JP5286722B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置では、形成した画像に欠陥が発生していないかを検出する為のセンサが備わっているものがある。このような画像の欠陥を検出するためのセンサにより、画像が形成された記録媒体が搬送されているときに、記録媒体に形成された画像を読み込み、スジやムラなどの画像の欠陥検出や形成される画像の位置等の検出を行っている。
このセンサとして、例えば画像を形成するためのヘッドの全ノズルにより印字された画像を読み込むために、ヘッド幅以上のラインイメージセンサが使用されている。
この技術に関連して、特許文献1には、用紙幅の読み込みセンサを備え、印字結果をセンサで読み込み、画像データと比較し、画質欠陥がないか判断する技術が開示されている。また、特許文献2には、用紙幅の読み込みセンサを備え、テストパターン印字をセンサで読み込み、不吐出ノズルの判定し、その上で画像データと比較し、画質欠陥がないか判断する技術が開示されている。
更に、特許文献3には、原稿搬送クロック毎に読み込みタイミングを生成し、変動分をキャパシタの電圧を使用して検知出力補正をする技術が開示されている。また、特許文献4には、原稿の搬送速度ムラを検知し、実際の搬送速度に合わせて読み込みタイミングを補正する技術が開示されている。
特開2006−199048号公報 特開2004−9474号公報 特開2000−278482号公報 特開2002−152465号公報
ラインイメージセンサは、光を所定期間照射させ、その反射光を光電変換して印字面の濃淡を検出している。所定期間内に読み込んだ画像の大きさ、すなわち所定期間内に記録媒体が搬送されることで移動する移動距離が常に一定であれば、検出結果を比較し、画像の欠陥を精度よく検出できるが、記録媒体の搬送速度が変動すると、移動距離が変動してしまい、所定期間だけ読み込んで得られる画像が示す画像の範囲が異なることとなり、正確な検出ができなくなる。
具体的に例えば、濃度検出において、移動距離がばらつくと、濃淡ドットの検出数が異なることとなり、正確な濃度判定ができない。また、カラーレジずれを検出する場合、移動距離の変動で検出位置がばらつくため、位置が正確に判断できない。更にパターンマッチングをする場合は、移動距離の変動によりパターンが伸縮してしまい、正確な比較ができない。
このように、移動距離が変動することにより、読み込み画像の読み込み範囲が本来読み込むべき範囲と異なる画像範囲となるため、記録媒体に形成された画像を正確に検出できないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、移動距離が変動しても記録媒体に形成された画像を正確に検出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ローラ及び前記ローラに巻き掛けられた無端状の搬送ベルトを備え、前記ローラの回転に応じて周回駆動される前記搬送ベルトにより、画像が形成される記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されている前記記録媒体に、前記画像を形成するタイミングを示すクロック信号に応じて前記画像を形成する画像形成手段と、前記記録媒体に形成された画像を検出するために、前記画像形成手段により画像が形成された記録媒体が前記搬送手段により搬送されているときに、当該画像を所定期間だけ読み込んで得られる画像を取得する画像取得手段と、前記搬送ベルトが前記記録媒体を搬送する搬送速度に基づき、前記画像形成手段に前記クロック信号を出力することにより、当該画像形成手段が画像を形成するタイミングを制御するとともに、前記所定期間に前記記録媒体が前記搬送手段により搬送されることで移動する距離が一定の距離となるように、前記搬送速度の最高速度を求め、当該最高速度に対応するクロック信号の周波数から速度変動幅を求め、当該速度変動幅に基づいて、前記クロック信号を逓倍した信号のクロック数を算出することにより前記所定期間の長さを制御する制御手段と、を有する。
また、請求項の発明は、請求項1の発明において、前記画像取得手段は、前記記録媒体に照射された光による反射光により前記画像を取得するものであり、前記画像取得手段が前記画像の読み込みを開始する際に、前記記録媒体に対する前記光の照射を開始するとともに、前記画像取得手段が前記画像の読み込みを終了すると前記照射を終了する照射手段を更に有し、前記制御手段は、前記照射手段が前記照射を開始してから当該照射による光量が所定の光量以上となる期間となるように前記所定期間の長さを制御するものである。
