JP6117409B1 - エレベータの保守点検システムおよび保守点検支援情報生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保守点検の必要性が高い箇所を提示して作業員の作業効率を向上させるエレベータの保守点検システムおよび保守点検支援情報生成方法を提供する。【解決手段】 実施形態によればエレベータの保守点検システムは重要度算出情報記憶部と撮像情報解析部と撮像情報蓄積部と出力情報生成部とを備える。重要度算出情報記憶部は、エレベータの運転への影響が予測される物体の状態ごとに、影響度合いに応じて予め設定された重み付け数値を重要度算出情報として記憶する。撮像情報解析部は、乗場撮像情報およびかご内撮像情報を解析して異物体を検出し、検出した異物体のエレベータの運転への影響度合いを算出する。撮像情報蓄積部は、異物体が検出されている間の撮像情報に算出された当該異物体のエレベータの運転への影響度合いを対応付けて蓄積する。出力情報生成部は、蓄積された撮像情報を影響度合いの高い順に出力するための出力情報を生成する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの保守点検システムおよび保守点検支援情報生成方法に関する。
従来、エレベータでは、予め設定された期間(例えば、数週間または数か月)ごとに、作業員が各種機器の稼動状態を確認する保守点検が行われる。保守点検を行って各機器の動作状態を正常に保つことにより、エレベータの故障や不具合を未然に防ぐことができる。
特公平2−36512号公報
上述したように、保守点検はある程度長い間隔をおいて実行されるため、エレベータ内で何かしら異常が発生した場合でも、直ちに運転に影響する事態でなければ次回の保守点検まで当該異常が発見されない。しかし、異常が発生した箇所は、後に動作に支障をきたす状態になる可能性があることから、保守点検時に確認を行うことが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、エレベータ内で保守点検の必要性が高い箇所を提示して作業員の作業効率を向上させるエレベータの保守点検システムおよび保守点検支援情報生成方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータの保守点検システムは、重要度算出情報記憶部と撮像情報解析部と撮像情報蓄積部と出力情報生成部とを備える。重要度算出情報記憶部は、エレベータの運転への影響が予測される物体の状態ごとに、影響度合いに応じて予め設定された重み付け数値を重要度算出情報として記憶する。撮像情報解析部は、乗場撮像情報およびかご内撮像情報を解析して異物体を検出し、検出した異物体のエレベータの運転への影響度合いを算出する。撮像情報蓄積部は、異物体が検出されている間の撮像情報に、算出された当該異物体のエレベータの運転への影響度合いを対応付けて蓄積する。出力情報生成部は、蓄積された撮像情報を、影響度合いの高い順に出力するための出力情報を生成する。
一実施形態によるエレベータの保守点検システムの構成を示す全体図。 一実施形態によるエレベータの保守点検システムのエレベータ制御装置に予め記憶された重要度算出情報の一例を示す表。 一実施形態によるエレベータの保守点検システムの重要度算出情報において、(a)乗りかご内の撮像情報、および(b)エレベータ乗場の撮像情報内の位置ごとに設定された重み付け数値の例を示す説明図。 一実施形態によるエレベータの保守点検システムのエレベータ制御装置の動作を示すフローチャート。 一実施形態によるエレベータの保守点検システムの携帯端末に表示された点検作業支援情報の例を示す画面構成図。
〈一実施形態によるエレベータの保守点検システムの構成〉
本発明の一実施形態によるエレベータの保守点検システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による保守点検システム1は、建物内に設置されたエレベータ2の昇降路3上部に設置された巻上げ機4と、巻上げ機4を駆動するモータ5と、巻上げ機4に架け渡されたロープ6に吊り下げられた乗りかご7および釣合いおもり8と、昇降路3下部のピット31に設置され、乗りかご7および釣合いおもり8に接続されたコンペンロープ9が架け渡されたコンペンシーブ10とを備える。また、当該建物の各階床のエレベータ乗場11−1〜11−nには、それぞれ乗場ドア12−1〜12−nを撮影する乗場撮像装置13−1〜13−nが設置され、乗りかご7内にはかご内を撮影するかご内撮像装置14が設置されている。また、昇降路3上部には、モータ5、乗りかご7、乗場ドア12−1〜12−n、および乗場撮像装置13−1〜13−nに接続されたエレベータ制御装置15が設置されている。エレベータ制御装置15は、保守点検を行う作業員が携帯する保守用携帯端末16と無線接続されるとともに、遠隔監視センター装置17にネットワーク18を介して接続されている。以下、エレベータ乗場11−1〜11−nのいずれかを特定する必要がない場合は、「エレベータ乗場11」と記載する。
