JP5282292B2 - ローラ、ベルト定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

ローラ、ベルト定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ソリッドゴムから形成された弾性層を有するローラ、該ローラを加圧ローラとして用い記録材上のトナー像を加熱・加圧して定着するベルト定着装置、及び該ベルト定着装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの諸機能を備えた複合機等の電子写真方式の画像形成装置においては、原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を記録紙上に転写し、この後、記録紙上に転写されたトナー像を定着して排紙している。
また、カラー画像を形成する場合には、原稿色に対応したY,M,C,Kの潜像を4個の感光体ドラムに形成し、顕像化された4色のトナー像を無端状ベルトからなる中間転写体に一次転写した後、記録紙上に二次転写して、記録紙上に転写されたトナー像を定着して排紙している。
このようにトナー像を定着する定着装置として、ハロゲンヒータ等の加熱手段を内蔵した加熱ローラと加圧ローラとに張架されて循環駆動される無端状の定着ベルトと、定着ベルトを介して加圧ローラを加圧する外部加圧ローラを有し、定着ベルトと外部加圧ローラとによって形成されたニップ部で、トナー像が転写された記録紙を挟持・搬送しながら、加熱・加圧するベルト定着方式の定着装置があり、このようなベルト定着装置は定着ベルトの加熱ローラの熱容量が小さいので、ウオーミングアップタイムが短縮し、省エネになるという利点を有している。
このようなベルト定着装置において、より高速での定着を可能にするためには、ニップ部の幅を大きく取ることが必要である。また、定着ベルトからの分離性能を向上させるためには、定着ベルトにおける分離部の曲率を大きく取ることが必要である。そのいずれに対しても、加圧ローラの弾性層をより低硬度にすることが有効である。
スポンジは低硬度を容易に得られるが、加圧ローラの弾性層に用いると、粗密があるためニップ部内での圧力が不均一になり、画像に微小な光沢むらが生じ、画質が低下する。また、スポンジを用いたローラは耐久性能が劣る。
ソリッドゴムは均一な圧力が得られ、このような画質低下や耐久性能不足はないが、低硬度のゴムを用いると、タック性という問題が生じ、密着性が高くて粘着に類似した状態になる。ニップ部内では、高い荷重によってソリッドゴム層が押しつぶされ、ソリッドゴム表面はニップ侵入前に一旦縮み、ニップ部内での圧力増大と共に次第に伸ばされ、最大圧力領域経過後に逆の経過をたどる。
一方、ベルト基体はニッケル電鋳等の金属やポリイミド等の高強度耐熱樹脂から形成され、ゴムと比較して弾性率が大きく、殆ど伸縮しない。従って、ニップ部内で定着ベルト内面と加圧ローラ表面は滑る必要があるが、タック性が高いと容易に滑ることができず、両者が無理矢理滑って大きな異音が発生したり、定着ベルトが負けて定着ベルトに皺が生ずる等の不具合が起きる。
これを回避するために、加圧ローラのソリッドゴム表面を研磨して適度な粗さにし、滑りやすくすることも可能である。しかし、低硬度ゴムではゴムが砥石により引きちぎられるときに大きな塊になり易く、適度な粗さにするためには研磨条件の管理を非常に厳しくしなくてはならず、また研磨粉や引きちぎられる寸前の部分が表面に残り易い。定着装置に組み込まれた後に、これらの研磨粉やちぎれた破片によりニップ部で不均一な圧力分布が生ずる。また、研磨粉等が定着ベルトや加熱ローラに転移して、加熱ローラからの熱伝導が不均一になり、この結果、定着ベルトの温度が不均一になる。これらの圧力や温度の不均一は光沢むらのような画像欠陥になる。また、表面が低硬度ゴムであることは変わりがないため、ある程度のタック性が残り、定着ベルトや加圧ローラの駆動はできても、定着装置の組み立て時に定着ベルト内面に加圧ローラが貼り付いたような状態になって、組み立て性が著しく損なわれる。また、無理に組み立てようとすると、定着ベルトが直ぐに破損してしまう。
そこで、加圧ローラの表面のタック性を防止するため、加圧ローラに設けたソリッドゴムの表面を低摩擦の樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)のチューブで被覆したり、コーティングしたりすることが考えられる。このように構成すると、樹脂層により定着ベルトとの滑り性は向上する。
