JP5309459B2 - ビート検出装置 - Google Patents

ビート検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5309459B2
JP5309459B2 JP2007077200A JP2007077200A JP5309459B2 JP 5309459 B2 JP5309459 B2 JP 5309459B2 JP 2007077200 A JP2007077200 A JP 2007077200A JP 2007077200 A JP2007077200 A JP 2007077200A JP 5309459 B2 JP5309459 B2 JP 5309459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beat
signal
beat signal
output
nth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007077200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008233812A (ja
Inventor
孝浩 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2007077200A priority Critical patent/JP5309459B2/ja
Publication of JP2008233812A publication Critical patent/JP2008233812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5309459B2 publication Critical patent/JP5309459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

本発明は、オーディオ信号からビートを検出する技術に関する。
あらかじめ録音された演奏ではなく、ライブ演奏を伴奏としてカラオケをしたいという要望がある。ライブ演奏でカラオケを行うには、入力されるオーディオ信号に含まれる楽曲音(ライブ演奏)と歌詞の表示を同期させる必要がある。そのためには、オーディオ信号から楽曲音のビートを検出する必要がある。オーディオ信号からビートを検出する方法として、オーディオ信号からBPM(Beat Per Minute)を計算する技術がある(例えば特許文献1参照)。このように算出されたBPMを用いて、オーディオ信号と歌詞の表示が同期される。
特開平8−201542号公報
特許文献1に記載された技術により計算されるBPMは、過去の一定時間における平均値であるため、実際の演奏とはどうしてもずれを生じてしまう。つまり演奏者は演奏上の表現としていわゆる「突っ込み」や「タメ」、すなわち過去の平均的なBPMから時間軸上マイナス方向またはプラス方向における故意のずれを生じさせることがある。特許文献1に記載された技術では、このような「タメ」や「突っ込み」に対応したビートを検出することは困難であった。
これに対し本発明は、オーディオ信号に対しより高精度に同期したビートを検出する技術を提供する。
上述の課題を解決するため、本発明は、楽曲音を含むオーディオ信号から所定の特徴音を検出する特徴音検出手段と、前記特徴音検出手段が検出した前記特徴音の検出タイミング毎に前記楽曲音のビートタイミングを示す第1のビート信号を生成して出力する第1のビート信号生成手段と、前記特徴音検出手段により検出された特徴音の検出間隔から、前記楽曲音のビートの間隔を特定し、特定されたビート間隔毎に第2のビート信号を生成して出力する第2のビート信号生成手段と、前記第2のビート信号生成手段により生成された第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを基準とする第1の所定期間内に前記第1のビート信号生成手段が第n拍目の第1のビート信号を出力するか判定し、前記第1の所定期間内に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号を選択して信号線から出力し、前記第1の所定期間内に第n拍目の第1のビート信号が出力されない場合は前記第1の所定期間の終期にビート信号を前記信号線から出力するビート信号選択手段とを有し、前記ビート信号選択手段が第n拍目の第1のビート信号を選択した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定することを特徴とするビート検出装置を提供する。
さらに別の好ましい態様において、このビート検出装置は、前記ビート信号選択手段が、前記第1の所定期間の始期から第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングより前に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号を選択して信号線から出力し、前記第1の所定期間の始期から第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングより前に第n拍目の第1のビート信号が出力されない場合は第n拍目の第2のビート信号を選択して前記信号線から出力し、前記ビート信号選択手段が第n拍目の第1のビート信号を選択した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定し、第n拍目の第2のビート信号を出力した後であって、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを基準とする第2の所定期間内に第n拍目の第1のビート信号を出力した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定してもよい。
さらに別の好ましい態様において、このビート検出装置は、前記ビート信号選択手段が、前記第1の所定期間の始期から第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングより前に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号を選択して信号線から出力し、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングから前記第1の所定期間の終期までに第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号および第n拍目の第2のビート信号を選択して前記信号線から出力し、前記ビート信号選択手段が第n拍目の第1のビート信号を出力した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定してもよい。
さらに別の好ましい態様において、このビート検出装置は、前記第1の所定期間の始期が、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングの所定時間前であってもよい。
さらに別の好ましい態様において、このビート検出装置は、前記第1の所定期間の終期が、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングの所定時間後であってもよい。
さらに別の好ましい態様において、このビート検出装置は、前記第1の所定期間が、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを包含する不感期間を有し、前記不感期間内に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合、前記ビート信号選択手段が、第n拍目の第2のビート信号を選択して出力してもよい。
本発明によれば、オーディオ信号に対しより高精度に同期したビートが検出される。
1.構成
1−1.概要
図1は、本発明の一実施形態に係るカラオケ装置1の構成を示す図である。カラオケ装置1は、ライブ演奏を伴奏としてカラオケを行うためのものである。すなわち、カラオケ装置1は、オーディオ信号として入力されたライブ演奏の楽曲音からビートを検出し、検出されたビートに従って歌詞を表示する。入力部10は、マイクやアンプなど他の装置からオーディオ信号を入力するインターフェースである。ここで、「オーディオ信号」は、人間の声、楽器の音、その他あらゆる種類の音を示す信号を含む。入力部10からの出力は、2系統に分けられる。
第1の系統は、歌詞の表示を行うための系統である。第1の系統は、ビート検出装置20、ディレイ30およびシーケンサ40を含む。入力部10は、ビート検出装置20にオーディオ信号を出力する。ビート検出装置20は、オーディオ信号に基づいて楽曲のビートを検出する。ビートを検出する方法の詳細は後述する。ビート検出装置20は、ビートを検出したことを示す信号、すなわち、ビートのタイミングを示すビート信号をディレイ30に出力する。
ディレイ30は、ビート検出装置20から出力されたビート信号を、ある遅延時間遅らせる装置である。シーケンサ40は、ディレイ30から出力されるビート信号により定められるタイミングで出力部60にデータ信号を出力する。本実施形態において、シーケンサ40が出力するデータ信号は、歌詞の映像を示す信号を含む。出力部60は、ディスプレイおよびスピーカを有する。出力部60は、データ信号に従ってディスプレイに映像を表示する。
第2の系統は、楽曲音すなわち楽曲の音を出力するための系統である。入力部10は、ディレイ50にオーディオ信号を出力する。ディレイ50は、オーディオ信号をある遅延時間遅らせる装置である。ディレイ50の遅延時間は、ディレイ30の遅延時間とビート検出・リセット処理に必要な時間を合わせた時間である。ディレイ50は、処理したオーディオ信号を出力部60に出力する。出力部60は、オーディオ信号に従ってスピーカから音を出力する。このように、カラオケ装置1によれば、ライブ演奏の音に同期して歌詞が表示される。
1−2.ビート検出装置の構成
ビート検出装置20は、オーディオ信号から直接検出または生成されるビートと、楽曲において過去所定の期間のビートの平均間隔から予測されるビートと、2つのビートに対応するビート信号を生成する。ビート検出装置20は、生成された2つのビート信号から1つのビート信号を選択し、選択したビート信号を後段の回路に出力する。
