JP5274299B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、撮影レンズの瞳の異なる位置を透過する光束を撮像素子の各画素で受光して、各画素で光電変換された信号に基づいて瞳分割方式の焦点検出を行う演算手段を具備したデジタルスチルカメラ等の撮像装置に関するものである。
撮影レンズの焦点状態を検出する方式の一つとして、センサの各画素にマイクロレンズが形成された2次元のセンサを用いて瞳分割方式の焦点検出を行う装置が特許文献1に開示されている。特許文献1の装置では、センサを構成する各画素の光電変換部が複数に分割され、分割された光電変換部がマイクロレンズを介して撮影レンズの瞳の異なる領域を受光するように構成されている。
また特許文献2では、マイクロレンズと光電変換部との相対位置を偏位させた画素を2次元的に配置した、イメージセンサを兼ねた撮像装置が開示されている。特許文献2の撮像装置では、撮影レンズの焦点状態を検出する場合には、マイクロレンズと光電変換部との相対偏位方向が異なる画素列で生成された像に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出している。一方、通常の画像を撮像するときは、マイクロレンズと光電変換部との相対偏位方向が異なる画素を加算することにより、画像を生成している。
また、本出願人は、デジタルスチルカメラに用いられるイメージセンサ(撮像素子)を用いて瞳分割方式の焦点検出を行う撮像装置を特許文献3に開示している。
図11は、特許文献3に開示された撮像装置の平面図である。図中Gは、緑色のカラーフィルタが組み込まれた画素、Rは赤色のカラーフィルタが組み込まれた画素、Bは青色のカラーフィルタが組み込まれた画素をそれぞれ示す。これらの画素は、いわゆるベイヤー配列で2次元配列されている。
また、図中S1、S2は焦点検出を行うための画素であり、ベイヤー配列のG画素に対応する位置に配設されている。画素S1及びS2は、マイクロレンズと光電変換部との間に遮光層を有し、画素S1と画素S2とでは遮光層の開口部の位置が異なっている。その結果、画素S1と画素S2とは、撮影レンズの異なる瞳領域を通過する光束を受光するため、画素S1の画素列で生成された像と画素S2の画素列で生成された像とに基づいて相関演算を行う。これにより撮影レンズの焦点状態が検出される。なお、撮影レンズの異なる瞳領域を通過した光束により生成された像に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出する方法は、公知の技術である。
また、通常の画像を撮像する場合は、焦点検出を行うための画素S1、S2を欠陥画素とみなして、画素S1、S2の周辺に位置する画素から補間処理を行って画像を生成している。
特開昭58−24105号公報(第2頁、図1) 特許第2959142号公報(第2頁、図2) 特許第3592147号公報(第7頁、図2)
しかしながら、特許文献2の撮像装置においては、通常の画像の撮影では、撮影レンズの異なる瞳領域を通過した光束を受光する画素を加算することにより画像を生成しているため、解像度の高い画像を得ることができないという欠点があった。
また、特許文献3の撮像装置では、通常の画像の撮影では、焦点検出を行う画素の画像信号を焦点検出を行う画素の周辺に位置する画素から補間処理を行って生成しているため、画質が劣化するいう欠点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像素子の像信号に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出することを可能にするとともに、通常の画像の撮影する際も、画質の劣化の度合いを小さくすることを目的とする。
本発明は、撮像装置に係り、撮影レンズの全瞳領域を受光する第1の画素と、前記撮影レンズの一部の瞳領域を受光する第2の画素と、で構成された撮像素子と、前記第2の画素から得られる信号を用いずに前記第1の画素から得られる第1の像と、前記第2の画素から得られる第2の像と、に基づいて前記撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子の像信号に基づいて撮影レンズの焦点状態を検出することを可能にするとともに、通常の画像の撮影する際も、画質の劣化の度合いを小さくすることが可能となる。
本発明の好適な実施の形態に係る撮像装置であるカメラの構成図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの一部平面図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの一部平面図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの一部断面図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの分光感度特性図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサで生成される撮影レンズの線像分布図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの平面図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの一部平面図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの一部平面図である。 本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの一部断面図である。 従来のイメージセンサの一部平面図である。
