JP2020126176A - 音楽生成装置及びプログラム - Google Patents

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宇田 尚典
Naonori Uda
尚典 宇田
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Abstract

【課題】耳当たりのよい音楽を自動で生成することができる。【解決手段】音楽生成装置30には、外部環境情報及びCAN情報の少なくとも一方に基づいて、音を表すノート信号を生成する信号処理部44と、1小節に割り当てられるノート信号の数が予め定められており、所定の数として8つの小節のノート信号を記憶する信号記憶部31Aと、信号処理部44が生成したノート信号を特定の条件に応じて収集し、信号記憶部31Aに記憶させる信号収集部46と、小節に割り当てられた複数のノート信号について各ノート信号が表す音を出力するか否かを表すタイミング値を設定する設定部52と、信号記憶部31Aに記憶されたノート信号と、設定部52の設定とに基づいて、音楽を生成する音楽生成部48と、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、音楽生成装置及びプログラムに関する。
従来より、車両状態の検出結果を利用して音楽を生成する音楽生成装置が知られている。例えば、特許文献1には、外部環境の変化に対応して音を発生させる音響効果を得る音響構成装置が開示されている。
また、特許文献2には、制御状態と対応付けた楽曲データを記録し、車両の状態に応じて楽曲データを組み合わせて音楽を生成する車両用楽音発生装置が開示されている。また、特許文献3及び特許文献4には、周囲環境に応じて、複数のセンサを用いて旋律を生成し、生成した旋律を合成して音楽全体を生成する音楽再生装置が開示されている。
特許第3381074号公報 特許第4984861号公報 特開2016−183988号公報 特許第6398960号公報
しかしながら、上記従来の技術では、耳当たりのよい音楽を生成できない場合があった。特に、周囲環境の変化に応じてセンサから出力された出力信号を用いて音楽を生成する場合、周囲環境の変化が少ない状態では、耳当たりのよい音楽を生成できない場合があった。
本開示は上記の技術を考慮してなされたものであり、耳当たりのよい音楽を自動で生成することができる音楽生成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様の音楽生成装置は、外部環境情報及び車両情報の少なくとも一方に基づいて、音を表す音信号を生成する信号処理部と、1小節に割り当てられる音信号の数が予め定められており、所定の数の小節の音信号を記憶する信号記憶部と、前記信号処理部が生成した音信号を特定の条件に応じて収集し、前記信号記憶部に記憶させる信号収集部と、小節に割り当てられた複数の音信号について各音信号が表す音を出力するか否かを表す情報を設定する設定部と、前記信号記憶部に記憶された音信号と、前記設定部の設定とに基づいて、音楽を生成する音楽生成部と、を備える。
本開示の第2の態様の音楽生成装置は、第1の態様の音楽生成装置において、前記信号記憶部が音信号を記憶する小節の所定数よりも、前記設定部に情報が設定される小節の数の方が少ない。
本開示の第3の態様の音楽生成装置は、第1の態様または第2の態様の音楽生成装置において、前記特定の条件を複数記憶する条件記憶部と、前記信号収集部が音信号を収集する特定の条件を、前記条件記憶部に記憶されている複数の前記特定の条件うちから選択する選択部と、をさらに備える。
本開示の第4の態様の音楽生成装置は、第1の態様から第3の態様のいずれか1態様の音楽生成装置において、前記信号処理部は、外部環境情報及び車両情報の少なくとも一方を、ノート番号に変換して、前記音信号を生成する。
本開示の第5の態様の音楽生成装置は、第1の態様から第4の態様のいずれか1態様の音楽生成装置において、前記外部環境情報及び前記車両情報の少なくとも一方の変化を検出する検出部をさらに備え、前記信号処理部は、前記検出部が変化を検出した場合に、前記音信号を生成する。
本開示の第6の態様の音楽生成装置は、第1の態様から第5の態様のいずれか1態様の音楽生成装置において、前記信号収集部は、所定のカウンタ番号毎に、順に、対象とする小節を切り替えて、前記信号記憶部における前記対象とする小節に、前記特定の条件に応じて収集した音信号を蓄積する。
本開示の第7の態様の音楽生成装置は、第1の態様から第6の態様のいずれか1態様の音楽生成装置において、前記音楽生成部によって生成された音楽を繰り返し再生する音楽出力部をさらに備える。
また、上記目的を達成するために本開示の第8の態様のプログラムは、コンピュータを、外部環境情報及び車両情報の少なくとも一方に基づいて、音を表す音信号を生成する信号処理部、前記信号処理部が生成した音信号を特定の条件に応じて収集し、1小節に割り当てられる音信号の数が予め定められており、所定の数の小節の音信号を記憶する信号記憶部に記憶させる信号収集部、小節に割り当てられた複数の音信号について各音信号が表す音を出力するか否かを表す情報を設定する設定部、前記信号記憶部に記憶された音信号と、前記設定部の設定とに基づいて、音楽を生成する音楽生成部、として機能させるためのものである。