ビート検出装置20は、以下の構成を有する。フィルタ210は、オーディオ信号から、ビート信号の生成に必要な周波数成分、すなわち特徴音を取り出す。フィルタ210は、例えば、カットオフ周波数が60〜100Hzの範囲にあるローパスフィルタ(Low Pass Filter、LPF)である。フィルタ210は、処理したオーディオ信号をBPM検出器220およびビート信号生成部230に出力する。
ビート信号生成部230は、オーディオ信号から直接、ビート信号を生成する。以下、ビート信号生成部230により生成されるビート信号を「第1のビート信号」という。ビート信号生成部230は、オーディオ信号のうち例えば60Hz以下の低周波の信号レベルがあらかじめ決められたしきい値を超えるタイミングでビート信号を生成する。ビート信号生成部230は、生成したビート信号をビート信号選択部250に出力する。ビート信号は、例えば、所定の振幅および幅を有するパルス信号である。
BPM検出器220は、オーディオ信号からBPMを検出する。すなわち、BPM検出器220は、BPMを計算する。BPM検出器220は、あらかじめ決められた時間、例えば直近t秒間のビートを数える。BPM検出器220は、ビートの数を時間tで除算することにより、過去t秒間における平均のBPMを計算する。BPM検出器220は、例えば60Hz以下の低周波の信号レベルがあらかじめ決められたしきい値を超えた点をビートとして数える。BPM検出器220は、計算したBPMをビート信号生成部240に出力する。
ビート信号生成部240は、入力されるBPMに従ってビート信号を生成する。以下、ビート信号生成部240により生成されるビート信号を「第2のビート信号」という。すなわち、ビート信号生成部240は、BPMにより示される間隔でビート信号を生成する。また、ビート信号生成部240は、ビート信号選択部250からリセット信号が入力されると、リセット信号が入力されたタイミングを時間軸上の基準として次のビート信号を生成する。すなわちビート信号生成部240は、リセット信号が入力されたタイミングをゼロとして次のビートをカウントする。ビート信号生成部240は、生成したビート信号をビート信号選択部250に出力する。
ビート信号選択部250は、ビート信号生成部240およびビート信号生成部230から出力されたビート信号のうち、あらかじめ決められた条件を満たすビート信号を選択し、選択したビート信号を後段の回路に出力する。ビート信号の選択条件は、第1のビート信号と第2のビート信号の時間軸上の相対位置関係に関するものである。ビート信号選択部250は、第2のビート信号の出力タイミングを基準とする所定の期間内にビート信号生成部230が第1のビート信号を出力するか判定する。所定期間内に第1のビート信号が出力された場合、ビート信号選択部250は、第1のビート信号を選択して出力する。所定期間内に第1のビート信号が出力されない場合、ビート信号選択部250は、第2のビート信号を選択して出力する。
図2は、ビート信号の選択条件すなわち所定期間を示す図である。図2において、黒いドットは、第2のビート信号が出力されるタイミングを示す。この例では、第2のビート信号が出力されるタイミング(t=t)を基準としてマイナス方向にtの期間が所定期間として用いられる。すなわち、所定期間の始期は、第2のビート信号の出力タイミングの所定時間(t)前である。(t−t)≦t≦tの範囲において第1のビート信号が出力された場合、第1のビート信号が選択され、出力される。それ以外の場合、第2のビート信号が出力される。
2.動作
図3は、ビート検出装置20のタイミングチャートを示す。信号Bは、ビート信号生成部230により生成される第1のビート信号、すなわちオーディオ信号から直接検出されたビート信号を含む。信号Bは、ビート信号生成部240により生成される第2のビート信号、すなわち直近t秒間の楽曲から予測されるビート信号を含む。信号BOUTは、ビート信号選択部250から出力されるビート信号、すなわち選択されたビート信号を含む。信号Rは、ビート信号選択部250からビート信号生成部240に出力されるリセット信号を含む。リセット信号が入力された場合、ビート信号生成部240は、リセット信号が入力されたタイミングを時間的な基準として次のビート信号を生成する。
いま、BPM検出器220が、直近t秒間のオーディオ信号から、ビート間隔をtと計算した場合を例に説明する。また、説明の便宜上、時間軸において1拍目の位置をt=0とする。1拍目において、ビート信号BおよびBは同時に出力されている。これは、演奏中の楽曲のうち直近t秒間の部分から予測されるビートが、楽曲から直接検出されたビートと一致していることを意味する。この場合、ビート信号選択部250は、第2のビートを選択し、出力する(信号BOUT)。ビート信号選択部250は、ビート信号の出力と同じタイミングでリセット信号を出力する(信号R)。
BPM検出器220は、1拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。すなわち、BPM検出器220は、2拍目はt=tの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=tのときに第2のビート信号を出力する(信号B)。このとき、第1のビート信号も同じタイミングで出力される(信号B)。この場合、ビート信号選択部250は、第2のビートを選択し、出力する(信号BOUT)。
