JP5279229B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、エレベータかご内の乗客の異常を検出し、特定の乗場へエレベータかごを走行させるエレベータ制御装置に関する。
従来のエレベータの制御装置においては、エレベータのかご内で乗客の異常が発生した場合の対応策として、遠隔センターへ救出を求めるものや、各階停止や、人の多そうな階への救出するものが中心であった。そのため、エレベータかご内で異常が発生した場合、連絡や救出に時間がかかるため、緊急の対応が出来ない可能性がある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2007−31086号公報 特開2007−91462号公報
従来のエレベータ制御装置では、エレベータかご内で乗客に異常が発生した場合に、どの階の乗場に救出可能な人物がいるかどうか判断できず、乗場に人物がいないにもかかわらず各階に停車するか、若しくは、あらかじめ定めた主階床(例えば1階)にエレベータを走行させていた。主階床まで遠い場合は、走行に時間が係るため、かご内の乗客に異常が発生した場合においても、すぐそばの乗場に人物がいるにもかかわらず、早期対応ができないという課題があった。本発明は、例えば、上記の課題を解決するためになされたものであり、各乗場の状況、例えば人物の有無を把握し、確実に最も近い乗場の人物に救出・救助を行なえることを目的とする。
本発明に係るエレベータ制御装置は、
エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
を備えることを特徴とする。
この発明によれば、各乗場に設置された各乗場を撮影する乗場カメラから、乗場に人物がいるかいないかを判断し、人物がいると判断した場合、人物がいる乗場にエレベータかごを走行させるため、確実に人のいる乗場に助けを求め、異常が発生したエレベータかご内の乗客を迅速に救助することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係るエレベータ制御装置100の構成を示す機能ブロック図である。図2は、実施の形態1に係るエレベータ制御装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。図3及び図4は、実施の形態1に係るエレベータ制御装置100の動作を示す動作フローチャートである。
まず、本実施の形態で示すエレベータ制御装置100の構成について説明する。図1において、エレベータ制御装置100は、乗客を運搬するエレベータかご200と、エレベータかご200が停止し乗客が待機している場所である複数の乗場300とにケーブル400等で接続されている。
各乗場300において、乗場カメラ310、乗場スピーカー320、乗場マイク330、乗場モニタ340が設置されている。乗場カメラ310は、乗場の状況を映像又は画像として撮影するカメラである。例えば、乗場カメラ310はエレベータの戸の上部に備えつけられており、乗場にいる人物を撮影することが可能である。乗場カメラ310が撮影した映像は、乗場映像としてエレベータ制御装置100に入力される。乗場スピーカー320は、エレベータ制御装置からの音声等を出力する装置であり、例えば、後述するエレベータかご200内で入力(収録)された音声を出力する。乗場マイク330は、音声等を入力(収録)する装置であり、例えば、乗場300にいる人物390の音声を入力する。乗場モニタ340は、映像や画像を表示する出力装置であって、例えば、エレベータかご200内の乗客290の映像を表示する。
エレベータかご200には、かご内監視カメラ210、かご内スピーカー220、かご内マイク230、かご内モニタ240、かご釦250、秤装置260が設置されている。かご内監視カメラ210は、エレベータかご200内の状況を映像又は画像として撮影するカメラである。かご内監視カメラ210が撮影した映像は、かご内映像としてエレベータ制御装置100に入力される。かご内スピーカー220は、エレベータ制御装置100からの音声等を出力する装置であり、例えば、エレベータ制御装置100を通じて前述の乗場300に設置された乗場マイク330が入力した音声等を出力する。かご内マイク230は、エレベータかご200内の音声等を入力(収録)する装置であり、例えば、エレベータかご200の乗客の音声を入力しエレベータ制御装置100に出力する。かご内モニタ240は、映像や画像を表示する装置であり、例えば、乗場カメラ310が撮影した乗場映像を表示する。かご釦250は、エレベータかご200に乗車した乗客290がエレベータかご200をどの乗場に走行させるか行き先を指示するための信号を入力する行き先釦や、エレベータの戸の開閉を指示するための開閉釦や、エレベータかご内で異常が発生した場合にエレベータかご内の乗客が外部に異常を知らせるための連絡釦等が設置されている入力装置である。秤装置260は、エレベータかご200に乗車した乗客290の負荷(例えば乗客の重量:以下乗客重量と呼ぶ)を検出し、検出した負荷(乗客重量)をエレベータ制御装置100に入力する。秤装置260は、エレベータかご200に乗客290が乗車したときの負荷を検出するとともに、負荷を検出したときの乗場300を示す乗車階と負荷(乗客重量)を記憶する。
エレベータ制御装置100は、かご内乗客異常検出部120、乗場人物検出部130、かご運転部140、映像音声制御部150から構成されている。
かご内乗客異常検出部120は、かご内監視カメラ210とかご釦250と秤装置260とからくる信号から、エレベータかご200内で発生した乗客の異常(例えば、急病人の倒れや、不審者の暴れ等)を検出し、異常が発生したことを検出した場合に、エレベータかご200内の乗客に異常が発生したことを示す乗客異常信号を出力する。かご内乗客異常検出部120は、かご内マイク230が入力したかご内音声から乗客の異常を検出しても構わない。例えば、乗客が出した大声、子供の泣き声、助けを呼ぶ声等をかご内マイク230が入力し、かご内乗客異常検出部120が、かご内音声の音声解析を行い乗客に異常が発生したことを示す乗客異常信号を出力してもよい。
