃料噴射量を補正する。そして、補正された燃料噴射量に基づいて上述の燃料噴射制御がなされる。
[実施の形態1における特徴的制御]
上述したシステム構成では、燃料タンク22に燃料30としてCNGが貯蔵される。しかしながら、貯蔵される燃料30にはCOが混合される場合がある。混合されるCOの濃度は国・地域によって規定されている。COは燃焼しないため、COが燃料ガスに含まれているか否かは空燃比制御に多大な影響を与える。即ち、燃料ガスがCNGのみである場合と、CNGとCOとの混合ガスである場合とでは、目標空燃比を達成するための燃料噴射量が大きく異なる。そのため、上述した空燃比フィードバック制御により燃料噴射量を補正する場合であっても制御が追従するまでに時間を要してしまいエミッションが悪化する。
そこで、本実施形態のシステムでは、COの相変化を判定し、COが液体の場合と気体の場合とに応じて燃料噴射量の設定を変更することとした。
(CO相状態マップ)
より具体的な制御の概要について図2を用いて説明する。図2は、COの相状態を定めた「CO相状態マップ」について説明するための図である。図2に示す境界線60は、COの圧力と温度との関係に応じたCOの三態の境界を表している。図2に示す通り、圧力が低く温度が高いほど気体になりやすい。COの圧力と温度との関係が境界線60の値を上回る場合には、COは固体(領域A)又は液体(領域B)である。一方、COの圧力と温度との関係が境界線60を下回る場合にはCOは気体(領域C)である。
図2に示す矢印は、相変化の一例を示しており、ある温度・圧力において液体であったCOが、圧力低下により気体に変化することを示している。本実施形態のシステムにおいては、内燃機関10が運転され燃料タンク22内の燃料30が消費されると、燃料タンク22内の圧力が低下するためCOが液体から気体に相変化する。
次に、上述したCO相状態マップを用いた本実施形態における制御について説明する。燃料タンク22内の燃料30の温度と、燃料30に含まれるCOの分圧とが、境界線60を上回っている場合には、COは液体(領域B)であると推定することができる。COが液体の場合には、CNGインジェクタ16に供給されるガス燃料には、COが含まれず、噴射される燃料はCNGのみである。よって、この場合には上述した噴射量適合マップから運転状態に応じた基本噴射量を取得し、基本噴射量に基づいた燃料噴射を行うことで、性能やエミッションの好適な運転を実現することができる。
一方、境界線60を下回っている場合には、COは気体(領域C)であると推定することができる。COが気体の場合には、CNGインジェクタ16に供給されるガス燃料にCOが混入されることとなる。COは燃焼しないため、空燃比制御に大きく影響する。よって、この場合には、上述したCOが液体の場合よりも燃料噴射量を増大させる。これにより、迅速に目標空燃比を達成でき、性能やエミッションの悪化を防止することができる。
(制御ルーチン)
図3は、上述の動作を実現するために、ECU50が実行する制御ルーチンのフローチャートである。図3に示すルーチンは、車両のIGスイッチがONとされることにより開始される(ステップ100)。ここで、ECU50は、後述するCO気体フラグ及び学習値の初期状態を設定する。CO気体フラグはOFFに設定される。学習値は後述する第1学習値に設定される。
ステップ110において、ECU50は、燃料タンク22内の燃料30の温度を温度センサ28により計測する。同時に、燃料タンク22内の燃料30の圧力を圧力センサ26により計測する。そして、計測された温度と圧力とに基づいて図2に示すCO相状態マップからCOの相状態を判定する。具体的には、検出された圧力に、国・地域に応じて規定される燃料中のCOの濃度を乗じてCOの分圧を算出する。その後、COの分圧と温度との関係が図2に示す境界線60を上回るか否かを判定する。上回る場合には、COは液体又は固体であると判断する。下回る場合には、COは気体であると判断する。
次に、ステップ120において、COの相状態が前回の状態(前回ルーチンのステップ110において判断したCOの相状態)から変化しているか否かを判定する。CO気体フラグがOFF(上述した初期状態を含む)時にステップ110においてCOが気体であると判断された場合や、CO気体フラグがON時にステップ110においてCOが液体であると判定された場合には、COの相状態が変化したと判断する。
COの相状態が変化したと判定された場合には、次にステップ130において、目標空燃比に基づく噴射量制御の学習値をクリアする。学習値とは、運転状態に基づいて噴射量適合マップから取得される基本噴射量を補正する補正量に相当する値である。
続いて、スキップ140において、COの相状態が液体であるか否かを判定する。具体的には、ステップ110における判断結果に基づいてCOの相状態が液体であるか否かを判定する。COの相状態が液体であると判定された場合には、ステップ120における判断結果と合わせてCOは気体から液体に相変化している。この場合には、ステップ150において学習値の初期値として第1学習値を設定する。第1学習値は、噴射量適合マップがCNG100%で適合されている場合には0である。
上記設定された学習値を初期値として、上述した空燃比フィードバック制御に基づく学習が実施される(ステップ160)。具体的には、触媒34上流に設けられた空燃比センサ36の出力から求められる実空燃比と目標空燃比との偏差を0とするように学習値を補正する。
一方、ステップ140において、COの相状態が液体であると判定された場合には、ステップ120における判断結果と合わせてCOは気体から液体に相変化している。この場合には、ステップ170において学習値の初期値として第2学習値を設定する。第2学習値は、国・地域毎に規定されるCO混合比中央の燃料に適合させて、目標空燃比を満たすように定めた学習値であり、第1学習値よりも高い値である。
その後、上述したステップ160と同様に、設定された学習値を初期値として、空燃比フィードバック制御に基づく学習が実施される。
また、上述したステップ120においてCOに相変化がないと判定された場合には、前ルーチンのステップ160において学習された学習値に対して、空燃比フィードバック制御に基づく学習が継続される(ステップ160)。