また、請求項の発明は、請求項1又は請求項の発明において、前記画像形成手段は、前記記録媒体が前記所定期間内に前記搬送手段により搬送されることで移動する距離である移動距離を搬送方向の長さとし、かつ搬送方向に交差する方向の長さを所定の長さとする複数の矩形画像が、逓倍された前記クロック信号を基準とした所定時間間隔毎に、前記記録媒体に形成する前記矩形画像が重ならない矩形画像群を第1の色で第1の期間だけ形成し、更に前記第1の色とは異なる第2の色で、前記第1の色で形成された矩形画像群のうちの1つの矩形画像と前記移動距離だけ離れる矩形画像を含む前記矩形画像群を形成し、前記画像取得手段により読み込まれた前記矩形画像のうち、読み込み濃度が最も高い前記第1の色で形成された前記矩形画像の前記記録媒体における位置と、読み込み濃度が最も高い前記第2の色で形成された前記矩形画像の前記記録媒体における位置とを比較することにより、前記第1の色の画像が形成される位置と、前記第2の色の画像が形成される位置とのずれを検出する検出手段を更に有するものである。
請求項1の発明によれば、移動距離が変動しても記録媒体に形成された画像を正確に検出することが可能な画像形成装置を提供することができるという効果が得られる。
請求項の発明によれば、逓倍しないクロック信号に基づく場合と比較して、所定期間をより厳密に制御できる。
請求項の発明によれば、所定の光量以上となる期間となるように制御しない場合と比較して、画像取得手段が画像を読み込む感度を上げることができる。
請求項の発明によれば、移動距離が変動しても読み込む範囲を一定とすることができるため、第1の色の画像が形成される位置と、前記第2の色の画像が形成される位置とのずれを正確に検出することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る画像形成装置をインクジェットプリンタに適用した場合について説明する。また、本実施の形態では、画像が形成される紙などの記録媒体を記録用紙と表現する。更に、記録用紙に画像を形成することを、画像を記録する、と表現する。
図1には、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」という)10の全体構成が示されている。
プリンタ10は、液滴を吐出して画像を形成(記録)する記録ヘッドアレイ12を備えている。記録ヘッドアレイ12は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色に対応して4つの記録ヘッド14C、14M、14Y、14Kを備えている。この記録ヘッドアレイ12は、画像形成手段に対応する。なお、以下の説明では、各色を区別する場合に符号に各色に対応する頭文字を付加し、特に区別しない場合には各色に対応する頭文字を省略して説明する。
更に各記録ヘッド14は、記録領域が記録用紙Pの幅以上ある長尺ヘッドとされ、多数のノズルが記録用紙Pの幅方向に沿って配置されている。記録ヘッド14は、各ノズルからインク液による液滴を吐出することにより、記録用紙Pの全幅を一括して記録することができる。
プリンタ10は、それぞれCMYKの各色のインク液を貯蔵したインクカートリッジ16C、16M、16Y、16Kが装填されており、各インクカートリッジ16に貯蔵されたインク液は、図示しない配管を通して各色に対応する記録ヘッド14に供給される。
また、プリンタ10は、記録用紙Pを格納する給紙トレイ18を備えている。給紙トレイ18から供給された記録用紙Pは、複数のローラ対20によって搬送されて、記録ヘッドアレイ12へ供給される。
記録ヘッドアレイ12に対向する位置には、ローラ22A、22B及びテンションローラ23に巻き掛けられた無端状の搬送ベルト24が設けられている。搬送ベルト24は、表面が記録用紙Pの搬送方向に対する直交方向の幅より幅広とされ、テンションローラ23によって下方方向に引っ張られることにより一定のテンションが与えられている。搬送ベルト24は、ローラ22A、22B及びテンションローラ23の回転によって周回駆動する。これら搬送ベルト24、ローラ22A、22B及びテンションローラ23が搬送手段に対応する。
そして、記録ヘッドアレイ12は搬送手段により搬送されている記録用紙Pに、画像を記録するタイミングを示すクロック信号に応じて画像を記録するようになっている。またローラ22Aは、記録ヘッド14の幅の2倍分の周長(本実施の形態では110mm)であり、搬送ベルト24の長さは、本実施の形態ではA4横送りが3枚出来る長さ(660mm)となっている。
