JP5284047B2 - シート積載装置及びシート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置及びシート処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置本体から受け取ったシートを積載するシート積載装置、シート処理装置、及び画像形成装置に関する。特に、シート積載トレイの昇降機構を有するシート積載装置に関するものである。
近年の複写機、プリンタ等画像形成装置には、画像形成後のシートに対してステイプル等の後処理を選択的に施すことが可能なシート処理装置が連結可能なものが増えている。それらのシート処理装置において、シート積載トレイを昇降可能に構成したものがある。
例えばトレイに駆動部材を一体化させ、駆動部材内のピニオンと装置側に設けたラックによりトレイを昇降させるものがあった。また、トレイをベルトに連結させ、プーリによってトレイを昇降させるものがあった(例えば、特許文献1、特許文献2、参照)。
上述したように、従来の昇降トレイには、トレイ荷重を支えるためのフレーム両サイドレールに加えて左右レールの位相合わせのためのラック&ピニオンを用いたものや、ベルト&プーリ方式のものがある。これらのものには昇降トレイの組み立て時やメンテナンス時、特に、メンテナンス時には使用状態における装置の設置姿勢を保ったまま作業を行う必要があり、作業手順、作業スペース等に制約を受けるため次のような課題があった。
特開2006−256732 特開2003−95527
特許文献1に記載されているようなラック&ピニオン方式では、昇降方向に伸びたラックに使用状態における装置上方から駆動部材が一体となったトレイを組むことになり、組み立て時に昇降移動領域外(ラックの上方又は下方)にスペースを要する。
また、特許文献2に記載されているようなベルト&ピニオン方式でも、積載壁の前面に設けられ、昇降方向に伸びる積載トレイの案内用の突条に、使用状態における装置上方から積載トレイを組むため、組み立て性やメンテナンス性が低い。さらに、積載トレイと昇降駆動をつなぐ部材がベルトに固定されるため、位相合わせが必要である。
そこで本発明では、組み立て性やメンテナンス性に優れたシート積載装置の昇降機構を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、排出されたシートが積載される積載部と、前記積載部を昇降可能に支持可能な筐体部と、前記積載部を昇降させる昇降機構と、を備え、前記積載部は、前記積載部を前記筐体部に接続する接続部を有し、前記筐体部は、前記積載部の昇降方向に延設されたガイド部材を有し、前記接続部は、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記積載部を前記筐体部に接続可能であり、且つ、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記ガイド部材に着脱可能であり、前記ガイド部材は、前記接続部と係合する2つの対向するガイド面を持つレール部材であり、前記レール部材は、前記接続部が通過可能に、前記積載部の昇降方向と交差する方向に開放された切欠を有することを特徴とする。
本発明は、上述の如き構成を有するので、本発明におけるシート積載装置の昇降機構では、使用状態におけるシート積載およびシート取り出し空間の範囲で昇降機構が着脱可能となる。このため、周囲に他の部材等が存在する場合でもそれらを取り外す必要がなく、組み立て性やメンテナンス性に優れたものとすることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施される最良の形態の例を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
(画像形成装置)
まず、画像形成装置の概略構成について説明する。
図1は第1実施形態に係るシート処理装置(シート積載装置)が接続された状態の画像形成装置を示す概略断面図である。
第1実施形態に係るシート積載装置としてのシート処理装置1は、図1に示すように画像形成装置本体に接続され、画像形成されたシートにステイプルなどの所定の処理を選択的に行う。尚、ここでは前記シート処理を行う部分としてステイプラ(綴じ部)を例示しているが、これに限定されるものではない。例えば穴あけを行うパンチ部、折を行う折り部などの他の処理部であっても良い。また、これらの処理部を適宜組み合わせて用いても良い。画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成装置本体2と、画像形成装置本体2に接続され原稿の記載情報を読み取る画像読取部3を有する。
画像形成装置本体2は、図1に示すように、給送カセット4に複数枚積載されたシートSを給送ローラ6及び分離搬送ローラ7で1枚ずつ分離給送し、搬送ガイド8によって画像形成プロセスユニット9へ搬送する。
画像形成部を構成する画像形成プロセスユニット9は、電子写真方式によって画像(トナー像)を形成するものである。具体的には、画像形成プロセスユニット9内に設けられた像担持体としての感光体ドラム10を帯電させ、レーザースキャナ11が光照射して画像を形成し、トナーを用いて前記画像を現像し、該トナー像をシートSへ転写するものである。
感光体ドラム10からトナー像が転写されたシートSを、定着器12へ搬送して熱及び圧力を印加することで画像定着が行われる。
画像定着されたシートSは、搬送路切替部材13によって、フェイスアップ搬送路14と、シートの上下を反転するスイッチバック搬送路15のいずれかに送られる。
