JP5276235B1 - ダブルクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ確実に開閉レバーに取り付けられる押さえ板を有するダブルクリップを提供する。
【解決手段】薄板を側面視二等辺三角形状に折り曲げ、両先端を丸めて先端縁挟持部13aとしたクリップ本体11と、金属線をΩ形状に折り曲げることによって摘み部15aとストッパ部15bとアーム部15cと回動軸部15dとを形成した開閉レバー15と、芯部16aとこれの周壁両側端縁から延出する二枚のフランジ部16b・16cとからなる押さえ板16と、で構成し、アーム部15cを二枚のフランジ部16b・16cの間に嵌合させ、ストッパ部15bを拡開して摘み部16aの領域内に押しこんだのちアーム部15cを幅方向内向きに縮め、クリップ本体11の差し込み口13bに回動軸部15dの先端部を合わせてから緩めることによって先端縁挟持部13a内に回動軸部15dを嵌入させ開閉レバー15を取り付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙葉類を束ねて挟持するためのダブルクリップに関する。
紙葉類を束ねるための挟持具としては、弾性力を有する金属板を側面視略二等辺三角形状に折り曲げてクリップ本体を形成し、これに金属線を折り曲げた開閉レバーを起伏自在に取り付けたダブルクリップがよく知られている。このダブルクリップは、構造が簡単で使いやすい反面、開閉レバーが細い金属線でできているため、摘み操作をおこなう際に指の腹が局所的に圧迫されて痛みが生じるという欠点があった。
そこで、この欠点を解消するものとして、開閉レバーの摘み部に補助的に押さえ板を取り付け、指先に加わる力を分散させるようにした例えば特許文献1や特許文献2に開示されている提案がある。
このうち特許文献1の提案は、基端部を開閉自在に連結した二枚の薄板の一方または双方の内面に線材受け入れ凹溝を設けるとともに、同じく二枚の薄板のいずれか一方の内面に差し込み突子を、他方に該差し込み突子の受け入れ孔を、お互いが嵌合可能なように形成したものである。
また、特許文献2の提案は、押さえ板の周縁部に嵌着用の溝部を設け、該溝部の一方の溝縁の高さを他方の高さよりも低くし、その低い方の溝縁が、起立姿勢にある開閉レバーの摘子部間となるように嵌着したものである。
実公昭61−23418号公報 実公平3−44545号公報
しかしながら、特許文献1の提案にかかるダブルクリップには、二枚の薄板の連結部を本体側縁から外側に向かって突出させざるを得ないためにデザイン上の制約が生じ、美観を損ねるという大きな欠点があり、加えて、差し込み突子およびこれに対応する受け入れ孔が高さ方向、深さ方向に向かってそれぞれまっすぐに形成されているのに対し、これらを備えた二枚の薄板は連結部を中心として円弧状に移動するため、摘み部を小型化した場合には曲率が大きくなって嵌め合わせができなくなるという問題点も残されていた。
また、特許文献2の提案にかかるダブルクリップは、開閉レバーを挟持する方向に力を加える場合には高い方の溝縁部が摘み部にしっかりと掛かるので押さえ板が外れることはないものの、開閉レバーを反転させ伏臥姿勢にしようとする際には低い方の溝縁部に力が加わるため、押さえ板が容易に外れてしまうという欠点があった。
本発明は、かかる従来のダブルクリップの問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、簡単かつ確実に開閉レバーに組み付けられ不用意に外れることのない押さえ板を具備するダブルクリップを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のダブルクリップは、
弾性力を有する薄板を側面視略二等辺三角形状に折り曲げることによって背板と該背板の長さ方向両端縁からそれぞれ延設される一対の対向する挟持板とが形成され、該挟持板のそれぞれに軸受け部と先端縁挟持部とが設けられたクリップ本体と、金属線を略Ω形状に折り曲げることによって摘み部とアーム部と幅方向外向きに折り曲げられた回動軸部とが形成され、該回動軸部の軸方向に弾性的に拡縮可能な開閉レバーと、からなり、前記クリップ本体側の軸受け部に開閉レバー側の回動軸部が起伏自在に差し込まれたダブルクリップにおいて、