ステップ180において、COの相状態を記憶する。具体的には、ステップ110においてCOが液体又は固体であると判定された場合には、CO気体フラグをOFFに設定する。一方、ステップ110においてCOが気体であると判定された場合には、CO気体フラグをONに設定する。設定されたCO気体フラグは次ルーチンにおけるステップ120の処理において用いられる。
ステップ190において、IGスイッチがOFFであるか否かを判定する。IGスイッチがONであると判定された場合は未だ運転中であり、ステップ110から次ルーチンを開始する。IGスイッチがOFFであると判定された場合には本ルーチンを終了する。
以上説明したように、図3に示すルーチンによれば、燃料タンク22内のCOが相変化する場合であっても、学習値の初期値を切替えて、目標空燃比を達成するように燃料噴射量を変更することができる。このため、本実施例のシステムによれば、急激な燃料の性状変化に伴う補正量の学習の追従遅れを低減して、機関性能・エミッションの悪化を防止することができる。
また、本実施例のシステムによれば、燃料ラインは高圧で燃料30の性状を検知するセンサを設けることは難しいところ、レギュレータ24の上流に設けられた圧力センサ26と温度センサ28の出力に基づき燃料タンク22内の燃料30の性状を推定することができる。
ところで、上述した実施の形態1のシステムにおいては、COが相変化した場合の燃料噴射量の設定を、学習値の初期値を変更することで切替えることとしているが、燃料噴射量の設定方法はこれに限定されるものではない。ステップ130、150〜170の処理に換えて、CNGのみの燃料ガスに適合して目標空燃比を達成する噴射量を定めた第1噴射量適合マップと、CNGとCOとの混合ガスに適合して目標空燃比を達成する噴射量を定めた第2噴射量適合マップとを用意して、COが相変化した場合に使用する噴射適合マップを切替えることで、燃料噴射量の設定を変更することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1のシステムにおいては、内燃機関10を、CNGを使用するエンジンとしているが、CNGとガソリンを燃料とを使用するバイフューエルエンジンであってもよい。
また、上述した実施の形態1のシステムにおいては、吸気マニホールド14に吸気ポートに向けたCNGインジェクタ16を設けてポート噴射することとしているが、筒内にインジェクタを設けて直接噴射することとしてもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、燃料タンク22が前記第1の発明における「燃料タンク」に、CNGインジェクタ16が前記第1の発明における「燃料噴射弁」に、温度センサ28が前記第1の発明における「温度センサ」に、圧力センサ26が前記第1の発明における「圧力センサ」に、ECU50による燃料噴射制御が前記第1の発明における「燃料噴射制御手段」に、空燃比センサ36が前記第3の発明における「排気ガスセンサ」にそれぞれ相当している。
また、ここでは、ECU50が、上記ステップ110の処理を実行することにより前記第1の発明における「CO相状態判定手段」が、上記ステップ120の処理を実行することにより前記第1の発明における「CO相変化判定手段」が、上記ステップ170の処理を実行することにより前記第1乃至第3の発明における「噴射量変更手段」が、上記ステップ160の処理を実行することにより前記第3の発明における「補正量学習手段」が、それぞれ実現されている。
更に、実施の形態1においては、上記ステップ170において設定される第2学習値が前記第3の発明における「初期値」にそれぞれ対応している。
10 内燃機関
12 気筒
14 吸気マニホールド
16 CNGインジェクタ
18 CNG用デリバリパイプ
20 燃料配管
22 燃料タンク
24 レギュレータ
26 圧力センサ
28 温度センサ
30 燃料
32 排気マニホールド
33 排気通路
34 触媒
36 空燃比センサ
50 ECU
60 境界線

Claims (3)

  1. CNG(圧縮天然ガス)とCOとを含む燃料を貯蔵する燃料タンクと、
    前記燃料タンクから供給される前記燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    前記燃料タンクに貯蔵された前記燃料の温度を検出する温度センサと、
    前記燃料タンクに貯蔵された前記燃料の圧力を検出する圧力センサと、
    前記温度センサに検出された温度と前記圧力センサに検出された圧力とに基づいて、前記燃料に含まれるCOの相状態を判定するCO相状態判定手段と、
    前記燃料に含まれるCOの相状態が液体と気体との間で相変化したことを判定するCO相変化判定手段と、
    前記燃料に含まれるCOの相状態が液体から気体へ相変化したと判定された場合に、燃料噴射量の設定を、CNGのみを噴射して目標空燃比を達成する第1噴射量よりも多量な第2噴射量に変更する噴射量変更手段と、
    設定された前記燃料噴射量に基づいて、前記燃料噴射弁に燃料を噴射させる燃料噴射制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記燃料噴射量は、基本噴射量と補正量とを含み、
    前記噴射量変更手段は、前記補正量を変更することで、燃料噴射量の設定を前記第2噴射量に変更すること、
    を特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 内燃機関の排気通路に配置される排気ガスセンサと、
    前記排気ガスセンサの出力から求められる実空燃比と目標空燃比との偏差に基づいて、前記補正量を学習する補正量学習手段と、を備え、
    前記噴射量変更手段は、COの相状態が液体から気体へ相変化したと判定された場合に、前記補正量をクリアして前記第2噴射量に応じた初期値をセットすること、
    を特徴とする請求項2記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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