JP5293549B2 - スピーカキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカユニットを収容するスピーカキャビネットに関するものである。
スピーカキャビネットは、一般的に、バッフル板(前板)、裏板、左右の側板、天板、底板の6枚の平板部材で構成され、それらが結合された構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
業務用においては、左右の側板に、バッフル板及び裏板の端部を直角に当接する「イモ留組」で接合されている。
これに対し、映像音声用や、モニタ用においては、バッフル板と左右の側板とが「三方留」で接合され、左右の側板と裏板とが「ホゾ留組」で接合されたものが多い。
また、最高級ハイファイ用においては、ベニア合板を「曲げ練り」により略U字状曲面に成形したものに、平板状のバッフル板の端部を直角に「イモ留組」で接合したものがある。
しかし、これらの組構造では、2箇所以上の接合面ができること、工作精度が悪いと接合部に不均一な隙間が存在することにより、この隙間に接着剤が充填されていても、それぞれの板材が勝手な振動をするため、スピーカユニットの本来の振動を汚す原因になる。
特開平5−153681号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、胴体を一枚の板材としてみたときの継ぎ目をなくし、音響性能の向上を図るスピーカキャビネットを提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1に記載の発明においては、スピーカユニットが装着されるバッフル板部と該バッフル板部に連なる両側板部と該両側板部同士を接続する連接部とで形成された胴体と、該胴体の上面に取り付けられる天板と、該胴体の下面に取り付けられる底板とで筺状に形成され、前記バッフル板部に前記スピーカユニットを取り付け固定するための孔が形成されたスピーカキャビネットであって、前記胴体は、当該胴体の水平断面において、該胴体の厚み方向に複数の層をなす薄板が互いに接着固定されたものであり、前記複数の層をなす薄板は、該複数の層における隣接層のいずれにも接合部がある場合、該接合部が前記胴体の周方向にずれるように配置されたものである。
ここで、上述した複数の層をなす薄板は、接合部が全くない場合を含み、また、接合部がある場合でも、隣接する層の一方又は両方に接合部がない場合を含む。
胴体は、複数の層をなす薄板が互いに接着固定されたものであるため、その微細構造が厚み方向に均質であり、その結果、素材特性も均質である。薄板が接着固定されているので、薄板が木材のように経年変化しやすいものであっても胴体の狂いが少ない。
また、隣接層のいずれにも接合部がある場合、この接合部が胴体の周方向にずれるように配置されるため、胴体が、バッフル板部、両側板部、連接部に分離した構造にならず、胴体の全周が均質化されるため、胴体は実質的に継ぎ目がない(シームレス)一体のものとなる。
胴体が一体のものとなることにより、スピーカキャビネットに由来する不要な共振が抑えられる。例えば、スピーカユニットに周波数f1の信号が入力されたとき、胴体から周波数f1以外の周波数の振動が発生しにくい。その結果、このスピーカキャビネットを使用したスピーカシステムの音響特性(音圧周波数特性)は、暴れのないものとなる。
また、胴体は、複数の層をなす薄板が互いに接着固定されたものであるため、胴体の水平断面形状を自由に設計することができる。その結果、スピーカキャビネットの胴体に要求される形状に成型することが容易である。
ここで、上述した複数の層をなす薄板は、具体的には、後述する請求項2に記載の発明のように筒状体にする他、薄板を1枚の帯状の板材として、この板材がループ状に巻回され、各層が互いに接着固定されたものでもよい。この場合、複数の層をなす薄板は、接合部を有しない。
また、複数の層をなす薄板は、複数枚の帯状の板材とし、各板材の端部が順次接合されたものがループ状に巻回され、各層が互いに接着固定されたものでもよい。この場合、隣接する層の一方又は両方に接合部がない場合がある。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載のスピーカキャビネットにおいて、前記複数の層をなす薄板は、複数の層をなす筒状体であり、前記筒状体は、帯状の板材が該板材の両端部同士を接合されたものであり、前記筒状体の前記隣接する層における接合部は、該胴体の周方向にずれるように配置されたものである。
帯状の板材を筒状体に成型してから筒状体を重ねるために、重ね合わせ作業が容易であるとともに、胴体の厚みをその周方向に均一かつ正確に製造することが容易である。
上述した筒状体の接合部は、隣接する層だけでなく、隣接しない層を含めて、胴体の周方向にずれるように配置すれば、胴体の全周が一層均質化される。
請求項3に記載の発明においては、請求項2に記載のスピーカキャビネットにおいて、前記胴体の厚み方向に複数の層をなす筒状体の接合部は、前記胴体の周方向において均等に分散配置されたものである。
従って、胴体の全周が一層均質化される。筒状体の枚数を、N(Nは自然数であり、2〜20の範囲にあることが好ましい)とする。このとき、胴体の中心から見て、接合部をほぼN等分した分割角度に配置するか、又は、胴体の周方向に沿ってほぼN等分した分割位置に配置すればよい。その結果、接合部を均等に分散配置することができる。
請求項4に記載の発明においては、請求項2又は3に記載のスピーカキャビネットにおいて、前記帯状の板材を平行四辺形とすることにより、前記筒状体の接合部が前記胴体の軸線方向に対し斜めに形成されるようにしたものである。
従って、接合部の位置は、胴体の軸線の方向に対して分散配置される。その結果、胴体は軸線の方向にも均質化されるので、胴体は一層一体化して振動することができる。
請求項5に記載の発明においては、請求項1から4までのいずれか1項に記載のスピーカキャビネットにおいて、前記胴体は、該胴体の水平断面において、該胴体の外周縁の曲率半径が前記バッフル板部において大きいものである。
ここで、曲率半径は無限大である場合を含み、このとき、バッフル板部は平面となる。
従って、一般に平面状のフレームを備えるスピーカユニットをバッフル板部に取り付けしやすくなる。
請求項6に記載の発明においては、請求項1から5までのいずれか1項に記載のスピーカキャビネットにおいて、前記胴体は、該胴体の水平断面において、該胴体の外周縁の傾きが連続的に変化するものである。
特に、バッフル板部から左右の側板部にかけてが、いわゆるラウンドバッフルとなる。
従って、水平面内における、スピーカユニットから出た音の回折による波面の乱れを防止できる。波面が乱れると、スピーカシステムの周波数特性がフラットでなくなり、水平面内指向特性にも乱れが生じる。
また、スピーカキャビネットの周囲に鋭角部分がないことから、人が当たっても怪我をしにくくなる。
上述した本発明によれば、胴体の水平断面構造が均質で連続した構造であるため、水平面方向に胴体の全体が一体となって振動する。従って、胴体の不要共振、回折等、スピーカユニットの動作を妨げないスピーカキャビネットが得られるという効果がある。
本発明の実施の一形態の説明図である。 図1に示した実施形態の製作工程を示す説明図である。 本発明の他の2つの実施形態の説明図である。 本発明のさらに他の実施形態の説明図である。 本発明のさらに他の2つの実施形態の説明図である。
図1は、本発明の実施の一形態の説明図である。
図1(b)はその正面図であり、図1(a)は、図1(b)に示す、天板近傍の胴体をA−Aで切断し、下方を見たときの水平断面図である。胴体は、後述する接合部の位置を別にすれば、任意の水平断面において同様の断面構造を有する。
1はスピーカキャビネット、2はその胴体である。胴体2は、図示しないスピーカユニット(電気音響変換器)が取り付けられるバッフル板部2aと、このバッフル板部2aに連なる左側板部2b,右側板部2c、これら左側板部2b,右側板部2c同士を接続する連接部2dに区分される。スピーカキャビネット1は、胴体2の上面に天板3が、胴体2の下面に底板4が取り付けられて、筺状に形成される。
バッフル板部2aには、1又は複数のスピーカユニットを取付け固定するための1又は複数の孔が形成される。スピーカユニットは、そのフレームをバッフル板部2aの前面に取り付ける場合と、バッフル板部2aの裏面に取り付ける場合とがある。また、スピーカユニットは、ホーンを介してバッフル板部2aに取り付けられる場合もある。
図示の例では、バッフル板部2aに、ウーファ(中低音域スピーカ)用孔5、バスレフポート用孔6,7、ツィータ(高音域)ホーン用孔8が形成されている。
胴体2と天板3との間の結合構造、胴体2と底板4との間の結合構造、及び、各結合構造において必要に応じて使用される補強材については、従来知られたものでよい。
スピーカキャビネット1のバッフル板に、上述したスピーカユニット、必要に応じてホーン、バスレフポートが取り付けられ、スピーカキャビネット1の内部に、必要に応じてネットワーク回路基板、パワーアンプ、電源ユニット等が実装されることにより、スピーカシステムとなる。なお、上記パワーアンプや電源ユニットは、スピーカキャビネット1の外に配設してもよい。
上述した胴体2は、この水平断面において、その厚み方向に、複数の層をなす第1〜第4の筒状体(薄板)111〜114が、互いに接着固定されたものである。層間には接着剤が存在するが、隙間がほとんどない。なお、筒状体は、角部のない筒状体に限らず、三角筒、四角筒、五角筒のような角部のある筒状体であってもよい。
これら第1〜第4の筒状体111〜114は、1枚の帯状の板材が筒状に曲げられ、この板材の両端部同士を第1〜第4の接合部11a1〜11a4において接合されたものである。この図を含め、以下の図では、接合部を太線で表している。しかし、接合部には隙間がほとんどない。隙間があっても、その隙間には接着剤が充填された状態となり、隙間は隣接する筒状体で塞がれる。
第1〜第4の筒状体111〜114の隣接する層(第1と第2の層、第2と第3の層、第3と第4の層)における第1〜第4の接合部11a1〜11a4は、胴体2の周方向にずれるように配置されている。
筒状体の枚数Nは任意でよく、図示の例では、N=4としているが、製造時の工数を考慮すると、Nは2〜20枚の範囲が好適である。
図1(a)に示すように、上述した第1〜第4の接合部11a1〜11a4は、隣接しない層を含めて、胴体の周方向にずれている。なお、第1〜第4の接合部11a1〜11a4の全てが胴体2の周方向に一致した場合、第1〜第4の接合部11a1〜11a4が胴体2の厚み方向に繋がることになり、胴体2は、この部分で、微細構造の不連続、不整合を生じる。
図示の例では、第1の接合部11a1は連接部2dの周方向中央部に、第2の接合部11a2は右側板部2cに、第3の接合部11a3はバッフル板部2aの中央部に、第4の接合部11a4は左側板部2bに位置する。従って、バッフル板部2a、左側板部2b、右側板部2cの表面(外周面)には、接合部が存在しないことから、外見上の見栄えがよい。駆動体からの振動伝達に不連続を発生させにくくなる。
第1〜第4の接合部11a1〜11a4は、胴体2の周長をほぼN=4等分した分割位置に配置されることにより、均等に分散配置されている。これに代えて、胴体2の中心(軸線B−B)から見て、ほぼN=4等分した分割角度に配置されても均等に分散配置される。
図2を参照して後述するように、各筒状体111〜114は、平行四辺形である1枚の帯状の板材である。従って、筒状に曲げられたときに周方向となる端部は、垂直線に対して斜めに切断されている。
その結果、各接合部11a1〜11a4は、胴体2の軸線B−B方向に対し、斜めに形成される。図1(b)には、第3の筒状体113の第3の接合部11a3が破線で示されている。
従って、第1〜第4の接合部11a1〜11a4は、胴体2のいずれの高さで切断した水平断面においても、分散配置されているとともに、胴体2の軸線B−Bの方向に対しても分散配置されている。
胴体2は、この胴体の水平断面において、この胴体の外周縁の曲率半径がバッフル板部2aにおいて、左側板部2b、右側板部2c、連接部2dよりも大きくなるように形成される。例えば、図3のバッフル板部42aのように、曲率半径を無限大(平板)とすることにより、スピーカのフレームをウーファ用孔5に取り付けしやすくしてもよい。連接部2dは、中程度の曲率半径を有する曲面をなしている。
胴体2は、また、この胴体の水平断面において、その外周縁の傾き(曲率半径)が連続的に変化して行くようにしている。一般的な筺型のスピーカキャビネットでは、平板状の板材を結合するので、板材間の角部において傾きが不連続に変化する。
これに対し、この実施形態では、バッフル板部2aと左右の左側板部2b,右側板部2cとの境界領域において、外周縁の傾きが連続的に変化しており、また、連接部2dでも、左右の側板部2b,2cとの境界領域を含めて、外周縁の傾きが連続的に変化している。その結果、スピーカユニットから放出される波面の乱れを防止できる。
図2は、図1に示した実施形態の製作工程を示す説明図である。
図2(a)は各筒状体111〜114となる前の帯状の板材の平面図である。この帯状の板材には、対応する筒状体と同じ符号を付し、一部分を重ねて図示している。
図1を参照して説明したように、各板材111〜114は、平行四辺形であり、その横幅は、胴体2の内周側になる第4の板材114よりも、胴体2の外周側になる第1の板材111の方が長くなる。その縦幅は、胴体2の高さよりも若干長くしておき、接着工程終了後の第1〜第4の筒状体111〜114の上面及び下面を、胴体2の高さに合わせて切断する。第1〜第4の板材111〜114の左端辺(端部)11b1〜11b4、及び、右端辺(端部)11c1〜11c4は、帯の長手方向の辺(図示の上下辺)に対し、α=90度未満、図示の例では75度にしてある。
しかし、傾けることは必須ではなく、α=90度として、各板材111〜114を矩形にしてもよい。
第1〜第4の板材111〜114の材質は、木材、例えば、オーク(樫)、バーチ(樺)等の天然木である。該各板材の各々は単板であるよりも、2枚(2ply)、3枚(3ply)程度のベニアコア合板が好適である。ベニアコア合板を構成する単板の厚さを例えば1mmとすれば、上述したベニア合板を容易に曲げることができる。なお、曲げ可能であれば、材質をファイバーボード(木材繊維板)にしてもよい。
図2(b)は外枠型31の斜視図である。図示の外枠型31は、その内部空間31dを径方向に拡張できるように、第1〜第3の外枠型31a,31b,31cに分割されている。
第1の外枠型31aは、図1(a)、図2(f)におけるバッフル板部2aと、このバッフル板部2aに隣接する左側板部2bの一部と、右側板部2cの一部とに対応する。第2の外枠型31bは、残りの左側板部2bと連接部2dの左半分に対応する。第3の外枠型31cは、右側板部2cの残りと連接部2dの右半分に対応する。
第1の外枠型31aと第2の外枠型31bとは関節部32で、第1の外枠型31aと第3の外枠型31cとは関節部33で結合されている。第2の外枠型31bと第3の外枠型31cとは嵌合部34で結合されている。
図2(c)は、関節部32,33の一例を示す概要構成図である。関節部32,33は、第1の外枠型31aの側に円柱状の凹部32aが形成され、第2,第3の外枠型31b,31cの側に円柱状の凸部32bが形成されている。関節部32,33は、凹部32aに凸部32bが嵌め込まれていることにより曲げ可能となる。
図2(d)は、嵌合部34の一例を示す概要構成図である。嵌合部34は、第2の外枠型31bの側に直方体状の凹部34aが形成され、第3の外枠型31cの側に直方体状の凸部34bが形成されている。嵌合部34は、凹部34aに凸部34bが嵌め込まれていることにより、第2の外枠型31bと第3の外枠型31cとが移動可能となる。
図2(b)において、外枠型31は、結束ベルト35等により締め付けておくことにより、内部空間31dを縮小して所定の形状を維持する。
第1の板材111の内周面のみに接着剤を噴霧又は塗布し、ロール状に曲げて内部空間31dに挿入し、外枠型31の内周面に密着させ、左端辺11b1に右端辺11c1を接合することにより、接合部11a1(図1(a)参照)のある第1の筒状体111が形成される。
次に、外面に接着剤を噴霧又は塗布した第2の板材112を、ロール状に曲げて第1の筒状体111の内部に挿入し内周面に密着させ、左端辺11b2に右端辺11c2を接合することにより、接合部11a2(図1(a)参照)のある第2の筒状体112が形成される。
ここで、接着剤として、噴霧又は塗布して一旦重ねると動かなくなるものを使用する場合は、板材112〜114を1枚1枚密着させると同時に圧定する。圧定は、例えば、後述する図2(e)に示す内枠型36を用いて、後述する図2(f)と同様な方法により内枠型36で板材を1枚ずつ圧接する。この間、第1〜第4の接合部11a3〜11a4を、図1に示したように分散配置し、後述する図2(e)に示す外枠型31の内周面に第1〜第4の筒状体111〜114が密着された状態にする。
以下の説明では、第1〜第4の筒状体111〜114が順次密着された後に、内枠型36で筒状体を圧接する方法を説明する。
すなわち、両面に接着剤を噴霧又は塗布した第2の板材112を、ロール状に曲げて第1の筒状体111の内部に挿入し内周面に密着させ、左端辺11b2に右端辺11c2を接合することにより、接合部11a2のある第2の筒状体112が形成される。同様にして、第3の筒状体112,第4の筒状体114が形成される。第4の板材114については、外周面のみに接着剤を噴霧又は塗布しておく。
この間、第1〜第4の接合部11a3〜11a4は、図1に示したように分散配置する。この状態の第1〜第4の筒状体111〜114は、まだ完全には相互に接着固定されていない。
図2(e)は、外枠型31の内周面に第1〜第4の筒状体111〜114が順次密着された状態において、外枠型31の上方から内枠型36を挿入する状態を示す説明図である。
図示の内枠型36は、その外形状を径方向に拡張できるように、3方に分岐する腕を有する中心部36aと、各腕に伸縮部36b,36c,36dを介して3方に拡がる第1〜第3の圧接部36e,36f,36gが結合したものである。中心部36aには空気室があり、空気室の3方は、伸縮部36b,36c,36dにつながる。
図2(f)は、伸縮部36b,36c,36dが収縮した状態の内枠型36を、第1〜第4の筒状体111〜114の内部空間に挿入した状態を示す。中心部36aの空気室に外部から圧縮空気を供給し、弁を閉じると、第1の圧接部36eは、図1(a)にも示したバッフル板部2aと左側板部2bとの境界を圧接し、第2の圧接部36fは、バッフル板部2aと右側板部2cとの境界を圧接し、第3の圧接部36gは、連接部2dを圧接する。
この状態で、第1〜第4の筒状体111〜114を、外枠型31、ベルト35、内枠型36を含めてマイクロ波加熱したり、ヒータ加熱及び又はスチーム加熱をしたりすることにより、第1〜第4の筒状体111〜114を加熱乾燥するとともに、接着固定する。
その際、中心部36aの空気室内の空気も加熱されるようにすれば、各伸縮部36b,36c,36dが膨張し、各圧接部36e〜36gの圧力を高めることができる。加熱後、外枠型31、内枠型36を取り付けたまま、第1〜第4の筒状体111〜114を、10分〜1時間放置する。
図2(g)は、第1〜第4の筒状体111〜114が接着固定されて、胴体2になったものを、内枠型36及び外枠型31から取り外した状態の説明図である。胴体2から内枠型36を取り外すには、中心部36aの空気室に閉じ込められた空気を逃し、第1〜第3の伸縮部36b〜36dを収縮させる。
次に、外枠型31から胴体2を取り外すには、結束ベルト35を取り外し、関節部33の角度を拡げ、嵌合部34の隙間を拡げることにより、外枠型31を拡張させる。
上述した説明では、外枠型31は伸縮可能なものであった。これに代えて、形状変化がない(関節部32,33、嵌合部34がなく、結束ベルト35を用いない)外枠型を使用してもよい。この場合、胴体2から内枠型36を取り出し、その後、治具で外枠型31から胴体2を押し出せばよい。
上述した説明では、外枠型31を結束ベルト35等により締め付けた後に、板材を内部空間31dに挿入していた。これに代えて、結束ベルト35のない外枠型31の内部空間31dに板材を挿入し、外力で外枠型31を縮小することにより、挿入した板材を曲げるようにしてもよい。
また、図2(e)に示した、第1〜第4の筒状体111〜114が密着された状態の胴体2を、別の金型により製作しておき、これを、外枠型31の内部空間31dに挿入し、外枠型31を結束ベルト35で締め付け、図2(f)に示したように加熱してもよい。
以上、種々の製作方法を示したが、外枠型31は、上述した関節部32,33及び嵌合部34により、その円周長の2/3〜1/100程度に膨縮できるとよい。膨縮の程度は、外枠型31を縮小して板材を曲げる場合は大きく、胴体2を取り外す際に外枠型31を拡張させるだけでよい場合は小さくてよい。
なお、スピーカキャビネット1に化粧板(天然木の突板)を貼る場合は、第1の板材111をこの化粧板とすることにより、当初から外周面を化粧板にすることができる。また、スピーカキャビネット1に塩化ビニルや紙のシートを貼る場合も、同様に、このシートを、第1の板材111よりも先に、外枠型に密着させておくことにより、外周面にシートを形成しておくことができる。
図3(a)、図3(b)は、本発明の他の2つの実施形態の説明図である。
いずれも、ウーファ用孔5等を形成した後であって、天板及び底板を取り付ける前の胴体を示す斜視図である。これらの実施形態は、胴体の水平断面形状を異ならせたものであり、胴体の微細構造については図1、図2のものと同様である。
図3(a)において、スピーカキャビネット41の胴体42は、水平断面において左右対称のほぼ台形状をしている。43は最内周に位置する筒状体の接合部である。
胴体42は、バッフル板部42aと、このバッフル板部42aに連なる左側板部42b,右側板部42c、左側板部42b,右側板部42c同士を接続する裏板部(連接部)42dに区分され、いずれの区分もほぼ平面になるよう成型する。各区分の境界は、傾きが連続的に変化するように、アールを付けたラウンド形状であるので音波の回折が生じにくい。
バッフル板部42aと、これより幅狭の裏板部(連接部)42dとが平行面となり、左側板部42bと右側板部42cとは、左右対称に形成されている。左側板部42bと右側板部42cとが平行でないため、内部空間の横幅方向に定在波が立ちにくい。バッフル板部42aと裏板部(連接部)42dとは必ずしも平行でなくてもよい。
バッフル板部42aがほぼ平面であるからスピーカユニットの取付けが容易である。また、平面部分が広いので、取付け面に平面性が要求されるネットワーク回路基板や、パワーアンプユニット等を取り付けやすく、かつ、取付け位置の自由度が高い。
図3(b)において、スピーカキャビネット51の胴体52は、水平断面においてほぼ台形に近い6角形である。53は最内周に位置する筒状体の接合部である。
胴体52は、バッフル板部52aと、このバッフル板部52aに連なる第1の左側板部52b1、これに鈍角をなして連なる第2の左側板部52b2、バッフル板部52aに連なる第1の右側板部52c1、これに鈍角をなして連なる第2の右側板部52c2、第2の左側板部52b2,第2の右側板部52c2同士を接続する裏板部(連接部)52dに区分され、いずれもほぼ平面になるように成型される。
バッフル板部52aと、これより幅狭の裏板部(連接部)52dとが平行となり、第1,第2の左側板部52b1,52b2と、第1,第2の右側板部52c1,52c2とは、左右対称に形成されている。
図4は、本発明のさらに他の実施形態の説明図である。
図4(a)はその胴体の斜視図であり、取付け孔を形成した後、天板及び底板を取り付ける前のものである。図4(b)は、図4(a)に示したC−Cで胴体を切断し、下方を見たときの水平断面図である。ただし、図4(b)は説明用のものであり、図4(a)に示す胴体を正確に記載したものではない。
スピーカキャビネット61の胴体62は、図1に示した胴体2とほぼ同様であり、複数の第1〜第4の筒状体631〜634を有する。胴体62は、バッフル板部62aと、このバッフル板部62aに連なる左側板部62b,右側板部62c、左側板部62b,右側板部62c同士を接続する連接部62dに区分される。バッフル板部62a、左側板部62b、右側板部62cは、平面か、平面に近い曲率半径を有するが、連接部62dは、中程度の曲率半径を有する曲面をなしている。
バッフル板部62aが曲面をなし、仮想線で示すスピーカユニット66のフレーム66aをバッフル板部62aの前面に取り付ける場合、バッフル板部62aの前面において、ウーファ用孔5の周辺を削り取り、平坦な取付け面を形成しておく。この取付け部にフレーム66aを取り付ける。そうすると、バッフル板部62aの厚みが薄くなり、バッフル板部62aの強度が不足する場合がある。
そこで、この実施形態では、バッフル板部62aの裏面(胴体62の内周面)に補強板64を接着することにより、胴体62の強度低下を補う。
補強板64と胴体62との間で、微細構造の変化を少なくするため、補強板64についても、この補強板64を、胴体62の厚み方向に複数の層をなす第1,第2の板材651〜652(図示の例では2枚)が互いに接着固定されたものとする。第1,第2の板材651〜652の材質、厚みについては、図2(a)に示した板材631〜634と同じものとし、形状は矩形とするが、平行四辺形でもよい。
第1,第2の板材651,652は、その左端辺65a1,65a2は、バッフル板部62aと左側板部62bとの境界である曲率半径の小さな角部分に対応させ、同様に、その右端辺65b1,65b2は、バッフル板部62aと右側板部62cとの境界である曲率半径の小さい角部分に対応させて、第4の筒状体634の内周面に接着固定する。
その際、各板材651,652の各左端辺65a1,65a2、及び、各右端辺65b1,65b2は、各板材651,652の厚みが徐々に薄くなるように前加工しておくことにより、胴体62と補強板64とを加えた厚みが連続的に変化するようにする。
上述した補強板64は、図2(e)に示した製造工程において、第4の筒状体634を貼り付けた後に、第4の筒状体634の内周面の所定位置に第1,第2の板材651,652を順次貼り付けることにより行い、その後、内枠型36を挿入すればよい。
図5は、本発明のさらに他の2つの実施形態の説明図である。
いずれも、胴体の水平断面図であり、切断位置は、図1と同様である。
図5(a)に示す、スピーカキャビネット71の胴体72の水平断面において、胴体72の外周形状は、図1に示した胴体2とほぼ同様である。胴体72は、バッフル板部72a、左側板部72b、右側板部72c、左側板部72b,右側板部72c同士を接続する連接部72dに区分される。
胴体72は、その厚み方向を見ると複数の層N=4(部分的にN=5)が積層されたものであるから、微細構造も図1に示した胴体2とほぼ同様である。
胴体72は、1枚の板材(薄板)73が複数の層をなしたものであり、この板材73がループ状に複数回巻回され、各層が互いに接着固定されたものである。この実施形態では、複数の層に接合部がない。
板材(薄板)73の材質、厚みについては、図2(a)に示したものと同じでよい。その形状は矩形とするが、平行四辺形でもよい。
例えば、接着剤を塗布又は噴霧しながら1枚の板材(薄板)73を巻回する(図示の例では、4周と約1/3周)。
板材73の左端辺73a、右端辺73bは、胴体82の水平断面において、その外周縁の曲率半径が小さい角部分に対応させるとよい。図示の例では、板材73の左端辺73aは、バッフル板部72aと左側板部72bとの境界となる曲率半径の小さな角部分に対応させ、その右端辺73bは、バッフル板部72aと右側板部72cとの境界となる曲率半径の小さい角部分に対応させる。板材73の左端辺73aと右端辺73bとは、板材73の厚みが徐々に薄くなるように前加工しておく。
この実施形態では、連続的に複数の層を形成できる。板材73として十分長いものが必要となるが、板材73を、もともと合板として形成しており、ロール状に据え置かれているものから、板材73をほどくようにして、ほどけた板材73を巻回すればよい。
図5(b)は、図5(a)に示した実施形態の変形例である。
スピーカキャビネット81の胴体82の水平断面において、胴体82の外周形状は、図1に示した胴体2とほぼ同様である。胴体82は、バッフル板部82a、左側板部82b,右側板部82c、左側板部82b,右側板部82c同士を接続する連接部82dに区分される。胴体82は、例えば、複数の層N=4が積層されたものである。
胴体82は、複数枚の板材(薄板)83〜86により複数の層をなし、各板材83〜86の端部が順次接合されたものがループ状に複数回巻回され、各層が互いに接着固定されたものである。
最初に、接着剤を塗布又は噴霧しながら板材(薄板)83をループ状に巻回し、その端部に、接着剤を塗布又は噴霧した次の板材(薄板)84の端部を接合し、順次、板材(薄板)85、板材(薄板)86をループ状に継いで行く。各板材の継ぎ目は、それぞれ、接合部87,88,89となる。
板材(薄板)83〜86の材質、厚みについては、図2(a)に示したものと同じでよい。その形状は矩形とするが、平行四辺形でもよい。
図示の例では、板材83の左端辺83aと、板材86の右端辺86aとを、バッフル板部82aと左側板部82bとの境界となる曲率半径の小さな角部分に対応させている。最初の板材83の左端辺83aと最後の板材86の右端辺86aとは、各板材83,86の厚みが徐々に薄くなるように前加工しておく。
この実施形態では、複数の層の中に、少なくとも1つの接合部ができる。ある1つの層に接合部ができない場合、また、ある1つの層に接合部ができても、これに隣接する層に接合部ができない場合もある。
しかし、例えば、接合部87(第2層)と接合部88,89(第3層)のように、隣接する層のいずれにも接合部ができる場合、この接合部は、胴体82の周方向にずれるようにする。このようにすれば、胴体の全周が均質化される。さらに、複数の全部の層における板材の接合部を、胴体の周方向において均等に分散配置されるようにすれば、胴体の全周が一層均質化される。
なお、図5(a)、図5(b)に示した実施形態においても、図4に示した補強板64を接着してもよい。
最後に、図1に示した本発明の実施形態のスピーカキャビネットと、ほぼ同じ形状及び内容積の従来型構造のスピーカキャビネットとを比較試験した結果を簡単に説明する。
胴体の外周面に、等間隔に圧電センサを貼りつけ、その振動を測定した。
本発明の実施形態の場合、キャビネット全体が位相遅延少なく、胴体各部(バッフル板、左右側板、連接部)は、同期がとれた一体の振動になる。
これに対し、バッフル板、左右側板、連接部を平板とし、バッフル板の幅よりも連接部の幅を狭くして、胴体の水平断面を台形状にした従来型組構造の場合、各平板の振動が位相ずれを起こし、バラバラの振動になっていた。
音質評価として、本発明の実施形態の場合は、従来型組構造の場合と比較して、演奏楽器、人声が、タイミングの遅れなく再生され、低音(基音)がしっかり再生され、特定の音域が強調されたりせず、自然な再生になり、歪の少ない再生になるということが認識できた。
1…スピーカキャビネット、2…胴体、2a…バッフル板部、2b…左側板部、2c…右側板部、2d…連接部、3…天板、4…底板、5…ウーファ用孔、6,7…バスレフポート用孔、8…ツィータホーン用孔、11…筒状体、111〜114…第1〜第4の筒状体(板材、薄板)、11a1〜11a4…第1〜第4の接合部、11b1〜11b4…第1〜第4の左端辺(端部)、11c1〜11c4…第1〜第4の右端辺(端部)、
31…外枠型、31a〜31c…第1〜第3の外枠型、31d…内部空間、32,33…関節部、32a…凹部、32b…凸部、34…嵌合部、34a…凹部、34b…凸部、35…結束ベルト、36…内枠型、36a…中心部、36b,36c,36d…第1〜第3の伸縮部、36e,36f,36g…第1〜第3の圧接部、
41…スピーカキャビネット、42…胴体、42a…バッフル板部、42b…左側板部、42c…右側板部、42d…裏板部(連接部)、43…接合部、
51…スピーカキャビネット、52…胴体、52a…バッフル板部、52b1…第1の左側板部、52b2…第2の左側板部、52c1…第1の右側板部、52c2…第2の右側板部、52d…裏板部(連接部)、53…接合部、
61…スピーカキャビネット、62…胴体、62a…バッフル板部、62b…左側板部、62c…右側板部、62d…連接部、63…筒状体、631〜634…第1〜第4の筒状体(板材、薄板)、63a1〜63a4…第1〜第4の接合部、64…補強板、651,652…第1,第2の板材、65a1,65a2…第1,第2の左端辺、65b1,65b2…第1,第2の右端辺、66…スピーカユニット、66a…スピーカフレーム
71…スピーカキャビネット、72…胴体、72a…バッフル板部、72b…左側板部、72c…右側板部、72d…連接部、73…板材(薄板)、73a…左端辺、73b…右端辺、81…スピーカキャビネット、82…胴体、82a…バッフル板部、82b…左側板部、82c…右側板部、82d…連接部、83,84,85,86…板材(薄板)、83a…左端辺、86a…右端辺、87〜89…接合部

Claims (6)

  1. スピーカユニットが装着されるバッフル板部と該バッフル板部に連なる両側板部と該両側板部同士を接続する連接部とで形成された胴体と、該胴体の上面に取り付けられる天板と、該胴体の下面に取り付けられる底板とで筺状に形成され、前記バッフル板部に前記スピーカユニットを取付け固定するための孔が形成されたスピーカキャビネットであって、
    前記胴体は、当該胴体の水平断面において、該胴体の厚み方向に複数の層をなす薄板が互いに接着固定されたものであり、
    前記複数の層をなす薄板は、該複数の層における隣接層のいずれにも接合部がある場合、該接合部が前記胴体の周方向にずれるように配置されたものである、
    ことを特徴とするスピーカキャビネット。
  2. 前記複数の層をなす薄板は、複数の層をなす筒状体であり、
    前記筒状体は、帯状の板材が該板材の両端部同士を接合されたものであり、
    前記筒状体の前記隣接する層における接合部は、該胴体の周方向にずれるように配置されたものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカキャビネット。
  3. 前記胴体の厚み方向に複数の層をなす筒状体の接合部は、前記胴体の周方向において均等に分散配置されたものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスピーカキャビネット。
  4. 前記帯状の板材を平行四辺形とすることにより、前記筒状体の接合部が前記胴体の軸線方向に対し斜めに形成されるようにした、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のスピーカキャビネット。
  5. 前記胴体は、該胴体の水平断面において、該胴体の外周縁の曲率半径が前記バッフル板部において大きいものである、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のスピーカキャビネット。
  6. 前記胴体は、該胴体の水平断面において、該胴体の外周縁の傾きが連続的に変化するものである、
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のスピーカキャビネット。
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