JP5300821B2 - 交通情報記述モデル確立方法、交通情報要素知識ベース生成方法、交通情報変換方法、交通情報記述モデル確立装置、交通情報要素知識ベース生成装置、及び交通情報変換装置 - Google Patents

交通情報記述モデル確立方法、交通情報要素知識ベース生成方法、交通情報変換方法、交通情報記述モデル確立装置、交通情報要素知識ベース生成装置、及び交通情報変換装置 Download PDF

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Description

本発明は、交通情報記述の分野に関し、特に、交通情報記述モデルの構築、交通情報要素知識ベースの生成、および各種交通データソースからの交通情報の相互変換に関する。
経済の急速な成長により自動車の普及が進む現代社会では、都市交通への重圧が増大し、深刻な交通渋滞が頻繁に発生している。交通渋滞を緩和すると、ドライバーが費やす走行時間の短縮、燃費の削減、都市の経済効率の向上、環境保護の促進といった様々な利点が得られる。そのため、交通情報サービスシステムは、都市のインテリジェント交通システムにおいて重要な役割を果たしている。
交通情報の収集に関しては、マルチメディア技術とモバイル通信技術の急速な進歩とGPS技術の普及に支えられて、交通情報サービスの潜在可能性はきわめて大きいということができる。交通情報の収集において、交通情報を高精度に収集する手段としては、カメラ、ループ、RTMS(Remote Traffic Microwave Sensor:リモート交通マイクロ波センサ)等の道路に沿って設置される固定型プローブ装置があるが、これらは概して幹線道路網に限定される。プローブ車両技術は、主にタクシーを使う。この技術は都市道路網の交通情報をリアルタイムで計算できるが、プローブ車両数を始めとする物質的な制約を免れることは難しい。情報収集要員が、単純なモバイル通信デバイスを使って、観察により得られた交通情報をテキストとしてデータセンターにアップロードする方法もある。ただし、情報量は限られ、精度の面でも不安がある。モバイル情報サービスプロバイダによって提供されたチャネルを介して、ドライバーが現在地の交通情報をデータセンターにアップロードするユーザアップロード方式は、カバレージが狭いという問題を抱える。以上を要約すると、交通データを収集するための方式には様々なものがあるが、各々異なるタイプのデータフォーマットと異なる記述形式を使用しており、情報の完全性と精度においてそれぞれ固有の短所を抱える、ということができる。交通情報の精度を向上させ、カバレージを拡大するための効果的な方法としては、汎用的な交通情報記述モデルによって異なるソースからの交通情報データを表現する方法がある。これにより、異なるデータソースの利点を利用し、様々なデータソースからの交通情報を融合させて相互に補完させることが可能になる。テキスト記述を特徴とする交通情報記述モデルは、交通情報データの収集とマイニングにおいて、他の方法よりも大きな役割を果たすことができる。
交通情報の配信に関連して述べれば、従来の配信方式は、交通情報の掲示板やカーナビに基づくものであった。しかし、通信方式の多様化と情報サービスの進歩がさらに進むと、リアルタイム交通情報がポータルWebサイトで利用できるようになり、このサイトからショートメッセージサービスや、画像またはテキストのプロンプトを提供することが可能になる。この技術はいずれユビキタス化されるであろう。問答(question-and-answer)方式或いは対話方式の自動交通情報サービスシステムも実現が待たれる。そのため、複数タイプのプレゼンテーション端末に対応する(すなわち、ナビゲーションマップもしくは人手により作成した図表のグラフィック表示と、人間が理解できるテキスト情報サービスの両方をサポートする)交通情報モデルが、ますます重要となってきている。
有用で汎用性のある交通情報記述モデルとは、端的には、人々の日常生活に浸透した交通情報記述規則に則っており、重要な交通情報要素を記述し、かつこれらの要素のテキスト記述と地理空間との間の関係を確立することができるモデルである。交通情報記述モデルにおいては、交通情報要素のテキスト記述と、これらの要素と地理空間との対応は、テキスト記述ベースの交通情報と地理空間ベースの交通情報との間の融合および変換をサポートし、かつ各種端末上に情報を提示する上で、きわめて重要である。
実用用途においては、交通データは概して、デジタルナビゲーションマップのデータとテキスト情報をベースとする。デジタルナビゲーションマップのデータは、主にナビゲーション道路網の提供を目的とし、道路網に関する非常に詳細なトポロジー情報を含む。こうしたトポロジー情報では、基本単位としてリンクとノードが使用される。本明細書においては、「リンク」とは、道路トポロジーネットワークにおける弧(すなわち、1セグメント分の道路)であり、「ノード」とは、道路トポロジーネットワークにおける頂点(すなわち、隣接するリンク同士が連結される地点)である。ループやカメラ等の固定プローブ技術と、プローブ車両等のモバイルプローブ技術のほとんどは、デジタルナビゲーションマップデータをベースとしており、このデータに関して計算される交通情報は、リンクの走行速度または走行時間を単位として記述される。しかし、このようなデータ構造は本来交通情報サービスを意図したものではないため、交通情報に対してテキスト記述属性を定義することはできず、物体(オブジェクト)とリンク/ノードを記述する交通情報との間の関係を含めることも不可能である。一方、テキスト形式の交通情報は、日常語で記述され、個人対個人の通信に使用される。デジタルナビゲーションマップ内のリンクとこの情報との間に関係は確立されないので、運転ナビゲーションに直接使用することはできない。例えば、「道路A上で道路Bと道路Cが交わる交差点は渋滞しており、時速10kmの速度となっている」という交通情報記述はテキスト記述ベースの情報であり、口頭での通信では容易に理解できるが、ナビゲーションサービスに直接使用することはできない。また、デジタルナビゲーションマップデータの中では、交差点/道路区間とリンク/ノードとの間に対応はない。逆に、プローブ車両技術によって収集された交通情報は、リンク走行速度をベースとしているため、テキスト記述ベースの交通情報記述に変換してからでなければエンドユーザに通知することはできない。
交通情報を記述するための方法とモデルに関する特許および非特許文書はいくつか存在している。しかし、これらの方法およびモデルのほとんどは、テキスト記述ベースの交通情報をデジタルナビゲーションマップ等の道路網にマップするのみか、あるいは、短い大量なリンクについて生成した交通情報の結合および融合を行うのみである。これらの方法およびモデルは、局地的もしくは単方向の変換問題を解決することを目指しているに過ぎず、テキスト記述ベースの交通情報とリンクベースの交通情報との間に位置する中間モデルを確立することはなしえていない。こうした中間モデルは、日常語で交通情報を記述する上で不可欠である。この中間モデルとは、理解しやすく、多様な形式の交通情報用データソースに対応できる、カーネルのモデルである。以下では、関連の従来技術の特許および論文をいくつか紹介する。
特許文献1(CN 101308487A)、“A Spatio−Temporal Fusion Method for Describing Dynamic Traffic Information in Natural Language”(自然言語で動的交通情報を記述するための時空間融合方法)では、自然言語の交通情報を、デジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークに基づく交通情報に変換するための処理方法が開示されている。最初に、自然言語の交通情報が、道路名・橋名等のロケーション名と、各々の交通状況に分割される。次に、これらのロケーション名は、デジタルナビゲーションマップ内の地理的オブジェクトと照合される。このとき一致できるのは、「地点」、「経路」、もしくは「無し」である。その後、一致した結果から、自然言語の交通情報に対応する地理空間交通記述として、1つのパスが検出される。
特許文献2(US20060111833A1)、“Method and System for modeling and processing vehicle traffic data and information and applying thereof”(車両交通データと情報をモデル化および処理し、それを応用するための方法およびシステム)では、交通データと情報をモデル化および処理するための方法とシステムが開示されている。この文書では、様々なソースからの交通データを融合するために使用される、方向的道路セグメント(すなわち、デジタルナビゲーションマップ上の2つの交差点間の経路セグメント)のコンセプトが開示されている。
非特許文献1(“Macroscopic Structural Summarization of Road Networks for Mobile Traffic Information Services”(モバイル交通情報サービスに関する道路網の巨視的構造的要約)(the 7th International Conference on Mobile Data Management,2006で発表))では、モバイル交通情報サービスの道路構造を簡素化するための方法が提案されている。デジタルナビゲーションマップ上の複雑な道路トポロジーネットワークから、結合・調整・変換により、単純に変形された簡潔な構造的マップが得られる。
非特許文献2、(“A Map Ontology Driven Approach to Natural Language Traffic Information Processing and Services”(自然言語交通情報の処理およびサービスへのマップオントロジに基づくアプローチ)(the 1st Annual Asian Semantic Web Conference,2006で発表))では、交通情報の処理およびサービスのための地理的オントロジモデルが提案されている。このモデルは、エンドユーザの観点に立ち、道路や区間等の交通情報を記述するための地理的オントロジと、オントロジ間の対応を定義している。このアプローチは、主に、交通情報の分野において自然言語の処理に利用されている。