エレベータかご200内で発生した乗客の異常を検出する方法として、例えば、以下のものがある。取得したかご内映像を画像解析し、パターンマッチングを行なうことにより人が倒れた状態でないかを調べる。また、特定の部分(顔や手)などの動きを追跡して、動きが早い場合は不審者が暴れていると判断する。また、秤装置260によって計測した乗客重量が所定の値より小さい場合は、幼児が誤ってエレベータ内に取り残された幼児の一人乗りと判断する。
乗場人物検出部130は、乗場カメラ310から乗場映像を取得し、取得した乗場映像から乗場に人物がいるかいないかを判断する。乗場に人がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する。人物の有無を判断する手法としては、取得した乗場映像の前後を比較して、通常時(乗場に人がいない)ときの画像と比較して異なる部分が多い場合には乗客がいると判断する方法、画像解析しパターンマッチ等により人を検出する方法がある。
乗場人物検出部130は、複数の乗場300に設置されている乗場カメラ310から、各乗場の乗場映像を取得し、各乗場300に人物390の有無を検出する。複数の乗場に人物390がいると検出した場合は、人物390がいると判断した乗場のうち、走行しているエレベータかご200の現在の位置から最も近い乗場300を選定し、選定した乗場300を示す特定乗場信号を出力する。
かご運転部140は、エレベータかご200の走行やエレベータの戸の開閉を制御する。また、かご運転部140は、例えば、エレベータかご200を以下のように制御する。
かご運転部140は、かご内乗客異常検出部120が出力した乗客異常信号のみを取得し、乗場人物検出部130の特定乗場信号を取得できなかった場合、どの乗場にも人物がいなかったことを示しているので、主階床(例えば人物の出入りの多い1階)を帰着階(エレベータかごが走行する目的となる階、所定の階の一例)に設定し、帰着階にエレベータかご200を走行させ戸開待機させる。
かご運転部140は、かご内乗客異常検出部120が出力した乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号と、乗場人物検出部130が出力した人物がいる乗場を示す特定乗場信号とを取得した場合、特定乗場信号が示す乗場を特定階として、特定階にエレベータかご200を走行させる。エレベータかご200が特定階に到着したら、特定階にてエレベータの戸を開けて待機(戸開待機)させる。エレベータかご200が戸開待機することにより、乗場300の人物390がかご内の乗客を救出可能となる。
かご運転部140は、特定階にエレベータかご200を走行させた後、特定階にて乗場300の人物390が乗車したことを所定の手段によって判断した場合に、エレベータかご200の行き先である帰着階を主階床とし、エレベータかご200を帰着階に走行させる。エレベータかご200が帰着階に到着した場合、帰着階にて戸開待機させる。救助者とともにエレベータかご200の乗客が降りたことを確認した後、通常運転に復帰する。
特定階にて乗場の人物が乗車したことを判断する所定の手段とは、例えば、秤装置260によって、乗客の重量が所定の重量より増加したこと検出して判断する手段や、かご内映像を画像解析して乗客の乗車を確認する手段や、乗車者が戸を閉める釦を押したことにより判断する手段がある。
映像音声制御部150は、乗場カメラ310が撮影した乗場映像やかご内マイク230が入力したかご内音声等を制御する。例えば、エレベータかご200内で乗客に異常が発生した場合、乗場とかごの映像・音声を相互接続して、乗場300の人物390とエレベータかご200内の乗客とが映像又は音声で相互に連絡できるようにする。
映像音声制御部150は、第一映像音声制御部151、第二映像音声制御部152、第三映像音声制御部153、第四映像音声制御部154、第五映像音声制御部155、第六映像音声制御部156を有する。
第一映像音声制御部151は、かご運転部140が特定階を特定した場合に、かご内監視カメラ210が撮影しているかご内映像を取得し、特定階に設置され映像を表示する乗場モニタ340に、取得したかご内映像を出力する。
第二映像音声制御部152は、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階の乗場カメラ310が撮影している乗場映像を特定乗場映像として取得し、エレベータかご200内に設置され映像を表示するかご内モニタ240に、取得した特定乗場映像を出力する。
第三映像音声制御部153は、かご運転部140が特定階を特定した場合に、エレベータかご200内に設置され音声を入力するかご内マイク230が入力しているかご内音声を取得し、特定した特定階に設置され音声を出力する乗場スピーカー320に、取得したかご内音声を出力する。
第四映像音声制御部154は、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階に設置され音声を入力する乗場マイク330が入力している乗場音声を取得し、エレベータかご200内に設置され音声を出力するかご内スピーカー220に乗場音声を出力する。
第五映像音声制御部155は、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階に設置され音声を出力する乗場スピーカー320に、乗客の異常を示す所定の音声信号を出力する。所定の音声信号とは、あらかじめエレベータ制御装置100が記憶している音声信号である。例えば、「緊急事態が発生しました。この乗場に急病人が到着します。」という緊急事態が発生したことを伝える音声信号である。所定の音声信号は単なる警告音でも構わない。第五映像音声制御部は、所定の音声信号を乗場スピーカー320で出力することにより、特定階の乗場300の人物390に音声でアナウンスし緊急事態が発生したことを伝える。