BPM検出器220は、2拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。すなわち、BPM検出器220は、3拍目はt=2tの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=2tのときに第2のビート信号を出力する(信号B)。ところがこの例では、実際の演奏では3拍目は突っ込み気味に、すなわち予測されるタイミングよりΔt早く検出された。いま、Δt≦tである。この場合、ビート信号選択部250は、第1のビート信号を選択し、出力する(信号BOUT)。さらに、ビート信号選択部250は、ビート信号を出力するタイミングで、すなわち、第1のビート信号と同じタイミングで、ビート信号生成部240にリセット信号を出力する(信号R)。
リセット信号が入力されると、ビート信号生成部240は、リセット信号を基準として次のビート信号を生成する。すなわち、ビート信号生成部240は、t=2t−Δtを基準として4拍目のビート信号を生成する。BPM検出器220は、3拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。t<tである。3拍目が予測よりも早く検出されたので、BPM検出器220は、ビート間隔が短くなったと計算する。このように、BPM検出器220は、4拍目はt=2t−Δt+tの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=2t−Δt+tのときに第2のビート信号を出力する(信号B)。第1のビート信号も同じタイミングで出力された(信号B)ので、ビート信号選択部250は、第2のビートを選択し、出力する(信号BOUT)。
以上で説明したように本実施形態によれば、予測されるタイミングより早くビートが出現した場合、すなわち、演奏上の表現として「突っ込み」が用いられた場合でも、より実際の演奏に近いタイミングでビート信号が出力される。このビート信号を用いれば、実際の演奏と歌詞の表示は、より高い精度で同期される。
3.他の実施形態
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下において、実施形態と共通する要素については共通の参照符号が用いられる。また、上述の実施形態および以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせられてもよい。
3−1.変形例1
所定期間の終期は、第2のビート信号の出力タイミングに限定されない。所定期間の終期は、第2のビート信号の出力タイミングより前でも後ろでもよい。
図4は、変形例1に係るビート信号の選択条件を示す図である。この例では、第2のビート信号が出力されるタイミング(t=t)を基準として±tの期間が所定期間として用いられる。すなわち、所定期間の終期は、第2のビート信号の出力タイミングの所定時間(t)後である。(t−t)≦t≦(t+t)の範囲において第1のビート信号が出力された場合、第1のビート信号が選択され、出力される。
変形例1では所定期間の終期が第2のビート信号の出力タイミングよりも後であるので、所定期間内に第1のビート信号が出力されなかった場合の処理が上述の実施形態と異なる。ここでは、所定期間内に第1のビート信号が出力されなかった場合、ビート信号選択部250は、所定期間の終期にビート信号を出力する。
図5は、変形例1に係るビート検出装置20のタイミングチャートを示す。1拍目および2拍目の動作は実施形態で説明したものと同じなので説明を省略する。BPM検出器220は、2拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。すなわち、BPM検出器220は、3拍目はt=2tの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=2tのときに第2のビート信号を出力する(信号B)。ところがこの例では、実際の演奏では3拍目はタメ気味に、すなわち予測されるタイミングよりΔt遅く検出された。いま、Δt>tである。すなわち、所定期間内に第1のビート信号は出力されなかった。この場合、ビート信号選択部250は、所定期間の終期にビート信号を出力する。この例では、ビート信号選択部250は、t=2t+tのタイミングでビート信号を出力する(信号BOUT)。ビート信号選択部250は、ビート信号を出力するのと同じタイミングで、リセット信号を出力する(信号R)。
リセット信号が入力されると、ビート信号生成部240は、リセット信号を基準として次のビート信号を生成する。すなわち、ビート信号生成部240は、t=2t+tを基準として4拍目のビート信号を生成する。BPM検出器220は、3拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。t>tである。3拍目が予測よりも遅く検出されたので、BPM検出器220は、ビート間隔が長くなったと計算する。このように、BPM検出器220は、4拍目はt=2t+t+tの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=2t+t+tのときに第2のビート信号を出力する(信号B)。第1のビート信号も同じタイミングで出力された(信号B)ので、ビート信号選択部250は、第2のビートを選択し、出力する(信号BOUT)。