スイッチバック搬送路15に送られたシートは、スイッチバック搬送ローラ16によってシートの後端が反転切替部材17を抜けるまで搬送される。その後、前記シートはスイッチバック搬送ローラ16の反転により、これまでの後端側を先端側として上下反転した状態で搬送される。このとき反転切替部材17が切り替わることによって、反転されたシートはフェイスダウン搬送路18に送られる。
フェイスアップ搬送路14とフェイスダウン搬送路18は、排出ローラ19の手前で合流している。フェイスアップ搬送路14に案内されたシートと、スイッチバック搬送路15からフェイスダウン搬送路18に案内されたシートはどちらも排出ローラ19によって画像形成装置本体2から排出される。
画像読取部3は、図1に示すように、スキャナ部21と自動原稿給送部(以下ADFという)22からなる。ADF22は装置後方の図示しないヒンジを中心に開閉可能であり、原稿台ガラス26上に手で原稿をセットする場合に原稿台ガラス26上の空間を開放する。
スキャナ部21は、移動可能な光学キャリッジ27を備え、原稿の記載情報を読み取るものである。スキャナ部21では、原稿台ガラス26上にセットされた原稿の記載情報を光学キャリッジ27が水平方向に走査しながら読み取り、CCD28で光電変換する。
ADF22は、原稿積載トレイ23上に積載される複数枚の原稿を給送ローラ24によって1枚ずつ分離給送し、スキャナ部21内で停止している光学キャリッジ27の原稿読取位置25を通過させるものである。この通過の際に光学キャリッジ27は搬送中の原稿の記載情報を読み取る。
(シート処理装置)
次に、本実施形態のシート処理装置1(シート積載装置)を、図2を用いて説明する。図2は第1実施形態に係るシート処理装置1の構成を説明するための概略断面図である。
ここで、ユーザが画像形成装置本体2に対して各種入力/設定を行うための操作表示装置(不図示)に臨む位置を画像形成装置の正面手前側(以下、手前側)といい、装置背面側を奥側という。図3(b)は、装置手前側から見た画像形成装置の構成を示したものである。シート処理装置1は画像形成装置本体2の側面に接続され、画像形成装置本体2の排出ローラ19によって排出されたシートを受け取ってステイプル処理を行う。
図2において、シート処理装置1には、中間搬送ローラ31が配設される。また、排出上ローラ32及び排出下ローラ33(排出部)により、後述するステイプラによって処理されたシート、又はステイプル処理されないシートが排出される。前記のとおり排出されたシートは第一積載トレイ35に積載される。
中間積載部34は、ステイプル処理が選択された場合に、画像形成装置本体2から受け取ったシートを一時的に積載する。中間積載部34の上部には、搬送ガイド38がある。
中間積載部34に積載されたシートは、整合ローラ36によりシート搬送方向の整合が行われる。整合ローラ36は中間積載部34の積載面に対して上下に移動可能であり、下降時は中間積載部34上のシート表面に当接し、シート後端を整合基準壁37に突き当てるように移動させて整合を行う。整合ローラ36の上昇時には、シートが中間積載部34に搬入される際に支障のない位置まで退避する。
中間積載部34に積載されたシートのシート幅方向の整合は、後述の整合部材500により行われる。以上をもって整合されたシートに対し、装置手前側に位置するステイプラ54(シート処理部)によってステイプル処理がなされる。
また図2に示すように、シート処理装置1には、第一積載トレイ35に積載されるシート後端が突き当たる積載壁109がある。
第一積載トレイ35に積載されたシートの最上紙面高さが所定の高さに達したことを、排出上ローラ32、排出下ローラ33の下流に設けられた積載高さ検知フラグ39で検知する。不図示の制御部(CPU)は、所定の高さに達したとの検知信号により満載であると判断する。排出上ローラ32は排出下ローラ33に対して図2における破線で示す位置まで退避可能であり、またそのとき排出上ローラ32に押し上げられることによって積載高さ検知フラグ39が破線の位置に移動可能である。
シート処理装置1は、前述した第一積載トレイ35のほかに、受け取ったシートを積載するための第二積載部を少なくとも1つ有する。図2では第二積載部として、前記シートを振り分けて積載するための2つの積載トレイ44、45を有する。この積載トレイ44、45は、後述する整合部材500の上方に設けられている。シートをステイプル搬送路42又は振り分け搬送路43のいずれに搬送するかの切替えは、切替部材41の向きの切替えにより行われる。振り分け搬送路43に搬送されたシートは、さらに振り分け切替部材46により搬送路を振り分けられ、それぞれの排出ローラによって第二積載部である積載トレイ44又は積載トレイ45に排出される。
図3及び図4を用いて、ステイプル処理が選択された場合にシート幅方向の整合を行う整合部材500について説明する。図3は第1実施形態に係るシート処理装置1の外観図である。図4は第1実施形態に係る中間積載部34をシート搬送方向から見た斜視図である。
図3及び図4に示すように、整合部材500は、積載壁109の上方に設けられた基準側ジョガー51、整合側ジョガー52を有する。各ジョガー51、52はそれぞれ、中間積載部34とともにシート下面を保持可能なシート保持面51a、52aと、前記シートの幅方向端部に当接可能なシート整合面51b、52bを有している。ジョガー51、52はシート幅(手前/奥)方向に移動可能であり、このジョガー51、52の移動によりシート幅方向の整合が行われる。
(トレイ昇降機構)
トレイ昇降機構(昇降機構)について説明する。図5は第1実施形態に係る積載部及びトレイ昇降機構の分解斜視図である。尚、図5においては、シート搬送方向をX、シート幅方向をY、鉛直方向をZとしている。