エレベータ制御装置15は、重要度算出情報記憶部151と、撮像情報取得部152と、撮像情報解析部153と、撮像情報蓄積部154と、出力情報生成部155と、無線通信部156と、ネットワーク通信部157とを有する。重要度算出情報記憶部151は、エレベータ2の運転への影響が予測される物体の状態ごとに、影響度合い(重要度)に応じて予め設定された重み付け数値を重要度算出情報として記憶する。具体的には、予め設定された、エレベータの運転への影響が予測される物体の各種物理条件(位置、大きさ、形状、停滞時間、移動速度、温度)に関する状態ごとに設定された重み付け数値を記憶する。撮像情報取得部152は、乗場撮像装置13−1〜13−nから乗場撮像情報を取得するとともに、かご内撮像装置14からかご内撮像情報を取得する。撮像情報解析部153は、撮像情報取得部152で取得された乗場撮像情報およびかご内撮像情報を解析し、エレベータ2が正常に利用されている時には存在しない異物体を検出する。そして、異物体を検出したときには、当該異物体のエレベータ2の運転への影響度合い(重要度)を、当該異物体が含まれる撮像情報および重要度算出情報記憶部151に記憶された重要度算出情報の重み付け数値に基づいて算出する。撮像情報蓄積部154は、撮像情報解析部153で異物体が検出されている間の撮像情報に、当該撮像情報の撮影日時情報および、撮像情報解析部153で算出された当該異物体の重要度を対応付けて蓄積する。出力情報生成部155は、保守用携帯端末16から送信された点検作業支援情報要求を無線通信部156を介して取得すると、当該要求への応答として、撮像情報蓄積部154に蓄積された撮像情報および撮影日時情報を重要度に応じて表示させるための点検作業支援情報を生成し、保守用携帯端末16に送信させる。無線通信部156は、保守用携帯端末16と無線通信を行う。ネットワーク通信部157は、ネットワーク18を介して遠隔監視センター装置17との通信を行う。
保守用携帯端末16は、保守点検を行う際に作業員の操作に基づいて点検作業支援情報要求をエレベータ制御装置15に送信し、当該点検作業支援情報要求に応答して送信された点検作業支援情報を表示させる。遠隔監視センター装置17は、エレベータ制御装置15で蓄積された撮像情報をネットワーク18を介して取得し、遠隔地から当該エレベータ内の異物体の有無を監視する。
〈一実施形態によるエレベータの保守点検システムの動作〉
次に、本実施形態による保守点検システム1の動作について説明する。本実施形態においてエレベータ制御装置15の重要度算出情報記憶部151には、図2に示すように、予め設定された、エレベータの運転への影響が予測される物体の各種物理条件((1) 物体の位置、(2) 物体の大きさ、(3) 物体の形状、(4) 物体の停滞時間、(5) 物体の移動速度、(6) 物体の温度)に関する状態ごとに設定された重み付け数値が記憶されている。
各物理条件に関する物体の状態ごとの重み付け数値として、(1) 物体の位置に関しては、図3(a)および(b)に示すように、乗りかご7内の撮像情報、およびエレベータ乗場11の撮像情報を格子状に区切った各エリアに対し、異物体が検出されたときの重要度に応じて予め設定された重み付け数値(0〜10のいずれか)が設定されている。例えば、乗りかご7内のかご内操作盤71に該当する位置で検出された異物体については最も重要度が高く、重み付け数値「10」が設定され、かごドア72および天井73に該当する位置で検出された異物体についてはやや重要度が高く、重み付け数値「8」が設定され、かご側壁74の中間部および床面75に該当する位置で検出された異物体については中程度の重要度として重み付け数値「5」が設定され、側壁74のかご奥よりの位置で検出された異物体については重要度が低く、重み付け数値「2」が設定されている。また、エレベータ乗場11の乗場操作盤111および乗場ドア12に該当する位置で検出された異物体については最も重要度が高く、重み付け数値「10」が設定され、乗場ドア12の周辺の位置で検出された異物体についてはやや重要度が高く、重み付け数値「8」が設定され、乗場操作盤111および乗場ドア12からある程度離れた位置で検出された異物体については重要度が低く、重み付け数値「1」が設定されている。
また、(2) 物体の大きさに関しては、1m2以上の異物体については重み付け数値「10」、0.9m2以上1m2未満の異物体については重み付け数値「9」、0.8m2以上0.9m2未満の異物体については重み付け数値「8」・・・が設定されている。また、(3) 物体の形状に関しては、人間として認識される形状の異物体については重み付け数値「10」、棒状の異物体については重み付け数値「9」、ヒモ状の異物体については重み付け数値「8」・・・が設定されている。また、(4) 物体の停滞時間に関しては、撮像情報内に停滞している時間が180sec以上の異物体については重み付け数値「10」、60sec以上180sec未満の異物体については重み付け数値「5」、10sec以上60sec未満の異物体については重み付け数値「3」・・・が設定されている。また、(5) 物体の移動速度に関しては、0.1m/sec以下の異物体については重み付け数値「10」、0.1m/sec超0.5m/sec以下の異物体については重み付け数値「8」・・・が設定されている。また、(6) 物体の温度に関しては、100℃以上の異物体については重み付け数値「10」、50℃以上100℃未満の異物体については重み付け数値「5」、40℃以下の異物体については重み付け数値「0」・・・が設定されている。