CN 101308487A US20060111833A1
"Macroscopic Structural Summarization of Road Networks for Mobile Traffic Information Services"(モバイル交通情報サービスに関する道路網の巨視的構造的要約)(the 7th International Conference on Mobile Data Management,2006で発表 "A Map Ontology Driven Approach to Natural Language Traffic Information Processing and Services"(自然言語交通情報の処理およびサービスへのマップオントロジに基づくアプローチ)(the 1st Annual Asian Semantic Web Conference,2006で発表)
上記の関連解決策のうち、特許文書1の解決策のみが、テキスト記述ベースの交通情報を地理空間ベースの交通情報に変換できるが、この逆は不可能である。さらに、この解決策は不正確であり、計算時のリソース消費量が多い上に、前提条件として、ロケーション名、橋名、区間、交差点等の情報がデジタルナビゲーションマップに含まれること、および経路照合の実行により1つの一意で正しい経路が検出されること、の2点が必要となる。前述したように、デジタルナビゲーションマップは、道路トポロジーネットワークをカーネルとし、経路ナビゲーションを意図して作成されているが、交通情報に含まれる道路、ロケーション等のすべてを考慮することはしていない。また、経路照合では複数の経路オプションが一致することは珍しくないが、一致した経路のどれを選択すべきかを決定することは困難である。したがって、この解決策は、テキスト記述ベースの情報を地理空間ベースの交通情報に変換する機能しかなく、一致率は低く、しかも計算コストが高い。特許文書2の解決策は、融合を考慮するのみであり、情報配信においてテキスト記述ベースの理解しやすい交通情報を提供する方法については考慮していない。しかも、重要な交通情報要素である交差点を無視している。非特許文書1の解決策は、交通情報をグラフィックで配信することによりユーザ経験の質を高めてはいるが、交通情報記述をテキストで提供することができない。さらに、非特許文書2は、交通情報の地理的オントロジと地理空間との対応について説明していない。
総合すると、既存の交通情報記述モデルは各々短所を抱えている。上記の技術はいずれも、汎用的・合理的・効率的な観点に立ち、定義すべき交通情報要素を含む交通情報の記述と、これらの要素間の関係と、これらの要素と地理空間との関係とをグローバルに考慮して、交通情報記述モデルを確立することができない。
そのため、日常言語の用法に則り、かつ道路・交差点・区間等の共通の交通要素をベースとする、汎用的な交通情報要素記述モデルを確立することが望まれる。実用用途の観点に立てば、こうしたモデルは、これらの要素とデジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークとの間の対応を確立できるため、テキスト形式の交通記述情報と、デジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークによって表現される交通情報との双方向変換が可能になる。そのため、このモデルを使えば、様々なデータソースからの交通情報を統合できるほか、交通情報を多様な形式で配信することもできる。
本発明によれば、上記の問題を解決するために、道路・交差点・区間を交通情報要素として使用して道路網を記述し、これらの要素とデジタルマップ内の道路トポロジーネットワークとの対応を確立し、これにより日常言語の特徴に則った汎用交通情報記述モデルを確立する。さらに、道路トポロジーネットワークで記述された交通情報からテキストで記述された交通情報へ(またはその逆)の変換をサポートするため、道路・交差点・区間と、個々の属性と、これらの関係とに基づいて交通情報要素知識ベースを生成する。本発明による汎用交通情報記述モデルと交通情報要素知識ベースとを使用すると、多種多様なソースからの交通データの融合および変換をサポートし、かつ、デジタルナビゲーションマップ上の交通情報の表現、交通情報のテキスト記述、都市幹線道路の交通情報の地図表現、交通情報の自然言語クエリのための対話等の、様々な形式の交通情報の表現および対話に対応することが可能になる。
本発明の一態様によれば、道路トポロジーネットワークの基本構成要素に基づいて、道路トポロジーネットワークから、単方向道路、交差点、区間と、その属性とを抽出する抽出ステップと、抽出した単方向道路、交差点、区間について、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、単方向道路、交差点、区間の関係を判定する関係判定ステップと、抽出した単方向道路、交差点、区間と属性、および関係判定ステップで判定した関係とを用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立する記述モデル確立ステップとを含み、基本構成要素は、経路と、経路の交差によって形成されるノードであり、属性は、少なくともそれぞれの名前を含み、単方向道路は、双方向道路の一方の道路であり、区間は、隣接する交差点の間の道路区間であり、交通情報記述モデルにおいて、単方向道路が、SDR=(SDRName,SDRDirection,SDRSc,SDRIn,SDRLink,SDRNode);の形式で表現され、SDRName、SDRDirection、SDRSc、SDRIn、SDRLink、SDRNodeが、それぞれ、単方向道路の名前、方向、含まれる区間、含まれる交差点、通過する経路、および通過するノードを示し、区間が、Sc=(ScName,ScDirection,Istart,Iend,ScLink,ScNode);の形式で表現され、ScName、ScDirection、Istart、Iend、ScLink、ScNodeが、それぞれ、区間の名前、方向、起点交差点、終点交差点、通過する経路、および通過するノードを示し、交差点が、In=(InName,TR,InLink,InNode,InType;TR=(IName,OName,TurnDirection));の形式で表現され、InName、TR、InLink、InNode、InTypeはそれぞれ、交差点の名前、曲折方向、通過する経路、通過するノード、および交差点の種類を示し、IName、OName、TurnDirectionはそれぞれ、区間の曲折関係における入口道路名、出口道路名、および曲折方向を示し、交差点の種類は、少なくとも十字交差点、T字交差点、環状交差点、幹線道路出口、幹線道路入口、道路終端を含み、曲折方向は、北から南、南から北、東から西、西から東、北から東、東から北、北から西、西から北、南から東、東から南、南から西、西から南の何れかであることを特徴とする方法を提供する。
一実施例においては、道路トポロジーネットワークの基本構成要素は、経路と、経路の交差により形成されるノードとを含み、事前定義された交通情報要素は、道路と交差点と区間とを含む。
一実施例においては、抽出ステップはさらに、
道路トポロジーネットワーク内の道路名を有するすべての経路をトラバースし、重複名がある場合はそれを結合することにより、道路トポロジーネットワーク内のすべての道路名を取得する道路名取得ステップと、
取得した道路名の各々について、道路トポロジーネットワークから、当該道路名を有する道路の一方の走行方向に沿って通過する連続した経路のシーケンスを、当該走行方向に沿って抽出した単方向道路として検出し、当該単方向道路の名前属性を得るために、抽出した単方向道路とそれに属する名前のない経路とに当該道路名を用いて命名する単方向道路抽出ステップと、
取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての交差点を抽出するために、当該道路名を有する経路のシーケンスに含まれる各経路が、異なる道路名を有する経路と交差する地点のノードを順に検出し、ノードが所在する地理的エリアを交差点として取得し、交差点の名前属性を得るために抽出した交差点に命名する交差点抽出ステップと、
取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての区間を抽出するために、当該道路名を有する単方向道路上で抽出したすべての交差点に基づいて、各2つの隣接する交差点間の道路を1区間として取得し、区間の名前属性を得るために、抽出された区間に命名する区間抽出ステップとを備える。
本実施例によれば、日常生活で使用される言語で表される交通オブジェクトと実道路とを交通情報要素として使用して、これらの交通情報要素と道路トポロジーネットワークの基本構成要素との間の対応を確立することが可能である。さらに、これらの交通情報要素に基づいて交通情報記述モデルを確立することにより、日常生活で使用される言語を使用した交通情報および交通情報対話の自然言語処理が円滑化される。
一実施例においては、交差点抽出ステップにおいて、抽出した複数の交差点が同じ地理的位置に存在する場合には、これらの交差点を結合する。
デジタルナビゲーションマップ上の典型的な道路トポロジーネットワークにおいては、道路は複数の経路に分割でき、経路が互いに交差する地点はノードとして定義される。したがって、実世界では、2つの道路が互いに交差する交差点は、概して複数ノードに対応する。本発明においては、複数のノードに関連付けられた交差点が同じ地理的エリアまたは名前を有するか否かを判定し、これらのノードが同じ地理的エリアまたは名前を有する場合にはそれを結合できるため、実道路上の交差点を高精度で抽出することができる。
一実施例においては、関係判定ステップにおいて、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、交通情報要素間の関係を判定する。
