JP5292331B2 - 内燃機関用吸気制御装置 - Google Patents

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本発明は,吸気路を有する合成樹脂製のスロットルボディと,前記吸気路を挟んで同軸上に並ぶようにして前記スロットルボディにインサート成形される円筒状の一対の軸受ホルダと,これら軸受ホルダに圧入保持される一対の軸受と,これら軸受に回転自在に支承される弁軸と,この弁軸に付設され,その回転により前記吸気路を開閉するスロットル弁とを備える内燃機関用吸気制御装置の改良に関する。
かゝる内燃機関用吸気制御装置は,下記特許文献1に開示されるように知られている。
特開2006−17005号公報
従来のかゝる内燃機関用吸気制御装置では,軸受ホルダの内端を吸気路に露出させておき,軸受ホルダにその外端側から軸受を圧入する際,吸気路に露出した軸受ホルダの内端面を支承する圧入受け治具を吸気路に設置するようにしていた。
こうしたものでは,軸受ホルダへの軸受の圧入荷重がスロットルボディに加えられることを防ぎ,軸受ホルダのスロットルボディからの剥離を回避することができる。
しかしながら,軸受ホルダの内端面を支承する圧入受け治具を吸気路に挿入することは,その圧入受け治具によって,吸気路の高精度に仕上げられた内周面を傷つける虞が生じる。このため吸気路への圧入受け治具の設置には高度な配慮が要求され,これが生産能率の低下を招き,コストの低減を困難にする。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,軸受ホルダへの軸受の圧入時,吸気路の内周面を傷つける心配が全くなく,軸受ホルダの内端を圧入受け治具により受け止め得るようにした内燃機関用吸気制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,吸気路を有する合成樹脂製のスロットルボディと,前記吸気路を挟んで同軸上に並ぶようにして前記スロットルボディにインサート成形される円筒状の一対の軸受ホルダと,これら軸受ホルダに圧入保持される一対の軸受と,これら軸受に回転自在に支承される弁軸と,この弁軸に付設され,その回転により前記吸気路を開閉するスロットル弁とを備える内燃機関用吸気制御装置において,前記軸受ホルダを,その内端面が前記吸気路の半径方向外側に位置するように配置すると共に,その内端面の少なくとも一部を露出させる凹部を,これも前記吸気路の半径方向外側に位置するように前記スロットルボディに形成し,前記軸受ホルダへの前記軸受の圧入時,前記軸受ホルダの内端面を支承する圧入受け治具を前記凹部に挿入可能としたことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記軸受ホルダの内端面のうち,半周以上の部分を前記圧入受け治具で支承させるように前記凹部に露出させ,残余の部分を前記スロットルボディに埋没させたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1又は2の特徴に加えて,前記弁軸を,前記吸気路の吸気流方向中央部より下流側にオフセットして配置し,前記凹部を,前記スロットルボディの,吸気路下流側の端面に開口させたことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,合成樹脂製のスロットルボディにインサート成形により埋設された軸受ホルダに軸受を圧入する際には,前記凹部において圧入受け治具により,該凹部に露出した軸受ホルダの内端面を支承することによって,軸受の軸受ホルダへの圧入荷重を圧入受け治具により受け止めることができ,したがって,スロットルボディに圧入荷重を負担させることなく,軸受を軸受ホルダに確実に圧入することができる。
しかも,前記凹部は,吸気路の半径方向外側に位置するように配置され,それと隔絶しているので,圧入受け治具の凹部への抜き差し時,圧入受け治具により吸気路の内面を傷つけるような心配は全くない。したがって圧入受け治具の取り扱いが容易になり,生産性の向上,延いてはコストの低減に寄与し得る。
本発明の第2の特徴によれば,軸受ホルダの内端面の半周以上の部分が凹部に露出して圧入受け治具により受け止められるので,軸受の圧入時,軸受ホルダの姿勢を安定させ,軸受の圧入をスムーズ且つ正確に行うことができる。しかも,軸受ホルダの内端面の残余の部分はスロットルボディに埋没しているから,スロットルボディと軸受ホルダとの強固な結合状態を確保することができる。
本発明の第3の特徴によれば,前記凹部は,弁軸及びスロットル弁に比較的近い,スロットルボディの,吸気路下流側端面に開口するので,その凹部の深さを極力浅くすることができ,その結果,その凹部に挿入する圧入受け治具の長さを極力短くして,その曲げ剛性を高め,軸受の圧入荷重に抗して軸受ホルダを強固に支持することができる。
本発明の実施例に係る内燃機関用吸気制御装置の横断面図。 制御ハウジング付きのスロットルボディを示す,図1との対応図。 図2の3矢視図。 図3の4矢視図。 図3の5矢視図。 図2の6−6線断面図。 図2の7−7線断面図。 軸受ホルダへのボール軸受の圧入要領説明図。 圧入受け治具の斜視図。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1,図2及び図6において,自動二輪車,自動車等の車両に搭載される内燃機関用の吸気制御装置は,吸気路2を中心部に有する合成樹脂製のスロットルボディ1と,それに一体に連設される合成樹脂製の制御ハウジング3とを主体とする。
スロットルボディ1は,その左右両側壁に一対の軸受ボス4,4を一体に有しており,またこのスロットルボディ1の,吸気路2下流側端部には,基本形が正方形の取り付けフランジ5が一体に形成される。
上記軸受ボス4,4には,吸気路2を横断する弁軸6を回転自在に支承する左右一対のボール軸受7,7が軸受ホルダ8,8を介して取り付けられ,この弁軸6に,吸気路2を開閉するスロットル弁9が固着される。一方の軸受ホルダ8には,それと同側のボール軸受7と,弁軸6の一端面を覆うキャップ10が嵌装され,弁軸6の他端部は前記制御ハウジング3内へと延びている。
弁軸6及びスロットル弁9は,吸気路2の,吸気流方向中央部より下流側にオフセットして配置される。取り付けフランジ5には,これを図示しない内燃機関の吸気マニフォルド側の取り付けフランジにボルト接合するための複数のボルト孔11,11…が設けられる。
次に,上記軸受7,7の軸受ボス4,4への取り付け構造について説明する。
合成樹脂によるスロットルボディ1の射出成形時,軸受ボス4,4に金属製で円筒状の軸受ホルダ8,8がインサート成形により埋設される。その際,軸受ホルダ8,8は,それぞれの内端面8aが吸気路2の半径方向外側に位置するように配置される。そしてそれらの内端面8aの一部を露出させる凹部12が,スロットルボディ1の下流側端面,即ち前記取り付けフランジ5の端面に開口するように形成される。図示例では,凹部12は,スロットル弁9より下流側の吸気路2を囲繞するよう環状に,且つ底面が弁軸6の軸線を吸気路2の上流側に越えて終るように形成される。またこの環状の凹部12は,その内側の内周面が吸気路2の内周面と同心の円筒状をなし,外側の内周面が多角形をなすように形成される(図2及び図5参照)。
図6及び図7に示すように,軸受ホルダ8の内端面8aのうち,半周以上の部分が凹部12に露出し,残余の部分は軸受ボス4中に埋没する。また軸受ホルダ8の外周面には,軸受ボス4との結合力を強化するための環状のアンカ溝13が複数条形成される。
このように軸受ホルダ8を軸受ボス4にインサート成形により埋設した後,図8に示すように,軸受ホルダ8に,それらの外端側からボール軸受7を圧入治具J2により圧入する。その際,予め凹部12には,圧入受け治具J1を挿入,待機させる。
この圧入受け治具J1は,図9に示すように,凹部12の外側の多角形内周面に対応した多角形の筒体で構成され,それの相対向する一対の平坦壁15,15には,一対の軸受ボス4,4の根元の受け入れを可能にする切欠き16,16と,軸受ホルダ8の内端面8aの凹部12への露出部を受け止め得る支承部17が設けられる。
而して,凹部12に挿入した圧入受け治具J1は,軸受ボス4,4の根元を切欠き16,16に受け入れながら,先ず左右何れか一方の軸受ホルダ8の内端面8aの凹部12への露出部に支承部17を当接させて固定し,この状態で,上記一方の軸受ホルダ8に,その外端側からボール軸受7を圧入する。したがって,圧入治具J2によるボール軸受7の軸受ホルダ8への圧入荷重は,圧入受け治具J1により受け止められることになるから,スロットルボディ1に圧入荷重を負担させることなく,ボール軸受7を軸受ホルダ8に確実に圧入することができる。
しかも,圧入受け治具J1は,吸気路2の半径方向外側にあってそれと隔絶した凹部12に挿入,待機させるものであるから,圧入受け治具J1の凹部12への抜き差し時,圧入受け治具J1により吸気路2の内面を傷つけるような心配は全く無い。したがって圧入受け治具J1の取り扱いが容易になり,生産性の向上,延いてはコストの低減に寄与し得る。
また軸受ホルダ8の内端面8aの半周以上の部分が凹部12に露出して圧入受け治具J1により受け止められるので,軸受ホルダ8の姿勢を安定させ,ボール軸受7の圧入をスムーズ且つ正確に行うことができる。しかも,軸受ホルダ8の内端面8aの残余の部分は軸受ボス4中に埋没しているから,軸受ボス4と軸受ホルダ8との強固な結合状態を確保することができる。
一方,圧入受け治具J1は,多角形の筒体で構成されるので,曲げ剛性が高く,前記圧入荷重に抗して軸受ホルダ8を強固に支持することができる。さらに前記凹部12は,弁軸6及びスロットル弁9に比較的近い,スロットルボディ1の下流側端面に開口させたので,その深さを極力浅くすることができ,その結果,その凹部12に挿入する圧入受け治具J1の長さを極力短くして,その曲げ剛性を一層高めることができる。
ボール軸受7の軸受ホルダ8への圧入深さを規制するために,軸受ホルダ8の内端部には,ボール軸受7の内端が当接する内向きフランジ18が形成される(図1及び図2参照)。
上記一方の軸受ホルダ8へのボール軸受7の圧入後は,同様の要領により,他方の軸受ホルダ8へのボール軸受7の圧入を行う。
上記凹部12は,取り付けフランジ5を,図示しない吸気マニフォルド側の取り付けフランジにボルト接合したとき,その吸気マニフォルド側の取り付けフランジにより閉鎖され,塵埃等が侵入しないようになっている。
再び図1〜図3において,前記制御ハウジング3は,前記一方の軸受ボス4から,前記取り付けフランジ5の直角をなす二辺部にかけて合成樹脂によりスロットルボディ1と一体成形される。
この制御ハウジング3は,取り付けフランジ5の一辺部に連設されて弁軸6と平行に配置される円筒状のモータ収容部3aと,このモータ収容部3aの軸方向一端から,弁軸6と直交する方向に延びて一方の軸受ボス4に連なる扁平で略直方体形状をなすギア収容部3bとからなっており,ギア収容部3bの,スロットルボディ1と反対側の面が開放面になっている。モータ収容部3aには電動モータ20が収容され,ギア収容部3bには,電動モータ20の回転を減速して弁軸6に伝達する減速ギア装置21が収容され,これら電動モータ20及び減速ギア装置21を覆う合成樹脂製のカバー22が制御ハウジング3の開放面にビス23により接合される。
減速ギア装置21は,電動モータ20の出力軸25に固着される1次駆動ギア26と,中間軸27に回転自在に支承されて1次駆動ギア26と噛合する1次従動ギア26′と,この1次従動ギア26′の一側に一体に形成される2次駆動ギア28と,弁軸6にナット29で固着されて2次駆動ギア28と噛合するセクタ型の2次従動ギア28′とで構成され,電動モータ20の出力軸25の回転を2段階減速して弁軸6に伝達して,スロットル弁9を開閉し得るようになっている。減速ギア装置21の各ギアはスパーギアであり,弁軸6,出力軸25及び中間軸27は,これらの軸線が前記吸気路2の軸線と直交して互いに平行に並ぶように配置される。中間軸27は,制御ハウジング3に一体成形される円筒状の支持ボス30に一端部がインサート成形により固定支持され,その他端部はカバー22に設けられる支持孔31に嵌合して支持される。2次従動ギア28′には,これをスロットル弁9の閉じ方向に付勢する,捩じりコイルばねよりなる閉じばね32が接続される。
スロットル弁9の弁軸6及びカバー22間には,スロットル弁9の開度を検出するスロットル開度センサ33が設けられる。このスロットル開度センサ33は,スロットル弁9の開度を電気信号として外部に取り出す公知のもので,前記2次従動ギア28′を弁軸6に固着するソケット型のナット29の端部に付設された発信体34と,それに対向するようにカバー22に付設される受信体35とで構成される。
制御ハウジング3の各部には,それを補強するリブが次のように形成される。先ず,図3〜図5において,ギア収容部3bは,弁軸6及び電動モータ20の配列方向を長辺とする扁平な略直方体形状をなしている。図4及び図5に示すように,このギア収容部3bの長辺側の両外側面と,弁軸6寄りの短辺側の外側面とに,互いに一定の間隔を開けて対向する一対の長尺リブ40,40と,少なくとも前記長辺側で両長尺リブ40,40間を一体に連結する複数の連結リブ41,41…;42,42…とが形成される。その際,少なくとも3条の連結リブ41は,ギア収容部3bを長辺側から見た側面視において,長尺リブ40,40に直交しながら出力軸25,中間軸27及び弁軸6の各軸線上にそれぞれ配置される。また他の連結リブ42は長尺リブ40,40に斜交するように配置される。
このようにギア収容部3bは,その外側面に形成された一対の長尺リブ40,40及び複数の連結リブ41,41…;42,42…により剛性が効果的に強化されるので,これが合成樹脂製であるにも拘らず,電動モータ20の作動中,その駆動反力により変形することがなく,また内燃機関側から加振されても変形することがないので,電動モータ20の駆動力を減速ギア装置21を介して弁軸6に効率良く伝達することができ,また吸気路2の内周面の歪みを防ぎ,スロットル弁9により制御される吸気量の安定化に寄与し得る。
特に,上記連結リブに,長尺リブ40,40に直交するもの41と,斜交するもの42とを混在させることは,一対の長尺リブ40,40間にトラス構造を構成し,これによりギア収容部の剛性強化を一層促進させるので,ギア収容部3bの変形防止に極めて有効である。
また長尺リブ40,40に直交する少なくとも3条の連結リブ41は,ギア収容部3bを長辺側から見た側面視において,出力軸25,中間軸27及び弁軸6の各軸線上にそれぞれ配置されるもので,これにより出力軸25,中間軸27及び弁軸6周りにおいてギア収容部3bを効果的に補強して,その変形を防ぐことができる。
また連結リブ41,41…;42,42…の相互間隔は,モータ収容部3a側で狭く,スロットルボディ1側で広く設定される。こうすることで,連結リブ41,41…;42,42…の配設本数は,モータ収容部3a側で多く,スロットルボディ1側で少なくなるので,連結リブ41,41…;42,42…の使用本数を極力少なくしながら,モータ収容部3a側のギア収容部3bを効果的に補強することができる。したがって,モータ収容部3aが,電動モータ20の大なる駆動反力を受けたり,内燃機関側から加振されたとき大なる振動エネルギをもつことになっても,モータ収容部3aの根元となるギア収容部3bの変形を防ぐことができる。
またギア収容部3bの,開放面と反対側の底面には,前記支持ボス30と,該ギア収容部3bの長辺側の相対向する内側面との各間を連結する複数のリブ43,43が形成される。図示例では,一対のリブ43,43が前記支持ボス30でX状に交差しながら長辺側の相対向する内側面間を連結するように形成される。これらリブ43,43は外側の前記長尺リブ40,40及び連結リブ41,41…;42,42…と協働して,ギア収容部3bを一層効果的に補強し,ギア収容部3bの変形をより確実に防ぐことができ,同時に前記支持ボス30を補強して中間軸27の支持剛性を高め,1次従動ギア26′及び2次駆動ギア28の支持を安定させることができる。
またモータ収容部3aの外周面にも格子状に直交する複数のリブ44,44…が形成される。これによりモータ収容部3aが補強されるので,モータ収容部3aの電動モータ20に対する支持剛性を高めることができる。
上記各種リブ40〜44の複数箇所には,その肉厚より大径で円柱状のゲート部45が形成される。これらゲート部45は,スロットルボディ1及び制御ハウジング3の射出成形時,金型のゲートにより成形される部分であり,したがって,射出成形時には,溶融樹脂はゲートから,各種リブ40〜44に対応する狭いキャビティから制御ハウジング3やスロットルボディ1の対応する広いキャビティへと充填されることになり,その充填が確実で,巣の無い良質の合成樹脂製スロットルボディ1及び制御ハウジング3を得ることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,前記ボール軸受7に代えて,プレーンベアリング等の他の形式の軸受を用いることができる。
1・・・・スロットルボディ
2・・・・吸気路
6・・・・弁軸
7・・・・軸受(ボール軸受)
8・・・・軸受ホルダ
8a・・・内端面
9・・・・スロットル弁
J1・・・圧入受け治具

Claims (3)

  1. 吸気路(2)を有する合成樹脂製のスロットルボディ(1)と,前記吸気路(2)を挟んで同軸上に並ぶようにして前記スロットルボディ(1)にインサート成形される円筒状の一対の軸受ホルダ(8)と,これら軸受ホルダ(8)に圧入保持される一対の軸受(7)と,これら軸受(7)に回転自在に支承される弁軸(6)と,この弁軸(6)に付設され,その回転により前記吸気路(2)を開閉するスロットル弁(9)とを備える内燃機関用吸気制御装置において,
    前記軸受ホルダ(8)を,その内端面(8a)が前記吸気路(2)の半径方向外側に位置するように配置すると共に,その内端面(8a)の少なくとも一部を露出させる凹部(12)を,これも前記吸気路(2)の半径方向外側に位置するように前記スロットルボディ(1)に形成し,前記軸受ホルダ(8)への前記軸受(7)の圧入時,前記軸受ホルダ(8)の内端面(8a)を支承する圧入受け治具(J1)を前記凹部(12)に挿入可能としたことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
  2. 請求項1記載の内燃機関用吸気制御装置において,
    前記軸受ホルダ(8)の内端面(8a)のうち,半周以上の部分を前記圧入受け治具(J1)で支承させるように前記凹部(12)に露出させ,残余の部分を前記スロットルボディ(1)に埋没させたことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の内燃機関用吸気制御装置において,
    前記弁軸(6)を,前記吸気路(2)の吸気流方向中央部より下流側にオフセットして配置し,前記凹部(12)を,前記スロットルボディ(1)の,吸気路(2)下流側の端面に開口させたことを特徴とする内燃機関用吸気制御装置。
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