図5に示すように、第一積載トレイ35は積載壁109の長穴112、113を介してトレイ連結部材(連結部材)100に取り付けられる。接続部としてのXZ荷重支持コロ101(101a、101b)は、後述のXZ荷重支持レール102に対して第一積載トレイ35を昇降可能に接続する部材である。
また、トレイ連結部材100は、筐体部(筐体前側フレーム114、筐体後側フレーム115、筐体中央フレーム119)に取り付けられる。また、前述の筐体部のうち、筐体前側フレーム114、筐体後側フレーム115にガイド部材としてのXZ荷重支持レール(レール部材)102が昇降方向に沿って延設されている。XZ荷重支持レール102は対向するYZ平面のガイド面を有する。
図5に示すように、前記筐体部は、昇降駆動部材としてのYZ荷重支持レール104、トレイ昇降レバー106、昇降コロ107、ベース116、支点軸117を、支持可能に構成される。また、前記筐体部に、上記昇降駆動部材とともに昇降機構を構成する後述のセンサ遮光部140、上限検知センサ141、下限検知センサ142、が組みつけられる。また、前記筐体部には、ギア144〜149(図10(a)参照)、モータ150(図10(a)参照)、昇降駆動ボックス160(図10(b)、図12(a)参照)が組みつけられている。以下それぞれの部材について詳細に説明する。
トレイ連結部材100は、積載壁109を挟んで第一積載トレイ35の反対側に取り付けられる。トレイ連結部材100のフロントアーム部110、リアアーム部111が積載壁109の装置手前/奥の長穴112、長穴113を通り積載壁109の表側に出て、第一積載トレイ35に接続される。このようにして、積載部(第一積載トレイ35、積載壁109、トレイ連結部材100)は構成される。
XZ荷重支持レール102に案内されるXZ荷重支持コロ101(101a、101b)は、フロントアーム部110及びリアアーム部111に上下2個ずつ、合計4個、トレイ連結部材100の両側面に保持されている。
XZ荷重支持レール102は、筐体前側フレーム114と筐体後側フレーム115に固定されており、その下部は、筐体前側フレーム114あるいは筐体後側フレーム115の一部により塞がれた状態になっている。XZ荷重支持レール102はコの字形状であり、組み立て状態ではXZ荷重支持コロ101と係合し、トレイ連結部材100のXZ方向のガタを抑え、荷重を受ける。筐体中央フレーム119は、筐体前側フレーム114と筐体後側フレーム115との間に配設される。
規制部としてのYZ荷重支持コロ103は、トレイ連結部材100の裏側に上下2個ずつ計4個が軸支されている。
YZ荷重支持コロ103とともに規制部を構成するYZ荷重支持レール104は、ベース116に固定されている。YZ荷重支持レール104は、組み立て状態では前記YZ荷重支持コロ103がYZ荷重支持レール104を挟み込むことでトレイ連結部材100のYZガタを抑え、荷重を受ける。
回転可能なトレイ昇降レバー106は、ベース116の支点軸117で回転可能に軸支されている。昇降コロ107は、トレイ昇降レバー106の先端に回転可能に軸支されている。
また、長方形の穴部118がトレイ連結部材100の略中央に設けられている。組み立て状態では、最初は昇降コロ107が回動可能な範囲の下限位置に待機している。トレイ連結部材100が組み付け途中の傾斜状態で昇降コロ107を上方回動させることにより穴部118に昇降コロ107が嵌合し、穴部118の上辺を昇降コロ107が持ち上げることで、トレイ連結部材100が昇降する。
図6は第1実施形態に係るXZ荷重支持コロ101を筐体フレーム114、115に組み付ける様子を示す斜視図である。図6を用いて、トレイ連結部材100に設けられた計4個のXZ荷重支持コロ101を、XZ荷重支持レール102に係合させた後、トレイ連結部材100を筐体フレーム114、115に組み付ける様子を示す。
XZ荷重支持レール102の下端部には第一積載トレイ35の昇降方向と直交するシート排出方向下流側に開放した切欠120がある。この切欠120は、XZ荷重支持コロ101一つ分が通過可能なサイズで、かつ上下2個のXZ荷重支持コロ101a、101b間の間隔より小さなサイズである。このため、レール下部が塞がった状態であっても、積載部が、切欠120に対して積載部の昇降方向と交差するシート排出方向下流側から着脱可能となる。つまり、積載部、昇降機構の組み立て時に筐体側の設置姿勢を変えることなく、第一積載トレイ35の昇降方向と交差する方向から組み立て可能となるため、作業性が向上する。ここで、筐体の設置姿勢とは、使用状態における装置の設置姿勢に一致する。組み立て時の筐体の設置姿勢と使用状態における装置の設置姿勢とを一致させることによりメンテナンスの際も組み立て時と同様、使用状態における装置の設置姿勢を変えることなく、第一積載トレイ35の昇降方向と交差する方向から組み立て可能となる。
本実施の形態において切欠120をシート排出方向下流側に開放させて設けたが、これに限定されない。組み立て時、メンテナンス時の筐体側の設置姿勢を変えずに着脱可能可能であれば、例えばシート排出方向と直交する方向等、その他の方向に切欠120を開放しても良い。
まず、図6(a)に示すように、切欠120から、トレイ連結部材100の上側のXZ荷重支持コロ101aをXZ荷重支持レール102に挿入する。
続いて図6(b)のように、下側のXZ荷重支持コロ101bが切欠120を通過可能な位置までトレイ連結部材100を上方に移動させる。そして切欠120から下側のXZ荷重支持コロ101bをXZ荷重支持レール102に挿入することで、トレイ連結部材100が筐体フレーム114、115に組み付けられる。
