JP5272445B2 - 生体認証システム、生体認証方法および生体認証プログラム - Google Patents

生体認証システム、生体認証方法および生体認証プログラム Download PDF

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Description

この発明は、利用者に対して質問を行い、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人認証システム、個人認証方法および個人認証プログラムに関する。
近年、入退室管理や図書の貸し出しなどで、本人確認の手段として生体認証を利用するケースが増えている(特許文献1参照)。生体認証では、最初にIDなどを入力し、個人を特定してから認証処理を行う1:1認証と、IDなどを入力せずに登録済みの生体データ全てと照合処理を行う1:N認証が知られている。
このような生体認証における1:N認証では、登録済の全データと照合を行うと処理時間が膨大になるケースがある。また、本来は本人ではない生体データを本人であると誤認識する他人受け入れ率は、照合対象人数が多くなると一般に悪化する。そのため、通常は、生体認証処理の前に個人の絞り込みを行ってから照合処理を行う。
例えば、入退室管理システムでは、最初に、従業員カードを読み込ませ、または、従業員IDを入力させ、個人を特定してから生体認証を実行することが多い。しかし、このようなカードを利用する方式では、利用者は常にカードを携行する必要があり、また、IDを入力させる方式では、利用者がID番号などを記憶する必要がある。
このため、カードやID番号入力などを伴わずに認証できる生体認証方式として、特許文献2では、利用者ごとに好きな「記号」を定めて登録しておき、利用者がATMを利用する際に「記号」を入力させ、記号をキーとして本人の絞り込みを行ってから生体認証を行う生体認証方式が開示されている。
また、カードやID番号入力などを伴わずに認証できる生体認証方式として、登録してある個人情報(例えば、姓名や電話番号、生年月日等)を直接入力して、データベースから個人を絞り込みを行った後、生体認証を行う方式もある。
特開2007−52720号公報 特開平11−328421号公報
ところで、上記した特許文献1の技術では、生体認証の絞り込みなどを行うために、「記号」や「グループ番号」を入力させので、利用者は「記号」等を暗記する必要があり、利用者の負担になるという課題があった。
また、上記した個人情報を直接入力する方式では、公共の場で姓名や生年月日、電話番号といった個人情報を入力するので、第三者によって覗き見される危険性があり、心理的に抵抗感を感じるという課題があった。また、個人情報の直接入力には手間がかかり、利用者の負担になるという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、利用者の負担を軽減するとともに、第三者によって個人情報が覗き見される危険性が低減して、利用者の心理的抵抗感を低減することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このシステムは、利用者に対して質問を行い、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人認証システムであって、前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記個人情報記憶手段によって記憶された前記個人情報に関連する知識情報を記憶する知識情報記憶手段と、前記知識情報記憶手段によって記憶された前記知識情報に基づいて、質問を生成する質問生成手段と、前記質問生成手段によって生成された前記質問をし、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人絞込手段と、を備えることを要件とする。
開示のシステムは、個人情報を直接入力せずに済むので、利用者の負担を軽減するとともに、第三者によって個人情報が覗き見される危険性が低減して、利用者の心理的抵抗感を低減するという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る個人認証システム、個人認証方法および個人認証プログラムの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る個人認証システムの構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、絞り込みに利用する例として、図書の貸し出しシステムへ適用した例を説明する。
[個人認証システムの構成]