このように重要度算出情報が記憶されている状態で、保守点検システム1が稼働するときに、エレベータ制御装置15で実行される処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
保守点検システム1の稼働中は、エレベータ制御装置15の撮像情報取得部152において、各階の乗場撮像装置13−1〜13−nで撮影された乗場撮像情報およびかご内撮像装置14で撮影されたかご内撮像情報が、所定時間間隔で取得される(S1)。そして、取得された撮像情報が撮像情報解析部153において解析され(S2)、通常時は検出されない異物体があるか否かが監視される(S3)。ここで、異物体が検出されると(S3の「YES」、当該異物体に関し、重要度算出情報記憶部151に記憶された重要度算出情報の各物体検出条件に関する重み付け数値が特定され、これらの重み付け数値の合計値が当該物体に関する重要度として算出される(S4)。例えば、検出されたある異物体に関し、撮像情報の解析により、(1) 物体の位置に関する重み付け数値が「8」、(2) 物体の大きさに関する重み付け数値が「10」、(3) 物体の形状に関する重み付け数値が「10」、(4) 物体の停滞時間に関する重み付け数値が「5」、(5) 物体の移動速度に関する重み付け数値が「10」、(6) 物体の温度に関する重み付け数値が「5」と特定されると、これらの合計値「48」が当該物体に関する重要度として算出される。そして、当該異物体が検出されている間の撮像情報に、撮影日時情報および算出された重要度が対応付けられ、撮像情報蓄積部154に蓄積される(S5)。
上述したステップS1〜S5の処理は、次の点検作業までの間、つまり作業員により保守点検作業時に点検作業支援情報を要求する操作が行われるまでの間繰り返され(S6の「NO」)、物体が検出される都度、対応する撮像情報、撮影日時情報、および重要度が蓄積される。
そして、保守点検を行う時に作業員により保守用携帯端末16で点検作業支援情報を要求する操作が行われると、当該操作による点検作業支援情報要求がエレベータ制御装置15に無線送信される(S6の「YES」)。エレベータ制御装置15では、点検作業支援情報要求が無線通信部156を介して取得されると、当該要求への応答として出力情報生成部155において点検作業支援情報が生成され、保守用携帯端末16に無線送信される(S7)。この点検作業支援情報には、撮像情報蓄積部154に蓄積された、異物体ごとの撮像情報、撮影日時情報、および重要度を出力するための情報が含まれる。
保守用携帯端末16では、エレベータ制御装置15から送信された点検作業支援情報がディスプレイに表示される。保守用携帯端末16に表示された点検作業支援情報の一例を、図5に示す。図5の点検作業支援情報には、前回の点検作業から現在までの間に検出された異物体に関する撮影日時情報および撮像情報から生成されたプレビュー画像情報が、重要度の高い順に表示されている。そして、作業員によりいずれかのプレビュー画像を指定する操作が行われると、該当する異物体が検出されている間の映像情報が再生される。表示された出力情報は、作業員の操作により、撮影日時順、撮影日時ごとの重要度の高い順、検出された部位(乗場11、または乗りかご7)ごとの重要度の高い順等に並び替えることが可能である。
また、撮像情報蓄積部154に蓄積された情報のうち、重要度が所定値以上の異物体に関する撮像情報および撮影日時情報は、ネットワーク通信部157、ネットワーク18を介して遠隔監視センター装置17に送信される。これらの情報が遠隔監視センター装置17に送信されることで、重要度の高い異物体に関する情報を遠隔監視センターで把握することができ、保守点検時ではないタイミングであっても必要に応じて点検を指示する情報を出力して、不具合の発生を未然に防止することができる。
以上の本実施形態によれば、前回の点検作業から現在までの間にエレベータ内に出現した異物体に関する情報を、重要度に応じて提示することで、保守点検の必要性が高い箇所を作業員にわかやすく報知して作業効率を向上させることができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…保守点検システム、2…エレベータ、3…昇降路、4…巻上げ機、5…モータ、6…ロープ、7…乗りかご、8…釣り合いおもり、9…コンペンロープ、10…コンペンシーブ、11,11−1〜11−n…エレベータ乗場、12−1〜12−n…乗場ドア、13−1〜13−n…乗場撮像装置、14…かご内撮像装置、15…エレベータ制御装置、16…保守用携帯端末、17…遠隔監視センター装置、18…ネットワーク、31…ピット、71…かご内操作盤、72…かごドア、73…天井、74…側壁、75…床面、111…乗場操作盤、151…重要度算出情報記憶部、152…撮像情報取得部、153…撮像情報解析部、154…撮像情報蓄積部、155…出力情報生成部、156…無線通信部、157…ネットワーク通信部