第六映像音声制御部156は、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階に設置され映像を表示する乗場モニタ340に、エレベータかご200内の乗客290の異常を示す所定の映像信号を出力する。所定の映像信号とは、あらかじめエレベータ制御装置100が記憶している映像信号であり、例えば、「緊急事態発生」という文字情報を乗場モニタ340に表示し、特定階の乗場300にいる人物390に緊急事態が発生したことアナウンスする。
図1を用いて説明した、「〜部」は、すべてマイクロコンピューター内のソフトウェアによって構成されているが、ハードウェアによって構成されていても構わない。
図2を用いて、エレベータ制御装置100のハードウェア資源の一例について説明する。
図2において、エレベータ制御装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置ともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置916、入力機器902、記憶装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。また、CPU911には、各乗場に設置された複数の乗場カメラ310、乗場スピーカー320、乗場マイク330、乗場モニタ340が接続されており、これらのハードウェアデバイスを制御している。さらに、CPU911には、エレベータかご200内に設置されたかご内監視カメラ210、かご内スピーカー220、かご内マイク230、かご内モニタ240、かご釦250、秤装置260が接続されており、これらのハードウェアデバイスを制御する。
記憶装置920は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などである。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、記憶装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶部の一例である。
通信ボード915、入力機器902、乗場カメラ310、乗場マイク330、かご内監視カメラ210、かご内マイク230、かご釦250、秤装置260などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置916、乗場スピーカー320、乗場モニタ340、かご内スピーカー220、かご内モニタ240などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード915は、ファクシミリ機932、電話器931、LAN942等に接続されている。通信ボード915は、LAN942に限らず、インターネット940、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
記憶装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、プログラム群922、ファイル群923が記憶されている。プログラム群922のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921により実行される。
上記プログラム群922には、実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。本実施の形態においては、かご内乗客異常検出部120、乗場人物検出部130、かご運転部140、映像音声制御部150等が記憶装置920にプログラムとして記憶されている。
ファイル群923には、実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
また、各実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、記憶装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、本実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順をコンピュータに実行させるものである。
次に、本実施の形態にかかるエレベータ制御装置100の動作の一例を図3と図4のフローチャートを参照して説明する。
<かご内乗客異常検出処理 ステップS101〜ステップS107>
まず、エレベータかご200内において乗客290に異常が発生したか否かを判断するまでのかご内乗客異常検出処理について説明する。
ステップS101において、エレベータ制御装置100のかご運転部140はかご呼びの信号を取得し、かご呼びで走行中か否かを検出する。かご運転部140がかご呼び有りで走行していると検出した場合(Yesの場合)はステップS102へ遷移する。かご呼び無しの場合(Noの場合)は、ステップS101に戻る。
ステップS102において、かご内乗客異常検出部120は、エレベータかご200内に設置されたかご内監視カメラ210より、かご内映像を取得する。また、秤装置260がエレベータかご200内にいる乗客290の重量を計測し、かご内乗客異常検出部120は計測した乗客の重量を取得する。秤装置260が、乗客の重量を計測したときに、停止していた乗場300を記憶している場合は、乗客が乗車した乗車階としてその乗場をかご内乗客異常検出部120は取得する。
ステップS103において、エレベータ制御装置100のかご内乗客異常検出部120は、エレベータかご200内に設置されたかご内監視カメラ210で急病人の倒れや、不審者の暴れを検出したか否かを判断する。すなわち、かご内乗客異常検出部120は、かご内監視カメラ210より取得したかご内映像を用いて、エレベータかご200内の乗客に異常が発生しているかいないか判断する。乗客290に異常が発生したと判断した場合(Yesの場合)は、ステップS104に遷移する。この際、かご内乗客異常検出部120は、乗客の異常が発生したことを示す乗客異常信号を出力する。乗客290に異常が発生していないと判断した場合(Noの場合)は、ステップS105へ遷移する。
