JP5291522B2 - 定着装置のクリーニングシート及びその製造方法 - Google Patents

定着装置のクリーニングシート及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、トナーを使用したコピー機、プリンター、ファクシミリ装置などの定着装置のクリーニングシート及びその製造方法に関する。
トナーを使用した定着装置は、コピー機、プリンター、ファクシミリ装置などで一般的に使用されている。この定着装置は、加熱定着ロールと加圧ロールとの間にトナー像を担持した紙を供給し、加熱加圧して紙の表面にトナー像を溶融して定着させ、定着ロール上に残ったトナーはクリーニングシートによって除去している。このクリーニングシートにおいて、細かい粒子の残トナーを除去するため、ポリエチレンテレフタレートとナイロン6の分割繊維を使用した不織布が提案されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1で提案されているように分割繊維は、繊維断面が三角形状であり鋭利であるため、長期間使用すると定着ロールの表面を損傷してしまうという問題があった。さらに近年はトナーの平均直径が5〜8μmと小径化し、さらなるワイピング性の向上が求められている。
特開2002−23545号公報
本発明は、前記従来の問題を解決するため、長期間使用しても定着ロールの表面を損傷することがなく、薄くて強度が高く長尺化でき、小径化したトナーを効率よくワイピングできる定着装置のクリーニングシート及びその製造方法を提供する。
本発明の定着装置のクリーニングシートは、平均繊維直径5μm以上の基材繊維を含む不織布で構成される定着装置のクリーニングシートであって、前記不織布は平均繊維直径1μm以下のアラミドナノファイバーが前記基材繊維に積層又は混合されて一体化され、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造であることを特徴とする。
本発明の定着装置のクリーニングシートの製造方法は、平均繊維直径5μm以上の基材繊維を含む不織布で構成される定着装置のクリーニングシートの製造方法であって、エレクトロスピンニング法により作製した平均繊維直径1μm以下のアラミドナノファイバーを前記基材繊維に積層するか又は混合し、熱カレンダーにより一体化することにより、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造の不織布で構成される定着装置のクリーニングシートとすることを特徴とする。
本発明のクリーニングシートを構成する不織布は、平均繊維直径1μm以下のアラミドナノファイバーが基材繊維に積層又は混合されて一体化され、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造であることにより、長期間使用しても定着ロールの表面を損傷することがなく、薄くて強度が高く長尺化でき、小径化したトナーを効率よくワイピングできる。
また、本発明のクリーニングシートの製造方法は、エレクトロスピンニング法により作製した平均繊維直径1μm以下のアラミドナノファイバーを含むことにより、前記クリーニングシートを効率よく合理的に製造できる。また、長期間使用しても定着ロールの表面を損傷することがない。これは、エレクトロスピンニング法により作製した繊維は、円形もしくは不定形であり、分割繊維のような鋭利な角がないからである。
図1は本発明の一実施例における不織布の走査型電子顕微鏡(SEM,3,500倍)による表面観察写真である。
(1)基材繊維
本発明において基材繊維は、パラ系又はメタ系全芳香族ポリアミド等のアラミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル繊維、ナイロン6、ナイロン66などのポリアミド繊維、ポリフェニレンサルファイド、ポリベンズイミダゾール繊維、ポリベンズオキサゾール繊維、ポリベンズチアゾール繊維、ポリアミドイミド繊維、ポリイミド繊維、ポリアリレート繊維等のいわゆるスーパー繊維を使用できる。これらは一種でも複数種類混合しても良い。好ましくは定着ロールの加熱温度以上の温度(例えば100℃以上)に耐えられる耐熱性繊維を含ませる。例えば、メタ系アラミド繊維(耐熱性繊維)と未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維を混合して使用するのが好ましい。メタ系アラミド繊維の分解温度は370℃、ガラス転移温度は280〜290℃であり耐熱性が高く、引張強度も44〜53cN/texと高い。未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維は融着繊維として機能する。メタ系アラミド繊維は、例えば帝人社製“コーネックス”、デュポン社製“ノーメックス”がある。基材繊維の平均直径は5μm以上である。5μm以上であれば強度は高く、入手もしやすい。平均直径は顕微鏡で観察することにより測定できる。メタ系アラミド繊維の繊度は0.4〜3.0dtexが好ましく、未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維の繊度は2.0〜6.0dtexが好ましい。
(2)ナノファイバーによる架橋繊維
本発明においては、前記基材繊維が骨格となり、ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造である。ナノファイバーとしては、エレクトロスピンニング法で得られた直径1μm以下のアラミドナノファイバーを使用する。アラミドナノファイバーとしては、パラ系又はメタ系全芳香族ポリアミドがあるが、このうちポリメタフェニレンイソフタルアミドナノファイバーを使用するのが好ましい。このナノファイバー自体は特開2008−13872号公報によって知られている。例えば、ポリメタフェニレンイソフタルアミド樹脂を主成分とする粉末0.1〜20.0wt%を、塩化リチウムが0.1〜5.0wt%添加された溶媒N,N−ジメチルアセトアミドに溶解させた紡糸液を、吐出部から電界をかけて曳糸する。電圧は5.0〜50kV、紡糸距離は5.0〜50cm、単位距離あたりの電圧に換算すると、0.5〜5.0kv/cmが好ましい。このようにして平均繊維直径1μm以下のポリメタフェニレンイソフタルアミドナノファイバーを得る。基材繊維に対してナノファイバーは5〜15質量%加えるのが好ましい。
本発明において、ナノファイバーによる架橋した構造とは、図1に示すように基材繊維間をナノファイバーが覆い、かつナノファイバーにて連結している構造をいう。すなわち、骨格となる基材繊維にナノファイバーが積層接着され、基材の繊維間をナノファイバーが橋かけしている状態のことをいう。その結果、基材繊維間の接着剤の役割を果たし、引っ張り試験をすると強度が上がる作用効果を示す。
(3)不織布
基材繊維とナノファイバーは不織布に形成する。この不織布は基材繊維の不織布を予め作製しておき、その上にナノファイバーを積層するか、又は基材繊維とナノファイバーを混合した後に不織布としても良い。不織布の種類は、カーデンイグ法、エアレイ法、湿式抄造法等によって得られる短繊維不織布ウェブを使用するのが好ましい。ウェブのボンディングは、サーマルボンド法が好ましい。具体的には、まず基材繊維のウェブを形成しておき、この上にエレクトロスピンニング法によるポリメタフェニレンイソフタルアミドナノファイバーを積層するか、又は基材繊維と前記ナノファイバーを混合し、ウェブとする。次に、熱カレンダーにより一体化する。これにより、基材繊維が骨格となり、ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造の不織布を作製する。熱カレンダーは温度180〜300℃、線圧20〜200kgf/cmが好ましい。このようにして目付5〜100g/m2、密度0.3〜0.7g/cm3の不織布とするのが好ましい。ポリメタフェニレンイソフタルアミドナノファイバーの目付は0.5〜10g/m2の範囲とするのが好ましい。また、JIS L 1096 8.12.1 A法に従った測定による不織布の強度はMD方向(不織布の長さ方向)で40N/5cm幅以上が好ましく、50N/5cm幅以上がさらに好ましい。
(4)クリーニングシート
前記不織布をクリーニングシートとするには、幅300〜360cm、長さ5〜30mの長尺シートとし、芯体に巻き取る。好ましくは前記シートにシリコーンオイルを含浸する。含浸率は不織布の空隙の0〜75%が好ましい。これにより、さらにトナーの除去効率を向上し、オフセット防止機能を高めることができる。
本発明の定着装置のクリーニングシートの好適な例としては、平均繊維直径5μm以上の基材繊維を含み、目付け5〜100g/m2、密度0.3〜0.7g/cm3の不織布で構成される定着装置のクリーニングシートであって、前記不織布は平均繊維直径1μm以下のポリメタフェニレンイソフタルアミドナノファイバーが目付0.5〜10g/m2の範囲で前記基材繊維に積層又は混合されて一体化され、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造となっている。
本発明の定着装置のクリーニングシートの製造方法の好適な例としては、平均繊維直径5μm以上の基材繊維を含み、目付5〜100g/m2、密度0.3〜0.7g/cm3の不織布で構成される定着装置のクリーニングシートの製造方法であって、エレクトロスピンニング法により作製した平均繊維直径1μm以下のポリメタフェニレンイソフタルアミドナノファイバーを目付け0.5〜3g/m2の範囲で前記基材繊維に積層するか又は混合し、熱カレンダーにより一体化することにより、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造の不織布で構成される定着装置のクリーニングシートとすることである。
以下、実施例を用いてさらに具体的に説明する。本発明の実施例、比較例における測定方法は次のとおりとした。
(1)単繊維直径と繊度
単繊維の平均繊維直径は走査型電子顕微鏡(SEM)観察によって測定し、繊度はJIS L1015に準じて測定した。
(2)不織布の厚み
ミツトヨ社製商品名“標準外側マイクロメーターM300”を用い、ラチェットを3回転した時の厚みを測定した。
(3)密度
不織布の目付け及び厚みを測定し、これらの値から密度(単位:g/cm3)を求めた。
(4)不織布の引っ張り強度
不織布の長さ方向をMD方向とする。不織布を幅5cm、長さ20cmに切り、このサンプルについてチャック間隔10cm、引っ張り速度10cm/minの条件で測定した。
(実施例1)
(1)基材繊維シート
平均繊維直径15μm(繊度2.2dtex),繊維長51mmのメタ系アラミド繊維を50質量%と、平均繊維直径24μm(繊度6dtex),繊維長51mmの未延伸ポリエチレンテレフタレート繊維を50質量%混綿し、カードウェブとし、カレンダー温度220℃、線圧100kgf/cmで圧縮し、厚さ30μm、密度0.45g/cm3、目付13g/m2の基材繊維シートを作製した。
(2)ナノファイバーによる架橋繊維
ポリメタフェニレンイソフタルアミドパウダーが10質量%、塩化リチウムが1重量%となるようにN,N−ジメチルアセトアミドに溶解させたものを紡糸溶液とした。この溶液を、エレクトロスピンニングし、前記で得られた基材繊維シートの上にナノファイバーを目付2g/m2で積層した。得られたナノファイバー走査型電子顕微鏡で測定したところ、繊維径は100〜300nmに分布しており、平均繊維径は200nmであった。平均繊維径は走査型電子顕微鏡(SEM,3,500倍)顕微鏡観察により観察した平均値により求めた。その後、カレンダー温度200℃、線圧150kgf/cmで圧縮し、厚さ30μmに再調整した。(シリコーンオイルは、信越化学工業社製シリコーンオイル“KF96−10000cs”を使用し、繊維シートの空隙の50%に含浸した。
得られた不織布のMD方向の引張強度(最大点荷重)は、55N/5cm幅であった。また、得られた不織布の走査型電子顕微鏡(SEM,3,500倍)による表面観察写真を図1に示す。さらに、得られた不織布を定着用クリーニングシートに仕上げてキヤノン社製複写機(商品名“Image RUNNER”)に組み込み、A4サイズの紙5万枚印刷した後に印刷したオフセットトナーの定着状態を目視で観察した結果と、同条件における定着ロールの損傷具合を顕微鏡で観察した結果を後にまとめて表1に示す。
(比較例1)
実施例1において、基材繊維シートのみを使用し、ナノファイバー使用しない以外は、実施例1と同様に厚さ40μm、密度0.5g/cm3、目付20g/m2の不織布を作製した。得られた不織布のMD方向の引張強度(最大点荷重)は、40N/5cm幅であった。この不織布を定着用クリーニングシートに仕上げてキヤノン社製複写機(商品名“Image RUNNER”)に組み込み、A4サイズの紙5万枚印刷した後に印刷したオフセットトナーの定着状態を目視で観察した結果と、同条件における定着ロールの損傷具合を顕微鏡で観察した結果を後にまとめて表1に示す。
(比較例2)
実施例1において、基材繊維シートのみを使用し、ナノファイバー使用しない以外は、実施例1と同様に厚さ30μm、密度0.5g/cm3、目付15g/m2の不織布を作製した。得られた不織布のMD方向の引張強度(最大点荷重)は、30N/5cm幅であった。この不織布を定着用クリーニングシートに仕上げてキヤノン社製複写機(商品名“Image RUNNER”)に組み込み、A4サイズの紙5万枚印刷した後に印刷したオフセットトナーの定着状態を目視で観察した結果と、同条件における定着ロールの損傷具合を顕微鏡で観察した結果を後にまとめて表1に示す。
(備考)ワイピング性 ○・・・相対的に最も良好。△・・・同、中程度。×・・・最も劣る。
定着ロールの損傷具合 ○・・・相対的に最も損傷小。△・・・同、中程度。×・・・最も損傷大。
表1から明らかなとおり、実施例1はナノファイバーを基材繊維シートの上に積層一体化させたことにより、引張強度が高く、ワイピング性は良好であり、定着ロールの損傷具合も小さかった。また、実施例1の引張強度が比較例1〜2に比べて高いことにより、基材繊維間をナノファイバーが覆い、かつナノファイバーにて連結している架橋構造であることが確認できた。
(実施例2)
実施例1の基材繊維シートを使用し、この上に実施例1と同様にエレクトロスピンニング法でナノファイバーを各目付け0.6g/m2,0.8g/m2,1.0g/m2で積層した。得られたナノファイバー走査型電子顕微鏡で測定したところ、繊維径は50〜150nmの範囲に分布しており、平均繊維直径は100nmであった。その後、カレンダー温度100℃、線圧150kgf/cmとカレンダー温度200℃、線圧150kgf/cmで圧縮し、厚さ30μmに再調整した。
得られた不織布のMD方向の引張強度(最大点荷重)を表2に示す。
(備考)*は比較例。
表2から明らかなとおり、本発明の実施例品はナノファイバーを基材繊維シートの上に積層一体化させたことにより、引張強度が高かった。その分長尺化もできることが確認できた。また、実施例の引張強度が比較例に比べて高いことにより、基材繊維間をナノファイバーが覆い、かつナノファイバーにて連結している架橋構造であることが確認できた。
(実施例3)
実施例1の基材繊維シートを使用し、この上に実施例1と同様にエレクトロスピンニング法でナノファイバーを各目付0.6,1.0g/m2で積層した。得られたナノファイバー走査型電子顕微鏡で測定したところ、繊維径は100〜500nmの範囲に分布しており、平均繊維直径は300nmであった。その後、カレンダー温度200℃、線圧150kgf/cmで圧縮し、厚さ30μmに再調整した。
得られた不織布のMD方向の引張強度(最大点荷重)を表3に示す。
(備考)*は比較例。
表3から明らかなとおり、本発明の実施例品はナノファイバーを基材繊維シートの上に積層一体化させたことにより、引張強度が高かった。その分長尺化もできることが確認できた。また、実施例の引張強度が比較例に比べて高いことにより、基材繊維間をナノファイバーが覆い、かつナノファイバーにて連結している架橋構造であることが確認できた。

Claims (8)

  1. 平均繊維直径5μm以上の基材繊維を含む不織布で構成される定着装置のクリーニングシートであって、
    前記不織布は平均繊維直径1μm以下のアラミドナノファイバーが前記基材繊維に積層又は混合されて一体化され、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造であることを特徴とする定着装置のクリーニングシート。
  2. 前記アラミドナノファイバーは、エレクトロスピンニング法により作製されている請求項1に記載の定着装置のクリーニングシート。
  3. 前記不織布は、目付5〜100g/m2、密度0.3〜0.7g/cm3である請求項1に記載の定着装置のクリーニングシート。
  4. 前記アラミドナノファイバーは目付け0.5〜10g/m2の範囲である請求項1又は2に記載の定着装置のクリーニングシート。
  5. 前記基材繊維は、全芳香族ポリアミド繊維及び未延伸ポリエステル繊維から選ばれる少なくとも一つの繊維である請求項1に記載の定着装置のクリーニングシート。
  6. 前記一体化は、熱カレンダーによる加熱加圧である請求項1に記載の定着装置のクリーニングシート。
  7. 前記クリーニングシートにはシリコーンオイルが含浸されている請求項1〜6のいずれかに記載の定着装置のクリーニングシート。
  8. 平均繊維直径5μm以上の基材繊維を含む不織布で構成される定着装置のクリーニングシートの製造方法であって、
    エレクトロスピンニング法により作製した平均繊維直径1μm以下のアラミドナノファイバーを前記基材繊維に積層するか又は混合し、熱カレンダーにより一体化することにより、前記基材繊維が骨格となり、前記ナノファイバーが前記骨格を架橋した構造の不織布で構成される定着装置のクリーニングシートとすることを特徴とする定着装置のクリーニングシートの製造方法。
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