次に、図1を用いて、個人認証システム1の構成を説明する。図1は、実施例1に係る個人認証システム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この個人認証システム1は、貸し出し処理端末10、システム管理端末20、利用者情報データベース30、知識データベース40とで構成される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
利用者情報データベース30は、利用者に関する情報を保持するデータベースである。具体的には、利用者情報データベース30は、個人情報および生体情報データを保持している。ここで、利用者情報データベース30が保持する個人情報とは、図2に例示するように、利用申し込みの際に利用者が申請書に記入した情報で、姓名、生年月日、性別、住所、電話番号などである。
また、利用者情報データベース30が保持する生体情報データとは、個人認証を行う際に登録データとして使用する生体情報データである。例えば、利用者の指紋のパターン情報などが該当する。利用者が図書の貸し出しを行う際には、この登録された生体情報データと現在入力した生体情報データを照合することによって、本人かどうかの確認を行う。
知識データベース40は、利用者情報データベース30によって記憶された個人情報に関連する知識情報を記憶する。具体的には、知識データベース40は、後述する質問生成部14が質問を生成するための知識情報を保持するデータベースである。例えば、知識データベース40は、図3に例示するように、生年月日から干支や星座を算出するための情報などを持つ。
なお、生成される質問文自体については、質問生成部14が予めプログラムデータとして保持する構成とするようにしてもよいし、図3に例示するように質問文自体を知識データベース40に保持する構成としてもよい。
また、星座などは生年月日によって決まっているが、境界の日付では、必ずしも一意であるとは限らない。そのため、知識データベースが保持している星座と日付の関係をオーバーラップするように持つ構成とすることができる。
システム管理端末20は、システムに関する諸設定を行う端末である。例えば、生体認証処理で許容できる処理時間や許容できる他人受け入れ率等の設定を行う。また、知識データベースの更新や利用者情報の登録処理なども行う。
貸し出し処理端末10は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、表示部11、入力部12、生体認証センサ部13、質問生成部14、生体認証制御部15、生体認証エンジン16を備える。
表示部11は、利用者に様々な情報(例えば、質問や絞込み状況)を表示するものであり、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成される。例えば、表示部11は、図4に例示するように、後述する質問生成部14によって生成された質問(図の例では、利用者の星座に関する質問)を表示する。
また、表示部11は、利用者に答えを選択させる場合には、答えの選択肢とし本来存在しないダミーの回答をランダムに表示するようにしてもよい。ダミーの答えを入れることで、第三者が覗き見をした時に、情報を覚えられる可能性を低減する効果が得られる。このようなダミーが選択された場合に、本人以外の第三者が不正な処理を試みている可能性が有るため、その際にはシステム管理端末20に警告を表示するなどの対応を取ることができる。
また、表示部11は、図5に例示するように、絞り込みの状況を逐次画面に表示する。つまり、このように表示部11が絞り込みの状況を逐次画面に表示して、任意の時点で利用者が照合処理を実行することができる。
つまり、利用者によっては、照合処理に時間が掛ったとしても入力が煩わしいと感じる場合がある。その場合には、利用者が自分の好みの時点で照合処理を開始することができるようにする。そのために、表示部11が画面に現時点での絞り込み状況を表示し、例えば、表示部11は、「現在照合を行うと2秒掛ります」といった情報を表示しておき、利用者自身が十分と感じた段階で、照合処理を開始するためのボタンを用意しておく構成とする。
入力部12は、利用者からの質問に対する回答などを受け付けるデバイスであり、キーボードやマウス、トラックボールを備えて構成される。また、表示部11と兼用の構成にしてタッチパネルなどを利用することができる。
具体的には、図4に示すように、質問に対する回答が直接キーボードから入力させても良いし、あるいは、表示部11に複数の選択肢を表示し、マウスなどで利用者に選択させるようなインターフェースでも良い。また、タッチパネルを使う構成とし、利用者は回答の中から自分が該当する回答を選択するインターフェースも可能である。
また、図4に示すように、質問をパスする選択肢として用意しておくようにしてもよい。質問に対する回答について、実際には利用者が忘れているケースなどがあり得るからである。この場合は、利用者の絞り込みが十分に行われないため、認証処理に時間がかかるケースもあり得るが、パスを認めることで利用者が安心して利用することができるようになる。
