JP5307635B2 - カセット式先抜き型射出成形用金型 - Google Patents

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Description

本発明は、母型に対して交換式に着脱されるカセット式先抜き型射出成形用金型に関する。
一般に、合成樹脂等で作られる成形品には、凹部や凸部からなる入り組んだ段差で形成されるアンダーカット部を有するものと、アンダーカット部が無いものとがある。
アンダーカット部が無い単純な形状の成形品は、成形後、キャビティの外側を形成する金型を取り外し、次にキャビティ内に固結している成形品をコア金型から抜き取るだけで、金型の外部に成形品を取り出すことができる。
このような合成樹脂等の成形品を成形するためのコアとキャビティからなる一対の金型本体が射出成形機に装着される外枠に対して着脱自在の中型に構成されたユニット式射出成形用金型が従来技術として知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、映像分野において多用される撮像装置には本体内からスライド式に進退する鏡筒が組み込まれている。このような鏡筒は小型ながらも枠の内周面及び外周面に多様なアンダーカット部が形成されている。
アンダーカット部を有する成形品を成形するための金型は、コア金型にスライド式金型を用い、成形された成形品を金型から取り出す前に、スライド式金型を位置決めしているセンターコアを先抜きしてスライド式金型を中心軸方向に移動させて、成形品のアンダーカット部からコア金型のアンダーカット部を先抜きする作業が必要となる。
特開平01−306216号公報
ところが、デジタルカメラは、新製品が開発されると、その新製品に組み込まれる鏡筒も形状が新しくなる、つまり変更される。したがって、新たに生産する鏡筒の成形品ごとに、鏡筒金型用に、成形機に取り付ける金型全体を作り替えなければならないため、成形段取り替えに多大の時間を要して納期の短縮計画を阻害するという課題があった。
また、同様に成形機に取り付ける金型全体を作り替えなければならないため、金型製作の費用が嵩み、成形品コストの低減を阻害するという課題もあった。
したがって、鏡筒成形する金型を特許文献1のようにユニット式にして、成形機に取り付ける金型を共通な外枠と交換式の中型(ユニット式)にできれば上記の課題は解決されるが、従来のユニット方式の金型では、先抜き機構に対応することができないという課題がある。
上記の課題を解決するために、本発明のカセット式先抜き型射出成形用金型は、可動型の金型部品が先抜きされる射出成形用金型においてカセット式の先抜き型に形成され、先抜きの対象となる金型部品に一端を連結される引っ張りボルトと、該引っ張りボルトの周面を囲繞するスリーブと、前記引っ張りボルトの他端にネジにより連結される引っ掛け部材と、可動取り付け板に固定されたブシュと、該ブシュと前記スリーブとを位置決めするピンと、を有する、ことを特徴とする。
本発明は、機能の共通な母型とこの母型に対し交換自在なカセット式金型とで構成し、カセット式金型で先抜き機構に対応することができるようにしたので、新製品に対して成形機に取り付ける金型全体を作り替える必要がなく、カセット式金型の部分のみを作り替えればよいので、成形段取り替えに要する時間を短縮でき、これにより納期の短縮に寄与することができるという効果を奏する。
また、同様に新製品に対して成形機に取り付ける金型全体を作り替える必要がなくカセット式金型の部分のみを作り替えればよいので、金型製作の費用が低減し、成形品コストの低減に寄与することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1に係る金型の型閉め時における構成を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る金型の型開き時における状態を示す断面図である。 本発明の実施例1に係る金型の型閉め時におけるカセット式金型のみを取り出して示す断面図である。 本発明の実施例1に係る金型のカセット式金型のカセット側可動型の主要部の構成を詳細に示す断面図である。 