なお、加圧ローラのシリコーンゴム層にPFAチューブ等で被覆した定着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、複写機等に用いる弾性ローラの表面には、記録紙との摩擦を確保するために、用途に応じた表面粗さが要求される。しかし、弾性ローラを小径化した場合、弾性層の厚さも小さくなるため、弾性層の硬度を低くする必要がある。このような弾性ローラを形成する際に、従来の研削加工や放電加工等では表面に微細な凹凸を均一に形成することはできないため、弾性層に複数の微細な溝を軸方向に形成した弾性ローラが特許公報に開示されている。なお、微細な溝の形成は、砥石の研削加工により製作した母型より金型を形成し、この金型を用いた射出成型によって行う(特許文献2参照)。
また、紙が巻き付くことを防止するために、弾性層の表面に高精度の幾何学的な凹凸形状を設けた熱定着ローラが特許公報に開示されている(特許文献3参照)。
特開2004−94079号公報 特開平10−156841号公報 特開平5−53467号公報
加圧ローラの表面にPFAやPTFEからなる樹脂層を形成すると、定着ベルトとの滑り性が向上し、定着ベルトの回転に異常が生じないので、記録紙に皺が発生したり、異常音が発生したりすることがなく、定着装置の組立の作業効率が低下するという問題も生じない。
しかし、前述の如く、ニップ部内で圧力が掛かると、加圧ローラの低硬度ソリッドゴムは押しつぶされ、表面は伸縮しようとする。幅広いニップ部や高い分離曲率を得るため、ソリッドゴムは大きく変形し、樹脂層がなければ10%前後の伸縮率になる。初期状態では樹脂層がこの変形を妨げ、支えるような状態になるが、加圧ローラの柔らかさを損なわないように、樹脂層は10〜50μmと非常に薄く形成されているので、いつまでも支えることはできない。樹脂層はゴムのような伸縮性がないため、ニップ部の通過を繰り返すうちに次第に伸ばされ、やがて伸ばされたときに亀裂が発生する。亀裂の部分では樹脂層による支えがないため、その部分のゴム層に変形が集中し、樹脂層だけでなくゴム層にも亀裂が進行する。こうなると、亀裂の部分では定着圧力が充分に掛からなくなり、光沢むらや定着不良が生ずる。そして、最悪の場合には加圧ローラのゴム層の破断に至る。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、弾性層を樹脂層で被覆しても加圧によって樹脂層や弾性層に悪影響を及ぼす亀裂が生ずることのないローラ、該ローラを加圧ローラとして用いるベルト定着装置、及び該ベルト定着装置を備えた画像形成装置を提案することを目的とする。
なお、特許文献1においては、PFAチューブやシリコーンゴム層が裂けるといった問題は記載されておらず、ましてこのような問題への対応策については全く記載されていない。
また、特許文献2においては、弾性ローラは芯材の外周に弾性層が形成されるのみであって、弾性層の表面粗さを均一にするために微細な溝を形成するものである。従って、弾性層を更に樹脂層で被覆する構成は記載されておらず、弾性層に亀裂が生ずるといった問題やこれへの対策については全く記載されていない。
また、特許文献3においては、熱定着ローラは芯金部材の上に弾性層の表面に幾何学的な凹凸形状を設けたものであって、弾性層を更に樹脂層で被覆する構成は記載されていない。また、熱定着ローラに紙が巻き付くことを防止するためのものであって、弾性層に亀裂が生ずるといった問題やこれへの対策については全く記載されていない。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
1.ベルト定着装置の定着ベルトの内側に配置され、ソリッドゴムから形成された弾性層を有する加圧ローラであって、
前記弾性層は樹脂層にて被覆され、該樹脂層に方向の異なる複数の亀裂が予め形成されており、前記亀裂は、前記樹脂層の外表面から概ね前記弾性層まで達していることを特徴とする加圧ローラ。
2.前記樹脂層は、耐熱性樹脂をコーティングして形成されたことを特徴とする1に記載の加圧ローラ。
3.前記樹脂層は、耐熱性樹脂の粉末を付着させ粉末間で融合しないように焼成して形成されたことを特徴とする1に記載の加圧ローラ。
4.前記加圧ローラが変形していないときは、前記亀裂を介して隣接する前記樹脂層同士が密着していることを特徴とする1〜3の何れか1項に記載の加圧ローラ。
5.前記亀裂は、前記加圧ローラの軸方向の一端から他端まで連続して形成されていることを特徴とする1〜4の何れか1項に記載の加圧ローラ。
6.前記亀裂は、前記加圧ローラの未使用時には軸方向の一端から他端まで不連続に形成されており、前記加圧ローラの使用時には連続した亀裂になることを特徴とする1〜4の何れか1項に記載の加圧ローラ。
7.無端状の定着ベルトと、
〜6の何れか1項に記載の加圧ローラと、
前記定着ベルトを前記加圧ローラに圧接させる加圧部材と、を有し、
前記定着ベルトと前記加圧部材との間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着することを特徴とするベルト定着装置。
8.前記定着ベルトは加熱手段によって加熱される加熱ローラと前記加圧ローラとに巻回されていることを特徴とする7に記載のベルト定着装置。
9.前記定着ベルトは少なくとも耐熱樹脂基体を有することを特徴とする7又は8に記載のベルト定着装置。
10.前記定着ベルトは少なくとも金属基体を有することを特徴とする7又は8に記載のベルト定着装置。
11.7〜10の何れか1項に記載のベルト定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
本発明のローラ、ベルト定着装置及び画像形成装置によれば、ベルト定着装置における加圧ローラに用いるローラの弾性層を樹脂層で被覆した場合に、ニップ部での加圧によって樹脂層や弾性層が変形しても、悪影響を及ぼす新たな亀裂が発生することがないという効果を奏する。
以下に本発明の画像形成装置に関する実施の形態を図を参照して説明する。
先ず、画像形成装置の一例を図1の構成図に基づいて説明する。
本画像形成装置は画像形成装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、ベルト状の中間転写体6、給紙搬送手段及び定着装置9等からなる。
画像形成装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
ラインイメージセンサCCDにより光電変換されて形成された信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、露光手段3Y,3M,3C,3Kに送られる。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、感光体ドラム1Yの周囲に帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段8Yを配置している。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、感光体ドラム1Mの周囲に帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M及びクリーニング手段8Mを配置している。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体ドラム1Cの周囲に帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C及びクリーニング手段8Cを配置している。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、感光体ドラム1Kの周囲に帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K及びクリーニング手段8Kを配置している。そして、帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C、及び帯電手段2Kと露光装置3Kは、潜像形成手段を構成する。
なお、現像装置4Y,4M,4C,4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、循環駆動される。
定着装置9は、加熱ローラ92と加圧ローラ93とに張架されて循環駆動される無端状の定着ベルト91と、定着ベルト91を介して加圧ローラ93を押圧する外部加圧ローラ94とを有し、定着ベルト91と外部加圧ローラ94との間に形成されたニップ部で記録材(記録紙)P上のトナー像を加熱・加圧して定着する。