以上で説明したように本変形例によれば、予測されるタイミングより遅くビートが出現した場合、すなわち、演奏上の表現として「タメ」が用いられた場合でも、より実際の演奏に近いタイミングでビート信号が出力される。このビート信号を用いれば、実際の演奏と歌詞の表示は、より高い精度で同期される。
なお所定期間の始期および終期は、実施形態および変形例1で説明したものに限定されない。所定期間の始期および終期がともに第2のビート信号の出力タイミングよりも前であってもよい。あるいは、所定期間の始期および終期がともに第2のビート信号の出力タイミングよりも後であってもよい。さらに、所定期間の始期および終期は、第2のビート信号の出力タイミングに対して対称でなくてもよい。
3−2.変形例2
ビート信号選択部250がリセット信号を出力するタイミングは、上述の実施形態で説明したものに限定されない。ビート信号選択部250は、第2のビート信号を選択および出力した場合に、第1のビート信号が出力されるタイミングと同じタイミングでリセット信号を出力してもよい。
図6は、変形例2に係るビート検出装置20のタイミングチャートを示す。いま所定期間が図2に示されるものと同じである場合を例に説明する。1拍目および2拍目の動作は実施形態で説明したものと同じなので説明を省略する。BPM検出器220は、2拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。すなわち、BPM検出器220は、3拍目はt=2tの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=2tのときに第2のビート信号を出力する(信号B)。ところがこの例では、実際の演奏では3拍目はタメ気味に、すなわち予測されるタイミングよりΔt遅く検出された。いま、所定期間の終期は第2のビート信号の出力タイミングである。すなわち、所定期間内に第1のビート信号は出力されなかった。この場合、ビート信号選択部250は、第2のビート信号の出力タイミングと同じタイミング(所定期間の終期)でビート信号を出力する。この例では、ビート信号選択部250は、t=2tのタイミングでビート信号を出力する(信号BOUT)。ビート信号選択部250は、ビート信号が出力されたのと同じタイミングで、リセット信号を出力する(信号R)。さらに、ビート信号選択部250は、第1のビート信号が出力されたのと同じタイミングで、リセット信号を出力する(信号R)。このようにこの例では、3拍目にリセット信号が2回出力される。
リセット信号が入力されると、ビート信号生成部240は、リセット信号を基準として次のビート信号を生成する。3拍目にリセット信号が2回入力されたので、ビート信号生成部240は、2回目のリセット信号を基準として次のビート信号を生成する。すなわち、ビート信号生成部240は、t=2t+Δtを基準として4拍目のビート信号を生成する。BPM検出器220は、3拍目の直近t秒間のオーディオ信号からビート間隔をtと計算する。このように、BPM検出器220は、4拍目はt=3t+Δtの位置に現れると予測する。ビート信号生成部240は、t=3t+Δtのタイミングで第2のビート信号を出力する(信号B)。第1のビート信号も同じタイミングで出力された(信号B)ので、ビート信号選択部250は、第2のビートを選択し、出力する(信号BOUT)。
以上で説明したように本変形例によれば、予測されるタイミングより遅くビートが出現した場合、すなわち、演奏上の表現として「タメ」が用いられた場合でも、より実際の演奏に近いタイミングでビート信号が出力される。リセット信号が第1のビート信号の出力タイミングと同じタイミングで出力されるので、「タメ」が用いられた拍の次の拍のビート信号も、より実際の演奏に近いタイミングで出力される。
なお、第1のビート信号が出力されるタイミングと同じタイミングでリセット信号を出力する期間に制限を設けてもよい。例えばビート信号選択部250は、(t+t)≦t≦(t+t)という期間に第1のビート信号が出力された場合には第1のビート信号が出力されるタイミングと同じタイミングでリセット信号を出力し、t=t+tを過ぎたタイミングで第1のビート信号が出力された場合には第1のビート信号が出力されるタイミングと同じタイミングでリセット信号を出力しなくてもよい。
3−3.変形例3
図7は、変形例3に係るビート信号の選択条件を示す図である。この例において、所定期間は、その内部に不感期間を有している。不感期間とは、所定期間から除外される期間をいう。不感期間は、第2のビート信号の出力タイミングを包含している。この例で、不感期間は、第2のビート信号の出力タイミングを基準とする±tの期間である(t≦t)。あるいは、不感期間の始期または終期が第2のビート信号の出力タイミングと一致してもよい。例えば、所定の期間が(t−t)≦t≦tである場合に、不感期間が(t−t)≦t≦tであってもよい。