本発明の実施例1に係る金型のカセット式金型のカセット側可動型の引っ張りボルトの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る金型のカセット式金型のカセット側可動型のスリーブの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る金型のカセット式金型のカセット側可動型のブシュの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る金型のカセット式金型のカセット側可動型の引っ掛け部材の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る金型の型閉め時における構成を示す断面図である。尚、図1には射出成形機は図示を省略している。図1に示すように、本例の金型は、機能の共通な金型として射出成形機に取り付けておく母型1と、この母型1に対し着脱自在な交換用金型として構成されるカセット式金型2とで構成される。
母型1は、固定型3と可動型4とで構成される。固定型3は、固定型取付板5と、この固定型取付板5に取り付けられたストリッパープレート6と、このストリッパープレート6に、樹脂流動部を取り出すためのパーティング面7で密着している固定型板8と、この固定型板8の離型動作を一定方向に案内するための、固定型取付板5、ストリッパープレート6、及び固定型板8を貫通し、可動型4に嵌入して設けられた固定側ガイドピン9を備えている。
また、上記の固定型取付板5には、樹脂流動部への樹脂注入口を形成するロケートリング11とスプルーブシュ12が配設され、固定型板8には、カセット式金型2の固定型であるカセット側固定型13が、カセット側可動型と共にレール溝10a及び10bを、母型1の不図示のレールに嵌合させながら挿入されることによって配置されている。
上記のスプルーブシュ12の樹脂注入口からカセット側固定型13で、スプルーブシュ12、固定型取付板5、ストリッパープレート6、及び固定型板8を貫通して、樹脂流動部のスプルー14、筒状金型部材15よって形成されている。
固定型板8とカセット側固定型13との境界面には、カセット側固定型13の境界面に掘り込まれたランナー16が、スプルー14に連通して形成されている。更にゲート17が、ランナー16に連通しカセット側固定型13を貫通し、カセット式金型2の可動型のキャビティ18に、成形品を取り出すためのパーティング面19を介して連通している。
母型1の可動型4は、可動型取付板21と、この可動型取付板21に取り付けられた受け板22と、この受け板22に、先抜きを行うためのパーティング面23で密着する可動型板24と、この可動型板24の離型動作、及び受け板22の離型動作を一定方向に案内するための、可動型取付板21、及び受け板22を貫通し、可動型板24に嵌入して設けられた可動側ガイドピン25を備えている。
そして、可動型板24に、カセット式金型2の可動型であるカセット側可動型26が、カセット側固定型13と共にレール溝10b及び10aを、母型1の不図示のレールに嵌合させながら挿入されることによって配置されている。カセット側可動型26には、詳しくは後述するが、それぞれネジで連結されたセンターコア27、引っ張りボルト28、及び引っ掛け部材29が配設されている。
上記のカセット側固定型13及びカセット側可動型26から成るカセット式金型2の母型1への入れ替え時においては、不図示の射出成形機は、母型1に型閉めが掛かった状態から、0.1mm〜0.3mmの型開きが掛かった状態で止められる。
そして、カセット式金型2の着脱は、母型1に配設されている不図示のレールと、カセット式金型2に形成されているレール溝10a及び10bが嵌合して相対的に滑動し、母型1の中から前のカセット式金型2が滑るように引き出される。
代わって新しいカセット式金型2が滑るように差し込まれ、引っ掛け部材29の凹部に受け板22の引っ掛け爪30が係合する。このような成形段取り替えを行うことで、従来の金型に対し、成形段取り替え時間を大幅に短縮することができる。
尚、この構成において、スプルー14、ランナー16、ゲート17を介して、キャビティ18に、射出成形による成形品を生産する工程については、通常の先抜き機構を有する金型と同様である。
図2は、この実施例1に係る上記の金型による成形品の成形後における、型開き時における状態を示す断面図である。この型開き状態図を用いて、図1に示したカセット側可動型26について更に詳しく説明する。
尚、図2には、固定型3のスプルー、ランナー、ゲートで固結した樹脂流動部固形部31を取り出すためのパーティング面7での型開き、及びキャビティ18で固結した成形品32を取り出すためのパーティング面19での型開きも示しているが、これらの型開きは通常の成形品を取り出すときの金型と同様である。
本例では、図1に示した母型1の可動型4において、先抜き動作のためのパーティング面23における受け板22と可動型板24の型開きを行うと、可動型板24に対する受け板22の相対的な離型移動に連動して、ネジで一体構成のセンターコア27、引っ張りボルト28、後述するスリーブ(図1では不図示)、及び引っ掛け部材29が、引っ掛け爪30により先抜き方向(図の左方)に移動する。
これにより、センターコアの先抜きが実行され、いままでセンターコア27で固定されていたスライド入子33が開放され、その中心軸方向にスライドを開始し、スライド入子33のアンダーカット対応部33aが、成形品32のアンダーカット部32aから抜け出す。
スライド入子33は、カセット側可動型26のカセット型可動型板34に組み込まれている。カセット型可動型板34は、カセット型スペーサブロック35を介してカセット型可動側取付板36に対し対向配置されている。
カセット型可動型板34とカセット型可動側取付板36とが対向配置されている空間部において前述したセンターコア27及び引っ張りボルト28が進退移動し、更にエジェクターピン37が配置されている。また、カセット型可動側取付板36には、ブシュ38が固定して取り付けられている。
図3は、図1に示した母型1の型閉め時におけるカセット式金型2のみを取り出して示す断面図である。図3には図1及び図2に示した構成と同一の構成部分には図1及び図2と同一の番号を付与して示している。また、図3には、図1及び図2では図示を省略したカセット型受け板39も示している。
図2に示したスライド入子33は、図3に示すように、カセット型可動型板34に密着しているカセット型受け板39の密着面に保持される形でカセット型受け板35の面をスライド移動する。
また、エジェクターピン37は、その下端部(図3では左端部)を突出板上41と突出板下42により保持されている。図2に示した先抜き型開き後において、エジェクターピン37は、突出板上41と突出板下42の右方への移動に応じて右方に移動し、成形品32をキャビティ18から、パーティング面19で型開きしているカセット側固定型13とカセット型可動型板34との離型空間に押し出す。
前述した引っ掛け部材29は、図3に示すように、ネジ43によって、引っ張りボルト28の後端部(図3では左端部)に固定されている。
図4は、上述したセンターコア27、引っ張りボルト28、引っ掛け部材29、ブシュ38、ネジ43を含む先抜き機構の主要部の構成を更に詳細に示すカセット側可動型26の断面図である。なお、図4には図1〜図3では図示を省略したスリーブ44と、その位置決め部材(ノックピン45、位置決めピン46)も示している。
図5は、図4に示すカセット式金型2のカセット側可動型26の引っ張りボルト28の構成を示す斜視図である。
図6は、図4に示すカセット式金型2のカセット側可動型26のスリーブ44の構成を示す斜視図である。
図7は、図4に示すカセット式金型2のカセット側可動型26のブシュ38の構成を示す斜視図である。
図8は、図4に示すカセット式金型2のカセット側可動型26の引っ掛け部材29の構成を示す斜視図である。
上記の図5〜図8を参照しながら、図4に示す構成と機能について以下に説明する。図5に示すように、引っ張りボルト28は、先端方向の細棒部分47に対し、根元方向は段差48を形成する太棒部分49とで構成されている。
細棒部分47の先端周面にはオネジ51が切られており、一方、太棒部分49の更に後端部およそ1/2には、周面を軸対称に切り欠かれて形成された平面部52が軸を挟んで対向する二面に設けられ、太棒部分49の後端面にはメネジ53が切られている。
図6に示すスリーブ44は、先端方向の細孔54と、この細孔54に連続して後方部に形成された太孔55を備えている。この細孔54と太孔55には、先抜き機構の組み付けに先立って予め引っ張りボルト28が挿通される。
すなわち、スリーブ44に太孔55方向から挿通される引っ張りボルト28は、段差48がスリーブ44の細孔54と太孔55の段差56に当接して軸方向の相互位置を位置決めされる。これにより、引っ張りボルト28は、オネジ51が切られている連結先端部から根元部まで、スリーブ44によって囲繞される。