(第1の実施形態)
図2は撮像素子であるイメージセンサの一部平面図、図4はイメージセンサの一部断面図、図3はイメージセンサの一部平面図、図5はイメージセンサの分光感度特性、図6は線像分布、図7はイメージセンサの平面図、図8はイメージセンサの一部平面図である。
図1は、本発明の好適な実施の形態に係る撮像装置であるデジタルスチルカメラの構成図である。10はイメージセンサ(撮像素子)であり、デジタルスチルカメラ1の撮影レンズ5の予定結像面に配置されている。デジタルスチルカメラ1は、デジタルスチルカメラ1の全体を制御するCPU20、イメージセンサ10を駆動制御する制御手段であるイメージセンサ制御回路21を備える。デジタルスチルカメラ1はまた、イメージセンサ10で撮像した画像信号を画像処理する画像処理手段24、画像処理手段24で画像処理された画像を表示する表示手段である液晶表示素子9とそれを駆動する液晶表示素子駆動回路25を備える。デジタルスチルカメラ1はまた、液晶表示素子9に表示された被写体像を観察するための接眼レンズ3、イメージセンサ10で撮像された画像を記録するメモリ回路22を備える。デジタルスチルカメラ1はまた、画像処理手段24で画像処理された画像をデジタルスチルカメラ1の外部に出力するためのインターフェース回路23を備える。
撮影レンズ5は、デジタルスチルカメラ1に対して着脱可能であり、便宜上2枚のレンズ5a、5bで図示しているが、実際には多数枚のレンズで構成されている。撮影レンズ5は、デジタルスチルカメラ1のCPU20から送られてくる焦点調節情報を電気接点26を介してレンズCPU50で受信し、その焦点調節情報に基づいて撮影レンズ駆動機構51によって合焦状態に調節される。また、53は撮影レンズ5の瞳近傍に配設された絞り装置であり、絞り駆動機構52によって所定の絞り値に絞り込まれるように構成されている。また、CPU20は、撮影レンズ5の焦点状態を算出する演算手段を兼ねている。
図2は、イメージセンサ10の一部平面図である。図中1マスが1画素を示している。1マスの中に書かれた「R」「G」「B」の文字は、各画素のカラーフィルタの色相を表している。「R」「G」「B」の文字が書かれた各画素は、撮影レンズ5の全瞳領域を受光するように構成されている。ここで、緑色のカラーフィルタが組み込まれた「G」で表される画素の一部は、焦点検出を行うための第1の画素として使用される。
また、ベイヤー配列の場合、1画素は「R」「B」の画素と2つの「G」の画素で構成されるが、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子は、「R」又は「B」であるべき画素の一部に、撮影レンズ5の一部の瞳領域を受光する第2の画素が形成されている。第2の画素は、図中1マスの半分を縦縞又は横縞で図示されている。縞の部分が各画素の遮光領域を示しており、縦縞がある画素は図中水平方向(x軸方向)に受光強度分布の偏りを持っており、縦線を含む被写体に対する焦点検出の際に使用される。一方、横縞がある画素は図中垂直方向(y軸方向)に受光強度分布の偏りを持っており、横線を含む被写体に対する焦点検出の際に使用される。
例えば、縦線を含む被写体に対する焦点状態を検出する場合について説明する。この場合、図中太い実線で囲まれた複数の画素に含まれる画素のうち、
・図中水平方向(x軸方向)に受光強度分布の偏りを持つ第2の画素から得られる像信号(第2の像)と、
・第2の画素に隣接する、「G」で図示された第1の画素から得られる像信号(第1の像)とに基づいて、焦点状態が検出される。
一方、通常の画像の撮像時は、受光強度分布の偏りを持つ第2の画素は欠陥画素として取り扱われ、第2の画素ではその周辺に位置する画素の補間処理を行って画像信号が生成される。ここで、通常の撮像に使用される「G」で図示された画素からの出力を利用して焦点状態を検出しており、受光強度分布の偏った第2の画素の数が半減しているため、通常の画像の撮像時の画質の劣化を低減している。
以下、本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサ10の構成を図3〜図5を用いて説明する。
図3は、撮像素子であるイメージセンサ10の一部平面図であり、図2のイメージセンサの一部平面の図中で点線で囲った領域の拡大図である。図中、311〜314は第1の電極、321〜324は第2の電極をそれぞれ示している。本実施形態では、第1の電極の一部で光電変換領域を覆うことによって、撮影レンズ5の瞳の受光領域を制限するように構成している。