なお、利用者の要求があった場合に、個人情報の直接入力を認めるようにしてもよい。つまり、利用者によっては個人情報を直接入力することにあまり抵抗を感じず、個人情報を直接入力したが方が簡単であると感じる場合もあり得る。そのような場合には、直接入力を認める構成としてもよい。
更に、個人情報の直接入力の認否を個人単位で設定することが可能な構成とすることができるようにしてもよい。例えば、十分な判断力を持つ大人の場合は、自由に選択をさせる一方、子供などの場合には安全性を考慮して直接入力を極力避けた方が望ましいと考えるケースがある。その場合、登録されている生年月日から判断して、10歳以下の子供の場合には、直接入力ボタンを無効にするといった構成とすることが可能である。また、この設定をシステム管理端末から随時更新可能な設計としておくことも可能である。
生体認証センサ部13は、生体認証に使用する生体情報データを入力するためのセンサである。例えば、指紋認証用の指紋センサなどが該当する。また、生体認証センサ部13として、指紋、顔認証、静脈認証、虹彩認証、網膜認証、音声認証など様々な生体認証センサを利用することが可能である。
質問生成部14は、知識データベース40に記憶された知識情報に基づいて、質問を生成し、生成された前記質問をし、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む(絞り込み処理については、後の図7を用いた処理の説明で詳述)。具体的には、質問生成部14は、所定の絞り込み、例えば、登録人数を10人以下に絞り込むための質問を順次生成し、表示部11に表示する。そして、質問生成部14は、生成された質問に対する利用者の回答に応じて、利用者を絞り込んだリストLを生成する。
ここで、質問生成部14は、知識データベース40に登録されている全ての質問を使っても必要な絞り込みが行えなかった場合に、照合処理に時間が掛るのはやむを得ず、その段階で生体認証処理を開始する。
このような場合には、質問生成部14は、システム管理端末20に警告を出し、システム管理者に知識データベース40の更新、あるいは生体認証エンジン16の更新などを促す。また、登録個人情報の一部を使った質問を新たに生成することで対処することもできる。例えば、電話番号の下一桁を利用者に回答させるようにしてもよい。
また、生体認証で本人であると確認された後に、改めて個人情報に関する質問を行うようにしてもよい。つまり、生体認証の結果、本人であると判断されたのに、本人なら当然知っているであろう事柄、例えば、自分の星座などを正しく回答できなかった場合、何らかの不正が行われている可能性が高いと予想することができる。
生体認証制御部15は、絞り込みが終了した段階で、生体認証処理を行う。具体的には、生体認証制御部15は、質問生成部14によって絞り込み処理が終了すると、利用者に対して生体認証に使用する生体データの入力を促し、それを生体認証センサ部13から取得する。
続いて、生体認証制御部15は、質問生成部14が絞り込んだリストLから順に利用者Noを取り出し、該当する利用者の登録生体情報データと、今現在入力した生体情報データを照合するよう順番に生体認証エンジン16に要求する。
そして、生体認証制御部15は、生体認証エンジン16から照合結果である類似度を受信し、最も類似度が高かった利用者Noを決定する。また、最も高かった類似度が所定の閾値よりも低かった場合には、該当する利用者なしと判断し、エラーを表示する。
ここで、上記の所定の閾値を、最終的に絞り込んだリストの要素数nLに応じて可変とする構成にしてもよい。つまり、リストに残った人数が多い場合には、他人受け入れの確率が高い一方、少ない場合には他人受け入れ率の確率が低いため、リストに残った人数nLに対して、予めテーブルを設定しておき、類似度の閾値=F(nL)という形で閾値を設定する。一方、最も高かった類似度が所定の閾値よりも高かった場合には、該当する利用者Noに対して図書の貸し出し処理を実行する。
また、生体認証制御部15は、生体認証を利用するために登録済の利用者の絞り込みを行う際に、この人数以下まで絞り込む必要があるという目標絞り込み数Ntを決定する。具体的には、生体認証制御部15は、一人分の生体情報データの処理に必要な「処理時間」と、他人同士のデータを本人であると誤って認識する確率を示す「他人受け入れ率」とに応じて、目標絞り込み数Ntを決定して質問生成部14に通知する。
ここで、目標絞り込み数Ntを決定する条件となる「処理時間」および「他人受け入れ率」について説明する。「処理時間」とは、一人分の生体情報データの処理に必要な処理時間であり、生体認証エンジンやハードウェアの処理能力によって決まっている。その一人分の時間をt[秒]とすると、照合処理をN回行うと、処理時間は一般に(N*t)[秒]となる。
一方、システム運用上の理由から、照合処理はT[秒]以内に完了したいという要求がある。この条件から、照合人数を「N1=(T/t)人」以下に絞り込む必要がある。なお、認証エンジンが非常に高速な場合や登録人数が少ない場合には、絞り込みを行わなくともよい。この場合には、直ちに生体データの入力、照合処理を行うことができる。