かくして、画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて(1次転写)、カラー画像合成されたトナー像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録材Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A,22B,22C,22D,レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、記録材P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録材Pは定着装置9において加熱・加圧され、記録材P上のカラートナー像が定着される。その後、排紙ローラ24に挟持されて機外の排紙トレイ25上に載置される。
一方、転写手段7Aにより記録材Pにカラー画像を転写した後、記録材Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
なお、以上はカラー画像を形成する画像形成装置であるが、本発明はモノクロ画像を形成する画像形成装置にも適用可能である。
次に、本発明に係わるベルト定着装置について、図2の断面図に基づいて説明する。
定着ベルト91は、無端状に形成され、例えば、基体として厚さ70μmのPI(ポリイミド)や厚さ40μmのニッケル電鋳を用い、基体の外周面を弾性層として厚さ200μmの耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A30°)で被覆し、更に、厚さ30μmの耐熱性樹脂であるPFA(パーフルオロアルコキシ)のチューブで被覆している。なお、内径寸法は例えば80mmである。
加熱ローラ92は、定着ベルト91を加熱する加熱手段としてのハロゲンランプ92Aを内蔵し、例えば、アルミニュウム等から形成された肉厚2mmの円筒状の芯金92Bの外周面を、厚さ30μmのPFAでコーティングした樹脂層92cで被覆している。なお、外径寸法は例えば52mmである。
また、ハロゲンランプ92Aとしては、異なった紙幅に対応するため例えば930Wと600Wの部分を設けて軸方向に異なる発熱分布にしてある。
加圧ローラ93(請求項1〜6に記載のローラ)は、鉄等の金属から形成された中実の芯金93Aを、弾性層93Bとして厚さ7mmの耐熱性のソリッドゴムであるシリコンゴム(硬度JIS−A10°)で被覆し、更に、厚さ30μmの低摩擦で耐熱性樹脂であるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)でコーティングした樹脂層93Cで被覆している。なお、外径寸法は例えば40mmである。
外部加圧ローラ(加圧部材)94は、定着ベルト91を加熱する加熱手段としてのハロゲンランプ94Aを内蔵し、アルミニュウム等から形成された肉厚2mmの円筒状の芯金94Bの外周面を、弾性層94Cとして厚さ2mmの耐熱性のシリコンゴム(硬度JIS−A20°)で被覆し、更に、厚さ30μmのPFAチューブの樹脂層94Dで被覆している。なお、外径寸法は例えば50mmである。
そして、不図示の付勢手段により、外部加圧ローラ94が定着ベルト91を加圧ローラ93に圧接させている。
また、ハロゲンランプ94Aとしては、例えば530Wで軸方向に均一な発熱分布である。
更に、定着ベルト91の巻き掛け部での温度を検知する温度センサS1、ニップ部Nの直前での定着ベルト91の温度を検知する温度センサS2、及び外部加圧ローラ94の温度を検知する温度センサS3が設けられている。
また、定着ベルト91を加熱する加熱手段としては、どのような加熱手段を用いてもよく、例えば励磁コイルを用いた誘導加熱発熱体を用いてもよい。また、加熱手段は、必ずしも加熱ローラ92等の中に配置されていなくてもよく、どこに配置されていてもよい。
また、定着ベルトを押圧するテンションローラを設けた定着装置であってもよい。
以上の構成において、不図示の駆動手段によって加圧ローラ93を時計方向に回転させると、定着ベルト91及び加熱ローラ92も時計方向に回転し、外部加圧ローラ94は反時計方向に回転する。なお、外部加圧ローラ94を駆動してもよい。また、加熱ローラ92に当接する定着ベルト91はハロゲンランプ92Aにより加熱され、外部加圧ローラ94もハロゲンランプ94Aによって加熱される。そして、不図示の付勢手段によって外部加圧ローラ94が加圧ローラ93の方向に付勢されているので、加圧ローラ93に巻回された定着ベルト91と外部加圧ローラ94との間のニップ部Nで、給紙された記録材Pが加熱・加圧されて、記録材P上のトナー像が定着される。
なお、図2に示した定着装置においては、加熱ローラ92が加圧ローラ93の真上にあって互いの中心を通る直線上にニップ部Nが形成されているが、これに限定されるものではなく、加熱ローラ92が加圧ローラ93の横方向にあって、前記直線上ではない部分にニップ部Nが形成されていてもよい。
以上の如きベルト定着装置に関し、従来のベルト定着装置においては加圧ローラ93の弾性層93BにPTFEからなる樹脂層93Cを被覆した際に、ニップ部Nでの加圧によって樹脂層93Cが変形して部分的に亀裂が生し、更に亀裂が生じた部分で弾性層93Bに応力が集中して弾性層93Bにも亀裂が生じて破壊する虞があった。
この問題を解決するために、本発明の加圧ローラ93においては、樹脂層93Cに方向の異なる複数の亀裂を予め形成している。一例として、PTFE粉末をコーティングして樹脂層93Cを形成すると、樹脂層93Cに複数の亀裂が生ずる。図3(A)は、この亀裂の状態を模式的に示した図である。
図3(A)に示す如く、樹脂層には方向の異なる複数の亀裂が亀甲模様に形成されている。亀甲模様の大きさは0.05〜1mmに形成されているが、0.5mm以下に形成されることが望ましい。なお、樹脂層の厚みは10〜100μmである。
図3(B)は、樹脂層93Cの亀裂断面の模式図である。横方向に引き伸ばされる力がが加わると、亀裂93Dが広がり、樹脂層93Cに加わる負荷は大幅に軽減される。
これにより、ニップ部Nで加圧された際に樹脂層93Cに予め形成された亀裂が広がり、樹脂層93Cに悪影響を及ぼす新たな亀裂が生ずることがない。また、多数の亀裂を予め形成することにより、弾性層93Bへの応力集中が分散され、弾性層93Bの最表層の変形が分散するため、弾性層93Bの破壊が生ずることもない。また、微視的には、亀甲模様の部分が定着ベルト91の基体と接触し、亀裂の内部は接触しない。また、亀裂の内部が定着ベルト91の基体と接触しても、低圧力であるので、加圧ローラ93と定着ベルト91との間の摩擦力は小さい。従って、ニップ部Nで定着ベルト91に損傷を与えたり、異音が発生したりすることがない。
更に、定着装置9の組み立て時には、弾性層93Bが殆ど変形せずに樹脂層93Cのみが定着ベルト91に接触するので、加圧ローラ93は定着ベルト91の内側を容易に滑り、組み立て時の作業効率が向上する。
また、弾性層93Bとしてはシリコンゴム以外にフッ素ゴムも好適である。
このような複数の亀裂が予め樹脂層93Cに形成された加圧ローラ93を有し、図2の如き構成の定着装置9を用いて、連続給紙の実験を行った。
定着装置92の実験条件は下記の通りである。
・定着荷重:700N
・定着ベルト張力:42N
・給紙速度:150〜300mm/s
・定着ベルト制御温度:150〜210℃
・外部加圧ローラ制御温度:120〜160℃
・通紙枚数:60万枚
この実験の結果、問題は全く生じなかった。
加圧ローラ93の樹脂層93Cに方向の異なる複数の亀裂を予め形成する方法を以下に詳細に述べる。
先ず、芯金93Aに弾性層93Bを形成した後、弾性層93Bに接着剤を塗布し、粒径50〜1000μmのPTFE粉末を噴霧して付着させる。また、静電的にPTFE粉末を吸着させてもよい。PTFE粉末としては、例えば三井・デュポンフロロケミカルデュポン社製のものを用いる。また、PTFEの粉末間でPTFEが溶融して融合しないように、焼成温度と焼成時間とを設定する。焼成時間は、PTFE粉末やプライマーの材料組成やサイズ、弾性層93Bに用いるゴムの熱伝導度や厚み、接着剤等によって異なるので、予め実験を行って設定する。
本実施例では接着剤としてフッ素ゴムを用い、180℃で1時間の一次焼成を行った。一次焼成後、加圧ローラ93を加熱して加圧転動させることにより、PTFE粉末をプライマ層に深く押し込んだり、加熱により相互に溶融するほどではないが、加圧により塑性変形する程度には軟らかくなったPTFE粉末を潰したりして、ゴム層若しくはプライマ層が大きく露出した部分をなくし、最表層を概ね平滑にした後、230℃で4時間の二次焼成を行った。
PTFEは粉末間で融合することなく、亀甲状の粒界を残した状態で加圧ローラの表面に固定され、滑り性を備えながら、大きな表面変形に追随することができる。