図4は、イメージセンサ10の一部断面図であり、図3のイメージセンサの一部平面図の中に示した点線矢印部の断面図である。図中右側の画素は、撮影レンズ5の全瞳領域を受光可能な第1の画素を示し、図中左側の画素は、撮影レンズ5の一部の瞳領域からの光束を受光可能な第2の画素を示している。
イメージセンサ10は、シリコン基板110の内部に光電変換部111が形成されている。光電変換部111で発生した信号電荷は、不図示のフローティングディフュージョン部、第1の電極131及び第2の電極132を介して外部に出力される。光電変換部111と電極131との間には層間絶縁膜121が形成され、電極131と電極132との間には層間絶縁膜122が形成されている。また、電極132の光入射側には層間絶縁膜123が形成され、さらにパッシべーション膜140、平坦化層150が形成されている。平坦化層150の光入射側には、カラーフィルタ層151、平坦化層152及びマイクロレンズ153が形成されている。ここで、マイクロレンズ153のパワーは、撮影レンズ5の瞳と光電変換部111とが略共役になるように設定されている。
撮影レンズ5を透過した被写体光は、イメージセンサ10近傍に集光する。イメージセンサ10に到達した光は、マイクロレンズ153で屈折され、光電変換部111に集光する。通常の撮像にも使用される図中右側の第1の画素では、入射する光を効率的に受光可能なように第1の電極131及び第2の電極132が配設されている。
一方、通常の撮像時には、欠陥画素として取り扱われる図中左側の第2の画素では、第1の電極131(図3のイメージセンサ平面図では311及び312)の一部が光電変換部111を覆うように構成されている。その結果、図中左側の第2の画素では、撮影レンズ5の瞳の一部を透過する光束が受光可能となっている。また、第1の電極131が入射光束の一部を遮光しているため、光電変換部111の出力が小さくなることを防ぐために、第2の画素のカラーフィルタ層154が光を吸収しない樹脂で形成されている。
図5は、イメージセンサの分光感度特性図であり、図中実線は緑色のカラーフィルタ層151が形成された第1の画素の分光感度特性を示し、図中点線は無色の樹脂層で構成されたカラーフィルタ層154が形成された第2の画素の分光感度特性を示している。撮像装置を構成する撮像素子の第1の画素の分光感度特性と第2の画素の分光感度特性が異なるように構成されている。これにより、撮影レンズの一部の瞳領域を受光する第2の画素の受光効率を向上させ、焦点検出能力を高めることが可能となる。
第2の画素では、広い波長範囲の光を受光可能なように構成されることにより、電極131での遮光による光量低下の影響を補うようにされている。
図6は、本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサ10で生成される撮影レンズ5の線像分布図である。図中実線は撮影レンズ5の全瞳領域を受光可能な第1の画素で生成される線像を示し、図中点線は撮影レンズ5の一部の瞳領域を受光可能な第2の画素で生成される線像を示している。
第1の画素で生成される線像は略対称であるが、第2の画素で生成される線像は非対称となる。そのため、第1の画素で生成される線像の重心と、第2の画素で生成される線像の重心とがずれており、その重心のずれ量は撮影レンズ5のデフォーカス量に略比例する。その結果、第1の画素から得られる被写体像の重心と第2の画素から得られる被写体像の重心との差を演算手段であるCPU20で求めることにより、撮影レンズ5の焦点状態が検出される。
図7は、本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサの概略平面図である。図中点線はイメージセンサ10の象限の区切りを示し、点線の交点は撮影レンズ5の光軸と略一致している。
イメージセンサ10の周辺領域では、撮影レンズ5のレンズ枠による光束のけられ(いわゆるビネッティング)が発生する。そこで、本発明の好適な実施の形態に係るイメージセンサ10では、焦点検出の際に使用する第2の画素が各象限毎に撮影レンズ5の受光可能な瞳領域が異なるように構成されている。その結果、撮影レンズ5のレンズ枠による光束のけられを防止し、良好な焦点検出を行うことができる。
本実施形態では、撮影レンズ5の全瞳領域を受光する第1の画素を緑色のカラーフィルタ層151が形成された画素とした。しかしながら、例えば、紅葉のような被写体では、赤色のカラーフィルタが形成された画素、海や空を含んだ被写体では青色のカラーフィルタが形成された画素を選択することにより、被写体の色に依存することなく良好な焦点検出が可能となる。このように、撮像装置を構成する撮像素子の第1の画素は、被写体の色に応じて分光感度特性が異なる画素が選択されるように構成されうる。これにより、被写体の色による焦点検出能力の低下を防止することが可能となる。
また、本実施形態では、第1の電極の一部で光電変換領域を覆うことによって撮影レンズ5の瞳の受光領域を制限するように構成した。しかしながら、図8のイメージセンサ10の一部平面図に示すように、第2の電極321及び322で光電変換領域を覆うように構成しても構わない。
また、本実施形態では、図中x軸方向に受光分布が異なる第2の画素に基づいて焦点検出方法の説明を行ったが、図中y軸方向に受光分布が異なる第2の画素においても同様である。このように、撮像装置を構成する撮像素子の第2の画素は、撮像素子における位置によって、撮影レンズの瞳の受光領域が異なるように構成されうる。これにより、撮影レンズのレンズ枠によるけられの影響を小さくして、焦点検出能力を向上させることが可能となる。
(第2の実施形態)
図9〜図10は本発明の好適な第2の実施形態に係るイメージセンサの構成図である。
図9は、撮像素子であるイメージセンサ10の一部平面図であり、図2のイメージセンサの一部平面図中に点線で囲った領域の拡大図である。図中311〜314は第1の電極、321〜324は第2の電極を示している。本実施形態では、タングステン等の遮光部材で構成された遮光層113で光電変換領域を覆うことによって、撮影レンズ5の瞳の受光領域を制限するように構成されている。
図10はイメージセンサ10の一部断面図であり、図9のイメージセンサの一部平面図の中に示した点線矢印部の断面図である。図中右側の画素は、撮影レンズ5の全瞳領域を受光可能な第1の画素を示し、図中左側の画素は、撮影レンズ5の一部の瞳領域からの光束を受光可能な第2の画素を示している。
イメージセンサ10は、シリコン基板110の内部に光電変換部111が形成されている。光電変換部111で発生した信号電荷は、不図示のフローティングディフュージョン部、第2の電極132を介して外部に出力される。光電変換部111と2の電極132との間には層間絶縁膜121が形成され、層間絶縁膜121と第2の電極132との間には層間絶縁膜122が形成されている。また、第2の電極132の光入射側には層間絶縁膜123が形成され、さらにパッシべーション膜140、平坦化層150が形成されている。平坦化層150の光入射側には、カラーフィルタ層151、平坦化層152及びマイクロレンズ153が形成されている。ここで、マイクロレンズ153のパワーは、撮影レンズ5の瞳と光電変換部111とが略共役になるように設定されている。
撮影レンズ5を透過した被写体光は、イメージセンサ10近傍に集光する。イメージセンサ10に到達した光は、マイクロレンズ153で屈折されて、光電変換部111に集光する。このとき、第2の電極132は入射する光を効率的に受光可能なように配設されている。
通常の撮像時には欠陥画素として取り扱われる図中左側の第2の画素では、光電変換を行わない領域に酸化膜層112が形成されている。さらに、酸化膜層112の光入射側には、タングステンによる遮光層113が形成されている。その結果、図中左側の第2の画素では、撮影レンズ5の瞳の一部を透過する光束が受光可能となっている。また、遮光層113が入射光束の一部を遮光している。そのため、光電変換部111の出力が小さくなることを防ぐために、第2の画素のカラーフィルタ層154が光を吸収しない樹脂で形成されている。
第1の実施形態と同様に、第1の画素から得られる被写体像の重心と第2の画素から得られる被写体像の重心との差を演算手段であるCPU20で求めることにより、撮影レンズ5の焦点状態が検出される。
1 カメラ
10 撮像素子
S1、S2 焦点検出部

Claims (5)

  1. 撮影レンズの全瞳領域を受光する第1の画素と、前記撮影レンズの一部の瞳領域を受光する第2の画素と、で構成された撮像素子と、
    前記第2の画素から得られる信号を用いずに前記第1の画素から得られる第1の像と、前記第2の画素から得られる第2の像と、に基づいて前記撮影レンズの焦点状態を算出する演算手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記演算手段は、前記第1の像の重心と、前記第2の像の重心との差を求めることにより、前記撮影レンズの焦点状態を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の画素の分光感度特性と、前記第2の画素の分光感度特性と、が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子の第1の画素は、分光感度特性が異なる画素を有し、被写体の色に応じて、前記焦点状態の算出に用いる前記第1の画素の分光感度特性が選択されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子の第2の画素の受光強度分布は、垂直または水平方向で偏りを持っており、前記撮像素子における位置に応じて前記第2の画素が受光可能な前記撮影レンズの瞳領異なるように、前記第2の画素が、前記受光強度分布の前記水平方向における偏りが、前記撮像素子と光軸との交点を通る垂直軸を挟んで対称となるように、かつ前記受光強度分布の前記垂直方向における偏りが、撮像素子と光軸との交点を通る水平軸を挟んで対称となるように前記撮像素子に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
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