本変形例によれば、不感期間に第1のビート信号が出力された場合でも、ビート信号選択部250は第2のビート信号の出力タイミングと同じタイミングでビート信号を出力する。第2のビート信号はあくまでも過去t秒間の平均BPMにより生成されるので、演奏者がジャストのタイミングで演奏しているつもりでも、実際の演奏は第2のビート信号とわずかにずれている場合もある。このような場合でも本変形例によれば、ビート信号選択部250は、第2のビート信号の出力タイミングと同じタイミングでビート信号を出力する。
3−4.変形例4
所定期間の終期が第2のビート信号の出力タイミングよりも後である場合、かつ、所定期間内に第1のビート信号が出力されなかった場合の処理は、変形例1で説明したものに限定されない。
図8は、変形例4に係るビート検出装置20のタイミングチャートを示す。いま所定期間が図4に示されるものと同じである場合を例に説明する。第2のビート信号の出力タイミングより後に第1のビート信号が出力された場合、ビート信号選択部250は、第1のビート信号の出力タイミングおよび第2のビート信号の出力タイミングのあわせて2回、ビート信号を出力する。また、ビート信号選択部250は、ビート信号を出力するタイミングで、すなわち、あわせて2回、リセット信号を出力する。
この場合、ディレイ30は、あるビート信号が入力されてから遅延時間が経過するまでに次のビート信号が入力されたときは、最初のビート信号を出力せずに2回目のビート信号のみを出力する。図8の例では、ビート信号選択部250は3拍目にビート信号を2回出力しているが、ディレイ30がこのような処理を行うことによって、第1のビート信号の出力タイミングに合わせた単一のビート信号が出力される。
3−5.他の変形例
シーケンサ40の動作は、上述の実施形態で説明したものに限定されない。シーケンサ40は、ディレイ30から出力されるビート信号をクロックとしてMIDIデータを再生し、楽曲音を示すオーディオ信号を出力する機能を有してもよい。この例によれば、MIDIデータによるオーディオ信号に含まれる楽曲音を、入力されたオーディオ信号に含まれる楽曲音に同期させることができる。具体的には、例えば打ち込みのリズムパターンをギターの生演奏に同期させることができる。要は、シーケンサ40はディレイ30から出力されるビート信号により定められるタイミングで、オーディオ信号および映像信号の少なくとも一方を出力する機能を有するものであれば、どのような装置であってもよい。映像は、文字、画像、静止画、動画、その他の視覚で認識できる表示を含む。
上述の実施形態において、本発明に係るビート検出装置をカラオケ装置に適用する例について説明した。しかし、ビート検出装置は、カラオケ装置以外の装置に用いられてもよい。オーディオ信号から抽出されるビートを示すビート信号を用いて動作する装置であれば、どのような装置に本発明が適用されてもよい。
本発明の一実施形態に係るカラオケ装置1の構成を示す図である。 ビート信号の選択条件すなわち所定期間を示す図である。 ビート検出装置20のタイミングチャートを示す。 変形例1に係るビート信号の選択条件を示す図である。 変形例1に係るビート検出装置20のタイミングチャートを示す。 変形例2に係るビート検出装置20のタイミングチャートを示す。 変形例3に係るビート信号の選択条件を示す図である。 変形例4に係るビート検出装置20のタイミングチャートを示す。
符号の説明
1…カラオケ装置、10…入力部、20…ビート検出装置、30…ディレイ、40…シーケンサ、50…ディレイ、60…出力部、210…フィルタ、220…BPM検出器、230…ビート信号生成部、240…ビート信号生成部、250…ビート信号選択部

Claims (6)

  1. 楽曲音を含むオーディオ信号から所定の特徴音を検出する特徴音検出手段と、
    前記特徴音検出手段が検出した前記特徴音の検出タイミング毎に前記楽曲音のビートタイミングを示す第1のビート信号を生成して出力する第1のビート信号生成手段と、
    前記特徴音検出手段により検出された特徴音の検出間隔から、前記楽曲音のビートの間隔を特定し、特定されたビート間隔毎に第2のビート信号を生成して出力する第2のビート信号生成手段と、
    前記第2のビート信号生成手段により生成された第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを基準とする第1の所定期間内に前記第1のビート信号生成手段が第n拍目の第1のビート信号を出力するか判定し、前記第1の所定期間内に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号を選択して信号線から出力し、前記第1の所定期間内に第n拍目の第1のビート信号が出力されない場合は前記第1の所定期間の終期にビート信号を前記信号線から出力するビート信号選択手段と
    を有し、
    前記ビート信号選択手段が第n拍目の第1のビート信号を選択した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定する
    ことを特徴とするビート検出装置。
  2. 楽曲音を含むオーディオ信号から所定の特徴音を検出する特徴音検出手段と、
    前記特徴音検出手段が検出した前記特徴音の検出タイミング毎に前記楽曲音のビートタイミングを示す第1のビート信号を生成して出力する第1のビート信号生成手段と、
