JP5291395B2 - 伝送システム、送信装置、受信装置、及び、伝送方法 - Google Patents

伝送システム、送信装置、受信装置、及び、伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、伝送システム、送信装置、受信装置、及び、伝送方法に関する。特に本発明は、クロック信号を利用してシリアルデータを伝送する伝送システム、送信装置、受信装置、及び、伝送方法に関する。
クロック信号を利用して有線方式/無線方式/光学方式でシリアルデータのデータ列を伝送する伝送システムが知られている。シリアルデータ伝送の送信装置においては、元のデータ列に対して、クロック信号のエッジタイミングを利用して送信するデータ信号を送出する。受信装置では、受信したデータ信号に対して、そのデータ信号に同期したクロック信号のエッジタイミングでデータ信号をサンプリングして元のデータ列を読み取る。受信装置において、受信したデータ信号とクロック信号との間にエッジタイミングの同期に誤差がある場合、受信したデータ列にはビットエラーが発生する場合がある。
受信装置において、受信したデータ信号に同期したクロック信号を得る方法としては、大きく分類して2つの方法が知られている。第一の方法は、送信装置でデータ信号の生成に用いたクロック信号をデータ信号とは別の伝送経路で並列に送信し、受信装置で送信時に用いたクロック信号を受信して得る方法である。第二の方法は、送信装置で元のデータ列にクロック信号を埋め込んだデータ信号を送信し、受信装置で受信したデータ信号からクロック信号を再生して得る方法である。
第一の方法の受信装置では、データ信号に、伝送経路の特性により、エッジタイミングの発生の不規則性に起因するジッタ(以下、確定ジッタと記載)が生じる。これに対しクロック信号では、エッジタイミングの発生間隔が規則的であるので、伝送経路特性による確定ジッタはほとんど生じない。つまり、第一の方法の受信装置では、受信したデータ信号とクロック信号との間には、両確定ジッタの差分のタイミング誤差が発生するが、このタイミング誤差は補正されない。従って、第一の方法の受信装置では、受信するデータ列に応じた確定ジッタに起因するビットエラーが生じうる。
また、上記第二の方法では、受信装置で受信したデータ信号のエッジタイミングと、再生したクロック信号のエッジタイミングとが同期するように、受信装置のPLL(Phase Locked Loop)回路によりフィードバック制御が実施される。PLL回路は、位相検出器、ループフィルタ、および周波数が可変の発振器を有する。
データ信号に加わるジッタの周波数がループフィルタのループ帯域内の場合は、データ信号に加わったジッタに追従してクロック信号の位相が変化する。この場合、データ信号とクロック信号との間のタイミング誤差が抑えられ、ビットエラーの発生を抑えることができる。一方、データ信号に加わるジッタの周波数がループ帯域外の場合は、データ信号に加わったジッタにクロック信号の位相の変化が追従できなくなってしまう。したがって、この場合、データ信号とクロック信号との間にタイミング誤差が生じ、ビットエラーが発生し得る。
また、第二の方法の受信装置では、受信したデータ信号の論理値が連続して同じ値だと受信したデータ信号にはエッジがないことから、フィードバック制御を実施できなくなる。すると、第二の方法の受信装置では、受信したデータ信号と再生されたクロック信号とのタイミングの誤差を調整できず、ビットエラーを低減できない。さらに、第二の方法の受信装置では、第一の方法の受信装置と比べてPLL回路等を有するので、回路が複雑で高度な設計技術が必要となり、回路の面積が大きく、高コストである。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる伝送システム、送信装置、受信装置、及び伝送方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また、従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の形態によると、データ列を伝送する伝送システムであって、前記データ列に含まれるデータを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形した第1伝送信号を送信する送信装置と、前記エッジ有データ波形の前記第1タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する受信装置とを備え、前記送信装置は、前記データ列に含まれる一部のデータを前記エッジ有データ波形に成形し、残りのデータを、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した前記第1伝送信号を送信する第1送信部と、前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有する第2伝送信号を送信する第2送信部と、を有し、前記第1送信部は、前記データ列を入力信号として入力し、送信クロックのタイミングに応じて前記第1伝送信号である送信信号を出力するシフトレジスタを含み、前記第2送信部は、前記シフトレジスタの出力の排他的論理和を出力するXORゲートと、前記送信信号の信号レベルが変化しない前記送信クロックのタイミングにおいて、信号レベルが変化する第2伝送信号である送信相補信号を出力するXNORゲート及びD−フリップフロップとを含む伝送システムを提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態にかかる伝送システムの構成の一例を示す。
本実施形態にかかる伝送システム1は、受信装置で受信するデータ列に発生した確定ジッタにより生じるビットエラーを低減させる。伝送システム1は、送信装置10と受信装置20とを備え、信号レベルがHとLの2値のデータの列であり、そのデータ形状に信号レベルと変化タイミングの情報が含まれるデータ列DTを伝送する。送信装置10は、データ列DTの入力信号DTinを入力して、第1伝送信号である送信信号DTtと、第2伝送信号である送信相補信号CDTtとを送信する。受信装置20は、第1伝送信号である受信信号DTrと、第2伝送信号である受信相補信号CDTrを受信して、出力信号DToutを出力する。
本実施形態の伝送システム1において、送信装置10における第1伝送信号は、入力信号DTinの信号レベルが変化する場合のタイミングを示すタイミングエッジDEtn(n:正の整数、以下のnも同様、タイミングエッジは以下エッジとも記載)と入力信号DTinの信号レベルの各情報を含む。送信装置10において第2伝送信号は、入力信号DTinの信号レベルが変化しない場合の信号レベルの取得タイミングの情報を含む。受信装置20において受信する第1伝送信号および第2伝送信号は、送信装置10から送信された第1伝送信号および第2伝送信号に、伝送経路による固定遅延と、伝送経路に生じたジッタが加わった信号である。
送信装置10は、送信信号DTtと送信相補信号CDTtの2種類の信号を、入力信号DTinを送信クロックTCKのタイミングで順次取得して生成する。送信装置10は、第1送信部の一例であるシフトレジスタ11と、第2送信部19の一例であるXORゲート12、XNORゲート13、およびD−フリップフロップ14を有する。シフトレジスタ11は、縦続接続されたD−フリップフロップ15、16を含む。シフトレジスタ11は、データ列DTを入力信号DTinとして入力し、送信クロックTCKのタイミングに応じて送信信号DTtを出力する。
D−フリップフロップ15、16は、送信クロックTCKの入力タイミングで入力信号DTinの信号レベル(HまたはL)を順次前段から取得する。そして、D−フリップフロップ15、16は、次の送信クロックTCKの入力タイミングでその入力信号DTinの信号レベルを後段に出力する。
XORゲート12は、D−フリップフロップ15の出力とD−フリップフロップ16の出力の排他的論理和を出力する。これによりXORゲート12は、入力信号DTinが変化するサイクルにおいて論理"1"を出力する。XNORゲート13は、XORゲート12の出力とD−フリップフロップ14の出力の否定排他的論理和を出力する。これによりXNORゲート13は、入力信号DTinが変化するサイクルにおいては、D−フリップフロップ14の値と同一の論理値を出力すると共に、入力信号DTinが変化しないサイクルにおいては、D−フリップフロップ14の値を反転させた論理値を出力する。
D−フリップフロップ14は、送信クロックTCKのエッジタイミングによりXNORゲート13から出力される入力相補データ信号CDTinの信号レベルを取得し、その入力相補データ信号CDTinの信号レベルを送信相補信号CDTtとして出力する。これによりXNORゲート13、およびD−フリップフロップ14は、送信信号DTtの信号レベルが変化しない送信クロックTCKのタイミングにおいて、信号レベルが変化する送信相補信号CDTtを出力することができる。
受信装置20は、D−フリップフロップ21、およびXORゲート22を有する。受信装置20は、受信信号DTrと受信相補信号CDTrとから受信クロックRCKを生成して、受信信号DTrをサンプリングする。D−フリップフロップ21は、本実施形態にかかるデータ取得部の一例であり、XORゲート22から出力される受信クロックRCKのエッジタイミングで、受信信号DTrの信号レベルを取得し、出力信号DToutとして出力する。XORゲート22は、本実施形態にかかるクロック生成部の一例であり、受信信号DTrと受信相補信号CDTr(第2伝送信号)の排他的論理和を受信クロックRCKとして出力する。より具体的には、XORゲート22は、受信信号DTrと受信相補信号CDTrの何れか一方の信号レベルが論理"1"から論理"0"、または、論理"0"から論理"1"に変化するタイミングにおいて、出力信号のレベルを論理"1"から論理"0"、または、論理"0"から論理"1"に変化させ、受信クロックRCKとして出力する。
本実施形態にかかる受信装置20は、受信したデータ列を、受信信号DTr自身、または、受信信号DTrが変化しない場合には受信相補信号CDTrの変化タイミングで取得する。これにより伝送システム1は、受信信号DTrに生じたジッタに応じて受信信号DTrの取得タイミングを変化させることができ、ビットエラーの発生率を低減できる。
図2(a)〜(h)は、図1の伝送システム1の動作の一例を示すタイミングチャートである。
図2(a)は、送信装置10に入力される入力信号DTinの一例を示す。入力信号DTinは、タイミングエッジDEt1、DEt5、DEt8で信号レベルがLからHに変わり、タイミングエッジDEt4、DEt6、DEt9で信号レベルがHからLに変わる。
図2(b)は、送信装置10で用いられる送信クロック信号TCKの一例を示す。送信クロック信号TCKは、タイミングエッジTE0〜TE9の立ち上がりエッジを有する。タイミングエッジTE0〜TE9の各タイミングをt0〜t9とする。
図2(c)は、送信装置10から送出する送信信号DTtの一例を示す。送信装置10は、一例として、送信クロック信号TCKの各タイミングt1、t4、t5、t6、t8、t9において信号レベルが変位する一方で、各タイミングt2、t3、t7では信号レベルが変位しない送信信号DTtを生成して出力する。その場合、送信信号DTtは、タイミングエッジPEt1(t1)、PEt5(t5)、PEt8(t8)の立ち上がりエッジと、タイミングエッジPEt4(t4)、PEt6(t6)、PEt9(t9)の立下りエッジを有する。
ここで、図2(a)〜図2(c)を参照して、送信信号DTtについて説明する。送信信号DTtは、伝送システムにとっての第1伝送信号である。送信装置10は第1伝送信号を送信する。また、送信信号DTtは、各第1タイミングエッジPEtnとその各第1タイミングエッジPEtnの発生時における前後の信号レベルを有するデータ波形(エッジ有データ波形)と、第1タイミングエッジPEtnを有さず信号レベルを有するデータ波形(エッジ無データ波形)とからなる。
送信信号DTtにおけるエッジ有データ波形とは、例えば、図2(c)のタイミングt1、t4、t5、t6、t8、及びt9の波形であり、第1タイミングエッジPEtnと、その変位前の信号レベルと、その変位後の信号レベルを含む波形である。また、送信信号DTtにおけるエッジ無データ波形とは、例えば、図2(c)のタイミングt2、t3、及びt7の波形であり、第1タイミングエッジPEtnは含まず、そのタイミングの信号レベルを含む波形である。レベル信号とは、HとLの何れか一方の信号レベルを示す信号である。レベル信号の波形はエッジ無データ波形となる。
送信信号DTtにおける信号レベルが変位するタイミングエッジPEtnは、受信時における当該データを取得すべきタイミングを示す。つまり、送信側のタイミングエッジPEtnが受信装置20で受信されたタイミングエッジPErnに基づいて受信クロックRCKを生成していることから、タイミングエッジPEtn自体が当該データの取得タイミングを示すことになる。この送信信号DTtのタイミングエッジPEtnを第1タイミングエッジとする。送信装置10から出力する送信信号DTtは、第1タイミングエッジPEtnを有するデータ波形に、その第1タイミングエッジPEtnの前後の信号レベルを含む。
図2(d)は、送信装置10から送出する送信相補信号CDTtの一例を示す。送信装置10は、入力信号DTinの信号レベルを送信クロック信号TCKの各タイミングt0〜t9でサンプリングすることにより、信号レベルが変位しない送信クロック信号TCKの各タイミングt2、t3、t7を検出する。そして送信装置10は、各タイミングt2、t3、t7において信号レベルが変位する一方で、各タイミングt1、t4、t5、t6、t8、t9では信号レベルが変位しない送信相補信号CDTtを生成して出力する。一例として、送信相補信号CDTtは、タイミングエッジSEt2(t2)、SEt7(t7)の立ち上がりエッジと、タイミングエッジSEt3(t3)の立ち下がりエッジを有する。
ここで、図2(a)、図2(b)、図2(d)を参照して、送信相補信号CDTtについて説明する。送信相補信号CDTtは、伝送システムにとっての第2伝送信号である。送信装置10は、第1伝送信号に加えて第2伝送信号も送信する。また、送信相補信号CDTtは、各第2タイミングエッジSEtnとその各第2タイミングエッジSEtnの発生時における前後の信号レベルを有するデータ波形(エッジ有データ波形)と、第2タイミングエッジSEtnを有さず信号レベルを有するデータ波形(エッジ無データ波形)とからなる。
送信相補信号CDTtにおけるエッジ有データ波形とは、例えば、図2(d)のタイミングt2、t3、及びt7の波形であり、第2タイミングエッジSEtnと、その変位前の信号レベルと、その変位後の信号レベルを含む波形である。また、送信相補信号CDTtにおけるエッジ無データ波形とは、例えば、図2(d)のタイミングt1、t4、t5、t6、t8、及びt9の波形であり、第2タイミングエッジSEtnは含まず、そのタイミングの信号レベルを含む波形である。
送信側のタイミングエッジSEtnが、受信装置20で受信されたタイミングエッジSErnに基づいて受信クロックRCKを生成している。この送信相補信号CDTtのタイミングエッジSEtnを第2タイミングエッジとする。送信装置10から出力する送信相補信号CDTtは、第2タイミングエッジSEtnを有するデータ波形に、その第2タイミングエッジSEtnの前後の信号レベルを含む。
第1伝送信号と第2伝送信号は、送信クロックTCKでの各サンプリングのタイミングにおいて、一方がエッジ有データ波形を出力する場合は、他方はエッジ無データ波形を出力するという相補の関係である。従って、第1伝送信号と第2伝送信号のタイミングエッジを加えた場合、送信クロックTCKの全てのサンプリングのタイミングエッジと同数のタイミングエッジを得ることができる。
図2(e)は、受信装置20で受信する受信信号DTrの一例を示す。受信装置20では、送信装置10から送信された送信信号DTt(第1伝送信号)を受信信号DTrとして受信する。具体的には、受信装置20では、受信信号DTrの信号レベルが、タイミングエッジPEr1、PEr5、PEr8でLからHに変わり、タイミングエッジPEr4、PEr6、PEr9で信号レベルがHからLに変わる。受信装置20では、受信信号DTrの変位の形態は、送信信号DTtと略同様である。しかし、受信装置20では、受信した受信信号DTrが、伝送経路による固定遅延と、伝送経路により生じたジッタの影響を受ける。より具体的には、受信装置20において、受信信号DTrにおける各タイミングエッジPEr1〜PEr9のタイミングは、送信クロック信号TCKの各タイミングt1〜t9に対して、伝送経路による固定遅延が加わり、更に伝送経路に生じたジッタが加わるので、送信装置10から出力される第1伝送信号のタイミングとは異なる。なお、本図では、固定遅延については省略して図示している。
図2(f)は、受信装置20で受信する受信相補信号CDTrの一例を示す。受信装置20では、送信装置10から送信された受信相補信号CDTt(第2伝送信号)を受信相補信号CDTrとして受信する。具体的には、受信装置20では、受信相補信号CDTrの信号レベルが、タイミングエッジSEr2、SEr7でLからHに変わり、タイミングエッジSEr3でHからLに変わる。受信装置20では、受信相補信号CDTrの変位の形態は、送信相補信号CDTtと略同様である。
しかし、受信装置20では、受信した受信相補信号CDTrも、伝送経路による固定遅延と、伝送経路により生じたジッタの影響を受けている。具体的には、受信装置20において、受信相補信号CDTrにおける各タイミングエッジSEr2、SEr3、SEr7のタイミングは、送信クロック信号TCKの各タイミングt2、t3、t7に対して、伝送経路による固定遅延が加わり、更に伝送経路に生じたジッタが加わる。なお、本図でも、固定遅延については省略して図示している。
図2(g)は、受信装置20で用いられる基準のクロック信号である受信クロック信号RCKの一例を示す。受信装置20は、受信したデータ信号DTrのタイミングエッジPErnと、受信した受信相補信号CDTrのタイミングエッジSErnから、受信クロックRCKを生成する。受信クロック信号RCKは、第1タイミングエッジPErnおよび第2タイミングエッジSErnから生成されるクロックエッジCEnを有する。具体的には、受信装置20では、受信信号DTrの各タイミングエッジPEr1、PEr4、PEr5、PEr6、PEr8、PEr9と、受信相補信号CDTrの各タイミングエッジSEr2、SEr3、SEr7とを受信したタイミングで配列する。
受信装置20は、タイミングエッジPErnと各タイミングエッジSErnの配列順に、信号レベルがLからHへ変位する立ち上がりエッジと、信号レベルがHからLへ変位する立ち下がりエッジを交互に生成する処理を繰り返して、その信号を受信クロックRCK用いる。一例として、受信装置20では、受信クロック信号RCKの信号レベルが、タイミングエッジCE1、CE3、CE5、CE7、CE9でLからHに変わり、タイミングエッジCE2、CE4、CE6、CE8でHからLに変わる。受信装置20は、受信信号DTrと受信相補信号CDTrに基づいて、受信信号DTr及び受信相補信号CDTrに対する固定遅延及びジッタの影響を保存して、受信クロック信号RCKの各タイミングエッジを生成する。
図2(h)は、受信装置20から出力される出力信号DToutを示す。受信装置20は、受信信号DTrの信号レベルを受信クロック信号RCKの各エッジタイミングでサンプリングして出力信号DToutを生成する。一例として、受信装置20では、出力信号DToutの信号レベルが、受信信号DTrに基づいて、タイミングエッジCE1、CE5、CE8でLからHに変わり、タイミングエッジCE4、CE6、CE9でHからLに変わる。
図2(e)、図2(g)、図2(h)を参照して、受信信号DTrと出力信号DToutとの関係について説明する。
受信信号DTrの各タイミングエッジと、受信クロック信号RCKの各タイミングエッジは、同様に固定遅延及びジッタの影響を受けている。具体的には、受信信号DTrの各タイミングエッジが時間遅れの方向に変位している場合には、受信クロック信号RCKの各タイミングエッジも時間遅れの方向に同じ時間量で変位している。逆に、受信信号DTrの各タイミングエッジが時間進みの方向に変位している場合には、受信クロック信号RCKの各タイミングエッジも時間進みの方向に同じ時間量で変位している。従って、受信信号DTrの各タイミングエッジを、受信クロック信号RCKの各タイミングエッジでサンプリングする場合には、固定遅延及びジッタの影響を受けないことになる。
ここで、図1及び図2(a)〜(h)を参照して伝送システム1の各部における具体的な動作及び信号入出力について説明する。送信装置10におけるシフトレジスタ11(第1送信部)は、エッジ有データ波形とエッジ無データ波形を含む送信信号DTtを送信する。例えば、シフトレジスタ11は、送信クロック信号TCKの各入力タイミングに従い、入力信号DTinに含まれるデータ値を送信信号DTtとして出力する。その場合にシフトレジスタ11は、送信信号DTtとして、第1タイミングエッジPEtn及びその前後のデータ値のレベル信号からなるエッジ有データ波形と、データ値のレベル信号からなるエッジ無データ波形とを、伝送すべきデータパターンに応じて順次出力する。例えば、シフトレジスタ11は、入力信号DTinに含まれるデータの値が、送信クロック信号TCKの前サイクルにおけるデータの値と異なる場合には、第1タイミングエッジPEtnにおいて、前サイクルの信号レベル(論理値)から当該データの信号レベル(論理値)に変化するエッジ有データ波形を、送信信号DTtとして送信する。
一方、シフトレジスタ11は、入力信号DTinに含まれる信号レベルが送信クロック信号TCKの前サイクルの値から変化しない場合には、送信信号DTtとして、第1タイミングエッジPEtnを有さずレベル信号を有するエッジ無データ波形を送信する。
送信装置10における第2送信部19は、第1タイミングエッジPEtnを有さず、第2タイミングエッジSEtnを有する送信相補信号CDTt(第2伝送信号)を送信する。第2送信部19では、まずXORゲート12で、例えば、シフトレジスタ11中のD−フリップフロップ16への入力データと出力データの排他的論理和を出力する。これにより、XORゲート12は、入力信号DTinに含まれる信号レベルが、送信クロック信号TCKの前サイクルの値から変化する場合には論理"1"を出力する。また、XORゲート12は、入力信号DTinに含まれる信号レベルが、送信クロック信号TCKの前サイクルの値から変化しない場合には論理"0"を出力する。
次にXNORゲート13は、XORゲート12の出力と、D−フリップフロップ14の出力の否定排他的論理和を出力する。これにより、XNORゲート13は、XORゲート12から出力される信号レベルが論理"1"の場合、 D−フリップフロップ14の出力を反転した論理値を出力する。また、XNORゲート13は、XORゲート12から出力される信号レベルが論理"0"の場合、 D−フリップフロップ14の出力と同一の論理値を出力する。D−フリップフロップ14は、XNORゲート13から出力される内部送信相補信号CDTinを、送信クロック信号TCKのサイクルで、送信相補信号CDTtとして出力する。つまり、第2送信部19は、入力信号DTinに含まれるデータの値が前のサイクルと同じ値であるサイクルでは、第2タイミングエッジSEtnを有して信号レベルが変位する送信相補信号CDTtを生成する。
また、第2送信部19は、入力信号DTinに含まれるデータの値が前のサイクルと異なる値であるサイクルについては、前のサイクルと同じ信号レベルの送信相補信号CDTtを生成する。本実施形態中では、送信相補信号CDTtについては、第2タイミングエッジSEtnのみを含む信号として示したが、例えば、さらに第1タイミングエッジPEtnを含む信号であってもよい。その場合、受信クロック信号RCKに用いる各タイミングエッジの重複する一部について、例えば、何れか一方を用いればよい。
受信装置20において、XORゲート22は、受信した受信信号DTrおよび受信相補信号CDTrの排他的論理和を論理演算することで受信クロック信号RCKを生成する。D−フリップフロップ21は、受信クロック信号RCKのクロックエッジCEnにより指定されたタイミングで、受信信号DTrの信号レベルをサンプリングすることにより出力信号DToutを取得して出力する。
受信装置20における受信信号の入力部は、例えば、D−フリップフロップ21の信号入力部である。D−フリップフロップ21の信号入力部には、第1伝送信号である受信信号DTrが入力する。また、XORゲート22の一方の信号入力部にも、第1伝送信号である受信信号DTrが入力する。XORゲート22の他方の信号入力部には、第2伝送信号である受信相補信号CDTrが入力する。受信装置20における受信部は、例えば、D−フリップフロップ21及びXORゲート22である。D−フリップフロップ21は、受信信号DTrのエッジ有データ波形を、受信クロック信号RCKのエッジタイミングで検出した信号レベルに対応したデータ値を出力する。XORゲート22は、受信クロック信号RCKを出力する。
受信装置20は、受信信号DTrのエッジ有データ波形を受信した場合、第1タイミングエッジPErnを受信クロック信号RCKのエッジタイミングCEnとして用いる。一方、受信装置20は、受信信号DTrのエッジ無データ波形を受信した場合、第2タイミングエッジSErnを受信クロック信号RCKのエッジタイミングCEnとして用いる。このように、受信装置20において、受信クロック信号RCKのエッジタイミングCEnは、受信信号DTrの第1タイミングエッジPErnと、受信相補信号CDTrの第2タイミングエッジSErnにより指定される。
受信装置20は、受信クロック信号RCKのエッジタイミングCEnで、受信信号DTr中の信号レベルを検出して、出力信号DToutとして出力する。また、その場合に受信装置20は、受信相補信号CDTr中の第2タイミングエッジSErnにより指定されたタイミングで検出した信号レベルを、出力信号DToutとして出力する。
図3は、本実施形態にかかる伝送システムの変形例を示す。
伝送システム2は、送信装置30と受信装置40とを備えてデータDTを伝送する。受信装置40は、図1の伝送システム1における受信装置20と同様の構成である。以下、図1の伝送システムにおける送信装置10と相違する点について説明し、同様な点については説明を省略する。
送信装置30は、送信信号DTtと送信相補信号CDTtを出力する。送信装置30は、第1送信部36と第2送信部37とを備える。第1送信部36は、D−フリップフロップ31、およびXORゲート32を有する。第2送信部37は、D−フリップフロップ33、インバータ34、およびXORゲート35を有する。第1送信部36は、入力信号DTinとしてデータDTを入力し、送信クロックTCKのタイミングにより送信信号DTtを出力する。第1送信部36では、D−フリップフロップ31には、送信クロックTCKのタイミングで入力信号DTinを入力する。XORゲート32は、D−フリップフロップ31の出力と、外部の制御装置から入力される論理"0"との排他的論理和を送信信号DTtとして出力する。これによりXORゲート32は、入力信号DTinが論理"1"のサイクルにおいて論理"1"を出力する一方で、入力信号DTinが論理"0"のサイクルでは論理"0"を出力する。これによりXORゲート32は、第2送信部37のXORゲート35と出力タイミングを合わせる。従って、送信信号DTtと送信相補信号CDTtの出力タイミングが略合っている場合には、XORゲート32は省略することができる。
第2送信部37では、D−フリップフロップ33の出力が、送信クロックTCKのタイミング毎に、インバータ34で信号の論理値を反転させてD−フリップフロップ33の入力に返される。XORゲート35は、D−フリップフロップ33の出力とD−フリップフロップ31の出力との排他的論理和を送信相補信号CDTtとして出力する。XORゲート35が出力する送信相補信号CDTtは、送信信号DTtでは信号レベルが変化しない送信クロックTCKのタイミングにおいて、信号レベルが変化する信号である。
以上の構成により、本実施形態の変形例にかかる伝送システム2は、受信装置40で受信するデータに発生したビットエラーを低減させる回路を、小規模で簡易な論理ゲートの回路で提供することができる。
図4は、本実施形態にかかる伝送システムにおける主要部の構成の変形例を示す。
伝送システム4は、送信装置50と受信装置60とを備えてデータDTを伝送する。送信装置50は、図1の伝送システム1における送信装置10と同様の構成である。以下、図1の伝送システムにおける受信装置20と受信装置60が相違する点について説明し、同様な点については説明を省略する。受信装置60は、D−フリップフロップ61、XORゲート62、およびデータジッタ測定回路63を有する。D−フリップフロップ61およびXORゲート62は、図1のD−フリップフロップ21およびXORゲート22と同様であるので説明を省略する。
データジッタ測定回路63は、受信信号DTrに含まれる第1タイミングエッジPErnのジッタを測定してジッタデータJDTとして出力する。また、データジッタ測定回路63は、受信クロックRCKのタイミングCEnのジッタを測定してジッタデータJDTとして出力してもよい。データジッタ測定回路63は、例えば、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、クロックジッタ測定回路等であっても良い。これに変えてデータジッタ測定回路63は、例えば、パルス発生部と積分部とジッタ算出部とを有していてもよい。
パルス発生部と積分部とジッタ算出部とを有する場合のパルス発生部は、入力信号のエッジに同期して、パルス幅が一定のパルス信号を生成する。積分部は、上記パルス信号が例えば論理"1"の第1論理値を示す間、所定の増加率で出力する信号レベルを増加させ、上記パルス信号が例えば論理"0"の第2論理値を示す間、所定の減少率で出力する信号レベルを減少させる。ジッタ算出部は、積分部の信号レベルのそれぞれの極値の信号レベルの変化に基づいて、クロック信号のジッタを算出する。例えば、ジッタが無い場合は、積分部の信号レベルの極値は一定であるか直線的に増加又は減少するので、ジッタ算出部は、その値から逸脱した量をジッタJDTとして算出する。受信信号DTr及び受信クロック信号RCKのジッタを測定できる。
以上の構成により、本実施形態の変形例にかかる伝送システム4は、受信装置40で受信するデータに発生したビットエラーを低減させると共に、ジッタを測定することでジッタを含む受信データを適切に復調する回路を提供することができる。
以上、本発明の一つの側面を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
上記したデータDTが0と1の2値の信号の場合に限らず、データが論理"0"、"1"、"2"の3値、あるいは、論理"0"、"1"、"2"、"3"の4値のような多値の信号であってもよい。例えば、伝送システムの送信装置側では、データDTの送信信号と共に、その信号レベルに差が無い場合の相補データ信号CDTを送出し、受信装置側では、受信したデータ信号と相補データ信号CDTとからその排他的論理和を得ることにより、確定ジッタ等の影響が少ない受信クロックRCKを発生させることができる。
上記説明から明らかなように、本発明の一実施形態によれば、受信装置で受信するデータに発生したビットエラーを低減させる回路を、小規模で簡易な論理ゲートの回路で提供する伝送システム、送信装置、受信装置、及び、伝送方法を実現することができる。
図1は、本実施形態にかかる伝送システム1の構成の一例を示す。 図2(a)〜(h)は、図1の伝送システム1の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図3は、本実施の形態にかかる伝送システム2における主要部の構成の変形例を示す。 図4は、本実施の形態にかかる伝送システム3における主要部の構成の変形例を示す。
符号の説明
10,30,50 送信装置
11 シフトレジスタ
12,22,32,35,62 XORゲート
13 XNORゲート
14,15,16,21,31,33,61 D−フリップフロップ
19,37 第2送信部
20,40,60 受信装置
34 インバータ
36 第1送信部
63 データジッタ測定回路

Claims (13)

  1. データ列を伝送する伝送システムであって、
    前記データ列に含まれるデータを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形した第1伝送信号を送信する送信装置と、
    前記エッジ有データ波形の前記第1タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する受信装置と、
    を備え
    前記送信装置は、前記データ列に含まれる一部のデータを前記エッジ有データ波形に成形し、残りのデータを、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した前記第1伝送信号を送信する第1送信部と、
    前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有する第2伝送信号を送信する第2送信部と、
    を有し、
    前記第1送信部は、前記データ列を入力信号として入力し、送信クロックのタイミングに応じて前記第1伝送信号である送信信号を出力するシフトレジスタを含み、
    前記第2送信部は、前記シフトレジスタの出力の排他的論理和を出力するXORゲートと、前記送信信号の信号レベルが変化しない前記送信クロックのタイミングにおいて、信号レベルが変化する第2伝送信号である送信相補信号を出力するXNORゲート及びD−フリップフロップとを含む伝送システム。
  2. データ列を伝送する伝送システムであって、
    前記データ列に含まれるデータを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形した第1伝送信号を送信する送信装置と、
    前記エッジ有データ波形の前記第1タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する受信装置と、
    を備え
    前記送信装置は、前記データ列に含まれる一部のデータを前記エッジ有データ波形に成形し、残りのデータを、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した前記第1伝送信号を送信する第1送信部と、
    前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有する第2伝送信号を送信する第2送信部と、
    を有し、
    前記第1送信部は、送信クロックのタイミングで入力信号を入力する第1D−フリップフロップと、前記第1D−フリップフロップの出力と、外部の制御装置から入力される論理値との排他的論理和を送信信号として出力するXORゲートとを含み、
    前記第2送信部は、第2D−フリップフロップと、前記送信クロックのタイミング毎に前記第2D−フリップフロップの論理値を反転させて前記第2D−フリップフロップの入力に返すインバータと、前記第2D−フリップフロップの出力と前記第1D−フリップフロップの出力との排他的論理和を送信相補信号として出力するXORゲートとを含む伝送システム。
  3. 記受信装置は、前記エッジ無データ波形について、前記第2タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する請求項1または2に記載の伝送システム。
  4. 前記第2送信部は、前記第1タイミングエッジを有さず前記第2タイミングエッジを有する前記第2伝送信号を送信する請求項1から3のいずれか一項に記載の伝送システム。
  5. 前記送信装置は、
    前記第1送信部は、データが前のサイクルと同じ値であるサイクルについてはサイクル期間の間信号レベルを維持する前記エッジ無データ波形を送信し、データが前のサイクルと異なるサイクルについては前記第1タイミングエッジにおいて前のサイクルの信号レベルから当該データの値に応じた信号レベルに変化する前記エッジ有データ波形を前記第1伝送信号として送信し、
    前記第2送信部は、データが前のサイクルと同じ値である各サイクルについて前記第2タイミングエッジにおいて信号レベルが変化する第2伝送信号を送信する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の伝送システム。
  6. 前記受信装置は、
    前記第1伝送信号および前記第2伝送信号から、前記第1タイミングエッジおよび前記第2タイミングエッジを有する受信クロックを生成するクロック生成部と、
    前記受信クロックにより指定されたタイミングで前記第1伝送信号を取得して前記データ列のデータ値を出力するデータ取得部と
    を有する請求項1から5のいずれか一項に記載の伝送システム。
  7. 前記データ列に含まれる各データは2値のデータであり、
    前記第1送信部は、データが前のサイクルと同じ値であるサイクルについては前のサイクルと同じ論理値であり、データが前のサイクルと異なるサイクルについては前のサイクルと反転した論理値の前記第1伝送信号を送信し、
    前記第2送信部は、データが前のサイクルと同じ値であるサイクルについては前のサイクルと反転した論理値であり、データが前のサイクルと異なるサイクルについては前のサイクルと同じ論理値の前記第2伝送信号を送信する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の伝送システム。
  8. 前記受信装置は、
    前記第1伝送信号および前記第2伝送信号の排他的論理和により前記第1タイミングエッジおよび前記第2タイミングエッジを有する受信クロックを生成するクロック生成部と、
    前記受信クロックにより指定されたタイミングで前記第1伝送信号を取得して前記データ列のデータ値を出力するデータ取得部と
    を有する請求項7に記載の伝送システム。
  9. データ列を伝送する送信装置であって、
    前記データ列に含まれる各データのうち一部のデータについて、当該データを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形し、残りのデータについて、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した第1伝送信号を送信する第1送信部と、
    前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有し、前記第1タイミングエッジを有しない第2伝送信号を送信する第2送信部と
    を備え
    前記第1送信部は、前記データ列を入力信号として入力し、送信クロックのタイミングに応じて前記第1伝送信号である送信信号を出力するシフトレジスタを有し、
    前記第2送信部は、前記シフトレジスタの出力の排他的論理和を出力するXORゲートと、前記送信信号の信号レベルが変化しない前記送信クロックのタイミングにおいて、信号レベルが変化する第2伝送信号である送信相補信号を出力するXNORゲート及びD−フリップフロップとを有する送信装置。
  10. データ列を伝送する送信装置であって、
    前記データ列に含まれる各データのうち一部のデータについて、当該データを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形し、残りのデータについて、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した第1伝送信号を送信する第1送信部と、
    前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有し、前記第1タイミングエッジを有しない第2伝送信号を送信する第2送信部と
    を備え
    前記第1送信部は、送信クロックのタイミングで入力信号を入力する第1D−フリップフロップと、前記第1D−フリップフロップの出力と、外部の制御装置から入力される論理値との排他的論理和を送信信号として出力するXORゲートとを有し、
    前記第2送信部は、第2D−フリップフロップと、前記送信クロックのタイミング毎に前記第2D−フリップフロップの論理値を反転させて前記第2D−フリップフロップの入力に返すインバータと、前記第2D−フリップフロップの出力と前記第1D−フリップフロップの出力との排他的論理和を送信相補信号として出力するXORゲートとを有する送信装置。
  11. データ列を受信する受信装置であって、
    請求項1から10の何れか一項に記載の送信装置から第1伝送信号を入力する入力部と、
    前記エッジ有データ波形について、前記第1タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する受信部と
    を備える受信装置。
  12. データ列を伝送する伝送方法であって、
    前記データ列に含まれる各データのうち一部のデータについて、当該データを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形し、残りのデータについて、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した第1伝送信号を送信する送信段階と、
    前記エッジ有データ波形について、前記第1タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する受信段階と
    を備え
    前記送信段階は、前記データ列に含まれる一部のデータを前記エッジ有データ波形に成形し、残りのデータを、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した前記第1伝送信号を送信する第1送信段階と、
    前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有する第2伝送信号を送信する第2送信段階と、
    を有し、
    前記第1送信段階は、前記データ列を入力信号として入力し、送信クロックのタイミングに応じて前記第1伝送信号である送信信号を出力する送信信号出力段階を含み、
    前記第2送信段階は、前記送信信号出力段階の出力の排他的論理和を出力する排他的論理和出力段階と、前記送信信号の信号レベルが変化しない前記送信クロックのタイミングにおいて、信号レベルが変化する第2伝送信号である送信相補信号を出力する送信相補信号出力段階とを含む伝送方法。
  13. データ列を伝送する伝送方法であって、
    前記データ列に含まれる各データのうち一部のデータについて、当該データを取得すべきタイミングを示す第1タイミングエッジと、当該データの値に応じた信号レベルのレベル信号とを有するエッジ有データ波形に成形し、残りのデータについて、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した第1伝送信号を送信する送信段階と、
    前記エッジ有データ波形について、前記第1タイミングエッジにより指定されたタイミングで検出した前記信号レベルに応じたデータ値を出力する受信段階と
    を備え
    前記送信段階は、前記データ列に含まれる一部のデータを前記エッジ有データ波形に成形し、残りのデータを、前記第1タイミングエッジを有さず前記レベル信号を有するエッジ無データ波形に成形した前記第1伝送信号を送信する第1送信段階と、
    前記エッジ無データ波形のレベル信号を取得すべきタイミングを示す第2タイミングエッジを有する第2伝送信号を送信する第2送信段階と、
    を有し、
    前記第1送信段階は、送信クロックのタイミングで入力信号を入力する入力段階と、前記入力段階からの出力と、外部の制御装置から入力される論理値との排他的論理和を送信信号として出力する送信信号出力段階とを含み、
    前記第2送信段階は、送信クロックを入力する送信クロック入力段階と、前記送信クロックのタイミング毎に前記送信クロック入力段階の論理値を反転させて前記送信クロック入力段階に返す反転段階と、前記送信クロック入力段階の出力と前記入力段階からの出力との排他的論理和を送信相補信号として出力する送信相補信号出力段階とを含む伝送方法。
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