JP5304100B2 - 車両用回転電機 - Google Patents

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本発明は、乗用車やトラック等に搭載される車両用回転電機に関する。
近年の環境問題に対する燃費規制や、CO2排出量削減規制の強化に対応するため、一部の車両カテゴリにおいては、信号待ちなどの一時停止時にエンジンを停止させるアイドルストップ機能を備えた車両が普及し始めている。
自動車がアイドルストップを行う手段の一つとして、車両用交流発電機にモータ機能を追加し、一時停止後のエンジン始動を行う始動用電動機と発電を行う発電機能を一つにまとめた回転電機が必要となる。また、アイドルストップを行う回転電機に必要な機能としては、エンジンを再始動させるための起動トルク特性はもちろんのこと、近年の自動車のエレクトロニクス化に伴う車両負荷の増加により、走行時の回生発電特性についても高効率化、高出力化が望まれるようになってきている。
回生発電特性の高効率化、高出力化を実現する手段として、三相インバータを用いた同期整流方式がある。発電電動機において同期整流を行う場合には、車両用回転電機の出力端子とGND端子間に接続された三相インバータブリッジ回路によりダイオードに電流が流れる期間、つまり電流が流れる位相に対してスイッチング素子をオンすることにより、ダイオードよりもオン抵抗が低いスイッチング素子の効果によって整流損失を低減することができる(例えば、特許文献1、2参照。)。
ダイオードのVF−IF特性と、スイッチング素子(MOS−FET)のVDS−ID特性とのかねあいにより、低出力・低回転領域においてはダイオードの順方向電圧降下VFよりも、MOS−FETのドレイン・ソース間電圧VDSの方が低いため、整流損失が少なくなり、したがって回生発電効率の向上につながる。特に、MOS−FETを用いた三相フルブリッジインバータではその効果が大きい。
特開2004−7964号公報(第10−14頁、図1−8) 特開2004−147461号公報(第7−6頁、図1−4)
ところで、特許文献1、2に開示されているようにダイオードの代わりにMOS−FETを用いた場合には、発電電動機の回転数が上昇するにしたがって発電電流が増加し、高出力・高回転領域となる条件では、MOS−FETのドレイン・ソース間電圧VDSは回転数とともにリニアに増加するため、ダイオードの順方向電圧降下VFを超えた通電電流が流れるようになると、ダイオードによる整流時の整流損失よりもMOS−FETによる同期整流時の整流損失の方が大きくなってしまう逆転現象が生じる。このため、同期整流を行った場合には、高出力・高回転領域ではダイオード整流時よりも出力が低下してしまうという問題があった。なお、上述した説明では、発電電動機としての車両用回転電機について説明したが、発電のみを行う車両用交流発電機の整流をMOS−FETを用いて行う場合についても同様の問題がある。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、全ての回転領域において出力低下を防止して発電特性の向上を図ることができる車両用回転電機を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用回転電機は、回転子の界磁極を磁化させる界磁巻線と、界磁極により発生する回転磁界によって交流電圧を誘起する電機子と、同期整流を行って、電機子に誘起された交流電圧を直流に変換する整流器と、所定回転範囲において同期整流の動作状態を切り替える制御装置とを備えている。特に、上述した整流器は、寄生ダイオードを有する複数のスイッチ素子によって構成されている。これにより、寄生ダイオードによる整流動作とスイッチ素子による同期整流動作とを適宜使い分けることができるため、全ての回転領域において出力低下を防止して発電特性の向上を図ることができる。