芯部と、これの周壁両側端縁から径方向外向きにそれぞれ延出する二枚のフランジ部と、で構成され、該二枚のフランジ部間の溝部に摘み部を嵌合させることによって開閉レバーに取り付けられる押さえ板を具備するとともに、開閉レバーの摘み部とアーム部との間に前記押さえ板の抜け止め用ストッパ部を形成し、
開閉レバーがクリップ本体に取り付けられる前の状態ではこのストッパ部が幅方向外向きに弾性的に拡開することによって摘み部内に押さえ板が嵌入可能であり、
開閉レバーがクリップ本体に取り付けられた状態ではストッパ部が拡開不可となって前記押さえ板が摘み部から抜けないように構成されていることを特徴とするものである。
こうした構成をとることによって、開閉レバーの摘み部領域内に収容された押さえ板は、周囲を取り囲んだ摘み部およびストッパ部と、自身の芯部から延出し摘み部を間に挟む二枚のフランジ部とによって、径方向にも厚み方向にも動かすことができなくなり、強い力を加えたとしてもしっかりと取り付けられたまま外れることがない。
なお、前記開閉レバーもしくは押さえ板またはその両方には、取り付け状態にある押さえ板が周方向に回動することを防ぐための回り止め手段を備えてもよい。
こうした構成をとることによって、開閉レバーに組み付けられた押さえ板が正しい位置から周方向に捻れてしまうのを防ぐことができるという効果が生じる。
本発明によれば、簡単かつ確実に開閉レバーに組み付けられ不用意に外れることのない押さえ板を具備するダブルクリップを提供することができる。
本発明にかかるダブルクリップの第1実施形態を示しており、(a)は斜視図、(b)は押さえ板の表面と対峙する位置からみた図。 同、側面図。 同、分解斜視図。 同、組み付け工程説明図。 第1実施形態の変形例1を示しており、(a)は斜視図、(b)は要部拡大断面図。 同、開閉レバーを伏臥姿勢にした使用状態斜視図。 本発明にかかるダブルクリップの第2実施形態を示しており、(a)は斜視図、(b)は押さえ板の表面と対峙する位置からみた図、(c)は要部拡大断面図。 本発明にかかるダブルクリップの第3実施形態を示しており、(a)は斜視図、(b)は押さえ板の表面と対峙する位置からみた図。 本発明にかかるダブルクリップの第4実施形態を示しており、押さえ板の表面と対峙する位置からみた図。
以下、本発明にかかるダブルクリップの実施形態を図に基づき説明するが、これに限定されるものではない。
≪第1実施形態≫
図1ないし図4は本発明にかかるダブルクリップの第1実施形態を示しており、図1(a)は斜視図、(b)は押さえ板の表面と対峙する位置からみた図。図2は側面図。図3は分解斜視図。図4は組み付け工程説明図である。
図において、ダブルクリップ10は、クリップ本体11と、それぞれ一対の開閉レバー15・15および押さえ板16・16と、で構成されている。
このうちクリップ本体11は、金属や合成樹脂等の弾性復元力に優れる薄板材からなっており、これを折り曲げることによって、背板12と、これの長さ方向両端縁からそれぞれ延設される一対の挟持板13・13とで構成される側面視略二等辺三角形形状に形成されている。さらに前記挟持板13・13の先端縁の幅方向両側部分はそれぞれさらに前方向(背板12が配された側とは反対の方向)に延出したのち外側(お互いが離れる方向)に向かって筒状に丸められ、先端縁挟持部13a・13aを形成している。この先端縁挟持部13a・13aは開閉レバー15が起伏自在にクリップ本体11に取り付けられるための軸受け部としての役割をも担っており、これの幅方向内側にはこの開閉レバー15の先端部を挿入するための差し込み口13bが設けられている。また、挟持板13の先端縁の中央部分も同様に延設されたのち外側(先端部が離れる方向)に向かって略U字形状に丸められ、開閉レバー15の先端を先端縁挟持部13a内に導くための案内部13cを形成している。
かかるクリップ本体11の構成は、従来ダブルクリップのそれと何ら変わるものではない。