また、「他人受け入れ率」とは、他人同士のデータを本人であると誤って認識する確率であり、1:1照合の場合の他人受け入れ率をrとすると、照合対象人数がN人の場合には、他人受け入れ率が大よそ(N*r)となる。これは、照合処理をN回行うため、どれか1つが偶然一致してしまう確率がNに比例して増える為である。
一方、システムとして許容できる他人受け入れ率Rを事前に設計するのが一般的である。システムとしての他人受け入れ率をR以下とするためには、照合人数を「N2=R/r」以下に絞り込む必要がある。
このように、生体認証制御部15は、上記2つの条件「処理時間」および「他人受け入れ率」から、システムの絞り込み人数Ntを決定する。例えば、生体認証制御部15は、目標絞り込み数Ntを決定する処理として、N1およびN2を算出し、いずれか値が小さい方を目標絞り込み数Ntとして決定する。
なお、生体認証エンジン16に関する数値データ(上記のtやr)について、生体認証エンジン16が保持しておき、生体認証制御部15が値を取り出すようにしてもよいし、生体認証エンジン16の仕様書などからシステム管理端末20を経由して手動で値を設定するようにしても良い。また、Ntの計算を生体認証制御部15でなく、システム管理端末20で行い、生体認証制御部15に通知するようにしても良い。また、Ntの値をシステム管理者がシステム管理端末20を使って直接入力する構成としても良い。
生体認証エンジン16は、登録済の生体情報データと認証のために入力された入力生体情報データとの照合処理を行う。具体的には、生体認証エンジン16は、生体認証制御部15からの要求を受け付けると、生体情報の照合を行い、どの程度両者が似ているかを表わす類似度を算出し、生体認証制御部15に通知する。
[個人認証システムによる処理]
次に、図7を用いて、実施例1に係る個人認証システム1による絞り込み処理を説明する。図7は、実施例1に係る個人認証システムの処理動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、貸し出し処理端末10の質問生成部14は、リストLを初期化する(ステップS101)。ここで、リストLとは、現在における絞り込みの結果を格納するリストであり、初期状態では、登録済みの全利用者の登録Noをセットしている。ここで登録Noとは、利用者一人一人に割りつけてある番号である。
そして、質問生成部14は、登録No数であるn(つまり、絞り込み対象人数N)をリストLから取得する(ステップS102)。続いて、リストLにセットされている人数nが目標絞り込み数Ntよりも少ないか判定する(ステップS103)。
その結果、質問生成部14は、nがNtより少ないと判定した場合には(ステップS103肯定)、その時点で絞り込みは終了で、リストLに登録されている利用者に対して生体認証処理を行う。なお、登録されている人数が少ない場合には、絞り込みを行わなくてもこの条件が成立し、利用者はすぐに生体認証処理を実行することができる。
一方、質問生成部14は、nがNt以上であると判定した場合には(ステップS103否定)、知識データベース40にアクセスし、登録されている質問から現在の絞り込み処理で未使用の質問の質問Noを取得する(ステップS104)。なお、質問生成部14は、未使用の質問が複数あった場合には、順に使用してもよいし、ランダムに使用してもよい。
そして、質問生成部14は、取得した質問No=iの質問を表示部11に表示する(ステップS105)。その後、質問生成部は、質問No=iに対する利用者からの回答を入力部12を介して取得する(ステップS106)。
その後、質問生成部14は、利用者からの回答と知識データベースの回答データとから、リストLを更新する(ステップS107)。具体的には、質問生成部14は、リストLの中で、今回の質問で得られた利用者属性情報を持っていない利用者の利用者Noをリストから削除する。その後、ステップS102に戻って、リストLに含まれる利用者数nが所定の数Nt以下になるまで繰り返す。
[実施例1の効果]
上述してきたように、個人認証システム1は、個人に関する情報(生年月日、住所、所属情報など)を直接入力するのではなく、該当する個人情報に関する質問を知識を基に生成し、利用者に回答させるので、利用者の負担を軽減するとともに、第三者によって個人情報が覗き見される危険性が低減して、利用者の心理的抵抗感を低減することが可能である。
また、個人認証システム1では、個人情報を直接入力せずに済むので、利用者の負担を軽減するとともに、第三者によって個人情報が覗き見される危険性が低減して、利用者の心理的抵抗感を低減することが可能である。
つまり、利用者は絞り込みに必要な最低限度の質問に答えれば十分なので、個人情報を全て入力する場合に比べて手間が低減する。例えば、タッチパネルを使って星座などを選択するユーザーインターフェースとすれば、利用者は画面を見て自分の星座を選択するだけで良いため、生年月日等を直接入力する方式に比べて、入力の手間を低減することが可能である。
また、個人認証システム1では、システム側が作成した質問に対して回答を要求することによって、セキュリティを向上させることが可能である。つまり、個人情報を直接入力する方式では、何らかの方法によって入手した個人情報を第三者が入力することは容易であるが、知識情報を使った質問にその場ですぐに回答するのは容易ではない。例えば、他人の干支や星座を即座に答えられるものではない。もちろん、これらの情報は時間を掛けて調べれば分かる内容であるため、100%の信頼性を保証するものではないが、一定の抑止力としての効果がある。
また、個人認証システム1では、生体認証で本人であると確認された後に、改めて個人情報に関する質問を行う構成とすることができる。つまり、この方法では、生体認証の結果、本人であると判断されたのに、本人なら当然知っているであろう事柄、例えば、自分の星座などを正しく回答できなかった場合、何らかの不正が行われている可能性が高いと予想することが可能である。
また、個人認証システム1では、識別キーを利用する方法に比べると、登録済みの情報から絞り込みに必要な質問を質問生成部14が生成し、利用者がそれに答えるだけでよいため、新たに情報を記憶する必要がなく、利用者の負担が軽くすることが可能である。
ところで、上記の実施例1では、生体認証処理の絞り込みを利用する例として、図書の貸し出しシステムへ適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、生体認証処理の絞り込みを利用する例として、オフィスなどにおいて、既存の入退室管理システムに後付で、本発明の処理を追加する場合を説明する。ここで既存の入退室管理システムとは、例えば、従業員カードとパスワードを組み合せて利用する入退室管理システムや、従業員IDの直接入力と生体認証を組み合せたシステムである。
そこで、以下の実施例2では、既存の入退室管理システムに対して本発明を適用する場合として、図8〜図10を用いて、実施例2における個人認証システム1aの構成について説明する。図8は、実施例2に係る個人認証システムの構成を示すブロック図である。図9は、実施例2に係る従業員データベースの例を示す図である。図10は、実施例2に係る知識データベースの例を説明するための図である。
図8に示すように、実施例2における個人認証システム1aでは、実施例1の個人認証システム1と比較して、従業員に関する情報を記憶する従業員データベース50を備える点が異なる。この従業員データベース50および生体情報データベース30aは、既存の入退室管理システムのものであり、本発明を適用するにあたって、データベースとしては、知識データベース40aが後付けで追加されているものとする。
ここで、個人認証システム1aにおける従業員データベース50および知識データベース40aの例を図10、図11を用いて説明する。従業員データベース50は、図10に示すように、従業員データベースに従業員番号が登録されているが、例えば、従業員番号の先頭2桁は入社年度を表わす、といったルールに基づいて割り振られている場合がある。このようなケースでは、登録されている従業員番号から入社年度を算出することが可能である為、入社年度を質問することによって絞り込みが可能となる。
また、図11に示すように、知識データベース40aでは、オフィスを例にしているため、実施例1と異なり、登録されている所属情報からオフィスのフロアやドア番号などの質問を記憶している。
質問生成部14aは、知識データベース40aに登録されている複数の質問から質問を選択する際、絞り込み効果の高い質問から順番に選択する構成とすることができる。例えば、フロアが3つしかない場合には、フロアを選択させるよりも生年月日から星座を選択させた方が絞り込みを迅速に行うことができる。
その為、質問生成部14aは、複数の質問があった時、各質問ごとの予想絞り込み数を計算し、最も絞り込み効果が高い質問を優先的に選択してもよい。また、知識データベース40aの各質問に対して優先度を設定しておき、優先度に従って質問を選択する構成とすることも可能である。
また、質問生成部14aは、質問として、「オフィスは何階ですか?」といった文字列による質問だけでなく、オフィスのドアの写真などを選択させるという構成とすることができる。例えば、オフィスの床の色やドアの写真、オフィスから見える風景などは、該当する従業員であれば当然知っている情報であり、これらの写真を選択する構成とすることもできる。
また、知識データベース40aは、随時更新可能な構成とし、所属情報などが変わった際にはシステム管理端末20経由で随時更新される。この際知識データベース40aは、新しい所属情報や関連する情報を利用者本人が把握しきれていないケースがあり得るため、所属が変わった直後から一定期間まで、暫定的に以前の所属情報の入力も認めるようにしてもよい。
また、質問生成部14aは、知識を用いた質問を利用者に回答させるため、例えば、オフィスのフロアや向き(南側にある)など一般には知られていないが、本人なら当然知っている質問に対して回答させることによって、セキュリティを向上させることができる。このセキュリティはパスワードのように万全なものではないが、抑止力として効果がある。
また、質問生成部14aは、生体認証で本人確認ができた後に更に別の質問をする構成とするようにしてもよい。つまり、質問生成部14aは、生体認証で本人であるという結果がでたにも関わらず、当人であれば当然知っている質問に答えられない場合には、何らかの不正が行われた可能性がある。その場合、ログに記録して監視カメラの画像を確認できるようにしたり、システム管理端末20に警告を表示するといった対処をとることができる。
ところで、本発明では、インターネットのサイトなどで個人情報を入力する際の確認に用いる場合に適用してもよく、例えば、会員制のサイトで利用者にユーザーIDを発行する際の個人情報の入力などにおいて、知識情報を使用するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例3では、図11〜図13を用いて、会員制のサイトで利用者にユーザーIDを発行する際の個人情報の入力などにおいて、個人情報を入力する際の確認に知識情報を用いる場合を説明する。
図11に示すように、Webサーバ10bは、質問生成部14b、httpサーバ17、会員情報データベース30bおよび知識データベース40を備える。以下、上記の実施例1と異なる部分について説明する。
知識データベース40は、入力した情報に間違いがないことを確認用の質問として、図12に例示するように、入力した情報が生年月日だった場合には、対応する星座や干支を確認する質問を記憶している。
httpサーバ17は、図13に示すように、個人情報を登録する際、姓名、生年月日、住所を入力するフォームを表示し、利用者に入力させる。そして、httpサーバ17は、利用者がデータを入力した後、「確認」ボタンを押すことで確認画面に進む。
この時、質問生成部14bは、利用者が入力した個人情報および知識データベース40の知識情報に基づいて、確認用の質問を生成する。例えば、図13に示すように、生年月日から干支や星座、住所から最寄駅などを確認し、間違いがないことを質問して確認する。
このように、利用者が入力した個人情報および知識データベース40の知識情報に基づいて、確認用の質問を生成して、入力した情報とは異なった形で質問を行うので、利用者は間違えに気付きやすい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例3として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)質問例
本発明では、知識情報に基づいて、生成する質問例として、図14〜図19に例示するような質問を生成するようにしてもよい。具体的には、図14〜図19に例示するように、生年月日に対する質問、姓名に関する質問、所属に関する質問、学校に関する質問、住所に関する質問、メールに関する質問を生成して、個人を絞り込むようにしてもよい。
(2)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、表示部11と入力部12を統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(3)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図20を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図20は、個人認証プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、質問生成装置としてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮する個人認証プログラム、つまり、図20に示すように、質問生成プログラム631が予め記憶されている。なお、プログラム631については、図1に示した個人認証システム1の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631をROM630から読み出して実行することで、図20に示すように、プログラム631は、質問生成プロセス641として機能するようになる。プロセス641は、図1に示した質問生成部14に対応する。