これにより、交差点、区間、および単方向道路に関する個々の地理空間が記述される。具体的には、交差点の各曲折方向は、その入口道路と、出口道路と、曲がり角の方向とを用いて記述されるため、実用用途において有用である。
一実施例においては、記述モデル確立ステップにおいて、抽出された単方向道路・区間・交差点と、これらの名前属性と、判定された関係、並びに、一方を抽出された単方向道路・区間・交差点とし、他方を経路・ノードとした場合のこれらの対応を用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立する。
これにより、リンクおよびノードをベースとした道路トポロジーネットワークを、日常言語の用法に則って交通情報を記述するための、単方向道路・区間・交差点をベースとした道路網モデルに変換することが可能になる。
ここで、上記の方法はさらに、正確でかつ日常生活で使用される名前に則った名前属性を得るために、交通情報要素の取得された名前が正しくないか日常生活で使用される名前に則っていない場合に、当該交通情報要素の名前を編集する交通情報要素名編集ステップを備える。
これにより、自動的に生成された名前が正しくないか、日常生活で使用される名前に則っていない場合でも、名前を手動で編集して、交通情報記述モデルを更新することが可能になる。
一実施例においては、交通情報要素知識ベースを生成する方法であって、
1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークについて、上記の交通情報記述モデルを確立するための方法により、当該1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークの各々に対応する交通情報記述モデルを確立するモデル確立ステップと、
確立した交通情報記述モデルに基づいて、交通情報要素知識ベースを生成する知識ベース生成ステップとを備えることを特徴とする方法が提供される。
これにより、複数タイプの道路トポロジーネットワークの各々のタイプについて、対応する交通情報記述モデルを確立し、異なるソースからの交通データまたは異なる交通マップに基づく交通データ(もしくはその両方)の融合をサポートするために、確立されたモデルに基づいて汎用知識ベースを生成することが可能になる。
一実施例においては、道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する方法であって、
交通情報要素知識ベースにおいて、道路トポロジーネットワークベースの交通情報内の各経路名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合ステップ(ここで、交通情報要素知識ベースは、交通情報要素知識ベースを生成する請求項8の方法により生成される)と、
取得した交通情報要素につきテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合する融合ステップとを備えることを特徴とする方法が提供される。
これにより、交通情報の配信と対話を円滑化することを目的として、デジタルナビゲーションマップに基づいて、例えばプローブ車両によってプローブされた交通情報(例:リンク走行速度およびリンク走行時間)を、対応する交通情報要素(例:特定の道路または交差点に関するテキスト記述ベースの交通情報)に自動的に変換することが可能になる。
一実施例においては、テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する方法であって、
交通情報要素知識ベースにおいて、テキスト記述ベースの交通情報内の道路名や交差点名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合ステップ(ここで、交通情報要素知識ベースは、交通情報要素知識ベースを生成する請求項8の方法により生成される)と、
取得した交通情報要素に対応する経路を判定する経路判定ステップと、
判定した経路に関する交通情報を取得し、判定した経路に関する道路トポロジーネットワークベースの交通情報を生成する、道路トポロジーネットワークベース交通情報生成ステップとを備えることを特徴とする方法が提供される。
これにより、例えば交通監視要員から報告されたテキスト記述ベースの交通情報を、デジタルナビゲーションマップに対応する道路トポロジーネットワークの交通情報に直接変換できるため、交通情報をタイムリーにかつ利便性の高い方法で補完および更新することが可能になる。
さらに他の各種実施例においては、交通情報記述モデルを確立する装置、交通情報要素知識ベースを生成する装置、道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する装置、およびテキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する装置も提供される。
本発明は、以下の多数の利点を提供するが、これらに限定されるものではない。まず、日常言語で記述される交通情報の特徴を十分に考慮できるため、道路・交差点・区間をカーネル要素とする交通情報記述モデルを提供し、かつこれらの要素とデジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークとの間の対応を確立することが可能となる。本発明で提供される交通情報記述モデルは、道路と、交差点と、区間と、これらの関係を含む。道路ノード、道路区間、およびその様々な走行方向は、テキストと道路トポロジーネットワークの両方で詳細に記述できるため、交通情報を正確かつ具体的に記述することができる。また、本発明で提供される交通情報記述モデルは、交通情報のための異なるタイプのデータソースに適用でき、また異なるソースからの交通データを融合することも可能なため、ナビゲーションシステムや様々な形態の交通情報の配信・対話に適用可能な融合結果を得ることができる。さらに、本発明で提供される交通情報記述モデルは、そのカーネルとして交通情報要素をベースとし、交通情報の自然言語処理のためのオントロジオブジェクトを提供する。本発明では、デジタルナビゲーションマップに基づいて交通情報記述モデルを事前に導出でき、モデルを1度計算するだけで数回にわたって使用できるため、使用効率が高い。本発明は様々な仕様のデジタルナビゲーションマップをサポートしているため、幅広い用途が可能である。本発明では地理空間情報と曲折方向とを含む交差点の概念を使用しているため、プローブ車両技術のマップ照合精度を効率的に高めることができる。また、本発明によるモデルとその道路トポロジーネットワークとの対応は、コンピュータプログラムで自動的に生成できるため、生産効率が大幅に向上する。
本発明による汎用交通情報記述モデルと交通情報要素知識ベースとを使用すると、多種多様なソースからの交通データの融合および変換をサポートし、かつ、デジタルナビゲーションマップ上の交通情報の表現、交通情報のテキスト記述、都市幹線道路の交通情報の地図表現、交通情報の自然言語クエリのための対話等の、様々な形式の交通情報の表現および対話に対応することが可能になる。
本発明の上記およびその他の目的、特徴、並びに利点は、図面を参照しながらその好適な実施例について述べた以下の説明を読むことにより、さらに明らかになるであろう。
本発明による交通情報記述モデルを確立するための装置の構造を示す概略ブロック図である。 図1に示す抽出手段の構造を示す概略ブロック図である。 抽出手段が道路トポロジーネットワークから交通情報要素を抽出するプロセスを示す概略フローチャートである。 それぞれ、道路、交差点、区間の抽出結果を示す。 それぞれ、道路、交差点、区間の抽出結果を示す。 それぞれ、道路、交差点、区間の抽出結果を示す。 様々な交差点タイプを示す概略図である。 確立された交通情報記述モデルと道路トポロジーネットワーク間の対応を示す概略図である。 本発明による交通情報要素知識ベースを生成するための装置の構造を示す概略ブロック図である。 本発明による道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換するための装置の構造を示す概略ブロック図である。 本発明による道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する方法を示すフローチャートである。 道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換するプロセスを示すイラストである。 本発明によるテキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換するための装置の構造を示す概略ブロック図である。 本発明によるテキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する方法を示すフローチャートである。 テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換するプロセスを示すイラストである。
広く使用されるデジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークの基本構成要素は、経路と、経路の交差によって形成されるノードである。幹線道路や脇道のような道路は、車道や一定の長さに基づいて複数の経路に分割することができる。経路が互いに交差する地点は、ノードとして定義される。したがって、実世界では概して、1本の道路は道路トポロジーネットワーク内の複数経路に対応し、2本の道路が互いに交差する交差点は複数ノードに対応する。さらに、経路の属性は起点ノードと終点ノードによって定義され、ノードの属性は隣接する経路によって定義される。経路の一部のみが、属する道路の名前を有する。そのため、実用用途においては、「道路Xの混雑状態はどうですか」のような質問には、道路トポロジーネットワークをベースとする交通情報では答えられない。それは、道路トポロジーネットワーク内で「道路X」を特定することができないからである。こうした交通情報がナビゲーションシステムに提供できるのは、「ある特定の経路を走行しても問題はないかどうか」「これから先はどのような経路をとることができるか」といったことや、プローブ車両技術等で計算された特定経路の走行速度、走行時間、混雑度のみであり、特定の道路/交差点の交通状態について、日常言語の用法に則った表現で回答することは不可能である。一方、「道路A上で道路Bと道路Cが交わる交差点は渋滞しており、時速10kmの速度となっている」という交通情報記述の場合、これはテキスト記述ベースの情報なので、口頭での通信では容易に理解できるが、ナビゲーションサービスに直接使用することはできない。それは、デジタルナビゲーションマップデータ内に交差点や区間といった情報要素はなく、したがってデジタルマップ上では交差点/区間と経路/ノードとの間の対応がないからである。
上記の問題を実用用途の観点から鑑みて、本発明の発明者は、日常言語の用法に則り、かつ道路・交差点・区間のような主要要素をベースとする汎用交通情報要素記述モデルを、道路トポロジーネットワークの基本構成要素をベースとして確立することを提案する。これにより、これらの要素とデジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークとの間の対応を確立できるため、テキスト形式の交通記述情報と、デジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークによって表現される交通情報との双方向変換が可能になる。そのため、このモデルを使えば、様々なデータソースからの交通情報を統合できるほか、交通情報を多様な形式で配信することもできる。
本発明は、GPSデジタルナビゲーションマップや都市道路デジタルマップ等の様々な道路マップに適用できる。これらの道路マップの道路トポロジーネットワークでは、基本構成要素が互いに異なっている。例えば、GPSデジタルナビゲーションマップの基本構成要素はリンクとノードであるが、都市道路デジタルマップの基本構成要素は幹線経路、脇経路、環状経路、交差点等であることが多い。ここでは混乱を避けるため、各種道路マップの道路トポロジーネットワークの基本構成要素を、「経路」および「経路の交差によって形成されるノード」として総称する。
さらに、本発明による交通情報要素は、日常言語の用法と実際の適用を考慮に入れて、実際の地理的オブジェクトに基づいて判定される。日常生活では、人は通常、「車が道路Xをゆっくりと走行している」とか「交差点Xは混雑している」という表現をする。よって本発明では、実際の道路の地理空間と日常言語の用法に従い、交通情報要素として「道路」、「交差点」、および「隣接する交差点間の区間」を使用する。ただし、本発明はこれに限定されず、用途と要件に応じて他の交通情報要素を定義することもできる。
以下では、図面を参照しながら、本発明による実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明による交通情報記述モデルを確立するための装置の構造を示す概略ブロック図である。図1に示すように、交通情報記述モデルを確立するための装置1は、道路トポロジーネットワークの基本構成要素に基づいて、道路トポロジーネットワークから事前定義された交通情報要素とその属性を抽出するための抽出手段10と、抽出された交通情報要素とその属性、並びに交通情報要素と道路トポロジーネットワークの基本構成要素との間の対応に基づいて、交通情報要素間の関係を判定するための関係判定手段20と、抽出された交通情報要素とその属性、並びに判定された交通情報要素の関係を用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立するための記述モデル確立手段30とを備える。具体的には、交通情報記述モデルを確立するための装置1は、デジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワーク40内の経路とノードに基づき、抽出手段10により、道路、交差点、区間、およびこれらの属性を抽出する。ここで、属性は、道路名と道路の方向、交差点名と交差点のタイプ、および区間名と区間の方向を含むことができる。その後、関係判定手段20によって、道路、交差点、区間の関係が判定される。この関係は、例えば、道路に含まれる区間、交差点の曲折方向、各曲折方向に沿った道路、ある区間の起点交差点と終点交差点となる区間、といった内容とすることができる。最後に、交通情報を記述するための記述モデル確立手段30によって、抽出された道路、交差点、区間、これらの属性、および判定されたこれらの関係に基づいて、道路トポロジーネットワークに対応するモデルが確立される。
交通情報記述モデルを確立するための装置1はさらに、正確でかつ一般に使用される名前に則った名前属性を得るために、交通情報要素の取得された名前が正しくないか日常生活で使用される名前に則っていない場合に、当該交通情報要素の名前を編集するための交通情報要素名編集手段50を備えることもできる。図1では、手段50は、破線で囲むことによって任意であることを示している。
次に、図2〜8を参照して、交通情報記述モデルを確立するための装置1に含まれる各手段についてさらに詳細に説明する。
図2は、図1に示す抽出手段10の構造を示す概略ブロック図である。抽出手段10は、道路名取得手段110と単方向道路抽出手段120と交差点抽出手段130と区間抽出手段140とを備える。
道路名取得手段110は、道路トポロジーネットワーク内の道路名を有するすべての経路をトラバースし、重複名がある場合はそれを統合することにより、道路トポロジーネットワーク40内のすべての道路名を取得するように構成される。多くの場合、道路トポロジーネットワーク40のデータは経路データ表とノードデータ表とを含み、これらの表において、経路は道路トポロジーネットワークの弧、ノードは2つ以上の弧を連結する頂点である。経路オブジェクトの主要な属性は、その起点ノードと終点ノードに関する情報である。一部の経路は、それが属する実際の道路の名前を有する。これらの名前は概して、人々が日常生活で使用する名前である。道路トポロジーネットワーク40全体に存在するすべての道路名を検出するには、すべての経路の道路名をトラバースし、さらに重複する道路名を結合して、道路名集合を取得する必要がある。抽出手段10はさらに、取得された道路名集合を記憶するための道路名記憶手段(図示せず)を備えることもできる。
すべての道路名の取得後、単方向道路抽出手段120は、取得された道路名の各々について、道路トポロジーネットワーク40から、当該道路名を有する道路の一方の走行方向に沿って通過する連続した経路のシーケンスを、当該走行方向に沿って抽出された単方向道路として検出し、当該単方向道路の名前属性を得るために、抽出された単方向道路とそれに属する名前のない経路とに当該道路名を用いて命名する。日常生活では、1つの道路名は、道路トポロジーネットワーク40内の複数の経路シーケンスと、地理空間におけるいくつかの走行方向に沿った幹線経路および脇経路とに対応するのが一般的である。ここで目指されるのは、単方向道路と、連続経路のシーケンスとの間の対応を確立することである。そのため、1本の双方向道路は2つの異なる方向を有する2本の単方向道路に分割される。1つの走行方向に沿った単方向道路は、当該方向での検出により、道路名に対応する連続経路のシーケンスとして取得される。さらに、取得された単方向道路にはその道路名が付与される。あるいは、取得された単方向道路に、例えば道路名に走行方向を加えるなどして、他の適切な名前を任意に付与することもできる。一例を挙げれば、Xue Yuan道路は、2つの走行方向を有する双方向道路であり、一方は南から北へ、もう一方は北から南へ向かっている。そのため、Xue Yuan道路は、全体を「Xue Yuan道路」と総称して2本の単方向道路に分割するか、あるいは、「Xue Yuan道路南北」と「Xue Yuan道路北南」に分けて個別に名前を付けることができる。また、経路の中に名前のないものがあるが、これらの経路には、経路の接続関係や道路トポロジーネットワーク40内の道路名を用いて名前を補完することができる。例えば、ある経路の直前の経路と後続の経路が同じ道路名を有する場合には、この経路にも同じ道路名を付与することができる。これにより、単方向道路と連続経路のシーケンスとの間の対応を確立することができるので、単方向道路から対応する道路名を特定し、連続経路シーケンスから対応する単方向道路を特定することが可能になる。ここで図4と図8を参照すると、図4は単方向抽出手段120の動作結果を示す概略図、図8は確立された交通情報記述モデルと道路トポロジーネットワークとの間の対応を示す概略図である。これらの図においては、黒い細線と黒い点は、それぞれ道路トポロジーネットワーク内の経路とノードを示す。図4に示す道路トポロジーは、抽出された単方向道路を分かりやすく明確に示すために図8の道路トポロジーネットワークを簡略化した図であり、道路X、道路Y、道路Z、道路Kという複数の単方向道路を示している。
抽出手段10はさらに、抽出された単方向道路とそこを通過する連続した経路のシーケンスを記憶するための単方向道路名および通過経路記憶手段(図示せず)を備えることもできる。
