JP5293037B2 - 連写駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラにおける連続撮影時の制御動作に関し、特にバッテリ残量との関連において連続撮影の駆動を制御する連写駆動制御装置に関する。
カメラには、多様な機能を実現するために多くの電気的、電子的な装置が搭載されており、これらは通常バッテリを電源として駆動される。機能によっては作動に先だってバッテリ残量の確認を行う必要がある。特に消費電力が大きい装置を駆動する際には、途中で動作が停止しないように、起動直前にバッテリ残量の確認を行うことが有効である。
一般的にバッテリ残量のチェックでは、要求された機能の作動に先立ってバッテリに所定の負荷を加え、負荷端電圧から残量の適否の判定を行っている。またバッテリ残量の判定をより正確にするため、要求された動作に必要とされる消費電力の大きさに応じて負荷の大きさを変更する構成が提案されている(特許文献1参照)。
特許第3215710号公報
しかし、化学電池では、内部インピーダンスが高く、かつ負荷が掛けられていない状態が継続すると出力電圧が回復するため、従来のような方法で電圧を測定して電池残量をチェックすると、実際には化学エネルギーが消耗した状態にあっても、残存エネルギーが十分にあると誤判断してしまうことがある。すなわち、化学電池では、バッテリ内部の化学反応を利用して電荷を生成しているため、化学反応物質が十分にあるときには、負荷の要求に対して電荷を十分に供給できるため出力電圧の低下は実質的に端子、電極などの抵抗のみによるが、化学反応物質が減った状態では、要求される電荷そのもの供給が追いつかず、負荷が加えられた当初は要求される電圧を出力するものの、その後急速に出力電圧が低下する。したがって、従来のバッテリチェックでは、バッテリチェック時に電圧が十分にあると判断されて所定の機能の作動が開始されても、その後急激に出力電圧が低下して作動が途中で停止してしまうことがある。
また、このような誤判断を防止するために、バッテリチェックのための電圧閾値を高く設定すると、本来であれば作動可能であった残存エネルギーが十分にある場合であっても、その作動を禁止してしまうこととなる。更に、連続撮影を行う場合には、撮影動作毎にその作動直前に負荷を掛けるバッテリチェックを行うため、高速連写にとって不利である。
本発明は、連写モードにおいて、可能な限り高速な連続撮影を維持する連写駆動制御装置を提供することを目的としている。
本発明の連写駆動制御装置は、撮像に使用される装置を相対的に高い高負荷条件で駆動する高負荷駆動手段と、この装置を相対的に低い低負荷条件で駆動する低負荷駆動手段と、電圧をモニタするための負荷を電源に接続し、電源電圧を検知する第1電源電圧検知手段と、この装置の作動中に印加される電圧をモニタして電源電圧を検知する第2電源電圧検知手段とを備え、撮像を連続的に行う連続撮影の開始時であって、1回目の撮影動作の開始前に、第1電源電圧検知手段を動作させ、第1電源電圧検知手段により検出される電源電圧が第1閾値よりも高いときには高負荷駆動手段の駆動を開始するとともに、第1閾値よりも低いときには低負荷駆動手段の駆動を開始し、高負荷駆動手段の駆動中に第2電源電圧検知手段を動作させ、低負荷駆動手段の駆動中には第2電源電圧検知手段を動作させないことを特徴としている。
第2電源電圧検知手段において検出される電源電圧が第2閾値よりも高いときには、高圧負荷駆動手段による駆動を継続し、第2電源電圧検知手段において検出される電源電圧が第2閾値よりも低いときには、低負荷駆動手段による駆動に切り替えることが好ましい。また電源電圧が第2閾値よりも低いときに、続く撮影動作開始時に前記第1電源電圧検知手段を駆動し、これにより検知される電源電圧が第3閾値よりも高いときには、高負荷駆動手段による駆動を継続することが好ましい。
低負荷駆動手段の駆動終了後であって、続く撮影動作開始時に前記第1電源電圧検知手段を駆動する。一方、連続撮影が低負荷駆動手段で開始され、続く撮影動作開始時に駆動される第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第3閾値よりも高いときには、高負荷駆動手段による駆動に切り替えることが好ましい。また、連続撮影が低負荷駆動手段で開始され、続く撮影動作開始時に駆動される第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第3閾値よりも低く、第4閾値よりも高いときは低負荷駆動手段による駆動を継続することが好ましい。電池電圧は負荷電流によって上下するが、化学エネルギーは減少してゆくため、一度第3閾値よりも低い判断を受けた場合には、レリーズスイッチが押し続けられている限り、例え第3閾値よりも高い判断が生じても高負荷駆動を駆動せずに低負荷駆動を駆動し続けることが好ましい。