ステップS104において、かご運転部140が、エレベータかご200を走行させる乗場となる帰着階を主階床に設定する。主階床に設定するのは急病人であれば病院への搬送がスムーズに出来るためである。又不審者であれば、人の出入りが多いため、被害者を救出、不審者を保護する確率が高い為である。帰着階を主階床に設定した後、ステップS107に遷移する。
ステップS105において、かご内乗客異常検出部120は、秤装置260が計測した乗客の重量とかご内監視カメラ210が撮影したかご内映像を用いて、幼児の一人乗りを検出したか否かを判断する。幼児の一人乗りは、例えば、秤装置260が計測した乗客の重量が所定値以下である場合に、乗客290は幼児であると判断する。幼児の一人乗りを検出しなかった場合(Noの場合)は、乗客290に異常は発生していないものとしてS101に戻る。幼児の一人乗りを検出した場合(Yesの場合)はステップS106に遷移する。ステップS103と同様にかご内乗客異常検出部120は、かご内乗客異常信号を出力する。
かご内乗客異常検出部120が幼児の一人乗りを検出した場合、幼児が親から離れて間違ってエレベータに乗ってしまった可能性が高い。そこで、ステップS106において、かご運転部140は、帰着階を秤装置260が記憶している乗車階に設定する。かご運転部140が帰着階を乗車階に設定した後、ステップS107に遷移する。乗車階が不明な場合は、かご運転部140は帰着階を主階床に設定してもよい。
ステップS107では緊急時に停止させるため、かご運転部140はかご呼びをキャンセルする。これはいち早く、設定した乗場にエレベータかご200を配車するためである。
<乗場人物検出処理 ステップS108〜ステップS109>
次に、エレベータかご200内の乗客290に異常が発生した場合において、各乗場に人物がいるかいないかを判断する乗場人物検出処理について説明する。
ステップS108において、乗場人物検出部130は、各乗場に設置された乗場カメラ310より乗場映像を取得する。
図4に示したステップS109において、各乗場300に設置された乗場カメラ310から救出してもらう乗場300の人物有無を確認する。すなわち、乗場人物検出部130は、取得した乗場映像から各乗場300に人物390がいるかいないかを検出(判断)する。乗場人物検出部130がどの乗場にも人物390がいないと検出した場合(Noの場合)は、S115に遷移する。ある乗場300に人物有りと検出した場合(Yesの場合)は、乗場に人物有りと判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する。乗場300に人物有りと判断した乗場300が複数ある場合は、人物390がいると判断した乗場の中から、エレベータかご200が存在する現在の位置(乗場)から最も近い乗場300を選定し、選定した乗場300を示す特定乗場信号を出力する。
かご運転部140は、特定乗場信号の示す乗場300を、エレベータかご200を走行(配車)させる特定階として特定する。特定階を特定後、ステップS110に遷移する。
<映像音声相互接続処理 ステップS110〜ステップS111>
ステップS110において、映像音声制御部150の第五映像音声制御部155は、人物有りと判断した最寄の乗場(特定階)に所定の音声信号を乗場スピーカー320に出力することにより、特定階にいる人物390に緊急事態が発生したことや、救出してもらうこと等をアナウンスする。ステップS110において、第六映像音声制御部156が、特定階の乗場モニタ340に緊急事態が発生したことを知らせる所定の映像を表示しても構わない。特定階に、エレベータかご200内の緊急事態をアナウンスした後、ステップS111に遷移する。
ステップS111において、映像音声制御部150は、かご内監視カメラ210や乗場モニタ340等を用いてエレベータかご200内と特定階との音声や映像を相互に入出力できるよう相互接続し、エレベータかご200内の状況をモニタ可能とする。
より具体的には、映像音声制御部150の第一映像音声制御部151は、かご内監視カメラ210と特定階の乗場モニタ340とを接続し、かご内監視カメラ210が撮影しているかご内映像を乗場モニタ340に出力する。映像音声制御部150の第二映像音声制御部152は、特定階の乗場カメラ310が撮影している乗場映像を特定乗場映像として取得し、かご内モニタ240に特定乗場映像を出力する。映像音声制御部150の第三映像音声制御部153は、エレベータかご200内のかご内マイク230が入力したかご内音声を取得し、特定階の乗場スピーカー320に出力する。映像音声制御部150の第四映像音声制御部154は、特定階の乗場マイク330が入力した乗場音声を取得し、エレベータかご200内のかご内スピーカー220に乗場音声を出力する。映像音声制御部150がエレベータかご200内と特定階の映像や音声を相互に接続した後、ステップS112に遷移する。
上記映像音声制御部150は、エレベータかご200と特定階の乗場と相互に映像や音声を入出力できるよう接続するのが望ましいが、エレベータかご200内から特定階の乗場に映像や音声を出力する一方通行であっても構わない。特定階の乗場からエレベータかご200に映像や音声を出力するのみであっても構わない。また、出力するのは映像又は音声のどちらか一方であっても構わない。
<エレベータかご走行処理 ステップS112〜ステップS113>
ステップS112において、かご運転部140は、エレベータかご200を特定階へ走行(配車)させる。エレベータかご200が特定階に到着した場合、次のステップS113に遷移する。
ステップS113において、かご運転部140は、特定階にエレベータかご200が到着したことを確認した後、エレベータの戸を開けエレベータかご200を待機させる。特定階にいる人物390は、エレベータかご200に乗り込み、異常が発生した乗客290を救出する。