また、HDD610には、図20に示すように、利用者データテーブル611および知識データテーブル612が設けられる。なお、利用者データテーブル611および知識データテーブル612は、図1に示した利用者情報データベース30および知識データベース40に対応する。そして、CPU640は、利用者データテーブル611および知識データテーブル612に対してデータを登録するとともに、利用者データテーブル611および知識データテーブル612から利用者データ621および知識データ622を読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納された利用者データ621および知識データ622に基づいて処理を実行する。
以上の実施例1〜4を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)利用者に対して質問を行い、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人認証システムであって、
前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
前記個人情報記憶手段によって記憶された前記個人情報に関連する知識情報を記憶する知識情報記憶手段と、
前記知識情報記憶手段によって記憶された前記知識情報に基づいて、質問を生成する質問生成手段と、
前記質問生成手段によって生成された前記質問をし、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人絞込手段と、
を備えることを特徴とする個人認証システム。
(付記2)前記個人絞込手段によって個人の絞り込みが行われた後に、絞り込まれた人数が所定の人数より少なくなった場合には、認証処理を行う認証手段をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の個人認証システム。
(付記3)前記個人絞込手段によって個人の絞り込みが行われた後に、絞り込みの状況を表示する絞込状況表示手段と、
前記認証処理を開始する旨の要求を受け付ける認証開始受付手段と、をさらに備え、
前記認証手段は、前記認証開始受付手段によって認証処理を開始する旨の要求が受け付けられると、認証を行うことを特徴とする付記2に記載の個人認証システム。
(付記4)前記質問に対する回答に代えて、個人情報の直接入力を受け付ける個人情報受付手段をさらに備えることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の個人認証システム。
(付記5)前記質問生成手段によって生成された前記質問に対する回答をパスするパス要求を受け付けるパス要求手段をさらに備え、
前記個人絞込手段は、前記パス要求手段によって前記パス要求を受け付けた場合には、前記質問を変更することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の個人認証システム。
(付記6)利用者から入力された情報に間違いがないことを確認する入力確認システムであって、
前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
前記個人情報記憶手段によって記憶された前記個人情報に関連する知識情報を記憶する知識情報記憶手段と、
前記個人情報記憶手段によって記憶された前記利用者の個人情報と、前記知識情報記憶手段によって記憶された前記知識情報とに基づいて、質問を生成する質問生成手段と、
前記質問生成手段によって生成された前記質問のうち、前記利用者から入力された情報に対応する質問をし、当該入力された情報に間違いがないことを確認する入力確認手段と、
を備えることを特徴とする入力確認システム。
(付記7)利用者に対して質問を行い、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人認証方法であって、
前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶工程と、
前記個人情報記憶工程によって記憶された前記個人情報に関連する知識情報を記憶する知識情報記憶工程と、
前記知識情報記憶工程によって記憶された前記知識情報に基づいて、質問を生成する質問生成工程と、
前記質問生成工程によって生成された前記質問をし、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人絞込工程と、
を含んだことを特徴とする個人認証方法。
(付記8)利用者に対して質問を行い、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人認証方法をコンピュータに実行させる個人認証プログラムであって、
前記利用者の個人情報を記憶する個人情報記憶手順と、
前記個人情報記憶手順によって記憶された前記個人情報に関連する知識情報を記憶する知識情報記憶手順と、
前記知識情報記憶手順によって記憶された前記知識情報に基づいて、質問を生成する質問生成手順と、
前記質問生成手順によって生成された前記質問をし、当該質問に対する回答を用いて、個人を絞り込む個人絞込手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする個人認証プログラム。