図7は第1実施形態に係る組み立て状態にあるトレイ連結部材100のXZ荷重支持コロ101とXZ荷重支持レール102の説明図である。
図7(a)において、図示しない第一積載トレイ35は左側に位置する。第一積載トレイ35、及び第一積載トレイ35に積載されるシートの重さは、上側XZ荷重支持コロ101aとXZ荷重支持レール102が接する点Aと、下側XZ荷重支持コロ101bとXZ荷重支持レール102が接する点Bで支持されることになる。切欠120はXZ荷重支持レール102の下部にあり、また上下2個のXZ荷重支持コロ101a、101b間の間隔より小さなサイズであるため、上記荷重支持に影響を及ぼさない。
図7(b)は、図7(a)に積載壁109を加えた断面図である。切欠塞ぎ部130は積載壁109の裏側に一体的に設けられる。前述のとおり、トレイ連結部材100が筐体前側フレーム114及び筐体後側フレーム115に組み付けられたのち、積載壁109を筐体前側フレーム114及び筐体後側フレーム115に組み付ける。ここで、切欠塞ぎ部130は、切欠120を塞ぐ形状になっている。切欠120を塞ぐことによりXZ荷重支持コロ101が切欠120を組み付け時と逆に通ることを阻止するためである。
これにより、ユーザが第一積載トレイ35先端を持ち上げるなど、第一積載トレイ35が積載壁109側を中心に回転するような力が加えられた場合でも、トレイ連結部材100がXZ荷重支持レール102から脱落するのを防ぐことができる。
図8は第1実施形態に係る第一積載トレイ35とトレイ連結部材100が合体した状態を示す斜視図である。図8においては搬送上流側から見ている。
図8に示すように、第一積載トレイ35には装置手前/奥に穴35a、穴35bがあり、トレイ連結部材100のフロントアーム部110、リアアーム部111が挿入されて嵌合する。
図9は第1実施形態に係るトレイ連結部材100にトレイ昇降レバー106等を加えた状態を示す斜視図である。
図9に示すように、トレイ連結部材100には、トレイ昇降レバー106、XZ荷重支持レール102、XZ荷重支持コロ101、YZ荷重支持レール104、YZ荷重支持コロ103が配設される。また、トレイ昇降レバー106には、一体で設けられたセンサ遮光部140が配設される。
図10は第1実施形態に係るトレイ昇降レバー106と駆動部の説明図である。駆動部は、トレイ昇降レバー106よりもシート搬送方向上流側にある。
図10(a)に示すように、トレイ昇降レバー106には、トレイ昇降レバー106の上限検知センサ141と、下限検知センサ142が配設される。
トレイ昇降レバーが回転すると、センサ遮光部140がこの上限検知センサ141、下限検知センサ142を遮光することで、回転の制御を行う。
トレイ昇降レバー106には、トレイ昇降レバー106に設けられたギア143と、それに順次連結されるギア144、145、146、147、148、149とが配設される。また、モータ150が配設される。これら駆動部材、及び前記上下限検知センサ情報と図示せぬ制御部によって、トレイ昇降レバー106は回転する。
また、上記の駆動部材(ギア144〜149及びモータ150)は、図10(b)に示すように昇降機構としてユニット化される。即ち、駆動部材(ギア144〜149及びモータ150)は昇降駆動ボックス160内に収められる。
上限検知センサ141、下限検知センサ142は、昇降駆動ボックス160の外面に取り付けられる。その昇降駆動ボックス160と、トレイ昇降レバー106、支点軸117は、ベース116に取り付けられる。このときトレイ昇降レバー上のギア143とそれに連結するギア144は、ベース116に設けられた切欠を通して連結する。そして上記部材が取り付いたベース116が、筐体中央フレーム119に第一積載トレイ35の昇降方向と交差するシート排出方向下流側(図での奥側)より取り付け可能となっている。
以上の構成によれば、ラック&ピニオン方式やベルト&ピニオン方式のような組み立て時の位相合わせが必要なくなる。また、積載部が、第一積載トレイ35の昇降方向と交差するシート排出方向下流側から筐体部及び昇降機構に対して着脱可能である。また、積載部が装着されていない状態で、昇降機構が、シート排出方向下流側から筐体部に対して着脱可能である。これにより、シート処理装置の昇降機構をシート積載およびシート取り出し空間内で着脱可能となり、組み立て性やメンテナンス性に優れたものとすることができる。
図11はトレイの昇降機構をトレイ側から見た図である。図11(a)はトレイ連結部材100が下限位置まで下降した状態を示し、図11(b)はトレイ連結部材100が上昇中の状態を示し、図11(c)は規制部としてのYZ荷重支持コロ103とYZ荷重支持レール104の関係(図11(b)のB部)を示す。
図11(a)に示すように、下方にあるトレイ昇降レバー106は、積載壁109と平行なYZ平面において、モータ150(図10(a))からの駆動力によって、支点軸117を中心に時計回り方向に回転する。これにより図11(b)に示すように昇降コロ107が、トレイ連結部材100の穴部118の上辺を持ち上げ、トレイ連結部材100が上方向に上昇する。
なお、図11中のCTはXZ荷重支持レール102間の幅方向の中央を示し、R、Lはそれぞれ右、左を示す。
ここでトレイ昇降レバー106の支点軸117は、中央CTよりR側にあるが、昇降コロ107がトレイ連結部材100と接して持ち上げているのは、中央CTよりL側である。トレイ連結部材100は、トレイ昇降レバー106からの中央CTよりL側で時計回り方向の回転力を受け、矢印A方向に傾く力を受ける。