つぎに開閉レバー15は、剛性が高く弾力性を有する金属線材を折り曲げてなるもので、幅方向に略円弧状に膨出する摘み部15a、該摘み部15aの両端部からそれぞれ延出し幅方向内側(お互いが近づく方向)に向かって湾曲する一対のストッパ部15b・15b、該ストッパ部15b・15bからさらに延出し先端にいくにつれて幅方向外側に緩やかに拡開するアーム部15c・15c、さらに該アーム部15c・15cの先端から幅方向外向きに屈曲してそれぞれ延出する回動軸部15d・15d、とで構成されている。
かかる開閉レバー15の構成は、摘み部15aとアーム部15cとの間に押さえ板抜け止め用のストッパ部15bが設けられている点のみが従来ダブルクリップのそれと異なっており、他は何ら変わるものではない。
そして押さえ板16は、合成樹脂よりなるもので、略短円柱状に形成された芯部16aと、その周壁両側縁部から径方向外向きにそれぞれ延出する略円盤状の二枚のフランジ部16b・16cとで構成され、該二枚のフランジ部16b・16cと前記芯部16aの周壁とによって摘み部嵌入用の溝部16dが形成されている。
かかる構成を有する本実施形態のダブルクリップ10は、つぎのようにしてクリップ本体11に開閉レバー15と押さえ板16とを組み付け、市場に供される。以下、図4に示す組み付け工程説明図を参照して説明する。なお、ここでは煩雑さを防ぐため符号は必要最小限にとどめている。
最初に、図4(a)に示すように押さえ板16を開閉レバー15の左右の回動軸部15d・15dの間に配し、これの溝部16dに開閉レバー16の左右のアーム部15c・15cを嵌合させながら摘み部15aに向かって押し込んでいく。
アーム部15c・15cは、摘み部15aに近づくにしたがってお互いが接近しており、摘み部15aの手前には押さえ板16の芯部16aの径よりもお互いの間隔が狭いストッパ部15b・15bが形成されている。したがって、押さえ板16はそのままではこのストッパ部15b・15bに阻まれてこれを通過することはできないが、開閉レバー15は弾性力を有する金属線でできているため、押さえ板16を強く押し込めば図4(b)に示すように弾性変形してストッパ部15b・15bの間隔が幅方向に拡がり、押さえ板16の摘み部15a内への進入を許すようになっている。
図4(c)に示すように押さえ板16が摘み部15aの領域内に収容された状態になったら、今度は開閉レバー15のアーム部15c・15cを摘んで図4(d)に示すようにお互いに近づく方向すなわち幅方向内向きに押し縮め、クリップ本体11に設けられた先端縁挟持部13aの差し込み口13bにその先端部を当接させる。その後、押し縮めている力を緩めると弾性復元力によって回動軸部15d・15dは先端縁挟持部13a内に嵌入し、図4(e)に示すようにクリップ本体11に組み付けられた状態となる。
開閉レバー15がクリップ本体11に組み付けられた状態にあるとき、押さえ板16は、径方向を開閉レバー15側の摘み部15aとストッパ部15bとによって取り囲まれ、厚み方向への動きは自身の二枚のフランジ部16b・16cによって阻まれている。したがって、開閉レバー15を反転操作する際や押さえ板16を挟持する際に大きな力を加えられたとしてもしっかりと取り付けられた状態を維持して外れることがない。
なお、押さえ板16は、ここでは合成樹脂による一体成型のものとしたが、これに限らず例えばフランジ部16b・16cを金属製の薄板円盤とし、芯部16aを合成樹脂で形成してこれらを組み合わせえたものであってもよい。また全体が金属製のものであってもよく、合成樹脂と合成樹脂とを組み合わせたものであってもよい。
以上説明したように本発明によれば、開閉レバーの摘み部に押さえ板を簡単かつ確実に取り付けられることができる。さらに、前記した手順を逆におこなうことによって力を必要とせずまた難しい操作をおこなうことなく簡単に押さえ板を取り外すこともできるので、様々な色や形の押さえ板を準備しておき、ユーザーの要望に応じて随時取り替えるようにすることでノベルティ商品としての付加価値を高めることもできる。
〈第1実施形態の変形例1〉
図5および図6は第1実施形態の変形例1を示しており、図5(a)は斜視図、(b)は要部拡大断面図、図6は開閉レバーを伏臥姿勢にした使用状態の斜視図である。なお、煩雑さを防ぐため、以降の説明においては同一構造のものには同一符号を付して説明を省略し、変更点のみを説明する。これは他の実施形態においても同様とする。