本開示によれば、耳当たりのよい音楽を自動で生成することができる、という効果が得られる。
第1実施形態の音楽生成システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 音楽出力部の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態の音楽生成装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 第1実施形態の音楽生成装置の詳細構成の一例を示す機能ブロック図である。 信号記憶部及び設定記憶部の一例を説明するための図である。 信号収集部による信号記憶部へのノート信号の記憶方法の一例について説明するための図である。 信号収集部による信号記憶部へのノート信号の記憶方法の具体例について説明するための図である。 音楽生成装置により実行される音楽生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の音楽生成システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の音楽生成装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 環境検出センサの構成の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の音楽生成装置の詳細構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
<音楽生成装置>
(音楽生成システムの全体構成)
まず、本実施形態の音楽生成システムの全体構成について説明する。
図1は、本実施形態の音楽生成システム10の全体構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の音楽生成システム10は、車両1からCAN(Controller Area Network)通信によって受信したCAN情報に応じた音楽を生成して再生する音楽生成装置である。CAN情報とは、車両1の、速度、加速度、エンジンの回転数、アクセル開度、ブレーキの踏込値、操舵角、残り燃料の量、シートベルトの装着状態、及び座席への着席又は離席の状態等を表す情報である。本実施形態のCAN情報が、本開示の車両情報の一例である。
図1に示すように、音楽生成システム10は、音楽生成装置30及び音楽出力部60を備える。音楽生成装置30は、音楽出力部60に電気的に接続されており、音楽出力部60に音楽情報を出力する。
音楽には、メロディ(旋律)、ハーモニー(和声)、リズム(律動)の三要素がある。また、音には、高さ(周波数)、大きさ(音圧レベル)、及び音色(周波数成分)の三要素がある。本実施形態における「曲」とは、音楽の三要素のうち、「音」の高さが時間と共に変化するメロディと、「音」の時間的な長さが一定の規律で変化するリズムとを、少なくとも含むものである。
(音楽出力部60)
次に、音楽出力部60の構成について説明する。
図2は、音楽出力部60の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、音楽出力部60は、D/A(Digital/Analog)変換部62、増幅部64、及びスピーカ66を備えている。D/A変換部62、増幅部64、及びスピーカ66は、音楽情報の入力側から記載した順序で電気的に接続されている。
音楽生成装置30は、生成した音楽を表す音楽情報を、デジタル信号として音楽出力部60に出力する。音楽出力部60に入力されたデジタル信号は、D/A変換部62によりアナログ信号に変換され、増幅部64により増幅されて、スピーカ66に出力される。スピーカ66は、入力されたアナログ信号に応じて音を発生させる。これにより、音楽出力部60では、入力された音楽情報に基づいて、車両1のCAN情報に応じた音楽が演奏される。
(音楽生成装置30)
次に、音楽生成装置30について説明する。
図3は音楽生成装置30のハードウエア構成の一例を示す図である。図3に示すように、音楽生成装置30は、各種制御及び各種演算を行うコンピュータとして構成されている。即ち、音楽生成装置30は、CPU(Central Processing Unit)30A、ROM(Read Only Memory)30B、RAM(Random Access Memory)30C、入出力インターフェース(I/O)30D、及び不揮発性記憶部31を備えている。CPU30A、ROM30B、RAM30C、及びI/O30D、及び不揮発性記憶部31の各々は、バス30Fを介して接続されている。
本実施形態では、ROM30Bには、後述する「音楽生成処理」を実行するためのプログラムが記憶されている。また、「MIDI信号変換用のソフトウエア」や、「MIDI信号から音楽情報を生成するソフトウエア」も、ROM30Bに記憶されている。これらのMIDI用ソフトウエアとして、汎用のソフトウエアを用いてもよい。CPU30Aは、ROM30Bに記憶されたプログラムを読み出し、RAM30Cをワークエリアとして使用してプログラムを実行する。なお、ここでは、ソフトウエアはプログラムと同義である。