また、スリーブ44の外周面には、軸方向に沿って長溝穴57が穿設されている。その長溝穴57に連続して、先端部には細孔54にまで貫通する深溝(センターコアに対する位置決め係合部)58が形成されている。スリーブ44が引っ張りボルト28に外嵌した状態で、引っ張りボルト28のオネジ51が、センターコア27の後端面に形成されている穴の奥に切られているメネジに螺合して、引っ張りボルト28がセンターコア27に固定される。
このとき、スリーブ44が引っ張りボルト28の回りに回転させられながら引っ張りボルト28と共にセンターコア27の後端面に押し込まれ、センターコア27の後端面に固設されているノックピン45が、スリーブ44の深溝58に係合して、センターコア27に対するスリーブ44の回転方向が位置決めされる。
図7に示すブシュ38は、本体筒部59と、この本体筒部59を支持するほぼ直方体状の台座61から成る。直方体の長手方向両端面にはRが形成されている。本体筒部59は大孔62を有し、大孔62は台座61に形成されている一回り大きな台座孔63に段差64を持って連通している。
また、ブシュ38の本体筒部59の周面の所定の位置には、本体筒部59を横に貫通するピン係合孔65が形成されている。ピン係合孔65は、本体筒部59の外周面側の孔は大きく、内周面側の孔が小さく且つメネジが切られている。
また、ブシュ38の台座孔63には、長手方向両端部と台座孔63とのほぼ中間に、それぞれ止めネジ孔66が形成されている。止めネジ孔66は、止めネジの頭部が入り込む大径の孔であり、その先には段差67を介して小径のネジ挿入孔68が形成されている。
このブシュ38の本体筒部59の大孔62には、センターコア27に先端を固定した状態の引っ張りボルト28に外嵌しているスリーブ44の後端部が挿入される。
ブシュ38のピン係合孔65に挿通された位置決めピン46が、ブシュ38の内周面側の小孔孔に切られているメネジに螺合して、位置決めピン46の頭が外周面側の大径孔内に隠れるまで捻じ込まれ、先端がスリーブ44の長溝穴57に滑動自在に嵌入する。
これにより、スリーブ44はブシュ38に対して、軸方向には自由な状態で回転方向を位置決めされる。また、これにより、センターコア27も、ノックピン45、スリーブ44、長溝穴57、及び位置決めピン46を介して、ブシュ38に対して、軸方向には自由な状態で回転方向を位置決めされる。
この状態で、ブシュ38は、カセット型可動側取付板36のブシュ取付穴に嵌入し、台座孔63のネジ挿入孔68に挿通された止めネジが、ネジの頭が止めネジ孔66内に隠れるまでカセット型可動側取付板36側に捻じ込まれて、ブシュ38がカセット型可動側取付板36のブシュ取付穴内に固定される。この状態で、ブシュ38の下面とカセット型可動側取付板36のブシュ取付面とは一連の平坦面を形成すする。
図8に示す、引っ掛け部材29は、筒状の胴部69の前後両端に前方フランジ71と後方フランジ72とを有し、フランジ部の孔は、それぞれ胴部69の孔よりも段差73又は段差74の分だけ大径の孔に形成されている。
引っ掛け部材29の前方フランジ71は、ブシュ38の台座孔63内に隠れるように差し込まれる。この前方フランジ71の孔に、引っ張りボルト28と共にこの引っ張りボルト28に外嵌しているスリーブ44の後端が、前方フランジ71の孔の段差73に当接するまで嵌入する。
この状態で、引っ掛け部材29の後方フランジ72の孔から挿入されるネジ43の先端ネジ部分が、ネジの頭が後方フランジ72の孔内に隠れるまで、引っ張りボルト28後端に形成されているメネジ53に捻じ込まれる。これにより、引っ張りボルト28が引っ掛け部材29に固定され、図4に示すカセット側可動型26の組み付けが完了する。
そして、このカセット側可動型26に、カセット側固定型13を組み付けることにより図3に示すカセット式金型2の組み付けが完了する。このカセット式金型2を、前述したように、そのレール溝10a及び10bを、母型1のレールに嵌合させ、カセット式金型2を母型1に滑り込ませるようにして差し込むと、引っ掛け部材29の前方フランジ71と後方フランジ72との間の胴部69に受け板22の引っ掛け爪30が係合して母型1へのカセット式金型2の取り付けが完了する。
このように、本実施例において、カセット側可動型26の先抜き機構のセンターコア27とカセット側可動型26とを連結する部分は、引っ張りボルト28、スリーブ44、ノックピン45、ブシュ38、位置決めピン46、引っ掛け部材29、ネジ43と複数の部材で機構されている。
キャビティ18を形成するカセット型可動型板34とスライド入子33、及びこのスライド入子33を固定又は開放するセンターコア27は、それぞれ極めて精密に製作されている部材であり、僅かの衝撃によって、精密度が破損される虞がある。