また、樹脂層93Cを形成する材料としてはPTFEに限定されるものではなく、他の樹脂材料を用いてもよく、例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が望ましい。PEEKはPTFEと比較して耐熱性に優れ、滑り性はやや劣るものの接着強度を大きく取れる。従って、定着加重が大きくて弾性層93Bの変形量が大きくなる場合には、PEEKは接着性が優れているので、PTFEより機械的耐久性能が向上する。
更に、軸方向で外径を微小に変えるなど加圧ローラ93の外径形状に特に高い精度を必要とする場合には、樹脂層93Cを弾性層93B上に形成する前に、弾性層93B表面を研磨してもよい。
以上の図2に示したベルト定着装置は、画像面側に定着ベルトを用いる上ベルト方式であり、熱効率の観点から定着ベルトからの供給量を増すため、定着ベルトの設定温度を高くする必要がある。必然的に定着ベルトの内側に配置する加圧ローラの温度が高くなって、弾性層の弾性率が低下する。このため、ニップ部での変形率が大きくなって、本発明の課題がより大きなものとなって、効果が特に顕著となる。
しかし、加圧ローラに上述の如き方向の異なる複数の亀裂を予め形成するベルト定着装置としては、図2に示した構成のベルト定着装置に限定されるものではなく、他の形態のベルト定着装置であっても同様な効果が得られる。そこで、図4乃至図7に他の形態のベルト定着装置を示す。
図4に示すベルト定着装置は、定着ベルト191が加熱ローラ192と、所定の厚みの弾性層と樹脂層を有する加圧ローラ193以外に案内部材195にも張架され、不図示の支持部材に支持されて、外部加圧ローラ(加圧部材)194に対して荷重が付与されている。また、加圧ローラ193と案内部材195の間に配置されたシリコーンゴム製の押圧パッド196により定着ベルトベルト191の内側から定着ベルトベルト191を外部加圧ローラ194に圧接している。これにより、ニップ部Nの幅がより増している。そして、加圧ローラ193に前述の如き方向の異なる複数の亀裂が予め形成されている。なお、押圧パッド196に代えてローラを用いてもよい。
図5に示すベルト定着装置は、定着ベルト291が所定の厚みの弾性層と樹脂層を有する加圧ローラ293と二つのローラ294,295に巻回され、定着ベルト291の外周面を加熱ローラ292(加圧部材)が圧接している。また、定着ベルト291の内周面を押圧パッド296が保持している。これにより、ニップ部Nの幅がより増している。そして、加圧ローラ293に前述の如き方向の異なる複数の亀裂が予め形成されている。また、加圧ローラ293は記録材を分離する分離ローラとして作用し、分離ローラは荷重が高く、弾性層の変形率も大きいので、前述の如く方向の異なる複数の亀裂を予め形成した場合の効果が大きい。
図6に示すベルト定着装置は、定着ベルト391が加熱ローラ392と一方の加圧ローラ393に張架され、他方の加圧ローラ394には二つのローラ395と共に圧着ベルト396が張架されている。なお、加圧ローラ393,394はそれぞれ所定の厚みの弾性層と樹脂層を有する。そして、加圧ローラ394が圧着ベルト396及び定着ベルト391を介して加圧ローラ393を押圧している。記録材Pの未定着画像はニップ部Nの前で圧着ベルト369上に保持され予熱されることにより、高い定着性が得られると共に、ニップ部Nを通過した後も記録材Pは圧着ベルト369により安定して搬送される。この場合は、加圧ローラ394が加圧ローラ393に対する加圧部材に相当するが、加圧ローラ393が加圧ローラ394に対する加圧部材としてもよく、加圧ローラ393及び加圧ローラ394の双方に前述の如き方向の異なる複数の亀裂が予め形成されていることが望ましい。
また、加圧ローラ394に代えて押圧パッドを加圧部材として用いてもよい。
図7に示すベルト定着装置は、定着ベルト491が加熱ローラ492と二つの加圧ローラ493,494に張架され、圧着ベルト495が他の加熱ローラ496と他の二つの加圧ローラ497,498に張架されている。なお、加圧ローラ493,494,497,498はそれぞれ所定の厚みの弾性層と樹脂層を有する。そして、加圧ローラ497が加圧ローラ493に、加圧ローラ498が加圧ローラ494に、それぞれ圧着ベルト495及び定着ベルト491を介して圧接している。これにより、ニップ部Nの幅が広く確保できる。また、このニップ部Nで高い定着性と高い分離性能を両立させている。この場合は、加圧ローラ497が加圧ローラ493に対する加圧部材に相当し、加圧ローラ498が加圧ローラ494に対する加圧部材に相当するが、これを逆にしてもよく、加圧ローラ493,494,497,498に前述の如き方向の異なる複数の亀裂が予め形成されていることが望ましい。
