JP5269360B2 - ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップ、とくに容器内に充填した加熱殺菌された内容液によりキャップの上蓋内の空気が加熱され、内圧が上昇することにより、上蓋が開蓋することを防止したヒンジキャップに関するものである。
殺菌のため加熱された内容液を充填するヒンジキャップにおいて、内容液を充填し、ヒンジキャップを打栓した後、容器内部を殺菌し、次いで容器外部より温水シャワーで洗浄、冷却することは従来より行われている。
そしてまた、殺菌のための加熱処理によるキャップ内の空気圧の上昇により、上蓋が開蓋することを防止するために、キャップ本体の係合用の突出部に係合する上蓋の突出部に、主突起と補助突起を設け、係止機構を二重にして上蓋の開蓋を防止することも、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−35061号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来のヒンジキャップは、補助突起の係合によって、それ以上の上蓋の上昇を抑制し、上蓋の開蓋を防止するようにしているので、使用者が上蓋を開閉するためには、補助突起をキャップ本体の係合用の突出部を乗り越えさせなければならず、開蓋の際に大きな力が必要であるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、加熱によるキャップ内の空気の圧力上昇により、ヒンジキャップの上蓋が圧力上昇により開蓋することがなく、また、使用者がそれ程強い力を必要としないで上蓋を開閉できるヒンジキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ヒンジキャップとして、容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、キャップ本体は、注出筒と、容器口筒部に嵌着される係合筒部と、係合筒部の外周に設けられ、上端外周にヒンジを連設する外周筒部とを具え、係合筒部は、上端に上蓋と合する蓋係合部を具え、外周筒部は、ヒンジの反対側の外周上端に、切断可能な弱化部を介して側方に張り出した蓋保持部が設けられ、蓋保持部は、該弱化部に連接された底壁と、底壁の両側に立設された側壁と、双方の側壁の前縁上部の間に架設された押さえ部材を具え、側壁の内面後部には、係合凸部を設け、押さえ部の後面には、係合面を設け、上蓋は、頂壁と、外筒壁を具え、外筒壁の内周下端は、拡径され、キャップ本体の係合筒部の蓋係合部と合する係合部が設けられ、外周下端の所定の位置には、ヒンジが連設され、ヒンジの反対側には、中央に突出部を設けた摘み部が配設され、摘み部の突出部には、根本部両側に、蓋保持部の側壁の係合凸部と嵌合する係合凹部が形成され、中央部に、蓋保持部の押さえ部材と当接する傾斜面が形成され、該摘み部の突出部が、キャップ本体の蓋保持部の押さえ部材合されていることを特徴とする構成を採用する。
キャップ本体の外周筒部のヒンジ反対側の外周上端に、切断可能な弱化部を介して側方に張り出した蓋保持部を設け、該蓋保持部の押さえ部材と、上蓋に設けた摘み部の突出部とを嵌合させるようにしたから、キャップ本体の蓋係合部と上蓋の係合部の嵌合とともに、二個所によって嵌合されるようになり、上蓋内の圧力上昇による開蓋を防止するとともに、嵌合力を分散させたので、使用者はより少ない力で、上蓋を開くことができるようになった。
次に、本発明のヒンジキャップについて図面を参照して説明する。
図1、2おいて、Aは容器本体に打栓されるキャップ本体、Bはキャップ本体AにヒンジCを介して一体成形された上蓋である。
キャップ本体Aは、底壁1と、底壁1の周縁に連設される注出筒2と、注出筒2の下端外周よりリング状底壁3を介して連設される係合筒部4と、係合筒部4外周に一定の間隔を持って連設され、上端外周にヒンジCを連設する外周筒部5とからなっている。
底壁1には、注出口を開口する薄肉の弱化部6により区画された除去部7が設けられており、除去部7の上面には、開口時に、除去部7を引上げるプルリング8が設けられている。
係合筒部4は、リング状の上壁9と、上壁9の内周縁に垂設され、内周にリング状底壁3外周縁と接続する内筒10と、上壁9の外周縁に垂設された外筒11と、上壁9の上部に立設され、上蓋Bと嵌合する蓋係合部12とからなっている。
外筒11の内周には、容器本体の口筒部外周と係合する係合突条13が設けられており、係合筒部4は、打栓時に、内筒10外周と外筒11内周により、容器本体の口筒部を挟持し、キャップ本体Aを容器本体の口筒部に装着させる。
外筒11の下端外周と外周筒部5の下端内周は、外周筒部5のヒンジCの反対側に設けられた連結片14と、間隔をおいて複数配設された破断可能な弱化片15とを介して連設されている。
蓋係合部12の外周には、外筒11外周より縮径された縮径部16と、その上端部に縮径部16より拡径された膨出部17とが形成されている。
外周筒部5のヒンジCの反対側の外周上端には、切断可能な弱化部18を介して側方に張り出した蓋保持部19が設けられている。
蓋保持部19は、弱化部18に連設された底壁20と、底壁20の両側に立設された側壁21と、双方の側壁21の前縁上部の間に架設された円弧状の押さえ部材22とからなっている。
側壁21の内面後部には、係合凸部23が設けられており、押さえ部材22の後面には、後述する摘み部の傾斜面に当接する係合面24が形成されている。
上蓋Bは、頂壁30と、頂壁30の周縁に垂設された外筒壁31とからなり、頂壁30下面には、キャップ本体Aの注出筒2の内周に挿入される密封リング32が垂設されている。
外筒壁31の内周下端は、拡径され、キャップ本体Aの係合筒部4の蓋係合部12外周と嵌合する係合部33が設けられており、外周下端の所定の位置には、ヒンジCが連設され、ヒンジCの反対側には、摘み部34が配設されている。
係合部33は、キャップ閉蓋時にキャップ本体Aの蓋係合部12の上面に当接し、係合する上内面33aと、蓋係合部12の外周と係合する側内面33bとから形成され、側内面33bの下端には、キャップ本体Aの蓋係合部12の膨出部17と係合する係合突部35が設けられている。
摘み部34は、中央部に突出部34aが設けられ、該突出部34aには、キャップ本体Aの蓋保持部19の押さえ部材22の係合面24と当接する傾斜面36が形成され、突出部34aの根本部両側に、蓋保持部19の両側の側壁21の係合凸部25と嵌合する係合凹部37が形成されている。
次に、本実施例のヒンジキャップの作用効果について説明する。
ヒンジキャップの閉蓋にあたっては、上蓋Bの係合部33とキャップ本体Aの蓋係合部12とを合させるとともに、上蓋Bの摘み部34の突出部34aとキャップ本体Aの蓋保持部19の押さえ部材22とを嵌合させ、上蓋Bをキャップ本体Aに閉蓋する。
容器本体内に加熱された内容液を充填し、容器本体の口筒部に、閉蓋したヒンジキャップを上方から打栓する。
本発明のヒンジキャップは、上蓋Bの摘み部34の傾斜面36と係合凹部37が、キャップ本体Aの蓋保持部19の係合面24と係合凸部23に嵌合し、押さえ部材22が摘み部34の傾斜面36に当接することにより、上蓋Bのキャップ本体Aに対する嵌合力を付加するので、上蓋Bの係合部33とキャップ本体Aの蓋係合部12との嵌合力がそれほど強くなくても、上蓋B内の内圧上昇による開蓋を防止することができる。
加熱充填直後のキャップ本体Aと上蓋Bの嵌合力は、6〜13ニュートンであればよく、蓋係合部12による嵌合力と蓋保持部19による嵌合力への配分は、適宜に設定することができる。
上蓋Bを開蓋する際には、キャップ本体Aの蓋保持部19に指などを掛け、上方に持ち上げると、図3に示すように、キャップ本体Aの蓋保持部19と外周筒部5とを連設する弱化部18が切断され、蓋保持部19が上蓋Bの摘み部34に嵌合したまま、上蓋Bが開蓋される。
必要であれば、開蓋後に蓋保持部19の押さえ部材22の下方から力を加え、押さえ部材22を変形させ、摘み部34と蓋保持部19との嵌合を外し、蓋保持部19から摘み部34を外してもよい。
本発明のヒンジキャップは、打栓時の閉蓋により、上Bの摘み部34の突出部34aとキャップ本体Aの蓋保持部19の押さえ部材22が嵌合し、上蓋Bのキャップ本体Aに対しての嵌合力を付加するので、上蓋Bの係合部33とキャップ本体Aの蓋係合部12との嵌合力を弱く設定することができ、使用者による開蓋の際には、蓋保持部19と摘み部34による上蓋Bとキャップ本体Aとの嵌合を外すことができ、使用者がより上蓋を開蓋し易くすることができる。
本発明のヒンジキャップは、容器を廃棄する際、まず、上蓋Bを開蓋し、上蓋Bを引張り上げることにより、ヒンジCを介してキャップ本体Aの外周筒部5を上昇させ、外周筒部5と係合筒部4との間の弱化片15を切断する。
次に、外周筒部5と係合筒部4との間の連結片14を支点として、外周筒部5のヒンジC側が上昇し、さらに上蓋Bを引張ることで、外周筒部5の連結片14側も上昇させる。
最後に、連結片14を介して係合筒部4の外筒11の連結片14側が引張られることで、係合筒部4の外筒11が変形し、キャップ本体Aと容器本体の口筒部との係合を外して、簡単にヒンジキャップを容器本体から外して、分別廃棄することができる。
本発明は、ヒンジキャップにおいて、容器内の内容液、または、温水シャワーによりヒンジキャップ内の空気が加熱され、内圧が上昇しても、ヒンジキャップの上蓋が開蓋することを防止でき、各種の加熱充填する内容液の容器のヒンジキャップとして広く利用することができる。
本発明のヒンジキャップの説明図で、(a)は断面立面図、(b)は要部拡大図である。 ヒンジキャップの閉蓋前の上面図である。 ヒンジキャップの打栓後、開蓋時の要部拡大説明図である。
符号の説明
A キャップ本体
B 上蓋
C ヒンジ
1 底壁
2 注出筒
3 リング状底壁
4 係合筒部
5 外周筒部
6、18 弱化部
7 除去部
8 プルリング
9 上壁
10 内筒
11 外筒
12 蓋係合部
13 係合突条
14 連結片
15 弱化片
16 縮径部
17 膨出部
19 蓋保持部
20 底壁
21 側壁
22 押さえ部材
23 係合凸部
24 係合面
30 頂壁
31 外筒壁
32 密封リング
33 係合部
33a 上内面
33b 側内面
34 摘み部
34a 突出部
35 係合突部
36 傾斜面
37 係合凹部

Claims (1)

  1. 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、
    キャップ本体は、注出筒と、容器口筒部に嵌着される係合筒部と、係合筒部の外周に設けられ、上端外周にヒンジを連設する外周筒部とを具え、
    係合筒部は、上端に上蓋と合する蓋係合部を具え、
    外周筒部は、ヒンジの反対側の外周上端に、切断可能な弱化部を介して側方に張り出した蓋保持部が設けられ、
    蓋保持部は、該弱化部に連接された底壁と、底壁の両側に立設された側壁と、双方の側壁の前縁上部の間に架設された押さえ部材を具え、
    側壁の内面後部には、係合凸部を設け、
    押さえ部の後面には、係合面を設け、
    上蓋は、頂壁と、外筒壁を具え、
    外筒壁の内周下端は、拡径され、キャップ本体の係合筒部の蓋係合部と合する係合部が設けられ、
    外周下端の所定の位置には、ヒンジが連設され、ヒンジの反対側には、中央に突出部を設けた摘み部が配設され、
    摘み部の突出部には、根本部両側に、蓋保持部の側壁の係合凸部と嵌合する係合凹部が形成され、中央部に、蓋保持部の押さえ部材と当接する傾斜面が形成され、
    摘み部の突出部が、キャップ本体の蓋保持部の押さえ部材合されていることを特徴とするヒンジキャップ。
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