<人物乗車確認処理 ステップS114>
ステップS114において、かご運転部140は、エレベータかご200に特定階の乗場300にいる人物390が乗り込んだか否かを、所定の手順により判断する。判断する所定の手順としては、乗り込んだ人物390がかご釦250の戸を閉じる戸閉釦を押下げる手順としてもよい。秤装置260が、エレベータかご200内の重量を計測して乗り込んだことを判断してもよい。かご運転部140が、人物390が乗り込んだ(乗車した)と判断した場合(Yesの場合)、次のステップS117に遷移する。人物390が乗り込んでいないと判断した場合(Noの場合)はステップS119へ遷移する。人物390が乗り込んでいないと判断する場合とは、例えば、人物390が乗客290をエレベータかご200から外へ連れ出し救出した場合等がある。
<帰着階連絡処理 ステップS115〜ステップS116>
ステップS115において、乗場人物検出部130がどの乗場300にも人物390がいないと判断した場合、救出を求めるために他の乗場に配車・停止することは無駄となるため、かご運転部140は、エレベータかご200を帰着階に走行(配車)させる。帰着階において、できるだけ早期に対応が取れるよう、映像音声制御部150は事前に設定された帰着階にエレベータかご200内の緊急事態であることをアナウンスする。第五映像音声制御部155は帰着階に設置されている乗場スピーカー320に所定の音声信号を出力する。第六映像音声制御部156が、帰着階の乗場モニタ340に所定の映像を出力しても構わない。映像音声制御部150が帰着階に緊急事態であることをアナウンスした後、ステップS116に遷移する。
ステップS116においては、映像音声制御部150は、帰着階とエレベータかご内とのかご内監視カメラ210や乗場モニタ340等を相互接続する。相互接続することにより、エレベータかご200内の乗客に異常が発生している状況を伝達することができる。また、エレベータかご200の乗客290に帰着階にいる人物の様子を伝えることができる。帰着階において救出する準備ができていることを、エレベータかご200内の乗客290に伝えることができれば、乗客290は安心することができる。帰着階にいる人物390もより早くエレベータかご200内の状況を把握することができれば、エレベータかご200が到着する前に早期対応のための準備をすることが可能である。相互接続の後、ステップS117に遷移する。
<帰着階走行処理 ステップS117〜ステップS119>
ステップS117において、かご運転部140は帰着階にかご呼びを自動登録する。かご呼びを自動登録することにより、救出のために乗車した人物390が帰着階を知らない場合であっても、帰着階にエレベータかご200を配車することが可能となる。また、自動的に登録することが可能であるから、救出のために乗り込んだ人物390が帰着階を設定しなくても、乗客290を介護している間にエレベータかご200を走行させることが可能となる。人物390が明示的に別の帰着階を指定した場合は、かご運転部140が登録した帰着階をキャンセルしても構わない。帰着階が設定された場合、かご運転部140はエレベータかご200を帰着階に走行(配車)させる。
ステップS118において、かご運転部140は帰着階に到着したと判断した場合、エレベータの戸を開け、乗客290が救出されるよう待機する。
ステップS119において、かご運転部140はエレベータかご200内の乗客290が救出され、救出した人物390を含む全ての人が降車したか否かを判断する。例えば、秤装置260が負荷を計測しない(重量が0となった)場合、全ての人が降りたと判断する。全ての人が降りていない場合(Noの場合)は、全ての人が降りるまで戸開待機の状態を維持する。全ての人が降りたと判断した場合(Yesの場合)は、ステップS120に遷移する。
ステップS120において、かご運転部140は通常運転へ移行する。
ステップS114において、人物390がエレベータかご200に乗り込まなかった場合(Noの場合)も同様にS119へ遷移し、全ての人が降りたことを確認した後、ステップS120へ遷移し、通常運転へ移行する。
本実施の形態で説明したエレベータ制御装置100は、上記で説明した動作を行なうことにより、エレベータかご内のあらゆる異常を特定の乗場へ報知し早急な救出に活用することができる。
また、図3〜図4のフローチャートに示したフローは、エレベータ制御装置100を実現するコンピュータ上で実行されるエレベータ制御プログラムの処理手順に相当するものとする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、エレベータかご内に設置され、エレベータかご200内を撮影するかご内監視カメラから、エレベータかご200内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像からエレベータかご200内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、エレベータかご200内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、エレベータかご200内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
エレベータかご200が停止する乗場に設置され乗場300を撮影する乗場カメラから、乗場300を撮影している乗場映像を取得し、乗場映像から乗場300に人物がいるかいないかを判断し、乗場300に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、乗場300人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、エレベータかご200を走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階にエレベータかご200を走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けてエレベータかご200を待機させるかご運転部と