    前記特徴音検出手段により検出された特徴音の検出間隔から、前記楽曲音のビートの間隔を特定し、特定されたビート間隔毎に第2のビート信号を生成して出力する第2のビート信号生成手段と、
    前記第2のビート信号生成手段により生成された第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを基準とする第1の所定期間内に前記第1のビート信号生成手段が第n拍目の第1のビート信号を出力するか判定し、前記第1の所定期間の始期から第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングより前に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号を選択して信号線から出力し、前記第1の所定期間の始期から第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングより前に第n拍目の第1のビート信号が出力されない場合は第n拍目の第2のビート信号を選択して前記信号線から出力するビート信号選択手段と
    を有し、
    前記ビート信号選択手段が第n拍目の第1のビート信号を選択した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定し、第n拍目の第2のビート信号を出力した後であって、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを基準とする第2の所定期間内に第n拍目の第1のビート信号を出力した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定する
    ことを特徴とするビート検出装置。
  3. 楽曲音を含むオーディオ信号から所定の特徴音を検出する特徴音検出手段と、
    前記特徴音検出手段が検出した前記特徴音の検出タイミング毎に前記楽曲音のビートタイミングを示す第1のビート信号を生成して出力する第1のビート信号生成手段と、
    前記特徴音検出手段により検出された特徴音の検出間隔から、前記楽曲音のビートの間隔を特定し、特定されたビート間隔毎に第2のビート信号を生成して出力する第2のビート信号生成手段と、
    前記第2のビート信号生成手段により生成された第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを基準とする第1の所定期間内に前記第1のビート信号生成手段が第n拍目の第1のビート信号を出力するか判定し、前記第1の所定期間の始期から第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングより前に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号を選択して信号線から出力し、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングから前記第1の所定期間の終期までに第n拍目の第1のビート信号が出力された場合は第n拍目の第1のビート信号および第n拍目の第2のビート信号を選択して前記信号線から出力するビート信号選択手段と
    を有し、
    前記ビート信号選択手段が第n拍目の第1のビート信号を出力した場合、前記第2のビート信号生成手段が、第n拍目の第1のビート信号が出力されたタイミングを基準として第n+1拍目に出力すべき第2のビート信号の出力タイミングを決定する
    ことを特徴とするビート検出装置。
  4. 前記第1の所定期間の始期が、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングの所定時間前である
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のビート検出装置。
  5. 前記第1の所定期間の終期が、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングの所定時間後である
    ことを特徴とする請求項ないしのいずれか一項に記載のビート検出装置。
  6. 前記第1の所定期間が、第n拍目の第2のビート信号の出力タイミングを包含する不感期間を有し、
    前記不感期間内に第n拍目の第1のビート信号が出力された場合、前記ビート信号選択手段が、第n拍目の第2のビート信号を選択して出力する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のビート検出装置。
JP2007077200A 2007-03-23 2007-03-23 ビート検出装置 Expired - Fee Related JP5309459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007077200A JP5309459B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 ビート検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007077200A JP5309459B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 ビート検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008233812A JP2008233812A (ja) 2008-10-02