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)とは、音楽情報をデジタル信号で通信するための国際規格である。MIDI信号とは、MIDI規格の情報であり、標準的なMIDIファイル形式(SMF:Standard MIDI File Format)の情報である。「MIDI信号変換用のソフトウエア」では、音の基本振動数を「ノートナンバー」、音圧レベルを「ベロシティレベル」、音色を「楽器名を表すナンバー」、及び時間変化を「ノートオン/ノートオフ」を表すデータに各々変換している。
また、「MIDI信号から音楽情報を生成するソフトウエア」では、MIDI信号のノートナンバーに音源を割り当てると共に、音源に付随する表現に関する各種パラメータを設定、変更する。例えば、環境検出センサである画像センサからの出力信号から得られたMIDI信号について、ノートナンバー0〜87をピアノの88鍵盤の音階に割り当ててもよい。また、波形データのある範囲を繰り返し再生するループ、音源の時間変化を示すエンベロープ、各音源の音量変化の設定、音の鮮明度の変化をカットオフ周波数の設定により行うフィルタの設定、音像定位、音の強弱を表すベロシティ、及び同時に発音させる音源の選択等、各種のパラメータを設定、変更してもよい。
音楽生成装置30には、I/O30Dを介して、上記の車両1や音楽出力部60に加えて、搭乗者等の操作を受け付ける操作部32、搭乗者に各種情報を表示する表示部34、及び通信回線を介して外部装置と通信を行うためのインターフェースである通信部36の各部が接続されている。音楽生成装置30は、車両1からCAN情報を受信し、音楽出力部60に音楽情報を出力する。また、CPU30Aは、音楽出力部60、操作部32、表示部34、及び通信部36の各部を制御する。なお、情報の授受は通信部36を介して行うこともできる。
なお、音楽生成装置30には、各種ドライブが接続されていてもよい。各種ドライブは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な可搬性の記録媒体からデータを読み込んだり、記録媒体に対してデータを書き込んだりする装置である。各種ドライブを備える場合には、可搬性の記録媒体に制御プログラムを記録しておいて、これを対応するドライブで読み込んで実行してもよい。
次に、音楽生成装置30を機能面から説明する。
図4は音楽生成装置30の構成の一例を示す機能ブロック図である。図4に示すように、音楽生成装置30は、メモリ40、検出部42、信号処理部44、信号収集部46、音楽生成部48、選択部50、及び設定部52を備えている。また、音楽生成装置30は、信号記憶部31A及び条件記憶部31Bを備えている。
音楽生成装置30は、予め定められたタイミングでサンプリングを行い、CAN情報を取得する。一例として、本実施形態の音楽生成装置30は、図示を省略した、BPM(Beats Per Minute)に基づいて1〜16をカウントするカウンタに応じたタイミングで、CAN情報のサンプリングを行う。
メモリ40は、サンプリングしたCAN情報を表すデジタルデータを一時的に保持する。また、メモリ40は、保持したCAN情報を、保持した順で検出部42に出力する。
検出部42は、メモリ40から入力されたCAN情報の変化を検出する。本実施形態の検出部42は、CAN情報が変化したことを検出した場合、変化したCAN情報を信号処理部44に出力する。CAN情報は、車両1の状態に変化が生じた場合に、発生したり、値が変化したりする情報である。検出部42は、その変化を検出する。例えば、CAN情報が、車両1の速度を表す情報である場合、車両1の速度に変化が生じた場合、検出部42は、その変化を検出してCAN情報を信号処理部44に出力する。なお、検出部42がCAN情報に変化が生じたとみなす条件を適宜設定可能としてもよい。例えば、検出部42は、CAN情報が車両1の速度を表す情報である場合、速度の変化量に応じたCAN情報の変化量を表す閾値を設け、閾値以上にCAN情報が変化した場合を検出する形態としてもよい。
信号処理部44は、検出部42から入力されたCAN情報に基づいて、MIDIのノート信号を生成する。具体的には、本実施形態の信号処理部44は、CAN情報が示す値を、MIDI番号である0〜127の何れかの値に変換する。変換された値を、ペンタトニックスケールやCメジャースケール等の予め定められたスケールに応じたノートに割り付け、テンポ設定により与えられた信号に応じて、MIDIのノート信号を生成する。例えば、ピアノのノート信号を生成する。そして、信号処理部44は、得られたMIDIのノート信号を、選択部50を介して信号収集部46に出力する。なお、本実施形態のノート信号が、本開示の音信号の一例である。
信号収集部46は、信号処理部44が生成したノート信号を、特定の条件に応じて収集し、信号記憶部31Aに記憶させる。信号記憶部31Aは、不揮発性記憶部31に含まれる。一例として、本実施形態では信号記憶部31Aとしてシフトレジスタを用いている。本実施形態の信号処理部44は、信号記憶部31Aの所定のカウンタ番号毎に、順に、対象とする小節を切り替えて、信号記憶部31Aにおける対象とする小節に、特定の条件に応じて収集したノート信号を蓄積する。