を備えることを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、エレベータかご200内で乗客290に異常が発生した場合に、乗場人物検出部130が各乗場300に設置された乗場カメラ310が撮影した乗場映像を取得し、乗場300に人物390がいるかいないかを判断し、かご運転部140が人物390のいる乗場300にエレベータかご200を配車するため、早急な救出活動を行なうことが可能となるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100の乗場人物検出部130は、
複数の乗場300に設置された乗場カメラ310から各乗場を撮影している乗場映像を取得し、取得した乗場映像より、乗場毎に乗場300に人物390がいるかいないかを判断し、二以上の乗場300において人物390がいると判断した場合に、人物390がいると判断した乗場300のうち、エレベータかご200の現在の位置から最も近い乗場300を選定し、選定した乗場300を示す前記特定乗場信号を出力することを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100の乗場人物検出部130が、最も近い乗場300選定するため、迅速にかご運転部140はエレベータかご200を配車することが可能であるため、より早急な救出活動を行なうことが可能となるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100のかご運転部140は、さらに、
エレベータかご200を特定階にて待機させるとともに、人物390がエレベータかご200に乗車したか否かを判断する所定の手段によって、特定階にいた人物がエレベータかご200に乗車したか否かを判断し、人物390が乗車したと判断した場合に、エレベータかご200を所定の階(帰着階)へ走行させ、所定の階(帰着階)にてエレベータの戸を開けてエレベータかご200を待機させることを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100のかご運転部140は、特定階の人物390がエレベータかご200に乗車したか否かを判断して、乗車した場合に所定の階(帰着階)に走行(配車)させるため、帰着階に早く走行させることができ、より早急に救出活動を行なうことが可能となるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100のかご内乗客異常検出部120は、さらに、
エレベータかご200内に設置され、乗場300からエレベータかご200内に乗客290が乗車したときに乗客290の重量を計測する秤装置260から、秤装置260が計測したエレベータかご200に乗車した乗客の重量を示す乗客重量を取得し、取得した乗客重量が所定の値以下である場合に、エレベータかご200内の乗客290に異常が発生したことを示す乗客異常信号を出力することを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、乗客の重量を計測する秤装置260を備えているため、かご内乗客異常検出部120は、乗客の重量により異常が発生したか否かを判断することが可能である。例えば、幼児が一人乗りした場合に、異常であると判断することができる。そのため、かご内監視カメラ210からのかご内映像から判断できない乗客の重量をもちいて異常を検出することができるためより的確な救出活動をおこなうことが可能となるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100のかご内乗客異常検出部120は、さらに、
エレベータかご200内に設置され、乗場300からエレベータかご200内に乗客が乗車したときに乗客290の重量を計測し、乗客290が乗車したときの乗場300を示す乗車階と乗客290の重量を示す乗客重量とを記憶する秤装置260から、乗客重量と乗客が乗車したときの乗車階とを取得し、取得した乗客重量が所定の値以下である場合に、エレベータかご200内の乗客290に異常が発生したことを示す乗客異常信号を出力し、さらに、所定の階を取得した乗車階とすることを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、所定の値以下の乗客重量を計測した場合、乗客異常信号を出力し、帰着階を計測した乗場に設定することができる。そのため、例えば、幼児の一人乗りを検出した場合、かご運転部140は幼児の保護者がいるであろうと予想される乗車階を帰着階とすることにより的確な救出活動をすることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、さらに、かご運転部140が特定階を特定した場合に、かご内監視カメラ210が撮影しているかご内映像を取得し、特定階に設置され映像を表示する乗場モニタ340に、取得したかご内映像を出力する第一映像音声制御部151を備えたことを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、乗客290に異常が発生した場合、かご内映像を特定乗場の乗場モニタ340に表示することが可能であるため、特定階にいる人物390は、エレベータかご200の状況を到着前に知ることができるため、より的確な救出準備および迅速な救出活動をすることが可能となるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、さらに、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階の乗場カメラ310が撮影している乗場映像を特定乗場映像として取得し、エレベータかご200内に設置され映像を表示するかご内モニタ240に、取得した特定乗場映像を出力する第二映像音声制御部152を備えたことを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、人物390がいる特定階の乗場カメラ310が撮影した映像を、エレベータかご200内のかご内モニタに表示することが可能であるため、外部の状況(救出の準備状況等)を異常が発生した乗客に知らせ、安心させることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、さらに、かご運転部140が特定階を特定した場合に、エレベータかご200内に設置され音声を入力するかご内マイク230が入力しているかご内音声を取得し、特定した特定階に設置され音声を出力する乗場スピーカー320に、取得したかご内音声を出力する第三映像音声制御部153を備えたことを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、異常が発生した場合、かご内マイク230がエレベータかご200の音声を取得し、乗場スピーカー320に乗客290の音声を出力することが可能であるため、特定階の人物390に乗客290の状況を音声で伝えることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、さらに、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階に設置され音声を入力する乗場マイク330が入力している乗場音声を取得し、エレベータかご200内に設置され音声を出力するかご内スピーカー220に乗場音声を出力する第四映像音声制御部154を備えたことを特徴とする。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、異常が発生した場合、乗場マイク330が乗場の音声を取得し、エレベータかご200内のかご内スピーカー220に乗場音声を出力することが可能であるため、特定階の人物390の音声をエレベータかご200内の乗客290に伝えることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、さらに、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階に設置され音声を出力する乗場スピーカー320に、エレベータかご200内の乗客290の異常を示す所定の音声信号を出力する第五映像音声制御部155を備えたことを特徴とする。
特定階の乗場スピーカー320に、乗客290の異常示す所定の音声信号を出力するため、特定階の人物390に迅速にエレベータかご200の乗客290に異常が発生したことを伝えることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係るエレベータ制御装置100は、さらに、かご運転部140が特定階を特定した場合に、特定した特定階に設置され映像を出力する乗場モニタ340に、エレベータかご200内の乗客290の異常を示す所定の映像を出力する第六映像音声制御部156を備えたことを特徴とする。
特定階の乗場モニタ340に、乗客290の異常示す所定の映像を表示するため、特定階の人物390に迅速にエレベータかご200の乗客290に異常が発生したことを伝えることができるという効果を奏する。
実施の形態1に係るエレベータ制御装置100を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係るエレベータ制御装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。 実施の形態1に係るエレベータ制御装置100の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るエレベータ制御装置100の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 エレベータ制御装置、120 かご内乗客異常検出部、130 乗場人物検出部、140 かご運転部、150 映像音声制御部、151 第一映像音声制御部、152 第二映像音声制御部、153 第三映像音声制御部、154 第四映像音声制御部、155 第五映像音声制御部、156 第六映像音声制御部、200 エレベータかご、210 かご内監視カメラ、220 かご内スピーカー、230 かご内マイク、240 かご内モニタ、250 かご釦、260 秤装置、290 乗客、300 乗場、310 乗場カメラ、320 乗場スピーカー、330 乗場マイク、340 乗場モニタ、390 人物、400 ケーブル、902 入力機器、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、916 表示装置、915 通信ボード、920 記憶装置、921 オペレーティングシステム、922 プログラム群、923 ファイル群。

Claims (10)

  1. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    を備え
    前記かご運転部は、さらに、
    前記エレベータかごを前記特定階にて待機させるとともに、人物が前記エレベータかごに乗車したか否かを判断する所定の手段によって、前記特定階にいた人物が前記エレベータかごに乗車したか否かを判断し、前記人物が乗車したと判断した場合に、前記エレベータかごを所定の階へ走行させ、前記所定の階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させる
    ことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 前記乗場人物検出部は、
    複数の乗場に設置された乗場カメラから各乗場を撮影している乗場映像を取得し、取得した前記乗場映像より、乗場毎に乗場に人物がいるかいないかを判断し、二以上の乗場において人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場のうち、前記エレベータかごの現在の位置から最も近い乗場を選定し、選定した乗場を示す前記特定乗場信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御装置。
  3. 前記かご内乗客異常検出部は、さらに、
    前記エレベータかご内に設置され、乗場から前記エレベータかご内に乗客が乗車したときに前記乗客の重量を計測する秤装置から、前記秤装置が計測した前記エレベータかごに乗車した前記乗客の重量を示す乗客重量を取得し、取得した前記乗客重量が所定の値以下である場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを示す前記乗客異常信号を出力することを特徴とする請求項1乃至何れかに記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記かご内乗客異常検出部は、さらに、
    前記エレベータかご内に設置され、乗場から前記エレベータかご内に乗客が乗車したときに前記乗客の重量を計測し、前記乗客が乗車したときの乗場を示す乗車階と前記乗客の重量を示す乗客重量とを記憶する秤装置から、乗客重量と乗客が乗車したときの乗車階とを取得し、取得した前記乗客重量が所定の値以下である場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを示す前記乗客異常信号を出力し、さらに、前記所定の階を取得した前記乗車階とすることを特徴とする請求項1乃至2何れかに記載のエレベータ制御装置。
  5. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    前記かご運転部が前記特定階を特定した場合に、前記かご内監視カメラが撮影しているかご内映像を取得し、前記特定階に設置され映像を表示する乗場モニタに、取得した前記かご内映像を出力する第一映像音声制御部と
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  6. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    前記かご運転部が前記特定階を特定した場合に、特定した前記特定階の乗場カメラが撮影している乗場映像を特定乗場映像として取得し、前記エレベータかご内に設置され映像を表示するかご内モニタに、取得した前記特定乗場映像を出力する第二映像音声制御部と
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  7. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    前記かご運転部が前記特定階を特定した場合に、前記エレベータかご内に設置され音声を入力するかご内マイクが入力しているかご内音声を取得し、特定した前記特定階に設置され音声を出力する乗場スピーカーに、取得した前記かご内音声を出力する第三映像音声制御部と
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  8. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    前記かご運転部が前記特定階を特定した場合に、特定した前記特定階に設置され音声を入力する乗場マイクが入力している乗場音声を取得し、前記エレベータかご内に設置され音声を出力するかご内スピーカーに前記乗場音声を出力する第四映像音声制御部と
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  9. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    前記かご運転部が前記特定階を特定した場合に、特定した前記特定階に設置され音声を出力する乗場スピーカーに、前記エレベータかご内の乗客の異常を示す所定の音声信号を出力する第五映像音声制御部と
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
  10. エレベータかご内に設置され、前記エレベータかご内を撮影するかご内監視カメラから、前記エレベータかご内を撮影しているかご内映像を取得し、前記かご内映像から前記エレベータかご内の乗客に異常が発生しているか否かを検出し、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したことを検出した場合に、前記エレベータかご内の乗客に異常が発生したこと示す乗客異常信号を出力するかご内乗客異常検出部と、
    前記エレベータかごが停止する乗場に設置され前記乗場を撮影する乗場カメラから、前記乗場を撮影している乗場映像を取得し、前記乗場映像から前記乗場に人物がいるかいないかを判断し、前記乗場に人物がいると判断した場合に、人物がいると判断した乗場を示す特定乗場信号を出力する乗場人物検出部と、
    前記かご内乗客異常検出部が前記乗客異常信号を出力し、かつ、前記乗場人物検出部が前記特定乗場信号を出力した場合に、前記特定乗場信号の示す乗場を、前記エレベータかごを走行させる特定階として特定し、特定した前記特定階に前記エレベータかごを走行させ、前記特定階にてエレベータの戸を開けて前記エレベータかごを待機させるかご運転部と
    前記かご運転部が前記特定階を特定した場合に、特定した前記特定階に設置され映像を出力する乗場モニタに、前記エレベータかご内の乗客の異常を示す所定の映像を出力する第六映像音声制御部
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
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