なお、前述の如き方向の異なる複数の亀裂は、加圧ローラ93が変形していないときは樹脂層93Cの外表面に間隙がなく密着していてもよい。
また、前記亀裂は、加圧ローラ93の軸方向の一端から他端まで連続して形成されているてもよいし、加圧ローラ93の未使用時には軸方向の一端から他端まで不連続に形成されていて、加圧ローラ93の使用時にニップ部での変形により亀裂が成長し、連続した亀裂になってもよい。
更に、本発明において、加圧ローラと称したローラ群は記録紙等の転写材上の画像に対し圧力を付与するための部材を意味し、実際にどの部材を固定し、どの部材をバネ等で付勢して対向する部材に荷重を加えるか、或いは、接離を伴う構成でどちらを移動させるか等は限定されるものでない。
例えば、図2の定着装置において、加圧ローラ93を固定して外部加圧ローラ94をバネで付勢するか、或いは、外部加圧ローラ94を固定して加圧ローラ93、若しくは加圧ローラ93、定着ベルト91、加熱ローラ92等を一体化してバネで付勢するかは、本発明の効果を得る上でどちらかに限定されるものではない。
画像形成装置の構成図である。 定着装置の断面図である。 複数の亀裂の模式図である。 他の形態のベルト定着装置の断面図である。 他の形態のベルト定着装置の断面図である。 他の形態のベルト定着装置の断面図である。 他の形態のベルト定着装置の断面図である。
符号の説明
91,191,291,391,491 定着ベルト
92,192,292,392,492 加熱ローラ
93、193,293,393,394,493,494,497,498 加圧ローラ
93B 弾性層
93C 樹脂層
94 外部加圧ローラ
P 記録材
N ニップ部

Claims (11)

  1. ベルト定着装置の定着ベルトの内側に配置され、ソリッドゴムから形成された弾性層を有する加圧ローラであって、
    前記弾性層は樹脂層にて被覆され、該樹脂層に方向の異なる複数の亀裂が予め形成されており、前記亀裂は、前記樹脂層の外表面から概ね前記弾性層まで達していることを特徴とする加圧ローラ。
  2. 前記樹脂層は、耐熱性樹脂をコーティングして形成されたことを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラ。
  3. 前記樹脂層は、耐熱性樹脂の粉末を付着させ粉末間で融合しないように焼成して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の加圧ローラ。
  4. 前記加圧ローラが変形していないときは、前記亀裂を介して隣接する前記樹脂層同士が密着していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の加圧ローラ。
  5. 前記亀裂は、前記加圧ローラの軸方向の一端から他端まで連続して形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加圧ローラ。
  6. 前記亀裂は、前記加圧ローラの未使用時には軸方向の一端から他端まで不連続に形成されており、前記加圧ローラの使用時には連続した亀裂になることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の加圧ローラ。
  7. 無端状の定着ベルトと、
    求項1〜6の何れか1項に記載の加圧ローラと、
    前記定着ベルトを前記加圧ローラに圧接させる加圧部材と、を有し、
    前記定着ベルトと前記加圧部材との間に形成されたニップ部で記録材上のトナー像を定着することを特徴とするベルト定着装置。
  8. 前記定着ベルトは加熱手段によって加熱される加熱ローラと前記加圧ローラとに巻回されていることを特徴とする請求項7に記載のベルト定着装置。
  9. 前記定着ベルトは少なくとも耐熱樹脂基体を有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のベルト定着装置。
  10. 前記定着ベルトは少なくとも金属基体を有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のベルト定着装置。
  11. 請求項7〜10の何れか1項に記載のベルト定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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