この力を受けるために、図11(c)に示すように、YZ荷重支持コロ103は、トレイ昇降レバー106の矢印Aの上方向の回転時に力を受けた時に、トレイ連結部材100が同矢印A方向に傾かないように規制部として配置されている。YZ荷重支持コロ103が係合するYZ荷重支持レール104は、XZ荷重支持レール102のガイド面と直交するXZ平面のガイド面を有し、トレイ昇降レバー106の回転力を受け、第一積載トレイ35の昇降方向と交差するYZ方向のガタを規制する。
YZ荷重支持コロ103は、YZ荷重支持レール104を介して対向する回転部材の対(コロ103a,103b及びコロ103c,103d)が、第一積載トレイ35の昇降方向に沿って複数組設けられている。
この複数組(ここでは2組)のコロのうち、図11(c)に示すように第一積載トレイ35の昇降方向上側の対の一方のコロ103bと、昇降方向下側の対の他方のコロ103cとでYZ荷重支持レール104を挟持している。コロ103bとコロ103cは、各コロ対のうち、トレイ連結部材100がトレイ昇降レバー106によって上方向の力を受けた時に回転を抑えるコロである。YZ荷重支持レール104の104L側にはコロ103bが、104R側にはコロ103cが当接している。更に、残りの昇降方向上側の他方のコロ103a及び昇降方向下側の一方のコロ103dとYZ荷重支持レール104の間には所定の隙間を設けている。これにより、YZ荷重支持コロ103とYZ荷重支持レール104の間の摩擦による第一積載トレイ35の上下方向の移動負荷(モータの負荷)を減らしつつ、第一積載トレイ35の傾きを無くすことができる。
なお、ここでは、前述したシート処理装置がシートをR側に寄せて綴じ処理をする構成とし、この場合、綴じ針の重さ含めてR側が重くなり、積載したシートの重心からも図11に示す矢印A方向の力を受ける。このため、トレイ昇降レバー106の支点軸117をR側に設けたが、積載するシートの重心によっては、トレイ昇降レバー106の支点軸を反対側のL側に設けても良い。
上述したように、本実施形態によれば、コロとレールのみでトレイを昇降可能に支持しているため、ベルト等の高価な部品を使用せず安価である。また、組み立て状態では、昇降レバーのコロとトレイ支持部材とを係合させるだけでよいため、従来のような位相合わせの必要がなく、装置本体に対するトレイの組み立て性が良い。
〔第2実施形態〕
図を用いて第2実施形態の説明をする。図12は第2実施形態に係るシート処理装置(シート積載装置)の積載部及び昇降機構の斜視図である。図12(b)では図12(a)から第一積載トレイ35、昇降駆動ボックス160、ベース116を除いた図である。前述した実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態のトレイ連結部材(連結部材)200は、XZ荷重支持コロ201a、XZ荷重支持コロ201bを有する。XZ荷重支持コロ201は、第1実施形態のXZ荷重支持コロ101と同様の働きをなす。また、後述する本実施形態でのXZ荷重支持レール202は、第1実施形態のXZ荷重支持レール102と同様の働きをなす。
本実施形態においては、第1実施形態では筐体部に配設されていたXZ荷重支持レール202が昇降機構を構成するベース116に第一積載トレイ35の昇降方向に沿って一体的に形成されている。そのため前述の駆動部材(ギア144〜149及びモータ150)と駆動部材を支持するための部材(ベース116及び昇降駆動ボックス160)に加え、レール部材もユニット化することが可能となる。すると、昇降機能に係わる部材全てが、筐体部に対してユニットとして着脱可能になる。
上述のように、XZ支持は1箇所でも良い。また、XZ支持レールの一部若しくは全ては、筐体フレームや昇降機構内のベース116の一部により形成されていても良い。またXZ荷重を支持する接続部としてのXZ荷重支持コロ101はコロ等の転動部材でなく、摺動部材でもよい。さらに駆動部材は、ラック&ピニオンやベルト&プーリを用いたもので構成されていても良い。
以上のように構成すれば、積載部が、シート排出方向下流側から排出部及び昇降機構に対して着脱可能である。昇降機構側の設置姿勢を変えることなく、第一積載トレイ35の昇降方向と交差する方向から組み立て可能となるため、作業性が向上する。
〔第3実施形態〕
図を用いて第3実施形態の説明をする。図13は第3実施形態に係るシート処理装置(シート積載装置)の説明図である。図13においては、XZ荷重支持コロ101とXZ荷重支持レール102をシート幅方向から見ている。前述した実施形態と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態においては、XZ荷重支持レール102の下端に、XZ荷重支持レール102に一体化され、組み立て状態で切欠120を塞ぐためのカバー部材121が配設される。カバー部材121は、支点122を中心に回転可能であり、組み立て時はXZ荷重支持コロ101がこのカバー部材121を押して切欠120を通過することが可能である。組み立て後のカバー部材121は、組み立て時のXZ荷重支持コロ101の通過方向とは反対側からXZ荷重支持レール102の下端に突き当たって保持される。このようにして切欠120を塞ぐことにより、XZ荷重支持コロ101が切欠120を組み付け時と逆に通ることを阻止する。
〔第4実施形態〕
図14は第4実施形態に係る画像形成装置の概略断面図である。図14に示す画像形成装置においては、シート積載装置としてのシート処理装置1、シートに画像形成する画像形成装置本体2、画像形成装置本体2に対して接続可能に構成され原稿上(シート上)の記載情報を読み取る画像読取部3によって構成される。