この変形例1においては、押さえ板16は、芯部16aの一方の面(開閉レバー15が起立姿勢にあるときにクリップ本体11に近い側)の中央部に窪み部16eが形成されている。こうすることによって、図5(b)の要部拡大断面図に示すように芯部16aとフランジ部16b・16cとが均一の肉厚となり、樹脂成型の際に肉が偏って厚い部分に生じやすい空洞や表面のヒケ(くぼみ)といった不良を防ぐことができるという利点が生じる。
なお、この窪み部16eの内部には該窪み部16eと略同形状の磁石を填装してもよい。そうすることによって、スチール製の壁や机等にダブルクリップ10を吸着固定させることができるようになり、より使い勝手がよくなる。ちなみに、この場合は磁石を嵌めこむことによって窪み部16eを塞ぐことになるので、指に当たる面の側に窪み部16eを形成することも可能となる。
また、ここでの開閉レバー15は、アーム部15cの中央部に屈曲部15eを設け、アーム後半部分(摘み部15aに近い側)を起立姿勢でフランジ部16bの厚み分だけクリップ本体11側に近づけている。こうすることによって、図6に示すように紙葉類Sを挟んで開閉レバー15を伏臥姿勢にしたときにも押さえ板16の嵩張りが少なくなるという効果が生じる。
≪第2実施形態≫
図7は第2実施形態を示しており、(a)は斜視図、(b)は押さえ板の表面と対峙する位置からみた図、(c)は要部拡大断面図である。図において符号20はダブルクリップ、26は押さえ板、26b・26cは上下二枚のフランジ部をそれぞれ示している。
ここでの押さえ板26と摘み部15aとの嵌合部分は、対向するストッパ部15b・15bのそれぞれの近傍と摘み部15aの突端部との計三箇所のみとなっている。
このように、摘み部15aと押さえ板26のフランジ部26b・26cとは全体にわたって嵌合する必要はなく、要は安定して押さえ板26を支持できるような適宜位置に嵌合部が配設されたものであればよい。
また、図7(c)に示すように、ここでのフランジ部26b・26cの幅W1・W2は、開閉レバー15を構成する金属線材の径Dよりも小さく形成されたものとなっている。
このように、嵌合部においても摘み部15aの径全体がフランジ部26b・26c内に完全に嵌入している必要はなく、要は紙葉類を挟持する際に押さえ板26を押圧する力と開閉レバー15を反転させるときに押さえ板26に加わる力に耐え得るだけの長さおよび厚みがフランジ部26b・26cのそれぞれに備わっていればそれでよい。なお、フランジ部26b・26cの幅寸法W1・W2は、開閉レバー15の径Dの半分(すなわち半径)を超える寸法があることが望ましい。こうすることによって、押さえ板26に力が加えられた場合にも、その力によって摘み部15aが幅方向外向きに拡開するおそれがなくなり、摘み部15aがその力を全て受け止めて支持することが可能となるという効果が生じる。
なお、フランジ部26b・26cはここでは同じ幅寸法、形状を有するものとなっており、裏表を忖度することなく組み付けが可能であるが、これに限定されず、それぞれが異なったものであってもよい。
≪第3実施形態≫
図8は本願発明にかかるダブルクリップの第3実施形態を示しており、(a)は斜視図、(b)は押さえ板の表面と対峙する位置からみた図である。
図において、符号30はダブルクリップ、36は押さえ板、36aは芯部、36b・36cは上下のフランジ部をそれぞれ示している。
ここでのフランジ部36b・36cは、平面視矩形状に形成され、芯部36aは、その周壁から回り止め手段としての回り止め凸部83が径方向に突設されたものとなっている。
回り止め部83は、押さえ板36が摘み部15aに組み込まれた状態にあるときに対向するストッパ部15b・15bの間に位置するように設けられており、押さえ板36が周方向に回動することを防ぎ、押さえ板が捻れて美観を損ねるといった不都合を防ぐ効果がある。かかる構成は、この実施形態のように押さえ板の形状が平面視矩形状等の非円形状である場合に特に有効であるが、円形状のものであっても押さえ板の表面に印刷を施す場合等に有効である。
≪第4実施形態≫
図9は本願発明にかかるダブルクリップの第4実施形態を示しており、押さえ板の表面と対峙する位置からみた図である。符号40はダブルクリップ、45は開閉レバー、45aは摘み部、46は押さえ板、46aは芯部、46b・46cは上下のフランジ部をそれぞれ示している。
ここでの押さえ板46のフランジ部46b・46cは、平面視でハート形状に形成されたものとなっており、回り止め手段として、摘み部45aの突端部に摘み部領域内に向かって屈曲する回り止め屈曲部84aが形成されるとともに、芯部46aの周壁のこれに対応する位置に回り止め凹部84bが径方向内側に向かって凹設されている。
このように回り止め手段は、摘み部と押さえ板の双方に設けられ、これらが嵌合することによって奏効するものであってもよい。
また、さらに別の回り止め手段として、例えば開閉レバーの弾性復元力を利用し、クリップ本体に開閉レバーが組み付けられた状態にあるときに押さえ板の周壁が開閉レバー側のストッパ部によって強く挟持されて回り止めの役割を果たすようにしたものなどであってもよい。
以上説明したように、本発明にかかるダブルクリップは、開閉レバーの摘み部に押さえ板を簡単かつ確実に取り付けられ、しかもいったん取り付けられた押さえ板は不用意に外れることがないので使用しやすく、取り扱いも容易であるという大きな利点を有している。
10、20、30、40・・・・・・ダブルクリップ
11・・・・・・・・・・・・・・・クリップ本体
12・・・・・・・・・・・・・・・背板
13・・・・・・・・・・・・・・・挟持板
13a・・・・・・・・・・・・・・先端縁挟持部
13b・・・・・・・・・・・・・・差し込み口
13c・・・・・・・・・・・・・・案内部
15、45・・・・・・・・・・・・開閉レバー
15a、45a・・・・・・・・・・摘み部
15・・・・・・・・・・・・・・・ストッパ部
15c・・・・・・・・・・・・・・アーム部
15d・・・・・・・・・・・・・・回動軸部
15e・・・・・・・・・・・・・・屈曲部
16、26、36、46・・・・・・押さえ板
16a、36a、46a・・・・・・芯部
16b、26b、36b、46b・・フランジ部
16c、26c、36c、46c・・フランジ部
16d・・・・・・・・・・・・・・溝部
16e・・・・・・・・・・・・・・窪み部
83・・・・・・・・・・・・・・・回り止め凸部
84a・・・・・・・・・・・・・・回り止め屈曲部
84b・・・・・・・・・・・・・・回り止め凹部

Claims (2)

  1. 弾性力を有する薄板を側面視略二等辺三角形状に折り曲げることによって背板と該背板の長さ方向両端縁からそれぞれ延設される一対の対向する挟持板とが形成され、該挟持板のそれぞれに軸受け部と先端縁挟持部とが設けられたクリップ本体と、金属線を略Ω形状に折り曲げることによって摘み部とアーム部と幅方向外向きに折り曲げられた回動軸部とが形成され、該回動軸部の軸方向に弾性的に拡縮可能な開閉レバーと、からなり、前記クリップ本体側の軸受け部に開閉レバー側の回動軸部が起伏自在に差し込まれたダブルクリップにおいて、
    芯部と、これの周壁両側端縁から径方向外向きにそれぞれ延出する二枚のフランジ部と、で構成され、該二枚のフランジ部間の溝部に摘み部を嵌合させることによって開閉レバーに取り付けられる押さえ板を具備するとともに、開閉レバーの摘み部とアーム部との間に前記押さえ板の抜け止め用ストッパ部を形成し、
    開閉レバーがクリップ本体に取り付けられる前の状態ではこのストッパ部が幅方向外向きに弾性的に拡開することによって摘み部内に押さえ板が嵌入可能であり、
    開閉レバーがクリップ本体に取り付けられた状態ではストッパ部が拡開不可となって前記押さえ板が摘み部から抜けないように構成されていることを特徴とするダブルクリップ。
  2. 前記開閉レバーもしくは押さえ板またはその両方に、取り付け状態にある押さえ板が周方向に回動することを防ぐための回り止め手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載のダブルクリップ。
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