また、上述した所定回転範囲は、寄生ダイオードを用いて整流動作を行う場合の出力特性曲線と、寄生ダイオードを除くスイッチ素子を用いて整流動作を行う場合の出力特性曲線とが重なる回転数に対してヒステリシスが設定された範囲である。これにより、同期整流の動作状態を切り替える回転数近傍で車両用回転電機の回転数が上下した場合に頻繁に同期整流の動作状態が切り替わることを防止して整流動作が不安定になることを防止することができる。
また、上述した制御装置は、発電を開始する回転数から所定回転範囲までの回転領域において、整流器に同期整流を行わせる。また、上述した制御装置は、所定回転範囲から最高回転数までの回転領域において、整流器にスイッチ素子に含まれる寄生ダイオードによる全波整流を行わせる。これにより、回転数に応じて損失が少ないスイッチ素子あるいは寄生ダイオードを用いて整流動作を行うことが可能になり、全ての回転領域において出力低下を防止して発電特性の向上を図ることができる。特に、車両用回転電機によって回生発電を行う場合には、高回転領域での回生発電の効率を上げることができる。
また、上述した所定回転範囲は、温度による出力特性の変動を考慮して設定される。これにより、温度が変化した場合であっても常に損失が少ない整流動作が可能になり、温度変化によって出力特性が変動しても常に最も損失が少ない整流動作を行うことができる。
以下、本発明の車両用回転電機を適用した一実施形態の発電電動機について、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の発電電動機の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の発電電動機1は、電機子巻線2、界磁巻線3、三相インバータ4および制御装置7を含んで構成されている。
電機子巻線2は、多相巻線(例えば三相巻線)であって、電機子鉄心に巻装されて電機子を構成している。発電電動機1が発電動作を行う場合には、電機子巻線2に誘起される交流出力が三相インバータ4に供給される。一方、発電電動機1が電動動作を行う場合には、三相インバータ4から電機子巻線2に交流電圧が印加され、電機子巻線2による回転磁界が発生する。
界磁巻線3は、発電動作時に電機子巻線2に電圧を誘起させたり、電動動作時に電機子巻線2の回転磁界によって回転力を発生するために必要な鎖交磁束を発生する。この界磁巻線3は、界磁極(図示せず)に巻装されて回転子を構成しており、界磁巻線に界磁電流を流すことにより界磁極が磁化される。
三相インバータ4は、スイッチ素子として6個のMOS−FET5a〜5fを有する三相ブリッジ回路である。6個のMOS−FET5a〜5fには寄生ダイオードが形成されており、三相インバータ4の負極端子から正極端子に向けてこれらの寄生ダイオードに順方向電流が流れるようになっている。
この三相インバータ4は、発電動作時には同期整流を行って電機子巻線2に誘起された交流電圧を直流に変換する整流動作を行う三相全波整流器として動作する。この整流動作は、所定回転数以下の低回転領域ではMOS−FET5a〜5fを適宜オンオフ制御することにより行われ、所定回転数以上の高回転領域では寄生ダイオードによって行われる。所定回転数を境にした整流動作の切り替えの詳細については後述する。
また、この三相インバータ4は、電動動作時には6個のMOS−FET5a〜5fを電機子巻線2の各相毎に120度ずらしたタイミングでオンオフ制御することにより、バッテリ10から印加される直流電圧を三相交流電圧に変換するインバータ回路として動作する。
制御装置7は、発電電動機1に発電動作あるいは電動動作を行わせる制御を行っており基準電圧調整回路8とインバータ制御回路9とを含んで構成されている。基準電圧調整回路8は、発電動作時に、界磁巻線3に通電する界磁電流を調整することにより発電電動機1の出力電圧を制御する。
インバータ制御回路9は、発電動作時には、三相インバータ4に含まれる6個のMOS−FET5a〜5fをオンオフ制御して三相インバータ4に同期整流を行わせる同期整流制御信号を生成する。また、発電動作時には、三相インバータ4に含まれる6個のMOS−FET5a〜5fをオンオフ制御して三相インバータ4によって三相交流を発生する制御信号を生成する。
なお、図1に示した発電電動機1では1組の電機子巻線2および三相インバータ4が備わっていたが、図2に示す発電電動機1Aのように2組の電機子巻線2および三相インバータ4が備わっている場合であってもよい。
本実施形態の発電電動機1はこのような構成を有しており、次に、発電動作時に所定回転数を境にして整流動作を切り替える場合の詳細について説明する。
図3は、インバータ制御回路9の具体的な構成を示す図である。なお、図3には電機子巻線2の1相分(W相)に対応する構成が示されており、実際には同じ構成が各相巻線に対応して設けられている。また、図3には、発電動作時の整流動作の切り替えに着目した部分的な構成が示されており、電動動作を行うための構成については省略されている。
図3に示すように、インバータ制御回路9は、同期整流制御信号生成回路90と周波数−電圧変換制御回路92とを含んで構成されている。同期整流制御信号生成回路90は、電機子巻線2のW相電圧に基づいて、W相巻線に対応する2つのMOS−FET5c、5fをオンオフ制御するために必要な同期整流制御信号を生成する。具体的には、同期整流制御信号生成回路90は、W相電圧が、0Vよりも若干高い正側基準電圧よりも高くなったときに、ハイサイド整流部を構成するMOS−FET5cをオンさせる同期整流制御信号を生成して、MOS−FET5cのゲートに入力する。また、同期整流制御信号生成回路90は、W相電圧が、0Vよりも若干低い負側基準電圧よりも低くなったときに、ローサイド整流部を構成するMOS−FET5fをオンさせる同期整流制御信号を生成して、MOS−FET5fのゲートに入力する。
周波数−電圧変換制御回路92は、回転数が所定回転数以上の場合に同期整流停止信号を生成するためのものであり、周波数−電圧変換器11、電圧比較器CP、抵抗R1、R2、R3、R4、R5を含んで構成されている。周波数−電圧変換器11は、W相電圧の周波数を電圧に変換し、相電圧の周波数に比例した電圧を出力する。この出力電圧は、抵抗R2を介して電圧比較器CPのマイナス入力端子に印加される。電圧比較器CPのマイナス入力端子と出力端子との間には抵抗R3が接続されている。したがって、電圧比較器CPの出力電圧がローレベルのときは、ローレベルの電圧と周波数−電圧変換器11の出力電圧とを抵抗R2、R3で分圧した電圧がマイナス入力端子に印加され、電圧比較器CPの出力電圧がハイレベルのときは、ハイレベルの電圧と周波数−電圧変換器11の出力電圧とを抵抗R2、R3で分圧した電圧がマイナス入力端子に印加される。一方、電圧比較器CPのプラス入力端子には、動作電圧Vccを抵抗R4、R5で分圧した基準電圧が抵抗R1を介して印加されている。
発電電動機1が低速回転時であって、電圧比較器CPのマイナス入力端子に印加される電圧が基準電圧よりも小さい場合には電圧比較器CPからはハイレベルの信号が出力される。この信号はアンド回路94、96のそれぞれの一方の入力端子に入力される。アンド回路94、96のそれぞれの他方の入力端子には同期整流制御信号生成回路90から出力される2種類の同期整流制御信号が別々に入力されている。したがって、周波数−電圧変換制御回路92内の電圧比較器CPからハイレベルの信号が出力されると、アンド回路94、96のそれぞれの出力端子からは、同期整流制御信号生成回路90から入力された同期整流制御信号がそのまま出力される。これらの同期整流制御信号がMOS−FET5cあるいは5fに入力される。
また、発電電動機1の回転数が所定回転数以上に上昇して、電圧比較器CPのマイナス入力端子に印加される電圧が基準電圧よりも高くなると、電圧比較器CPからはローレベルの信号が同期整流停止信号として出力される。この同期整流停止信号がアンド回路94、96のそれぞれに入力されると、アンド回路94、96は、同期整流制御信号生成回路90から入力された同期整流制御信号を遮断する。このため、同期整流制御が停止される。この場合には、MOS−FET5c、5fをオンオフ制御することにより行われる同期整流ではなく、寄生ダイオードによる整流が行われる。
次に、同期整流制御を停止する所定回転数の設定方法について説明する。図4は、寄生ダイオードの順方向電圧降下VFと順方向電流IFとの関係と、MOS−FETのドレイン・ソース間電圧VDSとドレイン・ソース間電流IDとの関係を示す図である。図4に示すように、MOS−FETのドレイン・ソース間電圧VDSとドレイン・ソース間電流IDはほぼ線形の関係を有しており、ドレイン・ソース間電流IDの増加に伴ってドレイン・ソース間電圧VDSが次第に大きくなる。これに対し、寄生ダイオードの順方向電圧降下VFはほぼ一定である。したがって、発電電動機1の出力電流が回転上昇に伴って上昇していくと、MOS−FET5a〜5fのドレイン・ソース間電圧VDSが寄生ダイオードの順方向電圧降下VFをある時点で超えることになる、この時点に対応する回転数が同期整流制御を停止させる所定回転数として設定されている。
図5は、発電電動機1の出力と整流動作切替えとの関係を示す図である。図5において、実線で示された出力特性曲線OUT1は、全回転領域において同期整流を行った場合の回転数と出力電流の関係を示している。また、点線で示された出力特性曲線OUT2は、全回転領域において寄生ダイオードによる整流を行った場合の回転数の出力電流の関係を示している。
図4を用いて説明したように、所定回転数(図5ではNc)よりも低回転領域では出力電流が少なく、MOS−FET5a〜5fのドレイン・ソース間電圧VDSの方が寄生ダイオードの順方向電圧降下VFよりも小さくなる。このため、発電を開始する回転数Ninから所定回転数Ncまでの低回転領域では、同期整流を行った場合の方が出力電流が大きくなる。一方、所定回転数Nc以上の高回転領域では出力電流が多くなるため、MOS−FET5a〜5fのドレイン・ソース間電圧VDSの方が寄生ダイオードの順方向電圧降下VFよりも大きく。このため、所定回転数Ncから最高回転数までの高回転領域では、同期整流を行わずに寄生ダイオードによる整流を行った場合の方が出力電流が大きくなる。
なお、周波数−電圧変換制御回路92内の電圧比較器CPのマイナス入力端子と出力端子との間に抵抗R3が接続されているため、回転数が上昇していって同期整流制御が停止される所定回転数Ncに対し、回転数が減少していってそれまで停止されていた同期整流制御が再開される回転数Nc’の方が低く設定されている。このように、同期整流停止信号の出力、停止のタイミングにヒステリシスを持たせることにより、回転数Nc近傍で回転数が変動した場合に同期整流制御の停止と再開が頻繁に繰り返されることを防止している。
すなわち、本実施形態では、同期整流の動作状態を切り替えるタイミングとしては、所定回転数Ncだけでなく、Nc’〜Ncまでの回転数範囲が設定されているといえる。また、ヒステリシスを持たせることが不要な場合には、電圧比較器CPのマイナス入力端子と出力端子との間に接続された抵抗R3を省略すればよい。
図6は、本実施形態の発電電動機1の出力特性を示す図である。図6に示すように、所定回転数Nc以下の低回転領域では、寄生ダイオードを用いた整流によって得られる出力特性CではなくMOS−FET5a〜5fを用いた同期整流によって得られた出力特性Aが得られる。これにより、低回転領域では、寄生ダイオードを用いた整流によって得られる出力特性Cに対してFで示される出力増加となる。
一方、所定回転数Nc以上の高回転領域では、MOS−FET5a〜5fを用いた同期整流によって得られる出力特性Bではなく寄生ダイオードを用いた整流によって得られる出力特性Dが得られる。これにより、高回転領域では、MOS−FET5a〜5fを用いた同期整流によって得られる出力特性Bに対してGで示される出力増加となる。
このように、本実施形態の発電電動機1では、寄生ダイオードによる整流動作とMOS−FETによる同期整流動作とを適宜使い分けることができるため、全ての回転領域において出力低下を防止して発電特性の向上を図ることができる。特に、所定回転数以下の低回転領域ではより損失の少ないMOS−FETを用いた同期整流を行い、所定回転数以上の高回転領域ではより損失の少ない寄生ダイオードを用いた整流を行うことにより、全ての回転領域において出力低下を防止して発電特性の向上を図ることができる。また、同期整流の動作状態を切り替える所定回転範囲としてヒステリシスを持たせることにより、所定回転数近傍で発電電動機1の回転数が上下した場合に頻繁に同期整流の動作状態が切り替わることを防止して整流動作が不安定になることを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、一定の所定回転数Nc(あるいはNc’〜Ncの範囲)で同期整流の動作状態を切り替えたが、発電電動機1の温度によって出力電流が増減し、寄生ダイオードの順方向電圧降下VFとMOS−FETのドレイン・ソース間電圧VDSとの関係が逆転する回転数が変化するため、発電電動機1の温度による出力特性の変動を考慮して、同期整流の動作状態を切り替える所定回転数または所定回転範囲を設定するようにしてもよい。この設定は、例えば周波数−電圧変換制御回路92内の抵抗R2、R3の抵抗値を温度に応じて可変すればよい。これにより、温度が変化した場合であっても常に損失が少ない整流動作が可能になり、温度変化によって出力特性が変動しても常に最も損失が少ない整流動作を行うことができる。
また、上述した実施形態では、電動動作と発電動作を行う発電電動機について説明したが、発電動作のみを行う車両用交流発電機についても本発明を適用することができる。また、上述した実施形態では、相電圧に基づいて同期整流制御信号を生成するようにしたが、回転子の回転位置をセンサで検出し、検出した回転位置に応じた同期整流制御信号を生成するようにしてもよい。
一実施形態の発電電動機の構成を示す図である。 発電電動機の変形例を示す図である。 インバータ制御回路の具体的な構成を示す図である。 寄生ダイオードの順方向電圧降下と順方向電流との関係と、MOS−FETのドレイン・ソース間電圧とドレイン・ソース間電流との関係を示す図である。 発電電動機の出力と整流動作切替えとの関係を示す図である。 本実施形態の発電電動機の出力特性を示す図である。
符号の説明
1 発電電動機
2 電機子巻線
3 界磁巻線
4 三相インバータ
5a、5b、5c、5d、5e、5f MOS−FET
7 制御装置
8 基準電圧調整回路
9 インバータ制御回路
10 バッテリ
11 周波数−電圧変換器
90 同期整流制御信号生成回路
92 周波数−電圧変換制御回路
94、96アンド回路

Claims (1)

  1. 回転子の界磁極を磁化させる界磁巻線と、
    前記界磁極により発生する回転磁界によって交流電圧を誘起する電機子と、
    寄生ダイオードを有する複数のスイッチ素子によって構成されており、同期整流を行って、前記電機子に誘起された交流電圧を直流に変換する整流器と、
    所定回転範囲において前記同期整流の動作状態を切り替える制御装置と、
    を備え、前記所定回転範囲は、温度による出力特性の変動を考慮して設定されるとともに、前記寄生ダイオードを用いて整流動作を行う場合の出力特性曲線と、前記寄生ダイオードを除く前記スイッチ素子を用いて整流動作を行う場合の出力特性曲線とが重なる回転数に対してヒステリシスが設定された範囲であり、
    前記制御装置は、発電を開始する回転数から前記所定回転範囲までの回転領域において、前記整流器に同期整流を行わせ、前記所定回転範囲から最高回転数までの回転領域において、前記整流器に前記スイッチ素子に含まれる寄生ダイオードによる全波整流を行わせることを特徴とする車両用回転電機。
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