交差点抽出手段130は、取得された道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての交差点を抽出するために、当該道路名を有する経路のシーケンスに含まれる各経路が、異なる道路名を有する経路と交差する地点のノードを順に検出し、ノードが所在する地理的エリアを交差点として取得するように構成され、かつ、交差点の名前属性を得るために抽出された交差点に命名するように構成される。上記の経路に対する名前補完プロセスにより、すべての経路がそれに対応する道路名を有することができる。そのため、異なる名前を有する複数の経路が互いに交差する地点は、実道路が互いに交差する交差点に対応することとなる。よって、単方向道路に沿って、異なる道路名を有する経路と交差する各経路におけるノードを順に検出することにより、単方向道路が異なる道路名を有する他の単方向道路と交差する交差点を検出することが可能になる。さらに、各交差点は、「国道、県道等の道路のレベルに応じた名前とする」といった、事前定義された規則に従って自動的に命名される。この場合、交差点は「高いレベルの道路名と低いレベルの道路名」の形式で命名される。例えば、Xue Yuan道路が第四北環状線と交わる交差点は、前者が後者よりも高いレベルの道路なので、「第四北環状線とXue Yuan道路間の交差点」と命名することが可能である。各交差点の名前は、事前定義された規則に従って、自動的に均一な方法で取得できる。本発明によれば、デジタルナビゲーションマップ上の道路トポロジーネットワークにおいて、道路は概して複数の経路に分割され、かつ経路が互いに交差する地点はノードとして定義されるという事実に基づき、経路の交差点により形成されたノードが所在する地理的エリアは、交差点として定義される。したがって、図9に示すように、2つの道路が互いに交差する実際の交差点は、概して複数ノードに対応する。そのため、各ノードを1つの交差点として捉えると、実際の道路状態を正しく反映することはできない。よって、交差点抽出手段130は、抽出された複数の交差点が同じ地理的ロケーションに存在している場合は、これらを結合するように構成される。さらに、事前定義された規則に基づいて自動的に取得された複数の交差点が同じ名前を持つ場合には、これらは地理空間における同じ交差点に対応することが明らかなので、交差点抽出手段130によって結合される。図5は、交差点抽出手段130の動作結果を示す概略図である。図8と比較すると明らかなように、図5の道路トポロジーは図8の道路トポロジーネットワークを簡略化したものである。図5の交差点A、B、Cは、それぞれ、図8の交差点1、2、3に対応する。図示するとおり、交差点A、B、Cはそれぞれ複数のノードに対応する。また、図7に示すように、交差点には、十字交差点、T字交差点、環状交差点、幹線道路出口、幹線道路入口、道路終端等の様々なタイプがある。
抽出手段10はさらに、抽出された交差点名とその交差点を通過する各経路を記憶するための交差点名および通過経路記憶手段(図示せず)を備えることもできる。
交差点の抽出後、区間抽出手段140は取得された道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての区間を抽出するために、当該道路名を有する単方向道路上で抽出されたすべての交差点に基づいて、隣接する交差点間の道路区間を1区間として取得し、区間の名前属性を得るために、抽出された区間に命名する。ここで、区間は事前定義された規則に従って命名される。例えば、区間には、交差点を使って命名することができる(例:「交差点XXから交差点XXXまでの区間」)。また、各区間は方向属性を有することができる。通常、方向属性はその区間が属する単方向道路の方向と同じである。図6は、区間抽出手段140の動作結果を示す概略図である。図8と比較すると明らかなように、図6の道路トポロジーは図8の道路トポロジーネットワークを簡略化したものである。図6は区間1、2、3、4を示す。
抽出手段10はさらに、抽出された区画名とそこを通過する連続した経路のシーケンスを記憶するための、区間名および通過経路記憶手段(図示せず)を備えることもできる。
図3は、抽出手段10が道路トポロジーネットワーク40から交通情報要素を抽出するプロセスを示すフローチャートである。ステップ300において、道路名取得手段110が、道路トポロジーネットワーク内の道路名を有するすべての経路をトラバースし、重複名がある場合はそれを結合することにより、道路トポロジーネットワーク内のすべての道路名を取得する。ステップ302において、単方向道路抽出手段120が、取得された道路名の各々について、道路トポロジーネットワークから、当該道路名を有する道路の一方の走行方向に沿って通過する連続した経路のシーケンスを、当該走行方向に沿って抽出された単方向道路として検出し、当該単方向道路の名前属性を得るために、抽出された単方向道路とそれに属する名前のない経路とに当該道路名を用いて命名する。ステップ304において、交差点抽出手段130が、取得された道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての交差点を抽出するために、当該道路名を有する経路のシーケンスに含まれる各経路が、異なる道路名を有する経路と交差する地点のノードを順に検出し、ノードが所在する地理的エリアを交差点として取得し、交差点の名前属性を得るために抽出された交差点に命名する。ステップ306において、交差点抽出手段130が、重複して抽出された複数の交差点を結合する。ステップ308において、区間抽出手段140が、取得された道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての区間を抽出するために、当該道路名を有する単方向道路上で抽出されたすべての交差点に基づいて、隣接する交差点の間の道路区間を1区間として取得し、区間の名前属性を得るために抽出された区間に命名する。
抽出手段10が単方向道路・交差点・区間等の交通情報要素を抽出した後には、これらの交通情報要素間の関係を判定することが必要になる。関係判定手段20は、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、交通情報要素間の関係を判定するように構成される。
実用用途においては、交差点は地理空間であり、かつ様々な方向からの交通が合流する道路網のハブ(中心点)である。そのため、交差点では渋滞が発生しやすく、その交通状態は非常に重要となる。また、人々の日常生活においては、「交差点Xは渋滞している」という交通情報記述は一般に使用される表現である。本発明によれば、交差点の道路網におけるハブとしての重要性を反映して、交差点は交通情報要素の1つとして使用される。さらに、交差点を通過する各経路は、当該交差点と曲がり角の関係の詳細な記述を決定するために精細な方法で抽出されるため、交通データをより高精度に処理することが可能になる。通常の十字交差点は、(直進方向を含めて)計12の曲折方向を有する。すなわち、北から南、南から北、東から西、西から東、北から東、東から北、北から西、西から北、南から東、東から南、南から西、西から南、である。本発明によれば、交差点の曲折関係を明確にし、交差点とそれに関連する各道路との関係を判定するため、交差点の曲折方向は、入口道路と出口道路と曲折方向とを用いて記述される。例えば、「第四北環状線とXue Yuan道路間の交差点」の曲折関係は、「入口道路:第四北環状線;出口道路:Xue Yuan道路;曲折方向:東から北」、「入口道路:Xue Yuan道路;出口道路:第四北環状線;曲折方向:南から東」のようなものとなる。これにより、交差点とそれに関連する各道路の関係を判定することができる。
さらに、各区間の起点交差点と終点交差点を特定すれば、当該区間とこれらの交差点との関係を判定することができる。また、各単方向道路について、当該単方向道路に含まれる区間と交差点を特定すれば、道路と区間と交差点の間の関係を判定することができる。
上述したように、関係判定手段20の動作は、抽出手段10による交通情報要素の抽出後に実行される。本発明によれば、その代替方法として、関係判定手段20の動作と抽出手段10の動作を結合し、交通情報要素の抽出中に交通情報要素間の関係を判定して、道路・交差点・区間の間の関係を、単方向道路名および通過経路記憶手段、交差点名および通過経路記憶手段、区間名および通過経路記憶手段にそれぞれ記憶することも可能である。
上記では、交通情報を記述するために、記述モデル確立手段30が、抽出された道路・交差点・区間とこれらの属性と関係とをオブジェクトとして使用して、道路トポロジーネットワークに対応するモデルを確立した。ここで、確立された交通情報記述モデルと道路トポロジーネットワーク間の対応を示す概略図である図8を参照する。この図には、「単方向道路1」と「単方向道路2」という2つの単方向道路が示されている。単方向道路1上には、「交差点3」、「交差点2」、「交差点1」という3つの交差点と、「区間3」と「区間4」という2つの区間が、この順で存在する。単方向道路2上には、「交差点1」、「交差点2」、「交差点3」という3つの交差点と、「区間1」と「区間2」という2つの区間が、この順で存在する。各交差点は、1本の道路と他のN本の道路(N>=1)の間の十字路によって形成される。確立されたモデルを記憶または記録する際には、抽出された道路・交差点・区間とこれらの属性および関係を1つの適切なデータ構造に統合し、道路・交差点・区間の各々についての記述を形成することにより、道路トポロジーネットワークに対応するモデルを確立することができる。例えば、単方向道路をSDR、区間をSc、交差点をInとすると、これらは以下の形式で記述することができる。
SDR=(SDRName,SDRDirection,SDRSc,SDRIn,SDRLink,SDRNode);
Sc=(ScName,ScDirection,Istart,Iend,ScLink,ScNode);and
In=(InName,TR,InLink,InNode,InType;TR=(IName,OName,TurnDirection));
ここで、SDRName、SDRDirection、SDRSc、SDRIn、SDRLink、SDRNodeはそれぞれ、単方向道路の名前、方向、含まれる区間、含まれる交差点、通過する経路、および通過するノードを示す。ScName、ScDirection、Istart、Iend、ScLink、ScNodeはそれぞれ、区間の名前、方向、起点交差点、終点交差点、通過する経路、および通過するノードを示す。InName、TR、InLink、InNode、InTypeはそれぞれ、交差点の名前、曲折方向、通過する経路、通過するノード、およびタイプを示す。IName、OName、TurnDirectionはそれぞれ、区間の曲折関係における入口道路名、出口道路名、および曲折方向を示す。
これにより、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデル「RNDM」が以下のように確立される。
RNDM=(Link,Node,SDR,In,Sc).