更に、連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される低負荷駆動手段で駆動される第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第4閾値よりも高いときには、低負荷駆動手段による駆動を継続し、連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される低負荷駆動手段で駆動される第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第4閾値よりも低いときには撮影動作を停止する。
更に、連写駆動制御装置は、連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される低負荷駆動手段で駆動される第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第4閾値よりも低いことにより前記撮影動作を終了するときに、電源の残量が不足していることを警告する警告手段を備えることが好ましい。
第4閾値は第3閾値以下であり、第1閾値は第2閾値よりも小さく、第3閾値は第1閾値よりも小さい。
装置は、ミラーの駆動用モータであり、第2電源電圧検知手段は、ミラーアップ時の2次ブレーキ終了直後に駆動されることが好ましい。更に、電圧をモニタするための負荷と装置とが並列に接続される。
以上のように、本発明によれば、連写モードにおいて、可能な限り連続撮影を継続させることが可能な連写制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である連写駆動制御装置が搭載されたカメラの概略的な構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、デジタル一眼レフカメラを例に説明を行うが、連写モードを備えるカメラであれば如何なるカメラであってもよい。
デジタル一眼レフカメラ10には、撮像レンズ11および絞り12を備えた鏡筒が取り付けられ、光は撮像レンズ11および絞り12を通してカメラ本体内へと導かれる。カメラ本体内には、光軸に対して45°に傾けられたミラー13が配置され、ミラー13で反射された光は、焦点板(図示せず)およびペンタプリズム14に向けて反射され、ファインダ光学系(図示せず)へと導かれるとともに、その一部は測光用の測光IC15へと入射する。また、ミラー13の一部はハーフミラーとされ、ハーフミラー部を透過した光は、ミラー13に取り付けられたサブミラー16で反射されオートフォーカス用のAFモジュール17へと入射する。
ミラー13の後方には、メカニカルシャッタ18が配置され、更にその後方には撮像素子(CCD)19が配置される。ミラー13およびサブミラー16は、ミラー駆動部20に設けられた電動モータにより駆動され、その動作はコントロール回路(CPU)21により制御される。また、メカニカルシャッタ18の駆動は、シャッタ駆動部22に設けられた電動モータにより駆動され、その動作はコントロール回路21により制御される。
CCD19は、タイミングコントローラ(TC)23を介してデジタルシグナルプロセッサ(DSP)24に接続され、DSP24は、コントロール回路21からの指令に基づいて、タイミングコントローラ(TC)23を駆動して、CCD19の駆動を制御する。CCD19において検出された画像信号は、アナログフロントエンド(AFE)プロセッサ25を介してデジタル信号に変換されDSP24へと入力され、画像メモリ(DRAM)26に一時的に保存されるとともに、DSP24において、各種所定の画像処理を施されてモニタ(LCD)27に表示される。また、画像データは、必要に応じてメモリカード28などの記録媒体に記録される。
コントロール回路21には、メインスイッチ(MAIN)29、測光スイッチ(SWS)30、レリーズスイッチ(SWR)31が接続されており、メインスイッチ29がON状態にされると、電源32から鏡筒およびカメラ本体内の各デバイスに電力が供給される。また、レリーズボタン〈図示せず〉が半押しされると、測光スイッチ(SWS)30がON状態とされ、コントロール回路21では、測光IC15からの信号に基づいて測光処理が行われ絞り12が駆動されるとともに、AFモジュール17からの信号に基づいてオートフォーカス処理が行われ撮像レンズ11が駆動される。
更にレリーズボタン(図示せず)が全押しされると、ミラー駆動部20が駆動されてミラー13が上方へと跳ね上げられるとともに、シャッタ駆動部22が駆動されてメカニカルシャッタ18が駆動される。このとき、CCD19が駆動され被写体像がCCD19において撮像される。
また、電源32からの電源ライン34には、バッテリチェック回路33がミラー駆動部20と並列に接続されており、コントロール回路21からの指令に基づいて所定のタイミングでバッテリチェックが行われる(第1電源電圧検知手段)。なお、図1において、電源系としては本発明との関連が深いミラー駆動部20、コントロール回路21、電源32、バッテリチェック回路33、電源ライン34の関連のみが模式的に示されるが、電源32は、カメラ本体および鏡筒のあらゆるデバイスに電源ライン34を介して接続され、各デバイスに電力を供給している。
図2は、ミラー駆動部20、コントロール回路(CPU)21、電源32、バッテリチェック回路33、電源ライン34の関係を示す回路図である。電源32には、リチウム電池やアルカリ電池などの化学電池が使用され、電池33のマイナス極はグラウンドされ、プラス極は電源ライン34へと接続される。
ミラー駆動部20には、ミラー13を駆動するための電動モータ35が備えられ、例えばH型ブリッジ回路により正転/逆転駆動される。すなわち、トランジスタQ1、Q4のみを同時にONすると、電流が電源ライン34からトランジスタQ1、モータ35、トランジスタQ4と流れモータ35は正転する。一方、トランジスタQ2、Q3のみを同時にONすると、電流が電源ライン34からトランジスタQ2、モータ35、トランジスタQ3と流れモータ35は逆転する。トランジスタQ1〜Q4のON/OFFは、コントロール回路21のモータドライブ回路36によって制御される。なお、トランジスタQ3とQ4だけを同時にONとするとモータ35にブレーキをかける動作となる。
バッテリチェック回路33は、スイッチ37と、これに直列に接続された例えば数Ω程度の負荷抵抗38とからなる。すなわち、バッテリチェック専用の負荷抵抗38の一端はスイッチ37に接続されており、他端はグランドに接続されている。スイッチ37がONされると、バッテリチェック用の負荷抵抗38は、電源ライン34と接続され、電源ライン34から負荷抵抗38を通してグラウンドへと電流が流れる。スイッチ37のON/OFFは、コントロール回路21のスイッチ制御ポート39からの信号に基づいて制御される。
図2に示されるように、ミラー駆動部20とバッテリチェック回路33は、電源ライン34に並列に接続される。また、電源ライン34は、コントロール回路21のA/D入力部40に接続される。すなわち、電源ライン34の電圧は、A/D入力部40においてデジタル信号に変換され、コントロール回路21に入力される。
次ぎに図3、図4を参照して、1回の撮影におけるモータ35の2つの駆動方式について説明する。本実施形態において、ミラー13の駆動方式には、2つのモード、すなわち、相対的に消費電力が大きい方式でモータ35を駆動する高負荷駆動モードと、相対的に消費電力の少ない方式でモータ35を駆動する低負荷駆動モードが用意される。図3、図4は、各モードでのミラー13、モータ35、メカニカルシャッタ18の動作タイミングを説明するためのタイミングチャートであり、図3は高負荷駆動モード、図4は低負荷駆動モードのタイミングチャートに対応する。
図3、図4において、(a)はレリーズスイッチ31のON/OFF状態を示し、(b)はミラー13の上下位置を示す。また、(c)はミラー用の電動モータ35の正転/反転/OFF状態を示し、(d)、(e)はミラー13のアップ位置およびダウン位置を検知するミラーアップスイッチ(SWMRUP)とミラーダウンスイッチ(SWMRDN)のON/OFF状態を示す。なお、ミラー駆動機構は、モータ35の一連の正転駆動によりミラーアップ動作およびミラーダウン動作を行うもので、ミラーアップスイッチ(SWMRUP)およびミラーダウンスイッチ(SWMRDN)は、モータ35の回転部に設けられたブラシ機構によりON/OFFされ、その位置を把握するものである。また、(f)、(g)は、メカニカルシャッタ18の先幕、後幕の駆動を制御するシャッタマグネットESMg1、ESMg2のON/OFF状態を示し、(h)は、シャッタマグネットESMg1、ESMg2のON/OFF動作によるメカニカルシャッタ18のシャッタ上下動作を示し、Tvがシャッタ時間に対応する。
図3、図4に示されるように、高負荷駆動モード、低負荷駆動モードの何れにおいても、モータ35は、ミラーアップ動作およびミラーダウン動作の初期においてPWM制御が行われる。しかし、高負荷駆動モードでは、PWM制御時間が低負荷駆動モードに比べて相対的に短い。例えば、高負荷駆動モードでは、ミラーアップおよびミラーダウン開始時に約10ミリ秒のPWM制御が行われるが、低負荷駆動モードでは、40ミリ秒に渡ってPWM制御が行われる。PWM制御中は電流量をプログラムによって制限しているためモータへの流入電流を制限し消費電力を抑えることができるが、モータへの流入電流の制限時間が少ない程、モータのトルクが増加し回転の加速度が大きくなる。したがって、高負荷駆動モードでは、ミラーアップ、ミラーダウンの動作時間が低負荷駆動モードよりも短く、高速な駆動が可能であるが、消費電力が大きくなる。なお、図3、図4において横軸のタイムスケールは異なる。
すなわち、図3の高負荷駆動モードでは、時点t1においてモータ35が10ミリ秒間に渡ってPWM制御されて正転されるがその後は連続的に電力が供給され、ミラー13はミラーアップ位置に向けて跳ね上げられる。ミラーアップ位置に到達する直前の時点t2において、モータ35への電力供給がOFFされるとともに、一次ブレーキが掛けられる。ミラー13がミラーアップ位置に達した直後、モータ35はバウンド等の影響を考慮し、ミラー13をストッパに押し当てるため再び瞬間的に正転され(t3)、その後直ちに、所定時間、例えば12ミリ秒に渡りPWM制御による逆転ブレーキが掛けられる。またその後、モータ35への電力供給がOFFされ(時点t4)、2次ブレーキが所定時間掛けられる。この2次ブレーキ作動によりミラー13はミラーアップ位置に安定した静止状態となる。2次ブレーキ作動中にメカニカルシャッタ18が露光時間Tvに渡って開かれ、ミラー13はミラーアップ位置に保持される。
露光時間Tvに対応した時点t5に達すると、モータ35は再び例えば10ミリ秒の期間に渡ってPWM制御により正転され、ミラー13はミラーダウン位置に向けて下げられる。ミラー13がミラーダウン位置に達するとモータ35への電力供給がOFFされて、ダウン時の1次ブレーキが掛けられる(t6)。その後、モータ35は例えば10ミリ秒に渡ってPWM制御により正転された後、一定時間連続的に正転方向に電力が供給される。更に所定時間に渡って逆転ブレーキが掛けられた後(t7)、ダウン時の2次ブレーキが所定時間掛けられた後、モータ35はOFFされて(t8)、この高負荷駆動モードにおける一回の撮影動作は終了する。
一方、図4の低負荷駆動モードでは、ミラーアップ動作始動時およびミラーダウン動作始動時のPWM制御の長さが、高負荷駆動モードよりも長く設定され(例えば4倍の40ミリ秒)、またダウン時における一次ブレーキ直後の正転も全てPWM制御で行われるが、その他の制御は図3の高速駆動モードと同様である。このような制御により、低負荷駆動モードでは、ミラー13のアップ動作およびダウン動作に高負荷駆動モードよりも時間が掛かるが、消費電力を低減することができる。
次ぎに図2、図5、図6を参照して、本実施形態における、連写モードでのモータ35の駆動方法について説明する。なお、本実施形態では、複数のバッテリチェックの方法と、複数の閾値を用意するとともに、異なるタイミングでバッテリチェックを行うことにより、高負荷駆動モードと低負荷駆動モードを使い分け、電池の消耗に合わせて誤動作させることなく、可能な限り高速な連続撮影を継続できるようにする。
図5は、連写モードでのバッテリチェックのタイミングと、バッテリチェックの結果に基づくモータ35の各モードを用いた作動シークエンスを示す模式的なタイミングチャートである。なお、各タイミングチャートにおいて、横軸は時間、縦軸は電源ライン34の電圧値に対応する。
なお、図5(a)は、電池残量が高負荷駆動モードで連写するのに十分なときの動作パターンの一例を示し、図5(b)は、電池残量が始めは高負荷駆動モードを作動するのに十分であったが、その後高負荷駆動モードでは作動できないレベルまで低下したときの動作パターンを示す。また、図5(c)は、何らかの原因で始め電池残量が高負荷駆動モードには十分でないと判断されたが、実際には高負荷駆動モードでの駆動に十分な電池残量があった場合の動作パターンの一例を示し、図5(d)は、連写モード開始当初から電池残量が高負荷駆動モードで作動するには十分ではなかった場合の動作パターンを示すものである。なお、図5(a)〜図5(b)において、高負荷駆動モードにおける時間スケールと低負荷モードにおける時間スケールは実際には異なる。
本実施形態では、バッテリチェックの処理として、電源32にバッテリチェック回路33の負荷を加えて電源ライン34の電圧を検知することにより電池残量を判定する第1電源電圧検知処理と、モータ35による負荷を加えたときの電源ライン34の電圧を検知することにより電池残量を判定する第2電源電圧検知処理を組み合わせてバッテリチェックを行う。
まず、連写モードが選択され、レリーズスイッチ31がONされた直後であって、最初の撮影動作が開始される直前には(タイミングBC1)、常に第1電源電圧検知処理が作動される(図5(a)〜(d))。すなわち、モータ35がOFF状態において、スイッチ37がON状態とされ、電源32にはバッテリチェック用の負荷抵抗38による負荷が加えられる。また、このときの電源ライン34の電圧がA/D入力部40を介してデジタル値としてコントロール回路21に入力される。
連写モード作動直後の第1電源電圧検知処理において検出された電圧が所定の第1閾値(例えば4.6V)よりも高いときには、電池残量は高負荷駆動モードによる作動に十分であると判断され、高負荷駆動モードによる連続撮影が開始される(図5(a)、図5(b))。一方、連写モード作動直後の第1電源電圧検知処理において検出された電圧が第1閾値以下所定値以上のときは、電池残量は高負荷駆動モードによる作動には不充分であるが、低負荷駆動モードでの作動は可能であると判断され、低負荷駆動モードによる連続撮影が開始される(図5(c)、図5(d))。
なお、連写モード開始時、タイミングBC1において実行される第1電源電圧検知処理は、1回目の撮影を高負荷駆動とするか低負荷駆動とするかの判定にのみ用いられる。
高負荷駆動モードによる撮影が開始された場合には、高負荷駆動モードでの撮影中に、第2電源電圧検知処理として電源ライン34の電圧がA/D入力部40を介してデジタル値としてコントロール回路21に入力される。第2電源電圧検知処理は、各高負荷駆動モードにおいて未だ高負荷が掛けられていない所定のタイミングBC2において実行され、このとき第1電源電圧検知処理は実行されない。すなわち、スイッチ37はOFF状態に維持される。第2電源電圧検知処理を実行するタイミングBC2は、撮影シーケンス中において、比較的電圧が安定するタイミング、例えばミラーアップ期間中であって、例えば図3において、ミラーアップ時の2次ブレーキ作動直後のミラー13の位置が安定した静止状態となるタイミングで行われる。
なお、第2電源電圧検知処理において、電圧が所定の第2閾値(例えば5.0V)よりも高いときには、電池残量は、高負荷駆動モードによる駆動に十分であると判断され、続く撮影においても、高負荷駆動モードによる撮影動作が継続される。
図5(a)は、高負荷駆動モードにより連写が開始され、その後の全ての高負荷駆動において第2電源電圧検知処理で検知される電圧が第2閾値よりも高い場合を示している。この場合、高負荷駆動モードによる撮影は、第2電源電圧検知処理における電圧が第2閾値以下になって低負荷駆動モードに切り替えられるか、レリーズスイッチ31がOFFされるまで継続される。
一方、図5(b)は、1回目の高負荷駆動モードでの撮影では、第2電源電圧検知処理において電圧が第2閾値よりも高く、電池残量が高負荷駆動モードの作動に十分であると判断されたが、2回目の高負荷駆動モードでの撮影における第2電源電圧検知処理において、電圧が第2閾値以下となった場合に対応する。第2閾値以下の電圧である場合には、電池残量が高負荷駆動モードの撮影に十分でない可能性があるので、バッテリチェック回路33を用いた第1電源電圧検知処理を次の撮影動作開始時に実行する(図5(b)のタイミングBC3)。
この第1電源電圧検知処理は、撮影動作開始直後に実行され、モータ35への電力供給を行いながら実行される。すなわち、図5のBC3のタイミング(撮影動作開始時)においてバッテリチェック回路33のスイッチ37がONされ、負荷抵抗38にも電源ライン34からの電圧が印加される。このときの電圧が第3閾値(例えば4.3V)よりも高ければ、電池残量は高負荷駆動モードの作動に十分であると判断され、続く撮影は高負荷駆動モードで実行される。
一方、検知された電圧が第3閾値以下の場合には、電池残量が高負荷駆動モードの作動に十分でないと判断され、それ以降の撮影では低負荷駆動モードでの撮影が行われる。なお、高負荷駆動モードから低負荷駆動モードへと一旦切り替えられた後の各低負荷駆動モードでは、撮影動作開始時に第1電源電圧検知処理が実行され、検出された電圧は所定の第4閾値(例えば4.0V)と比較される。電池電圧は負荷電流によって上下するが、化学エネルギーは減少してゆくため、一度第3閾値(4.3V)よりも低い判断を受けた場合は、レリーズスイッチが押し続けられている限り、たとえ第3閾値(4.3V)よりも高い判断が生じても高負荷駆動を駆動せず、低負荷駆動を駆動し続けることが好ましい。また、第2電源電圧検知処理も実行されない。
電圧が第4閾値より高ければ、低負荷駆動モードによる連写が、レリーズスイッチ31がOFFされるまで継続される。また、電圧が第4閾値以下になると、連続撮影は停止され、電池残量が少ないことを例えばモニタなどにシンボルとして視覚的に表示するか、あるいは警告音などで聴覚的にユーザに報知する。
なお、図5(b)は、高負荷駆動モードで連写が開始し、2回目の高負荷モード撮影における第2電源電圧検知処理で電圧が第2閾値よりも低いと判定され、更に3回目の撮影動作開始時の第1電源電圧検知処理における検知電圧が第3閾値よりも低く、その後の各低負荷駆動モードにおける第1電源電圧検知処理での電圧が第4閾値よりも高い場合を表している。
図5(c)、図5(d)のタイミングチャートは何れも、連写モード開始時のBC1のタイミングで実行された第1電源電圧検知処理で検知された電圧が第1閾値よりも低くかった場合を例示する。BC1のバッテリチェックにおいて、電圧が第1閾値よりも低かった場合には、電池残量が高負荷駆動モードでの撮影には十分ではない可能性があると判断して、低負荷駆動モードの撮影により連写が開始される。低負荷駆動モードで撮影が開始された場合には、次の撮影動作開始時に、BC3のタイミングで第1電源電圧検知処理が実行される。
図5(c)は、最初の低負荷駆動モードでの撮影終了直後の第1電源電圧検知処理において検知された電圧が、第3閾値よりも高かった場合に対応し、2回目の撮影は高負荷駆動モードに切り替えられる。このときには図5(a)、(b)のときと同様に、タイミングBC2において第2電源電圧検知処理が実行される。なお、その後の第2電源電圧検知処理により検出される電圧が第2閾値よりも高ければ、レリーズスイッチ31がOFFされるまで高負荷駆動モードでの撮影が継続される。また、第2電源電圧検知処理により検出される電圧が第2閾値よりも低いときには、再び低負荷駆動モードに切り替えられ、その後は、図5(b)における3回目の撮影以降の連続撮影と同様に、低負荷駆動モードによる撮影のみが繰り返される。
図5(d)は、最初の低負荷駆動モードでの撮影終了直後の第1電源電圧検知処理において検知された電圧が、第3閾値よりも低かった場合に対応し、その後の撮影は、図5(b)における3回目の撮影以降の連続撮影と同様に、低負荷駆動モードによる撮影のみが繰り返される。すなわち、各低負荷駆動モードでの第1電源電圧検知処理における電圧が第4閾値よりも低くなるか、レリーズスイッチ31がOFFされるまで、低負荷駆動モードによる連写が継続される。なお、何れの低負荷駆動モードの第1電源電圧検知処理においても、電源ライン34の電圧が第4閾値よりも低くなったときには、連写動作は停止され、電池残量が少ないことを警告する。もし、最初の低負荷駆動モードでの撮影終了直後の第1電源電圧検知処理において検知された電圧が、第4閾値よりも低かった場合はただちに電池残量が少ないことを警告する。
なお、図6(a)〜(d)のグラフに、図5(a)〜(d)の各々における具体的な消費電流の時系列変化を部分的に示し、各タイミングBC1、BC2、BC3をこのグラフ上において示す。なお図6において縦軸は電流値であり、横軸は時間であるが、図6(a)〜(d)の間において時間スケール同一ではない。
次ぎに図7のフローチャートを参照して、本実施形態の連写モードにおける連続撮影動作について説明する。
連写モードが選択されるとステップS100が実行される。ステップS100では、レリーズスイッチ(SWR)31がOFF状態であるか否かが判定される。レリーズスイッチ(SWR)31がOFF状態であれば、この判定が繰り返され、ON状態であれば、ステップS102において、電池残量の状態を示すフラグBatEmptyが立っているか否か判定される。フラグBatEmptyが立っていれば、電池残量が少ないことを報知するとともに、処理はステップS100に戻り、あらためてレリーズスイッチSWRがON状態とされるまでステップS100の判定が繰り返される。
ステップS102において、フラグBatEmptyが立っていなければ、ステップS104において、バッテリチェック回路33のスイッチ37がONされ、負荷抵抗38のみによる第1電源電圧検知処理(バッテリチェック)がタイミングBC1で実行され、検出された電圧が第1閾値(4.6V)よりも高いか否かが判定される。
ステップS104における電圧が第1閾値以下であれば、ステップS106において、モータ35が低負荷駆動モードで駆動され、第1閾値よりも高ければステップS130において高負荷駆動モードで駆動される。ステップS106において低負荷駆動モードで駆動された後、ステップS108において、ステップS100と同様にレリーズスイッチ(SWR)31がOFF状態であるか否かが判定される。レリーズスイッチ(SWR)31がOFF状態であれば、処理はステップS100に戻り、ON状態であればステップS110において、タイミングBC3において第1電源電圧検知処理が実行され電源ライン34の電圧が検知され、その値が第3閾値(4.3V)よりも高いか否かが判定される。
ステップS110において電圧が第3閾値よりも高ければ処理はステップS136に移り、ステップS136おいてモータ37が高負荷駆動モードで駆動される(後述)。一方、第3閾値以下であればステップS111において、電圧が第4閾値(4.0V)よりも高いか否かが判定される。第4閾値よりも高ければ、ステップS112において、モータ37が低負荷駆動モードで駆動される。一方、第4閾値以下であれば、ステップS160においてフラグBatEmptyが立てられ、警告のための処理が実行される。低負荷駆動モードでモータ37を駆動した場合には、その後ステップS114においてレリーズスイッチSWRのチェックがステップS108と同様に行われ、レリーズスイッチSWRのON状態が継続していれば、ステップS116において、次のBC3のタイミングで第1電源電圧検知処理が実行され、検出された電圧が第4閾値よりも高いか否かが判定される。
ステップS116において、電圧が第4閾値以下であれば、ステップS160においてフラグBatEmptyが立てられ、警告のための処理が実行される。一方、ステップS116において、電圧が第4閾値よりも高いと判定されたときには、ステップS118において低負荷駆動モードによりモータ37が駆動され、以下ステップS114〜S118の処理が繰り返される(ステップS120〜S128のみ図示)。
一方、ステップS104において、タイミングBC1におけるバッテリチェック回路33のみによる第1電源電圧検知処理での電圧が第1閾値よりも高く、ステップS130においてモータ37が高負荷駆動モードで駆動された場合には、ステップS132において、タイミングBC2において第2電源電圧検知処理が実行され、検出された電圧が第2閾値(5.0V)よりも高いか否かが判定される。
ステップS132において電圧が第2閾値以下であると判定された場合には、ステップS108へと処理が移り、ステップS108以下の処理が繰り返される。電圧が第2閾値よりも高いときには、ステップS134において、レリーズスイッチSWRがOFF状態であるか否かが判定される。レリーズスイッチSWRがOFF状態にあれば、処理はステップS100に戻り同様の処理が繰り返され、ON状態にあればステップS136において、モータ37が再び高負荷駆動モードで駆動される。
ステップS136における高負荷駆動モードでの駆動が終了すると、ステップS132〜ステップ136と同様の処理が以下繰り返される(例えばステップS138〜ステップS152のみ図示)。
以上のように、本実施形態によれば、連写モードにおける連続撮影を、専用のバッテリチェック回路を用いる第1電源電圧検知処理と、撮影動作に使用される装置(ミラー駆動用電動モータ)を駆動しているときの電源ライン電圧を検知する第2電源電圧検知処理とを組み合わせて利用するとともに、複数の閾値を設け、更に連続撮影を複数の閾値と第1、第2電源電圧検知手段の組み合わせによる判定結果に基づいて、高負荷駆動モードと低負荷駆動モードとの組み合わせにて駆動するにより、連写モードにおいて、可能な限り高速な連続撮影を実行することができる。
すなわち、連写中の状態に合わせて、高負荷、低負荷駆動を使い分けることにより、可能な限り、連続撮影を継続させるとともに、電池残量が十分にあると考えられるときには、簡易な方法でバッテリチェックを行うことにより、高速な連写を維持している。また、一回低負荷駆動を行った後でも、より低い閾値でのバッテリチェックを行い、その結果に基づいて、2回目以降の撮影を高負荷駆動に切り替え可能としているので、例え、何らかの原因で、連写開始時の電源電圧が下がっていても、実際に電池残量が十分にあれば、高負荷駆動に切り替えられ、高速な連写が可能になる。また、高負荷駆動で連写していても、電池残量が少なくなれば、低速負荷駆動に切り替えて、できるだけ長い時間に渡り連続撮影が継続される。
なお、本実施形態では、第3閾値を4.3V、第4閾値を4.0Vとした例を用いて説明を行ったが、第3閾値は第4閾値と等しい値(例えば4.0V)であってもよい。
また、本実施形態において連続撮影の高負荷駆動に係わる装置は、高電流駆動されるミラーモータの他、高速掃き出し制御時のCCD駆動装置、絞り駆動装置等があり、低負荷駆動に係わる装置としては、電流制限駆動されるミラーモータの他、通常掃き出し制御時のCCD駆動装置、メモリ駆動装置などが挙げられる。これらの本実施形態を適用することも可能である。
本発明の一実施形態であるデジタル一眼レフカメラの概略を示すブロック図である。 電源、バッテリチェック回路、ミラー駆動装置、コントロール回路の関係を示す回路図である。 高負荷駆動モードにおける撮影動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 低負荷駆動モードにおける撮影動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 高負荷駆動モード、低負荷駆動モードを組み合わせて実行される連続撮影の様々なパターンを示すタイミングチャートである。 図5に示されるパターンでミラーモータが駆動される際の電流消費と、第1電源電圧検知処理、第2電源電圧検知処理のタイミングとの関係を示すグラフである。 本実施形態における連続撮影動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタル一眼レフカメラ
13 ミラー
18 メカニカルシャッタ
19 撮像素子(CCD)
20 ミラー駆動部
21 コントロール回路(CPU)
32 電源(化学電池)
33 バッテリチェック回路
34 電源ライン
35 ミラー用電動モータ
36 モータドライブ回路
37 スイッチ
38 バッテリチェック用負荷抵抗
39 スイッチ制御ポート
40 A/D入力部

Claims (9)

  1. 撮像に使用される装置を相対的に高い高負荷条件で駆動する高負荷駆動手段と、
    前記装置を相対的に低い低負荷条件で駆動する低負荷駆動手段と、
    電圧をモニタするための負荷を電源に接続し、電源電圧を検知する第1電源電圧検知手段と、
    前記装置の作動中に印加される電圧をモニタして前記電源電圧を検知する第2電源電圧検知手段とを備え、
    前記撮像を連続的に行う連続撮影の開始時であって、1回目の撮影動作の開始前に、前記第1電源電圧検知手段を動作させ、
    前記第1電源電圧検知手段により検出される電源電圧が第1閾値よりも高いときには前記高負荷駆動手段の駆動を開始するとともに、前記第1閾値よりも低いときには前記低負荷駆動手段の駆動を開始し、
    前記高負荷駆動手段の駆動中に前記第2電源電圧検知手段を動作させ、前記低負荷駆動手段の駆動中には前記第2電源電圧検知手段を動作させず、
    前記第2電源電圧検知手段において検出される電源電圧が第2閾値よりも高いときには、前記高圧負荷駆動手段による駆動を継続し、
    前記第2電源電圧検知手段において検出される電源電圧が第2閾値よりも低いときには、前記低負荷駆動手段による駆動に切り替えるとともに、続く撮影動作開始時に前記第1電源電圧検知手段を駆動し、これにより検知される電源電圧が前記第2閾値よりも低い第3閾値よりも高いときには、前記高負荷駆動手段による駆動を継続する
    ことを特徴とする連写駆動制御装置。
  2. 撮像に使用される装置を相対的に高い高負荷条件で駆動する高負荷駆動手段と、
    前記装置を相対的に低い低負荷条件で駆動する低負荷駆動手段と、
    電圧をモニタするための負荷を電源に接続し、電源電圧を検知する第1電源電圧検知手段と、
    前記装置の作動中に印加される電圧をモニタして前記電源電圧を検知する第2電源電圧検知手段とを備え、
    前記撮像を連続的に行う連続撮影の開始時であって、1回目の撮影動作の開始前に、前記第1電源電圧検知手段を動作させ、
    前記第1電源電圧検知手段により検出される電源電圧が第1閾値よりも高いときには前記高負荷駆動手段の駆動を開始するとともに、前記第1閾値よりも低いときには前記低負荷駆動手段の駆動を開始し、
    前記高負荷駆動手段の駆動中に前記第2電源電圧検知手段を動作させ、前記低負荷駆動手段の駆動中には前記第2電源電圧検知手段を動作させず、
    前記第2電源電圧検知手段において検出される電源電圧が第2閾値よりも高いときには、前記高圧負荷駆動手段による駆動を継続し、
    前記第2電源電圧検知手段において検出される電源電圧が第2閾値よりも低いときには、前記低負荷駆動手段による駆動に切り替え、
    前記低負荷駆動手段の駆動終了後であって、続く撮影動作開始時に前記第1電源電圧検知手段を駆動する
    ことを特徴とする連写駆動制御装置。
  3. 前記連続撮影が前記低負荷駆動手段で開始され、続く撮影動作開始時に駆動される前記第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第3閾値よりも高いときには、前記高負荷駆動手段による駆動に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の連写駆動制御装置。
  4. 前記連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される前記低負荷駆動手段で駆動される前記第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が前記第3閾値あるいは前記第3閾値よりも低い第4閾値よりも高いときには、前記低負荷駆動手段による駆動を継続することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の連写駆動制御装置。
  5. 前記連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される前記低負荷駆動手段で駆動される前記第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第4閾値よりも低いときには、前記撮影動作を停止することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の連写駆動制御装置。
  6. 前記連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される前記低負荷駆動手段で駆動される前記第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が第4閾値よりも低いことにより前記撮影動作を終了するときに、前記電源の残量が不足していることを警告する警告手段を備えることを特徴とする請求項に記載の連写駆動制御装置。
  7. 前記装置が、ミラーの駆動用モータであることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の連写駆動制御装置。
  8. 前記第2電源電圧検知手段が、ミラーがアップ位置にある期間中に作動することを特徴とする請求項に記載の連写駆動制御装置。
  9. 前記連続撮影の2回目以降の撮影動作において駆動される前記低負荷駆動手段で駆動される前記第1電源電圧検知手段において検知される電源電圧が前記第3閾値以下となったときには、前記低負荷駆動手段による駆動のみ実行されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の連写駆動制御装置。
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