前述した画像形成部を内包する画像形成装置本体2と画像読取部3の間には凹部空間が設けられ、その凹部空間(シート排出空間)内に画像形成されたシートSが排出される。即ち、図14に示す画像形成装置本体2と画像読取部3の構成は、いわゆる胴内排出型画像形成装置である。そして、シート処理装置1は上記凹部空間内に取り付け可能である。このシート処理装置1における積載部及び昇降機構は前述の各実施形態と同様の構成をなす。そのため画像形成装置本体に取り付けられた状態でもシート積載およびシート取り出し空間の範囲内で積載部、若しくは積載部及び昇降機構が着脱可能であり、周囲の部材を大掛かりに取り外すことなく優れたメンテナンス性を実現する。
特に前述の胴内排紙型画像形成装置では、シート積載空間の上下に画像形成装置本体や画像読取部が存在するにもかかわらず、本発明における積載部及び昇降機構は、シート積載範囲外まで上昇/下降させなくても取り外し可能である。そのため、図15に示す例のように、周囲の分解を要せずメンテナンスを可能にする。図15は本実施形態のシート積載装置の分解図である。また図15(b)のように、昇降機構がシート積載空間の奥側に配置されていても、前述のとおり積載部、若しくは積載部及び昇降機構が着脱可能である。なお、図15においては便宜上、画像読取部を破線で表している。
なお、上述した実施の形態において、シート積載装置をシート処理装置に組み込んだ構成について説明したが、本願発明に係るシート積載装置を画像形成装置本体に組み込んだ構成においても有効である。
〔第5実施形態〕
図16を用いて、第5実施形態に係るトレイ昇降機構について説明する。図16は第5実施形態のトレイ昇降機構をトレイ側から見た図である。図16(a)はトレイ連結部材100が下限位置まで下降した状態を示し、図16(b)はトレイ連結部材100が上昇中の状態を示し、図16(c)はトレイ連結部材100が上限位置まで上昇した状態を示している。尚、トレイ昇降機構以外の構成については、前述した形態における画像形成装置とシート処理装置と同様であるため、ここでは説明は省略する。また、同等の機能を有する部材には同一符号を付して説明は省略する。
図16に示すように、昇降機構132は、駆動源からの駆動力により積載壁109と直交する方向の軸を中心に正逆回転する駆動ギア253a、253bを有している。更に、駆動ギア253a、253bと噛み合い、第一積載トレイ35の移動方向である上下方向にコロとレールによって案内されるラックギア250、254を有している。ラックギアは、第一ラックギア250に対して第二ラックギア254が支点252を中心に回転可能に結合されている。ラックギア250、254の移動方向下方には、第二ラックギア254に当接可能なカム256が配置されている。このカム256は、装置本体側のベースに設けられている。これにより、第一積載トレイ35が下降した時に第二ラックギア254がカム256に当接して第一ラックギア250に対して幅方向一方側に折り畳まれて収納される。更に第一ラックギア250には、係合部としてのシャフト251が設けられている。この第一ラックギア250のシャフト251は、トレイ連結部材100に設けられた穴部118に係合している。駆動ギア253a、253bの回転によりラックギア250、254が上下方向に移動され、これによりシャフト251が同方向に移動して第一積載トレイ35が上下方向に移動される。
図16(a)では、トレイ連結部材100が下限位置に下降した状態であり、第一ラックギア250と駆動ギア253bのみが噛み合っている。また、第二ラックギア254はカム256に当接して幅方向一方側に折り畳まれて収納されている。これにより、第一積載トレイ35が下限位置に下降した時に、ラックギアが装置の下方に飛び出すことがない。
図16(b)では、駆動ギア253a、253bが時計回り方向に回転し、第一ラックギア250が上方向に移動した状態を示す。第一ラックギア250の上方向への移動に伴い、シャフト251と穴部118との係合によりトレイ連結部材100も上方向に移動する。第二ラックギア254は、第一ラックギア250の支点252に対して時計回り方向に付勢されており、図16(a)に示す位置より時計回り方向に回転する。
図16(c)では、駆動ギア253a、253bが更に時計回り方向に回転し、第一ラックギア250が更に上方向に移動した状態を示す。第二ラックギア254はカム256から離間し、図16(b)に示す位置より更に時計回り方向に回転し、第一ラックギア250と第二ラックギア254の成す角度は0度となり、1本の長いラックギアと同じ状態となる。そして、図16(c)では第一ラックギア250と駆動ギア253aだけでなく、第二ラックギア254と駆動ギア253bも噛み合っている。
本実施形態では、トレイ昇降機構を構成するラックギアを折り畳み可能に構成する。これにより、前述した形態の回転式の昇降レバーと同様に、積載壁109を挟んで積載トレイとは反対側に、充分な昇降量を確保しつつ、安価な昇降機構を配置することが可能となる。
〔第6実施形態〕
図17を用いて、第6実施形態に係るトレイ昇降機構について説明する。図17は第6実施形態のトレイ昇降機構をトレイ側から見た図である。図17(a)はトレイ連結部材100が下限位置まで下降した状態を示し、図17(b)はトレイ連結部材100が上昇中の状態を示している。尚、昇降機構以外の画像形成装置とシート処理装置の構成は、第一回転部材及び第一レール部材に相当する一組のコロとレールしか備えていないこと、その他は前述した実施形態とほぼ同様であるため、ここでは説明は省略する。また、同等の機能を有する部材には同一符号を付して説明は省略する。
