JP5292848B2 - 部品内蔵基板及びその製造方法 - Google Patents

部品内蔵基板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5292848B2
JP5292848B2 JP2008042120A JP2008042120A JP5292848B2 JP 5292848 B2 JP5292848 B2 JP 5292848B2 JP 2008042120 A JP2008042120 A JP 2008042120A JP 2008042120 A JP2008042120 A JP 2008042120A JP 5292848 B2 JP5292848 B2 JP 5292848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating sheet
substrate
insulating
sheet
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008042120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008244459A (ja
Inventor
元昭 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008042120A priority Critical patent/JP5292848B2/ja
Publication of JP2008244459A publication Critical patent/JP2008244459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5292848B2 publication Critical patent/JP5292848B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

本発明は、電子部品を内蔵した部品内蔵基板及びその製造方法に関する。
電子機器に対する小型化、高性能化及び低価格化等の要求に伴い、近年、プリント配線板の微細化及び多層化、並びにプリント配線板内での電子部品の高密度化が急速に進められている。また、半導体チップ等の電子部品を内蔵した多層配線基板の開発も行われている。例えば、ベアチップ又はチップサイズパッケージ(CSP:Chip Size Package)を内蔵した多層配線基板が開発されている。このような多層配線基板は部品内蔵基板とよばれる。
ベアチップとCSPとを比較すると、CSPに、検査が容易であり、破壊され難く、正常なものの供給が容易という利点がある。CSPには、図6に示すように、基板110、回路部111及び再配線部112が設けられている。回路部111は基板110の表面にトランジスタ等の半導体素子が形成されて構成されている。回路部111の表面に端子111aが形成され、端子111a及び回路部111が絶縁膜112eにより覆われている。また、絶縁膜112eには、端子111aに接続されたビア112aが形成されている。絶縁膜112eに再配線112cが形成されている。再配線部112は、再配線112c及びビア112bから構成されている。そして、再配線112cが封止膜112aにより封止されている。なお、封止膜112aには、再配線112cに接続されたビア112dが形成されている。なお、ビアはポストと呼ばれることもある。封止膜112aとしては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ノボラック樹脂、酸化シリコン、酸化アルミニウム、又は酸化タンタル等からなる膜が用いられている。このようなCSPは、ウェハレベルCSPとよばれることもある。
ここで、CSPを内蔵する部品内蔵基板を製造する従来の方法について説明する。このような方法としては、種々のものがあるが、ある一つの方法では、先ず、CSPをベース基板上にフェースアップの状態で固定する。次に、ガラス繊維に熱硬化性樹脂が含浸されて構成された絶縁シートをCSP側からベース基板の表面に貼り付ける。この時、絶縁シートのCSPと重なり合う部分には、予め開口部を形成しておく必要がある。これは、絶縁シートをそのまま貼り付けた場合には、ガラス繊維によりCSPが覆われてしまうからである。
上述の従来の方法では、CSP用の開口加工が必要とされるが、このような開口加工を省略可能にする方法もある。図7A及び図7Bは、部品内蔵基板を製造する従来の方法の一例を工程順に示す図である。CSP用の開口加工を不要とする従来の方法では、絶縁シートとして、シリカ等のフィラーが含有され、ガラス繊維が含まれていないものを使用する。即ち、先ず、図7Aに示すように、ベース基板101上に、基板110、回路部111及び再配線部112を備えたCSP104を固定し、その上から、フィラーを含むがガラス繊維を含まない絶縁シート102を貼り付ける。フィラーの含有量は20質量%程度である。そして、絶縁シート102を硬化させる。
次に、図7Bに示すように、絶縁シート102にビア112dまで達するビアホール103を形成する。次いで、ビアホール103内及び絶縁シート102上に、選択的に配線を形成する。そして、絶縁シートの形成及び配線の形成を繰り返すことにより、多層配線構造のビルドアップ部品内蔵基板を完成させる。
しかしながら、この従来の方法では、CSP104の熱膨張率がシリコンの熱膨張率とほぼ等しい3〜4ppm/℃であるのに対し、絶縁シートの熱膨張率はこれよりも10倍以上大きい。このため、熱膨張率の相違に基づいて応力が発生しやすく、高い信頼性を得ることが困難である。応力が発生すると、CSP104と絶縁シート102との間で剥がれが生じたり、CSP104内の半導体素子が誤動作したりする。また、部品内蔵基板に反りが生じることもある。
また、熱膨張率を調整するために絶縁シート102のフィラー含有量を高めると、ビアホール103を形成しにくくなってしまう。ビアホール103の形成は主にレーザ加工により行われているが、フィラー含有量が高くなると、その分だけ多くのレーザを照射する必要がでてくるため、ビア112d及び回路部111等にダメージが生じやすくなる。この結果、高い信頼性を得ることが困難である。
特開2005−327984号公報 特開昭57−7147号公報 特開2004−221417号公報 特開2004−221418号公報
本発明の目的は、高い信頼性を容易に得ることができる部品内蔵基板及びその製造方法を提供することにある。
本願発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
品内蔵基板には、基板と、前記基板上に、接続端子を上向きにして固定された電子部品と、フィラーを含有する樹脂から構成され、前記電子部品の側面を覆うと共に、前記接続端子を露出する絶縁層とが設けられている。そして、前記絶縁層には、前記絶縁層の表面側に位置する第1の絶縁シートと、前記第1の絶縁シートよりも前記基板側に位置し、前記基板の熱膨張率と前記絶縁層の熱膨張率との差により前記基板に生じる応力を緩和する第2の絶縁シートとが含まれている。前記第1の絶縁シートの表面は、前記接続端子が露出するまで研磨されている。
第1の部品内蔵基板の製造方法では、基板上に、接続端子を上向きにして電子部品を固定し、その後、フィラーを含有する樹脂から構成され、前記電子部品の側面を覆う絶縁層を前記電子部品の上方から前記基板上に貼り付ける。そして、前記絶縁層の表面を前記接続端子が露出するまで研磨する。前記絶縁層が、前記絶縁層の表面側に位置する第1の絶縁シートと、前記第1の絶縁シートよりも前記基板側に位置し、前記第1の絶縁シートよりも前記フィラーの含有量が高く、前記電子部品よりも薄い第2の絶縁シートとを含んでいる。
第2の部品内蔵基板の製造方法では、基板上に、接続端子を上向きにして電子部品を固定し、その後、フィラーを含有する樹脂から構成され、前記電子部品の側面を覆う縁層を前記電子部品の上方から前記基板上に貼り付ける。そして、前記絶縁層の表面を前記接続端子が露出するまで研磨する。前記絶縁層が、前記絶縁層の表面側に位置し、無機フィラーを含有する第1の絶縁シートと、前記第1の絶縁シートよりも前記基板側に位置し、ゴム系樹脂フィラーを含有し、前記電子部品よりも薄い第2の絶縁シートとを有している。
これらの部品内蔵基板等によれば、電子部品の側面を覆う絶縁層中のフィラーの含有量が適切に規定されているため、高い信頼性を得ることができると共に、その加工も容易である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る部品内蔵基板の構造を示す断面図である。
第1の実施形態では、ガラス繊維強化樹脂剤を硬化させて得られたガラスエポキシ基板等のベース基板1の上下に、接着剤を用いてCSP14が固定されている。CSP14には、基板10、回路部11、再配線部12、ビア12d及び封止膜12aが設けられている。基板10、回路部11、再配線部12、ビア12d及び封止膜12aの構成は、基板110、回路部111、再配線部112、ビア112d及び封止膜112aの構成と同様である。即ち、基板10としては、例えばシリコン基板が用いられている。回路部11の表面に端子11aが形成され、端子11a及び回路部11が絶縁膜12eにより覆われている。また、絶縁膜12eには、端子11aに接続されたビア12aが形成されている。絶縁膜12eとしては、例えばポリイミド膜が用いられている。絶縁膜12eに再配線12cが形成されている。再配線部12は、再配線12c及びビア12bから構成されている。そして、再配線12cが封止膜12aにより封止されている。封止膜12aには、再配線12cに接続されたビア12dが形成されている。なお、ベース基板1として、銅箔等の金属箔又は銅板等の金属板を用いてもよい。ビア12dは外部との接続用の接続端子として用いられる。
そして、CSP14の周囲において、ベース基板1上に絶縁シート2が貼り付けられている。絶縁シート2の厚さは、CSP14の厚さよりも薄い。CSP14の厚さは、例えば0.3mm程度であり、絶縁シート2の厚さは、例えば0.2mm程度である。CSP14の平面形状は、例えば一辺の長さが5mmの正方形である。また、絶縁シート2は、60質量%程度の無機フィラーを含む樹脂から構成されているが、ガラス繊維等の繊維は含まれていない。
更に、絶縁シート2上に絶縁シート3が貼り付けられている。絶縁シート3の厚さは、CSP14の厚さから絶縁シート2の厚さを減じて得られた厚さとほぼ一致する。即ち、絶縁シート3の厚さは、例えば0.1mm程度である。また、絶縁シート3は、20質量%程度の無機フィラーを含む樹脂から構成されているが、ガラス繊維等の繊維は含まれていない。つまり、絶縁シート3には、絶縁シート2よりも少量の無機フィラーが含まれている。なお、近年、主に使用されている絶縁シートの無機フィラーの含有量は20質量%程度である。
絶縁シート2及び3に含有されている無機フィラーは、それが含まれていない場合と比較して絶縁シート2及び3の熱膨張率を下げる作用を有している。
また、絶縁シート3上に多層配線構造の引き回し配線層4が形成されている。引き回し配線層4には、ビア12d等に接続された引き回し配線(図示せず)が形成されている。引き回し配線層4は、ベース基板1の裏面側にも形成されている。そして、一方の引き回し配線層4の表面から、他方の引き回し配線層4の表面まで貫通するスルーホール5が形成されており、その内側面にめっき層6が形成されている。更に、引き回し配線層4の表面には、複数のバンプ7が形成されている。
このように構成された部品内蔵基板では、従来の絶縁シートよりも、無機フィラーの含有量が高く、熱膨張率がシリコンのものに近い絶縁シート2がCSP14の周囲に存在しているため、熱膨張率の相違に起因する応力の発生及びこれに伴う信頼性の低下が抑制される。部品内蔵基板の反りも抑制される。また、このような絶縁シート2によってCSP14が完全に覆われている場合には、その加工が困難であるが、本実施形態では、絶縁シート2がCSP14よりも薄く、絶縁シート2上には、無機フィラーの含有量が従来のものと同程度の絶縁シート3が位置しているため、加工は容易なままである。
次に、上述のような部品内蔵基板を製造する方法について説明する。図2A乃至図2Dは、第1の実施形態に係る部品内蔵基板を製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図2Aに示すように、ベース基板1上に、接着剤を用いてCSP14を固定する。次いで、絶縁シート2及び3を貼り合わせて構成された複合シートを、絶縁シート2を下側にしてベース基板1の表面に貼り付ける。なお、絶縁シート2及び3としては、無機フィラーを含んだ半硬化状態(Bステージ)の熱硬化性エポキシ樹脂シートを用いる。複合シートの貼り付けは、例えば真空ラミネータ又は真空プレス装置を用いて行うことができる。また、複合シートの厚さは、CSP14の厚さよりも厚くしておく。次いで、複合シートに含まれる樹脂を硬化させる。なお、複合シート全体の貼り付け温度での溶融粘度は、5000poise以下であることが好ましい。CSP14を包含しやすくするためである。
このような貼り付けの結果、図2Bに示すように、絶縁シート2がCSP14の周囲に位置するようになる。なお、複合シートの溶融粘度が低いため、CSP14上の絶縁シート2及び3は薄くなる。また、絶縁シート2中の無機フィラーがCSP14の周囲まで流動することもあり、この場合には、CSP14上は、ほぼ絶縁シート3により占められる。
その後、図2Cに示すように、絶縁シート3の表層部を研磨することにより、ビア12dを露出させる。絶縁シート3の無機フィラーの含有量は従来のものと同程度であるため、研磨に使用される砥石等の磨耗量は従来と同程度である。なお、CSP14上に絶縁シート2が残存していたとしても、その量は僅かであるため、研磨量に及ぶ影響は無視しうる程度である。
続いて、図2Dに示すように、ベース基板1の裏面側についても、CSP14の固定、絶縁シート2及び3の貼り付け、並びにビア12dの露出を行う。
次いで、図2Eに示すように、ベース基板1の表裏面の双方において、絶縁シート3上に多層配線構造の引き回し配線層4を形成する。ここで、引き回し配線層4を形成する方法について説明する。図3A乃至図3Nは、引き回し配線層4を形成する方法を工程順に示す断面図である。
絶縁シート3の研磨後には、上述のように、ビア12dが露出している(図3A)。この状態において、先ず、図3Bに示すように、無電解めっき法により、めっき用のシード層21を全面に形成する。シード層21としては、例えば銅層を形成する。
次いで、図3Cに示すように、配線を形成する予定の領域を開口するレジストパターン31をシード層21上に形成する。
その後、図3Dに示すように、レジストパターン31から露出しているシード層21上に、電気めっき法により、厚さが30μm程度の金属膜22を形成する。金属膜22としては、例えば銅膜を形成する。
続いて、図3Eに示すように、レジストパターン31を除去する。更に、図3Fに示すように、金属膜22から露出しているシード層21を、例えばスプレーエッチングにより除去する。この結果、シード層21及び金属膜22からなる配線が形成される。
次いで、図3Gに示すように、半硬化状態(Bステージ)の熱硬化性エポキシ樹脂シート等の絶縁シート23を全面に貼り付ける。絶縁シート23の貼り付けは、例えば真空ラミネータ又は真空プレス装置等を用いて行うことができる。この貼り付けに際しては、例えば、温度を130℃〜150℃とし、貼り付け圧力を0.9MPa〜1MPaとし、貼り付け時間を1.5分間〜3分間とする。その後、大気圧下で150℃〜200℃(例えば170℃)のキュアを30分間〜2時間(例えば1時間)行う。この結果、絶縁シート23が硬化する。
続いて、図3Hに示すように、炭酸ガスレーザ又はUV−YAGレーザ等を用いて、絶縁シート23に金属膜22まで達する孔(ビアホール)24を形成する。孔24の直径は、例えば60μm程度とする。次いで、デスミア処理を行うことにより、孔24の内部のスミアを除去する。
その後、図3Iに示すように、無電解めっき法により、めっき用のシード層25を孔24内及び絶縁シート23上に形成する。シード層25としては、例えば銅層を形成する。
続いて、図3Jに示すように、配線を形成する予定の領域を開口するレジストパターン32をシード層25上に形成する。
次いで、図3Kに示すように、レジストパターン32から露出しているシード層25上に、電気めっき法により、厚さが30μm程度の金属膜26を形成する。金属膜26としては、例えば銅膜を形成する。
その後、図3Lに示すように、レジストパターン32を除去する。更に、図3Mに示すように、金属膜26から露出しているシード層25を、例えばスプレーエッチングにより除去する。この結果、シード層25及び金属膜26からなる配線が形成される。
その後、絶縁シート23、孔24、シード層25及び金属膜26の形成等を繰り返すことにより、図3Nに示すように、引き回し配線層4を形成することができる。
このようにして引き回し配線層4を形成した後には、一方の引き回し配線層4の表面から、他方の引き回し配線層4の表面まで貫通するスルーホール5を形成し、その内側面にめっき層6を形成する。スルーホール5は、例えばドリル加工により形成することができる。更に、引き回し配線層4の表面に、複数の開口部を備えたソルダレジスト層(図示せず)を形成し、ソルダレジスト層の開口部内に複数のバンプ7を形成する。
このような部品内蔵基板の製造方法によれば、無機フィラーの含有量が高い絶縁シート2の加工は必要とされないため、複合シートの加工が容易である。また、絶縁シート3にビアを形成する必要がないため、ビア12dへの多くのレーザの照射が回避され。また、ビア12dが露出した状態でのデスミア処理が不要となる。
なお、上述の実施形態では、絶縁シート2及び3を複合化した複合シートを用いているが、無機フィラーを従来のものよりも多く含んだ単一の絶縁シートを用いることもできる。この場合、溶融粘度が5000poiseであれば、貼り付け時に無機フィラーが沈降し、上述の実施形態で絶縁シート2が存在する領域内での含有量が増加し、絶縁シート3が存在する領域内での含有量が減少する。つまり、絶縁シート内で、下部における無機フィラーの含有量が高く、上部における無機フィラーの含有量が低い状態となる。この結果、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
また、フィラーの材料は特に限定されない。シリカ以外にも、絶縁シート2及び3の熱膨張率を下げる作用を有するものであれば、アルミナ、窒化アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、珪酸マグネシウム等を用いることができる。更に、ベース基板上に固定される電子部品も特に限定されない。CSP以外にも、ベアチップ等を用いることができる。
次に、第1の実施形態に関して実際に本願発明者が行った実験の内容及び結果について説明する。
(実験例No.1−1)
先ず、基板上に、シリカフィラーの含有量が60質量%で厚さが0.2mmの第1の絶縁シートとシリカフィラーの含有量が20質量%で厚さが0.1mmの第2の絶縁シートとからなる複合シートを、Bステージの状態で貼り付けた。この時、第1の絶縁シートを基板側にした。次に、複合シートを加熱により硬化させ、研削法により複合シートの表面を研磨した。そして、研削砥石を観察したところ、磨耗は生じていなかった。第1の絶縁シート及び第2の絶縁シートの硬化後の熱膨張率は、それぞれ、18ppm/℃、70ppm/℃であった。
(実験例No.1−2)
先ず、基板上に、シリカフィラーの含有量が40質量%で厚さが0.3mmの第3の絶縁シートを130℃でBステージの状態で貼り付けた。第3の絶縁シートとしては、130℃での溶融粘度が2000poiseのものを用いた。次に、第3の絶縁シートを加熱により硬化させ、切削法により第3の絶縁シートの表面の加工を行った。そして、切削バイトを観察したところ、磨耗は生じていなかった。第3の絶縁シートの硬化後のシート平均の熱膨張率は、42ppm/℃であった。硬化後の絶縁シートの断面を観察したところ、底部にフィラーが密集しており、上部にはフィラーがほとんど存在していなかった。
(実験例No.1−3)
先ず、基板上に、シリカフィラーの含有量が40質量%で厚さが0.3mmの第4の絶縁シートを130℃でBステージの状態で貼り付けた。第4の絶縁シートとしては、130℃での溶融粘度が8000poiseのものを用いた。次に、第4の絶縁シートを加熱により硬化させ、実験例No.2と同じ条件下で切削法により第4の絶縁シートの表面の加工を行った。そして、切削バイトを観察したところ、著しい磨耗が生じていた。第4の絶縁シートの硬化後の熱膨張率は、40ppm/℃であった。硬化後の絶縁シートの断面を観察したところ、フィラーが膜厚方向に均一に分散していた。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係る部品内蔵基板の構造を示す断面図である。
第2の実施形態は、絶縁シート2の代わりに絶縁シート52が用いられている点で第1の実施形態と相違している。他の構成は第1の実施形態と同様である。
絶縁シート52の厚さは、絶縁シート2と同様に、CSP14の厚さよりも薄い。絶縁シート52の厚さは、例えば0.2mm程度である。絶縁シート52は、20質量%〜30質量%程度のゴム系樹脂フィラーを含む樹脂から構成されているが、ガラス繊維等の繊維及び無機フィラーは含まれていない。ゴム系樹脂フィラーは、それが含まれていない場合と比較して絶縁シート52の弾性率を下げる作用を有している。
このように構成された部品内蔵基板では、従来の絶縁シートよりも弾性率が低い絶縁シート52がCSP14の周囲に存在しているため、例え、熱膨張率が大きい絶縁シート52が変形したとしても、この変形に基づく応力は極めて小さなものとなる。つまり、第一の実施形態と同様に、熱膨張率の相違に起因する応力の発生が抑制され、これに伴う信頼性の低下も抑制される。部品内蔵基板の反りも抑制される。また、このような絶縁シート52によってCSP14が完全に覆われている場合には、その加工の際に研磨装置に目詰まりが生じたり、その後のデスミア処理の際の表面の粗化が困難になったりするが、本実施形態では、絶縁シート52がCSP14よりも薄く、絶縁シート52上には、無機フィラーの含有量が従来のものと同程度の絶縁シート3が位置しているため、このような問題は生じない。
次に、上述のような部品内蔵基板を製造する方法について説明する。図5A乃至図5Dは、第2の実施形態に係る部品内蔵基板を製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図5Aに示すように、ベース基板1上に、接着剤を用いてCSP14を固定する。次いで、絶縁シート52及び3を貼り合わせて構成された複合シートを、絶縁シート52を下側にしてベース基板1の表面に貼り付ける。なお、絶縁シート52及び3としては、夫々、ゴム系樹脂フィラー、無機フィラーを含んだ半硬化状態(Bステージ)の熱硬化性エポキシ樹脂シートを用いる。複合シートの貼り付けは、例えば真空ラミネータ又は真空プレス装置を用いて行うことができる。また、複合シートの厚さは、CSP14の厚さよりも厚くしておく。次いで、複合シートに含まれる樹脂を硬化させる。なお、複合シート全体の貼り付け温度での溶融粘度は、5000poise以下であることが好ましい。CSP14を包含しやすくするためである。
このような貼り付けの結果、図5Bに示すように、絶縁シート52がCSP14の周囲に位置するようになる。なお、複合シートの溶融粘度が低いため、CSP14上の絶縁シート52及び3は薄くなる。また、絶縁シート52中のゴム系樹脂フィラーがCSP14の周囲まで流動することもあり、この場合には、CSP14上は、ほぼ絶縁シート3により占められる。
その後、図5Cに示すように、絶縁シート3の表層部を研磨することにより、ビア12dを露出させる。無機フィラーが少ない場合には砥石等の目に絶縁シート3の樹脂が入り込んで目詰まりが生じやすいが、絶縁シート3の無機フィラーの含有量は従来のものと同程度であるため、無機フィラーによりこのような目詰まりが回避される。なお、CSP14上に絶縁シート52が残存していたとしても、その量は僅かであるため、目詰まりに及ぶ影響は無視しうる程度である。
続いて、図5Dに示すように、ベース基板1の裏面側についても、CSP14の固定、絶縁シート52及び3の貼り付け、並びにビア12dの露出を行う。
次いで、図5Eに示すように、ベース基板1の表裏面の双方において、第1の実施形態と同様に、絶縁シート3上に多層配線構造の引き回し配線層4を形成する。
その後、一方の引き回し配線層4の表面から、他方の引き回し配線層4の表面まで貫通するスルーホール5を形成し、その内側面にめっき層6を形成する。スルーホール5は、例えばドリル加工により形成することができる。更に、引き回し配線層4の表面に、複数の開口部を備えたソルダレジスト層(図示せず)を形成し、ソルダレジスト層の開口部内に複数のバンプ7を形成する。
このような部品内蔵基板の製造方法によれば、ゴム系樹脂フィラーを含有する絶縁シート52の加工は必要とされないため、複合シートの加工が容易である。また、絶縁シート3にビアを形成する必要がないため、ビア12dへの多くのレーザの照射が回避され。また、ビア12dが露出した状態でのデスミア処理が不要となる。
また、ゴム系樹脂フィラーの材料は特に限定されず、例えば、不飽和炭素結合、カルボニル基、アルコキシ基、シアノ基及び/又はアリール基を含むゴム系樹脂材料を用いることができる。また、ゴム系樹脂材料以外でも、弾性率を下げる作用を有する材料を用いることができる。
次に、第2の実施形態に関して実際に本願発明者が行った実験の内容及び結果について説明する。
(実験例No.2−1)
先ず、シリコン基板の表面にトランジスタ等の半導体素子が形成されて構成された回路部を備えたCSPを、最表面のビアが上側を向くようにして接着剤を用いて基板の片面上のみに固定した。CSPの厚さは0.3mmであり、平面形状は一辺が5mmの正方形である。また、基板の厚さは0.1mmであり、平面形状は一辺が10cmの正方形である。基板はガラス繊維強化樹脂を硬化させた積層体からなる。次いで、基板上に、ゴム系樹脂フィラーの含有量が30質量%で厚さが0.2mmの第5の絶縁シートとシリカフィラーの含有量が30質量%で厚さが0.1mmの第6の絶縁シートとからなる複合シートを、Bステージの状態で貼り付けた。この時、第5の絶縁シートを基板側にした。その後、複合シートを加熱(180℃、1時間)により硬化させ、研削法により最表面のビアが露出するまで複合シートの表面を研磨した。そして、研削砥石を観察したところ、目詰まり及び磨耗は生じていなかった。第5の絶縁シート及び第6の絶縁シートの硬化後の弾性率は、それぞれ、1.2GPa、2.7GPaであった。
続いて、図3A〜図3Nに示す方法と同様にして、基板の両側に、配線層の数が3層ずつの引き回し配線層を形成した。そして、基板の反り量を測定したところ、125μmであった。
(実験例No.2−2)
先ず、実験例No.2−1と同様にして、CSPを基板の片面上のみに固定した。但し、CSPの厚さは0.35mmであり、平面形状は一辺が5mmの正方形である。また、基板の厚さは0.2mmであり、平面形状は一辺が15cmの正方形である。次いで、基板上に、ゴム系樹脂フィラーの含有量が20質量%で厚さが0.2mmの第7の絶縁シートとシリカフィラーの含有量が20質量%で厚さが0.1mmの第8の絶縁シートとからなる複合シートを、Bステージの状態で貼り付けた。この時、第7の絶縁シートを基板側にした。その後、複合シートを加熱(180℃、1時間)により硬化させ、研削法により最表面のビアが露出するまで複合シートの表面を研磨した。そして、研削砥石を観察したところ、目詰まり及び磨耗は生じていなかった。第7の絶縁シート及び第8の絶縁シートの硬化後の弾性率は、それぞれ、1.6GPa、2.4GPaであった。
続いて、図3A〜図3Nに示す方法と同様にして、基板の両側に、配線層の数が3層ずつの引き回し配線層を形成した。そして、基板の反り量を測定したところ、145μmであった。
(実験例No.2−3)
先ず、実験例No.2−1と同様にして、CSPを基板の片面上のみに固定した。次いで、基板上に、ゴム系樹脂フィラーの含有量が30質量%で厚さが0.3mmの第9の絶縁シートを、Bステージの状態で貼り付けた。その後、第9の絶縁シートを加熱(180℃、1時間)により硬化させ、研削法により最表面のビアが露出するまで複合シートの表面を研磨した。そして、基板の反り量を測定したところ、100μmと実験例No.2−1よりも小さかった。しかしながら、研削砥石を観察したところ、著しい目詰まりが生じていた。なお、第9の絶縁シートの硬化後の弾性率は1.4GPaであった。
(実験例No.2−4)
先ず、実験例No.2−1と同様にして、CSPを基板の片面上のみに固定した。次いで、基板上に、シリカフィラーの含有量が30質量%で厚さが0.3mmの第10の絶縁シートを、Bステージの状態で貼り付けた。その後、第10の絶縁シートを加熱(180℃、1時間)により硬化させ、研削法により最表面のビアが露出するまで複合シートの表面を研磨した。そして、研削砥石を観察したところ、目詰まり及び磨耗は生じていなかった。しかしながら、基板の反り量を測定したところ、200μmと、引き回し配線層の形成の前でも実験例No.2−1よりも著しく大きかった。なお、第10の絶縁シートの硬化後の弾性率は2.8GPaであった。
なお、ベース基板上に固定される電子部品は特に限定されない。CSP以外にも、ベアチップ等を用いることができる。検査が可能なベアチップをベース基板上に固定する場合には、フェースアップで固定したベアチップの外部接続電極側から、上述の各実施形態におけるものと同様の絶縁シートをラミネートし、ベアチップの外部接続電極全体を一旦被覆し、その後、研削によりこの接続電極を露出させてもよい。
また、接続端子には、スタッドバンプ、めっきバンプ、はんだバンプ等の突起端子も含まれる。特に、ベアチップの場合は、電極部に直接上記スタッドバンプ、めっきバンプ、はんだバンプ等の突起端子を形成してもよいし、電極部と電気的に接続された部分に、上記スタッドバンプ、めっきバンプ、はんだバンプ等の突起端子を形成してもよい。更に、基板上に固定される電子部品の数は特に限定されず、1個のみでもよく、複数個であってもよい。
第1の実施形態に係る部品内蔵基板の構造を示す断面図である。 第1の実施形態に係る部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図2Aに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図2Bに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図2Cに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図2Dに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Aに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Bに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Cに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Dに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Eに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Fに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Gに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Hに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Iに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Jに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Kに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Lに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 図3Mに引き続き、引き回し配線層4を形成する方法を示す断面図である。 第2の実施形態に係る部品内蔵基板の構造を示す断面図である。 第2の実施形態に係る部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図5Aに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図5Bに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図5Cに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 図5Dに引き続き、部品内蔵基板を製造する方法を示す断面図である。 CSPの構造を示す断面図である。 部品内蔵基板を製造する従来の方法の一例を示す図である。 図7Aに引き続き、部品内蔵基板を製造する従来の方法の一例を示す図である。
符号の説明
1:ベース基板
2、3、52:絶縁シート
4:引き回し配線層
5:スルーホール
6:めっき層
7:バンプ
10:基板
11:回路部
12:再配線部
13:接続端子
14:CSP
21、26:絶縁シート
22、27:ビアホール
23:シード層
24:レジストパターン
25:めっき膜

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板上に、接続端子を上向きにして固定された電子部品と、
    フィラーを含有する樹脂から構成され、前記電子部品の側面を覆うと共に、前記接続端子を露出する絶縁層と
    を有し、
    前記絶縁層は、
    前記絶縁層の表面側に位置する第1の絶縁シートと、
    前記第1の絶縁シートよりも前記基板側に位置し、前記基板の熱膨張率と前記絶縁層の熱膨張率との差により前記基板に生じる応力を緩和する第2の絶縁シート
    を有し、
    前記第1の絶縁シートの表面は、前記接続端子が露出するまで研磨されている
    ことを特徴とする部品内蔵基板。
  2. 前記第2の層は、前記フィラーの含有量が前記第1の層よりも高い
    ことを特徴とする請求項に記載の部品内蔵基板。
  3. 前記第1の層には無機フィラーが含有され、前記第2の層にはゴム系樹脂フィラーが含有される
    ことを特徴とする請求項に記載の部品内蔵基板。
  4. 前記フィラーの含有量は、前記絶縁層の表面からの距離が大きい領域ほど高くなっている
    ことを特徴とする請求項に記載の部品内蔵基板。
  5. 基板上に、接続端子を上向きにして電子部品を固定する工程と、
    フィラーを含有する樹脂から構成され、前記電子部品の側面を覆う絶縁層を前記電子部品の上方から前記基板上に貼り付ける工程と
    前記絶縁層の表面を前記接続端子が露出するまで研磨する工程と
    を有し、
    前記絶縁層
    前記絶縁層の表面側に位置する第1の絶縁シートと、
    前記第1の絶縁シートよりも前記基板側に位置し、前記第1の絶縁シートよりも前記フィラーの含有量が高く、前記電子部品よりも薄い第2の絶縁シートと
    を有する
    ことを特徴とする部品内蔵基板の製造方法。
  6. 基板上に、接続端子を上向きにして電子部品を固定する工程と、
    フィラーを含有する樹脂から構成され、前記電子部品の側面を覆う縁層を前記電子部品の上方から前記基板上に貼り付ける工程と
    前記絶縁層の表面を前記接続端子が露出するまで研磨する工程と
    を有し、
    前記絶縁層
    前記絶縁層の表面側に位置し、無機フィラーを含有する第1の絶縁シートと、
    前記第1の絶縁シートよりも前記基板側に位置し、ゴム系樹脂フィラーを含有し、前記電子部品よりも薄い第2の絶縁シート
    を有する
    ことを特徴とする部品内蔵基板の製造方法。
JP2008042120A 2007-02-27 2008-02-22 部品内蔵基板及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5292848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008042120A JP5292848B2 (ja) 2007-02-27 2008-02-22 部品内蔵基板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007047812 2007-02-27
JP2007047812 2007-02-27
JP2008042120A JP5292848B2 (ja) 2007-02-27 2008-02-22 部品内蔵基板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008244459A JP2008244459A (ja) 2008-10-09
JP5292848B2 true JP5292848B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=39915348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008042120A Expired - Fee Related JP5292848B2 (ja) 2007-02-27 2008-02-22 部品内蔵基板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5292848B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049289A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Kyocera Corp 配線基板及びその製造方法
JP5413120B2 (ja) * 2009-10-13 2014-02-12 日本電気株式会社 多層配線基板および多層配線基板の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297560A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Hitachi Ltd 多層プリント配線基板およびその実装構造体
JP4685979B2 (ja) * 2000-02-21 2011-05-18 日本特殊陶業株式会社 配線基板
JP4114629B2 (ja) * 2004-04-23 2008-07-09 松下電工株式会社 部品内蔵回路板及びその製造方法
JP2005327984A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Shinko Electric Ind Co Ltd 電子部品及び電子部品実装構造の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008244459A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8745860B2 (en) Method for manufacturing printed wiring board
US9041211B2 (en) Semiconductor package and method for manufacturing the semiconductor package embedded with semiconductor chip
JP4093186B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8318543B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device
JP5280079B2 (ja) 配線基板の製造方法
US9136220B2 (en) Semiconductor package and method for manufacturing the semiconductor package
JP2006173232A (ja) 半導体装置およびその製造方法
TW201411806A (zh) 積層型半導體裝置及其製造方法
JP2010147153A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006222164A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2005093942A (ja) 半導体装置
US11152293B2 (en) Wiring board having two insulating films and hole penetrating therethrough
KR20110045098A (ko) 전자 부품 내장 배선판 및 그의 제조 방법
JP2005216937A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2011119502A (ja) 半導体パッケージとその製造方法
JP2009004544A (ja) 電子装置の製造方法及び電子装置
US20100144096A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device in which bottom surface and side surface of semiconductor substrate are covered with resin protective film
JP2004165277A (ja) 電子部品実装構造及びその製造方法
JP2009272512A (ja) 半導体装置の製造方法
JP5292848B2 (ja) 部品内蔵基板及びその製造方法
JP2016048768A (ja) 配線板及び半導体装置の製造方法
JP2006237337A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP6447073B2 (ja) 配線基板及びラミネート装置
JP4605176B2 (ja) 半導体搭載基板及び半導体パッケージの製造方法並びに半導体パッケージ
JP4103482B2 (ja) 半導体搭載基板とそれを用いた半導体パッケージ並びにそれらの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees