JP5291959B2 - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents
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Description
上記一方室と上記ポートの上流とを連通する流路と、
上記軸部材に形成されて上記他方室に開口する第1連通路と、
上記流路の途中に設けられて当該流路の流路面積を減じることが可能な弁体を備えた絞り弁と、
上記第1連通路を介して上記他方室の圧力が導かれるとともに上記一方室と隔離された圧力室と、
この圧力室内に収容される板バネとを備え、
上記弁体に上記流路の流路面積を減じる方向の推力を与えるよう上記一方室の圧力を直接作用させ、
上記弁体に上記一方室の圧力による推力に対向する推力を与えるよう上記圧力室に導かれた上記他方室の圧力を作用させ、
上記弁体に上記板バネによって上記一方室の圧力による推力に対向する方向に附勢させ、
上記バルブディスク速度が高速領域に達して上記一方室内の圧力が上記他方室の圧力を所定量上回ることによって上記弁体を押圧する推力が上記板バネの附勢力を上回ると、当該弁体が移動して上記流路を絞って流路面積を減じることを特徴とする。
上記一方室と上記一方側のポートの上流とを連通する一方側の流路と、
上記他方室と上記他方側のポートの上流とを連通する他方側の流路と、
上記軸部材に形成されて上記他方室に開口する第1連通路と、
上記軸部材に形成されて上記一方室に開口する第2連通路と、
上記一方側の流路の途中に設けられて当該一方側の流路の流路面積を減じることが可能な一方側の弁体を備えた一方側の絞り弁と、
上記他方側の流路の途中に設けられて当該他方側の流路の流路面積を減じることが可能な他方側の弁体を備えた他方側の絞り弁と、
上記第1連通路を介して上記他方室の圧力が導かれるとともに上記一方室と隔離された一方側の圧力室と、
上記一方側の圧力室内に収容される一方側の板バネと、
上記第2連通路を介して上記一方室の圧力が導かれるとともに上記他方室と隔離された他方側の圧力室と、
上記他方側の圧力室内に収容される他方側の板バネとを備え、
上記一方側の弁体に上記一方側の流路の流路面積を減じる方向の推力を与えるよう上記一方室の圧力を直接作用させ、
上記一方側の弁体に上記一方室の圧力による推力に対向する推力を与えるよう一方側の圧力室に導かれた上記他方室の圧力を作用させ、
上記一方側の弁体に上記一方側の板バネによって上記一方室の圧力による推力に対向する方向に附勢させ、
同じく、上記他方側の弁体に上記他方側の流路の流路面積を減じる方向の推力を与えるよう上記他方室の圧力を直接作用させ、
上記他方側の弁体に上記他方室の圧力による推力に対向する推力を与えるよう他方側の圧力室に導かれた上記一方室の圧力を作用させ、
上記他方側の弁体に上記他方側の板バネによって上記他方室の圧力による推力に対向する方向に附勢させ、
伸行程時に、上記バルブディスクの速度が高速領域に達して上記一方室内の圧力が上記他方室内の圧力を所定量上回ることによって上記一方側の弁体を押圧する推力が上記一方側の板バネの附勢力を上回ると、当該一方側の弁体が移動して上記一方側の流路を絞って流路面積を減じ、
同じく、圧行程時に、上記バルブディスクの速度が高速領域に達して上記他方室内の圧力が上記一方室内の圧力を所定量上回ることによって上記他方側の弁体を押圧する推力が上記他方側の板バネの附勢力を上回ると、当該他方側の弁体が移動して上記他方の流路を絞って流路面積を減じることを特徴とする。
1a,1b 弁座
2a 一方側のポート
2b 他方側のポート
3a,3b 窓
5 ピストンロッド
5a ピストンロッドの先端
5b ピストンロッドの段部
5c ピストンロッドの螺子溝
7 一方側の流路
7a,8a メイン流路
7b,8b サブ流路
8 他方側の流路
10a 一方側のリーフバルブ
10b 他方側のリーフバルブ
11 一方側の絞り弁
12,14,51,52 弁体
12a,14a,51a,52a 弁体における大径部
12b,14b,51b,52b 弁体における小径部
12c,14c 弁体における段部
12d,14d,51d,52d 弁体における溝
13 他方側の絞り弁
15,16 連通路
15a,16a 縦孔
15b,16b 横孔
15c,16c 透孔
17a,17b プラグ
18,19 圧力室
21,26 仕切部材
21a,26a 仕切部材における底部
21b,26b 仕切部材における筒部
21c,26c 仕切部材における孔
21d,21e,26d,26e 仕切部材における通孔
21f,26f 仕切部材における環状弁座
22,27 大径保持部材
22a,27a 大径保持部材における内周部
22b,27b 大径保持部材における環状溝
22c,27c 大径保持部材における通路
23,28 小径保持部材
24,37 ストッパ
25,29 板バネ
25a,29a 板バネにおける切欠
30 ピストンナット
31,32,33,34,35,36 間座
40 シリンダ
41 一方室
42 他方室
51c,52c 弁体におけるバネ支持部
R1,R2 部屋
Claims (6)
- 緩衝器内に一方室と他方室とを隔成するとともに上記一方室と上記他方室とを連通するポートを備えたバルブディスクと、上記バルブディスクに挿通されて当該バルブディスクを固定する軸部材と、上記バルブディスクの他方室側面に積層されて上記ポートを開閉するリーフバルブとを備えた緩衝器のバルブ構造において、
上記一方室と上記ポートの上流とを連通する流路と、
上記軸部材に形成されて上記他方室に開口する第1連通路と、
上記流路の途中に設けられて当該流路の流路面積を減じることが可能な弁体を備えた絞り弁と、
上記第1連通路を介して上記他方室の圧力が導かれるとともに上記一方室と隔離された圧力室と、
この圧力室内に収容される板バネとを備え、
上記弁体に上記流路の流路面積を減じる方向の推力を与えるよう上記一方室の圧力を直接作用させ、
上記弁体に上記一方室の圧力による推力に対向する推力を与えるよう上記圧力室に導かれた上記他方室の圧力を作用させ、
上記弁体に上記板バネによって上記一方室の圧力による推力に対向する方向に附勢させ、
上記バルブディスクの速度が高速領域に達して上記一方室内の圧力が上記他方室内の圧力を所定量上回ることによって上記弁体を押圧する推力が上記板バネの附勢力を上回ると、当該弁体が移動して上記流路を絞って流路面積を減じることを特徴とする緩衝器のバルブ構造。 - 緩衝器内に一方室と他方室とを隔成するとともに上記一方室と上記他方室とを連通する一方側のポートと他方側のポートを備えたバルブディスクと、上記バルブディスクに挿通されて当該バルブディスクを固定する軸部材と、上記バルブディスクの他方室側面に積層されて一方側のポートを開閉する一方側のリーフバルブと、上記バルブディスクの一方室側面に積層されて他方側のポートを開閉する他方側のリーフバルブとを備えた緩衝器のバルブ構造において、
上記一方室と上記一方側のポートの上流とを連通する一方側の流路と、
上記他方室と上記他方側のポートの上流とを連通する他方側の流路と、
上記軸部材に形成されて上記他方室に開口する第1連通路と、
上記軸部材に形成されて上記一方室に開口する第2連通路と、
上記一方側の流路の途中に設けられて当該一方側の流路の流路面積を減じることが可能な一方側の弁体を備えた一方側の絞り弁と、
上記他方側の流路の途中に設けられて当該他方側の流路の流路面積を減じることが可能な他方側の弁体を備えた他方側の絞り弁と、
上記第1連通路を介して上記他方室の圧力が導かれるとともに上記一方室と隔離された一方側の圧力室と、
上記一方側の圧力室内に収容される一方側の板バネと、
上記第2連通路を介して上記一方室の圧力が導かれるとともに上記他方室と隔離された他方側の圧力室と、
上記他方側の圧力室内に収容される他方側の板バネとを備え、
上記一方側の弁体に上記一方側の流路の流路面積を減じる方向の推力を与えるよう上記一方室の圧力を直接作用させ、
上記一方側の弁体に上記一方室の圧力による推力に対向する推力を与えるよう一方側の圧力室に導かれた上記他方室の圧力を作用させ、
上記一方側の弁体に上記一方側の板バネによって上記一方室の圧力による推力に対向する方向に附勢させ、
同じく、上記他方側の弁体に上記他方側の流路の流路面積を減じる方向の推力を与えるよう上記他方室の圧力を直接作用させ、
上記他方側の弁体に上記他方室の圧力による推力に対向する推力を与えるよう他方側の圧力室に導かれた上記一方室の圧力を作用させ、
上記他方側の弁体に上記他方側の板バネによって上記他方室の圧力による推力に対向する方向に附勢させ、
伸行程時に、上記バルブディスクの速度が高速領域に達して上記一方室内の圧力が上記他方室内の圧力を所定量上回ることによって上記一方側の弁体を押圧する推力が上記一方側の板バネの附勢力を上回ると、当該一方側の弁体が移動して上記一方側の流路を絞って流路面積を減じ、
同じく、圧行程時に、上記バルブディスクの速度が高速領域に達して上記他方室内の圧力が上記一方室内の圧力を所定量上回ることによって上記他方側の弁体を押圧する推力が上記他方側の板バネの附勢力を上回ると、当該他方側の弁体が移動して上記他方の流路を絞って流路面積を減じることを特徴とする緩衝器のバルブ構造。 - 流路はメイン流路とサブ流路とを備え、絞り弁はサブ流路を閉じることによって流路面積を減じることを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝器のバルブ構造。
- バルブディスクに積層されてポートの上流にメイン流路およびサブ流路に連通される部屋を形成する仕切部材を設け、弁体が仕切部材に接近することでサブ流路の流路面積を減じることを特徴とする請求項3に記載の緩衝器のバルブ構造。
- 弁体は筒状とされるとともに仕切部材側内径を大径に設定して形成される大径部と、反仕切部材側内径を小径に設定して形成される小径部とを備え、
バルブディスクに対して軸方向に不動とされる大径保持部材および小径保持部材を設け、
弁体の大径部を大径保持部材の外周に摺動自在に装着するとともに弁体の小径部を小径保持部材の外周に摺動自在に装着して当該弁体と各保持部材との間に圧力室を画成し、
板バネは環状とされて自由端となる外周を弁体の小径部と大径部との境の段部に当接させて弁体を仕切部材から遠ざかる方向へ附勢してなる請求項4に記載の緩衝器のバルブ構造。 - 弁体は筒状とされるとともに、仕切部材側内径を大径に設定して形成される大径部と、反仕切部材側内径を小径に設定して形成される小径部と、大径部と小径部との間の中間部分の内径を小径部よりも小径に設定して形成されるバネ支持部とを備え、バルブディスクに対して軸方向に不動とされる大径保持部材および小径保持部材を設け、弁体の大径部を大径保持部材の外周に摺動自在に装着するとともに弁体の小径部を小径保持部材の外周に摺動自在に装着して当該弁体と各保持部材との間に圧力室を画成し、板バネは環状とされて自由端となる外周を弁体のバネ支持部に当接させて弁体を仕切部材から遠ざかる方向へ附勢してなる請求項4に記載の緩衝器のバルブ構造。
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