図17に示すように、昇降機構132は、駆動源からの駆動力により積載壁109と直交する方向の軸である支点軸303a、304aを中心に正逆回転されるレバー部材300、301を有している。各レバー部材300、301の先端には、トレイ連結部材100の幅方向中央に設けられた横長のスリット308に係合する係合部としてのシャフト300a、301aが設けられている。更に各レバー部材300、301には、支点軸303a、304aを中心に一体となって回転する扇形ギア303、304が一体に設けられている。そして、このレバー部材300、301は、トレイ連結部材100の幅方向中央を基準に左右対称に設けられている。つまり、レバー部材300、301は、第一積載トレイ35を上下方向に移動させるように対称に設けられている。
305は駆動源からの駆動力により正逆回転する駆動ギアであり、トレイ連結部材100を上方向に移動する時には時計回り方向に、下方向に移動する時には反時計回り方向に回転する。この駆動ギア305はギア306と噛み合い、ギア306は一方の扇形ギア303と噛み合っている。更にギア306はギア307と噛み合い、ギア307は他方の扇形ギア304と噛み合っている。これにより駆動ギア305が時計回り方向に回転することで、両レバー部材300、301がトレイ連結部材100を上方向に移動させるように回転し、反時計回り方向に回転する。こうして両レバー部材300、301がトレイ連結部材100を下方向に移動させるように回転する。
幅方向中央を基準に対称に設けたレバー部材300、301の各支点軸303a、304aを中心にした対称な正逆回転により、シャフト300a、301aが第一積載トレイ35の昇降方向と交差する方向のガタを規制しながらスリット308内を移動する。その結果、レール部材としてのXZ荷重支持レール102及び回転部材としてのXZ荷重支持コロ101の案内だけでもトレイ連結部材100が傾かないように上下方向に移動される。両レバー部材300、301が規制手段としても機能しながらトレイ連結部材100を移動させるのである。
上述したように、本実施形態によれば、トレイ連結部材100に設けた横長のスリット308と、対称に設けた2本のレバー部材300、301を2箇所で係合させる。これで、トレイ連結部材100を昇降させながら、YZ方向の回転力を受け止め、ガタを規制することができる。このため、前述した実施と同様に積載面の裏側に昇降機構を配置しながら、第一積載トレイ35の傾きを抑えることができ、前述した形態の規制部としての第二回転部材及び第二レール部材が不要となり、更に安価な昇降機構を実現することができる。
第1実施形態に係るシート処理装置が接続された状態の画像形成装置を示す概略断面図。 第1実施形態に係るシート処理装置1の構成を説明するための概略断面図。 第1実施形態に係るシート処理装置1の外観図。 第1実施形態に係る中間積載部34をシート搬送方向から見た斜視図。 第1実施形態に係る積載部及びトレイ昇降機構の分解斜視図。 第1実施形態に係るXZ荷重支持コロ101を筐体フレーム114、115に組み付ける様子を示す斜視図。 第1実施形態に係る組み立て状態にあるトレイ連結部材100のXZ荷重支持コロ101とXZ荷重支持レール102の説明図。 第1実施形態に係る第一積載トレイ35とトレイ連結部材100が合体した状態を示す斜視図。 第1実施形態に係るトレイ連結部材100にトレイ昇降レバー106等を加えた状態を示す斜視図。 第1実施形態に係るトレイ昇降レバー106と駆動部の説明図。 第1実施形態に係るトレイの昇降機構をトレイ側から見た図。 第2実施形態に係るシート処理装置(シート積載装置)の積載部及び昇降機構の斜視図。 第3実施形態に係るシート処理装置(シート積載装置)の説明図。 第4実施形態に係る画像形成装置の概略断面図。 第4実施形態のシート積載装置の分解図。 第5実施形態のトレイ昇降機構をトレイ側から見た図。 第6実施形態のトレイ昇降機構をトレイ側から見た図。
符号の説明
S…シート
1…シート処理装置
35…第一積載トレイ(積載部)
100…トレイ連結部材(積載部)
101…XZ荷重支持コロ(接続部)
109…積載壁(積載部)
114…筐体前側フレーム(筐体部)
115…筐体後側フレーム(筐体部)
119…筐体中央フレーム(筐体部)

Claims (20)

  1. 排出されたシートが積載される積載部と、
    前記積載部を昇降可能に支持可能な筐体部と、
    前記積載部を昇降させる昇降機構と、
    を備え、
    前記積載部は、前記積載部を前記筐体部に接続する接続部を有し、
    前記筐体部は、前記積載部の昇降方向に延設されたガイド部材を有し、
    前記接続部は、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記積載部を前記筐体部に接続可能であり、且つ、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記ガイド部材に着脱可能であり、
    前記ガイド部材は、前記接続部と係合する2つの対向するガイド面を持つレール部材であり、前記レール部材は、前記接続部が通過可能に、前記積載部の昇降方向と交差する方向に開放された切欠を有することを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記昇降機構は、前記筐体部に対して前記積載部の昇降方向と交差する方向から着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記積載部は、シートを積載する積載トレイと、前記積載トレイと前記ガイド部材とを連結する連結部材を有し、