図5に示すように、一例として本実施形態の信号記憶部31Aは、8小節分のノート信号、換言すると8小節分のMIDI番号を記憶する。また、信号記憶部31Aにおける1小節の最小単位は、16分音符としており、1小節には、16分音符が最大16個入る。
選択部50は、信号収集部46がノート信号を収集する特定の条件を選択する。本実施形態の音楽生成装置30では、条件記憶部31Bに複数種類の特定の条件を記憶している。一例として、条件記憶部31Bは、不揮発性のメモリであり、不揮発性記憶部31に含まれる。
特定の条件としては、例えば、同じ音が続く場合、具体的には、同一のノート信号(MIDI番号)が連続する場合、前の音は出力しないという条件が挙げられる。また例えば、特定の条件としては、ノート信号による表すMIDI番号の範囲の設定(例えば30〜65)の範囲内の音を出力するという条件が挙げられる。なお、他の音と音域が重なり区別がつき難い場合は、全体にMIDI番号の値に12(1オクターブ分)を加えてもよい。また例えば、特定の条件としては、急に音の高低が生じないように、前の音とノート信号によるMIDI番号の差が10以上ある場合は出力しないという条件が挙げられる。条件記憶部31Bには、これらの特定の条件を表す情報が複数記憶される。
選択部50は、条件記憶部31Bに記憶されているこれらの特定の条件のうちのいずれかを選択し、選択した特定の条件を表す情報を信号収集部46に出力する。なお、選択部50は、1つの特定の条件を選択してもよいし、複数の特定の条件を選択してもよい。選択部50が複数の特定の条件を選択した場合、信号収集部46では、複数の特定の条件を組み合わせた条件に応じて、ノート信号を収集する。
また、選択部50が条件記憶部31Bに記憶されている複数の特定の条件のうちからいずれを選択するかについて、その選択方法は特に限定されない。例えば、操作部32を介して搭乗者からの選択指示があると、条件記憶部31Bに記憶されている複数の特定の条件のうちから、選択する特定の条件を順次、記憶されている順やランダムに切り替えるようにしてもよい。
選択部50により選択される特定の条件が変化することにより、信号収集部46が収集するノート信号が変化する。そのため、音楽生成装置30により生成される音楽のメロディが変化する。
なお、上述のように、信号収集部46が特定の条件に応じて収集したノート信号が信号記憶部31Aに記憶されるため、サンプリングされたノート信号の一部が信号記憶部31Aに記憶されない場合がある。また、同様に、信号処理部44から出力されたノート信号の一部が信号記憶部31Aに記憶されない場合がある。
すなわち、本実施形態の信号収集部46では、上記カウンタ(図示省略)が1〜16をカウントする際に、図6に示したように、1小節分のノート信号が記憶されない場合がある。図6に示すように、1小節分のノート信号、すなわち16個のノート信号が記憶されなくても、カウンタが1〜16をカウントすると、次の小節分のノート信号の記憶に移行する。
そこで、信号収集部46は、小節毎に、不足する分のノート信号を記憶させるために、再び1小節目から8小節目まで、不足する分についてノート信号を記憶させる処理を繰り返す。具体的には、上記カウンタ(図示省略)が1〜16をカウントすると、信号記憶部31Aの1小節目にノート信号が記憶され、次の1〜16をカウントすると、信号記憶部31Aの2小節目にノート信号が記憶される。図6に示したように、信号収集部46は、8小節を1順として、繰り返し、2順目、3順目・・・と、8小節の全てにノート信号が記憶されるまで、信号処理部44から出力されたノート信号を特定の条件に応じて信号記憶部31Aに記憶させる処理を繰り返す。なお、図6では、n順目に信号記憶部31Aの全て(8小節の全て)に、ノート信号が記憶された状態を示している。
なお、このように、カウンタが1〜16までカウントすると、ノート信号を記憶する信号記憶部31Aの小節を変更することにより、コード進行で音楽を生成する形態に対応することができる。例えば、1小節毎に、C−G−Am7−Em7−C−Dm7−Gとコードが割り振られている場合、最初のCのコードの時のノート信号を記憶して、1小節が埋まらなかった場合、次の2順目のCのコードの際のノート信号でその小節を埋めていくことができるようになる。このようにノート信号を記憶する小節を変更しない場合、例えば、他の楽器がCコードの和音の音を鳴らしているのに、別のコードの音が鳴ることになり、不協和音が生じる場合があるためである。
なお、コード進行で音楽を生成する場合、コード進行の繰り返しになるため、スケールで音楽を生成する場合に比べて、生成される音楽が安定した曲になるため、好ましい。
図7を参照して当該処理について具体的に説明する。なお、図7は、Bメジャーペンタトニックスケール(黒鍵だけ)の場合のノート信号が信号記憶部31Aの1小節目と、2小節目に記憶されていく様子の一例を示している。
図7に示した例では、1順目で、信号収集部46は、1小節目には、MIDI番号「63」、「61」、及び「46」を表す3つのノート信号を記憶させる。また、信号収集部46は、2小節目には、MIDI番号「42」、「44」、「37」、及び「46」を表す4つのノート信号を記憶させる。
次の2順目で、信号収集部46は、1小節目には、1順目で記憶したノート信号の続きに、MIDI番号「44」、「42」、「39」、「58」、「54」、及び「39」を表す6つのノート信号を記憶させる。また、信号収集部46は、2小節目には、1順目で記憶したノート信号の続きに、MIDI番号「46」、「44」、「39」、及び「37」を表す4つのノート信号を記憶させる。
さらに次の3順目で、信号収集部46は、1小節目には、2順目で記憶したノート信号の続きに、MIDI番号「51」、「46」、「37」、及び「61」を表す4つのノート信号を記憶させる。また、信号収集部46は、2小節目には、2順目で記憶したノート信号の続きに、MIDI番号「39」、「37」、「39」、「63」、「37」、「51」、及び「44」を表す7つのノート信号を記憶させる。
さらに次の4順目で、信号収集部46は、1小節目には、3順目で記憶したノート信号の続きに、MIDI番号「46」、「51」、「44」、「39」、及び「46」を表す5つのノート信号を記憶させる。また、信号収集部46は、2小節目には、2順目で記憶したノート信号の続きに、MIDI番号「39」、「61」、「37」、「58」、「44」、「46」、及び「51」を表す7つのノート信号を記憶させる。
このように、図7に示した一例では、4順目で、信号記憶部31Aの1小節目及び2小節目の全てにノート信号が記憶された状態になる。
音楽生成部48は、信号記憶部31Aに記憶されているノート信号と、設定部52に設定されているタイミングの設定とに基づいて、車両1のCAN情報に応じた音楽を表す音楽情報を生成し、生成した音楽情報を音楽出力部60に出力する。
図4に示すように、本実施形態の設定部52は、小節に割り当てられた複数のノート信号(MIDI番号)について、各ノート信号が表す音を出力するか否かを表す情報を設定するものであり、当該情報を記憶する設定記憶部31Cを含む。一例として、本実施形態の設定記憶部31Cは、シフトレジスタを用いており、不揮発性記憶部31に含まれる。
図5に示すように、一例として本実施形態の設定記憶部31Cは、1小節分のノート信号について、各ノート信号が表す音を出力するか否かを表す情報として、「1」または「0」の値を記憶する。本実施形態の設定記憶部31Cは、16個の「1」または「0」の値を記憶する。なお、信号記憶部31Aに記憶される「1」及び「0」の値は、音を出力するタイミングを表す値であるため、以下では「タイミング値」という。
一例として、本実施形態の音楽生成部48では、信号記憶部31Aに設定されているタイミング値が「1」の場合に、音を出力する(鳴らす)ようにしている。なお、本実施形態では、音の長さであるデュレイションを1sと、ロングトーンに設定しているため、信号記憶部31Aに設定されているタイミング値が、「1」に続き「0」とされている場合、「1」の時に出力した音が「0」の間も続くことになり、音の長さが8分音の長さとなる。このように、本実施形態の音楽生成部48で生成される音は、「1」、「0」を組み合わせた長さの音となる。
なお、信号記憶部31Aには、予めタイミング値が設定されていてもよいし、設定部52が、信号記憶部31Aに記憶されているノート信号、より具体的には、音楽生成部48に入力されるノート信号に応じて設定してもよい。
なお、タイミング値が全て「1」の場合、音が鳴り続けるため、騒々しくなるため、適宜「0」を設けて、音を間引くことが好ましい。生成される音楽をフレーズのようにするためには、「1」の数を、全体の半分以程度にすることが好ましい。
具体的なタイミング値の組み合わせは、例えばランダムであってもよいし、また、小節毎の区切りを明確にするために、小節の初めには必ず「1」を割り当てたり、最後には「1」、「0」の順でタイミング値を割り当てたりする等としてもよい。また例えば、設定部52は、条件記憶部31Bに、信号記憶部31Aから出力されるノート信号の差が正(プラス)の場合に「1」を、ノート信号の差が負(マイナス)または、ゼロの場合に「0」を割り当ててもよい。また例えば、設定部52は、条件記憶部31Bに、同じタイミング値が3つ以上連続しないように割り当ててもよい。
また、操作部32を介して搭乗者からの指示があると、設定記憶部31Cに記憶されているタイミング値を変更するようにしてもよい。本実施形態の音楽生成部48では、設定記憶部31Cに記憶されているタイミング値が変更すると、同じノート信号であっても、旋律が変化する。
<音楽生成処理>
次に、音楽生成装置30のCPU30Aにより実行される「音楽生成処理」について説明する。「音楽生成処理」は、操作部32を介して搭乗者からの開始指示があると開始される。図8は「音楽生成処理」の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS100で選択部50は、上述したように、条件記憶部31Bに記憶されている特定の条件のいずれかを選択する。
次のステップS102で検出部42は、メモリ40からCAN情報の取得を開始する。
次のステップS104で検出部42は、上述したように、取得したCAN情報に変化が有ったことを検出したか否かを判定する。CAN情報に変化が生じるまでステップS104の判定が否定判定となる。一方、CAN情報に変化が生じた場合、ステップS104の判定が肯定判定となり、ステップS106へ移行する。
ステップS106で信号処理部44は、上述したように、CAN情報から、ノート信号を生成し、信号収集部46へ出力する。