また、RNDMには、デジタルナビゲーションマップ等の既存の各種マップから取得された、道路トポロジーネットワークにおける経路およびノードの特定の位置、そのシーケンス記述と属性も含めることができる。
さらに、交通情報記述モデルを確立するための装置1は、名前を人々の日常生活で使用される名前に近いものとできるように、交通情報要素の名前を編集するための交通情報要素名編集手段50を備えることもできる。事前定義された規則に従って交通情報要素を命名した場合、人々の日常生活で使用される名前とは異なる名前になることがある。例えば、第四北環状線とXue Yuan道路との交差点は、事前定義された規則によれば、「第四北環状線とXue Yuan道路間交差点」となるが、この交差点は実際には「Xue Yuan Bridge」と人々に呼ばれている。自動的に生成された名前が修正されない場合は、交通情報要素の中に「Xue Yuan Bridge」という名前の要素はないため、道路トポロジーネットワーク内で「Xue Yuan Bridge」の交通情報に対応するロケーションは見つからないか、場合によってはエラーになる可能性もある。この問題に対処するため、正しくかつ通常使用される名前に則った名前属性を得るために、事前定義された規則によって生成された交通情報要素の名前が、正しくないか日常生活で使用される名前に則っていない場合に、当該交通情報要素の名前を編集するための交通情報要素名編集手段50が備えられる。
さらに、道路名が変更されたときにも、交通情報要素名編集手段50によって、確立された交通情報記述モデルを適宜更新することができる。
上記では、道路・区間・交差点を交通情報要素として交通情報記述モデルが確立される本発明の実施例について説明してきた。これにより、モデルとデジタルマップ内の道路トポロジーネットワークとの間の対応が確立されるため、日常言語の用法に則った汎用交通情報記述モデルを確立することが可能になる。以下では、 交通情報記述モデルを適用して交通情報要素知識ベースを生成する方法について詳細に説明する。
図9は、本発明による交通情報要素知識ベースを生成するための装置2の構造を示す概略ブロック図である。装置2は、1つ以上の道路トポロジーネットワークについて、交通情報記述モデルを確立するための装置1を使用して1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立するためのモデル確立手段22と、確立された交通情報記述モデルをベースとして、交通情報要素知識ベース26を生成するための知識ベース生成手段24とを備える。
前述したように、実世界には、都市/市街地図、ナビゲーションマップ、簡略地図、テキスト記述ベースのマップ等の様々なタイプの道路マップがある。これらのマップは、基本構成要素の面で互いに異なっている。そのため、異なるマップに基づく交通情報を相互に変換することはできず、相互の互換性もない。本発明によれば、異なる情報ソースからの交通データや異なる交通マップをベースとする交通データの融合をサポートするためにこれらのマップを統一する手段として、交通情報要素知識ベースが生成される。知識ベースには、1つ以上のタイプのマップの各道路トポロジーネットワークに対応する、交通情報記述モデルを含めることができる。そのため、この知識ベースは、異なる情報ソースからの交通データや異なる交通マップをベースとする交通データの融合および変換をサポートするための、汎用知識ベースとして使用できる。
次に、図10〜15を参照して、装置2によって生成された交通情報要素知識に基づいた、異なる情報ソースからの交通情報間の相互変換について詳細に説明する。
図10は、本発明による道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換するための装置3の構造を示す概略ブロック図である。装置3は、交通情報要素知識ベース26において、道路トポロジーネットワーク交通情報内の各経路の名前と一致する名前を検索し、一致した名前に対応する交通情報要素を取得するための交通情報要素照合手段32と、取得された交通情報要素に関するテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合するための融合手段34とを備える。装置3はさらに、道路トポロジーネットワークに基づいて交通情報を入力するための入力手段36と、生成されたテキスト記述を出力するための出力手段38を備えることもできる。
道路トポロジーネットワーク交通情報とは、デジタルナビゲーションマップに基づいて探索された各経路に関する走行速度、走行時間、混雑度等である。テキスト記述ベースの交通情報とは、道路・区間・交差点等の交通情報要素に関する交通状態等のテキスト記述である。
次に図12を参照する。図12は、道路トポロジーネットワーク交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換するプロセスを示すイラストである。入力手段36は、プローブ車両を用いて探索された道路トポロジーネットワークの交通情報として、例えば「道路X、経路1、西から東、10km/h」、「道路X、経路2、西から東、15km/h」のような情報を入力する。交通情報要素照合手段32は、交通情報要素知識ベース26から、交通情報内の経路名「道路X」と一致する名前を検索し、関連する交通情報要素として、道路X、区間2、区間4、および交差点A、B、Cを取得する。融合手段34は、取得された交通情報要素と各経路との対応に基づいて、経路(経路1、2、…)の交通情報を融合する。この場合、平均速度はわずか12km/hなので、道路Xの西から東の方向は渋滞していると類推することが可能である。そのため、融合手段34は、以下のようなテキスト記述ベースの交通情報を生成する。
道路X、AからC、渋滞;
区間2渋滞;
区間4渋滞;および
交差点B、西から東、渋滞
上記の情報は、出力手段38から出力される。これをもって、道路トポロジーネットワークベースの交通情報からテキスト記述ベースの交通情報への変換が完了する。
図11は、本発明による道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する方法を示すフローチャートである。ステップ1102において、入力手段36が道路トポロジーネットワークに基づいて交通情報を入力する。ステップ1104において、交通情報要素照合手段32は交通情報要素知識ベース26から、道路トポロジーネットワーク交通情報内の各経路の名前と一致する名前を検索し、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する。ステップ1106において、融合手段34は、取得された交通情報要素につきテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合する。最後に、ステップ1108において、出力手段38は生成されたテキスト記述を出力する。
図13は、本発明によるテキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換するための装置4の構造を示す概略ブロック図である。装置4は、交通情報要素知識ベース26において、テキスト記述ベースの交通情報内の道路または交差点の名前と一致する名前を検索し、一致した名前に対応する交通情報要素を取得するための交通情報要素照合手段42と、取得された交通情報要素に対応する経路を判定する経路判定手段44と、判定された経路に関する交通情報を取得し、判定された経路に関する道路トポロジーネットワーク交通情報を生成するための道路トポロジーネットワークベース交通情報生成手段46とを備える。装置4はさらに、テキスト記述ベースの交通情報を入力するための入力手段48と、生成された道路トポロジーネットワークベースの交通情報を出力するための出力手段49とを備えることもできる。
次に図15を参照する。図15は、テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換するプロセスを示すイラストである。一例として、入力手段48は、テキスト記述ベースの交通情報として、「道路X上の交差点Aから交差点Cまでが渋滞している」を入力する。交通情報要素照合手段42は、交通情報要素知識ベース26から、道路名「道路X」または交差点名「交差点A」および「交差点C」と一致する名前を検索し、一致した名前に対応する交通情報要素「道路X、区間2、区間4、および交差点A、B、C」を取得する。経路判定手段44は、交通情報要素知識ベース26に基づいて、取得された交通情報要素に対応する経路を「道路X、経路1、2、…」と判定する。道路トポロジーネットワークベース交通情報生成手段46は、プローブ装置(プローブ車両等)から、判定された「道路X、経路1、2、…」に関する交通情報を取得し、判定された経路に関する道路トポロジーネットワーク交通情報を生成する。例えば、道路トポロジーネットワークベースの交通情報として、プローブ車両から「道路X、経路1、2、…」の走行速度を取得することができる。その後、出力手段48は生成された交通情報を出力する。これをもって、テキスト記述ベースの交通情報から道路トポロジーネットワークベースの交通情報への変換が完了する。
図14は、本発明によるテキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する方法を示すフローチャートである。ステップ1402において、入力手段48がテキスト記述に基づいて交通情報を入力する。ステップ1404において、交通情報要素照合手段42が交通情報要素知識ベース26から、テキスト記述ベースの交通情報の道路名または交差名と一致する名前を検索し、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する。ステップ1406において、経路判定手段44が、取得された交通情報要素に対応する経路を判定する。ステップ1408において、道路トポロジーネットワークベース交通情報生成手段46が、判定された経路に関する交通情報を取得し、判定された経路に関する道路トポロジーネットワークベースの交通情報を生成する。最後に、ステップ1410において、出力手段49が生成された道路トポロジーネットワークベースの交通情報を出力する。
上記では、本発明の概念が曖昧となるのを避けるため、既知の技術および機能の詳細な説明は省略している。例えば、照合のための特定のプロセスは、従来技術の照合方式によって達成できる。
前述は本発明の解決策を例示的に説明したのに過ぎず、本発明を上記のステップおよび要素構造に限定するものではないことに留意されたい。これらのステップおよび要素構造は、必要に応じて調整および修正することが可能である。また、ステップおよび要素の中には、本発明の全体概念の実装において必須ではないものもある。したがって、本発明の重要な技術的特徴は、上記の具体的な実施例によって限定されるのではなく、本発明の全体概念の実装における最低限の要件によってのみ限定される。
以上、本発明についてその好適な実施例を参照して開示してきたが、当該技術に精通した当業者には、本発明の精神と範囲から逸脱することなく他の様々な修正、変更、追加を行うことが可能なことは明らかであろう。したがって、本発明の範囲は上記の具体的な実施例に限定されない。また、上記実施例の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、これに限定されない。
(付記1)
道路トポロジーネットワークの基本構成要素に基づいて、前記道路トポロジーネットワークから事前に定義された交通情報要素とその属性とを抽出する抽出ステップと、
抽出した前記交通情報要素とその属性、および交通情報要素と道路トポロジーネットワークの基本構成要素間の対応とに基づいて、抽出した前記交通情報要素間の関係を判定する関係判定ステップと、
抽出した前記交通情報要素とその属性、および交通情報要素間の判定した関係とを用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立する記述モデル確立ステップと
を含むことを特徴とする交通情報記述モデルの確立方法。
(付記2)
前記道路トポロジーネットワークの基本構成要素は、経路と、経路の交差により形成されるノードとを含み、事前定義された交通情報要素は、道路と交差点と区間とを含むことを特徴とする付記1に記載の交通情報記述モデルの確立方法。
(付記3)
前記抽出ステップは、さらに、
前記道路トポロジーネットワーク内の道路名を有するすべての経路をトラバースし、重複名がある場合はそれを結合することにより、道路トポロジーネットワーク内のすべての道路名を取得する道路名取得ステップと、
取得した道路名の各々について、前記道路トポロジーネットワークから、当該道路名を有する道路の一方の走行方向に沿って通過する連続した経路のシーケンスを、当該走行方向に沿って抽出した単方向道路として検出し、当該単方向道路の名前属性を得るために、抽出した単方向道路とそれに属する名前のない経路とに当該道路名を用いて命名する単方向道路抽出ステップと、
取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての交差点を抽出するために、当該道路名を有する経路のシーケンスに含まれる各経路が、異なる道路名を有する経路と交差する地点のノードを順に検出し、ノードが所在する地理的エリアを交差点として取得し、交差点の名前属性を得るために抽出した交差点に命名する交差点抽出ステップと、
取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての区間を抽出するために、当該道路名を有する単方向道路上で抽出されたすべての交差点に基づいて、各2つの隣接する交差点間の道路を1区間として取得し、区間の名前属性を得るために、抽出された区間に命名する区間抽出ステップとを含むことを特徴とする付記2に記載の交通情報記述モデルの確立方法。
(付記4)
前記交差点抽出ステップにおいて、抽出された複数の交差点が同じ地理的位置に存在する場合には、これらの交差点を結合することを特徴とする付記3に記載の交通情報記述モデルの確立方法。
(付記5)
前記関係判定ステップにおいて、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、交通情報要素間の関係を判定することを特徴とする付記3に記載の交通情報記述モデルの確立方法。
(付記6)
前記記述モデル確立ステップにおいて、抽出された単方向道路・区間・交差点と、これらの名前属性と、判定された関係、並びに、一方を抽出された単方向道路・区間・交差点とし、他方を経路・ノードとした場合のこれらの対応を用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立することを特徴とする付記5に記載の交通情報記述モデルの確立方法。
(付記7)
正確でかつ日常生活で使用される名前に則った名前属性を得るために、交通情報要素の取得された名前が正しくないか日常生活で使用される名前に則っていない場合に、当該交通情報要素の名前を編集する交通情報要素名編集ステップをさらに含むことを特徴とする付記3に記載の交通情報記述モデルの確立方法。
(付記8)
付記1から付記7の何れかに記載の交通情報記述モデルの確立方法により、1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークについて、当該1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークの各々に対応する交通情報記述モデルを確立するモデル確立ステップと、
確立した交通情報記述モデルに基づいて、交通情報要素知識ベースを生成する知識ベース生成ステップと
を含むことを特徴とする交通情報要素知識ベースの生成方法。
(付記9)
道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する方法であって、
付記8の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、道路トポロジーネットワークベースの交通情報内の各経路名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合ステップと、
取得した交通情報要素につきテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合する融合ステップと
を含むことを特徴とする方法。
(付記10)
一実施例においては、テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する方法であって、
付記8の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、テキスト記述ベースの交通情報内の道路名や交差点名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合ステップと、
取得した交通情報要素に対応する経路を判定する経路判定ステップと、
判定した経路に関する交通情報を取得し、判定した経路に関する道路トポロジーネットワークベースの交通情報を生成する、道路トポロジーネットワークベース交通情報生成ステップと
を含むことを特徴とする方法。
(付記11)
前記道路トポロジーネットワークベースの交通情報が、デジタルナビゲーションマップによって検出された各経路に関する走行速度、走行時間、混雑度の少なくとも1つを含み、
前記テキスト記述ベースの交通情報が、道路、区間、交差点を含む交通情報要素に関する交通状態のテキスト記述を含むことを特徴とする付記9又は付記10に記載の方法。
(付記12)
交通情報記述モデルを確立する装置であって、
道路トポロジーネットワークの基本構成要素に基づいて、前記道路トポロジーネットワークから事前に定義された交通情報要素とその属性とを抽出する抽出手段と、
抽出した前記交通情報要素とその属性、および交通情報要素と道路トポロジーネットワークの基本構成要素間の対応とに基づいて、抽出した前記交通情報要素間の関係を判定する関係判定手段と、
抽出した前記交通情報要素とその属性、および交通情報要素間の判定した関係とを用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立する記述モデル確立手段と
を備えることを特徴とする装置。
(付記13)
前記道路トポロジーネットワークの基本構成要素は、経路と、経路の交差により形成されるノードとを含み、事前定義された交通情報要素は、道路と交差点と区間とを含むことを特徴とする付記12に記載の装置。
(付記14)
前記抽出手段が、さらに、
前記道路トポロジーネットワーク内の道路名を有するすべての経路をトラバースし、重複名がある場合はそれを結合することにより、道路トポロジーネットワーク内のすべての道路名を取得する道路名取得手段と、
取得した道路名の各々について、前記道路トポロジーネットワークから、当該道路名を有する道路の一方の走行方向に沿って通過する連続した経路のシーケンスを、当該走行方向に沿って抽出した単方向道路として検出し、当該単方向道路の名前属性を得るために、抽出した単方向道路とそれに属する名前のない経路とに当該道路名を用いて命名する単方向道路抽出手段と、
取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての交差点を抽出するために、当該道路名を有する経路のシーケンスに含まれる各経路が、異なる道路名を有する経路と交差する地点のノードを順に検出し、ノードが所在する地理的エリアを交差点として取得し、交差点の名前属性を得るために抽出した交差点に命名する交差点抽出手段と、
取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての区間を抽出するために、当該道路名を有する単方向道路上で抽出されたすべての交差点に基づいて、各2つの隣接する交差点間の道路を1区間として取得し、区間の名前属性を得るために、抽出された区間に命名する区間抽出手段とを備えることを特徴とする付記13に記載の装置。
(付記15)
前記交差点抽出手段が、抽出された複数の交差点が同じ地理的位置に存在する場合には、これらの交差点を結合するように構成されることを特徴とする付記14に記載の装置。
(付記16)
前記関係判定手段が、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、交通情報要素間の関係を判定することを特徴とする付記14に記載の装置。
(付記17)
前記記述モデル確立手段が、抽出された単方向道路・区間・交差点と、これらの名前属性と、判定された関係、並びに、一方を抽出された単方向道路・区間・交差点とし、他方を経路・ノードとした場合のこれらの対応を用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立することを特徴とする付記16に記載の装置。
(付記18)
正確でかつ日常生活で使用される名前に則った名前属性を得るために、交通情報要素の取得された名前が正しくないか日常生活で使用される名前に則っていない場合に、当該交通情報要素の名前を編集する交通情報要素名編集手段をさらに備えることを特徴とする付記14に記載の装置。
(付記19)
交通情報要素知識ベースを生成する装置であって、
付記12から付記18の何れかに記載の交通情報記述モデルの確立方法により、1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークについて、当該1つ以上のタイプの道路トポロジーネットワークの各々に対応する交通情報記述モデルを確立するモデル確立手段と、
確立した交通情報記述モデルに基づいて、交通情報要素知識ベースを生成する知識ベース生成手段と
を備えることを特徴とする装置。
(付記20)
道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する装置であって、
付記19の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、道路トポロジーネットワークベースの交通情報内の各経路名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合手段と、
取得した交通情報要素につきテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合する融合手段と
を備えることを特徴とする装置。
(付記21)
一実施例においては、テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する装置であって、
付記19の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、テキスト記述ベースの交通情報内の道路名や交差点名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合手段と、
取得した交通情報要素に対応する経路を判定する経路判定手段と、
判定した経路に関する交通情報を取得し、判定した経路に関する道路トポロジーネットワークベースの交通情報を生成する、道路トポロジーネットワークベース交通情報生成手段と
を備えることを特徴とする装置。
1:交通情報記述モデルを確立するための装置
40:道路トポロジーネットワーク
10:抽出手段
20:関係判定手段
30:記述モデル確立手段
50:交通情報要素名編集手段
110:道路名取得手段
120:単方向道路抽出手段
130:交差点抽出手段
140:区間抽出手段
2:交通情報要素知識ベースを生成するための装置
22:モデル確立手段
24:知識ベース生成手段
26:交通情報要素知識ベース
3:道路トポロジーネットワーク交通情報をテキストベース交通情報に変換するための装置
36:入力手段
32:交通情報要素照合手段
34:融合手段
38:出力手段
4:テキストベース交通情報を道路トポロジーネットワーク交通情報に変換するための装置
48:入力手段
42:交通情報要素照合手段
44:経路判定手段
46:道路トポロジーネットワーク交通情報生成手段

Claims (9)

  1. 交通情報記述モデル確立装置による交通情報記述モデル確立方法であって、
    前記交通情報記述モデル確立装置が備える抽出手段が、道路トポロジーネットワークの基本構成要素に基づいて、前記道路トポロジーネットワークから、単方向道路、交差点、区間と、その属性とを抽出する抽出ステップと、
    前記交通情報記述モデル確立装置が備える関係判定手段が、抽出した単方向道路、交差点、区間について、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、単方向道路、交差点、区間の関係を判定する関係判定ステップと、
    前記交通情報記述モデル確立装置が備える記述モデル確立手段が、抽出した単方向道路、交差点、区間と前記属性、および前記関係判定ステップで判定した関係とを用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立する記述モデル確立ステップとを含み、
    前記基本構成要素は、経路と、経路の交差によって形成されるノードであり、
    前記属性は、少なくともそれぞれの名前を含み、
    前記単方向道路は、双方向道路の一方の道路であり、
    前記区間は、隣接する交差点の間の道路区間であり、
    前記交通情報記述モデルにおいて、前記単方向道路が、
    SDR=(SDRName,SDRDirection,SDRSc,SDRIn,SDRLink,SDRNode);
    の形式で表現され、
    SDRName、SDRDirection、SDRSc、SDRIn、SDRLink、SDRNodeが、それぞれ、単方向道路の名前、方向、含まれる区間、含まれる交差点、通過する経路、および通過するノードを示し、
    前記区間が、
    Sc=(ScName,ScDirection,Istart,Iend,ScLink,ScNode);
    の形式で表現され、
    ScName、ScDirection、Istart、Iend、ScLink、ScNodeが、それぞれ、区間の名前、方向、起点交差点、終点交差点、通過する経路、および通過するノードを示し、
    前記交差点が、
    In=(InName,TR,InLink,InNode,InType;TR=(IName,OName,TurnDirection));
    の形式で表現され、
    InName、TR、InLink、InNode、InTypeはそれぞれ、交差点の名前、曲折方向、通過する経路、通過するノード、および交差点の種類を示し、IName、OName、TurnDirectionはそれぞれ、区間の曲折関係における入口道路名、出口道路名、および曲折方向を示し、
    前記交差点の種類は、少なくとも十字交差点、T字交差点、環状交差点、幹線道路出口、幹線道路入口、道路終端を含み、
    前記曲折方向は、北から南、南から北、東から西、西から東、北から東、東から北、北から西、西から北、南から東、東から南、南から西、西から南の何れかである
    ことを特徴とする交通情報記述モデル確立方法。
  2. 前記抽出ステップは、さらに、
    前記道路トポロジーネットワーク内に存在する経路のうち、道路名を有するすべての経路を巡回し、重複名がある場合はそれを統合することにより、道路トポロジーネットワーク内のすべての道路名を取得する道路名取得ステップと、
    取得した道路名の各々について、前記道路トポロジーネットワークから、当該道路名を有する道路の一方の走行方向に沿って抽出した道路を単方向道路として検出し、抽出した単方向道路と、当該単方向道路を通過する連続した経路シーケンスのうち、名前の無い経路とに、当該道路名を名付ける単方向道路抽出ステップと、
    取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての交差点を抽出するために、当該道路名を有する経路のシーケンスに含まれる各経路が、異なる道路名を有する経路と交差する地点のノードを順に検出し、ノードが所在する地理的エリアを交差点として取得し、交差点の名前属性を得るために抽出した交差点に命名する交差点抽出ステップと、
    取得した道路名の各々について、当該道路名を有する単方向道路上のすべての区間を抽出するために、当該道路名を有する単方向道路上で抽出されたすべての交差点に基づいて、各2つの隣接する交差点間の道路を1区間として取得し、抽出された区間に対し、事前に定義された規則に従って区間名を命名する区間抽出ステップとを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の交通情報記述モデル確立方法。
  3. 交通情報要素知識ベース生成装置による交通情報要素知識ベース生成方法であって、
    前記交通情報要素知識ベース生成装置が備えるモデル確立手段が、請求項1又は請求項2に記載の交通情報記述モデルの確立方法により、1つ以上の種類の道路マップ上の道路トポロジーネットワークについて、当該道道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立するモデル確立ステップと、
    前記交通情報要素知識ベース生成装置が備える知識ベース生成手段が、確立した交通情報記述モデルに基づいて、交通情報要素知識ベースを生成する知識ベース生成ステップと
    を含むことを特徴とする交通情報要素知識ベース生成方法。
  4. 道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する交通情報変換装置による交通情報変換方法であって、
    前記交通情報変換装置が備える交通情報要素照合手段が、請求項3の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、道路トポロジーネットワークベースの交通情報内の各経路名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合ステップと、
    前記交通情報変換装置が備える融合手段が、取得した交通情報要素につきテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合する融合ステップと
    を含むことを特徴とする交通情報変換方法。
  5. テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する交通情報変換装置による交通情報変換方法であって、
    前記交通情報変換装置が備える交通情報要素照合手段が、請求項3の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、テキスト記述ベースの交通情報内の道路名や交差点名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合ステップと、
    前記交通情報変換装置が備える経路判定手段が、取得した交通情報要素に対応する経路を判定する経路判定ステップと、
    前記交通情報変換装置が備える道路トポロジーネットワークベース交通情報生成手段が、判定した経路に関する交通情報を取得し、判定した経路に関する道路トポロジーネットワークベースの交通情報を生成する、道路トポロジーネットワークベース交通情報生成ステップと
    を含むことを特徴とする交通情報変換方法。
  6. 交通情報記述モデルを確立する交通情報記述モデル確立装置であって、
    道路トポロジーネットワークの基本構成要素に基づいて、前記道路トポロジーネットワークから、単方向道路、交差点、区間と、その属性とを抽出する抽出手段と、
    抽出した単方向道路、交差点、区間について、入口道路と、出口道路と、各交差点の各曲がり角の曲折方向とを決定し、各区間の起点交差点と終点交差点とを決定し、各単方向道路に含まれるすべての交差点と区間とを決定することにより、単方向道路、交差点、区間の関係を判定する関係判定手段と、
    抽出した単方向道路、交差点、区間と前記属性、および前記関係判定手段で判定した関係とを用いて、道路トポロジーネットワークに対応する交通情報記述モデルを確立する記述モデル確立手段とを備え、
    前記基本構成要素は、経路と、経路の交差によって形成されるノードであり、
    前記属性は、少なくともそれぞれの名前を含み、
    前記単方向道路は、双方向道路の一方の道路であり、
    前記区間は、隣接する交差点の間の道路区間であり、
    前記交通情報記述モデルにおいて、前記単方向道路が、
    SDR=(SDRName,SDRDirection,SDRSc,SDRIn,SDRLink,SDRNode);
    の形式で表現され、
    SDRName、SDRDirection、SDRSc、SDRIn、SDRLink、SDRNodeが、それぞれ、単方向道路の名前、方向、含まれる区間、含まれる交差点、通過する経路、および通過するノードを示し、
    前記区間が、
    Sc=(ScName,ScDirection,Istart,Iend,ScLink,ScNode);
    の形式で表現され、
    ScName、ScDirection、Istart、Iend、ScLink、ScNodeが、それぞれ、区間の名前、方向、起点交差点、終点交差点、通過する経路、および通過するノードを示し、
    前記交差点が、
    In=(InName,TR,InLink,InNode,InType;TR=(IName,OName,TurnDirection));
    の形式で表現され、
    InName、TR、InLink、InNode、InTypeはそれぞれ、交差点の名前、曲折方向、通過する経路、通過するノード、および交差点の種類を示し、IName、OName、TurnDirectionはそれぞれ、区間の曲折関係における入口道路名、出口道路名、および曲折方向を示し、
    前記交差点の種類は、少なくとも十字交差点、T字交差点、環状交差点、幹線道路出口、幹線道路入口、道路終端を含み、
    前記曲折方向は、北から南、南から北、東から西、西から東、北から東、東から北、北から西、西から北、南から東、東から南、南から西、西から南の何れかである
    ことを特徴とする交通情報記述モデル確立装置。
  7. 交通情報要素知識ベースを生成する交通情報要素知識ベース生成装置であって、
    請求項6に記載の交通情報記述モデルの確立方法により、1つ以上の種類の道路マップ上の道路トポロジーネットワークについて、当該道路トポロジーネットワークの各々に対応する交通情報記述モデルを確立するモデル確立手段と、
    確立した交通情報記述モデルに基づいて、交通情報要素知識ベースを生成する知識ベース生成手段と
    を備えることを特徴とする交通情報要素知識ベース生成装置。
  8. 道路トポロジーネットワークベースの交通情報をテキスト記述ベースの交通情報に変換する交通情報変換装置であって、
    請求項7の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、道路トポロジーネットワークベースの交通情報内の各経路名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合手段と、
    取得した交通情報要素につきテキスト記述ベースの交通情報を生成するために、取得された交通情報要素と各経路との間の対応に基づいて、各経路の交通情報を融合する融合手段と
    を備えることを特徴とする交通情報変換装置。
  9. テキスト記述ベースの交通情報を道路トポロジーネットワークベースの交通情報に変換する交通情報変換装置であって、
    請求項7の交通情報要素知識ベースの生成方法により生成した交通情報要素知識ベースにおいて、テキスト記述ベースの交通情報内の道路名や交差点名と一致する名前を検索して、一致した名前に対応する交通情報要素を取得する交通情報要素照合手段と、
    取得した交通情報要素に対応する経路を判定する経路判定手段と、
    判定した経路に関する交通情報を取得し、判定した経路に関する道路トポロジーネットワークベースの交通情報を生成する、道路トポロジーネットワークベース交通情報生成手段と
    を備えることを特徴とする交通情報変換装置。
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