    前記接続部は、前記連結部材に設けられたことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  4. 積載トレイに積載されたシートの端部を突き当てる積載壁を有し、
    前記積載壁により、前記レール部材に設けられた切欠を塞ぐことを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  5. 前記レール部材が、前記切欠を塞ぐカバー部材を有することを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  6. 積載されたシートの端部を突き当てる積載壁を有し、
    前記昇降機構は、前記積載壁の前記積載トレイとは反対側に配置され、前記連結部材を昇降させることを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. 前記昇降機構は、前記積載部の昇降方向と交差する方向のガタを規制する規制部を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のシート積載装置。
  8. シートを積載する中間積載部と、前記中間積載部に積載されたシートを処理するシート処理部と、処理されたシートを積載する請求項1ないしのいずれか1項に記載のシート積載装置と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートを処理する請求項に記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートを積載する請求項1ないしのいずれか1項に記載のシート積載装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 排出されたシートを積載する積載部と、
    前記積載部を昇降させ、昇降可能に支持可能な昇降機構と、
    前記昇降機構を支持可能な筐体部と、
    を備え、
    前記積載部は、前記積載部を前記昇降機構に接続する接続部を有し、
    前記昇降機構は、前記積載部の昇降方向に延設されたガイド部材を有し、
    前記接続部は、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記積載部を前記昇降機構に接続可能であり、且つ、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記ガイド部材に着脱可能であり、
    前記ガイド部材は、前記接続部と係合する2つの対向するガイド面を持つレール部材であり、前記レール部材は、前記接続部が通過可能に、前記積載部の昇降方向と交差する方向に開放された切欠を有することを特徴とするシート積載装置。
  12. 排出されたシートを積載する積載部と、
    前記積載部を昇降させ、昇降可能に支持可能な昇降機構と、
    前記昇降機構を支持可能な筐体部と、
    を備え、
    前記積載部は、前記積載部を前記昇降機構に接続する接続部を有し、
    前記接続部は、前記積載部の昇降方向と交差する方向から前記積載部を前記昇降機構に接続可能であり、
    前記昇降機構は、前記筐体部に対して前記積載部の昇降方向と交差する方向から着脱可能であることを特徴とするシート積載装置。
  13. 前記積載部は、シートを積載する積載トレイと、前記積載トレイと前記ガイド部材とを連結する連結部材を有し、
    前記接続部は、前記連結部材に設けられたことを特徴とする請求項11に記載のシート積載装置。
  14. 連結部材と積載トレイとの間に積載されたシートの端部を突き当てる積載壁を有し、
    前記積載壁より、前記レール部材に設けられた切欠を塞ぐことを特徴とする請求項13に記載のシート積載装置。
  15. 前記レール部材が、前記切欠を塞ぐカバー部材を有することを特徴とする請求項13に記載のシート積載装置。
  16. 積載されたシートの端部を突き当てる積載壁を有し、
    前記昇降機構は、前記積載壁の前記積載トレイとは反対側に配置され、前記連結部材を昇降させることを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  17. 前記昇降機構は、前記積載部の昇降方向と交差する方向のガタを規制する規制部を有することを特徴とする請求項11ないし16のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  18. シートを積載する中間積載部と、前記中間積載部に積載されたシートを処理するシート処理部と、処理されたシートを積載する請求項11ないし17のいずれか1項に記載のシート積載装置と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  19. シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートを処理する請求項18に記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  20. シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートを積載する請求項11ないし17のいずれか1項に記載のシート積載装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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