そこで、先抜き機構の組み付けを完了するまでは、キャビティ18を形成する金型の破損を防止するために、各所に緩やかな遊びのある複数の部材を順次組み付けながら、調整を取りつつ、先抜き機構の組み付けを完了させていく。
これによって、母型に対して着脱自在に交換可能な先抜き機構を持ったカセット式金型を作り出すことができたものである。
本発明は、母型に対して交換式に着脱されるカセット式の先抜き機構を備えた射出成形用金型に利用することができる。
1 母型
2 カセット式金型
3 固定型
4 可動型
5 固定型取付板
6 ストリッパープレート
7 パーティング面
8 固定型板
9 固定側ガイドピン
10a、10b レール溝
11 ロケートリング
12 スプルーブシュ
13 カセット側固定型
14 スプルー
15 筒状金型部材
16 ランナー
17 ゲート
18 キャビティ
19 パーティング面
21 可動型取付板
22 受け板
23 パーティング面
24 可動型板
25 可動側ガイドピン
26 カセット側可動型
27 センターコア
28 引っ張りボルト
29 引っ掛け部材
30 引っ掛け爪
31 樹脂流動部固形部
32 成形品
32a アンダーカット部
33 スライド入子
33a アンダーカット対応部
34 カセット型可動型板
35 カセット型スペーサブロック
36 カセット型可動側取付板
37 エジェクターピン
38 ブシュ
39 カセット型受け板
41 突出板上
42 突出板下
43 ネジ
44 スリーブ
45 ノックピン
46 位置決めピン
47 細棒部分
48 段差
49 太棒部分
51 オネジ
52 平面部
53 メネジ
54 細孔
55 太孔
56 段差
57 長溝穴
58 深溝
59 本体筒部
61 台座
62 大孔
63 台座孔
64 段差
65 ピン係合孔
66 止めネジ孔
67 段差
68 ネジ挿入孔
69 胴部
71 前方フランジ
72 後方フランジ
73、74 段差

Claims (2)

  1. 可動型の金型部品が先抜きされる射出成形用金型においてカセット式の先抜き型に形成され、
    先抜きの対象となる金型部品に一端を連結される引っ張りボルトと、
    該引っ張りボルトの周面を囲繞するスリーブと、
    前記引っ張りボルトの他端にネジにより連結される引っ掛け部材と、
    可動取り付け板に固定されたブシュと、
    該ブシュと前記スリーブとを位置決めするピンと、
    を有することを特徴とするカセット式先抜き型射出成形用金型。
  2. 母型に対して交換式に着脱されるカセット式先抜き型射出成形用金型において、
    カセット側の可動型の先抜きの対象となる金型部品に対応するセンターコアに先端部を連結される引っ張りボルトと、
    該引っ張りボルトの連結先端部から根元部までを囲繞し、センターコアに対する位置決め係合部と、前記引っ張りボルトを相互固定する固定ピンと、軸方向に沿って外周面に形成された長溝穴と、を有するスリーブと、
    該スリーブの根元端面に接する前方フランジと、該前方フランジのある端部の反対側端部に形成された後方フランジとを有する筒状体から成り、前記後方フランジの在る端部の孔から挿入されるネジにより前記引っ張りボルトの根元端部にネジ止めされ、前記前方フランジと前記後方フランジの間の胴部を前記母型の受け板の係合部に係合させて該母型の受け板に連結される引っ掛け部材と、
    該引っ掛け部材の前記前方フランジの端面に接し、前記スリーブを囲繞し、該スリーブの前記長溝穴に滑動自在に嵌入して前記スリーブの回転方向を位置決めする位置決めピンを有し、前記母型の可動型板に係合するカセット側の可動型取り付け板に固定されるブシュと、
    を有し、
    前記引っ張りボルトは、前記母型の受け板と前記母型の可動型板とが行う先抜き動作の型開きに応じて、前記引っ掛け部材を介し前記母型の前記受け板の移動方向に前記スリーブと共に移動して、前記センターコアの先抜きを実行する、
    ことを特徴とするカセット式先抜き型射出成形用金型。
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CN112191823A (zh) * 2020-11-17 2021-01-08 阜阳市世科智能设备有限公司 一种新型压铸机构的压铸模具
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