ローラ22Bに対向する位置には帯電ロール26が設けられており、当該帯電ロール26には所定の電圧が印加されている。複数のローラ対20によって搬送されてきた記録用紙Pは、帯電ロール26と搬送ベルト24とにより挟持されることにより帯電し、搬送ベルト24の表面に吸着され、搬送ベルト24の周回駆動に伴って記録ヘッドアレイ12と対向する画像記録領域を通過する。
プリンタ10は、記録用紙Pが画像記録領域を通過する際に、画像データに基づいて各記録ヘッド14の各ノズルから液滴を吐出させることにより、記録用紙Pにフルカラー画像が記録される。
搬送ベルト24の記録用紙Pの搬送方向下流側には、複数の排出ローラ30が設けられている。記録ヘッドアレイ12によって画像が記録された記録用紙Pは、これら複数の排出ローラ30により搬送され、排紙トレイ32に排出される。
また、プリンタ10は、両面記録用の反転パス33を備えている。反転パス33は、複数のローラ対35で構成されており、記録ヘッドアレイ12により片面に画像が記録された記録用紙Pが、反転パス33で反転されて再び画像記録領域まで搬送される。これにより、記録用紙Pの両面に画像を記録することが可能とされている。
更に本実施の形態に係るプリンタ10は、記録した画像にスジやムラなどの欠陥が発生していないかを検出する為のセンサが備わっているものである。
そのため、プリンタ10には、上記センサとしてラインイメージセンサ(以下、「ラインセンサ」という)42、エンコーダセンサ44、及びDrive Roll Homeセンサ(以下、「ホームセンサ」という)46が設けられている。これらの詳細については後述する。
また、プリンタ10の制御部40は、プリンタ10全体の動作を司るものであり、特に本実施の形態では、上記エンコーダセンサ44、及びホームセンサ46から得られる情報に基づき、ラインセンサ42が画像を読み込む期間である所定期間や、記録ヘッドアレイ12の記録タイミングを制御するものである。
上記ラインセンサ42、エンコーダセンサ44、及びホームセンサ46の詳細を、図2を用いて説明する。同図には、図1で示した構成のうち、ラインセンサ42、エンコーダセンサ44、ホームセンサ46、記録ヘッドアレイ12、及び搬送手段が示されている。
このうち、ラインセンサ42は、記録用紙Pに記録された画像を検出するために、記録ヘッドアレイ12により画像が記録された記録用紙Pが搬送手段により搬送されているときに、画像を所定期間だけ読み込んで得られる画像を取得する画像取得手段である。
また、ラインセンサ42は、図示しない照射手段により記録用紙Pに照射された光による反射光により画像を取得するようになっている。この照射手段は、ラインセンサ42が画像の読み込みを開始する際に、記録用紙Pに対する光の照射を開始するとともに、ラインセンサ42が画像の読み込みを終了すると照射を終了するものである。
ホームセンサ46は、ローラ22Aが1周したことを検出し、それをホーム信号として制御部40に出力するセンサである。
エンコーダセンサ44は、同図に示されるように印字タイミングマークがローラ22Aと同軸上に設けられており、この印字タイミングマークを読み取り、エンコーダ信号を制御部40に出力する。この印字タイミングマークは、印字解像度と同じ600lpiでマーキングされており、エンコーダセンサ44からのエンコーダ信号は、600dpiのクロックとして出力される。
以上説明したエンコーダ信号、及びホーム信号に基づき、画像を記録するタイミングを示すクロック信号を記録ヘッドアレイ12に出力するとともに、ラインセンサ42が画像を読み込む期間を示す期間制御信号を生成する制御部40に設けられたASICについて、図3を用いて説明する。
同図には、ASIC50に入力されるエンコーダ信号、及びホーム信号、ASIC50が出力するクロック信号、及び期間制御信号が示されている。また、ASIC50にはフラッシュメモリが搭載されており、このフラッシュメモリには、後述するテーブルが記憶される。
ASIC50は、搬送手段が記録用紙Pを搬送する搬送速度に基づき、記録ヘッドアレイ12にクロック信号を出力することにより、記録ヘッドアレイ12が画像を形成するタイミングを制御するとともに、所定期間に記録用紙Pが搬送手段により搬送されることで移動する距離が一定の距離となるように、クロック信号に基づいて所定期間の長さを示す期間制御信号を生成し、この期間制御信号をラインセンサ42の光源点灯制御用信号として出力することにより、ラインセンサ42が画像を読み込む所定期間の長さを制御するものである。
上記各信号について、具体的に図4のタイミングチャートを用いて説明する。図4には、ホーム信号、エンコーダ信号、クロック信号、及び期間制御信号が示されている。まず、ホーム信号が立ち上がり、その立ち上がっている状態で初めて立ち上がったエンコーダ信号から、後述する補正処理を行い、例えばT1からT1’のように補正処理されたクロック信号が出力される。このクロック信号に基づき、期間制御信号が立ち上がるようになっている。この期間制御信号がオンを示す期間は、後述するように、搬送速度に応じて定まるクロック数分の期間である。
具体的に、エンコーダ信号からクロック信号を生成する方法について説明する。通常、印字のタイミングは、エンコーダ信号を印字クロックとして使用し印字を行っている。しかし、ローラ22Aは、通常、製造誤差や組み付け誤差などにより偏芯誤差を含んでいる。この為、搬送ベルト24の速度は、ローラ22Aの偏芯により変動する。しかし、エンコーダセンサ44からのエンコーダ信号の周波数はローラ22Aの偏芯の影響がないため偏芯による周波数変動は発生しないことになる。
従って、エンコーダ信号の周波数は、搬送ベルト24の実際の搬送速度からずれてしまうことになる。エンコーダ信号をそのまま使用して記録ヘッドアレイ12を駆動した場合、このズレにより、記録位置がバラつき、画像劣化を招くことになる。このズレを補正するために、ASIC50は、エンコーダ信号の補正を行うことになる。
ここでは、補正方法を2つ挙げている。一つ目は、表面速度計測手段にて、搬送ベルト表面速度を実測し、エンコーダ信号との差分を求め、差分をエンコーダ信号にフィードバックさせる方法である。2つ目は、テスト印字を実施し、着弾位置のズレ量を計測し、その結果を印字クロックにフィードバックさせる方法である。この2つ目の場合も、着弾位置のズレ量を速度に換算できるため、いずれの方法であってもASIC50は搬送速度に基づき、クロック信号を出力することになる。
上述した一つ目の表面速度計測手段による方法では、ドップラ表面測定器を使用し、まずホームセンサ46が検出するホーム基準でエンコーダ信号とドップラ表面測定器の出力との同期をとって搬送速度を計測する。
そして、計測した各データから偏芯分の誤差を抽出するために、ローパスフィルタをかける。本実施の形態では、印字周波数が16KHzであり、ローラ22Aの周長が110mmであることから、偏芯周期は約6Hzである。このため、サンプリング周期が200μsecであった場合、200区間移動平均を実施することで、25Hz以上のノイズ成分を除去することができる。
このようにしてノイズ成分を除去したデータの差分が、偏芯誤差分のデータとなる。この偏芯誤差分のデータをエンコーダ信号にフィードバックさせ、画像を記録するタイミングを示すクロック信号を記録ヘッドアレイ12に出力する。
次に、上記期間制御信号の生成方法について説明する。ここでは、具体的に、下記の数字を用いて説明する。
まず、記録ヘッドアレイ12が記録する解像度を600dpiとし、記録する通常のタイミング(クロック信号の周波数)を16KHzとする。この場合、記録するタイミングの間隔は、0.0625msecとなり、更に搬送速度は、677mm/secとなる。また、ラインセンサ42が読み込む解像度を600spiとし、画像を読み込む時間である所定期間を1ラインあたりで1msecとする。
従って、ラインセンサ42による読み込みタイミングとクロック信号の関係は、クロック信号の16分周がラインセンサ42の読み込み周期となる関係となっている。よって、通常は16クロック毎に、ラインセンサ42は1回の読み込みが可能となる。
しかし、上述したような搬送ベルトの速度変動により、エンコーダ信号を補正したものがクロック信号であるため、16クロック毎に1回の読み込みを行った場合、1msec未満の周期で読み込みを実施する可能性がある。
一方、クロック信号を用いずに、所定期間を1msecに固定した場合、記録用紙Pの移動距離がバラつき、画像を読み込む範囲に影響する。
従って、まず最初に搬送ベルト24の最高速度を求め、速度変動幅を算出し、この速度変動分を見越したラインセンサ42が読み込む所定期間を設定するようにすることで、読み込み速度の変動内で、かつ読み込み速度の低減を最小限に抑えた読み込みを実現させている。このように所定時間を設定することで、移動距離に応じた期間だけ画像を取得するので、移動距離が変動しても記録媒体に形成された画像を正確に検出することができる。
搬送ベルト24の最高速度に対応するクロック信号の周波数が、16650Hzだった場合、変動率は、16650/16000=4%となる。±4%の場合、搬送ベルト24の搬送速度は、650〜704mm/secの範囲で変動している。
搬送ベルト24の搬送速度が最速の704mm/secで動作した場合を基準に、ラインセンサ42の読み込む所定期間を1msecとして確保できるクロック数を算出し、このクロック数分を所定期間とする。
この例での必要クロック数は、クロック最短時間が1/16650=60.1μsecであるので、図5のタイミングチャートに示されるように、期間制御信号をオンとする期間を、1msec/60.1μsが16.7クロックであるので17クロックとする。
このように、16クロック周期で読み込みを行っていたものを、17クロック周期(1.06msec)にすることで、搬送ベルト24の速度が変動しても、常に1msec以上の所定期間を確保することが出来、また、読み込む範囲も均一化することができる。
上述したクロック信号とエンコーダ信号との関係を、予め図6に示されるような補正データテーブルとして、上記フラッシュメモリに記憶するようにしても良い。同図に示される補正データテーブルは、クロック番号と、そのクロック番号に対応した補正時間とが示されている。ASIC50は、この補正データテーブルを用いて、ホーム信号が入力された直後のエンコーダ信号から下記の処理を行う。
まず、検出したエンコーダ信号の周期を計測する。そして、クロックNoが1から順に上記補正データテーブルの補正時間を読み出し、計測した周期に補正時間を加算する。これ以降は、クロックNoを1ずつ増分しながら読み出し、加算する、という処理を繰り返す。加算して得られたクロック信号は、ホーム信号がオンとなってから例えば100μsec後から出力するようにするようにしても良い。
このようにすることにより、ASIC50は、クロック信号、及び期間制御信号を出力する。
上述した例では、クロック信号を基準として期間制御信号を生成しているが、図7に示されるように、クロック信号を逓倍した逓倍クロック信号を生成し、この逓倍クロック信号を期間制御信号を生成するための信号としてもよい。こうすることで、所定期間をより厳密に制御できる。
例えば、搬送速度変動が±3%の場合、搬送速度は、657〜697mm/secの範囲で変動している。そのときの必要クロック数は、クロック最短時間が25.4/600/697=60.7μsecであるので、1msec/60.7μs = 16.4クロックとなる。2逓倍クロック信号を使用した場合、所定期間は33クロック分となるので、読み込み時間のロスを低減することができるとともに、高速搬送時での読取り範囲を、逓倍しない場合と比較して短くすることができる。
次に、所定期間を、上述した照射手段が照射を開始してから当該照射による光量が所定の光量以上となる期間となるように期間制御信号を生成する処理について説明する。
読み込み面からの反射による光量が全体的に低い場合(例えば、用紙が白色でなかったり、検出部周辺の明るさが明るかったり)、読み込み感度を上げるために、光源の光量を増加させればよい。しかし、光量を増加できない場合は、点灯時間を調整することで光量の受光量を増加させることができる。ただし、この点灯時間を調整する場合においても、読み込む範囲を均一にするように制御する必要がある。
この場合、まず適切な点灯時間を求める必要がある。適切な点灯時間の測定方法としては、例えば、記録用紙Pにおいて、画像が記録されていない部分(印字なし部)とべた塗りされたように記録されている部分(印字あり部)にてローラ22Aが1回転する毎に点灯時間を変化させて、画像取得手段からの出力を測定する。印字なし部と印字あり部とで前記画像取得手段からの出力の差が最大となる点灯時間により照射される光量を所定の光量とし、それ以上となる期間を最適な点灯時間とする。
最適な点灯時間を1.6msecとし、かつ搬送速度の変動が±4%(最高速度は704mm/sec(677mm/s+4%))の場合での最適な点灯時間を以下のように求める。
点灯時間を1.6msecとする場合の移動距離は、1.6msec×704mm/sから1.1264mmであるので26.6クロック分となる。従って、図8に示されるように、Tn’から26.6クロック分だけ期間制御信号をオンにするようにしても良い。
具体的には、読み込む位置の直前で、読み込み位置に対応するクロックNoから27クロック分の補正値を補正データテーブルより読み取る。
このとき、点灯時間を、ノミナル印字クロック(62.5μs)×26+補正値(26クロック分)+(ノミナル印字クロック+27クロック目の補正値)*0.6とする。
この式により点灯時間を計算し、タイマを用いて計算した時間を所定期間とするように制御する。