次のステップS108で信号収集部46は、上述したように、信号処理部44から出力されたノート信号が、上記ステップS100において選択部50が選択した特定の条件を満たしているか否かを判定する。
ノート信号が特定の条件を満たしていない場合、ステップS108の判定が否定判定となり、ステップS104に戻る。一方、ノート信号が特定の条件を満たしている場合、ステップS108の判定が肯定判定となり、ステップS110へ移行する。
ステップS110で信号収集部46は、上述したように、当該ノート信号を収集し、信号記憶部31Aに記憶させる。
次のステップS112で信号収集部46は、信号記憶部31Aの全小節分、本実施形態では、一例として8小節分、換言すると16×8=128個のノート信号を収集したか否かを判定する。全小節分のノート信号を収集するまで、ステップS112の判定が否定判定となり、ステップS104に戻り、S104〜S112の処理を繰り返す。一方、全小節分のノート信号を収集した場合、ステップS112の判定が肯定判定となり、ステップS114へ移行する。
ステップS114で音楽生成部48は、上述したように、設定部52の設定記憶部31Cに設定されているタイミング設定、具体的には、タイミング値に応じて、信号記憶部31Aに記憶されているノート信号に基づいて、音楽情報を生成する。
そして次のステップS116で音楽生成部48は、生成した音楽情報を音楽出力部60に出力する。
次のステップS118で搭乗者から操作部32により停止指示が行われたか否かを判定する。停止指示が行われていない場合、ステップS118の判定が否定判定となり、ステップS104に戻り、ステップS104〜S118の処理を繰り返す。この場合、信号記憶部31Aに既に記憶されているノート信号を順次、上書きしてもよいし、一端全てリセットして、新たにノート信号を記憶させ直してもよい。
一方、停止指示が行われた場合、ステップS118の判定が肯定判定となり、ステップS120へ移行する。ステップS120で検出部42が、CAN情報の取得を終了した後、本ルーチンを終了する。
上記音楽生成処理により、音楽出力部60には、音楽生成装置30により生成された音楽情報が入力される。音楽出力部60では、入力された音楽情報に応じた音楽、本実施形態では、8小節の音楽を繰り返し再生する。
このように、本実施形態の音楽生成装置30では、車両1から入力されるCAN情報に基づいて、音楽生成装置30が音楽を生成することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態の音楽生成システム10の音楽生成装置30は、車両1から受信したCAN信号に基づいて音楽情報を生成した。これに対して、本実施形態の音楽生成システム10の音楽生成装置30は、CAN信号の他、外部環境情報に基づいて音楽情報を生成する点が、第1実施形態の音楽生成装置30と異なっている。
以下、本実施形態の音楽生成装置30について、第1実施形態の音楽生成装置30と異なる点について説明する。なお、本実施形の音楽生成装置30は、第1実施形態の音楽生成装置30と同様の構成を含むため、同様の構成には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
(音楽生成システムの全体構成)
まず、本実施形態の音楽生成システム10の全体構成について説明する。
図9は、本実施形態の音楽生成システム10の全体構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように本実施形態の音楽生成システム10は、さらに、環境検出センサ20を備えている。環境検出センサ20は、音楽生成装置30に電気的に接続されており、音楽生成装置30に出力信号を出力する。より具体的には、図10に示した一例のように、環境検出センサ20は、I/O30Dを介して音楽生成装置30に接続されており、CPU30Aによって、制御される。
環境検出センサ20は、車両1の外部環境の状況に応じた信号を出力するセンサである。音楽生成装置30は、車両1から受信したCAN情報、及び環境検出センサ20の出力信号に基づいて音楽情報を生成して、音楽出力部60に出力する。
環境検出センサ20としては、カメラ等の画像センサ、光センサ、放射温度計等の温度センサ、GPSを含むカーナビゲーション・システム等の位置センサ等が挙げられる。
なお、図9に示す例では、1個の環境検出センサ20を備える形態について説明したが、センサの個数は1個に限定されるものではない。音楽生成装置30は、複数の環境検出センサを備えていてもよい。
(環境検出センサ20)
次に、環境検出センサ20の概略構成について説明する。
図11は環境検出センサ20の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、環境検出センサ20は、検出部22、A/D変換部24、処理部26、及び送信部28を備えている。A/D変換部24、処理部26、及び送信部28は、検出部22側から記載した順序で電気的に接続されている。検出部22は、前方を撮像した前方画像を表す画像信号等のアナログ信号をA/D変換部24に出力する。なお、前方を撮像した前方画像が、外部環境情報の一例である。
A/D変換部24は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して、処理部26に出力する。処理部26は、入力されたデジタル信号に対して増幅処理やフィルタリング処理等を行い、波形整形されたデジタル信号を送信部28に出力する。送信部28は、入力されたデジタル信号を、音楽生成装置30に送信する。即ち、波形整形されたデジタル信号を、環境検出センサ20の出力信号として、音楽生成装置30に出力する。
(音楽生成装置30)
次に、本実施形態の音楽生成装置30について説明する。
図12は、音楽生成装置30のハードウエア構成の一例を示す図である。図12に示すように、本実施形態の音楽生成装置30は、CAN情報と同様に、予め定められたタイミングでサンプリングを行い、環境検出センサ20からの出力信号を取得する。メモリ40は、サンプリングしたCAN情報及び出力信号を一時的に保持する。環境検出センサ20が、カメラなどの画像センサの場合、デジタルの出力信号は、画像センサから出力された画像データをデジタルデータで表したものである。また、メモリ40は、保持したCAN情報及び出力信号を、保持した順で検出部42に出力する。
検出部42は、メモリ40から入力されたCAN情報の変化を上述のように検出し、また同様に、出力信号の変化を検出する。本実施形態の検出部42は、CAN情報が変化したことを検出した場合、変化したCAN情報を信号処理部44に出力する。また、出力信号が変化したことを検出した場合、変化した出量信号を信号処理部44に出力する。
信号処理部44は、検出部42から入力されたCAN情報に基づいて、MIDIのノート信号を上述のように生成し、また、検出部42から入力された出力信号に基づいて、MIDIのノート信号を生成する。例えば、本実施形態の信号処理部44は、環境検出センサ20が画像センサであり、出力信号が画像信号である場合、出力信号が表す画像全体に対する動きの検出を行い、動き検出の結果を示す値を、MIDI番号である0〜127の何れかの値に変換する。変換された値を、ペンタトニックスケールやCメジャースケール等の予め定められたスケールに応じたノートに割り付け、テンポ設定により与えられた信号に応じて、MIDIのノート信号を生成する。例えば、ピアノのノート信号を生成する。なお、信号処理部44は、さらに、カメラ映像の特定の部分に対する動き検出を行い、動き検出の結果を示す値を、MIDI番号である0〜127の何れかの値に変換してもよい。そして、変換された値を、ペンタトニックスケールやCメジャースケール等の予め定められたスケールに応じたノートに割り付け、テンポ設定により与えられた信号に応じて、MIDIのノート信号を生成してもよい。例えば、ベースのノート信号を生成するようにしてもよい
本実施形態の信号収集部46、音楽生成部48、選択部50、及び設定部52の各々の動作は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
また、本実施形態の音楽生成装置30における音楽生成処理(作用)ついては第1実施形態の音楽生成装置30と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態の音楽生成装置30では、環境検出センサ20から入力される出力信号と、車両1から入力されるCAN情報に基づいて、音楽生成装置30が音楽を生成することができる。
以上説明したように、上記各実施形態の音楽生成装置30には、外部環境情報及びCAN情報の少なくとも一方に基づいて、音を表すノート信号を生成する信号処理部44と、1小節に割り当てられるノート信号の数が予め定められており、所定の数として8つの小節のノート信号を記憶する信号記憶部31Aと、信号処理部44が生成したノート信号を特定の条件に応じて収集し、信号記憶部31Aに記憶させる信号収集部46と、小節に割り当てられた複数のノート信号について各ノート信号が表す音を出力するか否かを表すタイミング値を設定する設定部52と、信号記憶部31Aに記憶されたノート信号と、設定部52の設定とに基づいて、音楽を生成する音楽生成部48と、を備える。
上記各実施形態の音楽生成装置30によれば、信号記憶部31Aに記憶されている複数の小節のノート信号の各々に対し、設定部52に設定されたタイミングを繰り返し適用して音楽が生成される。そのため、上記各実施形態の音楽生成装置30により生成された音楽は、例えば、各小節のコードが異なっていても、リズムが同一となるため、小節毎にリズムが異なる場合に比べて、耳当たりのよい音楽を自動で生成することができる。具体例として上記各実施形態の音楽生成装置30では、同一のリズムを有する、各々コードが異なる8小節分の音楽を繰り返し演奏するため、生成される音楽が耳当たりのよい音楽となる。また、音楽生成装置30によれば、偶然に印象深いフレーズが生成されることもあり、さらに繰り返しにより、耳に残るフレーズを有する音楽が生成される。
また、上記各実施形態の音楽生成装置30では、信号収集部46が、特定の条件に応じて、信号処理部44が生成したノート信号を特定の条件に応じて収集し、信号記憶部31Aに記憶させる。そして、信号記憶部31Aにノート信号が十分に蓄積されると、音楽生成部48が信号記憶部31Aに記憶されたノート信号と、設定部52の設定とに基づいて、音楽を生成する。
従って、上記各実施形態の音楽生成装置30によれば、CAN情報のように、変化が少ない情報や、単一のCAN情報または出力信号や、外部環境の変化が少ない場合に取得される(変化が少ない)出力信号であっても、音楽を生成することができる。