Claims (5)

  1. エレベータの運転への影響が予測される物体の状態ごとに、影響度合いに応じて予め設定された重み付け数値を重要度算出情報として記憶する重要度算出情報記憶部と、
    前記エレベータの乗場を撮影した乗場撮像情報、および前記エレベータの乗りかご内を撮影したかご内撮像情報を取得する撮像情報取得部と、
    前記撮像情報取得部で取得された乗場撮像情報およびかご内撮像情報を解析して、当該エレベータの正常利用時は存在しない異物体を検出し、検出した異物体の前記エレベータの運転への影響度合いを、当該異物体が含まれる撮像情報および前記重要度算出情報記憶部に記憶された重要度算出情報の重み付け数値に基づいて算出する撮像情報解析部と、
    前記撮像情報解析部で異物体が検出されている間の乗場撮像情報またはかご内撮像情報に、当該撮像情報の撮影日時情報および、前記撮像情報解析部で算出された当該異物体の前記エレベータの運転への影響度合いを対応付けて蓄積する撮像情報蓄積部と、
    撮像情報蓄積部に蓄積された撮像情報および撮影日時情報を、前記影響度合いの高い順に提示した点検作業支援情報を出力するための出力情報を生成する出力情報生成部と
    を備えることを特徴とするエレベータの保守点検システム。
  2. 前記エレベータの保守点検作業の作業員が携帯する携帯端末に無線接続され、
    前記携帯端末から、点検作業支援情報要求が取得されると、当該要求への応答として、前記出力情報生成部で生成された出力情報を前記携帯端末に送信する無線通信部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの保守点検システム。
  3. 遠隔地で前記エレベータの監視を行う遠隔監視センター装置にネットワークを介して接続され、
    前記撮像情報蓄積部に蓄積された情報のうち、所定値よりも高い影響度合いを有する異物体に関する撮像情報および撮影日時情報を、前記遠隔監視センター装置に送信するネットワーク通信部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの保守点検システム。
  4. 前記重要度算出情報記憶部に記憶される重要度算出情報の重み付け数値は、物体の位置、大きさ、形状、撮像情報内での停滞時間、移動速度、または温度の少なくともいずれかに関し、物体の状態ごとに予め設定され、
    前記撮像情報解析部は、前記乗場撮像情報または前記かご内撮像情報から検出した異物体の位置、大きさ、形状、撮像情報内での停滞時間、移動速度、または温度の少なくともいずれかに関して、対応する重み付け数値を前記重要度算出情報記憶部に記憶された重要度算出情報の中から特定し、特定した重み付け数値に基づいて前記エレベータの運転への影響度合いを算出する
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータの保守点検システム。
  5. エレベータの保守点検システムに用いられるエレベータ制御装置が、
    前記エレベータの運転への影響が予測される物体の状態ごとに、影響度合いに応じて予め設定された重み付け数値を重要度算出情報として記憶する重要度算出情報記憶ステップと、
    前記エレベータの乗場を撮影した乗場撮像情報、および前記エレベータの乗りかご内を撮影したかご内撮像情報を取得する撮像情報取得ステップと、
    前記撮像情報取得ステップで取得された乗場撮像情報およびかご内撮像情報を解析して、当該エレベータの正常利用時は存在しない異物体を検出し、検出した異物体の前記エレベータの運転への影響度合いを、当該異物体が含まれる撮像情報および前記重要度算出情報記憶ステップで記憶された重要度算出情報の重み付け数値に基づいて算出する撮像情報解析ステップと、
    前記撮像情報解析ステップで異物体が検出されている間の乗場撮像情報またはかご内撮像情報に、当該撮像情報の撮影日時情報および、前記撮像情報解析ステップで算出された当該異物体の前記エレベータの運転への影響度合いを対応付けて蓄積する撮像情報蓄積ステップと、
    撮像情報蓄積ステップで蓄積された撮像情報および撮影日時情報を、前記影響度合いの高い順に提示した点検作業支援情報を出力するための出力情報を生成する出力情報生成ステップと
    を有することを特徴とするエレベータの保守点検支援情報生成方法。
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