上述したように、本実施の形態では、移動距離が変動しても読み込む範囲を一定とすることができる。これを利用してカラーレジストレーションずれ(以下、「レジずれ」という)を検出する方法について、図9を用いて説明する。搬送速度が677mm/sec±4%の場合、上述したようにラインセンサ42は17クロックで制御される。この17クロックと搬送方向に同等幅をもたせた検知パターンを作成してレジずれを検出する。この17クロック分の幅は、記録用紙Pが所定期間内に搬送手段により搬送されることで移動する距離である移動距離となっている。
図9(A)、(B)には、それぞれ、この17クロック分の幅を搬送方向の幅とし、搬送方向に交差する方向の長さを所定の長さとする矩形画像(以下、「ブロック」という)が複数示されている。このブロック群は、同図に示されるようにクロック信号を基準とした所定時間間隔毎(同図では1クロック)に、ブロックが重ならず、更にブロックの色が異なる色(Cyan(シアン)、Bk(黒))で記録されている。この場合は、Cyan、Bkが用いられているが、他の色であっても良いことは言うまでもない。
なお、各ブロックは1クロックずつずらして記録されるため、同図に示されるように1ドットずつずれることとなる。更に、同図(A)、(B)のそれぞれに点線で示されたブロックのように、Cyan(Bk)とは異なるBk(Cyan)で、17クロック分の期間(第1の期間)だけ、かつCyan(Bk)で記録されたブロック群のうちの1つのブロックと17ドット(移動距離)だけ離れるBk(Cyan)で記録されたブロックを含んでいる。以下の説明では、点線で示されたブロックを基準ブロックと表現する。
同図(A)に示されるCyan色のブロック群をCyanパターン1とし、Bk色のブロック群をBkパターン1とする。同様に、同図(B)に示されるCyan色のブロック群をCyanパターン2とし、Bk色のブロック群をBkパターン2とする。
まず、同図(A)において、Bkパターン1を基準としてCyanのズレ量を検出する場合の例について説明する。この検知パターンでは、同図に示されるように、Cyanパターン1が11ブロック存在し、1ドットずつずれたものとなっている。また、Cyanパターン1のうちの基準ブロックが、Bkパターン1の基準ブロックと17ドット離れている。
ラインセンサ42によりBkパターン1画像を読み込み、読込み後17クロック間隔あけた後に、ラインセンサ42によりCyanパターン1画像を読み込む。
そして、Cyanパターン1の読み込み画像のうちで、最も広い範囲が読み込まれたCyan(読み込み濃度が最も高いCyan)で記録されたブロックの記録用紙Pにおける位置とBkパターン1の記録紙Pにおける位置とを比較することにより、Bk色の画像が形成される位置と、Cyan色の画像が形成される位置とのずれを検出する。
次に、同図(B)について説明する。同図(B)は、同図(A)において、搬送速度の変動や用紙の伸縮などにより、基準となるBkパターン画像の読み込みタイミングが微妙にずれてしまい、検出したズレ量に誤差が生じてしまう場合に対処したパターンである。同図(B)に示されるように、Bkパターン2をCyanパターン1と同様に1ドットずらしたパターンとする。この場合も、Cyanパターン2のうち、基準ブロックが、Bkパターン2の基準ブロックと17ドット離れている。Cyanパターン2は、21ブロック存在し、基準ブロックを中央に上下方向に1ドットずつずらしてブロックが形成されている。
ラインセンサ42は、Bkパターン2の基準ブロックを基準としてBkパターン2画像を読み込み、読み込み後17クロック間隔あけた後に、Cyanパターン2画像を読み込む。そして、読み込まれた画像内で、最も広い範囲が読み込まれたBk(読み込み濃度が最も高いBk)のブロックの記録用紙Pにおける位置と、最も広い範囲が読み込まれたCyan(読み込み濃度が最も高いCyan)のブロックの記録用紙Pにおける位置とを比較することにより、Bk色とCyan色の離散距離を算出し、算出結果によりCyan色の印字タイミングを補正するようにすることで、カラーレジずれを修正する。
なお、同図(B)のCyanパターン2のブロック数は、Cyanパターン1のブロック数より多い21個となっている。このようにすることで、検知タイミング調整なしに、上述した同図(A)での検出方法が適用できる。
同図に示されるBkパターン及びCyanパターンでは、設計値±5ドットのずれを検出することが可能となる。これ以上のズレが発生する可能性がある場合は、ブロック数をそれに見合う数に増やすことで対応が可能となる。また、本例では、搬送速度変動が±4%の場合であることから、検出用パターン幅および基準ブロック間隔を17ドットとしたが、搬送速度変動が異なった場合、それに合わせて検出用パターン幅および基準ブロック間隔も前記読取手段の期間制御信号のクロック数と同じにすることで対応が可能となる。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタを示す図である。 ラインセンサ、エンコーダセンサ、及びホームセンサの詳細を示す図である。 ASIC、及びASICが出力する信号、入力される信号を示す図である。 ホーム信号、エンコーダ信号、クロック信号、及び期間制御信号を示すタイミングチャートである。 補正した期間制御信号を示すタイミングチャートである。 補正データテーブルを示す図である。 逓倍クロック信号で生成された期間制御信号を示すタイミングチャートである。 所定の光量以上とするための期間制御信号を示すタイミングチャートである。 レジずれを検出する場合の検出パターンを示す図である。
符号の説明
10 プリンタ
12 記録ヘッドアレイ
14、14C 記録ヘッド
16、16C インクカートリッジ
22A、22B ローラ
23 テンションローラ
24 搬送ベルト
40 制御部
42 ラインセンサ
44 エンコーダセンサ
46 ホームセンサ

Claims (3)

  1. ローラ及び前記ローラに巻き掛けられた無端状の搬送ベルトを備え、前記ローラの回転に応じて周回駆動される前記搬送ベルトにより、画像が形成される記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送されている前記記録媒体に、前記画像を形成するタイミングを示すクロック信号に応じて前記画像を形成する画像形成手段と、
    前記記録媒体に形成された画像を検出するために、前記画像形成手段により画像が形成された記録媒体が前記搬送手段により搬送されているときに、当該画像を所定期間だけ読み込んで得られる画像を取得する画像取得手段と、
    前記搬送ベルトが前記記録媒体を搬送する搬送速度に基づき、前記画像形成手段に前記クロック信号を出力することにより、当該画像形成手段が画像を形成するタイミングを制御するとともに、前記所定期間に前記記録媒体が前記搬送手段により搬送されることで移動する距離が一定の距離となるように、前記搬送速度の最高速度を求め、当該最高速度に対応するクロック信号の周波数から速度変動幅を求め、当該速度変動幅に基づいて、前記クロック信号を逓倍した信号のクロック数を算出することにより前記所定期間の長さを制御する制御手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記画像取得手段は、前記記録媒体に照射された光による反射光により前記画像を取得するものであり、
    前記画像取得手段が前記画像の読み込みを開始する際に、前記記録媒体に対する前記光の照射を開始するとともに、前記画像取得手段が前記画像の読み込みを終了すると前記照射を終了する照射手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記照射手段が前記照射を開始してから当該照射による光量が所定の光量以上となる期間となるように前記所定期間の長さを制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成手段は、前記記録媒体が前記所定期間内に前記搬送手段により搬送されることで移動する距離である移動距離を搬送方向の長さとし、かつ搬送方向に交差する方向の長さを所定の長さとする複数の矩形画像が、逓倍された前記クロック信号を基準とした所定時間間隔毎に、前記記録媒体に形成する前記矩形画像が重ならない矩形画像群を第1の色で第1の期間だけ形成し、更に前記第1の色とは異なる第2の色で、前記第1の色で形成された矩形画像群のうちの1つの矩形画像と前記移動距離だけ離れる矩形画像を含む前記矩形画像群を形成し、
    前記画像取得手段により読み込まれた前記矩形画像のうち、読み込み濃度が最も高い前記第1の色で形成された前記矩形画像の前記記録媒体における位置と、読み込み濃度が最も高い前記第2の色で形成された前記矩形画像の前記記録媒体における位置とを比較することにより、前記第1の色の画像が形成される位置と、前記第2の色の画像が形成される位置とのずれを検出する検出手段を
    更に有する請求項1又は請求項に記載の画像形成装置。
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