実施例1に係る個人認証システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係る登録データベースの例を示す図である。 実施例1に係る知識データベースの例を説明するための図である。 入力画面の例を説明するための図である。 状態表示の例を説明するための図である。 質問生成処理を説明するための図である。 実施例1に係る個人認証システムの処理動作を示すフローチャートである。 実施例2に係る個人認証システムの構成を示すブロック図である。 実施例2に係る従業員データベースの例を示す図である。 実施例2に係る知識データベースの例を説明するための図である。 実施例3に係る個人認証システムの構成を示すブロック図である。 実施例3に係る知識データベースの例を説明するための図である。 入力確認画面の例を説明するための図である。 生年月日に関して生成される質問例を示す図である。 姓名に関して生成される質問例を示す図である。 所属に関して生成される質問例を示す図である。 学校に関して生成される質問例を示す図である。 住所に関して生成される質問例を示す図である。 メールアドレスに関して生成される質問例を示す図である。 個人認証プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 貸し出し処理端末
11 表示部
12 入力部
13 生体認証センサ部
14 質問生成部
15 生体認証制御部
16 生体認証エンジン
20 システム管理端末
30 利用者情報データベース
40 知識データベース

Claims (6)

  1. 予め記憶された複数の照合用生体情報と、入力された生体情報とを照合して生体認証を行う生体認証システムにおいて
    予め記憶された利用者の個人情報に関する質問を生体情報を入力した利用者に対して行い、該質問に対する回答に応じて、前記生体認証に用いる照合用生体情報を限定する処理を繰り返し行う限定手段と、
    前記限定手段によって限定された照合用生体情報の数が、前記生体情報を一つの照合用生体情報と照合する際に要する時間と所定の他人受入れ率とに基づいて決定された閾値以下である場合に、該限定された照合用生体情報と前記生体情報とを照合して前記利用者を認証する認証手段と、
    を備えることを特徴とする生体認証システム。
  2. 前記認証手段は、前記認証の開始を指示する情報が前記利用者によって入力された場合、該認証を開始する
    ことを特徴とする請求項1記載の生体認証システム。
  3. 前記限定手段は、前記個人情報に関する質問として、該利用者の個人情報を要求し、該質問に対する回答として入力された該利用者の個人情報を用いて処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の生体認証システム。
  4. 前記限定手段は、前記質問に対する回答をパスすることを要求する情報が前記利用者によって入力された場合、該質問とは異なる質問を該利用者に対して行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の生体認証システム。
  5. 予め記憶された複数の照合用生体情報と、入力された生体情報とを照合して生体認証を行う生体認証方法において、
    予め記憶された利用者の個人情報に関する質問を生体情報を入力した利用者に対して行い、該質問に対する回答に応じて、前記生体認証に用いる照合用生体情報を限定する処理を繰り返し行う限定工程と、
    前記限定工程によって限定された照合用生体情報の数が、前記生体情報を一つの照合用生体情報と照合する際に要する時間と所定の他人受入れ率とに基づいて決定された閾値以下である場合に、該限定された照合用生体情報と前記生体情報とを照合して前記利用者を認証する認証工程と、
    を含んだことを特徴とする生体認証方法。
  6. 予め記憶された複数の照合用生体情報と、入力された生体情報とを照合して生体認証を行う生体認証方法をコンピュータに実行させる生体認証プログラムにおいて、
    予め記憶された利用者の個人情報に関する質問を生体情報を入力した利用者に対して行い、該質問に対する回答に応じて、前記生体認証に用いる照合用生体情報を限定する処理を繰り返し行う限定手順と、
    前記限定手順によって限定された照合用生体情報の数が、前記生体情報を一つの照合用生体情報と照合する際に要する時間と所定の他人受入れ率とに基づいて決定された閾値以下である場合に、該限定された照合用生体情報と前記生体情報とを照合して前記利用者を認証する認証手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする生体認証プログラム。
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