また、上記各実施形態の音楽生成装置30では、信号記憶部31Aの同一の小節内に記憶されるノート信号であっても、当該ノート信号を収集するタイミング(時間及び場所)が異なる場合がある。そのため、上記各実施形態の音楽生成装置30によれば、より複雑な旋律を有する音楽を生成することができる。
なお、上記各実施形態の信号記憶部31Aに記憶するノート信号の数、換言すると、ノート信号を記憶する小節の数は、上述した形態(数)に限定されない。また、設定記憶部31Cに記憶するタイミング値の数、換言すると、タイミング値を記憶する小節の数は、上述した形態(数)に限定されない。なお、上述したように、設定記憶部31Cに記憶されているタイミング値を、信号記憶部31Aに記憶されている各小節のノート信号に適用する際に、小節毎のリズムを合わせるためには、少なくとも、信号記憶部31Aがノート信号を記憶する小節の数よりも、設定記憶部31Cがタイミング値を記憶する小節の数が少ないことが好ましい。
また、上記第1実施形態では、音楽生成装置30が車両情報(CAN情報)に基づいて音楽を生成し、上記第2実施形態では、音楽生成装置30が車両情報及び外部環境情報(出力信号)に基づいて音楽を生成する形態について説明したがこれらの形態に限定されない。音楽生成装置30を、車両情報及び外部環境情報の少なくとも一方に基づいて音楽を生成する形態とすることができることは言うまでもない。
また、上記各実施形態で説明した音楽生成システム10及び音楽生成装置30等の構成及び動作等は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。例えば、音楽出力部60を音楽生成装置30が備える形態としてもよい。また例えば、環境検出センサ20を音楽生成装置30が備える形態としてもよい。
10 音楽生成システム
30 音楽生成装置
31A 信号記憶部、31B 条件記憶部、31C 設定記憶部
42 検出部
44 信号処理部
46 信号収集部
48 音楽生成部
50 選択部
52 設定部
60 音楽出力部

Claims (8)

  1. 外部環境情報及び車両情報の少なくとも一方に基づいて、音を表す音信号を生成する信号処理部と、
    1小節に割り当てられる音信号の数が予め定められており、所定の数の小節の音信号を記憶する信号記憶部と、
    前記信号処理部が生成した音信号を特定の条件に応じて収集し、前記信号記憶部に記憶させる信号収集部と、
    小節に割り当てられた複数の音信号について各音信号が表す音を出力するか否かを表す情報を設定する設定部と、
    前記信号記憶部に記憶された音信号と、前記設定部の設定とに基づいて、音楽を生成する音楽生成部と、
    を備えた音楽生成装置。
  2. 前記信号記憶部が音信号を記憶する小節の所定数よりも、前記設定部に情報が設定される小節の数の方が少ない、
    請求項1に記載の音楽生成装置。
  3. 前記特定の条件を複数記憶する条件記憶部と、
    前記信号収集部が音信号を収集する特定の条件を、前記条件記憶部に記憶されている複数の前記特定の条件うちから選択する選択部と、
    をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の音楽生成装置。
  4. 前記信号処理部は、外部環境情報及び車両情報の少なくとも一方を、ノート番号に変換して、前記音信号を生成する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の音楽生成装置。
  5. 前記外部環境情報及び前記車両情報の少なくとも一方の変化を検出する検出部をさらに備え、
    前記信号処理部は、前記検出部が変化を検出した場合に、前記音信号を生成する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の音楽生成装置。
  6. 前記信号収集部は、所定のカウンタ番号毎に、順に、対象とする小節を切り替えて、前記信号記憶部における前記対象とする小節に、前記特定の条件に応じて収集した音信号を蓄積する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の音楽生成装置。
  7. 前記音楽生成部によって生成された音楽を繰り返し再生する音楽出力部をさらに備える、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の音楽生成装置。
  8. コンピュータを、
    外部環境情報及び車両情報の少なくとも一方に基づいて、音を表す音信号を生成する信号処理部、
    前記信号処理部が生成した音信号を特定の条件に応じて収集し、1小節に割り当てられる音信号の数が予め定められており、所定の数の小節の音信号を記憶する信号記憶部に記憶させる信号収集部、
    小節に割り当てられた複数の音信号について各音信号が表す音を出力するか否かを表す情報を設定する設定部、
    前記信号記憶部に記憶された音信号と、前記設定部の設定とに基づいて、音楽を生成する音楽生成部、
    として機能させるためのプログラム。
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