JP5309459B2 true JP5309459B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=39906628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007077200A Expired - Fee Related JP5309459B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 ビート検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5309459B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2420998B1 (de) 2010-08-16 2012-10-17 Klaus Dzida Spielanalysevorrichtung für ein Tasteninstrument
JP5500058B2 (ja) 2010-12-07 2014-05-21 株式会社Jvcケンウッド 曲順決定装置、曲順決定方法、および曲順決定プログラム
CN104395953B (zh) 2012-04-30 2017-07-21 诺基亚技术有限公司 来自音乐音频信号的拍子、和弦和强拍的评估
JP5962218B2 (ja) 2012-05-30 2016-08-03 株式会社Jvcケンウッド 曲順決定装置、曲順決定方法、および曲順決定プログラム
WO2014001849A1 (en) * 2012-06-29 2014-01-03 Nokia Corporation Audio signal analysis

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3245890B2 (ja) * 1991-06-27 2002-01-15 カシオ計算機株式会社 拍検出装置及びそれを用いた同期制御装置
JP3743280B2 (ja) * 2000-11-10 2006-02-08 ティアック株式会社 記録媒体再生装置
JP3674950B2 (ja) * 2002-03-07 2005-07-27 ヤマハ株式会社 音楽データのテンポ推定方法および装置
JP4940588B2 (ja) * 2005-07-27 2012-05-30 ソニー株式会社 ビート抽出装置および方法、音楽同期画像表示装置および方法、テンポ値検出装置および方法、リズムトラッキング装置および方法、音楽同期表示装置および方法
JP4360358B2 (ja) * 2005-08-01 2009-11-11 ティアック株式会社 テンポ検出装置およびテンポ検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008233812A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4767691B2 (ja) テンポ検出装置、コード名検出装置及びプログラム
EP3223274B1 (en) Information providing method and information providing device
US8723011B2 (en) Musical sound generation instrument and computer readable medium
JP2008040283A (ja) コード名検出装置及びコード名検出用プログラム
JP5309459B2 (ja) ビート検出装置
KR100555858B1 (ko) 재생장치
JP4212446B2 (ja) カラオケ装置
JP6847237B2 (ja) 楽曲解析装置および楽曲解析プログラム
JP4487209B2 (ja) カラオケ装置およびカラオケ処理プログラム
JP2008225117A (ja) ピッチ表示制御装置
JP3996565B2 (ja) カラオケ装置
JP4204941B2 (ja) カラオケ装置
JP4116849B2 (ja) 動作評価装置、カラオケ装置およびプログラム
JP2009031549A (ja) メロディ表示制御装置及びカラオケ装置
JP4222919B2 (ja) カラオケ装置
JP4839967B2 (ja) 指導装置及びプログラム
JP4891135B2 (ja) 評価装置
JP5287617B2 (ja) 音響処理装置およびプログラム
JP6575101B2 (ja) 音楽生成装置
JP2005107332A (ja) カラオケ装置
JP4159961B2 (ja) カラオケ装置
JP5672960B2 (ja) 音響処理装置
JP4048249B2 (ja) カラオケ装置
JP5391939B2 (ja) 音響処理装置およびプログラム
JP2020126176A (ja) 音楽生成装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees