JP5290902B2 - ズームレンズ - Google Patents

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本発明はズームレンズに関し、詳しくは、ズームの設定を変更する際に、第1群および第3群が固定され、第2群および第4群が移動されるズームレンズに関するものである。
従来より、ビデオカメラや電子スチルカメラ等に用いられる、例えばズーム比が30以上で高解像度の高倍率ズームレンズが知られている。このような大きなズーム比を有するズームレンズには、例えば、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、正の屈折力を有する第3群、絞り、正の屈折力を有する第4群をこの順に備えたズームレンズが知られている。
また、このようなズームレンズには、ズームの設定を広角側や望遠側へ変更するときに、第1群および第3群を固定し、第2群および第4群を移動させて変倍を行うズームレンズが知られている(特許文献1参照)。
特開2007−148340号公報
ところで、撮像素子の高画素化、およびビデオカメラや電子スチルカメラの適用範囲の拡大に伴い、そのようなビデオカメラや電子スチルカメラに適用するズームレンズとして、より高解像度で高倍率のズームレンズが求められている。
ここで、口径比を小さくして高倍率化することは比較的容易であるが、そのようにすると暗所での撮影において光量不足が生じることがある。また、光量不足が生じないように口径比を大きくしようとすると装置サイズが大型化する虞がある。
そのため、例えば、小型監視用カメラ等に適用できるような口径比および装置サイズを維持しつつ、より高解像度で高倍率のズームレンズを実現したいという要請がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、口径比を小さくすることなく高解像度および高倍率化した小型のズームレンズを提供することを目的とするものである。
本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、絞り、正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群からなり、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、第1群と第3群とが固定され、第2群の光軸に沿った像側への移動により変倍させつつ、第4群の光軸に沿った移動により像面の補正および合焦が行なわれるように構成されたものであり、第3群は、物体側から順に、正の両面非球面レンズ、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズ、物体側に凹面を向けた負のレンズの3枚のみを備え、メニスカスレンズが、式(1):4.8<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<9.0を満足するものである。
ここで、Raは、前記メニスカスレンズの物体側のレンズ面の曲率半径、Rbはメニスカスレンズの像側のレンズ面の曲率半径である。
なお、レンズ面の曲率半径は、そのレンズ面が非球面であるときには近軸領域における曲率半径とする。
前記第4群は、物体側から順に、正の両面非球面レンズ、正のレンズ、負のレンズの3枚のみを備え、前記正のレンズと負のレンズは両者が互に接合された接合レンズをなすものとすることが望ましい。
前記第2群は、少なくとも一枚の非球面レンズを有するものとすることができる。
本発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、絞り、正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群を備え、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、第1群と第3群とが固定され、第2群の光軸に沿った像側への移動により変倍させつつ、第4群の光軸に沿った移動により像面の補正および合焦が行なわれるように構成されたものとし、第3群を、物体側から順に、正の両面非球面レンズ、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズ、物体側に凹面を向けた負のレンズの3枚のレンズのみを備えたものとし、かつ、メニスカスレンズを、式(1):4.8<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<9.0を満足するものとしたので、口径比を小さくすることなく小型のズームレンズの高解像度化および高倍率化を実現できる。
なお、メニスカスレンズが式(1)を満足しない形状であると、コマ収差が増大してしまい、ズーム範囲の全域に亘って収差を抑えるように補正することが困難となる。
本発明の実施の形態によるズームレンズの広角端に設定されている状態での概略構成をこのズームレンズを通る光線の光路とともに示す断面図 望遠端に設定されている上記ズームレンズの概略構成をこのズームレンズを通る光線の光路とともに示す断面図 実施例1のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例1のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例1のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例1のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例1のズームレンズの横収差を示す図 実施例2のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例2のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例2のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例2のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例2のズームレンズの横収差を示す図 実施例3のズームレンズの広角端に設定された状態での概略構成を示す図 広角端に設定された実施例3のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例3のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例3のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例3のズームレンズの横収差を示す図 実施例4のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例4のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例4のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例4のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例4のズームレンズの横収差を示す図 実施例5のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例5のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例5のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例5のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例5のズームレンズの横収差を示す図 実施例6のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例6のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例6のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例6のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例6のズームレンズの横収差を示す図 実施例7のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例7のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例7のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例7のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例7のズームレンズの横収差を示す図 実施例8のズームレンズが広角端に設定された状態の概略構成を示す図 広角端に設定された実施例8のズームレンズの縦収差を示す図 望遠端に設定された実施例8のズームレンズの縦収差を示す図 広角端に設定された実施例8のズームレンズの横収差を示す図 望遠端に設定された実施例8のズームレンズの横収差を示す図 本発明のズームレンズを用いて構成したビデオカメラを示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態によるズームレンズの概略構成をこのズームレンズを通る光線の光路とともに示す断面図である。この図1は上記ズームレンズが広角端に設定されている状態を示している。図2は望遠端に設定されている上記ズームレンズの概略構成を示す断面図である。
図示のズームレンズ100は、物体側(図中−Zの側)より順に、正の屈折力を有する第1群G1、負の屈折力を有する第2群2G、開口絞りSt、正の屈折力を有する第3群G3、正の屈折力を有する第4群G4を備え、ズームの設定を広角端から望遠端へ変更する際には、第1群G1と第3群G3とが固定され、第2群G2の位置を光軸に沿って像側へ移動させることにより変倍を行いつつ、第4群G4の位置を光軸に沿って移動させることにより像面の補正および合焦を行なうように構成されたものである。
このズームレンズ100は、第3群G3が、物体側から順に、正の両面非球面レンズL9、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズL10、物体側に凹面を向けた負のレンズL11の3枚のレンズのみを備えたものであり、かつ、メニスカスレンズL10が、式(1):4.8<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<9.0を満足するように構成されたものである。
上記符号RaはメニスカスレンズL10の物体側のレンズ面R17の曲率半径を、符号RbはメニスカスレンズL10の像側のレンズ面R18の曲率半径を示している。
上記像点位置の補正(像面の補正)は、第2群G2を光軸に沿って移動させることで変倍を行い、この変倍に伴う像点位置の変動を第4群G4で修正する補正であり、上記合焦は、ズームレンズ100を通して結像させた像を結像面Jk上に位置させるようにするための結像位置の調節である。
なお、ズームレンズ100においてズームを設定する際の、位置の固定および移動は、結像面Jkの位置に対する各群の位置の固定および移動である。
以下に、本願発明に必須の構成ではないが、本願発明における望ましい構成について説明する。ズームレンズ100はこれらの構成を備えたものである。
なお、図1、2では、ズームレンズ100を構成するレンズL1〜L15を物体側(図中−Z方向)から像側(図中+Z方向)へこの順に示すとともに、各レンズL1〜L15におけるレンズ面R1〜R27を物体側(図中−Z方向)から像側(図中+Z方向)へこの順に示している。
ここで、レンズ面R2はレンズL1とレンズL2との接合面、レンズ面R13はレンズL7とL8との接合面、レンズ面R24はレンズL13とL14との接合面を示している。レンズ面R2はレンズL1の像側のレンズ面とレンズL2の物体側のレンズ面とが共通の符号R2で示されている。他の接合面であるレンズ面R13およびレンズ面R24についても同様である。
平行平面板L15は、撮像面に入射する不要な光を遮断するためのフィルタである。
また、物体側からズームレンズ100へ入射した光は、このズームレンズ100通して結像面Jk上に結像される。
なお、ズームの設定を変更する際には、第1群G1と第3群G3の位置が結像面Jkに対して固定され、第2群G2の位置を結像面Jkに対して移動させて変倍を行いつつ、第4群G4を結像面Jkに対して移動させて像面の補正および合焦を行なうように構成されている。
正の屈折力を有する第1群G1は、レンズL1、レンズL2、レンズL3、およびレンズL4を物体側からこの順に配したものであり、レンズL1とレンズL2は両者が互に接合された接合レンズS12を構成している。
負の屈折力を有する第2群G2は、少なくとも一枚の非球面レンズを有するものであり、像側に凹面を向けた負のレンズL5、両面非球面レンズL6、負のレンズL7、正のレンズL8を物体側からこの順に配したものであり、負のレンズL7と正のレンズL8は両者が互に接合された接合レンズS78をなすものである。
正の屈折力を有する第4群G4は、物体側から順に、正の両面非球面レンズL12、正のレンズL13、負のレンズL14の3枚のレンズのみを備え、正のレンズL13と負のレンズL14は互に接合された接合レンズS1314を構成している。第4群G4をそのように構成することにより、合焦させるときの距離変動を低減することができる。
また、上記のように第2群G2、第3群G3、および第4群G4に非球面レンズを採用することにより、ズーム全域で諸収差を良好に補正することができるので、口径比を小さくすることなく高解像度化で高倍率化した小型のズームレンズを実現することができる。
<具体的な実施例>
次に、図3(図3A、3B、3C、3D、3E)〜図10(図10A、10B、10C、10D、10E)、および表1(表1a、表1b、表1c)〜表8(表8a、表8b、表8c)を参照し、実施例1〜実施例8の各ズームレンズに係る数値データ等についてまとめて説明する。
なお、実施例1から実施例8の各ズームレンズについて、式(1)に含まれる変数である(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値を以下に示す。
実施例1:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=7.55
実施例2:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=7.41
実施例3:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=7.53
実施例4:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=7.24
実施例5:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=4.50
実施例6:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=8.50
実施例7:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=5.22
実施例8:(Ra+Rb)/(Ra−Rb)の値=6.06
表1〜表8は、実施例1〜実施例8のズームレンズそれぞれの基本的なデータを示す表である。
表1a〜表8aにレンズデータを、表1b〜表8bに広角端の設定と望遠端の設定との違いを比較して示す。さらに、表1c〜表8cに各ズームレンズに採用した非球面の形状を表す非球面式の各係数を示す。
表1a〜表8aのレンズデータにおいて、レンズの面番号を物体側から像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、・・・)の面番号として示す。なお、これらのレンズデータには、開口絞りStや結像面Jkの面番号は含まれていないが、平行平面板L15の物体側の面と像側の面の面番号(i=26、27)は含まれている。
Riはi番目(i=1、2、3、・・・)の面の近軸曲率半径を示し、Di(i=1、2、3、・・・)はi番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお、レンズデータの近軸曲率半径を示す符号Riは、図1中のレンズ面を示す符号Ri(i=1、2、3、・・・)と対応している。
ここで、接合面であるレンズ面R2は、レンズL1の像側のレンズ面とレンズL2の物体側のレンズ面とを共通の符号R2で示すものである。また、接合面であるレンズ面R13は、レンズL7の像側のレンズ面とレンズL8の物体側のレンズ面とを共通の符号R13で示すものである。さらに、接合面であるレンズ面R24は、レンズL13の像側のレンズ面とレンズL14の物体側のレンズ面とを共通の符号R13で示すものである。
また、Nejは物体側から像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、・・・)の光学要素のe線(波長546.1nm)に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線(波長波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。
また、近軸曲率半径および面間隔の単位はmmであり、近軸曲率半径は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
表1b〜表8bに示す広角端における設定と望遠端における設定との比較は、間隔D7、D14、D20、D25、および焦点距離f′について両者の違いを示している。
なお、表1c〜表8cに示す非球面式の各係数KA、B3、B4、B5・・・は下記非球面式に適用されるものである。
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図3A、4A、・・・10Aは、実施例1〜実施例8のズームレンズそれぞれを広角端に設定した状態における概略構成を示す断面図であり、説明済みの図1、2中の符号と一致する図3A〜図10A中の符号は、互に対応する部位を示している。
図3B、4B、・・・10Bは、実施例1〜実施例8のズームレンズそれぞれの広角端における縦収差を示す図である。
図3C、4C、・・・10Cは、実施例1〜実施例8のズームレンズそれぞれの望遠端における縦収差を示す図である。
図3D、4D、・・・10Dは、実施例1〜実施例8のズームレンズそれぞれの広角端における横収差を示す図である。
図3E、4E、・・・10Eは、実施例1〜実施例8のズームレンズそれぞれの望遠端における横収差を示す図である。
収差を示す各図は、波長546.1nm(e線)、波長460.0nm、波長615.0nmそれぞれについての収差を示している。
収差を示す各図において波長546.1nm(e線)については実線で表示し、波長460.0nmについては破線で表示し、波長615.0nmについては1点鎖線で表示している。
横収差を示す各図は、コマ収差を示しており、左右方向に、タンジェンシャル方向のコマ収差とサジタル方向のコマ収差とを対応させて示している。
なお、縦収差を表す図中の非点収差およびディストーションに関する図の縦軸に示す角度は半画角である。この半画角をωとしたときに、図中のディストーションは、ズームレンズ全系の焦点距離f、画角θ(変数扱い、0≦θ≦ω)を用いて、理想像高をf×tanθとし、理想像高からの像高方向のずれ量をパーセントで表したものである。
図中の非点収差は、画角θ(変数扱い、0≦θ≦ω)を用いて、近軸像面からの光軸方向のずれ量を表したものである。
実施例1〜8の基本的なデータおよび諸収差を示す図等から分かるように、本発明のズームレンズによれば、レンズそれぞれの形状や材質の最適化を図ることで、口径比を小さくすることなく高解像度化および高倍率化した小型のズームレンズを得ることができる。
図11に、本発明の実施の形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態にかかるズームレンズ100を用いて構成したビデオカメラ101の構成を示す。なお、図11では、ズームレンズ100が備える第1群G1、第2群G2、開口絞りSt、第3群G3、第4群G4を概略的に示し、変倍時に移動する第2群G2および第4群G4には移動方向に両矢印を付している。
ビデオカメラ101は、ズームレンズ100と、このズームレンズ100の像側に配置されたローパスフィルタおよび赤外線カットフィルタ等の機能を有するフィルタ2と、フィルタ2の像側に配置された撮像素子4と、信号処理回路5とを備えている。ここで、撮像素子4の受光面の位置がズームレンズ100の結像面Jkの位置と一致する。
ズームレンズ100により撮像素子4の受光面上に被写体の像が結像され、撮像素子4から出力されたこの像を担持する画像信号が信号処理回路5で処理されて表示装置6にその像を表す可視像が表示される。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、屈折率、分散、あるいは、各レンズ間の面間隔などは、上記数値に限定されず、他の値を取り得る。
G1 第1群
G2 第2群
St 開口絞り
G3 第3群
G4 第4群
L9 両面非球面レンズ
L10 メニスカスレンズ
R17 メニスカスレンズL10の物体側のレンズ面
R18 メニスカスレンズL10の像側のレンズ面
Z1 光軸

Claims (4)

  1. 物体側より順に、正の屈折力を有する第1群、負の屈折力を有する第2群、絞り、正の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第4群からなり、広角端から望遠端へズーム比を変更する際には、前記第1群と第3群とが固定され、前記第2群の像側への移動により変倍させつつ、前記第4群の光軸方向への移動により像面の補正および合焦が行なわれるように構成されたものであり、
    前記第3群が、物体側から順に、正の両面非球面レンズ、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズ、物体側に凹面を向けた負のレンズのみを備え、かつ、前記メニスカスレンズが、以下の式(1)を満足するものであることを特徴とするズームレンズ。
    4.8<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<9.0 ・・・(1)
    ここで、
    Ra:メニスカスレンズの物体側のレンズ面の曲率半径
    Rb:メニスカスレンズの像側のレンズ面の曲率半径
  2. 前記第4群が、物体側から順に、正の両面非球面レンズ、正のレンズ、負のレンズのみを備え、前記正のレンズと負のレンズは両者が互に接合された接合レンズをなすものであることを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第2群が、少なくとも一枚の非球面レンズを有するものであることを特徴とする請求項2記載のズームレンズ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のズームレンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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